ソニア「そんなっ!?」
左右田「は、孕ましたとか、マジかよ……」
小泉「不潔……」
西園寺「孕んだ奴は想像つくけどね。ねえ? ゲロブタ」
罪木「ひぃ!? わ、私じゃないですぅ!」
日向「……」
元スレ
モノクマ「この中に同級生を孕ませたクロがいます」日向「」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344499928/
七海「日向くん……?」
日向「っ、な、なんだ?」
七海「顔色が悪いみたいだけど……大丈夫?」
日向「あ、ああ、大丈夫だ……」
七海「そっか、よかった」
日向「……」
七海「……私は孕んでいないから、大丈夫だよ」ボソ
日向「!?」
七海「ちゃんと、ゴムしたもんね」ヒソヒソ
日向「そ、そうだな。七海じゃないよな」
日向(……そうなると、生でやった罪木、澪田、西園寺、終里、ソニアに絞られるな)
狛枝「希望の種が交わり、より強い希望が産まれる。最高だね!」
弐大「おぬしはこんな時でもそんな事を……」
九頭龍「糞が! 高校生同士が性交だと!? なめてんのか! ……産まれたガキをどうやって育てるんだよ」
花村「こ、この中に孕まされた女の子がいる……ふぉおお! 涎が止まりませんなあ!」
十神「愚民が……」
十神「おい、モノクマ」
モノクマ「なあに?」
十神「わざわざ放送でそんな下らん事を周知させたのにはワケがあるんだろ」
モノクマ「さっすが十神くん!鋭いね!」
辺古山「やはり、何か企んでいるのか……」
モノクマ「これよりお前らには『同級生を孕ませたクロ』を当ててもらう為に、一定の捜査時間の後に学級裁判を行います!」
十神「なに!?」
日向「が、学級裁判!?」
十神「馬鹿な! 殺人は起きてないのだぞ!?」
モノクマ「でも、ルール違反は起きてるんだよ」
田中「ほう、因果律を破ったというのか」
モノクマ「不純異性行為は学生として違反した行為だよ。だからそんな奴にはオシオキが必要だよ!」
日向「お、オシオキって……まさか死刑か?」
モノクマ「違うよ?」
日向「えっ?」
モノクマ「だって、コロシアイもしてないのに人数が減っちゃったらつまんないじゃなーい!」
日向「そ、そうか」
日向(よ、よかった……)ホッ
モノクマ「お前らには学級裁判で『同級生を孕ませたクロ』を指名してもらいます」
モノクマ「もし、指名した人がクロならクロのみがオシオキ。クロ以外の人を指名してしまった場合はクロ以外の全員がオシオキされます!」
日向「そ、それで、オシオキって、何をされるんだ?」
モノクマ「うぷぷ、それは~」
日向「……」ゴクリ
モノクマ「本番までのお楽しみで~す!それじゃ、お前ら、精一杯捜査するように!」ヒュン
日向「あっ、おい!」
七海「逃げちゃったね」
十神「モノクマの言葉を信じるなら、オシオキで死ぬ事はないようだが……奴の事だ。ろくでもない事を企んでいるに違いない」
日向「だろうな」
十神「ならば、さっさとこの下らん事件を片付けるぞ。十神の名にかけて、な」
澪田「うっきゃあああ!豚足ちゃんかっこいい!」
日向(ま、まずい……十神の奴、やる気満々だ)
狛枝「ボクも捜査には全力で協力するよ、十神クン」
日向「こ、狛枝!?」
狛枝「どんな希望同士で交わったか、興味深いからね。日向クンもそう思うでしょ?」
日向「きょ、興味はないけど、クロを探さないと俺達がオシオキされるからな。俺も協力する」
狛枝「それは心強いね。希望の象徴たる超高校級の力が揃えば、溶けない謎なんてないよ!」
日向(くっ、狛枝まで……)
十神「この程度の事など、俺一人でも事足りるが……いいだろう。お前たち、協力をすると言ったからには全力を出してもらうぞ」
狛枝「もちろんだよ!」
日向「あ、ああ……」
十神「では、さっそく捜査を始めるが……女子全員に聞きたい事がある」
七海「なにかな?」
十神「単刀直入に聞く。お前たち女子の中で、この島で性交した事のある者は素直に名乗り出ろ!」
日向「!?」
七海「えっ……」
罪木「ふぇ!?」
小泉「ば、馬鹿じゃないの!?」
西園寺「このブタいきなりセクハラしてきたよ!」
ソニア「な、名乗り出ろなんて言われましても……」
終里「んなやつ、いんのか?」
澪田「豚足ちゃん大胆すぎぃいいい!!」
十神「ぐだぐだ言うな。早く名乗り出ろ。別に行為をした相手を言う必要はない」
日向「!?」
日向(よ、よかった……)
小泉「だからってそんな事……」
狛枝「でも、このままじゃみんなオシオキされちゃうんだよ?」
左右田「……」ドキドキ
田中「ふん、下らん……」チラッ、チラッ
花村「……」ワクワク
弐大「うぅ、腹が……」ギュルルル
九頭龍「誰でもいいから早く名乗り出ろよ。巻き込みはゴメンだぜ」ペコ、チラッ
辺古山「……安心して下さい」ボソ
九頭龍「……そ、そうか」ホッ
七海「……はい」
小泉「ち、千秋ちゃん!?」
左右田「うっそ、マジで!?」
花村「うほおお!?」
日向「な、七海……」
狛枝「へえ、七海さんが……」
十神「騒ぐな、愚民ども。七海、お前は確かに性交したんだな?」
七海「うん、したよ」
終里「んじゃあ、孕んだのは七海なのか?」
七海「それは違う……と思うよ?」
狛枝「違うって事は、ちゃんと避妊したってことかな?」
七海「うん」
日向「そ、そっか。なら、孕んだのは七海じゃないな!」
十神「……いや、待て」
日向「えっ?」
十神「七海、最後に性交したのはいつだ?」
小泉「ちょっと!あんたデリカシーってもんがないの!?」
十神「黙れ。これは事件に関わる重要な事だ」
七海「えっと……最後にしたのは、昨日かな」
十神「昨日……ふむ」
日向(ま、まさか昨日のアリバイからクロを割り出すのか!? だ、だけど七海は避妊したって言ったから疑われる筈は……それに昨日シタとしても直ぐ孕むなんてありえない!)
狛枝「昨日か……ううん、あれ?」
日向「ど、どうかしたのか?」
狛枝「ねえ、日向クン。おかしいと思わない?」
日向「何がだ?」
日向(な、なにか気付いたのか?)
狛枝「ボクたちはこの島に来てまだ間もない。例え島に来た当日に性交したとしても孕んだかどうか何て分かる筈がない」
日向「なるほど……」
日向(島に着いて初日に罪木とシタけど……さすがに孕んだかどうかなんて、まだ分からない筈だ)
モノクマ「うぷぷ。その疑問にはボクがお答えしまーす!」
日向「なっ、モノクマ!?」
モノクマ「ボクには誰が孕んだのか分かるのです!」
日向「えっ?」
モノクマ「この島で起きる出来事は全てボクが把握してるんだよ!例えイッパツ勢いでヤっちゃった時もそいつが孕んだかどうか分かるんだ!」
日向「な、なんだよ、それ……」
狛枝「なるほど。そういう事か。ありがとう、もういいよ」
モノクマ「それじゃねー」ヒュン
日向「お、おい、狛枝……」
狛枝「なに?」
日向「お前、あいつの言う事を信じるのか?」
狛枝「もちろんだよ」
日向「な、なんで?」
十神「どういう理屈か知らんが、奴の言う事は信じていいだろう」
日向「十神まで…」
十神「俺たちにコロシアイをさせている奴が、嘘を吐いてまでこんな意味のない事件を解かせようとはしないだろう」
日向「確かに、モノクマならあり得そうだけど……」
十神「それに、今の奴の発言で事件の真実に一歩近付いた」
日向「えっ?」
日向「どういう事だ?」
十神「それは学級裁判で話す。七海、お前はもういいぞ。下がれ」
七海「わかった……あーねみぃー」
日向(モノクマの証言が……?)
モノクマの証言を入手!
モノクマにはヤった瞬間に孕んだかどうか分かるらしい
十神「よし、次だ。性交をした奴、名乗り出ろ」
小泉「は、はあ!? あんた、何を言って……ち、千秋ちゃん以外にもいるって言うの!?」
十神「そうだ」
ざわっ
花村「な、なんですとぉ!!?」ダラッ
左右田「おい、鼻血出てるぞ……」
田中「ほぅ、おもしろい……」ゴクリ
弐大「おぬし、以外とむっつりじゃな」
九頭龍「くそが! だから高校生が性交なんて早い、つってんだろ!」
辺古山「お、落ち着いてください……!」
九頭龍「だ、だがよお……高校生がそんな、汚れた関係なんて……ダメだろうが」
十神「捜査時間には限りがあるんだ。早く名乗り出ろ」
日向「……」ゴクリ
小泉「……はい」
西園寺「こ、小泉おねぇ!?」
花村「うっはああああああ!!」ドバッ
左右田「おい!花村が倒れたぞ!」
狛枝「へえ、小泉さんか……以外だね」
十神「ふん、お前か」
日向(よし、小泉とは後ろでヤッたから孕んでる可能性はない!)
小泉「い、言っとくけど、私は孕んでないから!」
十神「避妊したのか?」
小泉「し、した、わよ……」
十神「……ふん、物好きだな」
小泉「な、なんか言った!?」
十神「何でもない。だが、これでまた一歩真理に近付いた」
日向「えっ」
日向(どういう事だ? 小泉とはほぼ毎晩ヤッてるとはいえ、後ろだから孕まない筈……)
狛枝「妙だね……」
日向「狛枝?」
狛枝「どうやら、十神クンはボクたちの知らない情報があるみたいだ」
日向「情報?」
狛枝「うん。彼はその情報を元に、真実に辿り着こうとしている」
日向(俺たちの知らない何かを、十神は知っている……? まさか行為を見られた!?)
狛枝「恐らく彼はこのまま真実に辿り着くだろうけど……ねえ、日向クン」
日向「なんだ」
狛枝「彼と勝負してみない?」
日向「しょ、勝負?」
狛枝「彼より先に真実に辿り着くんだよ。その為には彼の知る情報が何か、をこちらも知る必要があるね」
日向「ま、待てよ」
狛枝「なに?」
日向「大体、なんでそんな事をしなきゃならないんだよ。十神に任せてたら、全て解決するんだろ?」
狛枝「うん、だけど希望と希望がぶつかり合えば更に希望は輝きを増す。そうは思わない?」
日向「何を言ってる」
狛枝「それに、彼の知る情報をこちらが知れば、面白い事ができるかもしれないしね」
日向「だから、何を言って……」
狛枝「例えばクロを隠蔽する、とか……ね? 日向クン」
日向「」
日向「なっ……」
狛枝「どう……?」
十神「おい、お前たち。何をコソコソとしている」
狛枝「あはは、二人で事件を推理してたんだ。でも、十神クンは事件の核心に近付いているんだよね?」
十神「ふん、まだクロは特定できてないがな」
日向(と、特定はまだか。よかった……)ホッ
狛枝「チャンスだね、日向クン」ボソ
日向「!?」ビクッ
狛枝「とりあえず、今は十神クンの捜査に携わろう。もしかしたら、彼だけ知る情報の手がかりがあるかもしれない」
日向「あ、ああ……」
十神「ふん、では続けるぞ。次に七海と小泉以外で性交した女子、名乗り出ろ」
花村「まだいるのぉおおお……あふっ」ドッブッア
左右田「花村あああああ!!」
田中「ふん、奴には刺激が強すぎたようだ」ダラッ
弐大「はは!田中も負けず劣らずのむっつりじゃ!!」
九頭龍「くそが!くそが!くそが!だから、高校生は……性交なんて……くそ」
辺古山「ぼっちゃん……」グスッ
十神「さあ、早く名乗り出……」
終里「ったく、しゃーねーな」
ソニア「お、終里さん!? まさか……」
十神「終里、お前か。ふん、なるほど。これで……」
日向(ま、まずい……十神が気付いた!?)
終里「ああ? 確かにオレもしたけど、他にもいっぞ?」
十神「……なに?」
終里「えっと……」スンスン
十神「な、何をしている」
十神「何って、臭いを嗅いでるんだよ」
日向「に、臭い?」
終里「シタ奴は独特の臭いがするからな。洗ってもなかなか落ちねーぞ?」
ソニア「えっ」
西園寺「なっ」
罪木「はぅ」
澪田「まじで!?」
終里「えっと、まずは罪木だな」スンスン
罪木「ひぃ!」
終里「すっげえな、おめー……全身から臭うぞ?」
罪木「ふえええん!ご、げんなさいぃ……」
日向(罪木は毎朝してたからな……いくらシャワーを浴びさせてたとはいえ、毎日ぶっかけフィニッシュじゃ終里の鼻はごまかせないか)
西園寺「くすくす、やっぱゲロブタはクソビッチじゃない」
罪木「わ、私はクソビッチじゃないですぅ!」
終里「いや、西園寺。おめーもかなり臭うぞ」スンスン
西園寺「えっ」
終里「脇が特に臭うな」スンスン
西園寺「い、言わないでよ!」
狛枝「日向くん……キミは……」
日向(西園寺の幼児体型を最大限利用しようと考え抜いたうえの脇コキ……くそっ、終里の奴、鼻が利くな)
終里「んー、あと澪田は……手、だな」
澪田「あっちゃー!バレちゃったッスか」
澪田「いやー創ちゃんがどうしても手がいいからって……」
七海「えっ」
小泉「はっ?」
罪木「……」
西園寺「おにぃ、が……?」
終里「あーやっぱ日向のか。オレと同じ臭いがすると思ったら……」
澪田「えっ」
ソニア「そ、そんな!?日向さんは私のダーリンなのですよ!?」
日向「」
左右田「日向てめぇええええ!!」
田中「なんと、おぞましい……」
弐大「がっははは!こりゃあ大変じゃあ!」
花村「ひ、日向くん、も、もし行為中の画像か映像があれば言い値で……」ワクワク
日向「ち、違う!違うんだ!俺は……」
九頭龍「……おい、日向」
日向「な、なんだ」
九頭龍「腹切れ」
日向「!?」
九頭龍「とは言っても、カタギの人間じゃ無理だろーから……ペコ」
辺古山「はい」
九頭龍「手伝ってやれ」
辺古山「はい」スッ
日向「ひっ」
モノクマ「ストォォオップ!!」
辺古山「!? きさま……」
日向「モノクマ……?」
モノクマ「もう、なに勝手にオシオキしようとしてるの!? ダメだよ!ちゃんと学級裁判をしてたらクロを決めないと!」
左右田「んなのどうでもいいだろ!早くこのヤリチン野郎に制裁を!」
花村「せ、制裁の前に画像か映像を!」
十神「クロは日向で確定だ。これ以上、議論する必要はない」
日向(終わった……俺は……)
反論!
狛枝「それは違うよ」
日向「!?」
十神「なに?」
狛枝「ねえ、みんな。今回のクロが何をしたか忘れていない?」
田中「何をだと?」
弐大「んなもん、性交に……」
狛枝「違うよ。今回のクロは『同級生を孕ませたクロ』だよ」
九頭龍「だからそれは日向で決まっただろ」
狛枝「確かに日向クンは大勢の女性と関係を持ったけど……彼が誰かを孕ませた証拠はまだ見つかってないよ」
ざわっ
十神「孕ませた証拠だと!?」
狛枝「それがない限り、彼が孕ませたと決めるには早いんじゃないかな?」
日向「狛枝、お前……なんで」
狛枝「ボクは希望同士がぶつかり、そして更に輝く瞬間を見たいんだ。だから、キミの味方だよ」
日向(そうだ、まだ諦めない! 俺は、未来を創る!!)
モノクマ「うぷぷ、何だか盛り上がってきたみたいだし、今回は特別にこのままここで学級裁判を行います!水を差すから説明は省くね!」
――議論開始――
○七海のコンドーム
○モノクマの証言
○小泉との後ろプレイ
十神「ふん。こんな議論、無意味だ」
狛枝「無意味じゃないよ。言ったじゃないか。【まだ孕ませた証拠がない】」
九頭龍「証拠だあ? 【証人なら腐るほどいんぞ】」
左右田「そうだ!そうだ!【ソニアさんにまで】……日向ああああああ!!!」
花村「ま、まったく、うらやま……けしからん!」
九頭龍「まあ、とりあえず腹切れ、日向。【ゴム有りの七海と小泉】を含めた全員とヤったんだからな」
○小泉との後ろプレイ
日向「それは違うぞ!」
Break!
九頭龍「てめぇ……まだシラ切るつもりか?ああ!?」
日向「違う、そうじゃない。なあ九頭龍、お前は今、七海と小泉をゴム有りでシタって言ったよな?」
九頭龍「ああ?それがどうした。七海も小泉も本人がそう言っただろーが」
日向「確かに七海とはゴム有りでシタさ。だけで小泉は違う」
花村「えっ、違うの!?」
日向(そうだ、俺が毎晩小泉としてるプレイは……)
○上のお口でぺろぺろり
⇒○後ろのお口でぬるぬる
○前のお口にズブリンッ
日向(これだ!)
日向「俺は小泉と後ろでしたヤってないんだ」
九頭龍「な、に……?」
日向「そうだよな!小泉!」
小泉「」
日向「なんなら直接本人に確かめてみてくれ。彼女の前の穴はまだ未開通な筈だ!」
花村「ふむ、これは重要だね。どれ、僕が確かめるよ」
西園寺「うわっ、サイテー……」
花村「そ、そこまで引かなくても……」
狛枝「どうなの?小泉さん」
小泉「そ、そうよ!私は毎晩毎晩、日向と写真を撮りながら後ろを使ってシてたわよ!これでいい!?」
日向「小泉の笑顔が可愛くて、つい行為の最中でも俺が小泉のカメラを借りて写真を撮ってしまうんだ。なっ?小泉」
小泉「ば、ばか……」プイッ
左右田「んな時にイチャついてんじゃねーよ!!」
九頭龍「つーか、小泉が……その、う、後ろでしかヤった事がないからって、関係ないだろ」
狛枝「いや、関係はあるよ」
弐大「どういうことじゃ?」
狛枝「小泉さんが前でシた事がないという事は、彼女は少なくとも孕んでいない事になる」
日向「つまり、俺の無罪が一つ証明されたんだ」
九頭龍「んだと!?」
ソニア「そ、そうですよね? 日向さんは悪い人じゃないですよね?」
左右田「ソニアさん!騙されちゃダメです!そいつが何股したと思ってるんですか!?」
ソニア「あっ……そ、そうでした……」
日向(とりあえず、小泉との関係は無罪だと証明された!あとは七海、ソニア、終里、西園寺、罪木、澪田との関係を無罪だと証明できたら押し切れる!)
日向「同じように、手でしかヤった事のない澪田が孕む可能性もない」
澪田「えっ、手以外にもヤってなかったッスか?」
日向「あれは互いに全裸になってお互いをチューニングしただけだろ」
澪田「あっ、そうッスね!唯吹、勘違いしちまいました!」
日向「あははは!」
澪田「あははは!」
澪田「………あれ?」
日向(よし、澪田も証明できた!このまま一気に畳み掛ける!)
日向「あと、七海が孕んでいる可能性もないな」
九頭龍「た、確かに七海とはゴム使っていたんだな……」
左右田「ま、間違いないのか?」
七海「うん、ちゃんとゴムを付けてたから避妊はできた……と思うよ?」
日向「ああ、昨日の事だからな。俺もよく覚えている」
反論!
十神「ふん、愚民が……七海が避妊してただと?」
日向「なっ、そこを疑うのか!? 七海本人もゴムを付けていた事を証明したんだぞ!」
狛枝「日向クン、気をつけて……」
日向「えっ」
狛枝「来るよ、『彼だけの知る情報』で攻めてくる」
――反論ショーダウン――
○モノクマの証言
○七海のコンドーム
日向(あれ、コトノハが少ない……)
日向(だけど、今は十神の言葉を切るしかない!)
十神「七海が 避妊していただと?」
十神「ふん あり得んな」
十神「貴様が 七海を孕ませた可能性は0ではない!」
発展!
日向「俺はちゃんとゴムをしていた!」
日向「証拠なら七海の持つ3DSに最中を移した3D画像がある!」
日向「それが証拠だ!」
日向(よし、あとは【七海のコンドーム】で十神の矛盾を斬る!)
十神「愚民 が……」
十神「貴様たちの用意した ゴムはどうせあのスーパーで手に入れた物だろうが」
十神「あそこのスーパーには【最初から穴が空いている仕様のゴムしか置いていない!】」
日向「えっ」
日向「う、ウソ、だろ……?」
十神「そうだな?モノクマ」
モノクマ「はい!その通りです!あそこには穴の開いたゴムしか置いておりません!」
左右田「んな!?そんなもん意味ねーじゃねーか!?」
九頭龍「どの道てめぇには意味ねーがな」
左右田「んだと、こら!?」
モノクマ「だって~お前らには元々必要がない物だし。考えてもみなよ!みんな高校生だよ!?」
西園寺「うわっ、あいつが正論言ってる……」
日向「な、なんでお前がそんな事を……」
十神「この島に来て散策した時に発見ものだ。ついでに言うと、昨日もあそこにスーパーに立ち寄ったが、その時に箱が一つなくなっているのにも気付いた」
狛枝「なるほど、だから十神クンは小泉さんの捜査の時に……」
十神『避妊はしたか?』
小泉『し、した、わよ……』
十神『……ふん、物好きだな』
狛枝「七海さんとの会話で既にコンドームを使用していた事を知っていた。だから小泉さんがアナルプレイをした事をあの時既に見抜いていたんだ!」
十神「あの時点で七海と小泉以外に名乗り出る者がいなければ、七海とシた昨日の晩にアリバイのない男を絞りだしてクロを見つける予定だったが……」
日向「……」
十神「ふん。まさか、クロがサル並みの性欲持ちとは予想外だったな」
十神「これで終わりだ。諦めろ」
日向(そんな……終わりなのか?)
日向(いや、まだ、まだ何か、手が……)
七海「えっと、確かに日向君とシた時に使ったゴムは穴が開いてたかもしれないけど」
十神「かもしれない、じゃない。開いてあるんだ。なんだ、七海。そいつを庇うのか?」
日向「七海……」
七海「う~ん、庇うってわけじゃないけど……私は、孕んでないよ?」
十神「話しにならん。証拠はなんだ?」
七海「証拠はない、けど……証人はいるよ、ね?モノクマ」
モノクマ「えっ、ボク!?」
十神「おい、そいつに聞くのはルール違反ではないのか?」
七海「違うよ。証人になってもらうだけ」
十神「なに?」
七海「ねえ、モノクマ。私は孕んでいないよね?」
モノクマ「えーそれを答えると裁判の結果が……」
七海「でも、私がそういう仕様だって証人にはなれるよね?」
モノクマ「ああ~なるほど。そういう事ね!それならいいよ!七海千秋ちゃんは孕んでいません!」
十神「なに!?」
左右田「はあ!?どういう事だ、おい!」
モノクマ「そういう仕様なんです!」
九頭龍「だから。どういう……」
モノクマ「だから!そういう仕様なんです!」
七海「それじゃ、私は孕んでいないって事で!」ドヤッ
ソニア「ど、どやって言われましても……」
狛枝「まあ、どういう理由かは知らないけど、モノクマの言う通りなら、それに従うしかないよ。つまり、日向クンと七海さんの関係も無罪だ」
日向「七海、どうして……」
七海「ん?」
日向「俺を庇うようなマネを……」
七海「私ね、日向君にウソを吐いてたから……」
日向「ウソ……?」
七海「あのゴムに穴が開いてるって事、実は最初から気付いていたの」
日向「なっ……」
七海「でも、日向君の……暖かさを直接感じたかったから」
日向「七海……」
七海「だから今度は、直接……ね?」
日向「……ああ!」
日向(七海、ありがとう……これで残るはソニア、西園寺、罪木、終里の4人!)
狛枝「素晴らしいよ!七海さん、澪田さん、小泉さんの希望を糧に日向クンの希望はとても輝いてる!!」
十神「くっ……愚民どもめ。クロを庇ってどうする!」
左右田「日向以外の全員がオシオキされんだぞ!?わかってんのか!?」
小泉「これが終わったら日向とまた【楽しい写真】を撮らないと……ふふ」
澪田「帰ったらおてて繋いでホテルで創ちゃんとチューニングッス!」
七海「あー……ねみー」
九頭龍「くっ、どいつもこいつも毒されやがって!」
罪木「あの……」
西園寺「なによ、ゲロブタ」
罪木「学級裁判とか……どうでもいいんですけど、日向さんは、私と結婚してくれるんですよね?」
ざわっ
――議論開始――
○七海のコンドーム
○モノクマの発言
○
日向(あれ、コトダマもない……)
終里「罪木、おめー【日向と結婚すんのか】」
罪木「はい!【日向さんが約束してくれました】えへへ」
西園寺「調子乗ってんじゃないよゲロブタクソビッチ!【日向おにぃは私の奴隷】なのよ!」
罪木「げ、ゲロブタクソビッチ!?」
小泉「日向は私が【大好きって言ったら俺も大好きって言ったのよ】?」
罪木「わ、【私は結婚してくれ】って言われました……」
澪田「【創ちゃんは唯吹とバンドメンバーになるッス!】」
ソニア「ひかえおろう!【日向さんは私のダーリンんです!】」
七海「【日向君は私に色んな事を教えてあげるって約束】したよ?」
日向(だ、だめだ、どれも論破できない!)
日向(何か、何かある筈だ!彼女たちの言葉を論破する、コトダマが……)
十神「おい、クロの話を議論しろ!【話題が逸れているぞ!】」
弐大「うぅ、【ま、また腹が……】」
田中「【勝手に死ぬのは許さんと言ったが……あれはなかった事する!】」
左右田「【こいつ、本当に何股してやがんだ!?】」
花村「ねえ、日向くん【七海さんの3DSって借りれるかな!?】」
日向(くっ、使えそうなコトダマがない……!)
狛枝「凄いよ日向くん!キミの巻いた【希望】の種は彼女たちの希望を糧にし、【未来】でより大きな希望として輝くよ!」
日向(なぜだ?【未来】を使えば全て論破できる気がする……)
九頭龍「ああ、くそっ……さっさと日向を制裁しちまおうぜ。【なんか今日は今朝から体がだるい……】」
日向(……ん?)
辺古山「こんな事に巻き込まれてるんです。きっと疲れてるのですよ」
辺古山「くっ、【少しやりすぎたか】……」
日向(これは……)
リピート
狛枝「凄いよ日向くん!キミの巻いた【希望】の種は彼女たちの希望を糧にし、【未来】でより大きな希望として輝くよ!」
日向(……)
九頭龍「ああ、くそっ……さっさと日向を制裁しちまおうぜ。【なんか今日は今朝から体がだるい……】」
日向(……コトダマを記憶)
辺古山「こんな事に巻き込まれてるんです。きっと疲れてるのですよ」
○七海のコンドーム
○モノクマの発言
○ なんか今日は今朝から体がだるい……
辺古山「くっ、【少しやりすぎたか】……」
○モノクマの発言
⇒ ○ なんか今日は今朝から体がだるい……
日向「その矛盾、撃ち抜く!」
Break!
日向「なあ、辺古山。今の言葉、どういう意味だ?」
辺古山「……な、なに?」
日向「九頭龍が体がだるいって言った後、お前はやりすぎたか……って言ったよな?」
九頭龍「……ペコ?」
辺古山「わ、私はなにも……」
狛枝「本当に何もしてないの?」
辺古山「!?」
狛枝「ねえ、九頭龍クン。キミは今朝、何時くらいに起きた?」
九頭龍「なに?それが何か関係あるのか?」
狛枝「とても重要な事なんだよ」
九頭龍「あまり正確な時間は覚えてねーが、確か……この事件が起きてアナウンスが流れた時間だった筈だ」
狛枝「なるほどね、ありがとう」
九頭龍「んだよ、さっきまで日向を擁護してたと思ったらいきなり議論を再開させやがって……」
狛枝「次に辺古山さん。キミはアナウンスが流れた時間、どこに居てたの?」
辺古山「わ、私は彼を起こそうとコテージの前に……」
狛枝「そう、ありがと」
日向「……」
狛枝「ねえ、日向クン」
日向「なんだ?」
狛枝「どうやらボクは事件の真相が見えた気がするよ」
日向「奇遇だな。俺もだ」
日向「だが、いくつか確認する事がある。おい、モノクマ」
モノクマ「なあに?」
日向「今回の事件のアナウンスが流れるタイミングの事で聞きたい。あれは孕んだ瞬間に流れるのか?」
モノクマ「死体発見アナウンスと一緒だよ!死体発見アナウンスは死体が三人以上に見つかったら、その時点で。なら孕みアナウンスのタイミングも分かるよね?」
日向「それだけ聞ければ十分だ」
狛枝「どうやら、確定みたいだね」
日向「ああ」
日向「なあ、みんな。聞いてくれ」
左右田「んだよ、やっと諦める気になったか」
日向「俺、分かったんだ。今回の『同級生を孕ませたクロ』そして、孕んだ同級生の正体が!」
弐大「なに?それはおぬしじゃないのか?」
日向「いや違う。というより無理なんだ」
十神「無理?あれだけの女を誑かしているお前が言う台詞とは思えんな」
田中「まったく、往生際が悪い奴だ」
花村「あ、あれだけヤっておいて誰も孕まないなんてありえないよ!そんなのただの種なしだよ!」
日向「確かに、あれだけヤっておいて孕んでいないのはないかもしれない。正直、俺も2、3人は孕ませてるんじゃないかと自負してる」
ソニア「えっ?」ソワソワ
罪木「日向さんの」サスサス
西園寺「子ども……」ゴクリ
左右田「やっと自白したか。んじゃ!さくっとオシオキしてもらおうぜ!」
日向「ただし、今回の事件に関しては俺はシロだ。これは間違いない」
九頭龍「はあ!?」
花村「き、キミはさっきから言っていることが矛盾してないかい!?」
狛枝「いいや、矛盾してないよ」
十神「モノクマ確認したアナウンスの流れるタイミング……そうかっ! そういう事か」
日向「どうやら、十神も気付いたみたいだな」
十神「くっ、俺とした事が……穴あきゴムに捕らわれてこんな単純な事に気付けんとは!」
田中「モノクマのアナウンス……ふっ、そうか。それが冥府に繋がるレクイエムだったか!」
日向「……えっと、まずみんなに確認したい事があるんだ」
田中「……」
弐大「なんじゃ?」
日向「今朝のモノクマのアナウンスが流れた前後のアリバイだよ」
左右田「あ、アリバイ?なんでアナウンスの前後のアリバイなんか……」
日向「あのアナウンスは孕んだ事が確定した瞬間に流れるんだよ」
ざわっ
モノクマ「まあ、正確には行為を済ませて孕んだ事が確定してから三分程度経った後に流れるんだけどね。さすがにボクも孕んで即アナウンス!はできないよ!」
日向「そういう事だ。つまり、このアナウンスの流れた時間帯でアリバイのない奴がクロだ!」
左右田「なっ!?」
九頭龍「くっ、悪趣味なアナウンスだぜ」
弐大「うむ、では言い出しっぺの日向からアリバイを言ってもらったらどうじゃ?皆、お前さんを疑っておるからの」
狛枝「そうだね、まずは日向クンの身の潔白を証明するべきだよ」
日向「分かった。俺のその時のアリバイは罪木が証明してくれる」
西園寺「ゲロブタが?」
罪木「だ、だから私はゲロブタじゃありませんよぉ!」
花村「へえ、罪木さんと日向くんは朝から二人でナニをしてたんだい?」
日向「ナニって、ナニに決まってるだろ」
花村「えっ?」
罪木「あ、あの、私は毎朝日向さんを看病するのが日課で……えっと……」
日向「ほら、朝起きると腫れてるだろ? それじゃまずいから保健委員の罪木に頼んで看病して貰ってるんだ」
左右田「やっぱこいつがクロだよ!間違いねーよ!」
九頭龍「てめぇ、ちっとは自重しやがれ!!」
弐大「がっはははは!!確かに腫れてたら辛いわのお!!」
十神「おい、それじゃあアリバイにならんぞ」
日向「いや、アリバイにはなる。それに罪木だけじゃない。終里も証人だ」
ソニア「お、終里さんとも!?」
花村「さ、さ、三人対戦だとおおおおお!!!?」
終里「えっ、そうなのか?」
左右田「そ、そうなのかって……」
日向「別に俺は終里と罪木の三人でいた訳じゃない。終里には臭いで罪木が孕んでいない事を証明して貰ってるんだ」
九頭龍「臭いって、確か……」
終里『すっげぇな、おめー……全身から臭うぞ?』
弐大「なぜこれが、罪木が孕んでない証拠なんじゃ?」
日向(罪木の体、全体なら漂う『俺の臭い』……そこから導き出されるプレイは)
⇒○全身ぶっかけプレイ
○スペルマ風呂
○大人お医者さんごっこ
日向(これで証明できる!)
日向「俺が今朝、罪木とシたのは、ただのぶっかけプレイなんだ」
九頭龍「てめぇ!?自重しろ、つってんだろ!」
狛枝「ぶっかけプレイ……なるほど、それなら罪木さんの全身から臭いが漂っていたのにも納得がいく」
西園寺「で、でも臭いは洗っても数日は残るんでしょ?」
終里「いいや、罪木の臭いは特別に強烈な臭いだった。ぜってー朝にヤってんぞ!」
左右田「だ、だがよお、中で出した後に全身にぶっかけた可能性だって……」
狛枝「左右田クン、キミってもしかして童貞?」
左右田「は、はあ!?」
西園寺「クスクス、バカな上に見た目もダメで童貞なんで残念!男として存在する価値ないよねー」
左右田「うっせ!うっせえ!だ、だいたいこの年齢でヤりまくってる日向が異常なんだよ!そうですよね!ソニアさん!」
ソニア「左右田さんは童貞なのですね……」
左右田「なっ、なんでそんな憐れんだ目を……!」
左右田「だ、だいたい他の連中だって……」
田中「……」
左右田「えっ」
弐大「がっはははは!そうか!まだ童貞じゃったかあ!!」
左右田「そ、そんな……」
十神「ふん、下らん……」
花村「僕は男でパクパクいっちゃうから……」
左右田「う、ウソ、だろ……」
狛枝「あはは、やっぱり童貞だった?」
左右田「お前ら……」
九頭龍「き、気にすんな!だいたい高校生ならお前が普通なんだよ」
左右田「うっせ!そんなエロい女連れてるてめぇが言っても説得力ないんだよ!」
九頭龍「ああ!?てめぇ、ペコをそんな目で見てやがったのか!?」
左右田「んだよ、悪いか!?」
日向「ふ、二人とも落ち着けって」
十神「愚民が。今は議論の途中だ。下らん争いは終わった後にしろ」
九頭龍「ちっ、わーったよ」
左右田「クソ、クソ、俺だけが童貞とか……クソ!」
狛枝「じゃあ、議論を再開するけど、とりあえず日向クンはシロで確定だね」
左右田「ちょ、ちょっと待てよ!」
日向「どうした?」
左右田「なんでそれで日向がシロ確定なんだよ!?俺が言った通り、中で出した後に全身に……」
日向「それは違うぞ!」
左右田「ち、違うって、証拠はあんのかよ……」
狛枝「証拠もなにも……ねえ?」
田中「奴には不可能だな」
花村「う~ん、僕が日向くんの立場だったとしても、ちょっと厳しいかな……」
弐大「わしのアレを使えば造作もないんじゃが……」
十神「まあ、普通に考えたら無理だ」
左右田「ど、どういう事だよ……」
狛枝「左右田クン。事件を振り返ってみるといいよ。日向クンは昨日の晩、ナニをしてたかな?」
左右田「な、なにって、日向は確か昨日の晩に七海と……」
七海「うん。お楽しみでしたね、って奴だよ。【またしよう……ね?】」
日向「それに賛成だ!」
左右田「てめぇ!」
狛枝「あはは……とりあえず続けよう。昨日、日向クンは七海さんとヤっていた」
左右田「あ、ああ……」
狛枝「日向クン、その際にどれくらいエキサイトしたか覚えてるかな?」
日向「4、5回くらいだ」
狛枝「そう。ありがと」
左右田「そ、それが関係あるのかよ……」
狛枝「ところで左右田クン。キミはオナニーをシた事はある?」
左右田「なっ、ったりめーだろ!」
狛枝「一日の最高連続記録回数は?」
左右田「はあ!?んで、そんな事まで……」
狛枝「日向クンがシロの理由、知りたいんでしょ?」
左右田「ぐっ……は、8回だ」
西園寺「きもっ……」
小泉「は、8回って……」
澪田「しかも連続でッスよ……」
左右田「……」
狛枝「へえ、意外と多いんだね。まあ、こればかりは個人差だけど」
左右田「そ、それで、なにが分かるんだよ」
狛枝「左右田クンがその最高記録回数を更新した次の日、またオナニーをしようと思った?」
左右田「ああ?さすがに次の日は体がダルくて抜く気にはなれなかったな。朝立ちはしたけど……そ、そうか!?」
狛枝「気付いたみたいだね」
左右田「日向は昨日の晩、七海とシたばかりだ。だから、中に出して更に全身にぶっかけるなんてできるワケがねえ!!」
狛枝「4、5回、とは言っても性行為はオナニーと違ってけっこう負担がかかるからね」
十神「まっ、それでも全身にぶっかける程度には元気みいだったがな」
日向(本当は中に出すことも出来たけど、直後にアナウンスが流れたからな……)
狛枝「これで、日向クンのシロが証明された。異論はないよね?」
十神「ちっ……ああ」
日向「ありがとう、罪木。お前が傍に居てくれたお陰で助かったよ」
罪木「えへへ、日向さんの無罪を証明できて良かったですぅ」
左右田「けどよぉ、日向じゃないとしたら誰が孕ませたんだ?」
狛枝「それを今からみんなのアリバイを聞いて推理するんだよ」
日向(とは言っても、もう目星は付いている)
狛枝「まあ、アリバイ云々の前に左右田クンは除外だね」
左右田「えっ?」
日向「童貞が孕ませるなんて不可能だからな」
左右田「」
日向「よし、みんな。それぞれ孕みアナウンスが流れた前後の時間にナニをしていたか言ってくれ」
十神「俺はあの時間、レストランで朝食をしていた。その場に居た花村と終里が証人だ」
花村「うん、確かにレストランには十神くんと終里さんがいたよ」
終里「十神とは飯の取り合いをしてたからよく覚えてるぜ」
日向(これで十神、花村、終里のアリバイは証明された)
田中「俺はあの時間、我が僕、破壊神暗黒四天王と共に広場に居た。確か、弐大も居た筈だ」
弐大「うむ、田中の姿ならそこでわしが見かけたぞ」
小泉「私は日寄子ちゃんの着物の着付けを手伝ってあげてたよ」
西園寺「うん、その時は小泉おねぇに手伝って貰ってたよ!」
日向(これで西園寺、小泉、田中、弐大のアリバイも証明された)
ソニア「私は澪田さんにジャパニーズバンドの演奏を聞かせてもらってました」
澪田「唯吹、久しぶりにノッてたッス!」
日向「なるほど……七海と狛枝は?」
七海「私はその時コテージで寝てたよ。昨日の、あれで少し疲れてて」
日向「そうか。狛枝は?」
狛枝「ボクは島を見て回ってたよ。残念ながら、証人はいないけどね」
九頭龍「俺とペコはさっき言った通りだ」
日向「なるほど……」
左右田「な、なあ、日向……」
日向「なんだ?」
左右田「もしかしてさ、クロは狛枝じゃねーのか?」
狛枝「まあ、確かにボクには明確なアリバイがないからね」
九頭龍「それに、七海の奴も部屋で寝てたって言うが、証人はいねえ」
弐大「なに!?狛枝の奴が孕ませたのか!?」
田中「ふん、奴も所詮は欲に溺れし俗物だったか……」
日向(狛枝がクロ……?確かに狛枝にはアリバイがない。だけど、狛枝が孕ますなんて不可能な筈だ)
――議論開始――
○七海のコンドーム
○モノクマの証言
○
十神「【アリバイがないのは狛枝と七海だけ】か……」
狛枝「孕ませたとなると【アリバイのない男女二人が存在する】事になるね」
左右田「んなら、もう決まっただろ!」
弐大「うぬ……」
九頭龍「【クロは狛枝】だったのか……」
終里「もう決まったのか?オレ、そろそろ腹減ってきたぞ」
花村「終里さん、ここに【特選ヨーグルト】があるけど食べてみないかい?」
小泉「あんたって、本当に最低ね……」
西園寺「マジできもっ……」
左右田「ああもう!うっせーぞお前ら!さっさと終わらすぞ、アリバイのない【狛枝は七海を孕ませた】んだよ!」
⇒○モノクマの証言
日向「それは違うぞ!」
Break!
日向「いや、狛枝が七海を孕ませたのはありえない」
左右田「んだよ日向!自分の彼女が他の男に孕ませたのが信じられねーのか!?」
日向「違う、そうじゃない。仮に狛枝が七海とヤったとしても、狛枝がクロなんてありえないんだ」
左右田「【そんなに七海が好きかよ!】」
日向「それに賛成だ!」
七海「日向くん……」
十神「おい。さっさと続けろ」
日向「ご、ごめん。みんな、よく思い出してみてくれ。モノクマの証言を」
九頭龍「モノクマの証言……?」
小泉「それって確か……」
西園寺「七海おねぇは孕まないだっけ?」
日向「そうだ。だから、狛枝が七海を孕ませた可能性はないんだ」
左右田「け、けどそれなら他に誰が孕ませたって言うんだよ」
弐大「また最初からやり直しじゃあああ!!」
九頭龍「クソ、また振り出しかよ……」
十神「いや、振り出しではない」
澪田「振り出しじゃなかったああああ!!」
罪木「ど、どういう事ですかぁ?」
十神「今回のクロがした事を思い出してみろ。二組ほど、アリバイが崩れるグループがいる」
小泉「アリバイが、崩れる……?」
ソニア「えっと、何度も挙がった通り、クロは誰かを孕ませた、って事ですよね?」
十神「そうだ。つまりどういう意味か分かるか?」
田中「そうか。孕ませるという事は、相手がいる……つまり二人組ではアリバイが成立しない」
十神「そうだ」
日向「孕まない七海を除外して、誰も狛枝を見た奴がいないという事は、狛枝にとって究極のアリバイなんだ」
辺古山「だ、だが、相手が寝ていて気付かなかった場合も……」
十神「忘れたのか?孕まない七海以外の女子は全員誰かと行動している。狛枝が気付かれずに孕ませるなんて不可能だ」
狛枝「良かったあ。これでボクもシロだって証明されたね。ありがとう、日向クン!」
花村「でも、そうなると二人組で行動してた人が怪しいんじゃ……」
日向「そうだ。二人組で行動してた人物の中にクロがいる!」
ざわっ
狛枝「確か、二人組でアリバイが成立しているのは弐大クンと田中クン、小泉さんと西園寺さん」
日向「あとは、澪田とソニア、九頭龍と辺古山、そして俺と罪木だ」
七海「あれれ?」
ソニア「どうかしましたか?」
七海「う~ん、この中で明らかにおかしい一組がいるね」
日向「七海も気付いたか」
七海「うん」
小泉「おかしい一組って?」
七海「あのね。孕ませるには二人組で、しかももう一つ条件があるんだ」
日向(孕ませる二人組の条件……それは)
○♂×♂
○♀×♀
⇒○♂×♀
日向(これだ!)
日向「男女のペアである事。それがもう一つの条件だ」
花村「いやだなあ、日向くん。僕は♂×♂でもいけるクチだよ?」
十神「黙れ」
花村「す、すみません……」
ソニア「でも、男女のペアとなるとかなり限られてきますわね」
小泉「えっと、まず私と日寄子ちゃんは関係ないでしょ?」
ソニア「私と澪田さんもですね」
弐大「わしと田中も関係ないのぉ」
花村「弐大くん×田中くん……? これはこれで……」
十神「黙れと言った筈だが?」
花村「ひぃ!」
狛枝「そして残った二人組は二つ」
狛枝「一つはさっき無罪が証明された日向クンと罪木。そして……」
日向「残ったお前しか、クロは考えられないんだ。九頭龍冬彦!」
九頭龍「なっ……はああ!?」
日向「相手は……辺古山、お前だな?」
辺古山「くっ……」
左右田「くっそおおお!!!やっぱお前らヤってたんじゃねぇかあああああああ!!」
ソニア「九頭龍さんが……」
西園寺「クスクス、自分だけ常識人ぶって実ははヤってましたって?きもっ……」
花村「くっ、余った辺古山さんは僕がいただく予定だったのに……」
弐大「がっはははは!!これで童貞は左右田だけと確定したのお!」
左右田「ちくしょう……ちくしょう……!」
日向(虚しい、事件だったな……)
九頭龍「ちょっと待てやコラあああ!!」
左右田「んだよ、極道ならさっさと認めろよ……」
田中「潔く散るのもまた良いものだ……」
九頭龍「ボケが!どいつもこいつも勝手に決め付けやがって!!」
罪木「く、九頭龍さんがクロじゃないんですかぁ?」
九頭龍「あったりめぇだ!売り飛ばすぞ!?」
罪木「ひぃぃ!ご、ごんなしゃいぃぃ」
狛枝「日向クン。どうやら嘘を付いて認めてないワケじゃなさそうだよ」
日向「ああ、来るな……」
反論!
九頭龍「俺がクロなんてありえないんだよ!ボケが!」
日向(まずいな、こちらのコトノハはもうない。このまま反論されたら十神の時みいに押し返せなくなる!)
狛枝「日向クン、いいかな?」
日向「なんだ、狛枝」
狛枝「恐らく、彼は自分が辺古山さんとヤっていない確固たる根拠がある筈だ」
日向「確固たる根拠……」
狛枝「そうだね……例えば、九頭龍クンにヤった自覚がないとか」
日向「ヤった自覚がない……? 待てよ、それじゃあ」
狛枝「何か、思い付きそうな顔をしてるね」
日向「ああ、少し考えてみる」
――閃きアナグラム(改)――
ば
い
よ
日向(何か、掴めそうだ……)
よ
い
ば
日向(もう少し……)
よ
ば
い
よ ば い
日向(そうか!分かったぞ!)
九頭龍「クソが!俺はクロじゃねえ!!」
――反論ショーダウン――
○七海のコンドーム
○夜這い
○モノクマの証言
九頭龍「どいつもこいつもふざ けた事ぬかしやがって!!」
九頭龍「俺はク ロじゃねえ!!」
九頭龍「そもそもなんで日向が容疑 者から除外されてんだ!」
九頭龍「あいつが罪
木にぶっかけて」
九頭龍「孕ませた 可能性もあるじゃねぇか!!」
発展!
日向「だから、それは有り得ないってさっき議論しただろ!」
日向「だいたい、童貞でないお前なら無理だと分かる筈だ!」
日向「童貞の左右田じゃあるまいし!」
九頭龍「違う ……」
九頭龍「俺 は……」
九頭龍「俺は、 俺は……!!」
九頭龍「俺は【童貞だ!!】」
九頭龍「だ、だから……【ペコとはヤってねえ】……」
日向(そこだ!)
⇒○夜這い
日向「その言葉、斬らせてもらう!」
【ペコとは ヤってねえ】
Break!
日向「九頭龍、お前は童貞じゃない」
九頭龍「はあ!? 俺はてめぇと違ってヤった覚えはねーぞ!?」
左右田「童貞か!?童貞なのか!?」
日向「いや違う。お前もう既に童貞を捨てているんだ。それも、無自覚にな」
花村「無自覚!?」
九頭龍「な、なにを言ってやがる……」
日向「そうだよな、辺古山」
辺古山「!?」
九頭龍「ぺ、ペコ……?」
日向「九頭龍、お前は辺古山に夜這いされてずっと前に童貞を捨ててたんだよ!」
九頭龍「な、何か証拠でもあんのか!?」
日向「証拠ならある」
九頭龍「なに!?」
日向「終里、ちょっといいか?」
終里「オレか?」
日向「辺古山の股関の臭いと九頭龍の股間の臭いを嗅いでくれないか?」
終里「はあ?なんでんな事すんだよ」
日向「いいから。裁判が終わらないと飯が食えないぞ?」
終里「うっし!やるか!辺古山、九頭龍、とりあえず股間出せ」
九頭龍「んな事できるか!?ボケ!」
辺古山「こ、断る」
終里「ちっ、まあいいや。こっからでも集中すれば臭いは分かるし」スンスン
九頭龍「なっ」
終里「うん?……こいつは」スンスン
日向「どうだ?」
終里「罪木ほどじゃねーが、辺古山の股間から独特の濃厚な臭いがするな」スンスン
花村「はあ、はあ……うっ」
花村「ふぅ……続けて?」
小泉「こいつの料理だけはもう二度と食べない」
西園寺「小泉おねぇに賛成だよ……」
日向「終里、その独特の臭い……九頭龍の股間からもすらか?」
九頭龍「!?」
終里「ん? ああ、こいつの股間からも臭いが滲み出てるな」
九頭龍「お、俺は知らねえぞ!?」
日向「だから言っただろ、お前は夜這いされたんだ」
九頭龍「なあ、ペコ……本当なのか?」
辺古山「……」
十神「ふん。どうやら言い逃れできんようだな。クロは九頭龍だ」
辺古山「ああ、認めよう。私が夜這いした」
日向「そう、か……」
九頭龍「ペコ!お前、どうして……」
狛枝「確か、辺古山さんは毎朝、九頭龍クンを起こしにきてるんだよね?」
辺古山「ああ……」
狛枝「なるほど、だからだね」
九頭龍「どういう意味だ?」
狛枝「毎朝、キミを起こすときに見かけるいきり立った【超高校級の肉棒】を見て、超高校級の剣道家の彼女の血が収まらなかったんだよ」
九頭龍「そんな……」
辺古山「すみません、坊ちゃん……最初は素振りだけにしようとしてたのに……」
九頭龍「馬鹿やろう!そんなの、直接言えば良かっただろう!」
日向「互いの気持ちの僅かすれ違いから起きた、悲しい事件、だな」
日向(終わった……後で西園寺でも誘うか)
左右田「まっ、なにはともあれクロは決定したんだしさっさと投票しちまおーぜ!」
終里「オレもう腹減って動けねえぞ……」
花村「いや、だから言ってるじゃない!ここに特選のヨーグルトがあるって!」
弐大「わしもそろそろクソが……ぬぅう」
日向「ねえ、西園寺。あとで俺のコテージに来ないか?ほら、言っただろ。お前の舞を見たいって。だから二人きりで……」
西園寺「ひ、日向おにぃは私の奴隷だからね!いいよ、特別に見せてあげる……二人きりで」
日向(よしっ!)
日向「じゃあ、みんな!早く投票を」
狛枝「待って」
日向「狛枝?どうした……?」
狛枝「今回の場合さ、孕ませたのは九頭龍クン?それとも辺古山さん?」
日向「えっ?」
左右田「はあ?クロは九頭龍なんだろ?」
狛枝「確かに九頭龍クンと辺古山さんがヤって孕みアナウンスが流れた」
罪木「なら、犯人は九頭龍さんじゃ……」
狛枝「いや、それは断定できないよ」
小泉「な、なんで?」
狛枝「そもそも彼は夜這いされて、無意識のうちにヤっていた。そんな彼が果たして【孕ませた】と言えるのかな?」
ざわっ
十神「どうなんだ、モノクマ」
モノクマ「さあ?」
十神「なに!?」
モノクマ「今回の学級裁判はあくまでも【同級生を孕ませたクロ】を当てるものだよ。オマエラがクロだと思った人物なら辺古山さんでもいいよ!」
日向(という事は、辺古山がクロの可能性もあるのか!?)
日向(クソ!早くコテージで西園寺と脇プレイをしたいのに……狛枝め!)
日向「でも、これ以上推理のしようがないぞ」
十神「確かにな……」
左右田「けど間違えたら、俺らまでオシオキされるんだよな……」
ソニア「そんな……!」
弐大「ええい!早く決めんかあ!!クソが!クソがああああああああ!」
終里「飯、飯……」
日向(どうする……確率としては半々。だが、運に頼るなんて)
日向(運……?)
日向「なあ、狛枝」
狛枝「なんだい」
日向「お前はどっちがクロだと思う?」
狛枝「難しいね、言い出したボク言うのもあれだけど、推理のしようがないよ」
狛枝「でも諦めちゃダメだよ!日向クン、今のキミの希望は最高に輝いているんだ!この絶望を打ち破った時、キミは【超高校級の希望】にすらなれる筈だよ!」
日向「いや、それは違うぞ」
狛枝「えっ、ま、まさか諦めるというの?」
日向「違う。この絶望を乗り切るために希望を託すんだよ。お前に」
狛枝「ぼ、ボクに?」
日向「俺は、お前の才能に賭けてみようと思う」
狛枝「ボクの才能に……」
十神「正気か?」
日向「それ以外に方法はないだろ。なら、俺は狛枝を信じてみたい」
狛枝「日向クン……」
十神「……ふん、勝手にしろ。ただし、狛枝。必ずクロを当てろ」
狛枝「十神クン。うん、任せておいて!」
――クロを指名しろ!――
狛枝「【同級生を孕ませたクロ】それは……>>614だ!」
614 : 以下、名... - 2012/08/10(金) 15:07:32.10 ZEfb7R6S0 93/114九頭龍
――――
――
モノクマ「投票結果を発表しま~す!満場一致で九頭龍くん!そしておめでとう!クロの正体も九頭龍くんでした~!」
左右田「んだよ、やっぱりクロは九頭龍だったじゃねーか!」
弐大「全く、狛枝よ。今回は用心深く考えて考えすぎたな」
狛枝「あはは、ごめんね。なんだか事件をかき回しちゃって……」
日向「いや、そんな事ない」
狛枝「えっ」
日向「お前が選んだから、みんな一致した答えを出せたんだ。答えを導き、絶望に打ち勝てたのはお前のお陰だ」
狛枝「日向、クン……ありがとう。あはは、こんなに嬉しいのは初めてだ……」
モノクマ「さて、感動の勝利を味わってるところ悪いんだけど、そろそろ九頭龍くんのオシオキを始めるよ!」
辺古山「そんな!」
モノクマ「淫らな行為をした九頭龍くんには特別にスペシャルなオシオキを用意しました!」
九頭龍「ま、待てよ!俺は何もしてねーぞ!?」
辺古山「そうだ!罰を受けるなら私が!」
モノクマ「もう、何言ってんの。女をが孕ませるのは男しかいないでしょ?あれは遊びだったんだ~とか、先生は許しません!」
ソニア「ひ、酷いです……」
七海「九頭龍くん……」
澪田「冬彦ちゃんは何もしてないッス!」
日向「九頭龍ううううううう!!」
日向(西園寺の着付けに小泉を付かせて三人もありか……そろそろ小泉にも前の相手をしてやらなとな。後ろばかりで慣れて貰ったら困る)
モノクマ「それじゃあ張り切ってまいりましょう!」
左右田「な、なあ、モノクマ。オシオキって、何されるんだ?」
モノクマ「ナニって、そりゃあナニに決まってるじゃない!」
九頭龍「はっ?」
モノクマ「孕ませたんだから、孕んでもらうのは当然だよね!」
九頭龍「て、てめぇ、何言って……」
モノクマ「カモン!モノケモノ♂!」パチン
モノケモノ♂1「……」ハアハアハア
モノケモノ♂2「……」ハアハアハア
モノケモノ♂3「……」ハアハアハア
日向「あれは、島の橋を警備してた人型のロボット!」
花村「み、見て、あれ!」
日向「なっ!!」
弐大「これは……」
日向(モノケモノの股間部分に特大の動くこけしが付いている!?)
田中「なっ、馬鹿な!?」
ソニア「ど、どうされたんですか田中さん」
田中「見ろ、あの機械獣達の持つエクスカリバーを!」
ソニア「ひっ!?」
小泉「なに、あれ……」
西園寺「き、きも!?なんか白い液体が滲み出てるよ!」
罪木「ま、まさかあれって……」
モノクマ「精子じゃないよ!」
十神「じゃあなんだ、あれは」
モノクマ「牛乳だよ!九頭龍くんがちょっと飲んだだけでお腹を壊す牛乳だよ!」
狛枝「まさかオシオキって……」
モノクマ「そう!これから九頭龍くんには大嫌いな牛乳を色んな穴から飲んでもらいます!」
九頭龍「なっ……」
モノクマ「いや~死刑に比べて優しいね!」
モノクマ「死なない程度に腸に牛乳をぶち込むから、九頭龍くんもこれで好き嫌いがなくなるといいね!」
モノケモノ♂「「「……!」」」ハアハアハア
九頭龍「ひっ……」
日向「なんて、酷い事を!!」ギリッ
日向(西園寺と小泉の後は七海と過ごそうかな。まだ七海とは始めたばかりだから優しくリードしないと)
日向「九頭龍は何もしてないだろ!?」
日向(慣れてきたら、あのネコミミフードを被った状態で着衣プレイも……ありだな)
モノクマ「でも投票したのはキミたちだよ?」
日向「クソ!」
日向(色々教えるって約束したしな。いずれは罪木を交えた三人で……楽しみだ)
モノクマ「まっ、もう投票は終わってるからいくら喚いても遅いけどね!あっはははは!」
日向「くっ……」
モノクマ「それじゃあ改めて、張り切ってまいりましょう!さあヤっちゃって!モノケモノ♂!」
モノケモノ♂「「「ウオォオオオオオン!!!!」」」
九頭龍「やめろおおおおおおお!!!」
ズブッ
ヌチャ
パンパン
パンパンパンパン
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
ドプッ
ズボッ
パンパンパンパン
ドプッ
――
――――
モノクマ「ふぅ……いやあ本来のオシオキに比べたらヌルかったけど、中々エキサイティングできたよ」
辺古山「坊ちゃん!……くぅ、私のせいで」
ソニア「九頭龍さん……」
田中「九頭龍は犠牲になったのだ。犠牲の犠牲にな……」
花村「……当分、おかずに困りそうにないね」
左右田「うわっ、まじかよ……」
弐大「く、クソっ、クソが、ああああ」
終里「飯……め、し……」
七海「あー……ねみー」
西園寺「うぅ……なんか怖い」
日向「安心しろ、西園寺。コテージまで送っていく」
西園寺「うん」
モノクマ「さっ!みんなも九頭龍くんのように成りたくなかったら、不純異性交遊は止めて元気にコロシアイましょう!じゃあね!」ヒュン
狛枝「なんとか、乗り越えられたね」
十神「……今回は死人が出なかったからいいが、今後は奴の気まぐれでなんらかしらのペナルティを与えてくる可能性があるな」
日向「ああ。みんな、これからは迂闊な行動は止めよう。また九頭龍のような犠牲を出さないためにも」
左右田「……」
田中「……」
花村「えっ、それキミが言うの?」
十神「日向、今回はたまたま九頭龍がクロになったが、お前が一番クロになり得る可能性があるんだ。自覚をしているのか?」
日向「わ、分かってる。これから気を付けるよ」
十神「ふん、ならいいがな」
十神「とりあえず今日は解散だ。いいな、余計な事はするなよ。特に日向」
日向「だ、だからしないって!」
十神「ふん、じゃあ」スタスタスタ
狛枝「あはは、すっかりボクたちのリーダーだね。十神クン」
日向「そうだな」
弐大「お、終わった?よし、終わったな!クソじゃああああああああ!」ッダダダダダダダダ
終里「め、し……めしいいいいいいいい!!」ッダダダダダダダダ
日向「相変わらずだな、あつらは」
狛枝「あはは、そだね」
日向「よし、じゃあ俺らも行くか。西園寺」ギュ
西園寺「うん!れっつごー♪」ギュ
左右田「……」
花村「……」
田中「……」
左右田「あ、あの、ソニアさん……?」
ソニア「なんです?」
左右田「あ、あの野郎、いいんですか?」
田中「……奴は禍々しき混沌そのものだ」
花村「や、やばいよ!十神くんに言われたそばからいきなり孕ませようとしてるよ!」
ソニア「左右田さん。私は日向さんを信じています」
左右田「えっ……」
ソニア「だって彼は私のダーリンなんですよ?」
左右田「」
左右田「い、いやでも……」
罪木「そ、ソニアさん。それは違うますぅ」
花村「つ、罪木さん?」
ソニア「違う?何がですか?」
罪木「裁判中にも言ったじゃないですかぁ。日向さんは私と結婚するんですよぉ?」
田中「は、破壊神暗黒四天王が怯えているだと!?」
ソニア「ええ、存じてます」
罪木「へぇ、知っててそんな事を言うんですかぁ……へぇ」
左右田「ひぃ……」
ソニア「ですから、日向さんと罪木さんを私の国に招いてこれから三人で暮らせばいいんです!」
罪木「えっ?」
左右田「えっ……」
罪木「ど、どういう事ですか?」
ソニア「妻が一人なんて常識はあくまで日本の話です」
罪木「そ、それじゃあ……」
ソニア「ええ!日向さんはみんなの日向さんです!」
罪木「みんなの……えへへっ」
左右田「い、いいのか!?それでいいのか!?」
罪木「だ、だって、みんなと仲良く日向さんと一緒に居れるなんて、素敵じゃないですかぁ!」
花村「ずるいよ!日向くんだけずるい!」
田中「やつめ!やはりなにか能力(ちから)を持っていたか!?」
――――
――
日向(九頭龍のオシオキから一週間の日にちが経った)
日向(オシオキの影響で九頭龍が弐大以上に腹の弱い体質になってしまったが、あいつには辺古山が付いているから大丈夫だろう)
日向(モノクマが様々な動機を用意してきたが、奇跡的に今のところ犠牲者は出ていない)
日向(俺たちがここまで生き残れたのは、全員との絆を結べたからだ)
日向(狛枝は歪な一面を見せたが、今では友人として関係を結べた)
日向(他の男子の面々とも絆を深め、今ではどいつもこいつも信頼できる友人だ)
日向(一方、女子は……)
澪田「創ちゃ~ん!今日は唯吹とチューニングっス!」
日向「ああ、分かってる」
日向「澪田と『チューニング』した後、小泉と西園寺。夜はソニアと罪木と七海。明日の朝は終里と、か……」
澪田「うっはあああ!創ちゃん、相変わらずハードッスなあ」
日向「もう慣れたよ」
澪田「さっすが創ちゃん!そんじゃ、さっそく唯吹のコテージでチューニングっス!」
日向「ああ」
日向(九頭龍の裁判のせいで彼女たちとの関係が危うくなると思ったが、そんな事はなかった)
日向(一番危惧していた罪木だが、どうやらソニアに説得されたらしい。ソニアの国では一夫多妻制だと、後から聞かされた)
日向(そこから俺はさらに女子のメンバーと絆を深めた。今まではソニアと罪木に結婚の約束をしていて自重していたが……我慢しなくなった)
日向(小泉とはさらにイチャイチャしながらハメ撮りし、西園寺と三人対戦をするように絆を深めた)
日向(終里とも色々やった)
日向(七海とはできるだけプラトニックな関係でいたかったが、本人が望んだので毎日毎時、絆を深めた)
日向(いまになってモノミの言葉の意味が理解できた)
日向(この島は素晴らしい)
日向(だってこんなにも素晴らしさ仲間と絆を深め、【未来】を造っていけるのだから)
日向「七海!出すぞ」パンパンパンパン
七海「んっ、きて、日向……くん」
日向「うっ……」ドプッ
日向「ふぅ……」
七海「あはっ、今日もいっぱい出たね」
日向「ああ。九頭龍の一件以降、中で出せるのはお前くらいだからな……」ナデナデ
七海「んっ……」
ピンポンパンポーン
モノクマ『同級生が孕みました!これより一定の捜査時間の後に学級裁判を行います!』
日向「えっ……」
おわり
797 : 以下、名... - 2012/08/10(金) 19:05:40.42 TWEk3GaI0 110/114乙
妊娠しないとか言ってたのはなんだったの?
809 : 以下、名... - 2012/08/10(金) 19:12:28.61 Zmf0VZg3O 111/114>>797
そう思ってただけで、実際は皆と条件が同じなんだろ
日向:外道でちゅマジ外道でちゅ
狛枝:希望と希望が混ざりあって出来た子供なんてry
十神:変化無し
左右田:ソニアさんェ
田中:ソニアとのフラグもあったが息してる
弐大:生きてる
九頭龍:げりぴーギャング
花村:妄想おいしいですはい
816 : 以下、名... - 2012/08/10(金) 19:17:05.21 M6DMNeSl0 112/114乙
七海が妊娠したのは未来の種を打ち込んじゃったからだな
817 : 以下、名... - 2012/08/10(金) 19:19:27.10 AA+C/Ugp0 113/114>>816
素敵
860 : 以下、名... - 2012/08/10(金) 21:01:59.30 zHq0uGFK0 114/114乗っ取りの割に凄い再現率とストーリーだった
ダンガンロンパの愛を感じたよ
昨日の夜からお疲れ様
今日はぐっすり休んでくれよな