飛車「あ!コイツ!そっち行ったぞ!」
歩兵「これ以上は行かせないッ!」
桂馬「ヒヒン」
歩兵「よ~し、いいぞ、大人しくなった、ってアッ!?」
桂馬「ヒヒーンwwwwwwwwwwwwwww」
香車「バカ!油断するなッ!このままじゃ陣地に踏み入られるぞッ!」
角「ふむ……軌道上に障害物を観測、私はここから動けません」
飛車「馬鹿野郎ッ!お前らドケ!!ボサっとしてんな!」
銀「(うっざ)」
王「ふぇぇ……」
桂馬「ひひ~~~~んwwwwwwwwwwwww」
元スレ
飛車「──コ、コイツ!チョコマカと!」 桂馬「ヒヒーンwwwwwwwww」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1424255367/
クイーン「ハッ、大和の田舎侍達が仲間割れしておるわ」
キング「情けない、これで私達の相手が務まるのか?」
金「だ、誰よあんた達はっ!」
ルーク「私達はお前らを狩る者だ、尋常に勝負」
飛車「あ、あいつらの動き尋常じゃねえ、俺達のを行ってやがる」
角「……詰みですか」
歩兵「悔しいですが降伏しましょう……なんとか王女様の命だけでも」
桂馬「ヒ……ヒ……まだ勝負は始まってもねーじゃねーか」
飛車「け、桂馬」
キング「ビショップ、前へ、田舎侍達を血祭りにしてきなさい」
ビショップ「OK、ボス」
角「おっと、お前さんの相手は俺だけで十分だ、来な」
ルーク「では私はお前を」
飛車「……(この迫力、竜王様以上か?)」
ナイト「フフッ、楽しませてよね」
桂馬「ヒヒ~ンwwwwwwww」
銀「──クッ、残ったのはこれだけか」
金「虚しいわね……戦争には勝った物の私達は何を得る事が出来たのでしょうか」
クイーン「は、離しなさいッ!下賎な者達が私に触れるなど……どれ程の重罪か分かっているの!?」
香車「うるせぇ!」(バシッ)
クイーン「──クッ!……こ、殺しなさいよ!こんな生き恥をかいてまで生きていたくないわ!」
角「そう簡単には殺しませんよ?貴方は明日から歩兵さんの性欲処理係です」
歩兵「ほへッ!?いいんですかッ!?」
クイーン「い、イヤアアアアアアアアアア」
~その日の夜~
クイーン「(シクシク)」
桂馬「……よう、元気……な訳ないか」
クイーン「な、何よ……!高見の見物?存分に笑えばいいじゃない!」
桂馬「……」
クイーン「ホーッホッホッ!!!……。クスン。」
桂馬「なぁ、俺と一緒に逃げ出さないか?」
クイーン「……ほ、本気?」
桂馬「俺ももう疲れちゃったよ、ここを逃げ出したいってずっと思ってたんだ」
クイーン「私を騙すつもりでしょ?馬鹿にしないでッ!たった二人でどうやって逃げ出すのよッ!」
桂馬「い~や、馬鹿にしてないぜ?正直お前のスペックはハイスペックってレベルじゃない、一騎当千、単身で勝利を収める程の器を持っている」
桂馬「俺とお前が組めば、何だって出来るって思ってるんだぜ?それにお前、ここで死ぬには、良い女すぎるだろ?」
クイーン「(な、何よこいつ!)あ~!もう!やってやろうじゃないの!どこまでだってついていくわよ!煮るなる焼くなりしなさいよ!」
歩兵「……!!クイーンが逃げたぞッー!」
クイーン「見つかったッ!全速力で逃げるわよッ!」
桂馬「駄目だ、前方はガッチリ陣形で固められてる」
クイーン「ど、どうするのよ!こんな初っ端から諦めたって訳じゃ」(ワナワナ)
桂馬「な~に想定通りさ、俺の背中に乗れ」
クイーン「……え?背中に乗るって……え?それって……」
桂馬「あ~、そうだよ。足をおっ広げて跨がれって言ってんだよ」
クイーン「……!!!!!バカバカ!変態変態変態ッ!こんな時に何言ってんのよ!サイッテー!」
桂馬「ったく騒がしい、おら、行くぞッ!!」ビューーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!
クイーン「キャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
桂馬「ひひ~んwwwwwwwwwwwwどうだ?空間を跳躍するって!きっもちいいだろ!?」
~Fin~