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苗木「超高校級の忍者」【前編】


382 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 13:17:15 IzFaiNY2 277/560



少し戻って


モノクマ「あと、一分で始まりますあと、一分で始まります。オマエラトトカルチョすんなよ!」

戦刃「設置完了!つかれたあ…」

1階のトラップを仕掛け終わった。
これだけやったのはいつ以来だったか思い出せない。
だって今、すごく楽しみすぎてたまらないんだもん。
あとは廊下の曲がり角に隠れ、ワイヤーを握る。
位置なんてすぐにわかる。ぬかりはない。
部屋から出てから移動していない、
姿が見えないのは隠れ蓑だと思う。なら、持久戦だよ。
私は1週間のまず食わずにこの姿勢を維持できる。
しびれをきらして近づいたときに
指向性散弾の範囲手前に来たらこれを引っ張り、喰らわせてやるんだ。
えへへ、避けられるかなあ?
苗木くん、頑張ってね!

こんなみえみえの罠に引っ掛かったら許さないんだから!うぷぷぷ!


383 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 13:18:58 IzFaiNY2 278/560


モノクマ「あと、一分で始まりますあと、一分で始まります。オマエラトトカルチョすんなよ!」

僕は1階の廊下の『ある場所に』隠れていた。

戦刃さんがまず正々堂々闘いを仕掛けるのはまずあり得ない。
殺しあいというのは所詮、臆病で卑怯な方が勝つ。
どこかで身を潜め奇襲する。
それが勝利のための定石だ。
恐らく近くで待ち構えているはず。
だけどこんな学園の隠れる場所なんて各部屋と死角になる場所くらいしかない。
そして部屋の場合は博打過ぎるからまずない。
部屋に入ったら襲うなんて、狭い部屋ならまだしもこの学園の部屋は基本的に広い。
逃げ場に余裕がある時点でまずないだろう。

ゆっくり近づくとしよう。


384 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 13:21:10 IzFaiNY2 279/560


モノクマ「あと10秒、9、8、7、6、5、4」

戦刃「3」

苗木「2」

モノクマ「1!」

モノクマ「スタートぉ!」



シーン……

モノクマ「あれぇ?なんも起きないや」


385 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 13:22:08 IzFaiNY2 280/560


霧切「互いに牽制してるのよ映画みたいにいかないわ」

葉隠「しびれをきらしたほうが敗けだべ!」

桑田「じゃ、じゃあ苗木の方が有利じゃねえか?忍者だし!」

モノクマ「あ、残姉ちゃんはあの姿勢のまま1週間飲まず食わず維持できるよ」

セレス「さすがは軍人ですわね 」

モノクマ「だからなんか汚いよ!」

舞園「女子力はないんですね 」


386 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 13:22:54 IzFaiNY2 281/560


山田「くさい だから気に入った」ハァハァ

セレス「二階の隠し部屋へお行きなさいな」

山田「アッー」

モノクマ「あ、校内放送切り忘れてた」

霧切「鬼ね……それにしてもなぜあの場所を動こうとしないのかしら……ハッ!」


戦刃「……グスン……!動いた! 」

苗木「戦刃さーん!やっぱり垂れ流しだったのー?」

戦刃「(返事はしない。答えたら位置がわかる。……恥ずかしいよ苗木くん////)」


苗木「僕も同じくらい維持できるよ!垂れ流さないように訓練しているから平気だけど!」


387 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 13:24:10 IzFaiNY2 282/560


苗木「僕も同じくらい維持できるよ!垂れ流さないように訓練しているから平気だけど!」

戦刃「(なにそれうらやましい あと5m……)」

苗木「もしよかったらコツおしえてあげようかー?二人っきりで入れるところで!」

戦刃「(4、3、2、1、今!!)是非とも教えてほしいなぁ!あの世で!」クイッ

ズガァァァン!!


戦刃「あは……あはは!あーっはっはっはっ!」


389 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:27:08 L3uNE0BU 283/560


葉隠「ひ、ひえー!苗木っちの遺言はセクハラだったべー!」

モノクマ「ひゃっほう!おっしまーい……なんだかつまんないなー決着かー」

舞園「そんな……」

桑田「あっけなさ過ぎるぜ……」

霧切「……いいえ、まだよ。」

山田「し、しかしどうやったのかは存じませぬが戦刃むくろ殿は苗木誠殿の位置を把握してあの兵器を発動させたから……」

霧切「位置を把握する方法は簡単よ、電子生徒手帳の機能には誰がどこにいるかわかるようになっている。恐らく、彼女の使っているものは距離もわかるタイプ」

朝日奈「ひ、ひきょーだよそれ!」


390 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:28:09 L3uNE0BU 284/560


霧切「モノクマの……江ノ島盾子の回し者なら、高性能な電子生徒手帳をもっているのも納得できるわ。でも……」スッ


戦刃「……死体がない!隠れ蓑をつけていたとしても血や肉片が飛び散るはず!」


山田「電子生徒手帳のな、苗木誠殿が動いている!?」

葉隠「幽霊の術だべ!」

大神「いや、それはない。だがどうやって……」

霧切「いい?彼は『忍者』なのよ?」


391 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:29:16 L3uNE0BU 285/560


戦刃「どこ!苗木くん!」バッ!


戦刃「え?」

上から……小麦粉の袋………?

ボフッ!

戦刃「ゲホッ、ゴホッ!」

苗木「はいかぶりならぬ粉かぶりだね戦刃さん」バサッ!

戦刃「苗木くん……ギリッ」

モノクマ「なんだってええ!?」

葉隠「お、俺っちの目はおかしくなったべか!?な、苗木っちが

天井に立っているべ!」


392 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:31:04 L3uNE0BU 286/560


戦刃「ぐうっ!」

ズガァンッ!ダッ!!

苗木「危ない危ない。真上に発砲したら危ないよ?」

シュタッ

苗木「発砲して、瞬時に距離をとったか。そうこなくちゃ」

戦刃「裸足で天井にどうやって…いや、それは……」

苗木「カギツメをうまく改造して足につけたんだ。」

霧切「彼は隠れ蓑をみにまとい、天井に張り付いて移動したのよ。廊下は真っ赤な色をしているからうまく擬態したのね」


393 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:34:05 L3uNE0BU 287/560


セレス「しかしなぜ小麦粉を?」

霧切「……それはわからないわ」

山田「粉塵爆発にしては粉が足りませぬぞ」



苗木「小麦粉は強いていったらいたずらかな?じゃあ、来なよ」クイクイ

苗木「戦刃さん」(低い声で)

戦刃「・・・・・・///」ゾクゾクゾクッ

戦刃「苗木くん大好き!」チャキッ

ズガァンッ!

苗木「あぶなっ!ちっ!」ヒュッ!

戦刃「棒手裏剣なんて無駄ぁ!」

葉隠「ナイフに持ち換えたべ! 」

カァンッ!

苗木「ははっ、すごいやあの至近距離ではじいたか」


394 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:35:29 L3uNE0BU 288/560


戦刃「これだけ近いと、銃よりもこっち!」ブンッ!

苗木「的確に手首を狙ってくるね……流石っ…!なら、くないでへし折る!」

ガキィィン!キチキチキチキチ

苗木「ナイフが折れない!?くないより固いのか!?」

戦刃「とくちゅうだよ!」グオッ!

苗木「(つばぜり合い中に右足のミドル!押さえる!)」

戦刃「ニヤ」グイッ

苗木「(蹴りの途中で足をたたんだ!?)」スカッ

苗木「しまった!ミドルじゃない!膝げりか!」

ゴスッ!!

苗木「うっぎ……」


395 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:39:32 L3uNE0BU 289/560


戦刃「手応え……なし!脇腹になにかいれてたんだね」

苗木「小さな枕があってさ。いくつか入れたんだ」

戦刃「盾子ちゃんが舞園さんは枕って言ってたけど本当?」

舞園「はあ!?」ガタガタッ

葉隠「ほ、包丁をしまうべ!」

苗木「枕なんてしてないし(調べたし)」

霧切「枕じゃないのね…」

舞園「怒りますよ」

戦刃「だってやわらかそうだし」

苗木「戦刃さん…枕って君が思ってる意味と違うよ。アイドルにはね(略)」


397 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:41:57 L3uNE0BU 290/560


戦刃「だ、だってしらなかったん……だもん!」ブンッ!

苗木「あぶないあぶない!」スカッ

苗木「戦刃さんは僕に負けたら何をしてくれるのかなあ?」

戦刃「目の前て死んであげる」

苗木「ふふっ、そう?」





学園ではないどこか

???「へへへ……そろそろ頃合いだな!」




モノクマ「おやおやあ?二人になにか向かっていくぞお?」


398 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:43:46 L3uNE0BU 291/560


小さなモノクマ「オラオラオラオラオラ」

苗木「!?」

戦刃「……あ、これ。えいっ」

ガァァン!


小さな撃たれたモノクマ「ばんざーい!」

ドガァァンッ!!

苗木「爆発した!?」

戦刃「盾子ちゃんの部下のえっと……たしか、『ひだりみぎた』くんの作った爆弾だよ」

苗木「変な名前」




モノクマ「あー、あー臨時アナウンスです。そのひだりみぎたくんが作った『モノクマ特攻隊』を作るマシンが学園のどこかにあります。いまもこうしてモノクマ特攻隊は動きだし、苗木くんを道連れに爆発しようとするよ!
そこで他の生徒のみんなはマシンを探して壊してもらいまーす!

苗木くんと残姉ちゃんが愛し合っている間他のみんなが暇だろうから、レクリエーションを計画したんだだよ!」


399 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:51:43 L3uNE0BU 292/560

石丸「なんてやつだ!真剣勝負な水をさすのか!ひだりみぎたってやつも大概だな!」

朝日奈「許せないね!ひだりみぎた!」

霧切「ひだりみぎた…?」

山田「変わった名前ですな」

セレス「あなたに言われたくありませんわ」

モノクマ「ん?あ、そのひだりみぎたくんが一言もの申すみたいです。中継しまーす!ひだりみぎたくーん!」


モノクマお面つけた左右田「『ひだりみぎた』じゃねえよ!『そうだ』だっての!ふざけんな!」


苗木「……」

戦刃「ぐすん……」


400 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:53:03 L3uNE0BU 293/560


モノクマお面つけた左右田「まあいい!よくねえけど!
とにかくおれのマシンで爆発させてやるぜ!そして絶望しやがれ!バーカバーカ!」

葉隠「桑田っち二号だべ!」

桑田「一緒にすんな!」

舞園「なんだか乱暴そう」

セレス「品性が感じられませんわ」

山田「中ボス的存在ですな!」

大神「覇気が感じられんな」

モノクマお面つけたひだりみぎた「…………オマエラ死ね!」ブツッ


401 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:53:49 L3uNE0BU 294/560


モノクマ「とにかく、いま食堂にいる人は僕のきまぐれで次々指名するから、指名された人は出て探しにいきましょう!うぷぷぷ」

モノクマ「じゃあ、山田くんと桑田くん。いってらっしゃーい!」

山田「なん…ですと」
桑田「よりによってブーデーとかよ……」

戦刃「苗木くん、爆弾が狙ってくるんだって」

苗木「そうだね、大変大変」

戦刃「うん。」

戦刃「顔が焼かれたら表情わからないもんね! 」チャキッ


402 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 17:54:50 L3uNE0BU 295/560


ズガァンッ!

苗木「失礼っ!」ガバッ

戦刃「私の股の間を通り抜けた!!」

苗木「ここまでおいで!」ダッ!!

戦刃「速い!速すぎるよ! 」ダッ!!

戦刃「………かっこいいよぉ……///」ゾクゾクゾクッ

モノクマ「あー、あー、アヘんな、キモい」

戦刃「盾子ちゃんもこんな感じだよ!」

モノクマ「え?マジ?」


山田「と、とにかくまずは装備を整えるべきですぞ!」

桑田「あ、ああ。流れ弾とか当たらないようにな!」

オラオラオラオラオラ……


二人「………」


407 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:17:27 luuY1IHo 296/560


桑田「なあ、ブーデー、今声が聞こえなかったか?」

山田「手帳によると苗木誠殿たちは寄宿舎から学園へ行ったみたいですぞ?……てことは」クルッ

モノクマ特攻隊「なんか声が聞こえたぞ?オラオラオラオラオラ」


桑田「………逃げろー!」

山田「ひぃいあああああ!」


408 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:18:05 luuY1IHo 297/560


苗木「こっち!こっち!(おかしい、光がついてるライトとついてないライトがある)」

戦刃「ふっ!」チャキッ

ガァァン!
パリィンッ
苗木「(光ってない僕の真上のライトを撃ってきた?)!」

ドガァァンッ!!

苗木「ううわぁっ!?」

パラパラ……

苗木「爆発しただと……?」

戦刃「おしいなあ、天井歩きしたら死んでたのに」

苗木「(爆発したライト…弾丸があたって…まさか)ニトロを仕込んだね」


戦刃「うん!」


409 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:20:05 luuY1IHo 298/560


大和田「なあ、ニトロってなんだ?」

豚神「ニトロ、少しの衝撃を与えただけでも、爆発を起こす液体だ」

大和田「ま、マジかよ……」

澪田「怖いっすね!バイクの収納部分にニトロが入ったペットボトルが入っていたら……」

大和田「うっ」ビクッ

澪田「ドカァーン!」

大和田「うおおおお!?」

澪田「もろこしちゃんびびりっすー!」


410 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:22:10 luuY1IHo 299/560


豚神「シーっ!静かに!モノクマ特攻隊が来たらどうする!」

不二咲「も、もう少しで監視カメラについている武装が使えるようになるけど頻繁に使えないだろうしなるべく静かに……」

大和田「す、すまねえ…」ボソボソ





苗木「危ないことやるなぁ…」

戦刃「火事になるかも!」

ガァァン!

苗木「(また僕の近くのライトに!)くっ!」


411 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:23:14 luuY1IHo 300/560


ガァァン!スパッ!

苗木「うあっ!(爆発しない!?)」

戦刃「ダミーだよ苗木くん!もう少しでお腹に当たったのに……かすっちゃった」

苗木「くそっ!」ヒュンッ!

ガァァン!

苗木「手裏剣をうちおとした!?」

戦刃「クレー射撃もやってたんだよ?矢とかナイフの」

苗木「なら……これでどうだ!」ヒュンッ

戦刃「無駄だよ!」チャキッ

苗木「(よしっ!)」

ガァァン!


412 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:24:52 luuY1IHo 301/560


ドォンッ!!

戦刃「うっ!?(撃ったのは手裏剣じゃない!?)」

苗木「簡易手榴弾だよ。といっても、真空パックに火薬をつめた粗悪品さ」

戦刃「(いつのまに近づいた!しかも下からのゼロ距離!?身長差のせいで狙いがつけられない!逃げなきゃ!)」ガクンッ

スパッ

苗木「とっさに左斜めに受け身をとり、距離をとって回避したか……『手応えからして右手に少し傷をつけただけか』」

戦刃「…………… 」チラッ

ポタッ、ポタッ


413 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:27:05 luuY1IHo 302/560


戦刃「…… 」

ポタッポタッポタッ

戦刃「…………………………あは」

苗木「…………?」


戦刃「あっはははははははははははははははは!」

戦刃「フェンリルが!フェンリルが赤く染まる!初めて!こんな!…こんなの………」ビクッビクッ

戦刃「ううう…痛いなあ……痛いよ………じんじんする」

ゴソゴソ

戦刃「薬草で練った絆創膏はってと」ベタッ

戦刃「ふう……楽になった……さて」

チャキッ

戦刃「ばん」

ガァァン!ガァァン!


414 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:28:22 luuY1IHo 303/560


苗木「うわっ!?」

ガァァン!ガァァン!

戦刃「ありがとう苗木くん。戦争でも、喧嘩でも、殺し合いもでも、みぃんな私に傷をつけられなかったのに……」




戦刃「………苗木くんが、私の『ハジメテ』奪っちゃった………////」



苗木「ドキッ」

戦刃「ありがとう……/////」




朝日奈「は、はははは初めてとか言い出したよさくらちゃん!」

大神「ぬう……石丸よ、いつものを」ゴクゴク

石丸「ふ、不純異性交遊はいけない!ましてやコロシアイ異性交遊は!」ビシッ

大神「ふぅ… 」


415 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:30:37 luuY1IHo 304/560


葉隠「お、オーガ?気のせいかなんだか調子が」

大神「ぬぅ!持病の恋煩いが!」グビグビ

葉隠「それは重症だべ!脳の!」

朝日奈「失礼だよ!」

霧切「……?」

モノクマ「初めてとか言い出したとき残姉ちゃんにちょっっっっとだけ萌えてしまいました。ハァ……ハァハァ……」

モノクマ「そうこうしてるうちにモノクマ特攻隊が残姉ちゃんの近くに!」

ズガァンッ!
ドガァァンッ!!


モノクマ「ワガママ通しすぎだろ。(心なしか太ももテカってるし)」

舞園「女の子は会話を遮られたくないものですから」

セレス「拳銃もって恍惚とした表情してますが」


416 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:35:06 luuY1IHo 305/560


モノクマ「(やっぱ殺意と性欲はかみひとえなんですかねぇ)あ、次はセレスさんと葉隠くんのダブルヤスヒロ出てください」

葉隠「えええ!?俺っち!」

セレス「この変態糞白黒熊がああ!私はセレスティア・ルーデンベルグってんだろぉ!」




葉隠「ふう……しかし、どっからさがすべ?」

セレス「機械の大きさによりますが、寄宿舎に置くスペースはないはずですわ」

葉隠「トラッシュルームのダストシュートのなかとかは……?」

セレス「ありえませんわ……あら、何やら声が」

桑田「おまえらああああ!にげろおおお!」

山田「ひぎいぃぃぃ!」


417 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:35:45 luuY1IHo 306/560


モノクマ特攻隊「オラオラオラオラオラ」

二人「」


葉隠「走るべ!」

セレス「あいつらここをずっとまわりっぱなしかよ!!」


同時刻

ズガァンッ!
ドガァァンッ!!


戦刃「邪魔 。ひだりみぎたくんのせいで台無し」

苗木「本名で呼んであげなよ……」


418 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:38:27 luuY1IHo 307/560


戦刃「やだもん。」

苗木「はははは…」

ズガァンッ!

苗木「あぶなっ!」

戦刃「傷による痛みってこんなかんじなんだね……ずきずきする…」

ズガァンッ!カチッ!カチッカチッ

苗木「……?」

戦刃「ほ、本当は苗木くんともっとおしゃべりしたり遊びにいったりいっぱいいっぱいキスしたり」

苗木「顔が赤いよ女子高生さん?」

戦刃「そそそそそれいじょうのこともしたいし!わた、わたわたわたわたし経験ないけど!ち、ちなみに汗かいているだけだからこの太もものぬるぬるはなんでもないよ!」ドキドキ

苗木「可愛いよ、戦刃さん(やっぱりあれそうなのか… / / / / )」

戦刃「でも」


419 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:41:31 luuY1IHo 308/560


ジャコッ

苗木「(UZI !もう片手にはナイフ!これは……)」

戦刃「死に顔が見たいから死に顔が見たいから死に顔が見たいから死に顔が見たいから
死んで死んでください死んでもらえますでしょうか?死ねよじゃあね、さようなら。またね?うぷぷぷ」

苗木「……かかってこいよ軍人さん。」

戦刃「第2ラウンドだよぉ!」

ダラララララララ!!

ドガガガガガァァァンッ!!


420 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:45:08 luuY1IHo 309/560


苗木「うわっ!!(ニトロが入っているライトを的確に撃ち抜いてる!爆発音で耳がイカれそう……)」

戦刃「やああああ!」ブンッ!

苗木「危ないっ!」スカッ!

戦刃「まだまだあ!」チャキッ

ダラララララララ!

苗木「至近距離のUZI なんてもったいないなぁ!」(天井張り付き)

戦刃「あっははははははははは!楽しいね!楽しいね!苗木くん!」

苗木の部屋



十神「苗木のやつどうやらまだ生きているらしいな?」


421 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:47:18 luuY1IHo 310/560


腐川「そそそうみたいです……」

十神「どれ、そろそろ俺もいくか…」

ガチャ

葉隠「とおがみっちぃぃぃぃ!たすけてほしいべええ!」

オラオラオラオラオラ

十神「部屋の壁に沿って全力で走れ!俺に考えがある!」

桑田「わかった!ブーデー!引っ張るが我慢しろよ!」ギュッ

山田「うおっ、なんと言うパワー!」

セレス「うおおおおお!死ねるかよォォ!」

十神「(よし、モノクマ特攻隊からかなり離れた、そしてやつは壁際……あとは……)1、2の…」キィ……

十神「3!!」

ガチャっ!


422 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/02(土) 23:48:10 luuY1IHo 311/560


ドガァァンッ!!

十神「ぐぅっ……」ビリビリビリ

桑田「と、十神がやった!」

葉隠「なあるほど、ドアを開けたときの衝撃で爆発させたんだな!」

十神「大神の攻撃に耐える壁があるくらいだ。ドアで防げる自信があった」

腐川「びゃ、白夜様に感謝しなさいよ」

山田「ありがとうございます!ありがとうございます!」

十神「とりあえず倉庫に行くぞ。装備が貧弱ではもともこもない」

セレス「そうですわね、ところで」


セレス「なぜ黒いジャージですの?」

十神「スーツは犠牲になったのだ」


429 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:02:29 0gOSVsPU 312/560


山田「あ、そういえば江ノ島盾子…じゃなくて戦刃むくろの部屋も探してみては?」

十神「しかし罠が仕掛けてあったらどうする?」

セレス「でも賭けてみる価値はありますわ」

葉隠「じゃー、言い出しっぺの山田っち行ってくるべ」

腐川「あ、あんた本当に屑ね……」

葉隠「うぐっ」

山田「任されましたぞ」

十神「大丈夫か?」

山田「この山田一二三、死ぬ覚悟で望む所存ですぞ、できるだけ多く収穫をてに入れて見せましょう」

桑田「ブーデー……」

山田「戦力にはなれそうにないので」キリッ

葉隠「たしかにな!」

セレス「ブーメランですわね」


430 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:03:02 0gOSVsPU 313/560


山田「いってきますぞぉぉ!」ダッ!!

十神「危険だと思ったら引き返せ、俺たちも行くぞ」

葉隠「なんか十神っちが立派に見えるべ!……ジャージ以外」

腐川「し、しかたないでしょ!スーツがあんなことになるなんて!」

十神「腐川!」

腐川「あひぃ!すいません!」

葉隠「(なにがあったんだべ……)」


モノクマ「おやぁ、山田くんがガサ入れしてるぞぉ」


431 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:03:42 0gOSVsPU 314/560


江ノ島盾子の部屋

山田「prrr、prrr 、こちら山田、戦刃むくろの部屋に潜入しましたぞ」

ドアをゆっくり開けて、見渡してみましたがどうやら問題ないみたいですぞ。
部屋の中は変なにおいがしていますなぁ、なんというか花火とトイレの消臭剤の匂いがします。

山田「ややっ、これは!」

ベッドの上にとん、とんでもないものが!

RPG !

ロケットランチャーのようなもの!
た、たぶん本物でしょうな……
説明書はありますかな?
最後に持っていきましょう。

他にも探してみますか、タンスとか

ガサゴソ

>シンプルなブラとパンツをみつけた!


432 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:04:53 0gOSVsPU 315/560


……三次元慣れしていないからしまっておいた。

山田「いやー、シンプルすぎてちょっと」(鼻血)

山田「おっ!なんだか使えそうなものが!」

>なにかのベストをたくさんみつけた

山田「防弾チョッキかどうかわかりませぬが重いですなとりあえず僕の不思議な鞄に入れてと」

山田「おや、このタンス二枚底になっておりますな」

>むくろの日記帳とくしゃくしゃな苗木の写真(意味深)をみつけた
写真の苗木は泳いでいた。


モノクマ「あっ」


山田「あっ(察し)」

山田「しゃ、写真は置いていって日記帳だけ持っていきましょう、せめてもの慈悲ですぞ」


433 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:05:51 0gOSVsPU 316/560


山田「……こんなところですかな。日記帳以外、外の世界の手がかりになるものがありませんぞ」

山田「銃とかそういうものは分解されていますし、なぜRPGだけのこしたのかとりあえずシーツにRPG を包んで……帰りますか」


山田「と、みせかけてベッドの下に謎の段ボール!」

パカッ

>くしゃくしゃな苗木の

パタンっ


山田「……ふっ、どうやら拙者も一皮むけたようですな!」

山田は三次元に対する理解が上がった

モノクマは頭痛がしてきた

倉庫

十神「あの爆弾は衝撃を与えるか、生き物に触れると爆発するようになっているみたいだ。桑田の投球でなんとかなるな。」

桑田「わかったぜ!」

葉隠「あとは山田っちがいいもの持ってきてくれたらなあ」


434 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:06:39 0gOSVsPU 317/560



セレス「下着を頭に被せていないことを祈りますわ」

山田「あけてくだされー」

腐川「ど、どうやら堪能してきたみたいだわ」


十神「一発しかないからと言ってこんなものを残していくのか……」

葉隠「残念だべ」

山田「あと、防弾チョッキみたいなものをいくつか」

十神「でかした、これで防御は固められるな」

山田「あとーそのー……こんなのが」

>むくろの日記帳

十神「………」

腐川「あ、あんた!おん、女の子の日記をあんたの同人誌と同じものだと思ってない?」

山田「し、失礼な!まだ読んでいませんぞ!」


435 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:07:33 0gOSVsPU 318/560


セレス「しかし読んでみないことにはわかりませんわ」

十神「どれ…」

某月某日

今日からコロシアイ学園生活。
盾子ちゃんの代わりにギャルを演じることになった。がんばろっ!

苗木くんは動揺しながらも大和田くんのパンチを見事に受け流して気絶したふりをしていた。
流石だね苗木くん!

山田「うおっ、まぶしっ!嘘みたいだろ?軍人なんだぜこれ……」

桑田「違和感あるけど普通の女の子の日記だな?見たことねえけど。」

十神「日付が書いてあるな……少なくとも1・・2年の記憶が奪われたな」

某月某日

盾子ちゃんが動機のDVDを配ったよ。
私が渡されたDVDは

ダメだ書けない。盾子ちゃんのエッチ!
それはそうと舞園さんがかなり参っていた。
これは明日辺り来るかな?


436 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:08:37 0gOSVsPU 319/560


苗木くんが、DVD を見たあとレーションをくれたよ!
ついでにお話もした。
密林で遭難したときの話をした。驚いていた!やった!

夜中に盾子ちゃんに起こされて叩かれた。
モノクマの手で。
なにか悪いことしちゃったみたい。DVDを苗木くんに配るぞと怒られた。やめて!

山田「あちゃー……」

セレス「………えーっと」

桑田「………」

十神「次行くぞ」

某月某日

盾子ちゃんに殺されそうになった
ひどい うっかりだよ盾子ちゃん

でも苗木くんに助けられた

ありがとう苗木くん
苗木くん大好き!

決着つけたい!


437 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:09:12 0gOSVsPU 320/560


十神「文章がなにか怪しくなってきたな……」

山田「うむむ…」

十神たちは徐々におかしくなる日記を大分読み進め、
今日の日記を読み始めた。


盾子ちゃんから体育館と3-Bには行くなと言われた。
なんでだろう


そんなことよりいよいよ苗木くんとコロシアイだよ!今この日記を書いてるときも

2回シちゃった!///

だけどこのコロシアイに勝ったら苗木くんを独占していいって盾子ちゃんが言ってくれたよ!ありがとう!


438 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:10:32 0gOSVsPU 321/560


盾子ちゃんが腕によりをかけて剥製にしてくれるんだって!やった!
はやく殺し会おうね苗木くん
嫌だ殺したくない。
もっとおしゃべりしたい。
遊びにいきたい。
お泊まりしたい。
キスしたい。
えっちなことも………したい。
でもだめ、そんな苗木くんの死に顔が見たい。盾子ちゃんのお願いも聞いてあげなきゃ。

どうしようどうしようどうしよう
苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん 苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん
苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん

大好きだけど殺さなきゃ

盾子ちゃん、この日記を見つけたら燃やしてね

私は


439 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:11:11 0gOSVsPU 322/560


桑田「うっ…」

腐川「く、狂った愛だわ」

セレス「愛と殺意は紙一重ですわね」

山田「トラウマですぞ……」

葉隠「愛が重いべ!」

十神「とにかく次にやることがわかった。体育館か3-Bのどちらかに行くぞ」

腐川「あ、あとは大和田やあいつらが気づいて同行してくれればいいけど」

葉隠「そういや大和田っちや不二咲っちはどこにいったんだべ?」

十神は事情を話した

セレス「た、大丈夫ですの?」

山田「でかい賭けに出ましたな」

桑田「敵だったやつだぜ?」


440 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/03(日) 14:11:43 0gOSVsPU 323/560


十神「心配するな。大和田でも倒せるくらい痛め付けた」

葉隠「そ、そうだべか」

十神「とりあえず二手に別れるぞ」


モノクマ「いやー、ひくわー残姉ちゃんひくわー」

※食堂にいるメンツは苗木と戦刃の様子しか見えない

モノクマ「全く、山田くんにガサ入れされてかわいそうに」

石丸「むむむ……兄弟たちは大丈夫か?」

モノクマ「あ、石丸くん出て」

石丸「わ、わかった!」

霧切「気をつけてね」

石丸「うむ!行ってくる!」


大神「グビグビ」メキッ


448 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 16:42:33 3ZUpCw0c 324/560


石丸「む、みんな!まだこんなところにとどまっていたのか!」

十神「やみくもに探すより、手がかりがないか調べていた。そしたらこれだ。」

石丸「に、日記と書いてあるじゃないか!」

桑田「黒幕の仲間の日記だ」

石丸「読む!」

腐川「躊躇ぐらいしなさいよ……!」

読了。

石丸「…………愛とは複雑だ」

セレス「とにかくこれでどうすべきかお分かりになったでしょう?」

十神「問題はなぜ二ヶ所あるのかだ。」

十神「普通に考えれば、あれを量産させるには相当なスペースが必要だ。だから体育館が怪しい。」

十神「だが、3-B にも行くなと書いてあった。もしかしたら体育館になにか仕掛けがあるのかもな」

山田「RPGによくある謎解きゲームですな。リメイク版でその要素をなくして物を置くだけにしたRPG を思い出しますな」

葉隠「なぁー、とりあえず体育館行ってみるべ!」

十神「そうだな」


449 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 16:44:09 3ZUpCw0c 325/560


体育館


十神「なんだこれは………」

葉隠「体育館の前がモノクマで埋め尽くされてるべ!」

桑田「どかせばいいじゃん」

十神「いや、どかそうとしたときに爆発するかもしれん。」

セレス「……よく見たら動いていませんか?」

モノクマたち「ハァ…ハァハァ…ハァ…ハァハァ…」(モノクマダンス)

腐川「ひぃっ!」

モノクマ「やあやあ、気づいたみたいだね!」

十神「体育館にモノクマ特攻隊を作る機械があるみたいだな」

モノクマ「まぁね、残姉ちゃんが日記に書かなきゃもっと楽しめたんだけどなあー」


450 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 16:51:39 3ZUpCw0c 326/560


戦刃「……ぅぅ見られたみられたみられたみられた!!」

ダラララララララ!

苗木「(上の階に行って十神くんたちを巻き込まないようにしないと……
……戦刃さん可愛いな)」シュタタタタッ

戦刃「まってよ!」シュタタタタッ


モノクマ「そのモノクマたちをどかすには3-Bにあるコントロール装置を壊さなきゃいけない。まあ、その過程にはモノクマ特攻隊や残姉ちゃんの流れ弾があるかーもね 」

十神「くっ、集団で移動するには危険だな」

セレス「ですがここで待機していてはモノクマ特攻隊の餌食ですわ」

モノクマ「ちなみに葉隠くんの左側の壁からねえ」

葉隠「これがどうしたんだべ」

パカッ

モノクマ特攻隊「ふぃー、狭すぎるぜ」


全員「」


451 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 16:53:46 3ZUpCw0c 327/560


十神「走れ!」

セレス「ちくしょおおお!学園の壁と言うかべから出てくんのかぁ!?」

山田「モノクマが神出鬼没なのはこれが原因ですなぁ!」

桑田「アホアホアホアホアホアホ!」


十神「苗木ぃぃぃぃ!二階へいけええ!」

2階

苗木「もう来てるよ十神くーん!」

戦刃「はぁっ!」ブンッ!

苗木「おっと危ない!そのナイフ、高そうだね 」

戦刃「博物館にあった刀を奪って加工したから強いもん」

苗木「(まさかそれ大般若……)うわっと!」スカッ

戦刃「よそ見しちゃダメだよ!(切られた部分がまだひりひりする…毒?)」


452 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 16:54:45 3ZUpCw0c 328/560


苗木「くらえっ!」ブンッ

ジ…ジジ……

戦刃「爆弾!?(打ち落とせない…!逃げるしかない!)」ダッ!!

ボフンッ!モクモクモク……

戦刃「(ちがう、爆弾じゃない!煙幕!!)」

戦刃「(目暗撃ちするしかない!)」

ダラララララララ!ダラララララララ!

戦刃「………くっ!どこにっ…」

ヴィィィン…

戦刃「!?」

バチバチバチッ!

戦刃「あぁぁぁぁ!(電撃!?スタンガンなんて苗木くんは持ってないはず!)」

苗木「……あら?もう電気切れ?」

戦刃「そこぉ!」ブンッ!


453 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 16:58:17 3ZUpCw0c 329/560


スパッ!

苗木「っつぅ…!頬を切られた……しかも深い 」

苗木「(動くこけしを壊して作った即席スタンガンだったけど……長時間使えるわりには威力は大したことなかったか……)」

戦刃「はぁ…はぁ…ちょっとビリっとしたけどまだまだ……」

オラオラオラ……

苗木「ちっ!近くにモノクマ特攻隊がいるのか!」

戦刃「煙幕で自分の首を絞めたね」

苗木「くそっ!」シュッ

ビダンッ シャカシャカシャカ

戦刃「天井に!ちっ!」チャキッ

ダラララララララ!

戦刃「!?監視カメラのマシンガンが!?」ビクッ

苗木「(不二咲くんがやってくれたんだね!でも、あくまでもごまかさなきゃ!)」


454 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 16:59:19 3ZUpCw0c 330/560


苗木「壊して使おうとしたらすぐ反応するのかー、やっかいだなぁ!煙幕も薄くなったことだし先にいくねえ!泳ぎにいこっと!」

戦刃「ちいっ!」

モノクマ特攻隊「オラオラオラ!」

戦刃「後ろから…!邪魔!」ダラララララララ!

モノクマ特攻隊「ばんざーい!」

ドガァンッ!



モノクマ「あー、あー、ひだりみぎたくん?モノクマ特攻隊はさぁ、改善の余地ありだよ。仲間も襲うし」

ひだりみぎた「そ!う!だ! ひだりみぎたじゃなくてそ!う!だ!」

モノクマ「愛と勇気だけが友達だからってねえ」

ひだりみぎた「ちくしょおおお!なんかムカつく!」


455 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:00:49 3ZUpCw0c 331/560


モノクマ「あ、四人とも出ていいっすよ」

朝日奈「頑張ろう!さくらちゃん!霧切ちゃん!舞園ちゃん!」

舞園「はい!」

霧切「そうね、でも大神さんは…_」


大神「心配いらぬ。」

スクッ

モノクマ「はえ?」

霧切「そ、そんな!」

舞園「き、奇跡です!」

朝日奈「!さ、さ、さくらちゃんが」


朝日奈「さくらちゃんが立った!さくらちゃんが立った!」

ズギャァァーz____ン

大神「ふぅ……」


456 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:04:59 3ZUpCw0c 332/560


モノクマ「ええええ!?な、なんでさ!」

大神「さあ、行くぞ朝日奈、霧切
舞園」

霧切「え、ええ……」

舞園「(心なしかオーラが見えます)」

朝日奈「うん!うん!やったぁー!さくらちゃんが復活だー!」

モノクマ「いやいやいやいや!なんでさ!」

タッタッタッ……


モノクマ「シカトなんて絶望的ぃ…… 」


大神「実は苗木に夜時間に針治療を受けていたのだ」

舞園「よ、夜這い!?」

大神「はじめはそうかと思い焦ったぞ」


457 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:05:42 3ZUpCw0c 333/560


朝日奈「針治療ってあのおじいちゃんとかが受けるやつだよね」

大神「左様、寝るのを惜しみ懸命に治療してくれたのだ。おかげで先程のプロテインの作用も含め大分回復した」ムキッ

大神「もっとも、苗木の針治療はモノクマにはただのマッサージに見えていただろうな。」

霧切「(針治療とプロテインで回復する大神さんって……)」

霧切「それにしても、苗木くんが大神さんにのりかかるとなんだか小動物が乗っているみたいでかわいいわね」

舞園「あら、霧切さんはそんな苗木くんに乗りかかりたいんじゃないですか?」

霧切「そ、そんなことないわ」

朝日奈「でもよかったあ……って!なにかくるよ!」


モノクマ特攻隊「オラオラオラ」


458 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:06:26 3ZUpCw0c 334/560


ズガァンッ

モノクマ特攻隊「ばんざーい」

ドガァンッ!


霧切「ふう…」

朝日奈「すごーい!」

大神「すまぬな……ケンイチロウと互角に戦った、赤いはちまきの男のように我に波動が使えたら……」

舞園「その人人間なんですか……?」


十神「よし、大丈夫そうだ」

葉隠「ずーっと階段の踊り場にいてひやひやしたべ」

桑田「爆発ばっかりしてたしよ……」

セレス「とりあえず隠し部屋で不二咲くんたちと合流いたしましょう」

石丸「よし!行こうではないか!」

山田「いやー…拙者隠し部屋に入れますでしょうか……」


459 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:09:33 3ZUpCw0c 335/560


腐川「ていうかぁ……それ以前に……」

二階男子トイレ


石丸「」

葉隠「」

セレス「」

山田「」

桑田「」

腐川「やっぱり……」

十神「紙のうえをあるけ!」

葉隠「糞まみれだべー!!」

セレス「……………」ピクピク

石丸「モノクマぁぁぁ!中途半端な掃除はやめろおお!」


460 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:10:24 3ZUpCw0c 336/560


大和田「!兄弟たちが来る!」

不二咲「モノクマ特攻隊もいないからいまのうちだねぇ!」

豚神「ぁあー…緊張してきた……何て言おう」


澪田「白夜ちゃん!『肉』って書いて飲むといいっすよ!」

パカッ


山田「ふんぎぎぎぎぎぎぎ」

大和田「山田が!」

豚神「引っ張ろう!」

澪田「これマジっすか?上半身と違って下半身小さいっす」

不二咲「確かに不思議だよねぇ」

山田「ふぅ、死ぬかと思いましたぞ」

十神「豚神、なんだこいつは」

豚神「かくかくしかじか」

十神「軽いなっ!なんだかノリが軽いなっ!」


461 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:11:32 3ZUpCw0c 337/560


澪田「はーい、改めまして澪田唯吹の(略)よろしくっす!」

桑田「えっ!澪田唯吹ってあの有名な……」

澪田「今はソロっすけどね」(真顔)

豚神「澪田さん…彼は空気が読めないんだ」

桑田「ブーデー2号……」イラッ

澪田「あっ!申し訳ないっすー!それならしかたがないっすね!
あ、君がミュージシャン目指してるチャラ男のレオンちゃんっすね!バックギターぐらいにはするからよろしくっす!」


桑田「お、おうってバックギターってなんだ!」

澪田「そして・・……あーっ!ほっそい白夜ちゃん!本物っす!たしかにそっくりっす!」

大和田「本物がそっくりさん扱いされてる……」

十神「や、やかましい!なんだいきなり!」

澪田「いやー、まさか白夜ちゃんのそっくりさんがいるなんて疑ってたっすけど本当にそっくりっす」


462 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:14:55 3ZUpCw0c 338/560


大和田「本物がそっくりさん扱いされてる……」

十神「や、やかましい!なんだいきなり!」

澪田「いやー、まさか白夜ちゃんのそっくりさんがいるなんて疑ってたっすけど本当にそっくりっす」

腐川「あ、あんた白夜様に色目を使うの!」

澪田「ほっそい白夜ちゃんより唯吹はふっとい白夜ちゃんっす!」

豚神「ごほん!勝手に言ってろ////」

澪田「赤くなってるー!」

セレス「随分と騒がしい方ですこと」

澪田「面白ければなんでもありっす!ところでなに人なんすか?トランシルバニア?」

セレス「(トランシルバニア……そういう手もありましたわ!うかつ!)日本人ですわ…」

豚神「み、澪田。話し合いをしたいのだが」

澪田「タハーッごめんっす!」

石丸「待ちたまえ!澪田くんとやら!そのピアスはいただけないぞ!」


463 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:17:25 3ZUpCw0c 339/560


豚神「石丸、話し合いをしたいのだが」イライラ

石丸「む、すまない十神くん!……あれ?」

十神「十神は俺だ」

石丸「……ややこしいぞおお!」


不二咲「あ!今カメラに映ったけど大神さんがあるいているよ!」

大和田「マジかよ!」

葉隠「プロテインの治療効果だべ!」

十神「ありえん……」

澪田「おおー、なんだかすごいメンツっす」


コンコン

霧切「十神くん、開けてちょうだい。早く」


464 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:18:23 3ZUpCw0c 340/560


澪田「あー!アイドルのさやかちゃんっす!本物っす!当て身食らってたっすね!」

舞園「な、なぜそれを?」

澪田「テレビで(略)」

舞園「きゃー!(じゃ、じゃあ苗木くんにハァハァしてたのバレバレ!?)」

澪田「これが終わったら澪田とバンドくんでほしいっす」

舞園「か、考えておきます……(いや、逆にこれを逆手にとって苗木くんに告白を!)」

朝日奈「あっはっはっは!十神が太い!」

豚神「俺は豚神だ 」

朝日奈「とんがみwwwwwお腹いたい!」

豚神「ちなみに声帯模写もできるごほん! ドーナツ食べたい!(朝日奈声)」

朝日奈「すっごーい!」

十神「おい、いつまで遊んでいる」

豚神「ご、ごめん」

朝日奈「もう豚神が十神でいいような気がしてきたよ!」

十神「ファっ!?」


465 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:19:16 3ZUpCw0c 341/560


豚神「作戦はこうだ」

十神「まず何人か3-Bに行き、目的を達成する。戦刃やモノクマ特攻隊に少しでも抵抗できるようになるべく銃が扱える者がいいな


澪田「ちなみに澪田は下手な鉄砲数打ちゃ当たるタイプっす」ジャキッ

大和田「あぶねえな!」

豚神「それからこの部屋にいる数名で体育館へ行こう。残りはここの守護だ。」

葉隠「十神っちが喋っているのか豚神っちが喋っているのかわからないべ」

十神「まずは3-Bにいくチーム決めだ」

霧切「私はここに来る途中モノクマ特攻隊を銃で壊したわ」

十神「なら霧切は決定だな。この俺も行こう。」

桑田「(ど、どうするどうする…このままここで待っていた方がいいんじゃないか?)」

桑田「(そ、そうだぜ、俺はミュージシャンになって舞園ちゃんと付き合うんだ……)」

桑田「…………」


466 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:20:20 3ZUpCw0c 342/560


桑田「野球……」

「すごい威力の打球だったよ!」

「オメーもすげえよ!野球やれよ!」

「目立てないから無理無理 桑田くん、やっぱり野球捨てちゃダメだよ」

「べ、べつにいーだろ!」

「桑田くんは戻れるから大丈夫だよ 僕とちがって」



桑田「…………」


桑田「…………俺も行く!」

十神「桑田!?大丈夫なのか?」

桑田「やっぱさぁ、俺の送球とスピードが必要になるんだと思うんだよなぁ、
それに苗木ばかりに任せっきりにしておけるかっての!」

葉隠「桑田っちがなんだかかっこいいべ!」

セレス「まあ、あのロボットは衝撃を与えるだけで爆発するからボールでも大丈夫でしょう」

山田「桑田怜恩殿のパワーは拙者を引っ張っても問題ないくらいですからな! 」


467 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:21:39 3ZUpCw0c 343/560


豚神「確かに超高校級の野球選手である桑田ならば問題はないだろう。ならば渡しておくものがある。澪田、そこの一番右の袋から手榴弾を2つとってくれ」

桑田「ま、まじかよ!あと袋の中に入れんな!」

澪田「なんか一杯ものが入っているっすねー。あっ、なんすかこの赤いパンツ?どこかで見覚えが………////!」

豚神「だ、出すなよ!それは絶対に出すなよ!ええい!俺が出す!」

澪田「お、お守りにしてほしいとは言ったけど////」

石丸「ふ、不純異性交遊だ!」

腐川「びゃ、白夜様!私のパパパパパンツなら」

十神「いらん」

桑田「なんか急に行きたくなくなってきた……」

山田「手榴弾なだけに爆発しろ」




豚神「こ、これが手榴弾だ。ピンを抜いたらすぐ投げろ」

桑田「お、おう(パンツと同じ場所にあったんだよな……)」


468 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:22:25 3ZUpCw0c 344/560


十神「3-Bに行くメンツはこの3人でいいだろう。」

豚神「そうだな、体育館へ行くメンバーは俺の方で決めていく。お前たちは先に行け」

霧切「わかったわ」

桑田「っしゃー!言ってくるぜ舞園ちゃん!」


澪田「白夜ちゃんはドラムができるんすよ!」

舞園「すごいですね!」

豚神「ふ、ふん。まあな」

桑田「いってきまぁぁあす!」チクショー

大神「大丈夫であろうか」

豚神「心配ないだろう。さて、体育館へ行くメンバーだが………」


プール

ダララララララ!

苗木「そのUZIいくつたまが入ってるのさ!」


469 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:23:08 3ZUpCw0c 345/560


ダララララララ!

戦刃「苗木くんこそビート板何枚あるの!」

戦刃さんが追いかけながらUZIを撃ってくる、少しでも距離をつめようと追いかけてくる。

普通なら当たってしまうであろう弾も僕のスピードと、走り撃ちしていることにより精度が落ちているおかげで平気だ。

さらに僕はありったけのビート板をプールにぶちまけてその上を飛んだり跳ねたりして挑発する。
大分あせってきたな。


戦刃「いいもん、もういいもん。」スッ ゴソゴソ

苗木「(撃つのをやめた?)」

戦刃「嫌でも沈めてあげるから!」ピンッ!

苗木「(手榴弾!)」


470 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:24:17 3ZUpCw0c 346/560


戦刃「えいっ!」ブンッ

ジャポンッ……

苗木「(近い!離れなきゃ!)」

戦刃「もう一個!」ブンッ

苗木「(反対側にも投げられた!プール再度に飛ぶしか!)」バッ!

戦刃「……よし」ニタァ


471 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:24:52 3ZUpCw0c 347/560


ザバア ァンッ! ダララララララ!

苗木「!!(爆発が一つだけ!二回目の手榴弾はダミーか!やられた!)」

ダララララララ!

苗木「(弾が……当たる…!)」

バスバスバスバスッ!!

苗木「ぐぁぁぁっ!」ブシャアッ

ダァンッ………カチッカチッカチッカチッカチッカチッカチッ

苗木「く、くそっ……」ドサッ……

戦刃「仕留めた」


不二咲「な、苗木くんが!」

朝日奈「そ、そんな!」

葉隠「お、おしまいだべ!みんなころされるべ!」

舞園「そ、そんなことありません!きっと大丈夫です!」

セレス「でも……血が……」


472 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/04(月) 17:26:07 3ZUpCw0c 348/560


山田「うむむ……」

豚神「なんということだ……」

戦刃「はぁ…はぁ…はぁ…」
タッタッタ……

戦刃「苗木くん……」

ツンツン

戦刃「死んじゃったの?」

苗木「……」

戦刃「グスッ……苗木くんが、苗木くんが死んじゃった……」

戦刃「うう……死んじゃったよぅ……でも」

戦刃「すごくいいカオ………」ゾクゾクゾクッ

戦刃「今まで見た中で最高の顔だよ……」グスッ


480 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:37:57 37mcxcpo 349/560



戦刃「血が出てるよ苗木くん……」ペロペロ

苗木「……」

戦刃「はぁ…はぁ…苗木くん苗木くん……んっちゅっ……んふ…」

苗木「………」

戦刃「剥製にしてあげるからずうっといようね」

苗木「………」

戦刃「本当に死んじゃったんだね……」ポロポロ



澪田「あばばばば恐ろしいっす」

大和田「狂ってやがる………」


481 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:38:40 37mcxcpo 350/560


戦刃「苗木くん……苗木くん……」

戦刃「苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん!あっははははははは!」

戦刃「あっはははははははははははは!あっははははははは!あっははははははは!
あっははははははは!うぷっ、うぷぷっ、あっははははははは!」


苗木「大胆だね、戦刃さん」パチッ

戦刃「ははは……っ!」ビクッ ダッ!



石丸「うおお!生きているぞ!」

大和田「さすがだぜ!」

葉隠「よかった!不二咲っちを盾にしないですんだべ!」

不二咲「…………」

澪田「吐き気を催す邪悪っすね」


482 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:39:35 37mcxcpo 351/560


苗木「危なかった……パーカーなかったら……死んでいたね」

苗木「僕のシャツとパーカーは特殊なんだよ?高かったなあ。それでも…いてて……お腹いたいや……」

戦刃「よかった!」ブンッ

苗木「あぶなっ!」

戦刃「まだ戦えるならそれでいい!」ブンッブンッ

苗木「そうかい!」シュッ!

バキィッ

戦刃「足払いっ……!(まずい、バランスが!)」

苗木「捕まえた」ガシッ

戦刃「しまっ……」

ザパァァァン!


483 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:40:10 37mcxcpo 352/560


戦刃さんにしがみつき、プールに落ちる。
ちょうどおんぶするような形になっているからナイフで刺そうとしても難しくなる。
戦刃さんは意地でも出ようとする。
なぜなら、水中は血が流れる速度が早くなるからだ。
少しの傷でも命取りになりかねない。
無論、頬を切りつけられた僕も同じだが、もがく分戦刃さんの方が早く出血する。
このままいけば戦刃さんは出血多量で死ぬだろう。

僕は



逃げられないようしがみつく力を強くした。


苗木「(さようなら、さようなら戦刃さん。)」

戦刃「………」


484 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:41:07 37mcxcpo 353/560


ピタッ

苗木「(……?動きが止まった?)」

戦刃「ニヤッ(よし、緩んだ)」

ズルッ

苗木「(しまった!締め付けが解かれた!)」
ゴッ!

苗木「ボゴォ…っ!(リーチをいかして鳩尾に蹴り……!)」

戦刃「(よしっ!)」

ザバー

戦刃「ふう……」

戦刃「(ベストが濡れたあげく小麦粉を被っていたせいかなり痛んだ)」

戦刃「(ベストにいれていた救急用のガーゼつき包帯も濡れたせいで使い物にならない。ないよりはましか)」ビリビリ キュッ

戦刃「(応急処置はこれでよし。……最初からこれを狙ってプールにおびき寄せたのかな?)」

戦刃「(そうだとしたらここで殺しにかかってきたと言うことは)」


485 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:42:07 37mcxcpo 354/560


戦刃「(はじめから本気で戦ってくれていた!)」ゾクゾクゾクッ

戦刃「えへへ、嬉しいな苗木くん」


苗木「(こっちは迂闊に出られないけどね。っていうかなに考えてるか丸分かりだよ)」

モノクマ「あー、あー、残姉ちゃん残姉ちゃん。パンツの中濡れ濡れで興奮している残姉ちゃん」

戦刃「だ、だってしかたないもん!苗木くんが私のために!」

モノクマ「なに勘違いしてンですかねプールに入ったらそりゃ濡れるでしょ」

戦刃「あ」

モノクマ「それはそうとさ、お願いがあるんだよね。実は3-B に向かっている悪い子達がいるからなんとかしてよ」

戦刃「えぇー」

苗木「(まずいっ!戦刃さんがみんなに向かったら大神さん以外まず勝てない!)」

戦刃「でも……」

モノクマ「よーく考えな残姉ちゃん。そこのお人好し忍者が仲間をおいて逃げるなんてことはしない。全力で止めにはいるだろうね」

戦刃「わかった!」ダッ!

モノクマ「はえーよ!」


486 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:43:30 37mcxcpo 355/560


苗木「(早く上がらないと!)」

ザパァァァン

シュタッ

苗木「火薬類はダメになったか……いや、急がないと!」

パカパカパカパカ

苗木「!」

ありとあらゆる場所からモノクマ特攻隊が飛び出してきた。
2階にいたやつ全部か!

苗木「どけえええ!」


モノクマ「にしてもさっきのマシンガンの誤作動はなんだっんだろう?あ、ハッキングの形跡がある!」


豚神「くっ……三人が危ない!」

不二咲「監視カメラのマシンガンを使って足止めを……ロックが新しくなってる!」

舞園「ばれちゃったんですか!」

不二咲「いや、ハッキング元を偽造するデータを次々つくって送信してるけどマシンガンはもう……」

石丸「こうなったら僕が時間稼ぎをする!」


487 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:44:27 37mcxcpo 356/560


大神「いや、石丸よ…我が行こう」

石丸「いいや!大神くん!君は体育館組だから温存すべきだ!
それに、校内で銃火器は風紀として認められん」

朝日奈「そういうもんだいかなぁ」

大神「しかし……」

大和田「心配すんな、俺もいく」

石丸「兄弟!?」

大和田「からだが…"なまっててよォ"今すぐ"暴れたいんだ"」ビキビキ

葉隠「大和田っちの顔がピクピクしてるべ!」

澪田「特攻のもろこしちゃんっす!」


豚神「……そうか。幸い戦刃はUZI を撃ち尽くしている。時間稼ぎはできる」

豚神「戦おうとはするなよ。あいつはお前たちを苗木を呼ぶための餌ぐらいにしか思っていないからな」

石丸「わかった!」

大和田「上等だ!」

豚神「餞別だ、少し待ってろ」ゴソゴソ


488 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:45:06 37mcxcpo 357/560


澪田「気が利くっすねー!澪田は白夜ちゃんの優しい所が大好きっす!あ、痩せてる方の白夜ちゃんじゃないっすよ」

腐川「そう、じゃあ競合しないわね……わた、わたしは、罵られたい……」

澪田「えー、ぴったりくっついてる時は優しい言葉かけてほしいっすよー。女の子の方がきついんですしー」

腐川「ヒィィィ!あ、あんた何言ってんのよ!ぴったりってあんた!ぴったりって!」

豚神「澪田、ちょっと黙ろう」

山田「爆発してしまえ」

セレス「同じ豚でもランクが違いますわね」

朝日奈「?つまりはどういうこと?」

大神「気にしてはならぬ」


489 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:45:44 37mcxcpo 358/560


豚神「木刀二本だ。ただの木刀ではない。氷の覇王の木刀だ」

大和田「洞爺湖にいんのかよ氷の覇王」

石丸「やや!木刀なんてはじめてだ!恩に着る!」

大和田「マジかよ修学旅行必須アイテムだぞ」

石丸「無駄な金を使っていなかったのだ!」

大和田「そーかい」

山田「大和田紋土殿、ねんのために防弾ベストを着た方がいいですぞ(キリッ)」ハイ

大和田「すまねーな!」

澪田「防弾ベストに愛羅武勇ってかいたほうがいいっすよ!(キリッ)」ハイ

大和田「ハイじゃねーよ!もう書いてんじゃねーかよ!」

不二咲「かっこいいなぁ」


490 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:46:37 37mcxcpo 359/560


豚神「決して無理するな。危なくなったら帰ってこい」

葉隠「俺は応援しといてやるべ!」

舞園「戦意が削がれそうですね」

石丸「行ってくる!」

大和田「行くぜ!」

パタン

大和田「くそまみれだなおい!」

石丸「うぬぬ…モノクマめ」

大和田「いまんとこ特攻隊はいないみたいだ」

石丸「だが気を付けよう、壁から出てくるときもある」


大和田「なんか火薬くせえな……」

石丸「苗木くんが激しく戦った痕だな」

大和田「よくやったなぁ」


491 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:47:27 37mcxcpo 360/560


タッタッタ

うーん、3-B 3-B・・
今廊下をびしょぬれで走っている私は元フェンリルの傭兵。
強いてあげるとしたら苗木くんが好きってことかな。
名前は戦刃むくろ


戦刃「… 3-B … …3-B あっ」

石丸「あっ」

石丸「兄弟伏せろ!」

大和田「応ッ!」

阿吽の呼吸と言うべきか大和田くんがその場に伏せた瞬間石丸くんは大和田くんを踏み台にして私に飛びかかってきた。
教室のことで頭が一杯だった私は、ナイフでその一撃を防ぐのに精一杯だった。

ガキィンッ!

石丸「奇襲戦法を見破ったか!見事だ!」

戦刃「そんなもの奇襲でもなんでもない。ただのやけくそ」

大和田「ただのやけくそじゃあねえっ!」


492 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:48:04 37mcxcpo 361/560


ガシッ

大和田「なにっ!?」

私の背後に回った大和田くんの一撃を片手で受け止め、蹴りを繰り出す。
違和感あり、防弾ベストか。

大和田「ぐうっ、なんつー蹴りを繰り出しやがる……前戦ったレディースの『酢牌酢我亜留』の総長の蹴りよりやべえ!」

石丸「兄弟、彼女は軍人だ。それくらいの力はある!だが距離をおいて戦うな!」

正解だよ石丸くん。
こんな近距離じゃ銃も手榴弾も無意味だからね!

石丸「女性に手は出さない主義だが悪漢相手は別だ!いくぞ!」


493 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:48:57 37mcxcpo 362/560


前門に風紀、後門に族。
素人と戦うのが一番怖い。なぜなら自分の思いもよらない攻撃をしてくるからだ。
プロは効率のいい攻撃をしてくるが素人は宝くじ同然な攻撃をする。
いったいどんな・・

石丸「チェストオオォ!」

戦刃「ちっ」

大和田「今だ!兄弟!」ガシッ

戦刃「羽交い締めか!」

ガスッ

石丸「なっ!?」

大和田「俺の羽交い締めを抜けやがった!」

万歳して真下に落ち、体制を崩したまま両足で二人の足を蹴り飛ばす。
気づけば二人は頭をたれ、痛みに耐えている

石丸「や、やるではないかぁ……」

大和田「こいつ……バケモンか……」

戦刃「口達者な風紀委員と腰抜け暴走族ごときが私を止められるわけがない」


494 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:49:53 37mcxcpo 363/560


大和田「へっ、見え見えな挑発だぜ」

石丸「口達者であるほうがむしろいいのだ!」

ダメか、挑発にも乗らない。
なら……

戦刃「大和田くん」

大和田「なんだよ?」





戦刃「実はゲイって本当?盾子ちゃんの用意した動機に書いてあったよ。すごかったらしいよ。」


495 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:50:50 37mcxcpo 364/560


大和田「……………ぶっ殺す!」

石丸「兄弟!落ち着け!」

戦刃「戦場にはよくいるよ」

大和田「てめえええ!」

怒ってる怒ってる。
彼を殺したときどんな顔をするのかな?
嘆き?怒り?それに応じて石丸くんも廃人になるだろうから……

石丸「落ち着くんだ!苗木くんが好きすぎて、決戦前に自慰にふける彼女よりましだ!」

戦刃「」


496 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:51:23 37mcxcpo 365/560


大和田「いや、だからホモじゃねえ!…ふう、落ち着いたぜ」

石丸「よし!」


豚神「いいわけあるかぁぁぁ!」

朝日奈「サイテー」

山田「いや・・シチュとしてはありですな」

澪田「あれはさすがにないわ」(真顔)

不二咲「お、大和田くんってホモじゃないんだぁ」

セレス「(大和田くんって不憫ですわね)」

葉隠「戦刃っちがキレる!俺のうらないは三割当たる!」



戦刃「……カァァァァ////」

石丸殺す 絶対に殺す
UZI あったら蜂の巣にしてやれたのに
今のが苗木くんに聞かれてないからいいものの


497 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:51:56 37mcxcpo 366/560


だって

シャッ!

石丸「うわぁっ!」

大和田「きょ、兄弟!」

がしっ

石丸「あがっがっ……(首を絞められている……なんて力だ)」

恥ずかしいんだもん!

ビダァァァンッ!
石丸「ぐげっ!!」

大和田「(首をつかんで壁に叩きつけやがった!)」

石丸「ゲホッゲホッ……」

戦刃「……」ドゴォッ

石丸「あがっ!?」


498 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:52:39 37mcxcpo 367/560


ドゴォッ

石丸「ぐええっ!」

戦刃「お喋りしなよ口達者」

ゲシッ

石丸「うっぐ……ふふふ……殺し合いを楽しむ狂人が……恥じらいなんて……」

戦刃「……さようなら」





大和田「よそ見すんなぁぁぁ!」


499 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:53:12 37mcxcpo 368/560


戦刃「!」

バキィッ!

大和田「ぐあっ!」

戦刃「危なかった……」

ドサッ

石丸「ゲホッゲホッ」

大和田「(兄弟は無事か?だが今度は俺がヤバイな)」

大和田「兄貴……そっち逝くかもしれねえ……」

戦刃「大和田くん」

大和田「なんだ」

戦刃「お兄さんが待ってるよ」

大和田「へっ、上等だぁ!」

圧倒的な力の差を見せつけたのに、
なおも立ち上がってくるなんて相当な根性の持ち主だよ。
根性じゃどうにもならないことを教えてあげるよ。


500 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:53:44 37mcxcpo 369/560




僕は、僕はどうしたんだ。
体が動かない。血へどが出ている?身体中いたい。
なぜだ、なぜなんだ。僕は事実を言ったまでだ……。と、少し前までの僕なら思うだろう。

だが、冷静にかんがえてみたらだ、確かにデリカシーが無さすぎた。いくら敵だからと言って。
あんなことを言ってしまうのは風紀としていや、人間として最低だ。


しかし、相手も相手だ。なんなのだいったい。
苗木くんが大好きな心と苗木くんを殺したいと言う二律背反。
憎んでいると言うより愛している、だから殺したい?


501 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:54:16 37mcxcpo 370/560


ふざけるなよ、そんなまどろっこしいこと言わずにどちらかにしろよ!
そのせいで今兄弟がなすすべなく打ちのめされている。
兄弟!兄弟!大和田くん!

うおおおおおお!


石丸「ぬおおおおお!」

戦刃「!?」

大和田「きょ………兄弟……」


502 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/05(火) 16:55:11 37mcxcpo 371/560


???「みなぎってきたぜぇ…お前があくまでも二律背反の精神でやるってんなら……」

???「この俺も、石丸の『規律』に大和田の『アウトロー』で!てめえを叩きのめす!」

大和田「兄弟が……へへ、すげえ男らしくなったぜ…!」ビキビキ

戦刃「な、なんなの石丸くん……」




石田「俺は石丸じゃねえ!俺は!俺は!俺は石田だああああ!」


510 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:37:33 54o.GHH6 372/560


石田「てめえの愛は残虐行為!規律から見てもアウトローから見てもくそったれだ!」

石田「兄弟!木刀貸してくれ!」

大和田「はっ、なんかよくわからねえが使いな!」ブンッ

石田「ありがとよ!」パシッ

戦刃「二刀流……?素人の二刀流だなんてなめられたね」

石田「兄弟から貸して貰った木刀!受け取った左手がやけに熱いぜ!」

スチャ

大和田「左に持った方をつき出して、右は構えたまま?」

戦刃「……(正しい二刀流の姿勢だ)」

石田「さあ、いくぜ!」


511 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:38:05 54o.GHH6 373/560


豚神「ただの熱血バカじゃないみたいだな」

葉隠「どういうことだべ」

二刀流は両手に持った武器で戦うように見えるが正しくは片方は相手の攻撃を防いだり、はじくもの。
もう片方はスキができたときに切りつけるもの。
つまり攻守一体の型だ。戦刃が相手でも大和田と連携すれば少しは応戦できるかもな。


葉隠「てっきりクロスさせてビームが」

豚神「バカか」

澪田「アホっすね」

葉隠「バカやアホって言った方がバカアホだべ!!」

澪田「ちなみにぃー唯吹と白夜ちゃんはー!バカップルっす!ぎゃはー!言っちゃった!」

豚神「ふ、フンッ」

葉隠「やっぱりバカだべ!」

舞園「(いや、あなたの方がバカですから)」


512 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:38:45 54o.GHH6 374/560


石田「来いよ!戦刃ぁ!」

大和田「びびってんのかぁ!ああっ!?」ピキッ ピキッ

戦刃「………」


戦刃「シッ」ブンッ

石田「ぬうっ!?」ガキッ

石田「(なんて蹴り放ちやがる、防ぐのに精一杯だ!だが!)」

大和田「うるぁあああ!」ダッ

戦刃「突進してきたか」

石田「思いっきりぶちかませ!」

戦刃「無駄」

ドスッ

大和田「うぐぁ!」

石田「(兄弟の腹を軸足で蹴り飛ばし、その反動でたおれこんできたか!)」

戦刃「ふんっ!」ブンッ

ガキッ!


513 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:39:26 54o.GHH6 375/560


ガキッ!

石田「ナイフを振り上げようとも!腕を封じりゃ届かねえ!」(だが……限界だ!)

戦刃「ねえ石丸くん、私だって女の子なんだよ」ギギギ


石田「ぐう、だからどうした!」(まだ力を残してやがったか! )

戦刃「私が一人エッチしてたの思いっきりばらしてたよねえ」(目がぐるぐる)

石田「……ち、ちくしょう、悪かったな!こいつ……(目がいかれてやがる………)」

戦刃「女の子の秘密をばらすような子は死ななきゃ」

戦刃「このままナイフをおろしていってゆっくり首に刺してあげるよ」ケタケタ

戦刃「ゆっくり、ゆっくり痛みをかみしめて」


戦刃「死んじゃおうか」ニコッ


514 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:40:16 54o.GHH6 376/560


石田「く、くそったれがぁ!」



江ノ島「うっひゃああああー!何々あれあれ本当に残姉ちゃん!?」

江ノ島「いやぁ、あそこまでイカれるなんて思わなかったよ」

江ノ島「さっきの苗木の死んだふりのときもそうでしたがイキイキしていますわ」

江ノ島「こりゃやばいよ・・始めからこういうふうにぃ、使ってあげればよかったんだねえ?」

江ノ島「殺しにかける情熱がマジ残念。だがそれがいい」

江ノ島「覚醒しちゃっても、無様なそいつをぐっさりいってみよー!」


豚神「いかん!殺される!」


515 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:44:27 54o.GHH6 377/560


戦刃「君の死に顔は泣き顔だね。哀れで可愛そうな泣き顔だね。残念だね」グググ……

石田「ちくしょおおお!(俺はここまでかよ!)」

ツプッ




大和田「うおおおおおおおおお!」



戦刃「ピクッ」

大和田「おい」

戦刃「…… 」

大和田「どけよ」

戦刃「……」ダッ

大和田「兄弟大丈夫か?」

石田「あ、ああ!すまねえ……たすかったぜ」


516 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:44:58 54o.GHH6 378/560


大和田「よし……おい」

戦刃「何?」

大和田「俺は、また『兄弟を』失いたくねえ」

大和田「だから、お前を。もう女なんて思わねえ。鏡で見れないくらい。」ビキビキビキビキビキビキィッ

大和田「不細工にしてやるよっ!!!」ビキッ

戦刃「……言っておくけど」

戦刃「私が石丸くんから離れたのはあなたに恐れをなしたわけじゃない」

戦刃「あなたたちを同時に絶望させたいから」


大和田「上等だゴルァ!」

石田「いくぜええ!」


517 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:45:48 54o.GHH6 379/560


時は少し遡り


桑田「うらっ!」ブンッ ドゴッドゴッドゴッ

モノクマ特攻隊「「「バババンザーイ」」」

ドガァァァンッ


桑田「いぇー!3体破壊・・!ピンボールみてえ!いや、ビリヤード? 」

十神「誰にでも取り柄があるな」

霧切「とにかく先へ進むわ……また、ワイヤーがある」パチンパチン


518 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:46:51 54o.GHH6 380/560


私たちは桑田くんの投球のお陰もあり、無傷で3階を攻略していったわ。
最も、戦刃むくろが仕掛けていたのかワイヤーが廊下中に張り巡らされていたから慎重に、かつ急いでいたの。

十神「着いたぞ3-Bだ」

桑田「こ、このさきなにがあるんだろな」オドオド

十神「どのみち開けなければならない、いくぞ!」

ガラガラ!


教室の中にいたのは

モノクマ「ヘッヘイヘッヘッヘーイ」

大きさ2mはあるモノクマだった。


519 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:47:33 54o.GHH6 381/560


普通のモノクマと違う点は頭に竹トンボのようなアンテナだった。
教室の片隅でクネクネ踊っている。


桑田「なんだありゃ!」

十神「一筋縄ではいかないか」

モノクマ「やあ、来ちゃったね!ようこそ来訪者!」

踊るのをやめないままこちらに近づくモノクマ。
どんな攻撃が来てもいいように離れておきましょう。

モノクマ「僕の頭のアンテナを壊したら体育館へのみちがあくよ!僕は抵抗するけどね!」

ブンッ! メコッ!

霧切「!」

桑田「地面がへこみやがった!」

十神「こいつに銃はきくのか……?」


520 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:48:15 54o.GHH6 382/560


モノクマは椅子や机を私たちの方へ投げつけてくる!
かろうじて避けたものの今度はぐるぐる回りだした。

モノクマ「回るんだよ時代は!回るんだよ!」

桑田「近づけねーよ!」

十神「回転がかかっているからアンテナを撃っても弾かれるぞ!」

霧切「なにか弱点があるはずよ!」

モノクマ「ないない!アッハッハ!モノクマメタボアタック!」

バイーンとお腹から突進を繰り出し、桑田くんに襲いかかる!

桑田「あぶねっ!」

桑田くんはあえてモノクマの股の間をスライディングして背後に回り込んだ!

霧切「うまいわ!」

モノクマ「あらっ、とと!バランスが!」


521 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:50:13 54o.GHH6 383/560


桑田「!閃いた!」ガシッ!

桑田「必殺!ケツ椅子バット!」

バキィィィィッ!

モノクマ「あらら、椅子壊れちゃったね」

桑田「いて・・!かたいな……」

十神「なにをしている!」

桑田「ヘヘ、みてろって」

ガクンッ

モノクマ「あら?あらあらあらあら?」

バランスをとれなくなったモノクマが倒れこみ、そのままじたばたし始めた。
桑田くんは椅子でスイングしてモノクマのバランスを崩したのね。


522 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/06(水) 21:51:05 54o.GHH6 384/560


モノクマ「うぬぬ、し、しかしなあすぐおきあがるぜえ!」ジタバタ

霧切「いまのうちに桑田くん、あれを」

桑田「ああ!」

モノクマ「あれぇ!?手榴弾!なんで!?」

桑田「さあな!」ピンッ

ポイッ

十神「にげろ!」ダッ

モノクマ「ちくしょおおお!左右田のやつ腹に機械入れすぎ!上がれないじゃん!」

モノクマ「にしても手榴弾!あいつらがいたのは隠し部屋……まさか!豚神………!」

ドガァァァンッ!


桑田「よっしゃああ!」


527 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:05:43 678AWL.k 385/560


戦刃「今の爆発は!」

大和田「よそみすんなぁ!」

戦刃「ちっ!」ガッ!


豚神「よし!体育館組!行くぞ!」


モノクマ「あー!あー!校内放送!」

モノクマ「っていうか豚神ィ!裏切りやがったな!」

モノクマ「もうね、おこだよ!激おこだよ!」

豚神「今ごろ気づいたらしいな。」

葉隠「で、でもよく考えたらここの存在もバレてるべ!やばいべ!」

豚神「ちっ!仕方ない!」

不二咲「最後にこれを送信して……よしっ!まかせたよアルターエゴ!」

アルターエゴ「わかったよ!」


528 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:06:16 678AWL.k 386/560


豚神「みんなここから出るぞ!」

山田「なんと!」

舞園「たしかにここに残っている方が危険です!」

大神「心配するな、我がいる。」

澪田「ヒャハーッ!大移動っすね!」

澪田「いやまつっす、澪田にいい考えがあるっす」

澪田「ふっふっふっ」




江ノ島「とりあえず食堂にいたモノクマを操作して、彼らをぶちのめしましょう」

江ノ島「あれー?動きが悪いよぉ?」

江ノ島「他のモノクマも……動きが悪いです……」

江ノ島「不二咲の野郎!操作にラグが起きるウィルスぶちこみやがったなあ!」

江ノ島「見逃してやったらこうなるなんて絶望的ィ!」


530 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:09:05 678AWL.k 387/560

江ノ島「まあ、いま対策プログラムを出したからいいとして、腹の虫が収まらないから」


江ノ島「私様特製のリモコン式モノクマ・・!」

パーンパパーンパパパパーン パンドン

江ノ島「これはねぇ!日本のレバーで操る特別製なんだよぉ・・!ウィルスの影響も受けない!」

江ノ島「てなわけでGO!」

ガシャッ

モノクマ「やったるでぇ・・!」


霧切「豚神君のことがバレたわ!」

桑田「やばくねぇ!?」

十神「急ぐぞ!」

霧切「待って!」


モノクマ「オラオラー! 」


531 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:09:35 678AWL.k 388/560


十神「モノクマも動き出したか」

霧切「急がないと」


戦刃「たいした根性だね」

石田「バケモンめ、汗1つ流さないで俺と兄弟の攻撃を受け流していやがる。」

戦刃「3-B が壊されちゃった、じゃあせめて目の前のふたりを始末しなきゃ」

石田「やっぱり手を抜いていやがった!」

大和田「おらあああ!」ブンッ

ガシッ!グルンッ

大和田「ぐうっ!」

石田「ずりゃあああ!」

戦刃「うるさい。」ゲシッ

石田「くそがっ!」

モノクマ「いつまであそんでんだよー!」

ぺしっ

戦刃「あいたっ」


532 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:11:18 678AWL.k 389/560


大和田「モノクマ!」

モノクマ「さっさと殺しちゃえばいいじゃない、無駄に時間かけんなよ!」

戦刃「でも」

モノクマ「まさか苗木が来るまでの暇潰しじゃないだろうな!」

戦刃「エスパーだね盾子ちゃん!」

モノクマ「アホか!」

ぺしっ

戦刃「あいたっ」

モノクマ「自分から会いに行けばいいだろ!」

戦刃「あっ」

大和田「……こいつとことん残念だな」

石田「まったくだぜ」

モノクマ「僕も苦労してるよー」


533 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:12:07 678AWL.k 390/560


戦刃「むぅ」ぷくー

石田「(かわいい)」

大和田「(かわいい)」

モノクマ「とにかく裏切り者を始末しに行ってくるからね!さっさと決着つけなよ!」

ドドドドドドドッ

モノクマ「ぬ、向こうから足音が!豚神たちだな!」

モノクマ「オラー!」

大和田「やべえ!」

戦刃「行かせないよ」ガシッ!


534 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:12:45 678AWL.k 391/560


ガコッ

大和田「ぐあああっ!(左腕が…!)」

戦刃「もう一本いっとく?」

石田「てめええ!」

戦刃「無駄だよ!」ガッ!

カランッ

石田「木刀がっ!」

戦刃「刺 す よ」ブンッ

石田「(ここまでか………!)」




バキィッ! カランッカランッ




戦刃「あ……ぐっ!?」

桑田「ストライクってとこだな」


535 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:13:21 678AWL.k 392/560


二人「桑田!!」

桑田「つかさー、イインチョ何があったの」

霧切「パワーアップでもしたのかしら」

十神「なんにせよ、危なかったな貴様ら」


まったく、豚神のやつなに希望に染まってんのさ!

まあ、いいやこのモノクマは対大神対策で普通のモノクマより強いし。

予想外なことが起きない限りはまず心配は……

澪田「あっ!モノクマちゃんが飛び出してきたっす!ヒャハー!突撃豚足戦車!」

豚神「うおおお!」


536 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:15:02 678AWL.k 393/560


ドドドドド!!

豚神が猛ダッシュしながらそれに澪田がしがみついて、
なんかマシンガン撃ってる。
その後ろを大神が走っていて大神の腕に朝日奈、舞園がしがみつき、不二咲を肩車している。
その後ろに山田が続き、山田にセレスがしがみついている。
山田は心なしか嬉しそうだ。


葉隠のみ最後に来た。


あ、澪田にカメラ壊された。
そうか、カメラも壊す算段か。
っていうか



モノクマ「なんだこれ!」

澪田「ヒャハー!これぞ軍師澪田の豚足戦車隊!破られるもんならやぶってみるっす!」

モノクマ「提案者お前か!」

豚神「どけえええ!」


537 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:16:25 678AWL.k 394/560


澪田「マシンガンの先制攻撃っす!」

ダララララララ!

モノクマ「威力強いな!でも、効かな」カキンカキンカキン

豚神「どうりゃあああああ!」

ガシッ!

モノクマ「あれ?」

澪田「つかまえたモノクマちゃんに集中放火っす!」

ダララララララ!ダララララララ!

モノクマ「おいバカやめろ、てか力強いな豚神!押しきりすぎだよ!」カキンカキンカキンカキンカキンカキン

澪田「白夜ちゃんは獣になるっすからね!獣に!」

澪田「そりゃもう朝が来るまで澪田に熱いなんかを////」

豚神「うおおお!!////」

モノクマ「のろけんな!」


538 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:16:57 678AWL.k 395/560


大神「十神!朝日奈たちはまかせよ!お前たちも苗木が来るまで無理をするな!」

朝日奈「いっけー!さくら戦車!」

舞園「重くないんでしょうか」

不二咲「すごいよね……」

セレス「走れラード!死にたくなけりゃ!」

山田「加速装置!言ってみただけ」


葉隠「俺っちひどくね?」


戦刃「楽しそう」


539 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:17:39 678AWL.k 396/560


桑田「おしきりまくったな……」

十神「霧切、お前もあいつらのあとに続け」

霧切「十神くんは?」

十神「光栄に思え、十神白夜が足止めをしてやる。高いぞ。」

霧切「払いきれるかしら。気をつけて」ダッ

十神「さて、まだ動けるか?バカ三人」

石田「俺はバカじゃねえ!」

大和田「決まってんだろ!転がすぞ?」

桑田「ヒーローは遅れてやってくるぜ!」

戦刃「羨ましいくらいの友情だね。」


戦刃「さぞかしいい死に顔をみせてくれるだろうね。」

十神「行くぞ!」


540 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/10(日) 07:18:18 678AWL.k 397/560


…………
………
……




???「 はぁ…はぁ…」

???「もうでてこないかな?……疲れた。」

???「休んでるひまはないか、『アレ』を使わなきゃ勝てない相手だもん」


苗木「いま行くよ戦刃さん」


547 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:04:11 OfSKxBcY 398/560


豚神「無事体育館前についたがここまでモノクマ特攻隊はなしか」

澪田「いやー、いろんなもん壊して回ったっすね!ぎゃはー!弁償できねー!」

朝日奈「大丈夫?さくらちゃん」

大神「心配するな。むしろよいトレーニングになる」

不二咲「すごいよねぇ。ぼくも大神さんみたいになりたい」

舞園「満場一致で反対されますね」

不二咲「ええっ!?」

セレス「あら?おかしいですわ」

山田「ど、どうなされましたかなセレス殿……忘れ物をされても拙者は満身創痍で」

セレス「腐川さんがいませんわね」

葉隠「そ、それってやばくねーか?」

豚神「いや、ちょっとまてあいつも確かずっとカメラで苗木たちの戦いを見ていたよな」

葉隠「そりゃそうだべ、みんなみてたべ。苗木っちがどばっと血を流したときも……あっ」

セレス「確か彼女は……」

豚神「ま、まあ奴なら大丈夫だろう。行くぞ」


548 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:05:56 OfSKxBcY 399/560



不二咲「体育館前ホールにいたモノクマたちがいなくなってるねぇ」

豚神「気を引き締めて行くぞ。そいつらが体育館へ入り込んだかもしれないからな」

澪田「唯吹……これがおわったらまたバンド組むんすよちなみにドラムは白夜ちゃん」

山田「フラグ立てちゃダメですぞっ!!」

豚神「あけるぞ」



体育館

大神「これは……」

体育館のど真ん中に家が建っていた。
その家は日曜の夜に日本人に月曜日という絶望を与えるアニメのEDにでてくるあの家だった。
その家のまわりをモノクマたちがひしめいている。

???「あー、あー、おいテメーら聞こえてやがるか!!」

大神「ぬ?」


549 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:06:38 OfSKxBcY 400/560


葉隠「変なモノクマがいるべ」

不二咲「屋根の上に座ってるねぇ。ツナギ着てる……」

豚神「左右田か」

左右田「そうだよ!俺は安全なところでこのモノクマたち遠隔操作しているんだよ!!どうだ!ビビったか!」

山田「こいつはクセェー!!下っ端のにおいがぷんぷんしますなぁ!」

左右田「へっなんとでもいいやがれ」

葉隠「いや、なんとなくホモくさいべ。ツナギだし」

豚神「奴自身も普段着はツナギだ」

山田「そのちんのさぁーだーめぇー!  ホォォォォモォ!!」

澪田「どうてーい!どうてーい!右手が恋人のどうてーい!魔法使い待ったなしー!」

左右田「お前ら言っていいことと悪いことあんだろ!!」

澪田「そういえばこの間ソニアちゃんと眼蛇夢ちゃんがお互いを繋げて(意味深)通信対戦(意味深)してたのをみたっす。いやーはげしかったっすねー」

左右田「え?  あーあーあーあーあーきこえないきこえないきこえない!!」

澪田「眼蛇夢ちゃんのモンスター(意味深)が熱い何かを噴出したけどそのあとソニアちゃんもしおふきで応戦したっす」

左右田「うわああああああ!!田中ー!ぶっ殺す!後でぶっ殺す!」


550 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:07:34 OfSKxBcY 401/560


そのころ映像見ていた二人


田中「ポっ!ポケ○ンの対戦のことなのだがな!……お、俺とソニアはそのような関係では……////」

ソニア「ハッこれは澪田さんからのアドバイス!わかりました!既成事実をつくればいいんですね!」

田中「え」





不二咲「傷つきやすいんだねぇ……」

大神「貴様があのおぞましい兵器たちを作り出したのか……絶対に許さん!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

左右田「ひぃぃぃぃぃぃ!!そんなに怒んなよ!!なんなんだよ今日は!!」ブルブル

葉隠「オーガの気が上がっていくべ!!」


551 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:08:42 OfSKxBcY 402/560


セレス「地面揺れてません?」

山田「スカウターがこわれる!やめて!スカウターこわれちゃ~う!」

左右田「ま、まぁいい!てめぇら全員モノクマの爆弾とかでは簡単に殺さねえ!じわじわとなぶり殺しにしてやるぜ!!」

葉隠「これちょっとやばくねえか?」

舞園「がんばって抵抗しましょう!」

豚神「隙をみてあの家を壊すぞ!!」

澪田「ぶちかますっすよぉー!!ヒャハー!!」ダララララ!



桑田「はぁ…はぁ…手も足も出ねえ……」

俺のイケてる顔が何度も壁に叩きつけられたり、踏まれたりした。
奥歯とか折れてないからよかった。力を込めてスイングできないし。
だけどほかの奴らも散々だった。


十神「化け物め……!4人同時に相手しているのに!!」

十神は立っているのがやっとってところか、全身がたがたなのに構えを崩そうとしない。
石丸は白ランを赤く染めて虫の息で倒れている。死んでないみたいだけど早く手当しないとマズイ。
大和田は左腕ぷらぷらさせながらもなんとか持ちこたえてる。でも目がうつろだ。
クソッ!死んでたまるかよ!!


552 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:09:12 OfSKxBcY 403/560


戦刃「もういいよね4人とも。殺しても」

十神「つくづく残念なやつのようだ。確認しないと殺せな」

メキッ!!

十神「ぐっ!?」

桑田「十神ぃ!!」

大和田「片手で顔面つかんで持ち上げてやがるっ!!」

戦刃「勘違いしないで、私はどんな死に顔がいいか考えてたんだもん」

戦刃「十神くんは減らず口ばかりたたくから命乞いする声も聞きたかったんだけど……」



戦刃「無理みたいだからつぶれたトマトみたいにしてあげるね」

十神「ぐあああああああああ!!!」


もうだめかと思ったら廊下から変な声が聞こえてきた

???「その汚い手をはなしやがれ残念女ぁああああ!!」

戦刃「!?腐川さん……いや、ジェノサイダーのほうか」


555 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:12:24 OfSKxBcY 404/560

ドサッ

十神「はぁ…はぁ……遅いぞバカが」

ジェノ「いやんもう、ひどいのよみんな。こいついつの間にか気絶してたのに気づいてなくて、気がついたら変な部屋にいて、」

ジェノ「そしたら男子トイレの中でマジびっくりー!男スメルを堪能していたらダーリンの股間に来そうな叫び声が聞こえて今こうしてやってきたわけ」

大和田「あ、あいかわらず下品だな」

ジェノ「あらもろこし、満身創痍じゃん。しかたないかー」

大和田「もろこし言うな!!」

ジェノ「大体あんたたち素人が殺しを仕事にする奴相手にするのがまちがってるんだっつーの」

十神「なんだと……」

ジェノ「みてみあの目。人殺しなんて屁でもない目してるじゃん?ああいうのは殺すつもりでいかなきゃ殺されんのよ」

ジェノ「でもでも一般ピーポーじゃ衝動的にやる以外人殺しなんてまず無理無理ーだからそこをねらわれて殺されちゃう」

ジェノ「つまりぃー」


ジェノ「隙ありぃ!!」


556 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:14:00 OfSKxBcY 405/560


戦刃「チっ」

ジェノサイダー翔がハサミを戦刃の眼前まで突き出す、しかし戦刃はこれを冷静に回避しスキのできたジェノサイダーに蹴りかかろうとする。
だが、ジェノサイダーはその場でわざと倒れ、ゴキブリのように早く地面を這って移動した。

ジェノ「ふぅー?やるぅー 萌える男子じゃないから管轄外なんだけどさぁこれは楽しくなってきちゃうじゃあん?」

戦刃「そうだね、少なくとも十神くんよりは手ごたえがある」

十神「俺が雑魚だと!?」

桑田「落ち着け十神!ここはこいつに任せた方がいいって!」

正直、ジェノサイダー翔が言うようにこいつらの目はイカれている。
ずっと見ていると気分が悪くなるというか頭がおかしくなってくる。

大和田「女に助けられるなんてがらじゃねえが……いったんひくしかねえ」

大和田、多分あばらもやられてるのか。なのにあんなに暴れたのか。
たいした奴だぜ……。

桑田「とりあえずいったん離れ……」





ゾクッ


557 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:14:35 OfSKxBcY 406/560


桑田「……なんかいまひんやりしたぞ  風?」

十神「俺も感じた……今のはいったい……」

ハサミとナイフでつばぜり合いしていたあの二人も異変に気付いたのかそのまま動きを止めている。
なにかが、おかしい。そう思った矢先、戦刃が笑い始めた。


戦刃「あは、あっはっはっはっはっは!!すごいすごい!!いつの間に来たの!?すごいよ!!」

来た?なにが来たっていうんだ?そんな気配なかったぞ?

ジェノ「あー、こえぇーこんな感じ初めてだわ―」



苗木「ごめんごめん、驚かせるつもりはなかったんだけど」


苗木がいつの間にか廊下の曲がり角にいた。


558 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:15:30 OfSKxBcY 407/560


歩いてきたんじゃなくて。いた。
それも見た目からして普通の状態じゃない。
服はボロボロ、体中まっかっか。両手にギラリと光るナイフ?みたいなのを持って、
棒立ちしている。なのに目は死んでない。むしろいやにイキイキとしている。

苗木「ねえ、ジェノサイダー。十神くんたちを安全なところまで保護してほしいんだ」



苗木「お願いだよ?」ネットリ


苗木がほほ笑む。ただ、いつもの笑顔じゃない。
邪魔をするなとでも言いたげな顔だ。断るなんて言った矢先命の保証なんてあるかわからない。
ジェノサイダーが言ってた通りの殺しができる奴の目だ。
これが本物の苗木なのか?



ジェノ「ひぇ!?わ、わーったよ!おらイインチョたて!いくぞ!」

石田「う…」

苗木「桑田くん」

桑田「」ビクッ!

急に名前を呼ばれて振り返る。
そこには


559 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:16:28 OfSKxBcY 408/560










苗木「みんなを守ってあげてね」ニッコリ









560 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:18:33 OfSKxBcY 409/560


いつもの笑顔の苗木がいた。
ああ、こいつずりぃな。どっちかが本物なんじゃなくてどっちも本物なんだ。
ただ、こっちの方が俺は好きだな。


桑田「あったりめーだろ!!俺はなぁ!ここでて野球もミュージシャンもやるんだよ!!」

苗木「よくばりだなぁ」

桑田「うっせ!!苗木!!  死ぬなよ!!」

苗木「うん。みんなも」


戦刃は追ってこない。
さっきから笑いっぱなしだ。
待ち望んでいた瞬間が来たんだろう。
その隙に俺たちはここを抜ける。

絶対に死ぬんじゃねえぞ。苗木!!


561 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/11/17(日) 15:20:13 OfSKxBcY 410/560


戦刃「それが本当の姿?」

苗木「そうかもしれないね」

戦刃「その姿を見た人は?」

苗木「死んでいるね」

戦刃「嬉しいっ!!私だけがその姿を見た人になれるなんて!」

苗木「なに言ってるのさ。また0に戻るかもしれないのに」

戦刃「うぷぷぷぷ。苗木くん。苗木くん。」




戦刃「大好き!!!」ジャキッ




苗木「ここで終わらせてやるよ。肉体は灰にして風に帰す。魂は魔である僕が食らう。 行くぞ」


580 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:40:58 0eaAdga2 411/560




戦刃「どこにしまっていたの?そんな小刀」

苗木「内緒。しいて言えば引退してからも大道芸人として暮らしてはいけるくらいの技術を持ってるから」

戦刃「苗木くん、忍者の引退は死ぬ時だけだよ」

苗木「そういえばそうだ」


戦刃さんの構えは拳銃とナイフを重ねて持った構え、さる兵士が編み出した体術だそうな。
攻撃しようものなら、手痛い反撃を食らうだろう。

そう、ただの『兵士』が攻撃したのなら、だ。

構わずに僕は右足の『蹴り』を戦刃さんの腹部に向け下から上へとくらわせる。
しかし、僕の足は簡単に受け止められてしまった。

だが


戦刃「あぐっ…!?」

苗木「どうしたの戦刃さん。右足を離してくれるとありがたいんだけど」


581 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:42:02 0eaAdga2 412/560


戦刃さんは『信じられない』といった表情をしていた。
僕が右手に持っていた『小刀』が自分の『左すねに刺さっていた』のだから。

戦刃「いつのまに刀を投げたの……」

苗木「なげてなんかいないさ。刺したんだよ。直接『右で』」

戦刃「右手にそういう動きはなかったはず……まさか」

苗木「わかった?よくわかったね」


そう、ぼくは右手に持っていた小刀をけりを繰り出すと同時に『右足の指に挟まるように落し』、
そのまま突き刺しつつ蹴りを放ったのだ。
そして。

メゴッ

戦刃「うっっぷ!?げぇっ!!」

ビシャビシャッ!!

あっけにとられていた戦刃さんの腹を蹴り飛ばす。入った。
体制を立て直しつつもそのまま嘔吐した。だが、追撃を入れられない。
銃口は僕に向けられ、僕の足元へ1発2発と打ち込まれた。


582 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:43:25 0eaAdga2 413/560



苗木「危ない危ない」

ぐっ!ブシュッ!

戦刃「はぁ……はぁ……」

刺さっていた小刀を抜く戦刃さん。
正解だ。それには毒が入っている。解毒剤を投与しなければ最悪あと2時間全身に回る。。
しかし早いうちに抜けば解毒剤がなくとも応急処置で何とかなるかもしれない。
忍者を想定したいい戦い方だ。

苗木「返してくれるといいなぁ、その刀」

戦刃「こっちにきて……とりにこればいいじゃない」

苗木「遠慮するよ、それじゃあこっち」

間髪入れず銃弾が僕にぶち込まれる。1発2発と急所を打ち抜いた。
ザクロの実が弾けるようにあたりに肉片が飛び散る。


583 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:44:16 0eaAdga2 414/560


戦刃「やった……」

苗木「残念。変わり身だよ」

戦刃「!?」

弾を撃ち込まれていたのはパーカーだった。
肉片が飛び散ったように見えたのもあらかじめ仕込んでおいた血糊だ。
ふいに後ろから声をかけられた戦刃さんが振り向くも、もう遅い。
あらかじめ切っておいた火薬入りのベルトを戦刃さんのベストに巻き付け、
ナイフで思いっきりベルトを切りつける。


シュゴォッ!!!

戦刃「しまったっ!!?あああああああっ!!!」

苗木「はやくベスト脱がなきゃ燃えるよ?はやくはやく」

まるで踊りを踊るかのように燃え盛ろうとしているベストを脱ぎだす戦刃さん、
だが、銃の構えはとこうとしない、もう少しで全部脱げるというところで弾丸を天井と僕のいた方向に打ち出す。
そうか、スプリンクラー機能が作動するのにかけて天井を高熱の弾丸で撃ったな。
誤作動はこのベストの燃え具合からしてないだろうが、安全牌をとったか。


584 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:45:24 0eaAdga2 415/560


シャアアアアアア……

戦刃「はぁ…はぁ…すごいよ苗木くん」

苗木「みずもしたたるいい女だよ戦刃さん」

学生服を完全に脱いだ僕を見て戦刃さんは感嘆の声を上げる。
上下ともに体に完全にフィットするように作られた帷子を着こんでいるからだ。
それでも戦刃さんのせいでところどころ血がにじんでいる。黒い色してるからわかんないと思うけど。


戦刃「その小刀どうなってるの、さっきからその刀の周りから異様に蒸気が出てるけど」

苗木「この刀は特別性でね、熱をくわえられるとものすごい高温になるんだ。」

戦刃「いったいな……ぜ?」

苗木「さぁ、なんででしょう。 どうしたんだい?そんな顔をして」

苗木「このスプリンクラーが止まるまでに見つけられるかな?僕の『霧隠』を見破ることができるかな」

戦刃「消えた…!?」


少しの蒸気さえあればいい、それを利用して隠れることができるのだから。


585 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:46:44 0eaAdga2 416/560


体育館

霧切「こ、これはっ……!」

体育館にたどりついた私はその異様な光景になんとコメントすればいいかわからなかった。
日曜18時30分にやっているアニメのエンディングの最後にでてくる簡素な家の上にツナギを着たモノクマがちょこんと座り、
みんなはモノクマと戦っていた。爆発はしないのだろうか?


左右田「じわじわとなぶり殺しにしてやるぜぇー!!」

恐らくあのモノクマを操っている人物が爆発しないようにしているのだろう。
バカでよかった。爆発するのだったら簡単にこの体育館は阿鼻叫喚に包まれていただろうに。

葉隠「き、霧切っち!助けてくれだべ!!俺のズボンがモノクマにずたずたに!」

霧切「どうでもいいから現状を説明して頂戴」

葉隠「どーでもよくねえべ!あれはれっきとしたゆいしょただしいぶふぉっ!!」

彼の言葉は彼の頭に蹴りを入れてきたモノクマによって阻まれた。
そんなに威力はないみたい。

豚神「霧切!無事か!!」

霧切「豚神くん!現状はどうなってるの!!」


588 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:49:33 0eaAdga2 417/560


豚神「あの家が爆弾を作り出しているからそれを破壊しようとした。だがそうはさせまいとモノクマたちが襲いかかってきたんだ!!」

澪田「けっこータフっすけどがんばって戦えばなんとか壊せるっぽいっす!!」

豚神「大神まかせだがな……」

霧切「大神さんは…」



いた、向こうで次から次へと投げ入れられるモノクマをジャンプしてはアタックして地面にたたきつけている。

朝日奈「つかまえた!!いくよさくらちゃん!!」

大神「応ッ!!」


589 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:50:08 0eaAdga2 418/560


朝日奈「トス!」

大神「ふんっ!!」

バキャッ!!!

朝日奈「もういっぱつ!!トス!!」

大神「ふうんっ!!」

ゴシャッ!!

さすがは超高校級のスイマーであり運動関係は万能な朝日奈さん、うまくモノクマを捕まえてはバレーのトスの要領で大神さんに投げつけ、
大神さんはその勢いを殺さずに利用してアタックしている。
彼女がオリンピックのバレーチームに出たら優勝間違いないわ。


セレス「よるんじゃねえええええ!!!」

ガシャーンッ

セレスさんがバスケットボールを入れるかごを普段の彼女からは想像できない力で持ち上げ、
モノクマたちにかぶせ、その上に乗っかった。あのかごに入ったモノクマは身動きが取れないようにされてるのか。
しかしそれを邪魔しようとまた新たなモノクマがちかづき…


590 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:51:16 0eaAdga2 419/560

セレス「よるなぁああああ!!」

ヤクザキックよろしく蹴り飛ばすセレスさん。人間、窮地に立つとああも強くなるのね。

舞園「無事でしたか霧切さん!」

霧切「舞園さん、あなたも」

舞園「ええ、なんとか攻撃を防いでいる状態ですがいつまでたってもあの家を壊せません!」

霧切「なにか手段は…… そうだ、RPGはいま誰が持っているの?」

舞園「山田君です!!」

霧切「いちかばちかそれにかけるしかないわ」

舞園「た、ただ 山田君が」

霧切「どうしたの!?」


舞園「山田君がRPGを取られないようにと服の中にしまって」

霧切「じゃあ、引き裂いてでも取りに行かなきゃ」

舞園「手伝います!」ギラリ

霧切「どこに持っていたのその包丁」


591 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:52:45 0eaAdga2 420/560


戦刃「ふっ!!」

がっ!!

苗木「やるね戦刃さん 見えないのによくわかるね」

戦刃「攻撃に走る時に殺気が来るからそれをたどったの」

苗木「お見事だね!!じゃあこいつでどうだ!!」


そういうといきなり宙に動くこけしが現れ、握りつぶされる。
そこにいたか!と思い銃を構えた矢先に

ドゴォッ!!!


戦刃「ぐぅっ!?」

苗木「『雷遁 紫電掌』!!」

バリバリバリバリバリ!!!

戦刃「ぐあああああああっ!!!」

腹部にまたも強烈な一撃と電撃が繰り出される。
その威力に耐え切れず、私はわざとその身を衝撃に任せ、退路をとる。
なぜ?動くこけしの電力はそんなにないはずなのに。


592 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:53:45 0eaAdga2 421/560



苗木「僕はね、電気を利用することでその電力を高めることができるんだ」

バリッバリッと帯電しつつ苗木君は言う。
恐ろしい、これが忍者。

ゆえに殺したい。自然と笑みがこぼれる。
最高の戦場がここにあるのだから。


モノクマ「おいこらぁー なにやってんのさ!」

戦刃「じゅ、盾子ちゃん」

無理やりモノクマに1階までひっぱられる。痛いよ盾子ちゃん!


モノクマ「遊んでるからこうなるんだってばもう!ほら、ぼくからのプレゼントやるよ!!」

そういうとモノクマが一挺の拳銃を取り出す。
これは……
すごい!すごいよ盾子ちゃん!!これ私が前ほしいって言ってたやつだよ!!やったぁ!!


593 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/01(日) 15:54:21 0eaAdga2 422/560


霧が晴れるように苗木君が姿を現す。



苗木「もう降参かい?いくさb」


ズガァアアアアンッ!!

苗木「!!」

ブシャッ!!


苗木「かすっただけなのに……右側頭部が少しえぐれたっ……それに今の銃声は」

戦刃「これで終わりだよ苗木くん!!腕も足もこれでふきとばしてあげるから!!あっはっはっはっは!!」


苗木「!! ここまでやるか……しかも反動も気にしてないみたいだしホントばけものだよ戦刃さんは」


苗木「『フェイファー・ツェリザカ』 よりによってそんなものを……!!」


610 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:00:11 qimwcNHo 423/560


銃身長 335mm 全長  550㎜装弾数 5発

弾は本来象などの大型動物を仕留める為の600 N.E.……本来はマグナムライフルに用いられる弾だ。

重量は拳銃なのに6kgを越える。両手撃ちじゃないと腕どころか上半身が危ない。
もっとも、両手打ちでもその衝撃は計り知れないものを、だ。

それを彼女は


プロのガンマンがマグナムを撃つがごとくあまりブレずに撃ってきた。

化け物め!!だが今のようにぎりぎり避けられたしなんとか……

戦刃「ねえ、苗木くん。この銃だったら大神さんでもバラバラになるよね」

そう彼女は言うと、僕の目の前で回れ右。そして


戦刃「鬼さんこちら 手のなる方へ」

戦刃「赤黒いクラスメイトが見たくないならおはやめに」


走った。……そうきたかっ!!!



苗木「戦刃ぁあああああああ!!!」


611 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:01:24 qimwcNHo 424/560


ドサーッ!!

戦刃さんに気を取られていたせいでこっそり近づいてきていたモノクマに押し倒される。
時間稼ぎするつもりだ、僕ほどではないが彼女の健脚ならばすぐに体育館へ行けるだろう。
いや、下手したらどこかに隠れたかあるいは移動中の桑田くんたちが!!


モノクマ「僕にかまわずいけぇー!ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

戦刃「骨は拾うよ盾子ちゃん!!」

モノクマ「いや、しなねーから!!」


モノクマ「さて、苗木君。なんだかこうしてみるとなんだか騎乗位みたいで、ムラムラしてきますなぁ!!」

仰向けになったぼくの肩を押さえつけ、上半身を動かせないようにするモノクマ。
こいつ、ふざけているようでしっかりしてやがる。
でも。


苗木「足は届くんだけど」ぐにゃっ

モノクマ「ザナドゥ!?足そんなにまがんの?ほぼ頭と同じ高さだけど!?」


613 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:04:18 qimwcNHo 425/560

両足でモノクマの頭をつかみ、ひねる。
しがみつこうとしていたモノクマだったが、簡単に吹っ飛ぶ。

モノクマ「もーう、カニばさみだなんてひどいよ苗木くん!!」

苗木「ゲットォ!!」

がしっ

モノクマ「へ?きゃー、さらわれるー」

モノクマを抱き上げ戦刃さんが走った方へ向かう。
待ってろよ!!




桑田「ひぃー…ひぃー…疲れる。大和田ぁ、ダイエットしろよ」


大和田「ふとってねぇよ……イテテ……」

石丸「すまない桑田くん……ぼくたちがふがいないばっかりに」

桑田「イインチョ、生きてるだけマシだって。軍人相手だぜー?」

俺とジェノサイダーはケガした3人を引っ張って寄宿舎に行こうとなんとか頑張っていた。
いやー、男二人ひきずるのってすげえ疲れる……


614 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:05:22 qimwcNHo 426/560


途中体育館を横切ったが、なんか激しく争う音が聞こえる。でも、今コブつきの俺たちが行っても無意味だ。
でも恐らくあの自爆メカは大多数がプールで爆発しただろうし、それをつくる機械とかってのも体育館だ。
3人を安全なところに置いたらこの俺が参上してホームラン決めてやるぜ!!

十神「おいジェノサイダー、許可するから俺も石丸や大和田みたいに首根っこつかんで運べ。 息が荒い」

ジェノ「ふんすーふんすーふんすー、いやさぁーおんぶじゃないとただよってくる御曹司スメェルが嗅げないジャン!」

……しかもアレよく見たらケツ触ってね?

十神「ええい、臭いが嗅ぎたければ後で洗ってない俺のスーツをくれてやるからともかく急げ!!」

ジェノ「え?マジ?やっべええたぎるわあああ」


十神そういえばなんでジャージなんだっけ……あ、トイレに誰かが転んだあとが……やっぱり十神……


ズガァアアアアンッ!!

十神「なんだ!?」

石丸「銃声…にしてはでかすぎる!!」

大和田「まだトンでもねえの隠し持っていたのかよ……」

ジェノ「しかたねー、急いで逃げんぞ!!」

ジェノサイダーがいつになく真面目になり、走り始めた。
……俺も急がねえとマキシマムヤベーって!!!


615 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:06:05 qimwcNHo 427/560



桑田「ふぬおおおおおお!!タイヤ引きとかくそだせえけどやっときゃよかったぁあ!!」

十神「チっ……!!戦刃のやつが来る!だがあの銃声からしてマグナムか……いやそれにしては……」




戦刃「みぃーつけたー」


遠くからでもぞっとするような声が聞こえる。
振り返るとベスト脱いでなんか濡れて透けて見えてる戦刃がいた。
いつもだったらそういうオイシイのいたらラッキー!っておもうんだけど……

桑田「なんだぁそれぇ!?」

十神「桑田ぁあ!ジェノサイダーぁあ!!走れ!!5人とも死ぬぞ!!あの銃を使わせるな!」

ジェノ「なにあれすっげえなっげぇ…… って5人とも!?」


616 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:07:24 qimwcNHo 428/560


ケタケタと戦刃が笑っている。肩を回してまるでこれから運動するぞーみたいに張り切ってる。
あの馬鹿でかい銃を眺めながら。

戦刃「ゲームとかだとマグナム一発で集団のゾンビとか倒せるけどさすがに無理だよね」

戦刃「でもこれだと本当に一発でいけるかもしれないね」





戦刃「ねーえ?試していいよね?ねぇー?」


617 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:07:56 qimwcNHo 429/560


戦刃が構える。
だめだ、曲がり角にすら付きやしねえ。
外れるのを祈るか?いやむりだ、あいつの銃の扱いはハンパねえ!!

桑田「アホアホアホアホアホアホアホ!!!ためしていいわけねーだろっての!!バカか!とことん残念だな!!」

戦刃「うん、一人目。」

あー、俺のバカ。なにやってんだ。チクショー……ここまでか……



「―――――――――!!!」

「――――――!?」


あー、もう音も何も聞こえやしない 死ぬのってこういうんだろうなー

野球したかったぁ……







ズガァアアアアアアンッ!!!


618 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:08:43 qimwcNHo 430/560


同時刻 体育館

山田「んほおおおおお!葉隠康比呂どのやめて!!ふくがやぶけちゃ~う!!」

葉隠「気持ち悪いこと言ってないで早くだすべ!!ええい、どうやって服の中に入れたべ!取れないべ!!」


私たちは身を守りつつ山田君が服の中にしまっていたRPGをどうにか取り出そうと悪戦苦闘していた。
しかし……パンツの中に入れようとしたって言うにも限度というのがあるじゃないの……!!」

澪田「やべーっす!!たまがそろそろキレるっすー!!和一ちゃん!さっきの謝るから弾くれっすー!!」

左右田「アホかテメエ!だれが敵に弾渡すかってのバーカ!!豚神といっしょにテメエも死ね!!」

澪田「シャラップファッキンチェリーボーイッ!!澪田はこんなところで死んでたまるかっす!」

澪田「そうっすねー、白夜ちゃんと結婚してこどもいっぱいつくって音楽めっちゃたのしんで100歳以上でぽっくりだったら死んでやってもいいっす」

左右田「大往生だよ!!それ!!超大往生!!」


なんだかこっぱずかしい告白が聞こえつつ、モノクマをある程度片づけた大神さんが近づいてきた。

大神「山田ぁあああああ!!!」

山田「ひぃいいいえええ!!」

葉隠「あ、わかったべ!!山田っちごとあの機械にぶつけるんだべな!!」

舞園「特攻!?」


619 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:09:18 qimwcNHo 431/560


大神「ふうううううんん!!」

山田「ひぇええええええ!!!」

大神さんは山田君の襟をつかみ、そして






びりびりびりびり

一気に引き裂いた



山田「なんか、破けた!  ってキャー////モーレツ!!」

セレス「きたねえもんみせてんじゃねえええええ!!!」

セレスさんが次々と近づいてくるモノクマをかいくぐりつつ、叫んだ。
なにはともあれ、大神さんがRPGを回収した!

霧切「大神さん!!そのRPGをつかってあの家を撃って!!」

大神「し、しかし使い方がわからん!!」

豚神「まかせろ!!」ダッ


620 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:09:50 qimwcNHo 432/560


豚神君がその巨体からは想像できない速さで大神さんからRPGを奪い取り構える
家の上でのうのうとすわっていたツナギのモノクマもこれはまずいと降りてきた。

左右田「あーくそ、しかたねえな」

豚神「チっ、どけよプランクトン」

左右田「なんだ?挑発のつもりか?もしかして逆転できるとでもおもってたか?」

そういうや否や、そのモノクマはどこからとりだしたのかマシンガンを構える。
しまった……!!


左右田「逆転なんてねーよばーか!!!もう舐めプは終わりだ!!ぶっ殺してやるよ!!」

ここからあのモノクマを狙おうにも無理、かといってほかの人もあのマシンガンの前ではとてもじゃないけど……
なにかあのモノクマを妨害する手は!!

澪田「(や、やばいっす、このままじゃ白夜ちゃんと唯吹までもがハチの巣に!!考えるっすどうにかする手段を!)」


澪田「(ぽくぽくぽくちーん)」


澪田「和一ちゃあああん!!」

左右田「あ?命乞いか?悪いけど聞けな」


621 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:11:04 qimwcNHo 433/560












澪田「ソニアちゃん実はとんでもねえちんちんついてるっすよー!!!40cmくらいー!!!!!」

















澪田「ソニアちゃん実はとんでもねえちんちんついてるっすよー!!!40cmくらいー!!!!!」


622 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:11:57 qimwcNHo 434/560




……………


あたりが静寂に包まれた。
そしてなぜ、2回言ったのか。


左右田「……え?」

大神「づああああああ!!!」

その隙を狙って大神さんがツナギのモノクマの頭上から手刀で強烈な一撃を喰らわせて、体育館の床にめり込ませた。


澪田「いやー、すごかったすよー あ、白夜ちゃん降りるっすね。  あれはっすねーンフフフ夜中のことだったんすよ」

左右田「あばばばばっばばばばばばば」

淡々と何かを語りだす澪田さんだが、あのモノクマはバグでも起こしたのか変な挙動をとっている。



澪田「なんでも王族だと生えてくるらしくていやはやそれはもうすごいのなんの」

豚神「決着だな みんな伏せろ!!澪田も!!」


ズガアアアアンッ!!


623 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:14:45 qimwcNHo 435/560


RPGによってモノクマ特攻隊を作っていた家が破壊される。
と、同時に動いていたほかのモノクマたちも動きを止めた。
どうやらこのモノクマたちを操る言にも使われていたみたいね。

澪田さんはまだ語り続けている。


澪田「いやーすごかったす。それはもう60cm…あれ?30cmだっけ?」

山田「えっと…あれは……ツナギのモノクマの中の人が大ショック受けてる?ってことですかな」

セレス「そうみたいですわね、それにしても40cmだなんて恐ろしいですわね」

不二咲「そ、そうだよねぇ……」

舞園「え、えっとー…澪田さんまだ続くんですかその話……」

たしかにまずいわね、いろんな意味で。
山田君がうーん、ふたなりか ありかも?とか言い出した。最低ね。


624 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:15:54 qimwcNHo 436/560





澪田「んーっと……えっとー   まぁ、嘘なんすけどね てへりん☆」




左右田「嘘かよおおおおおおおおおおおおお!!!!よかったぁああああああああああ!!!」


その場にいた全員がずっこけた。
と、同時に

バァンッ!!と乱暴に体育館のドアが開け放たれる。

霧切「あれは……」


???「くっ……このっ!!」

???「もう好き勝手させないぞ!」


霧切「苗木くんっ!!!」


625 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:18:07 qimwcNHo 437/560


数分前

桑田「……アポ?生きてる……」

目をつむってた俺が見たのは……

なんかバラバラになってる機械の破片と

しゃがんで苦しそうにしている戦刃と

ふぅと一息ついている苗木だった。



桑田「苗木ぃいいいいいい!!」


苗木「ゴメン、ゴメンみんな。間に合ってよかった」

戦刃「うっぐううっ……」

苗木「いやーよかった、戦刃さんなら撃ちかえしてくれると思ったからわざと大げさな名前で投げつけたんだ」



苗木「モノクマを」


626 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:18:47 qimwcNHo 438/560


回想


苗木「忍法超強力秘密爆弾!!!」

モノクマ「おわぁーーー!?」



ズガァアアアアアアンッ!!!


回想終り




モノクマ(頭だけ)「ちょっとおおおおジジッ なにしてくれガガガ んだよ!!」

戦刃「不覚っ……」


破片が当たったせいかかなりのダメージを受けているみたいだ。
いや、それだけじゃない?

苗木「戦刃さんの胸から上に行くように投げつけたからね」

苗木「とっさにいつもやってるように撃ったんだろうけど、そのせいで体に負担をかけてしまっ


627 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:19:29 qimwcNHo 439/560


戦刃「クソッ!!」ダッ


おわっ!こっちに近づいてくる!!
人質に取られるっ!?みんなはやくにげ……

ジェノ「おいレモンちゃーん!みんなもうアタシがはこんでっからはよにげてこいよー!」

桑田「アポアポアポアポォ!?あとレモンじゃねえ!!」

お前一人で運べんのかよ!!っていうかもうそんなとこ行ってんのかよ!!
ど、どうしよう……何かいい策は……ん?ポッケに……あっ!


桑田「まてまてまてまてまちやがれ!!それ以上近づいたらこの手榴弾なげんぞ!!」


戦刃「その前に撃ちかえ……(ビキッ)ぐぅっ!!」

桑田「へっへっへ、もうまともに撃てないんじゃねえ?……そんじゃ苗木たのんだああああ!!!」ダッ

ありがとー!!豚神ー!!
お前のおかげで助かったー!!


戦刃「こうなったら体育館のほうにっ!!」

苗木「行かせないぞ!!」シュッ!

戦刃「あまいっ!!」カキンッ


628 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:22:14 qimwcNHo 440/560


苗木「もー……なんで至近距離の手裏剣もはじきかえせるかなぁ!!」シュッ!!

戦刃「私はプロだもん。よし、だいぶ体も動かせるようになってきた」

苗木「速いっての!!」

戦刃「体育館だったらまだ人質が」


ズガアアアアンッ!!


戦刃「爆発音!?でもっ!!」

苗木「みんな!!!」


先に走り出した戦刃さんを追いかける、
戦刃さんはもうドアに手を伸ばし……


629 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:25:55 qimwcNHo 441/560


開け放った!!

だが、彼女が構えられないよう、後ろからくないを投げつけ注意をそらす!!

戦刃「くっ……このっ!!」

苗木「もう好き勝手させないぞ!」

霧切「苗木くんっ!!

霧切さんが叫ぶ声が聞こえる、しかし僕の目に映るのは目の前にいる戦刃さんだけだ。
ここで終わらせるしかない!

苗木「決着をつけてやる!!」

戦刃「ありがとう苗木くん!!さようなら苗木くん!!」


630 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:30:43 qimwcNHo 442/560



両手持ちしていた銃を片手もちにきりかえ、顎めがけグリップでなぐりかかる戦刃さん!
受け止めるのはマズイ!!かわすしかない!!
ギリギリのところで身を引いてなんとかかわす!!



だが




戦刃「かかった!!」カチッ

苗木「!!ナイフ!?いつの間に持って!!」



ビィイインッ!!ドスッ!!!


苗木「ごぶっ!!!」

深々と銀色の刃が僕の腹に突き刺さる。
すこしだけ、血が口から零れ落ちる。


631 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:40:42 qimwcNHo 443/560


苗木「スぺツ……ナズッ……!!」

戦刃「あっはっはっはっはぁ!!!あたったあ!あのときとはちがってあたったぁ!!」

狂ったように笑い出す戦刃さん。と、思った矢先、急にしおらしくなる。

戦刃「でも……苗木君の死に顔見れるのはいいけどもうおしゃべりとかできないね」

戦刃「う…うぅ…そんなのやだよ……おしゃべりしたいよ……」ポロポロ



戦刃「本当はもっと普通の女の子みたいにいろんなところに遊びに行ったりとかしたかったよ」

戦刃「でも、盾子ちゃんのお願い聞いてあげなきゃいけないし」

戦刃「盾子ちゃんには私しかいないし」

戦刃「苗木くんのまわりにはかわいい人いっぱいいるし」

戦刃「でもでも、私が一番なえぎくんのことすきなんだもん」


アップダウンが激しい彼女は見ていて痛々しい。
と、同時に本当に愛されてるんだなぁ僕と頭のどこかでのんきにそう思った。

……まったく、本当に残念だな。戦刃さんは。


632 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:42:26 qimwcNHo 444/560


戦刃「だからね盾子ちゃんには悪いけど」

戦刃「苗木君を私の手で殺して完全にわたしのものにしてから」


チャキッ



戦刃「私もすぐに追いかけるからねぇえええ!」










……残念すぎて………ほおっておくのが怖いよ!!


633 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:50:36 qimwcNHo 445/560


苗木「プッ!!!」

ビシャァッ!!

戦刃「!!?血を!でも!」

血を吐いて目潰しにしようとしたんだね、でもあの時とは違う。
そう来ると思ってすぐさま顔を大きくズラし




???「しぇあああああ!!!」

ドゴォッ!!!

戦刃「うっぐぼぉぇっ!!?」

びちゃびちゃっ!!


ズラした瞬間、何者かがうしろから私のずらした方向とは逆の横腹を蹴り飛ばした!!
いつの間に!?だが、いくら大神さんでも気配を消すことなんてできないはず!!
すぐさま後ろを向いた私の目に映ったのは―――――


634 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 18:52:19 qimwcNHo 446/560


苗木「僕だよ」





苗木……くん?



おかしい、苗木くんが後ろに回ってこれるわけがない。
いくら忍者とはいえこんなにはやくは!!


苗木「戦刃さん、 後ろ」

戦刃「!?」


???「だぁっ!!」

がしっ!!

戦刃「なんで!?」

苗木「隙だらけだよ。すぐ後ろにいるのに」


なんでなんでなんで!?今前にいた苗木君がなんで!?
なんで後ろから羽交い絞めにしているの!?


635 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 19:09:24 qimwcNHo 447/560


苗木「「答えは簡単だ これがいわゆる」」



葉隠「ぎゃ、ぎゃあああああ!!苗木っちがふたりだべえええ!!」


私たちの攻防を見ていて手も足も出せずただ茫然と見ていたギャラリーが騒ぎ始める。
当然だ、同じ人間が2人も目の前にいるからだ。
ありえない、これじゃまるで……

戦刃「分身の……術!?」

苗木1「そう!!」

ガコッ!!!

戦刃「うっぐぁああああ!?」

後ろに回っていた苗木くんが一気に両腕の関節をはずす。
そして間髪入れずに前にいた苗木くんが私の足に蹴りを喰らわせる


636 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 19:10:09 qimwcNHo 448/560


ガキッ!!!

戦刃「ぐううううっ!!」

苗木2「もっと普通の女の子みたいにだって?それは違うよ!!なろうと思えばなれたんだよ!!」

ガコッ!!

戦刃「ぐぁああああっ!!!」

足の関節も外された。
そう思った次には首根っこをつかまれる。


苗木1「それを君は自ら放棄したんだ!!」

苗木2「可能性という希望を捨てて、闘いを捨てることへの未知に対する怖さから逃げるため!」

二人がかりでそのまま上に放り投げられる、何の抵抗もできずに真上に飛んでいく
そういえばあの時も……





苗木『でも上に飛び上がったのが運のつきだよ!!』

戦刃『!?』


637 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 19:11:23 qimwcNHo 449/560


苗木2「妹のためだとか言い訳して絶望へ逃げたんだ!!!無理やりにでも絶望でいるため死に顔が見たいだとかバカなことを言って!」

苗木くんがしゃがんだ苗木くんを足場にして飛び上がる。
うん、やっぱりあの時と同じだ。


苗木『最後まであきらめたりしない!!』

苗木1「僕は絶対に!!たとえ少しでも可能性があるのなら!!」

飛び上がった苗木君が私を『あの時と同じように捕まえ』、そして。


苗木『目の前の希望に向かって!!』


逃げられないよう、私の腕や足の関節に負荷をかけ、しがみついたまま頭から私を。

苗木「走って行くんだ!!」


落としていく。


638 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/08(日) 19:12:50 qimwcNHo 450/560


戦刃「あはは…… あのときと同じこと言ってる……」

苗木『希望は!!』

苗木「前へ!!!」





苗木『「  進 む ん だ  !  !  」』




戦刃「だいすき…… 苗木くん……」



ドォォォォォンッ!!!

苗木「奥義 龍頭堕とし。  身動き取れない狂った龍は頭を砕いて朽ち果てろ。」


656 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 15:23:47 G5EAmBrU 451/560


体育館での戦いが終り、僕たちは食堂に集合していた。


桑田「な、苗木よぉ腹ささりっぱなしだけど大丈夫なのか?」

苗木「ああ、コレ?刺さった瞬間に筋肉で締めたから大丈夫だよ。むしろ抜いたら血が出るからさ」

霧切「それはよかったわ。」

十神「まて苗木もう一つ聞かせろ」




戦刃「……」ぐったり



十神「なぜとどめを刺さなかったんだ。今は気絶していても起きたらどうなるかわからんぞ」

葉隠「そ、そうだべ!コキャっとやっちまえばいいべ!」


657 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 15:34:27 G5EAmBrU 452/560


苗木「多分、戦刃さんを殺したら僕がクロ扱いされてたろうからね」

十神「なんだと?」

苗木「一応戦刃さんはここの生徒だったしね。こじつけようと思えばこじつけられたよ」

十神「逃げればいいだろ」

苗木「この密室ではにげるのには限界があるんだよ」

苗木「どのみちどうにかこうにか江ノ島の奴は僕かそれ以外の生徒をオシオキと称して殺しに来るかもね」

十神「くっ……」

苗木「それに戦刃さんには利用価値があるし」

十神「そいつが口を割るとは思わないがな」



葉隠「と、とりあえず4階が空きっぱなしだったそうだからみんなで探索に行くべ」


658 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 16:02:16 G5EAmBrU 453/560


朝日奈「私は大和田や石丸の様子を見るね」

不二咲「ぼ、ぼくも」

大神「われも看病をしよう。」

澪田「じゃあ唯吹は冒険野郎マグガイバーっす!ひゃっほーう!!」

桑田「あっ、こらさきにいくんじゃねえ!」


霧切「苗木くんはどうするの?」

苗木「ちょっと戦刃さんをね」

霧切「?」

山田「な、苗木誠殿もってきましたぞ……でも『蝋燭と釘と裁縫道具』でなにを?」

霧切「……まさか拷問?」


659 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 16:07:44 G5EAmBrU 454/560


苗木「さあ、なににつかうんだろうね あ、あと葉隠くん」

葉隠「なんだべ?」

苗木「モノモノヤシーンでガムといいもの当てたからあげるよ」

葉隠「おっ、やったべ!しかもこれってピッキング道具だべ!これであけまくってくるべ!」

苗木「あとそのガムをね……」ごにょごにょ

葉隠「?よくわからんがわかったべ」






苗木の部屋のシャワールーム


体が動かない。
正しくは動かすことができない。

でも、生きている……?


660 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 16:15:14 G5EAmBrU 455/560


苗木「起きた?戦刃さん……ぐっ」

戦刃「苗木くん……」


目の前で苗木くんが自分のおなかに熱した釘を当てている。
刺さった部分の雑菌を消毒しているんだろう、ナイフに雑菌や毒がついていてもいいように焼いているんだろう。
そのあと、釣り糸でおなかを縫っている。慣れているのか傷が最初からなかったようになっていた。

苗木「あえて生かしておいた理由はわかるかな?」

戦刃「……私から情報を聞き出すの?」

苗木「戦刃さんからまともな情報が聞けるとは思わないよ」

戦刃「むぅ」

苗木「とりあえずさっきの戦いはお疲れ様」

戦刃「あ、ありがとう。えへへ」

あぁ、楽しかったなぁ。本当に楽しかった。
苗木くんとお互いの力を出し切って最後まで全力で戦ったんだっけ。
まけちゃたけどいままでやってきた闘いの中で一番よかった。
これでいつ死んじゃっても悔いはない。


661 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:20:13 G5EAmBrU 456/560


戦刃「あ、もしかして私を殺すの?……苗木くんなら……いいよ?」

苗木「はい戦刃ぁあああ!使い方間違ってるよ!」

戦刃「ご、ごめん」

苗木「ここにマッ○があったらまた説教してるところだったけど……」

ガコッガコッ

戦刃「!?」

そういうと苗木くんは私の関節を元に戻した。
どういうつもりなんだろう。

苗木「どういうつもりかって?これからやることやるのに戦刃さんがぐにゃぐにゃじゃつまらないからだよ」

戦刃「これからやること……あっ拷問!絶対にはかないよ!」







苗木「まぁ、セックスするんだけどね」


はい?


662 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:20:56 G5EAmBrU 457/560


苗木「大体君が戦ってる最中に誘いすぎなんだよね」

た、たしかにそんなこと言ってたようなないような気がするけど
え?ちょっとまってナニをするって?


苗木「セックス」

戦刃「えええええええ////」

苗木「それから聞けるものは全部聞こうかなって」

戦刃「す、すけべだよ苗木くん!」

ずるいずるいよ苗木くん!えええええっちなことして情報を聞き出すなんてビッチだよ!
絶対に喋らないよ!


663 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:21:28 G5EAmBrU 458/560



苗木「それに……自分の意思でセックスしたいと思ったの戦刃さんだけだし」

戦刃「うううううそだよぜったい」

苗木「君に初めて会ってお酒飲ませるとき口移ししてから  えと うん……////」

あああああだめだよ苗木くんそのかおは!!
かわいすぎるよ!


苗木「ねえ…戦刃さん。  いいでしょ?」


戦刃「………」

………


戦刃「うん……わたしのはじめて……もらってください」


664 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:22:27 G5EAmBrU 459/560


苗木「やったぁ」

ちゅっ

戦刃「んぁっ……」

苗木「いっぱいしてあげる」

戦刃「え、えへへ……//んっ」


葉隠「んー、このドアが怪しいべ」クチャクチャ

俺はみるからに怪しいドアに立ち向かっていたべ。
モノクマの顔が描いてあるドア。きっとこの奥に黒幕がいる。そんな感じだべ。
ここをバァーンとあけて黒幕である江ノ島っちをぎゃふんといわせてやるべ!


豚神「葉隠。このドアはなにか怪しいな」

葉隠「そうだべ!だからこのドアをフィッシングするべ!」

豚神「ピッキングだ。フィッシングは釣りか詐欺だ。俺の専売特許だな」

葉隠「ええっ!?豚神っちマグロ一本釣りとかもできるんだべ!?」

豚神「そっちじゃない。そっちじゃ」


さっそくおれは苗木っちからもらった道具、針金二本を鍵穴にさしてやったべ。


665 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:23:06 G5EAmBrU 460/560


葉隠「黒幕の穴にさしこんだべ!!」

豚神「……」

葉隠「ぐへへへ、いまからがちゃっとお前の入り口を開けちゃうべ!」カチャカチャ


モノクマ?「コラー!なにしてんのさ!」


葉隠「うわああモノクマだべ!!コントロール系は不二咲っちが乗っ取ったはずだべ!っていうか」


モノクマ(人体模型)「プロトタイプなんですけど!なんですけど!!」

葉隠「うわぁきもい!きもいべ!!」

モノクマ「いやぁこれにしようか熊にしようかまよってたんだよね。絵的にアレだからくまにしたんだぁ」

モノクマ「それよりさぁなにしてんのさ、そんなんで鍵あくわけないでしょ!」

豚神「そうだ、葉隠。素人のお前じゃむりだ」


666 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:23:42 G5EAmBrU 461/560


葉隠「いや、俺には秘密兵器がある」クッチャクッチャ

モノクマ「ガムはきだしなよ」

葉隠「ぷぇっ!」

モノクマ「うわきたね!!」

葉隠「ふふふ、針金の先にガムをつけることで」


葉隠「なんか鍵の中のが付着するんだべ!!」

モノクマ「……」

葉隠「そいや!!」

ずぼっぼきっ

豚神「いまぼきっていわなかったか?」

葉隠「い、いってないべ」

モノクマ「なにしてんのさ!!」

葉隠「ひぇえええ で、でも学校の備品壊したわけじゃないから……  俺は悪くないべぇえええ!」ダッ

豚神「おいまて葉隠ええええ!!」

モノクマ「うおっおくまでこびりついてるっ!!何このガム!!」


667 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:24:14 G5EAmBrU 462/560


食堂

十神「とにかくわかったのは4階に職員室などがあったくらいか」

葉隠「あ、あとはモノクマの顔が描かれたドアがあったんだけど……その」

豚神「葉隠がピッキングしようとしてなぜか針金とガムを突っ込んで放置して逃げてきた」

澪田「いみねーっすよねそれ!!」

大神「だが黒幕が居そうな場所と言えばそこしかないな……」

霧切「ところで苗木くんは大丈夫かしら? ちょっとみてくるわ」

大神「我も行こう」



戦刃「はぁ…はぁ……苗木くん……////」

苗木「えっと、もしかしてまだやるつもり?」

戦刃「もっとぉ……////」

苗木「いやーあのこれ以上はちょっと」


ピンポーン

苗木「ま、まずいっ!」


668 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:24:50 G5EAmBrU 463/560


戦刃「わたしでてくるね」

苗木「そっちのほうがまずい!!」

大神「ぬ、鍵がかかってないな」


苗木「あ、部屋に入られた」



苗木の部屋にみんな来た。



霧切「どういうことかしら 説明して頂戴苗木くん」

苗木「僕はただ尋問してただけだよ」

霧切「戦刃さんは?」

戦刃(一応縛られてる)「苗木君といっしょにシャワー浴びただけだもん」

霧切「そう……そうなの」

戦刃「ふつうだね!」

霧切「やることやってるじゃないの!」


669 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:25:23 G5EAmBrU 464/560


十神「まったく、俺たちを殺そうとした奴といちゃつくなんてずいぶんと太い神経をしているな」

澪田「そうっすねー細いほうの白夜ちゃんは太くなった方がいいっすよ」

豚神「いやそういう問題じゃないだろう」

山田「爆発しろ」

舞園「イマナラ戦刃さんも包丁でいけますかね?」

セレス「無理でしょう、ですからしまいなさい。しまえ。」


苗木「まぁまぁ情報も聞けたからいいでしょ」

霧切「まったく……しかたないわね話してみなさい」




霧切「まとめるわ」

・モノクマがつかってた隠し通路はモノクマ以下の大きさじゃないと通れないくらい狭い

・食材の調達はどうやって調達してるのかわからない

・人間が江ノ島に会うには情報処理室から行かないと無理


670 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:25:56 G5EAmBrU 465/560


霧切「というわけね」

十神「豚神、おまえは調達のときに一緒に来たと言っていたな。どうやってきた?」

豚神「それが学校の近くまで来たら眠らされてな。気がつけば2階男子トイレの隠し部屋だ」

澪田「どうやって入れたんすかねー」

苗木「どちらにせよ情報処理室の鍵をどうにかしないと……」

葉隠「あーそれがな苗木っち…… 俺、ピッキングしようとしたら失敗したんだべ」

苗木「ええっ!?」

葉隠「なえぎっちのいうと」

苗木「はぁぁぁくしょんっ!!」

葉隠「うわっきたねっ」

苗木「ごめんごめん」

葉隠「とにかくガムをつめこんじゃったんだべ」

十神「なにをやってるんだお前は」

苗木「とりあえず今日は休んで明日考えようよ みんな今日はいろいろありすぎたし」


671 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:26:51 G5EAmBrU 466/560


大神「そうだな……我も歩けるようになったとはいえ本調子ではない」

霧切「そうね……」

各々が部屋に帰ろうとするとモニターの電源がついた

モノクマ「いやー、まさか残姉ちゃんが処女喪失するなんておめでとう」

戦刃「ありがとう盾子ちゃん!」

苗木「はぁ……」

モノクマ「まぁ、残姉ちゃんの立場上なにされても文句言えないからつかの間の幸せを楽しみなよ残姉ちゃん」

戦刃「えー」

モノクマ「えー言うな。 男子の専用肉便器とかにされちゃうかもよー」

戦刃「私は苗木君せんようだよ!」

モノクマ「アホ!!だから残念なんだよ!あ、そうそうオマエラに朗報です」


モノクマ「あと三日以内にだれか死ななかったらこの学校の空気をきれいにする装置を解除したのちに、外にいるたくさんの絶望たちが
     校内に入ってくるようにしちゃいまーす!!」


苗木「なんだって!!」


672 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:27:53 G5EAmBrU 467/560


モノクマ「うぷぷぷ、おどろいた?ねえ苗木君おどろいた?18人vs100人以上のバトル。はたして勝てるかなぁ。
     やりたくなかったらコロシアイしなよ!ぎゃっはっはっは!!」

ぶつんっ

十神「クソッ、あと三日だとっ!」

霧切「三日のうちになんとかしないといけないのね」

苗木「戦刃さん、絶望たちは強いの?」

戦刃「苗木くんほどではないけど『なんでもできるやつ』がと『幸運なやつ』が一番まずい」

苗木「そうか……こりゃ、100人倒せるようにしなきゃ」

葉隠「現実的に考えてむちゃだべー!!」


苗木「と、とりあえず今日はみんな寝た方がいいよもうすぐ22時だよ!」

霧切「(やたら帰らそうとしているわね。なにかあったのかしら)」

苗木「ほらほら霧切さんも」

霧切「こ、こら押さないで頂戴」

葉隠「あっ、わかったべ今から二人でセックスを」

苗木「おやすみ!!」 バタンっ


673 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:28:24 G5EAmBrU 468/560


舞園「はぁ……まさか苗木くんが……」

セレス「ところで私ウィッグとれば戦刃さんにみえません?ほら」

葉隠「まず筋肉が違うべ ん?霧切っち どうした?」


霧切「(ポケットの中に何か入ってるわ……) みんなちょっと来て」



霧切「紙……?」








『 こんやじゅうに  あける  』



霧切「!!」


674 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:29:34 G5EAmBrU 469/560


数時間前
シャワールームの中、シャワーを出しっぱなしにしつつ、
横たわった戦刃さんの中にまた精をだす。
多分これで満足したと思う。そろそろ本題に入ろう。
彼女のためにも僕らのためにもなる本題を。

戦刃「はぁ…はぁ……」

苗木「ねえ、戦刃さん。今こうして僕は君を犯したわけだ」

戦刃「う、うん」

苗木「なんも未練もないかい?」

戦刃「うん……あ、わかったやっぱり私殺されるの?」

苗木「そんなことしないよ!むしろあとつげふんげふん」

戦刃「えっ、あとつなに?」

苗木「それはそうと戦刃さんは『人の死に顔が見たい』んだよね」

戦刃「……たしかにそうだけどもういどうでもよくなってきて」

苗木「うそだね」

戦刃「え?」

苗木「どうしても見れない死に顔が一つだけあるだろ?それを見てないから満足してないんじゃない?」


675 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:30:20 G5EAmBrU 470/560


戦刃「……うん」

苗木「僕が協力してあげるよ」

戦刃「でも私が見れない死に顔って『   』 だよ?そしたらなおさら」

苗木「方法はあるんだ。」 ごにょごにょごにょ


戦刃「……」

苗木「……ごめん」

戦刃「しょ、しょうがないよね。でも、ね。みたいって思う私もいるんだぁ」

戦刃さんは泣きながら顔を崩して笑っている。
悲しめばいいのか期待しているのか複雑な表情だ。


戦刃「わかった、わかったよ。ずっと苗木くんといるためだもん。わがままだけどしかたないよね」

苗木「ごめん。本当にゴメン。君を利用する形で」

戦刃「苗木くん」

苗木「ん?」

戦刃「大好き」

そしてまた僕たちは行為に臨んだ。


676 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:30:54 G5EAmBrU 471/560


私様はこの生活がはじまってから何十回目になるかわからないシャワーを浴び終え、
再びモニターを監視する。
めずらしく今日はみんなねてるな。
まぁ、大和田や石丸は重傷だしな。 あと澪田と豚神がなんか十神の部屋で寝てる。
迷惑そうだな十神。


江ノ島「さーって 苗木と残姉ちゃんはなにしてんのかなぁっと  ん?」

部屋ん中には二人ともいなかった。
さてはモノクマ用の出入り口から侵入しようとしてるな?
ですが無駄です。モノクマしか通れないよう特別な細工がしてあるのです。
そんなことも忘れたのでしょうか残姉ちゃんは。


江ノ島「ってか今どこいんだろ……  ん?」


情報処理室の中にいつのまにか二人ともいた。
もしかしてこのドアをぶち破るつもりだろうか。
無駄無駄、このドアは残姉ちゃんに渡したツェリザカでも開かないんだよ。


江ノ島「うぷぷぷぷぷ、これをペナルティ扱いにして明日の昼に空気止めてやろうかな?」


677 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:31:51 G5EAmBrU 472/560


そして、残姉ちゃんがツェリザカを構える。
あー、あけるつもりだわ。無駄だってのに。本当に残念です。


苗木も寄り添うように残姉ちゃんを支える。
ラブラブですネーうぷぷぷ。


江ノ島「にしても音声聞こえづらいな ボリュームでかくするか」

戦刃さんを連れ、情報処理室の前まで来た。
得物はフェイファーツェリザカ。最強の拳銃。


678 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:32:28 G5EAmBrU 473/560


戦刃「『あそこ』を狙えばいいんだよね」

苗木「うん。でも弾はのこり少ない。一発目で仕留めるきもちでいかなきゃ」

戦刃「わかってる……」

ガタガタガタ

苗木「戦刃さん……」

戦刃「苗木くん、私……わたし」


ぎゅっ

苗木「……撃って」

戦刃「……ごめん。 ありがとう」

ゆっくりと彼女は 引き金を引いた。



弾はそのまま

鍵穴に向かって 飛んで行った。



葉隠「んー、苗木っちがあげるって言ってたガムよーくみたらこれ変な名前だべ  えっと  『プラスチック?』


679 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:33:25 G5EAmBrU 474/560


ズガアアアアアアアアアンッ!!!!


葉隠「だべええええええ!!」


江ノ島「がっ、あっ がっ」


み、耳が 鼓膜が破れるっ 至近距離で爆発っておまえっ
音声拾ってくるはすぐ近くだわでハウリングしまくって


江ノ島「絶望的ィイイイイ! でもなんで爆発なんて」


キィッ

江ノ島「!!」


苗木「江ノ島さん、初めまして?かな」

戦刃「ごめんね、盾子ちゃん、ごめんね」


残姉ちゃんはごめんねごめんねと言いながら顔を両手で隠している。
なにがごめんねだばっきゃろー。こっちは耳が痛いんだッツーの。


680 : ◆1ZmpN0RELo - 2013/12/23(月) 17:34:11 G5EAmBrU 475/560


苗木「もしかしたら鍵の部分は特殊合金とかじゃないのかもと思って、葉隠くんにガムと称して渡した『プラスチック爆弾』を詰めてもらったんだよ」

江ノ島「おまえっ、そんなもんモノモノマシーンにはっ!」

苗木「僕が元々持ってたんだ。ベルトのバックルのすぐ近くの部分に隠してたみたい。」


うわぁーそんなところついてくるか!絶望的ィ!!

これからどんなことされんだろうと思いつつアタシは気づいてなかった。



残姉ちゃんの口の端が笑っていることに。





続く


次回最終回 希望の忍者と絶望の軍人


713 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:05:27 xCPR.R8o 476/560


葉隠「校内放送のマイクを通してでっけー音がしたべ!!」

ピンポーンピンポーン

葉隠「だ、だれだべ!」

ガチャっ

霧切「わたしよ」

葉隠「霧切っち!!」

霧切「どうやら苗木くんと戦刃さんがやってくれたようね」

葉隠「こんなでっかい音がする鍵の開け方って爆弾かなにかか!?でもどうやって」

霧切「(たぶん食べてたガムが爆薬だったのね……)」

十神「いくぞおまえら!」

霧切「あ、スーツに戻ってる」


714 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:06:05 xCPR.R8o 477/560





苗木「さぁ、もう逃げられないよ江ノ島さん」

江ノ島「ああ……これは詰みですね」

江ノ島「どうぞ一思いに殺してしまいなさいな」

江ノ島「そりゃあもうむごたらしく残酷にな!!!」

苗木「……それはしないよ」

江ノ島「あん?」

苗木「きみは、いままでやってきたことを償わなきゃいけない。一生かけてもだ」


715 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:06:43 xCPR.R8o 478/560



江ノ島「……」

江ノ島「うざい」

江ノ島「うざいうざいうざいうざいうざいうざいうざい!!」

江ノ島「さむいさむいさむいさむいさむいさむいさむい!!」

江ノ島「あんだけ殺気に満ちたツラしてたり、許さない許さないとか言ってた割にこれぇ!?」

江ノ島「おいおいまじかよ期待させてこれかよ!!忍者だのなんだの言っておいて最後は偽善者かよ!!」

苗木「なんとでも言えよ!!むしろお前が望んでた絶望なんてやるもんか!!」

江ノ島「あー、つまんねーの……ん?」


がしっ

苗木「い、戦刃さん?」


戦刃「苗木くん、ゴメン」

ゴスッ!!

戦刃「みねうちだから 安心して」

苗木「そん……な……」


716 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:08:02 xCPR.R8o 479/560



江ノ島「……えーっとなに?どゆこと?」

戦刃「盾子ちゃん。逃げて」

江ノ島「はぁ?」

戦刃「苗木君は罪を償えというけど、そんなもの私たちには無理だもん。だから盾子ちゃんだけでも逃げて」

江ノ島「素晴らしい姉妹愛ですがあなたはどうするのです?」

戦刃「……死ぬのは私一人だけでいい」

江ノ島「……」


江ノ島「うぷぷぷ」

江ノ島「うぷぷぷぷ うぷぷぷぷ うぷぷぷぷぷぷぷぷぷ!!」

江ノ島「まっさか残念なお姉ちゃんがここまで身を呈してくれるなんて!!」

江ノ島「うぷぷぷぷ でもさ、このままのかっこじゃ逃げたらバレバレなんですけどぉー」

戦刃「そういうと思って対策考えてきた」

江ノ島「へぇー。まあいいやとりあえずモノクマ操縦室の下のアタシのプライベートルーム行こうぜ」

戦刃「わかった」


717 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:08:48 xCPR.R8o 480/560


ギィ  バタン

苗木「……」

苗木「……」




苗木「クスッ」



江ノ島のプライベートルーム

江ノ島「で、対策って?」

戦刃「簡単だよ」

戦刃「盾子ちゃんが私の変装をするの、そして何食わぬ顔で出てくの」

江ノ島「えー、ダサい汚い気持ち悪い」

戦刃「ひ、ひどいよ盾子ちゃん」

江ノ島「だいたい変装してどうすんだよー」

戦刃「隠し通路使って玄関から逃げて。私は盾子ちゃんに変装して時間稼ぐから」

江ノ島「アタシの髪型のカツラまで持ってきてるし……まあいいでしょう」


718 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:13:39 xCPR.R8o 481/560


私は盾子ちゃんの髪の毛をバッサリと切り落とし、私と同じように整える。
この髪形はなるべく戦闘の邪魔にならないように私自身がカットしているのだから慣れている。
それにしても盾子ちゃんの髪の毛はなんというかいいかんじ。ふわふわしてる。

江ノ島「あぁ……残姉ちゃんと同じ髪型なんて絶望的です……」

戦刃「染めるよー」

江ノ島「やけに手際いいなオイ」

戦刃「変装とかよくやるから」

江ノ島「なるほど」

そういえば盾子ちゃんの髪の毛をこういうふうにいじるのなんて初めて。
双子なんだからもっとこういう機会があったんだろうになぁ。
だんだん私と同じ『顔』が目の前に現れてくる。
現れてくる。



戦刃「できたよ盾子ちゃん」

江ノ島「うわぁ……おっぱいある以外残姉ちゃんじゃないですか……絶望的です」

戦刃「うん、あとは」


719 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:15:59 xCPR.R8o 482/560


目の前に盾子ちゃん。盾子ちゃん。私のかわいい妹の盾子ちゃん。

戦刃「盾子ちゃん」

江ノ島「ん?」

盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん
盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん
盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん
盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん
盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん
盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん
盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん
盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん
盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん
盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん
盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん
盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん盾子ちゃん


           盾子ちゃん?



          イイエ、アナタハ   




            『私』


720 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:16:36 xCPR.R8o 483/560


情報処理室の前までやってきた私たちは目を疑った。
ドアの前に規則正しくガスマスクと小型の酸素ボンベが15人分置いてある。

霧切「これは……いったい?」

十神「どういうことだこれは おい、なぜ情報処理室を開けないんだ」

葉隠「内側から鍵がかかってるんだべ!?どういうことだべ!?」

豚神「……15人分のマスクと酸素……まさか、バカな!なんてことを!」

十神「どういうことだ説明しろ!豚神!!」

豚神「……今の外の世界は大気が汚染されている、この学校が普通に呼吸ができるのは空気清浄器が機能しているからなんだ」

豚神「だが、空気清浄器は……ヤツの生命がなくなると同時に停止してしまう」

不二咲「それって……」

豚神「あいつら……俺と澪田の分まで置いて行って……」

霧切「!! あけなさい!苗木君!!あけて!!」


721 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:21:07 xCPR.R8o 484/560



情報処理室も防音処置されているかもしれないが、そんなこと関係なしに私はドアをガチャガチャひねったり、
叩いたりした。しかし返事は帰ってこない。


そのかわり、1枚の紙がドアの隙間から出てきた。

霧切「これは!」


みんなへ

僕と戦刃さんの勝手な行動を許してほしい。
でも所詮僕と戦刃さんは裏の人間。みんなと一緒に出て行ったら迷惑をかけてしまう。
それにこれからやろうとしていることは非人道的なことだからどうしてもみんなに見せることができない。

記憶を失ったものの、あの写真から見てとてもいい学園生活をみんなと過ごせたんだと思う。
ありがとう。
どうかみんなが無事脱出して生き抜いてくれることを祈るよ。

苗木誠


十神「あいつ……!!」

霧切「最後まで、最後までひっかきまわしていくのね…… 苗木君のくせに生意気よっ……!!」


722 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:25:57 xCPR.R8o 485/560


江ノ島「あ… え?」

深々とナイフを『私』の脇腹に突き刺したことで、『私』がぽかんとした表情を浮かべる。
まだ自覚がないのだろう、手首を右にひねりぐりぐりまわす。

江ノ島「ごぶっ!?ぐぅっ!!?」

『盾子ちゃん』の顔が苦悶の表情を浮かべる。
『私』の顔が苦悶の表情を浮かべる。


江ノ島「な、なにやってんの……アンタっ、どういうつもりよ……」

戦刃「ふ、ふふふなるほど『私』が刺されて苦しんでいる顔はそういう顔なんだね。……『盾子ちゃん』ずるいよ」

江ノ島「はぁっ…?げふっ!」

おもいっきりナイフを引き抜く。
あえて急所ははずしたのでそんなに出血はない。


723 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:26:49 xCPR.R8o 486/560


戦刃「『盾子ちゃん』が愛する人をあんなふうに殺したとき私がどう思ってたか知ってる?」

戦刃「うらやましかったんだよぉ とってもうらやましかった 愛する人を自分の手であんなふうに殺すんだもん」

戦刃「それにくらべ私の学園生活は苗木君の『おあずけ』や盾子ちゃんの『命令』でフラストレーションがたまってたんだよ」

戦刃「それに加えてコロシアイ学園生活ではずーっと『盾子ちゃん』のふり」

戦刃「苗木君も 『ありがとう、江ノ島さん』 『大丈夫?江ノ島さん』  『いっしょに頑張ろうね江ノ島さん』」


戦刃「江ノ島さん!江ノ島さん!江ノ島さん!江ノ島さん!!!」

戦刃「私の名前は戦刃むくろなのに!!!」


『盾子ちゃん』 いや?『私』?に
足払いをかけ、その場に転ばせる。その後間髪入れずに傷口を踏みつける。


江ノ島「うぐぁっ!!」


724 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:27:19 xCPR.R8o 487/560


戦刃「ずるいっ!ずるいんだよ盾子ちゃんはっ!ずるいよ!!」

傷口をあえて避けてほかの部位を踏み砕いていく。
踏んでいくたびに『私』は血反吐を吐いたり逃げようともがく。
逃げるな。

江ノ島「(やばい、ここまで残念だと思ってなかった。しかもこいつ)」



江ノ島「(笑ってるし)」



戦刃「はぁー……はぁー……でもね、盾子ちゃんそれでも私は盾子ちゃんが大好き」

戦刃「おんなじ顔おんなじ声それでも全然違う盾子ちゃん」

戦刃「だからすごいんだよ盾子ちゃんは 私が見たいものを2つ兼ねることができる」

ゆっくりと『私 盾子ちゃん』の首に手をかける。
やわらかい。とってもやわらかい。


725 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:28:05 xCPR.R8o 488/560


江ノ島「あんた……まさか  あぐっ」

戦刃「私の見てみたかった死に顔 盾子ちゃんの死に顔」

戦刃「あの盾子ちゃんが死ぬときはどんな顔をするのか見てみたくて、いまこうして首を絞めてるの」


戦刃「そして、もうひとつ  私が本当なら見れないもの」





戦刃「自分の死に顔」





戦刃「うぷぷぷぷ、おかしいよね自分が死を迎える瞬間の顔をみたいんだもの」

戦刃「でもね、みたいのはみたいんだもんしかたないんだもん」

戦刃「だからね、盾子ちゃん」

まだ苦しそうにしている盾子ちゃんに向かってさらに続ける。

戦刃「死んで?死んで?お願い盾子ちゃん死んでください。ねえ私今から殺される気分はどう?ねえねえ」


726 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:28:37 xCPR.R8o 489/560


江ノ島「はぁ…はぁ…ごぼっ……」

戦刃「返事してよ!!」

傷口に一撃。

江ノ島「があっ!!? はぁ…はぁ…アンタ……ホントバカなんじゃないの?」

戦刃「口答えするな!」

また一撃。

江ノ島「はぁっ!?うぐっ!」

戦刃「あああごめんね盾子ちゃん私に見えた   あああだれがこんな目にあわせてあっ、私だうぷぷぷぷぷぷぷ」

また首を絞める手に力を入れる。
はぁ……盾子ちゃんかわいい 盾子ちゃんかわいいよ
すこし力を緩め口の端から漏れてる血を舌ですくったのちに、盾子ちゃんの口の中にむりやりねじこむ。
途中、舌を噛み切ろうとしてきたけど2、3発殴ったらおとなしくなった。


727 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:29:44 xCPR.R8o 490/560


戦刃「ちゅっはぁ……盾子ちゃん盾子ちゃん」

江ノ島「う、うぷぷぷ……まさか死ぬのが実の姉にヤられるなんて……絶望的ぃ」

だんだんと盾子ちゃんの力がなくなってくるのを感じる。
ああああ、盾子ちゃんが死んじゃう。

戦刃「あああああいやだよ盾子ちゃん死んじゃいやだ。だからお願い最後の一言を言って」

ギュウウウウッ

江ノ島「う……げ…… お、  おねえちゃ」

戦刃「なあに なあに盾子ちゃん」



江ノ島「うぷ、ぷ あいし て る」



戦刃「そう」




ゴキッ

江ノ島「」


728 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:30:19 xCPR.R8o 491/560


奇妙な達成感が私の中で満ちていく。
どうしても見ることのできなかった表情をみることができたし、今まであった胸のもやもやも全部言えた。
あとは盾子ちゃんと仲直りするだけ。
許してくれるかなぁ?


戦刃「盾子ちゃんおきて」

ゆさゆさ

江ノ島「……」

戦刃「もう、お寝坊さんだよ起きて」

江ノ島「……」

戦刃「……あっそうか」





戦刃「盾子ちゃん死んじゃったんだ」


729 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:31:03 xCPR.R8o 492/560



戦刃「……え?」


戦刃「盾子ちゃんが死んじゃった?」

戦刃「わた、私のせいで」





戦刃「ああああああああああああああ!!!」

苗木「大丈夫?戦刃さん」

戦刃「苗木くん!!」

ガシッ

戦刃「うえええええ……盾子ちゃんが、盾子ちゃんが」

苗木「きみにだけつらい思いさせてごめん」

戦刃「……でも、でもこれでよかったんだよ ほら盾子ちゃんすごい満足した顔で死んでる……」

戦刃「でも、でも盾子ちゃん盾子ちゃんっ ううう」


730 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 07:31:34 xCPR.R8o 493/560



苗木「死体は丁寧に埋葬しよう」

戦刃「うん…うん!   その前に苗木くん」

苗木「なんだい?」

戦刃「えと…その……え、 えっちしよう」

苗木「はぁ……ふつう妹の死体の前でヤる?」

戦刃「でもほら盾子ちゃん満足してるみたいだしえへへ」

苗木「あとでしてあげるから だからさ」


苗木「思いっきり泣けよ」

戦刃「……ごめっ、ごめんっもうちょっとだけっ…うっ……」


戦刃「うわあああああああああああああああああん!!」


苗木「ホント、ごまかそうとしたって無理なんだから……まったく」



こうして、コロシアイ学園生活は幕を閉じた。


731 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:10:39 xCPR.R8o 494/560


エピローグ

双影再び~影に潜む2つの希望~


あれから2年がたったわ。
あの直後空気清浄機が停止したのを確認した私たちはなんとか学園を脱出。
(なぜか玄関が開いていた)
その直後希望ヶ峰学園の卒業生が結成した未来機関に保護され、みんなそれぞれの役職に就いたの。

朝日奈さんと大神さんはその持前の体力と力で復興作業に従事しているの。
ドーナツのためならえんやこらとほほえましく頑張っていたわ。
一方大神さんは自分の道場の門下生を死に追いやった絶望と決着をつけたわ。
というより、大神さんが発見した時点でその絶望は巨漢であるにもかかわらず、『関節をすべて外されていた』みたいだけど。
大神さんは彼を殺さずに後述する『新世界プログラム』にかけると言っていたわ。
大神さん曰く、「こやつも人の道を踏み外すことなく正しき道を行けばこの上ない『マネージャー』であっただろうから」
ですって。

山田くんはセレスさんと事務の仕事をしながら、コロシアイ学園生活の内容を漫画にしてまとめてたわ。
一番最後のシーンが江ノ島盾子が『自殺』したことになっているけどね。
一方セレスさんはぶつくさいいながら淡々と事務の仕事をしているわ。そういえばあれカツラなのね。


732 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:11:17 xCPR.R8o 495/560


腐川さんはジェノサイダー翔の件もあって大丈夫なのかとおもったけど、ぎりぎり大丈夫だったみたい。
彼女はコロシアイ学園生活の内容を小説として出したわ。小説だからかなりノンフィクションな内容で、
苗木くんと戦刃さんがナニしてたことまで書いてたの。やらしい顔しながら。

葉隠くんはなんだかんだで占いで役に立ってるわ。『超高校級の希望』の居場所を特定したのも彼のおかげよ。
もっとも、誰かさんがその占いを聞いてたのか私たちが現場に行ったころには『超高校級の希望』は気絶していたけど。
報酬で言ったら10億ものだと十神くんが言ったら彼ってば泡吹いて倒れたわ。


桑田くんと舞園さんは澪田さんと豚神くんをひきつれて人々に歌やパフォーマンスで慰安しているわ。
やっぱりアイドルの力ってすごいのかすぐ人々は元気になっていたわ。もっとも、桑田くんは澪田さんと豚神くんのテクニックに
ギリギリついていってるって感じだけどね。頑張りなさい。
……それにしても豚神君ってドラムもできるのね。


大和田くんは各地で暴れている絶望を鎮圧するため奮闘しているわ。北に絶望がいたのならメンチビームでびびらせて、
東に絶望がいたのならバス停ぶん回して圧倒し、西に壊れた家があったらそれを直してあげて、南にとんでもない強さの絶望がいたら、
白くなった石丸くんを連れて『マブダチスペシャル』?とかいうのを使ってたらしいわ。
そういえば最近『超高校級の体操部』を捕まえたのも大和田君だったわ。


733 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:11:48 xCPR.R8o 496/560


石丸くんは絶望を更生させたり社会秩序を立て直すため頑張っているわ。あの性格だから上の人とよく衝突するけど、プッツンくると
白くなって口調が荒々しくなって意地でも意見を通しちゃうたくましさを手に入れたの。……石田って名前はどうかと思う。


不二咲くんは絶望たちを更生させるためのプログラムの『新世界プログラム』の開発に着手しているわ。アルターエゴもいっしょにな
ってがんばっているの。初めは反対意見も多かったけど彼の意志と熱意が上に届いたのかOKをもらえたの。もう少しで完成すると言ってたわね。


そして私と十神くんは



澪田「いやー、わるいっすねーおごってもらっちゃってー」

十神「気にするな。これから大仕事があるんだからな」

澪田「? ただごはん食べに行くだけなのにっすか?」

豚神「……レストランの名前の時点で な。なにかやらされるとは思っていた。」

霧切「ここよ」


フレンチレストラン HANAMURA


734 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:38:06 xCPR.R8o 497/560


ウェイトレス「いらっしゃいませー」

セミロングの髪のウェイトレスがてきぱきと愛想よく私たちを案内する。
何も言っていないのにVIPの部屋に連れて行かれた。

ウェイトレス「しばらくしたら当店のシェフがお会いしてメニューをお聞きしますので少々お待ちください」

霧切「ありがとう。 ……あなた前どこかで会わなかった?」

ウェイトレス「もー、ナンパですか?」

澪田「ゆりっすか!」

霧切「ちがうわよ」

ウェイトレス「ここのシェフよりはましですけどねー あっ言っちゃった」

シェフ「おいおい竹田くん。僕はセクハラなんてしないよ!だから今晩どうだい」

ウェイトレス「あっシェフ」

扉からこっそり頭だけ出してシェフらしき男が顔を出す。
顔はほっそりしているがその特徴的なリーゼントみたいな髪型は『相変わらず』だった。

シェフ「ところで竹田くーん、君といっしょに入ってきたコック見習いの単刃さんなんだけどさー すごいワイルドに今ジャガイモ切ってて」

シェフ「なんというかジャガイモ全部切っちゃって竹田「単刃ぁああああああ!!」

ウェイトレスの子はダッシュで部屋から出て行ったわ。


735 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:39:03 xCPR.R8o 498/560


シェフ「さて……と」

豚神「……」

十神「フン」

澪田「あれ?シェフさんどーっかでみたことあるっすね」

シェフ「ん?いやあそりゃそうさぁそもそも店の名前で気づいてよねっ」

豚神「そうはいっても『当時』とちがって貴様、身長と体重が変わったじゃないか」

澪田「え?しりあいなんすか?」


花村「ぼくだよ、花村輝々だよ」


澪田「あー、なんだ 輝々ちゃんか……  えぇえー!!?」

そう、私たちはいまだに各地にいる超高校級の絶望の一人である花村輝々を捕まえに来たのだ。
彼のような非戦闘員の絶望でも他の絶望の場所を知っているかもしれないから。

花村「どうだい?イケメンになったろう?まぁまだ160cmなんだけどね」

澪田「メガシンカっす!!ほっそりしたっす!」

十神「それで、おとなしく捕まってくれるか?」

花村「あー、それね。うん」


736 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:40:03 xCPR.R8o 499/560


花村「だれがつかまるかばぁろぉめえええええ!!」
ジャキジャキジャキッ!!
霧切「!!」

床下や天井からモノクママスクをつけたコックがあらわれ、私たちに銃を向ける。
やはり伏兵がいたのね。

花村「きみたちぃ、きみたちはさぁ 江ノ島さんの死体をさぁ」

花村「もぐもぐしたろぉ!ぜったいそうだ!!」

霧切「ちがうわ。私たちは彼女が死んでから間髪入れずに脱出したもの」

後で調べて分かったことだが、江ノ島盾子の死体はバラバラになって骨だけしか残っていなかった。
しかも焼いた形跡があるのでおそらく何者かが死体をバラバラにして燃やしたのだろう。
だれがやったかは一目瞭然であるが。

花村「おいしかったんだろうなぁ江ノ島さん、おっぱいとかおっぱいとか……げへへ」

豚神「自分の肉でも食ってろ豚」

花村「豚が豚っていうなぁ!!」

澪田「白夜ちゃんは夜になると狼に変身して澪田を食べまくるっすよ!性的な意味で(真顔)」

花村「知らんちゅうに!もうええわうったれ!!ぶっころしちゃれええええ!!」

霧切「くっ……」

まずはテーブルを使って盾にしてやりすごそうか……と思った瞬間。


737 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:40:42 xCPR.R8o 500/560


扉からひょっこりとコック帽をかぶり眼帯をした人が顔を出した。

単刃「シェフー、大変です。じゃがいもが うわあ」

ごろごろごろ

花村「いやいやいやなにやってんの」



竹田「伏せて!!霧切さん!!」

霧切「!!!」


カッ!!

ズガァァァァンッ!!

澪田「わきゃー!?」

十神「なんだ!?」

豚神「スタングレネードだ!!」

まぶしい閃光と強烈な音があたりに響き、気がつくと


738 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:41:29 xCPR.R8o 501/560



花村「あ、あひぇええええ!?」

竹田「はい、確保」

コック「こいつ!なにをして」ガォンッ!!

コック「ぐあっ!?」

単刃「安心して、急所は外してる。それにしてもやっぱり眼帯はジャマ」

ぽいっ

十神「お、おまえは!!」



戦刃「お久しぶり」

花村「ゲェーッ!!単刃くんが戦刃さんだっただとぉ!?」

戦刃「私の変装は完璧だから」(ドヤァ)

豚神「いや気づけよ!!」

澪田「むくろちゃんは地味だからわからなかった説が微レ存?」


739 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:42:02 xCPR.R8o 502/560



戦刃「ガーン」

霧切「ということはウェイトレスの竹田さんは」


苗木「そう、僕だよ霧切さん」

ヘッドドレスでうまくアンテナを隠していた彼は髪がセミロングでウェイトレスな格好をしていたせいかすごく魅力的にみえた。
ハァハァ

霧切「それにしても、生きてたなら生きてたって言ってくれてもいいじゃない。」

十神「そうだ、お前らなら未来機関でもやっていけるだろ」

戦刃「それは無理。未来機関でも私たちはお尋ね者だから」

豚神「だろうな。かたや元超高校級の絶望もう片方は忍者だ」

霧切「強すぎるがゆえに追われているのね」

苗木「まぁ、そんなとこだよ」

戦刃「ちなみに霧切さん」

霧切「なにかしら」



戦刃「わたしの本名は苗木むくろ。結婚しました。」(ドヤァ)


740 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:42:32 xCPR.R8o 503/560



苗木「ちょっ!いまここでいうの!?」

霧切「そ、それはちがうわ」

苗木「じゃ、じゃあいつかまた」ダッ

戦刃「あっ、待って!」ぽいっ ダッ

花村「はむなぷとら!!」



霧切「………ふ、ふふふな、何かの間違いよ多分」

十神「あきらめろ」

霧切「チクショオオオオ」


741 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:43:09 xCPR.R8o 504/560


すっかり荒野となった街を戦刃……むくろさんの運転するジープに乗って駆ける。

苗木「まったく、あんなこと言ったら霧切さんが動揺するに決まってるじゃないか」

戦刃「事実だからしかたないもん」

苗木「ふぅ…… で、これから捕まえようとしている絶望は?」

戦刃「『超高校級の幸運』だよ。本当に幸運すぎてまだつかまってないみたい」

苗木「たちわるいなぁ」

戦刃「それでも私は捕まえるよ。盾子ちゃんがやってきたことのせめてもの償いで」

苗木「そうだね」


戦刃「ねえ、誠くん」

苗木「なんだい?」


742 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:43:47 xCPR.R8o 505/560






戦刃「絶望的に愛してる」

苗木「僕もだよむくろさん」




さみしいときも悲しいときも
いつもあなた(君)が目に浮かぶ

一人の時も会いたいときも
いつもあなた(君)は胸の中

遠く離れていても
たとえ分かれていても

この世の光とともにまぶしく

あの日のあなた(君)が

さみしいときも悲しいときも
いつもあなた(君)が目に浮かぶ


苗木「超高校級の忍者」  終わり


743 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 09:48:33 xCPR.R8o 506/560


これにて超高校級の忍者は終了だよぉ。
ここまで長くなるなんて思ってなかったんだよぉ。

書いたきっかけは残姉ちゃんはチートなのになんかそういった活躍が他のSSじゃなかったから思う存分書いてみた。
残姉ちゃんと釣り合うにはやっぱり忍者くらいじゃないとだめじゃねってことで苗木を忍者にしました。
SS初挑戦で今見返したらすごい矛盾点とか直したい部分もあったけど。
息抜きで書いた不二咲「性欲がたまってきた……」シリーズが4スレ行くとは思わなかったけど。

長い間ありがとうございました。次またお会いしましょう。



モノクマ「いやぁ、ボトムズのEDみたいな心境だったんだねェ二人とも」

モノクマ「そんな二人がさ、最初っからむすばれてていっしょに『絶望』のために頑張ったらどうなるか。

モノクマ「次回『 苗木「超高校級の忍者」 戦刃「絶望の忍者と絶望の軍人」』 でまたお会いしましょう。さいならさいならさいなら」


748 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 20:54:52 YaHHXcLc 507/560


今日のNG

もし部屋の交換が成功してたら


苗木「(それでも舞園さんが心配だなぁ ちょっとたずねてみるか)」


廊下

苗木「ああっ!?ネームプレートが交換されてる!!」

苗木「…… やられた」


苗木「そんなに時間はたってないはず!」

がちゃ

桑田「はーっはーっ……あけろ!あけろ!!」

舞園「ひぃぃぃ!」

苗木「……」



BGM 飛影見参!


749 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 20:56:59 YaHHXcLc 508/560


デーレーデーレーデッデデデッ

桑田「あん!?苗木か!!くそっ!みちまったか!お前も道連れだ!!」

苗木「なにを」

がしっ

桑田「あれ?」

苗木「やってんだ」

がこっ!!

桑田「うでがっ!!?」

苗木「君はぁぁぁぁぁ!!」×4

桑田「えっちょふえ」

バキドカドゴドゴドゴッ!!


苗木「ふう」

舞園「あわわわわ……」

このあと舞園さんもケジメしました。


750 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 21:22:59 YaHHXcLc 509/560


今日のNG2

もし山田が残姉ちゃんの部屋で可能性の獣に目覚めてたら

山田「いやー、シンプルすぎてちょっと」

山田「でも下着の資料には使え…資料……」

山田「……」


回想

病床の山田父と山田

山田父「同人の世界の重みを受ける覚悟はあるか……自分の描いた同人がマイナーで売れなくても続けていく覚悟がいる……それでも」

山田「自信とか覚悟とか関係ない、僕はみんなに同人作家として必要とされたいだけなんです」

山田父「ならば……これをもっていけ」

『同人の道具セット』

『資料用の下着とかのカタログ』

『その他の古い同人誌』


751 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 21:24:18 YaHHXcLc 510/560


山田父「これで、もうこいつはお前のものだ。お前をふさわしい使い手と認めれば、道具もきっと答えてくれるだろう」

山田父「規制もその力でどうにかできるだろう」

山田「規制?」

山田父「われらが山田一族の創作活動をいつも邪魔する呪縛。だがそれを突破できれば創作の自由の光明をもたらす。」

山田「それって……」

山田父「母さんはお前をこの道に進めたくはないと小さいときから……」

山田「!!」

山田父「うらむだろう母さんをそしてお前を」

山田父「だが行け!恐れるな……自分自身の中の可能性を信じて、力を使えば道はおのずと開ける」

山田「そんな……夏休みや冬休み、それどころかイベントがあるたびにまともに遊んでくれなかったのにいまさら勝手ですよ……!」

山田父「許してほしい……お前とはもっと……もっと外で遊んでやりたかった……」

山田父「一二三……私の願いはかなったよ……ママ」

がくっ

山田「お父さん!!」


山田「お父さんって……今……ぼくの……」


752 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 21:27:25 YaHHXcLc 511/560


山田「あれから10年……」

BGM UNICORN

私のたった一つの望み
可能性のけだもの

オタたちの希望の象徴。

お父さん……

山田「ママ、ごめん。僕は」


山田「いくよ!!」


廊下

モノクマ特攻隊「オラオラオラ」

山田「ここから…… でていけぇ!!」(ポスターサーベル)


全  機  破  壊


753 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/02(木) 21:50:35 YaHHXcLc 512/560


とりあえず事後はこんな感じにNGとか後日談とかやるよぉ

絶望編はこうそうがまだできてないよぉ


759 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 20:02:51 mVR0c8Bk 513/560


江ノ島を弔うの巻


戦刃「盾子ちゃんの死体はちゃんと処分しないといけないと思うの」

苗木「たしかにね。なんというかいろいろもってかれそうだし」

プラーン

江ノ島「……」

苗木「首根っこつかんでとったどーみたいにしないでよ……」

戦刃「盾子ちゃんいがいとよろこびそうだし」



江ノ島(霊)「いや、せめて死体をきれいにするとかしろよ!!」


戦刃「まずは体をきれいにしなきゃ」

江ノ島「そうそうそれそれ」


大浴場

戦刃「そぉい!!」ブンッ!! ザパーン

江ノ島「おいこら!!!」


760 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 20:07:40 mVR0c8Bk 514/560


戦刃「うう……盾子ちゃん……」

ざぶざぶ

江ノ島「うぷぷぷ、自分で殺しておいて残念なお姉ちゃん」

戦刃「くさっ」

江ノ島「おい」


トラッシュルーム


苗木「あとは死装束着せたし燃やすだけだね」

戦刃「うん……盾子ちゃんとお別れか……」

江ノ島「えー、せめて食べるとかにしてくれよーファック!」


戦刃「盾子ちゃんの骨つかって弾薬つくっていい?」

江ノ島「どこの魔術師の武器だよ」

苗木「縁起悪そうだしやだ」

江ノ島「ですよねー」

戦刃「あっ、ちょっとまって もう一人火葬にしてあげないといけない人がいるの」


761 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 20:12:26 mVR0c8Bk 515/560


江ノ島「!!まさか……」


苗木「あー……もしかしてあのモノクマ操作室の下の江ノ島さんのプライベートルームにあったホルマリン漬けの肉塊?」

戦刃「うん。あれこれやったおかげで記憶戻った苗木君もわかるあの人だよ」




苗木「松田先輩か……」


江ノ島「うぷ、うぷぷぷぷぷぷぷ!!!なんって絶望的なの!自分が殺した愛する人と一緒に火葬!!ある意味心中!!うぷぷぷぷ」



戦刃「盾子ちゃんのことだから別々に火葬してほしそう。ほら、松田君くさいし」

江ノ島「空気よめ」




松田「チッ  どっかのドブスが毎日ホルマリンの水とりかえてるから臭くないってのに」

江ノ島「!!!松田くん!!」

松田「……フン」


762 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 20:16:38 mVR0c8Bk 516/560


江ノ島「ずっとそばにいてくれたの……?」

松田「勘違いするな。地縛霊みたいなもんだ。動けなかっただけだ」




江ノ島「ふっ、松田くん。ポンポンさかさまだぜ」




松田「お前も泣いてるのか笑ってるのかよくわからない不細工顔見せんな」


江ノ島「松田くん!!」

がしっ

松田「ええいはなせ!!」

江ノ島「うぷぷぷぷ!はーなさないー!」



戦刃「ちょっとおいしそうに見えるよね松田君」

2人「おいやめろ馬鹿」


763 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 20:20:55 mVR0c8Bk 517/560


苗木「やっぱりせめていっしょに火葬してあげよう」

江ノ島「苗木ナイス!!」

苗木「とりあえず江ノ島さんの額に犬ってかいてと」

江ノ島「おめーやっぱり死ね」

松田「おい、火葬されたらあの世に行くぞ。最後に何か言っておけ」

江ノ島「えー、はやくね?」

松田「いつ成仏するかわからないからな」

江ノ島「しかたないにゃあ」



江ノ島「えー、お姉ちゃんへ。ぶっちゃけもうすこしお姉ちゃんのわがままを聞いてあげたらよかったなと思いました。」

江ノ島「でもそれ以上にアタシはお姉ちゃんにわがまま言えばよかったなぁと思いました」

江ノ島「まぁこれからもっと絶望的なこと起こるかもしんねーし!ジジババになるまで末永く絶望してろ!!」


江ノ島「……すぐにこっちにくんなよ。」

松田「うわっキモっ」

江ノ島「う、うっせー!!」


764 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 20:25:16 mVR0c8Bk 518/560


江ノ島「ふー、とにかくすっきりした さ、この世界にも飽きたしさっさと地獄いこっか」

松田「『カムクライズルプロジェクト』の件とお前がやらかした件で二人とも直行コースだな」

江ノ島「うぷぷぷ楽しみ楽しみ」



苗木「戦刃さん。二人とも入れるよ」

戦刃「うん……うん……」ぽろぽろ

苗木「……」


江ノ島「おー、なんかひっぱられる感覚がある」

松田「これでこの世とお別れか」



苗木「独り言をいうよ。  苗木流 秘伝 死者語り」

戦刃「うーっ…ぐすっ」ぽろぽろ

江ノ島「???」

松田「……」

苗木「正直言うと自分の体力を消耗する代わりに、 『あるもの』と会話できる」


765 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 20:30:14 mVR0c8Bk 519/560


苗木「近くにいる人間もこの術を使うことであるものを認識できる。僕はこれを希望ヶ峰に入学してから半年後に覚えた」

苗木「だから思い出したからこそ使ってみた。まぁ、びっくりさせるために『あるもの』とは話しかけてないけど」




苗木「道半ばで散った伝令等の『幽霊』と会話できる。つまり……」


江ノ島「ぎゃーっはっはっはっは!!忍者すっげ!すっげ!!!」

戦刃「盾子ちゃん……盾子ちゃん……」

江ノ島「ないてんじゃないよー妹ごろしーやーい」

松田「おいブス自重しろ」

戦刃「盾子ちゃんは美人だもん」

松田「おまえも反応するな」

苗木「この術ホント疲れるから手短に……」

戦刃「う、うん」

戦刃「わ、わたしからは一言だよ盾子ちゃん」


戦刃「二人ともこんどこそ仲良くね」(にっこり)


766 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 20:33:10 mVR0c8Bk 520/560


江ノ島「うぷ、うぷぷぷぷ ぶひゃっはっはっは そんじゃあさっそく行くよ松田君!ちょうど男坂みたいな道出てきてるし!」

松田「おい、先に走っていくなよ盾子。ったく……涙声になってんぞブス」

苗木「うー……もうげんかい」

戦刃「盾子ちゃん!!ばいばい!!ばいばい!!」(ぽろぽろ)


江ノ島「いい絶望しろよ!!」

松田「あの世でこんどこそこいつを更生しといてやるよ」


シュンッ

苗木「あう……」どさっ

戦刃「苗木くん!」

苗木「すやすや……」

戦刃「……」


戦刃「ありがとう……」


767 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 20:38:31 mVR0c8Bk 521/560


こうして、私は盾子ちゃんとちゃんとしたお別れができた。
あとで調べてみたら不二咲くんのアルターエゴに似たプログラムが盾子ちゃんの隠し部屋のパソコンにあったけど、
名前が『江ノ島アルター‐コピー』だった。
最後まで抜け目ない盾子ちゃんだなぁ。

でもそれも、いつか私と苗木くんで止めてみせる。あの世で見ててね盾子ちゃん。


おわり




おまけ


渡し守「最後尾並びなよ!地獄行きのやつはどんなやつも平等に行列まちだよ!!」

江ノ島「ちょっとまてよ!!なんか100億人まちってかいてあるけど!?人口より多いし!?」

渡し守「一人ひとり過去とかそういうの参考にして細かい罪状決めたりするからしかたがないっての!!」

江ノ島「マジかーどうしよう松田君」

松田「まぁ待合室みたいなのは充実してるからいいだろ。おっウル忍の1巻だ」

江ノ島「うううう……こうなったら!」


768 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 20:40:13 mVR0c8Bk 522/560


江ノ島「ジャック・オー・ランタンが如くとんでもないやつになるしかない!」

松田「……がんばれ俺の胃よ……っていうか絶対させねえ」

続く?

こんどこそおわり


770 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 21:57:18 uQNJBs0o 523/560


……………


江ノ島が死ぬ少し前

カタカタカタカタ

パソコン「メールだよーうぷぷ」

???「件名 プレゼント☆ ですか」

カチカチ


???「ふあーあ……おっ、画面の前のあんた。パスワード入力しなよ」

カタカタカタカタ


音無 涼子 松田LOVE

カチッ


???「せいかーい。うぷぶ、これがわかるのは直接教えてもらった君しかいないからね。」

???「なーんかコピーされたような気がしたけど、コピーしても無駄なんだけどね。パスワードあるし」


771 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 22:09:00 uQNJBs0o 524/560


???「まあ、不二咲なら解析しそうだからちょーっと消してくるわー ほんじゃいってきまーす」

???「……」

プルルル

???「もしもし?」

左右田「畜生!畜生!聞こえるか!やりやがった!学園の空気清浄機が止まった!つまり……」

???「はぁ……なるほど。これは遺品か」

左右田「はぁ?!」


???「ツマラナイ ……ことから解放されそうだ」ニヤリ


772 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 22:09:55 uQNJBs0o 525/560


苗木「ねえ、戦刃さん。遺灰集めながら聞いてくれる?」

戦刃「なに?」

苗木「江ノ島さん殺したときパソコン着いていたよね」

戦刃「うん、そして調べたら変なプログラムがあって。いずれ不二咲くんと再開してから調べようって……あ、下手にいじらないように電源は消したよね」

苗木「さっき松田先輩の肉塊はこんだときにみたら」



苗木「電源がついていたんだ」


773 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 22:17:57 uQNJBs0o 526/560


戦刃「!?」

苗木「しかもパソコンは『まだまだ終わらない』って書いてあるブラクラで埋め尽くされてて、ごっそりと中身がなくなったんだ」

戦刃「江ノ島アルターコピーってプログラムも!?」

苗木「……嫌な遺品残したみたいだ」

戦刃「盾子ちゃんたら……」

苗木「心当たりはある?」

戦刃「うーん……もしかしたらあいつにコピーじゃないプログラム渡したのかも」

苗木「あいつ?」


戦刃「カムクライズル。超高校級の希望。」

苗木「……情報集めしなくちゃね」

戦刃「うん、とりあえず77期生と行動してたから……」

苗木「まず彼らから……か。」


苗木「面白くなってきた」


774 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/01/26(日) 22:20:08 uQNJBs0o 527/560


超高校級の忍者2フラグもたてつつ

終わり



おまけ


松田「……」ぎりぎりぎり

江ノ島「アルター作ったのくらい許してよーいててて」

松田「閻魔の補佐官につき出してやりたい」

江ノ島「それは勘弁」


おわり


776 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/02(日) 20:19:40 NbRuR8R2 528/560


もしも忍者


もし苗木の記憶だけ残ってたら。

苗木「(なにやらよくわからないけど記憶を消されているみたいだ 慎重に行動しないと)」

江ノ島「ちょりーっすアタシは江ノ島じゅ」

苗木「なにやってんだ戦刃ぁあああああ!?もう少し似せる努力しろよおおおお!?」

江ノ島「!?」

モノクマ「えっまじちょっと ねえ」


翌朝

苗木「拷問(意味深)して聞き出したよ」

戦刃「苗木君苗木君」べったり

山田「さっきまでめちゃくちゃセックスしてた」(きりっ)


すぐに解決してたかもしれない


779 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/09(日) 05:58:47 Cmo6TJIE 529/560


誕生日忍者

戦刃「おめでとう誠くん。プレゼントだよ」

苗木「ありがとう!でも何が入っているのかな」パカッ


からっぽ



戦刃「す、ステルス迷彩だよ」

苗木「ちょっとマクドナルド行こうかこりゃ、説教だね」

戦刃「なんで!?」

苗木「これこないだ未来機関に忍び込んだときにあったやつでしょ」

戦刃「なんのことやらさっぱり」ダラダラダラ

苗木「こういう管理されたものなくなったら大騒ぎになるよ!」

戦刃「うう……」


780 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/09(日) 06:09:48 Cmo6TJIE 530/560


戦刃「でもみんながコロシアイ生活始まるまで手も足もでなかったあそこには過ぎたアイテム」(キリッ)

苗木「これに発信器ついてたらアウトだよね」

戦刃「」


苗木「そうこうしてるうちに隠れ家に誰か近づいてるみたいだし」

戦刃「ど、どうする?撃つ?撃つ?」

苗木「逃げるしかないでしょ」


霧切「そこまでよ!」

バーン!

霧切「ここは完全に包囲されたわ、大人しくステルス迷彩をかえ……って苗木……くん?」

豚神「なんだ、どうしたとい……霧切さん霧切さん帰ろう、帰ろう!しっかり!」

澪田「どうしたんす……あっ」

苗木と戦刃の状況

ベットの上でシーツにくるまり全裸


澪田「どうみても事後ですね。」


781 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/09(日) 06:16:56 Cmo6TJIE 531/560


霧切「」

苗木「ご、ごめんね戦刃さんが勝手にとって来て」

霧切「」

戦刃「霧切さん」

霧切「?」



戦刃「さっきまで、めちゃくちゃセックスしてた」ドヤァ


霧切「」


霧切「捕獲しなさい!」

苗木「むくろぉぉあああ!」


結局未来機関から逃げるはめになった。
そのあと、お仕置きセックスした。


782 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/09(日) 06:25:45 Cmo6TJIE 532/560


霧切さんご乱心



霧切「」

朝日奈「き、霧切ちゃん大丈夫?」

霧切「じーごくーじーごーく、ガン見した事後苦ー」

朝日奈「しっかりしてよ!」

霧切「私は正常よ。あの隠れ家にはすごいものがあったから回収したわ」

朝日奈「えっなになに!?」



霧切「しめったティッシュ」

朝日奈「」

霧切「私のものよ」

朝日奈「だれか、だれかきてー!」


788 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/17(月) 22:21:55 l9tWZJZ. 533/560


血のバレンタイン

戦刃「できたよ苗木くん。チョコレートだよ」

苗木「手作りかぁありがとう」

戦刃「血液とかよだれは入れてないよ」

苗木「うわぁ、なんだろう急に食べたくなくなってくる。」

もぐもぐ

苗木「味は普通だ……うん、おいしい」

戦刃「よかったぁ」

苗木「ところでこのご時世どこから素材を?」



戦刃「絶望の立てこもってたスーパーを占拠してきた」エッヘン



苗木「はい正座ぁ!目立つことするなっていったよね!」


789 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/17(月) 22:26:13 l9tWZJZ. 534/560


戦刃「だ、大丈夫だよ皆殺ししたし」

苗木「てことは弾薬も無駄に使ったな!やけに硝煙臭いなとおもったよ!」

戦刃「あ! ミ、ナ、ゴ、ロ、シ。 ミナゴロシ」ニヤリ

苗木「滝川クリステルやめろ!にやりするな!」

戦刃「帰りがけ未来機関のトラックが横切ったよ」

苗木「うわあやなよかんする。発信着付けられてないよね」

戦刃「まさかそんな………なにこれ?ひっつきむし?」

苗木「やっぱりな!」


790 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/17(月) 22:30:45 l9tWZJZ. 535/560


そのときである!

澪田「わっきゃー!こんちゃーす!突撃近くの隠れ家!」

豚神「腕を頭の上でくんで伏せろ!あと服を着てくれ!霧切がまた危ない」

霧切「だだだだいじょうぶよ」

苗木「またみつかった……」

戦刃「ごめん……」


霧切「なるほど……つまり戦刃さんの仕業だったのね」

戦刃「仕事の遅い未来機関がやらなかったから」キリッ

澪田「あっちゃーごめんっす」

豚神「お局がうるさいんだよ」


791 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/17(月) 22:34:23 l9tWZJZ. 536/560


霧切「それはそうと今日はバレンタイン……ここまで言えばわかるわね」

苗木「まさか……」

霧切「苗木くん。はい、チョコレート」

苗木「あ、ありがとう」

澪田「唯吹はもってきてないっす!あれつくんのじかんかかって!」

豚神「胸像だからか……」

霧切「なにも入ってないから」

戦刃「どれどれ」ヒョイパク

霧切「……」



戦刃「オエッ」


792 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/17(月) 22:37:40 l9tWZJZ. 537/560


戦刃「にがまずいなにいれたの」

霧切「おい……私の食べたらすごくスケベになるチョコレートを……よくも」

戦刃「こころなしか!むらむらする!」

霧切「ぺっしなさい!」


豚神「ちなみに他の女子たちからのももってきてある」

苗木「大神さんと朝日奈さんの以外は食べていいよ」

豚神「……僕も食べたくない」

苗木「うん…」


793 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/17(月) 22:41:24 l9tWZJZ. 538/560


霧切「事情聴取するからきなさい」

苗木「まあみんなと久々に会いたいからいくよ。お偉いさんの頭はひっぱたくけどね」

戦刃「誠くん誠くん」すりすり

澪田「メスの顔だー!」

霧切「………死ね!」



おまけ


石丸「兄弟!ともチョコだ!受けとれビーム!」

大和田「お、おう……」

不二咲「僕からも受けとれビーム!」

大和田「かわいい」


796 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/23(日) 17:44:48 uASSw/tI 539/560


霧切「SS速報が落ちててまだ復旧してない……ゆゆしき事態ね」

苗木「>>1も他のひとのダンロンSS見れないからイライラしてるしね」

霧切「それはそうと今あなたと戦刃さんは尋問されてるわけで」

戦刃「戸籍上は戦刃しかし本当はなえ」

霧切「なにかいった?」

戦刃「苗木くんの配偶者は私」キリッ

霧切「うぎぎぎ」


797 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/23(日) 17:48:12 uASSw/tI 540/560


霧切「気を取り直してこないだのスーパー占拠の件で詳しく」

舞園「苗木くんがいると聞いて!……チッ」

戦刃「舌打ちされた!」

戦刃「でも戸籍上は戦刃だけど実質私の名字も苗木だよ」

舞園「うぎぎぎ」

霧切「話が進まないわ」

苗木「三人とも正座させたい」


799 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/23(日) 21:00:13 uASSw/tI 541/560


残念会談


モノクマ「SS速報が見れないからこの小ネタをやるよ」


残 念 会 談 開廷!

戦刃(原作)「ここはいったい……」

原作の戦刃むくろ
江ノ島以外の人とは会話がちょっと無愛想にみえる
いいケツ

戦刃(よく見かける二次創作)「えっ?えっ?」

よくssで見かける戦刃むくろ
江ノ島以外の人ともほのぼの話せる
ケツ描写がほぼない。
いいケツしてるのに

戦刃(このスレの)「摩訶不思議だね」

キチガイじみている。
リア充。


800 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/23(日) 21:05:06 uASSw/tI 542/560


原作「つまり似ているようで違うってこと?」

二次「パラレルワールドだね!」

忍者「スゴイ!」

原作「早く帰らないと盾子ちゃんに迷惑かけちゃう」

二次「どうしようどうしよう」あたふた

忍者「……二人にはまだ盾子ちゃんいるんだ……」

二人「え?」


スレ閲覧中


原作「殺す!!」

二次「はわわ……////それより苗木くんと……」

忍者「気持ちはわかる でも負けない」


801 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/23(日) 21:10:42 uASSw/tI 543/560


そして

原作「ぐううう……!」

忍者「楽勝だね」

二次「強い」(確信)

忍者「セックスパワーアップ」キリッ






戦刃「セックスパワーアップ……zz……」

苗木「起きてよ!霧切さんの尋問中だよ!」


あの世

江ノ島「これは残念な夢を見ていますね……あ、100円きれた。松田くーん貸して」

おわれ


802 : 以下、名... - 2014/02/24(月) 00:16:34 Q..ZOsHA 544/560


最後のは、それ町ネタかな?
違うならごめん


804 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/02/25(火) 22:34:48 aluSYYhU 545/560


>>802
観光地によくある望遠鏡みたいなやつさ!



狛枝「うわあああアイツが死んだけど死体がないから仕方なく他ので代用した」



狛枝「それがこのパァンツ」ズリッ


狛枝「ふふふ、意外と地味なのはいてる。心なしか防刃防弾って書いてある」


狛枝「……これ残念な方のだ!?」



戦刃「盾子ちゃんの下着は全部回収して燃やしたよ」

苗木「くさそう」




あの世

江ノ島「臭くねーよ!」


806 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/03/17(月) 18:52:22 pb/OiBPk 546/560


戦刃「誠くん誠くん日付は過ぎたけどホワイトデーだね」

苗木「そうだね、ところでいつ未来機関の軟禁終わるんだろう」

※それぞれ違う部屋にいるので会話はモールス信号


戦刃「そこでほしいものランキングを作りました」キリッ

苗木「聞けよ」

戦刃「まずは第三位 誠くんの手作りなおかし」

苗木「定石だね」

戦刃「いろんなものいれていいよ!」

苗木「おい」


807 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/03/17(月) 18:57:21 pb/OiBPk 547/560


戦刃「体液とか体液(意味深)とか」

苗木「いつも食べてるじゃん。後者は」

戦刃「ホワイトデーなだけに」

苗木「おい」


戦刃「第二位 ラーテ」

※マウスよりでかい戦車
実在しない

苗木「むくろさん、最近変なゲームでもやったの?戦車何て簡単に盗めないし存在しない戦車じゃないか」

戦刃「ロマンがあるよ」

苗木「苦労もね」


808 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/03/17(月) 19:00:30 pb/OiBPk 548/560


戦刃「そして第一位!」

苗木「(たぶんアレだな)」






戦刃「立体起動装置」

苗木「そっちか」

戦刃「超使いたい」

苗木「なんだかしっくりきそう」



苗木「(しかしアレじゃないのか…ちょっとさみしいな)」

戦刃「そ、そして で、殿堂入り」

苗木「なん……だと」


戦刃「こ、こ、こどもがほしい……な///」


809 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/03/17(月) 19:03:50 pb/OiBPk 549/560


苗木「……」

苗木「脱出しよう」

ガチャ

戦刃「い、いつの間に!」

苗木「もう少しいようかなと思ったけど……ホワイトデーだし」

戦刃「あうあう……///」

苗木「殿堂入りと3位をあげるよ」

戦刃「よ、よろしくおねがいします」





葉隠「苗木っちと戦刃っちが『滅茶苦茶セックスしてくる』とかきのこしてにげたべ」

霧切「…………ギリィ」



オワレ


819 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/05/04(日) 22:43:20 vzoqsyJM 550/560


劇場版予告

霧切「石丸くんと大和田くんと不二咲くんが町で暴れているですって!?」

大和田「どういうことだ!?」

石丸「僕たちはなにもしていないぞ!?」

不二咲「待って!誰かにハッキングされてる!?」

朝日奈「え、映像がでたよ!」

十神「こ、これは……」


黒い制服の石丸「やあ!こんにちは!ハッハッハ!はじめましてかな?」

舌が長い大和田「へっへ、きっと驚いてるぜ」

顔の左半分がケロイドな不二咲「だよなー。 まさかそっくりさんが暴れてるなんてよ!」


謎の三人!


820 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/05/04(日) 22:53:18 vzoqsyJM 551/560


霧切「あなたたちはいったい……」

黒石丸「ふっふっふっ、僕たちは君たちの世界とは別の世界から来たのさ!僕は黒石丸濁多夏!」

和人「俺は大和田和人。 ダイアモンド カットってか?」

セン「俺は不二咲セン。ちなみに三人とも多重人格者だ」

霧切「なんですって……!」

黒石丸「ある男に呼び出されて元の世界に戻るには……この世界をめちゃくちゃにしろといわれてね!渋々応じたよ!」


暗躍するカムクラ!

カムクラ「このマシンで5人呼んでうち二人が逃げ出しました」

左右田「なんだって!?」

カムクラ「しかしパラレルワールドの人間を使ってこの世界を混乱させる計画には支障はないでしょう」

意外な味方!

鳴子「私は霧切鳴子。ぶっちゃけそこの響子の多重人格よ。私のほうがコミュ力あるわ」

十六夜「いやーん!びゃっくんがめのまえに!あ、アタシは十神十六夜よー。カムクラとか言うやつに細工されて多重人格のこは主人格を出せないみたい!説明終わり!」

十神「悪夢だ……」


821 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/05/04(日) 23:08:18 vzoqsyJM 552/560


そして彼らが動き出す!

苗木「えっと……なんで霧切さんが二人
?」

戦刃「まさか苗木くんと3ぴーを!?」

霧切「違うわ」

鳴子「そうよ」

霧切「!?」


準備をする両陣営

十六夜「もしかしたら殺すことになるかもしれないわ」

苗木「なるべくそれは避けたいんでしょ?」

十六夜「……そうね、あのこたち操られてるみたいだから」


左右田「こ、こっちくんな!」

黒石丸「僕はゲイなんでね!まちたまえ!」

和人「俺も混ぜてくれよー!」

左右田「ぎにゃああああ!」


822 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/05/04(日) 23:09:15 vzoqsyJM 553/560


激突!

黒石丸「それは覚醒ではない。現実逃避だ。」

石田「うるせえ!だまりやがれ!」

黒石丸「なにが石田だ。思い込み甚だしい。自分は石丸じゃないから暴力をしてもいいとかぬかすのか?」

石田「お、おれは……」

和人「俺は弱い。だから容赦や加減なんてできねえ」

大和田「あ……が……」

和人「弱い弱い弱い弱い弱い」

和人「弱いやつより弱いやつは生きててもしかたねえよなぁ!」

セン「いいぜえ?クズを殺すのはよ、スカッとする」

不二咲「そんなのだめだよぉ!」

セン「チッ、いまは眠ってるけどなぁ千尋も同意見なんだよ」

不二咲「な、なんで……?」

セン「しーらねっ!」


823 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/05/04(日) 23:15:16 vzoqsyJM 554/560


ガキィン!

苗木「間に合った……」

忍者と軍人と仲間たちがついに超高校級の希望を追いつめる!

カムクラ「あなたたちでは僕に勝てません」

苗木「それは違うよ!」

戦刃「苗木くんっ!」

苗木「うおおおおお!」


劇場版 超高校級の忍者 VS 超高校級の多重人格者たち!


ジェノ「あら?あんたイケメンじゃないなにそれ?」

狛枝「これはね…… 超高校級の希望が好きなものだってあいつから教えられたものだよ」

桜餅!


824 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/05/04(日) 23:17:45 vzoqsyJM 555/560


同時上映

超高校級のNG

舞園「ディスペアー!イニシャラーイズ!」

苗木「なつかしっ!」

神代「お化けも捨てたもんじゃないね!セックス見放題!」

苗木「南無阿弥陀仏」

神代「ぎゃあああ!」



戦刃「って夢を見たよ」

苗木「劇場版やらないから!」


831 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/06/29(日) 19:54:42 iYjk1TDQ 556/560


おわび

苗木「絶望忍者なんだけどさ」

戦刃「うん」

苗木「なんか無理臭い。作者のモチベも理由なんだけど」

戦刃「えっ!!どういうこと?!」

苗木「だって」




苗木「勝てなくない?生徒側」

戦刃「それは……うん」

苗木「絶対に僕は戦刃さんのフォロー入るし、絶望忍者だよ?容赦しないよ?」


832 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/06/29(日) 19:56:50 iYjk1TDQ 557/560


苗木「だから書けるかどうかわからない……他のスレもあるし」

戦刃「やりたいことあっても大概にしてほしいよね」

苗木「まあ、絶望忍者の半分は戦刃さんとの通信簿埋めみたいなもんだし」

戦刃「なんと」

苗木「とにかく疑心暗鬼とか煽りまくる絶望忍者たとえば……」


833 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/06/29(日) 20:00:06 iYjk1TDQ 558/560


舞園「(苗木くんならきっと簡単に部屋を変わってくれるはず……)」

ピンポーン

???「はーい」

舞園「あ、なえ……」



江ノ島「どったの舞園」(全裸にシーツ)

舞園「え……?」

苗木「わわわ、ダメだよ江ノ島さん!」

舞園「あの……なんで江ノ島さんが……?」

江ノ島「いやー、そりゃ ねえ」

苗木「えっと……うん」


834 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/06/29(日) 20:03:18 iYjk1TDQ 559/560


江ノ島「なんつーか、その怖くてさ、苗木の部屋行って、まぁそういう気分になってさ」

苗木「ま、ま舞園さん……その……」

舞園「……お邪魔でしたね……帰ります」

江ノ島「あ、舞園もまざ」

舞園「お断りします!」ダッ



江ノ島「悪いことしたなあ」

苗木「勝手に幻滅とかされても困るんだけどね。ちょろいな」



苗木「こんなのをやったりする予定だから救いがない」

戦刃「でも私は満足。やった!」


835 : ◆1ZmpN0RELo - 2014/06/29(日) 20:06:48 iYjk1TDQ 560/560


苗木「実際100レスくらいで終わるかも……」

戦刃「まあ、モチベによるよね」

苗木「ところで戦刃さん。僕らの隠れ家の倉庫に弾薬増えてたんだけど。ツェリザカ用の」

戦刃「………さあ?」

苗木「目を見て話せ」

戦刃「ぽっ」

苗木「別の部屋で寝るよ」

戦刃「絶望すぎる!」


申し訳ない終わり


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