あやめ速報-SSまとめ-

佐天「……えぇぇ！？『ノーパン＋マイクロミニで登校』！？そんなのする訳ないじゃ……あ、あれ？体が勝手に……？」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

―通学路

佐天「うぅぅ、ノーパンだなんて初春の子供パンツよりも恥ずかしいよぉ……。しかもこれ、中身見える寸前だし……」

佐天「安価は『登校』だから、学校に着けば直せるはず……誰かに見つかる前に、早く学校に！」


―校門前

先生「コラァ佐天！なんだそのスカート丈は！？」

佐天「」

佐天「す、すみません！学校に着いたらすぐ直しますので！！」ｱｾｱｾ

先生「必ずだぞ」

佐天「よし、早くトイレに……って、うわっと！！」ｽﾞｯﾃｰﾝ

佐天「ｲﾃﾃ……」

先生「……」

佐天「……あはは、コケちゃっ…た…あれ？」

まるみえ！

先生「佐天、お前……」

佐天「イヤァー！？」

先生「ふざけやがって、生活指導だ！今すぐ来い！」

佐天（マズい、このままじゃ……。能力でなんとかするしかない！お願い、>>20！！）

突然スカートが消える

佐天「っぎゃああああああああ！！？？？」

先生「うおおお！？」背を向ける

先生「お、おい！服を貸すからとりあえずそれで隠せ……って、あれ？どこ行った？」

―茂みの中

佐天「あああ、ヤバいよぉ……！後で何を言われるか……」

佐天「っていうか、それどころじゃない！スカートが消えたから、直すこともできないじゃん！……もう一回、安価ｄ」

初春「あれー、佐天さんじゃないですか？何してるんですかそんなところで」

佐天（うわあああ最悪だー！なんとかして>>30！）

佐天「あー！！あんなところにハワイアンが！？」

初春「え、どこ？どこですか！？」ｷｮﾛｷｮﾛ

佐天（今のうちに！）ﾀﾀﾀﾀ

初春「あれ、佐天さん？佐天さーん？」

佐天（今なら人通りも少ない、一旦家に帰ろう！）

―？？？

佐天（……って、あれ？迷った？）

佐天（あ、ここって……>>40？）

―繁華街の真ん中

ｶﾞﾔｶﾞﾔ　ﾋｿﾋｿ

佐天（あ…み、見られてる……たくさんの、人……に……うあぁぁ、もう…ダメだ……）ｶﾞｸｶﾞｸ　ﾍﾟﾀﾝ

シュンッ

黒子「ジャッジメントですの！こちらで朝っぱらから下半身丸出しの痴女がいるとの通報を……って、佐天さん！？」

佐天「あぁぁ……白井、さぁん……見ないでぇ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

黒子（か、かわいい……）ﾄﾞｷｰﾝ

黒子「……っと、今はそんな場合では！とりあえず人目のつかない所に行きますわよ！」

シュンッ

―ジャッジメント支部

黒子「……『絶対安価』、ですの？」

佐天「はい……それで、あんな事になってしまって……」ｸﾞｽﾞｸﾞｽﾞ

黒子「……佐天さんには悪いですけど、正直言ってそんな胡散臭い能力信じられませんの」

佐天「そ、そんなあ！本当なんですよぉ……」

黒子「んー、しかし……。ああ、そうですの！今この場でその能力を実演してくださいまし！それで本当なら信じざるを得ませんので」

佐天「えぇー、でもまた何か大変なことになるかも……」

黒子「さ、早く早く！」ﾑﾌｰ

佐天「しょうがない……出来れば、おとなしめのでお願い>>55！」

佐天「『黒子が上条さんに愛の告白』、だそうです」

黒子「はぁ……なぜ私が類人猿ごときに愛の告白をしなきゃいけませんの……って、あら？あの殿方のことを考えると何故か私の心の中に熱いリビドーが！？」

佐天「あー、やっぱり」

黒子「今すぐこの迸る想いをあの御方にお伝えしなければ！行きますわよ佐天さん！」ｷﾞｭｯ

佐天「あ、は、ハイ」ｷﾞｭｯ

シュンッ　シュンッ　シュンッ

―第七学区

黒子「……見つけましたの！」

上条「あれ、白井？なんだよお前まで」

佐天（へぇー、あれが噂の上条さんかぁ。結構カッコいいじゃん）

黒子「上条当麻様！私、貴方のことをお慕い申しておりますの！どうか、結婚を前提に私と熱い夜を共にしてくださいまし！！」

上条「は、はぁ？」

黒子「……ハッ、私は何を……？」





御坂「黒…子……？」

黒子「お姉さまあああ！！？？」

御坂「アンタ、今のは一体……？」

黒子「こ、これは……違いますの！佐天さんに能力をかけられて、それでおかしくなっていて……」ｱｾｱｾ

佐天（自分でやらせたクセに……）

御坂「……」

上条「……あー、なるほどな。ハハッ、なんだよドッキリかよー」

黒子「……へ！？」

上条「御坂と白井が同時に告白してくるなんてな。流石の上条さんも一瞬マジになりかけちゃいましたよ」

黒子「そ、それって……」ﾁﾗ

御坂「……」ﾜﾅﾜﾅ

上条「ま、成果は十分だったろ？んじゃ、オレ今朝は早めに学校行かないといけないから。じゃあな！」ﾀｯﾀｯﾀ

黒子「……」ｵﾛｵﾛ

御坂「……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

佐天（あああ最悪の空気……）

上条「おーい！」

御坂「…！？」

上条「言いそびれてたけど、下半身丸出しはやりすぎだと思うぞー！」

佐天「うわああ忘れてたあああああ！！！！！」

―ジャッジメント支部

佐天（なんとか家まで帰ってスカート取って戻って来たけど……）

御坂「――ってわけでさ、今思うと私って、あの時からもうアイツのことが好きだったんだなー、って」ﾎﾞｰ

黒子「はい……」

御坂「それで告白しようって決めて毎朝アイツに会いに行ってたんだけど中々踏ん切りがつかなくてさ、一ヶ月目もかかっちゃったの。私って、本当意気地なしよねー、ハハハ」

黒子「そ、そんな…こと……」

御坂「それでさ、今日さ、やっと、勇気を、ｸﾞｽｯ振り、絞、ﾋｯｸ、って……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

黒子「本当に…申し訳ございません…の」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

佐天（どうすんのよこれ……）

佐天（こうなったのはあたしと安価達の責任でもあるよね……よし！）

佐天（あんた達、ずっと待ってたんでしょ！？あたしのスカートを消さなくてもすむ、御坂さんを泣かせなくてもすむ・・・そんな誰もが笑って、誰もが望む最高なハッピーエンドってやつを）

佐天（だったらそれは全然終わってない。始まってすらいない。ちょっとくらい長いプロローグで絶望してんじゃないわよ！手を伸ばせば届くんだ。いい加減に始めようよ！>>110！！」

佐天（『上条と付き合う』！？こ、これはBAD一直線……いや！）

佐天（アンタ達は『誰が』付き合うかを指定していない！そしてそれを決めるのも当然安価！）

佐天（お願い、御坂さんと黒子さんを救ってあげてよ！>>130！！）

佐天「もうどうにでもなーれ！あーっはっはっはっはっは！！！」

御坂・黒子「！？」

佐天「こうなったらヤケクソじゃー！あたしは出かける！！」

黒子（逃げた……）



―下校時刻、上条の通学路

佐天「あ、上条さん……ですよね？」

上条「ああ、朝のすっぽんぽんの子」

佐天「そ、それは忘れてください///」

上条「おいおい、またドッキリ？一日二回はちょっとくどいぞ？」

佐天「えーっと、御坂さんと白井さんのはそうだったんですけど……。実は、私のはドッキリじゃないんですよね」

上条「そ、それって……どう、いう……？」ﾄﾞｷｯ

佐天「こういう事、ですよぉ……///」ﾋﾟﾗｯ

上条「！！？」

上条（ま、またしてもノーパン……！？）

上条（くそっ！ドッキリの衝撃と朝オ○ニーのおかげで今朝はなんともなかったが…改めて間近で見せ付けられると……）ﾑｸｯ

上条「ど、どういう事か…よくわかんない、かな……。また、何かの悪い冗談…だよ、な？」

佐天「もぉ…、わかりきってるクセにぃ……///。女の子に言わせないで下さいよぉー、当麻さぁん///」

上条（や、やめてくれー！これ以上は、俺の理性が……！！」

佐天「>>155、ですよ///」

上条「ち、痴女！？痴女っていうと、猥褻行為を（しばしば常軌を逸して）好む女性を指す俗語の一種であるという、あの……！？」

佐天「もぉう、そういう知識だけは豊富なんですからぁ。じゃ、次は実技のレッスン、教えてア・ゲ・ル☆」ｻﾜｯ

上条(う、腕を胸に……）

上条（ああ、あまり記憶には無いけどお父様、お母様。今日、わたくし上条当麻は大人の階段を一段飛ばしで駆け上ります！！）ﾓﾐｯ

パキーン

佐天「……あれ？」

上条「……ん？幻想殺しが働いた？」

佐天「……」

上条「……あ、あのー？」

佐天「……」

上条「……」

佐天「……忘れてくださぁああああい！！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

上条「えぇぇぇそんなあああああ！！？？」

佐天「はあ・・・/////酷い安価だよもー。」

売春「あ、佐天さーん！」

佐天「ゲッ、初春・・・。」

売春「さっきは何でいきなり走ってっちゃったんですか？」

佐天「いい言い訳頼む！！>>200」

佐天「？？なんかスースーするなー。
って、きゃああああああああ！？/////」

売春「きゃああ！？////佐天さん何で下穿いてないんですかぁっ！？////」

佐天「くぅ・・・/////とりあえず家に戻りたいけど・・・こんな格好じゃ捕まる！
なんとかして！>>207」

売春「って佐天さん！何いきなり走ってるんですかぁっ！？
そんな格好じゃ・・・！////」

佐天「うららららららら」ダダダダダッ！

三分程

アンチスキル「なっ/////そこの女生徒！とまるじゃん！！」

佐天「どいてください！」

黄泉川「なっ！ちょっと待つじゃん！！あの子足速いじゃん！バイク使うじゃん！
エンジンかかったじゃん！見失ったじゃん！じゃんじゃん！」

佐天「ここが上条さんの学校・・・」

佐天「上条さんのクラスは・・・どこだろ？」

土御門「にゃ。上やんは相変わらずモテモテだにゃー」

佐天「人！こんな格好だし隠れないと・・・！」がさがさ

上条「だからあれはドッキリだって。上条さんもびっくりしましたよー」

佐天「上条さん・・・！友達と二人でトイレか。」

土御門「かみやーん。俺は先に戻ってるにゃー。上やん最後だし電気消すにゃー」

上条「わかってるでせうよー」

佐天「上条さんは今一人！チャンス！」だだだだだだ

佐天「潜入完了っと」

上条「てええええええええ！？何故ここに！？ここ男子トイレっ！てかその前にその格好はなんでせうか！？/////」

佐天「いや・・・・その・・・私！上条さんの事が好きです！/////」

上条「ええええええ！！
・・・・・本当でせうか？」

佐天「本当です！だから私とセッ○スして下さい！」

上条「うーん、告白されるのなんて初めてだから・・・・・って、ええええええ！？いっ！今なんと！？」

佐天「セッ○スして下さい！」

上条「そ・・・そんな、何いって・・・？」

生徒１「連れションとか久しぶりだなーｗｗｗｗｗ」

生徒「だなーｗｗｗ」

上条「！？男子生徒が入ってくる！佐天さん早く個室に隠れて！」

佐天「はいっ！」グイッ

上条「って！何で上条さんの左腕つかんで、個室に引きずり込もうとしてるんでせうか！？」

佐天「いいから！」

ガチャ

生徒１「何か声聞こえなかったか？」

生徒２「気のせいだろっ」

上条「間にあった・・・！それにしても何で上条さんまで・・・なっ！？」

生徒１「やっぱ何か聞こえたっしょ。」

生徒２「上の階か食堂で騒いでんじゃね？」

上条（なっ・・・なんだこの感触は！きつきつの何かに絞り取られるような・・・っ！まさかっ！）チラッ

佐天「う・・・い、痛い・・・」

上条（うわああああああああああああああああああ！つ！つながってる！上条さんまさかの童貞卒業！）
「って、大丈夫か！？待ってろ今抜くから・・・！」

佐天「あ・・・っ、ひゃうぅぅ////！」

生徒１２「そら耳か？」

上条「くっ・・・！締まってくる・・・ッ！それよりっ！」

上条「だ、大丈夫か！？血が出てる・・・！」

佐天「ふぁぁぁぁん/////」びくっびくっ

生徒１「近くから聞こえるな。誰かいんのか？」

上条「こっ、声押さえて！それと腰振らないでぇぇぇ！」

佐天「だめぇ・・・////声出ちゃいますぅ・・・///！」

上条「とりあえず口を手で押さえなきゃ！」ぱしっ

佐天「」

上条「ん？そんな顔してどうしたでせうか！？」

佐天「うわああああああああああああああああああああ」

生徒１「！？個室に誰かいんぞ！女の子の悲鳴だ！どうした！？」

佐天「うわあああああああああああああああああああああ」ダダダダダダダダ

生徒２「うおっ！！女の子走ってっちゃったぞ！」

生徒１「しかも下半身裸で血もついてた！みるからに中学生みたいだしいったい何が！」

生徒2「とりあえず個室見てみるかー」

ガラッ

上条「一体どうしたんでせうか・・・」

生徒12「ちんこ丸だしの上条がいるー！！！」

先生「一体どうしたんだ！？」

生徒「カクカクシカジカ」

先生「何だとぉ！？上条貴様ァ！」

上条「ひぃぃぃ・・・！」


トイレ脇の死角

佐天「いろいろあったけど上条さんは悪くないし助けたい・・・！
>>237お願い！」

ドカーン！

先生「な・・・何の音だ！！」

プレデター「・・・」

上条「あの化け物か！先生下がってて下さい！」

先生「何をいう！無能力者だろう！ここは一旦逃げよう！」

上条「うおおおおお！」だだだだ

先生「上条ぉぉぉぉぉぉぉ！」

プレデター「」バシュッ

上条「肩からビーム・・・！イマジンブレイカァァァ！！」

上条「あふん」じゅっ

先生「ほら見ろぉぉぉぉぉぉ！」

プレデター「」ぱしゅっばしゅっ

先生「あふん」じゅっ

生徒１「あっふん」じゅっ

生徒２「あっふーん♪」じゅっ

佐天（何よあの化け物・・・！私のせい？私のせいで上条さんやほかの人も・・・！」

プレデター「ふしゅー」ざっ

佐天「ひぃぃぃぃぃぃ・・・ッ！！」

プレデター「・・・」

佐天「死にたくないっ！死にたくないよォっ！！最後の安価！誰か助けてぇぇぇ！！>>252」

売春「はっ！」

チュンチュン

売春「夢・・・ですよね！あ～怖かった～。何であんな怪物みたいなのが私の夢に出てきたんだろ？
まぁ、いっか！きがえきがえ～」

売春「あとで佐天さんに話してみよーっと♪」


END