クリリン「ここですよヤムチャさん」
ヤムチャ「ここか。うまいというお好み焼き屋は」ウィーン
ベジータ「いらっしゃいませー」
元スレ
ベジータ「いらっしゃいませー」
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1274285308/
クリリン&ヤムチャ「えっ?」
ベジータ「なんだ貴様等か」
クリリン「えっ?ベジータか?」
ベジータ「二人か?いいから黙ってそこに座りやがれこのクソッタレ」
ヤムチャ「あ、あぁ」
ヤムチャ「おい、ベジータがいるなんて聞いてないぞ」
クリリン「俺だって聞いてませんよ」
ベジータ「貴様等決まったのか?」
クリリン&ヤムチャ「えっ?」
ベジータ「メニューだ、メニュー。さっさとしないとどうなってもしらんぞ」
クリリン「あ、あぁ。じゃあ俺はこの、関東風お好み焼きで」
ベジータ「…なんだと?もっぺん言ってみろ!」
クリリン「えっ?いや関東風お好み焼きを一つ…」
ベジータ「…そうか広島風お好み焼きだな」
クリリン「ええ!?」
ベジータ「貴様は?」
ヤムチャ「あ、じゃあ俺も広島風お好み焼きで」
ベジータ「ふん!まぁいい。そこで待ってろ。いいな?一歩も動くんじゃねぇぞ」
ベジータ「待たせたな」
ヤムチャ「これは…」
クリリン「材料…ですよね。」
ベジータ「そうだ。なにか文句あるのか?」
クリリン「えっ?いや、その」
ベジータ「…まさか貴様等作り方がわからないとかぬかすんじゃないだろうな?」
クリリン「えっ?いや、そんな」
ヤムチャ(おい!待てクリリン!)
クリリン(えっ?)
ヤムチャ「あぁすまないベジータ。実は俺達初めてでわからないんだ」
ベジータ「ふん!最初から素直にそういえばいいんだよ。そこでよく見てやがれ糞野郎共」
ヤムチャ「バカヤロー。死にたいのかクリリン」
クリリン「すいませんヤムチャさん」
ヤムチャ「ここは俺に任せとけ」
ベジータ「さっきからごちゃごちゃとうるさいぞ貴様等!」
クリリン&ヤムチャ「は、はい!」
数分後
ベジータ「待たせたな。こいつが広島風お好み焼きだ」
クリリン「あ、ありがとう」
ヤムチャ(すげぇ)ゴクリ
ベジータ「なにボサッとしてやがる!冷めないうちにさっさと食いやがれクソッタレ共が!」
クリリン&ヤムチャ「は、はい!」
クリリン「でもよくわかりましたねヤムチャさん」
ヤムチャ「当たり前だろ。俺達の注文を無視して広島風お好み焼きにしたんだぜ」
クリリン「そうか!なるほど」
ベジータ「喋ってないでさっさと食べやがれ貴様等!後がつかえてるんだぞ!」
クリリン&ヤムチャ「は、はい!」
ベジータ「ところでそこの元ハゲ野郎」
クリリン「えっ?俺?」
ベジータ「飲み物が欲しくないのか?」
クリリン「えっ?いや俺は別に…」
ベジータ「なんだと貴様!本当闘いはこれからだぞ!」バン!
クリリン「えっ?本当の…闘い?」
ヤムチャ「あ、あぁすまないベジータ、生二つ。それとおかわりな」
ベジータ「ふん!そっちのいけすかねぇ野郎は少しは頭がきれるようだな。少し待ってろ」
ベジータ「食べ終わったようだな。まぁ地球人にしては上出来だ」
クリリン「ど、ども」
ベジータ「ほらよ、おかわりと生だ」
クリリン「あ、あぁ」
ベジータ「もう作り方は覚えただろうな?」
クリリン「えっ?」
ベジータ「貴様まさかまだ覚えとらんのか?一回で覚えやがれクソッタレが!貴様は脳みそまでハゲてんのか?」
クリリン「………」
ベジータ「まぁいい。今回は特別だからな。次はないと思え」
ヤムチャ(め、めんどくせぇ…)
そして時は流れて数時間後
クリリン「も、もう食えねぇ」ゲプッ
ベジータ「なんだ貴様等、手が止まってるぞ」
クリリン「あの…お会計で…」
ベジータ「なんだと?…まぁいいだろう。今日のところはこれくらいで勘弁してやろうじゃないか」
ヤムチャ(二度と来るか!)
クリリン「わ、悪いなベジータ」
ベジータ「貴様等これを持っていきやがれ」
クリリン「これは…」
ヤムチャ「割引券と招待券」
ベジータ「次来るときはカカロット達も連れて来るんだな」
クリリン「いいのかこんなの貰っちまって」
ベジータ「グズグズするなこの糞野郎共が!俺の気の変わらんうちにとっとと受け取りやがれ!」
クリリン「あ、あぁありがとな」
クリリン&ヤムチャ「ごちそうさまでした」
ベジータ「ありがとうございましたー」
終わり
じゃあもう少しだけ
数日後
悟空「ここか?ベジータが働いてるところは?」
クリリン「あぁ」
悟飯「早く入りましょうよ。僕お腹ペコペコですよ」
悟天(今日デートなのなぁ…)
ピッコロ「ふん。見物だな」
天津飯「すまない餃子は置いてきた。あいつはお好み焼き苦手でな」
ウィーン
ベジータ「いってらっしゃいませー。なんだ貴様等か」
悟空「よっ!来てやったぞ!」
ベジータ「いいからさっさとそこに座れ」
クリリン「あ。これこないだの」
ベジータ「わざわざ持ってきたのか。まぁいい。そのかわり今日はそう簡単には帰れんぞ」
悟天(帰りたい)
ベジータ「さぁさっさと注文しやがれ」
悟飯「じゃあ僕ry」
クリリン「あぁ広島風お好み焼きと生で」
ベジータ「ふん!学習能力はあるようだな。貴様等もそれでいいな?」
ピッコロ「俺は水だけでいい」
悟天(やべ、〇〇ちゃんにメールしとかなきゃ)
ベジータ「待たせたな。さっさと作りやがれクソッタレ共が」
悟空「わりぃベジータ。おめぇの作ったやつが食いてぇんだけどよ」
ベジータ「!?それを早くいいやがれこの野郎!」
悟飯「ベジータさんが作るんですか?楽しみですね」
悟天「もしもし〇〇ちゃん。ごめんって!うん」
ベジータ「貴様!食事中に電話するやつがあるか!」
悟天「へっ?ご、ごめんなさい…」
数分後
悟空「ウヒャー!こりゃうまそうだ!いいんか?」
ベジータ「当然だ。さっさと食いやがれ」
天津飯「ではいただくとしようか」
悟飯「うん!うまいですこれ」がつがつ
悟空「………おかわり」がつがつ
悟天(帰りたい…)
さらに数時間後
ベジータ「なに?材料がもうないだと?貴様!あれほど買いだめしとけと言っただろうが糞野郎!」
店長「す、すいません。これでも相当…」
ベジータ「能書きはいい!さっさと買ってきやがれ!」
店長「は、はい!」
悟空「まだかベジータ?」
クリリン「まだ食うのかよ…」
悟飯「当然ですよ。朝抜いてきたんですから」
ベジータ「もういい!俺様が直々に買ってきてやる」
店長「申し訳ありません」
ベジータ「そういうことだ。しばらくそこで待っていろ」
悟空「オラも行こうか?」
ベジータ「誰が貴様の手など借りるか」
悟天「………」カチカチカチカチ
悟空「でもよう………」
ベジータ「いいから貴様はここで待っていろ!邪魔をするな!」
ピッコロ「孫、ここはベジータに任せておけ」
悟空「仕方ねぇな。気ぃつけろよ」
さらに数時間後
ベジータ「クソッタレめ。てこづらせやがって」ズッシリ
クリリン「お、おい。大丈夫か?」
ベジータ「人の心配より貴様の腹の心配をするんだな」
クリリン「いや、もう俺は」
悟空「遠慮すんなってクリリン。一緒に食おうぜ」
クリリン「…わかった。少しだけな」
悟飯「でもさすがに他のメニューも食べたいですね」
ベジータ「なにか言ったか?悟飯」ギロ
悟飯「いえ。なにも」
悟空「いや、ホントうめぇなこれ」がつがつがつがつ
悟飯「クリリンさん、天津飯さん、もう食べないんですか?」
クリリン「あ、あぁ」
天津飯「すまないがここでギブアップさせてもらう」
悟天(もう飽きたよ…)がつがつがつがつ
ベジータ「ふん!地球人共は情けないな」
悟空「そう言うなって。オラ達とはちげぇんだ」
ベジータ「まぁいいさ。三人いれば十分だ。とっとと食いやがれ!」
さらに時は流れ、数時間後
悟空「いやぁ。食った食った!」ゲプッ
悟飯「はい。ごちそうさまでした」
ベジータ「けっ。材料が底を尽きやがったか。まぁいい。で、お会計は?」
悟空「へっ?これベジータのおごりじゃねぇのか?」
ベジータ「なっ!?誰がおごると言った!さっさと金をよこしやがれ!」
悟飯「でもこんなに持ってませんよ僕ら」
ベジータ「なんだと?それを早く言いやがれよな」
店長「あのぅ…」
ベジータ「仕方ない。貴様等当分ここで皿洗いでもしやがれ!それでいいな?」ギロ
店長「ひっ!か、構いません」
悟空「わりぃベジータ。恩に着るぜ」
悟天「えっ?僕もですかぁ?トホホ」
ブルマ「ここがベジータが働いてるところね」
トランクス「あの父さんがお好み焼きを作るなんて…想像できない」ウィーン
ベジータ「いらっしゃい………ブルマ!?それにトランクスまで!」
ブルマ「ヤッホー。来ちゃった」
トランクス「どうも」
ベジータ「ちっ!そこに座りやがれ」
ブルマ「なによその態度。それが客に向かって言う態度なの?」
トランクス「まあまあ母さん落ち着いて」
ベジータ「ふん!さっさと注文しやがれ」
トランクス「じゃあこの広島風お好み焼きで。母さんは?」
ブルマ「私もそれでいいわ」
ベジータ「ふん!ちょっと待っていろ」
18号「なんであたしに黙って外食したのさ!」
クリリン「いや、その…はいすいません」
マロン「わーい。お好み焼きー」ウィーン
ベジータ「いらっしゃいませー」
18号「お前は!ベジータじゃないか」
ベジータ「けっ!カラクリ人形かよ。飯食えるのか?」
18号「あたしゃ人間だよ!」
クリリン「だから嫌だったんだ」
ブルマ「まだー?」
ベジータ「うるさいぞ貴様!少しは待てんのか!」
ブルマ「またそんなこと言う!」
サタン「ここですよブウさん」
ブウ「うまいもの食えるのか?」ウィーン
ベジータ「いらっしゃいませー」
ベジータ「貴様は!」
ブウ「?」
サタン「お、お前はあの時の…」
ベジータ(そうか記憶がないのか)
18号「ちょっといちまで待たせるき?」
ベジータ「ちょっと待ってろ!…そこに座れ」
クリリン「ブ、ブルマさん!」
ブルマ「あらクリリン君いたの?」
クリリン「どうも」
ベジータ「で、貴様はなにを頼むんだ?いつものでいいな?」
クリリン「あ、あぁ」
18号「あんた何回も来てるのかい!」
クリリン「そんなに来てないって」
マロン「いつものー」
ベジータ「ちっ!待たせたな」
ブルマ「なに?レディに作らせようって言うの?」
トランクス「僕が作りますよ」
ベジータ「貴様は黙ってそこで見ていろ!」
ブルマ「あら?ベジータが作るの?楽しみね」
ベジータ「ちっ!いちいちうるさいやつだ」
ベジータ「ほらよ。貴様等は勝手に作りやがれ。あいにく俺は今忙しいんだ」
ブウ「どうするんだ?これ?」
サタン「まあまあブウさんは見ていて下さい」
18号「なかなかうまいじゃないのさ」
ブルマ「あら?おいしいじゃない」
トランクス「ホントだ。とてもおいしいです」
ベジータ「ちっ!黙って食べれんのか」
ブルマ「もう照れちゃって」
ブウ「サタン、これまずいぞ」
サタン「おかしいですね。どこで間違えたのか」
ベジータ「貴様、お好み焼きも作れんのか。どいてろ」
サタン「すいません」
ベジータ「こうやってやるんだ」
サタン「………凄い」
ブルマ「おかわり頂こうかしら」
トランクス「あ、僕もお願いします」
ベジータ「ちっ!順番だ待っていろ」
18号「こっちも追加だよ」
ベジータ「次から次へと…」
ブウ「サタン、これうまいぞ」
サタン「本当だ。こんなもの食べたことない」
ベジータ「喋っている暇があるならとっとと食いやがれクソッタレが」
サタン「ひっ!すいません」
ブルマ「私生頂こうかしら」
ベジータ「ちっ!相変わらず下品なやろうだ」
ベジータ「今日は店じまいだ。とっとと帰りやがれ」
終わり