あやめ速報-SSまとめ-

ほむら「話を逸らさないでくれる？」

さやか「あんたのせいだよ」

ほむら「まあいいわ。それより私がこんなこと気にしてるかわかる？」

さやか「さあ」

ほむら「心配してるの……まどかは男子中学生の性欲を舐めてるわ」

さやか「あーそういうことね、てっきり理性が押さえられないとかそんなことかと」

ほむら「ギクッ！！」

さやか「わずか数秒で人の期待を裏切るところ好きじゃないよ」

ほむら「それほどでもないわ」ﾌｧｻ

ほむら「そういえばあなたもノーブラじゃない」

さやか「いや寝起きだし、しかもなんであたしの部屋にいんの？」

ほむら「大丈夫、親御さんには断ってあるわ」

さやか「そういう問題じゃないんだけど？」

ほむら「まだ何かあるの？早く話を再開したいんだけど？」

さやか「う、うざい……というかなんでノーブラって知ってるのよ」

ほむら「……」ﾋｭｰ

さやか「おい」

さやか「なんか胸ベトベトするし……見さかいなさすぎだよ」

ほむら「みんな平等に愛してるわよ。まどかは特別だけど」

さやか「浮気者はみんなそういうんだよ」

ほむら「そ、そんなことないわ……！」ﾀﾞｯ

さやか「じゃああたしをあんたの特別にしてよ」

ほむら「セフレなら」

さやか「やっぱ最低だわあんた」

さやか「冗談ばっか言ってるとまどかに嫌われるよ？」

ほむら「……冗談だとしても愛してあげられるわよ」ｻﾜｯ

さやか「目がマジなんだけど」

ほむら「好きよ……さやか」ｷﾞｭｳ

さやか「ほむら……」

ほむら「３番目くらいに」

さやか「……あっそ」

ほむら「あれ？突っ込みは？」

さやか「……バーカ」

杏子「なにしてんだお前ら……？」

さやか「あんたいつの間に」

ほむら「実はさやかに交際を申し込まれたの」

杏子「はぁぁ！？」

さやか「いやいやだいぶ違うから」

杏子「ちょっと合ってるってことじゃねーか」

ほむら「ノーブラで私を誘惑してきてそれで……」

杏子「なんだと……」

さやか「これ以上話をややこしくしないで」

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───

さやか「───ってことよ」

杏子「なんだ、そんなことだったのか」

さやか「もう早とちりしないでよね。まあほとんどほむらが悪いんだけど」

ほむら「杏子、参考にまで聞きたいんだけど」

杏子「なんだ？」

ほむら「なんでノーブラなの？」

杏子「は？そんなの気にしたことなかったわ」

ほむら「おのれの性的さに無自覚……けしかｒ……すばらしい」

さやか「本当になんで相談しにきたのよあんた」

───翌日

ほむら「……」ｼﾞｰｯ

まどか「ほむらちゃん？」

ほむら「ノーブラ……じゃない？」

まどか「えええっ！？……それはそうだけど///」

ほむら「でも一昨日、あなたはノーブラだったはずよ！！」


ｻﾞﾜｻﾞﾜ……ｻﾞﾜｻﾞﾜ……ｻﾞﾜｻﾞﾜ……


まどか「ほ、ほむらちゃんもうちょっと静かに……///」

ほむら「でもまどかがノーブラだったのよ！！？」

さやか「分かったから落ち着け」

───昼休み

マミ「鹿目さんが辱しめられたですって？」

まどか「そうなんです……」

ほむら「どこの馬の骨か知らないけど絶対に許せないわ」

さやか「どっから湧いてきた馬の骨」

マミ「いい加減しなさい暁美さん。あなたのおふざけは度が過ぎるわ」

ほむら「私はいたって真面目よ？」

さやか「なお悪いわ」

ほむら「元はといえばまどかがノーブラだったのが悪いのよ」

マミ「それは本当なの？鹿目さん」

まどか「はい……///」

マミ「でも理由があったのよね。教えてくれる？」

まどか「その、実は……なくしちゃったんです」

さやか「あーもう分かっちゃった」

まどか「水泳の授業が終わって、着替えようとしたらブラジャーがなくなってて……」

マミ「盗まれたってわけね」

ほむら「許せない……いったい誰が……？」

さやか「あんたが犯人でしょうが」

ほむら「私にブラジャーなんて必要だと思う？」ﾍﾟﾀｰﾝ

マミ「確かにそうね」ﾄﾞﾀﾌﾟｰﾝ

ほむら「ぐっ……！」

さやか「結局自滅かい」

ほむら「でも言わせてもらうけど、私はパンツも拝借したのよ」

さやか「さらに罪を重ねただけだね」

杏子「じゃあ昨日まどかはノーパンノーブラだったってことか？」

マミ「そうなるわね」

ほむら「いや、はいてたわ」

さやか「なんで知ってるんだよ」

ほむら「流石にノーパンノーブラは酷だと思ったから、私が着けてたのを代わりに置いといたわよ」

杏子「どうやって確かめたかは言わないんだな」

マミ「じゃあブラジャーはあったのになんで着けなかったの？」

まどか「ちょっとキツくて……」

ほむら「」

さやか「固まってる……」

マミ「結局なにもかも暁美さんが悪いってことね」

さやか「あたしは最初からそう思ってましたよ」

杏子「あたしも」

マミ「実は私も」

まどか「私もそうかな～って……」

ほむら「これにて一件落着ね」

さやか「なにも解決してねーよ」

ほむら「じゃあ私はこれで」ｿｰ…

マミ「行かせないわよ？」

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───

ほむら「リボンをほどいて頂戴」

マミ「それよりまず言うことがあるわよね？」

ほむら「おしっこいきたい」

マミ「……」ｸﾞｸﾞｸﾞ

ほむら「ほ、本当に漏れる……」ﾁﾛｯ

さやか「やっちゃってくださいマミさん」

ほむら「ぐっ……私は今まどかのパンツをはいてるのよ……！？」

マミ「……どうする？鹿目さん」

まどか「いいです」

ほむら「ﾏﾄﾞｶｧｰ!?」

まどか「ほむらちゃん……私すっごく恥ずかしかったんだよ」

ほむら「アイムソーリーヒゲソーリー」ﾌﾟﾗｰﾝ

さやか「ダメだ……完全にどうでもよくなってる」

まどか「許せないよ……でもほむらちゃんのこと許してあげたいんだ」

ほむら「……本当？」

まどか「本当だよ」ﾊﾞｯﾁｨｨﾝ

ほむら「ひでぶっ！？」

杏子「おお……痛そう」

まどか「ほむらちゃんのばか！あほ！とんま！」ﾎﾟｺｽｶ

ほむら「ぐっ！げっ！がはっ！」

さやか「音はかわいいのに確実に急所を突いてる……」

まどか「はー……はー……」

マミ「気が済んだかしら？」

まどか「いえ……まだ」

杏子「だってよ」

ほむら「」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

ほむら「どうすれば許してくれるの？」

まどか「うーん……とりあえずノーブラかな」

ほむら「……お安いご用よ」ｼｭﾙｯ

杏子「ここで脱ぐんだな」

ほむら「脱いだわ」

さやか「違いが分からない」

ほむら「あ゛？」

まどか「ならこうすればいいんだよ」ｺﾘｺﾘ

ほむら「えっ、ちょ……///」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


マミ「そろそろさようなら。授業中に寝ちゃだめよ佐倉さん」

杏子「わーってるって」

さやか「また今度でーす」

まどか「教室帰ろっか、ね？」

ほむら「え、ええ///」ﾋﾞﾝﾋﾞﾝ

ほむら「はぁはぁ……」ｸﾘｸﾘ

和子「現在進行形で使われる～ingは名詞的にも用いられることもあって～」(どうかしたのかしら暁美さん？)

さやか『ちょっとまどか』

まどか『ナニかな？』

さやか『現在進行形でナニしてるよほむら』

まどか『……』ﾁﾗｯ

さやか『これじゃお仕置きにならないじゃん。どうすんの？』

まどか「先生！暁美さんがオ○ニーしてます！！」ｶﾞﾀｯ


ｻﾞﾜｻﾞﾜ……ｻﾞﾜｻﾞﾜ……


和子「なっ……！授業中にナニを言い出すんですか！？」

ほむら「はぁはぁ……」ｸﾘｸﾘ

和子「自慰は英語でマスターベーションです！ドイツ語の授業はしていませんよ鹿目さん」

杏子「りんごうめぇ」ｼｬｸｼｬｸ

さやか「ダメだこれ」

まどか「ダメだったね」

さやか「もうまどかの頭もダメだと思う」

まどか「でもそれってさやかちゃんが言うことじゃないよね」

さやか「くそぅ」

ほむら「まどかをバカにするのは許さないわよ」

さやか「お前が言うな」

まどか「いい加減にしようねほむらちゃん」

ほむら「くそぅ」

まどか「今回という今回は反省してもらうよほむらちゃん」

ほむら「楽しみね」

さやか「変態め」

まどか「うん、お仕置き楽しみにしててね」ﾆｺﾆｺ

杏子「……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

さやか「ガチだね」

───ほむホーム

まどか「ほむらちゃん捕まーえた♪」ｶﾁｬｯ

ほむら「やん、まどかに捕まっちゃったー♪」

さやか「さてお仕置きタイムだね」

まどか「はい」っｸﾘｯﾌﾟ

さやか「えっ」

ほむら「……マジ？」

まどか「すぐ終わるからガマンガマン♪」ﾊﾟﾁﾝｯ

ほむら「ぎゃあああああ！！！！」

ほむらの叫び声は夜明けまで響き続けたという

変態の代名詞に等しき彼女でさえも泣き叫ぶ惨烈たる刑

常魔法少女であれば容易に魔女と化してしまうだろう

しかし彼女は耐えきったのだ！
幾星霜の夜を越え、まどかを救った意志は並みではなかったのだ！

色欲から生まれノーマルにはあらず！
法律の淵こそ我らがが舞台！

愛の戦士暁美ほむらは、我ら変態たちに、夢と希望をもたらしたのだった！

おしり