ラティオス「えっ、あっ、そうかな?(ギクッ」
ラティアス「そうだよイッシュまではあんなに外出てたのに」
ラティオス「そ、そうだな」
ラティアス「カロスに来た途端、ボックスに引きこもってどうしたのお兄ちゃん」
ラティオス「深い理由があってだな・・・」
ラティアス「臆病なのにいつも殺伐とした戦場に向かってたお兄ちゃんはどこ行ったの」
ラティオス「お前も臆病だがな」
ラティアス「とにかく!ちょっとは外出て戦っておいでよ!」ゲシッ
ラティオス「うわわっ」
続く
元スレ
ラティアス「お兄ちゃん、最近外出ないね」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1393477278/
ラティオス「くそ、アスの奴無理やり外出しやがって・・・」
ラティオス「でも、たしかにしばらく動いてないし少しは戦うか。おっ、アイツは・・・」
マリルリ「あっ、ラティオス久しぶり!」
ラティオス「おう、お前もこっち来てたのか」
マリルリ「うん!」
ラティオス「久しぶりに一バトルやらないか?」
マリルリ「いいよー」
ラティオス「(よし、こいつなら勝てる!無駄にバカ力だけど水技は俺には効かないしいける!」
りゅうせいぐんの調子試しておくか!)」
ラティオスのりゅうせいぐん!
マリルリに効果は無いようだ・・・
ラティオス「!?」
マリルリのじゃれつく!
マリルリ「どうしたの効かないよ!ねえもっと遊ぼうよー!」ボカスカボカスカ
ラティオス「ちょ、ちょっとタンマ!うわああああああ」
ラティオスは倒れた!
マリルリ「あれ、もう気絶しちゃった・・・つまんないの」
続く
ラティオス「くそ、何だあいつ。こっちに来て何があったんだ・・・」ヨロヨロ
ラティオス「今度こそ勝つ!おっ、あいつは・・・」
クチート「ラティオス久しぶりだね」
ラティオス「クチート!あいかわらず可愛いなお前は」
クチート「変なお世辞言ってると噛みつくよー」
ラティオス「ごめんごめん。久しぶりにバトルしないか?」
クチート「いいけど、後悔しないでよ?」
ラティオス「(な、なんだこの余裕は・・・たしかにりゅうせいぐんは効かないが・・・
でも鋼だしめざパ炎なら効くはず!)」
クチートとクチートナイトが反応した!
キュイィィィン
ラティオス「(な、何だあれは?)食らえ!めざめるパワー炎・・・」
クチートのふいうち!
ドカッバキッ
ラティオス「ぐえっ」
ラティオスは倒れた!
クチート「だから言ったのに」
続く
ラティオス「ど、どうやら可愛い奴らに何かしら新たな力が宿ってるらしい・・・相手にするのよそう」オドオト
ラティオス「マスコット系じゃない奴と戦おう・・・お、あいつは」
ガルーラ「ラティちゃん久しぶりじゃない!」
ラティオス「ガルーラおばちゃん!」
ガルーラ「聞いたわよボックスに引きこもってるんだって?」
ラティオス「ま、まあ・・」
ガルーラ「おばちゃんが活入れてやるよ!かかっておいで!」
ラティオス「は、はい!(この人、大した力持ってないはずなのに・・・
そうか!わざと負けて俺に自信をつけさそうと・・・いい人だな(泣)」
ラティオス「ではいきます!りゅうせいぐん!・・・んっ?」
ガルーラとガルーラナイトが反応した!
ギュイィィィン
ラティオス「な、何か嫌な予感が・・・」
ガルーラのふいうち!
ドカッバキッ
ラティオス「やっぱりー!えっえっ?ちょっとタンマ!」
ドカッバキッ
ラティオスは倒れた!
ガルーラ「あらら、もう倒れちゃったよ情けないねー」
続く
ラティオス「二回攻撃とかあのBBA卑怯すぎだろ・・・」
ラティオス「でも俺は負けない!ドラゴン最速という武器がある!ん?あいつは・・・」
オンバーン「よぉ!あんたが噂のラティオスかーい?」
ラティオス「は、はあ・・・(ウ、ウゼェ・・・)」
オンバーン「めっちゃ速いんだってな!ドラゴン最速だって!?」
ラティオス「はあ・・・」
オンバーン「俺も速さには自信あるんだ!手合せ願いたいんだがどうかなぁ?」
ラティオス「や、やろうか(こ、こんなチャライ奴にドラゴン最速の座奪われてたまるか!)」
ラティオス「いくぞ!ってえっ?」
オンバーンのりゅうせいぐん!
ラティオスは倒れた!
オンバーン「やっぱ俺の方が速かったかー!噂のラティとやらも大したことないなー!ケーケケケケッ」
続く
ラティオス「ま、まさか俺より速いドラゴンがカロスにいるとは・・・」
ラティオス「あ、あいつは・・・」
ハッサム「ラティ殿久しぶりだな」
ラティオス「ハッサム!お前はこっちでも活躍してるのか?」
ハッサム「まあな・・・かなり手ごわい鋼のライバルがいるがな・・・」
ラティオス「ハ、ハッサムも認める鋼ポケ・・・?誰だそいつは?」
ハッサム「お前もじきに分かる。それより、一勝負せぬか?」
ラティオス「あ、ああ!(こいつにはめざパ炎が利いたはず・・・
虫技はキツイが一発で沈めれば問題ない!)」
ラティオス「先手一発!めざめるパワー炎!」
ツーーー・・・ピタッ
ラティオス「な、耐えただと!?」
ハッサムのむしくい!
ガガガガガッ
ラティオスは倒れた!
ハッサム「どうした?前よりめざパの力が衰えているぞ」
続く
ラティオス「おかしい・・・前よりめざパの力が出ない・・・ボックスで引きこもってたからか?」
ラティオス「あ、、あいつは・・・」
ファイアロー「あなたが噂のラティさんですか!お会いしたかったです!」
ラティオス「ど、どうも」
ファイアロー「バトルにはちっと自信があるんですけど手合せ願えませんか?」
ラティオス「いいだろう」
ファイアロー「光栄です!」
ラティオス「いくら俺でも鳥には負けない!」
ラティオス「鳥にはこれだ!10万ボル・・・えっ」
キイィィィン
ファイアローのブレイブバード!
ドガアァ
ラティオスは倒れた!
ファイアロー「あれ?勝っちゃった?鉢巻の力ってすげー!」
続く
ラティオス「もう俺は無理なのかな・・・」
ガブリアス「元気出せよ」
ラティオス「ガブ!」
ガブリアス「お前最近ちっとも見ないなどうしたんだよ」
ラティオス「あー・・・何か時代が変わったんだな、と思ってな」
ガブリアス「そんなことないだろ」
ラティオス「お前はいいなこっちに来てもずっと輝いてて」
ガブリアス「お前だってまだまだいけるって!」
ラティオス「そうかな・・・」
ガブリアス「俺のライバルがそんなヘタレでどうするんだよ!活入れてやる!」
ラティオス「えっちょっ!」
続く
ラティオス「こうやって二人でいるとイッシュまでを思い出すな」
ガブリアス「ああそうだな。俺には遠慮せずに全力でかかってこい!」
ラティオス「ああ!」
ラティオスのりゅうせいぐん!
ガブリアスは倒れた!
ラティオス「か、勝った・・・」
ガブリアス「だ、だから言っただろ。お前はまだ行けるって」
ラティオス「そうだな・・・イッシュまであんなにやっていけたんだもんな!
ありがとうガブ!俺頑張るよ!」
ガブリアス「襷つけなくて良かった・・・持ってたら勝ってしまって
またあいつの自信を無くすところだった。今のあいつに必要なのは自信だからな」
続く
ラティオス「今までは油断してたがもう負けない!誰でもかかってこい!」
ギルガルド「・・・・・・」
ラティオス「な、何だアイツ。(マスコット系でもないし、あいつなら勝てそうだ)」
ラティオス「おい、バトルしようぜ」
ギルガルド「・・・・・・」
ラティオス「こいつはみるからに鋼タイプだな・・・でも火力はなさそうだしめざパ炎連発でいけるはず」
ラティオスのめざめるパワー!
こうかはばつぐんだ!
ツーッ
ラティオス「な、抜群なのに全然体力減ってない!」
シャキィン
ブレードフォルムチェンジ!
ラティオス「なっ!?」
ギルガルドのシャドーボール!
ラティオスは倒れた!
ギルガルド「・・・・・・タイシタコトナイナ」
続く
ラティオス「何だったんだあいつ・・・もしかしてあいつがハッサムが言ってた鋼ポケなのか・・・
あんなのがいるカロスとは一体・・・俺はとんでもないところにきてしまったのか」
メタグロス「らてぃおす」
ラティオス「メタグロス!」
メタグロス「ぼっくすニモドロウ」
ラティオス「な、何言ってるんだ?」
ボーマンダ「グロスの言うとおりだぜ、ラティ」
ラティオス「マ、マンダまで!?」
ボーマンダ「お前は確かに強い。でも、今までみたいに無双できる環境じゃないんだここは」
ラティオス「そうしたんだお前・・・変わったな」
ボーマンダ「そうだな。現実を見ると変わらざるを得ないさ」
ラティオス「マンダ・・・」
ボーマンダ「だがな、俺らと違ってまだお前にはチャンスがある」
メタグロス「オマエがめがしんかデキルイシがミツカッタというウワサヲキイタ」
ラティオス「何!?」
続く
ラティオス「石って何だ!?俺もクチートやガルーラみたいに新たな力を使えるのか!?」
メタグロス「ソウダ」
ボーマンダ「だが、まだその石がどこにあるかは分からない。本当にあるかも分からない」
ラティオス「そ、そうなのか」
ボーマンダ「だが、そんな噂すら聞かない俺らよりマシさ」
メタグロス「モシイシガナカッタトシテモワタシタチトチガッテオマエナラマダマダイケル」
ボーマンダ「ここカロスは俺らにとっちゃどうあがいてもあまり活躍できない魔境だ」
メタグロス「タダ、オマエハアイテヤジョウキョウヲエラビサエスレバマダマダカツヤクデキル!」
ボーマンダ「だから、その時を待って今は休んどけって!お前は今まで走り続けてきたんだから」
ラティオス「グロス・・・マンダ・・・ありがとう。俺、戻るよ」
ーーー
ーー
ー
グロス「オイ、タシカオマエモメガシンカデキルッテウワサナカッタカ」ギロッ
マンダ「あっ、ばれてた?ラティを元気づけさせようと思ってな。でも俺のはラティと違って当分先っぽいし・・・」
グロス「・・・・・・ワタシダケカ」
マンダ「えっなんだって?」
グロス「ダイバクハツ」
ドガアァァァン
マンダ「うわあああぁぁぁ!」
マンダ「余計なこと言っちまったかな・・・」
続く
ラティオス「・・・ただいま」
ラティアス「おかえりーどうだった?久しぶりの外は」
ラティオス「魔境だったよ」
ラティアス「で、結局またボックスに引きこもるの?」
ラティオス「いや、またトレーナーが俺らをまた使ってくれる時がくる。その時を待つよ」
ラティアス「来なかったら?」
ラティオス「泣く」
ラティアス「お兄ちゃん・・・」
ラティオス「でも、俺らもメガシンカという新たな力を使えるかもしれないんだと」
ラティアス「何それ本当!?」
ラティオス「そう信じたいな。でも俺らはポケモン界最強の兄妹。それはいつまでも変わらないと思う」
ラティアス「お兄ちゃん・・・///」
グググッ(ボックスの掴み手)
ラティアス「あ、お兄ちゃん出番みたいだよ!」
ラティオス「マジか!じゃあ行ってくる!」
ラティアス「行ってらっしゃい!」
ーーー
ーー
ー
ラティアス「メガシンカすれば、私ももっと強くなれるかな・・・
もしかしてお兄ちゃんより強くなったりして・・・エヘヘ」
~終わり~
エピローグ
ガブリアス「結局、俺が一番強くて凄いんだよね」
ラティ兄妹「」
~本当に終わり~