あやめ速報-SSまとめ-

妹「んん……」ｸﾃﾝ

兄「妹？　寄りかかってどうした？」

妹「あ……ごめ、ん」

母「あんたたち最近仲いいわねえ」

妹「ふぇ……？」

兄「そうか？　普通だと思うけど」

母「ああ……確かにね、昔だったら膝の上に乗せてたりしてたものね」

妹「お、お母さんっ！」

兄「それくらいなら今でもできるけど、なあ妹」

妹「あう……う、うん」

兄「ほれ」ﾎﾟﾝ

妹「う……」

兄「どうした？」

妹「じゃ、じゃあ……失礼します」

兄「おう」

妹「んんっ！……ん、ふぅ……」

兄「おー、この感じ懐かしいなー」

妹「はぁ……はぁ……」

兄「妹もそう思うだろ？」

妹「う、うん……そうだ、ね……」

妹「……ん、んん……」

兄「妹？」

妹「……なに？」

兄（何かブルブル震えているような……）

妹「はぁ……」

兄（それに心なしか上気している気がする……）

妹「ぁ……」

兄「なあ妹……もしかして」

妹「っ！？」

兄「風邪引いているのか！？」

妹「ええ！？」

兄「大変だ母さん！　妹が風邪を引いているかもしれない！」

兄「体温計持ってきてくれ！」

母「まあ大変、体温計が無いわ！　仕方ないからお兄ちゃんのおでこで測ってあげて」

兄「なにぃ！？　仕方が無いな……」

妹「ちょ、ちょっと待って！　おでこで測ってもお兄ちゃんの体温がいくつかわからないから意味ないよ！」

兄「大丈夫だ、俺の現在の体温は約36.7℃」

母「流石は私の息子ね、自己管理がしっかり出来ている」

妹「どうして把握してるの！？　生活の落ち着いてきた新妻なの！？」

兄「妹……」

妹「兄さん……」

兄「……」ﾋﾟﾄ

妹「あ……」

兄「うーん……」

妹「……くん……くん……」

兄「妹？　どうした、そんなに鼻を鳴らして……」

妹「はぁ……すー、んん……ぁ」

兄「まさか……息苦しいのか！？」

妹「あ……あぁ……んんっ！　んっ……！」

兄「妹……？　た、大変だ！　妹が失禁した！」

母「お兄ちゃん、放心している妹をこのタオルで拭いてあげて」

兄「あ、ああ……用意がいいな流石は母さん」

母「お母さんは妹の部屋から替えの下着を持ってくるから」

兄「わかった！」

妹「……」

兄「妹……失禁するほど体調が悪かったなんて……」

兄「ごめんな、気づいてやれなくて」ﾌｷﾌｷ

妹「はぁ……、……」

兄「呼吸に乱れはなさそうだな……でも、濡れたままの服をスカートを着ているのは良くないな」

兄「脱がすぞ、って聞いてないか」

兄「ん？　パンツの中に何か、入って……しかも、ブルブル震えているぞ」

兄「これって……ロー」

妹「ぅ……わ、わぁあああ！」

妹「み、見た……？」

兄「ああ、見た」

妹「少しは取り繕おうよ！」

兄「見てしまったものは仕方ないじゃないか、ローター娘」

妹「変なアダ名付けない……でっ、んぁ！」

兄「大変肝の据わった妹が誇らしい反面、非常に複雑な心境だ」

妹「ち、ちがっ……私は好きでこんなことしてるわけじゃ……」

兄「違うのか？」

妹「……見られちゃったから、全部話さないと、だよね」

母「ここで良い知らせと悪い知らせがある」

兄「母さん！？」

妹「っ……！」

母「どっちから聞きたい？」

兄「こういう場合悪い知らせから聞くパターンというのを俺は知らない」

母「じゃあ良い知らせから、二人は今日同じ部屋で寝なさい」

妹「ええ！？」

兄「どこがどう良い知らせなのかよくわからないけど、悪い方は？」

母「妹の部屋が腐海に飲まれた」

妹「お母さんっ、私の部屋に入ったの！？　勝手に部屋の中イジらないでって言ってるでしょ！」

母「ごめんなさーい」

兄「ははは、母さんも困ったものだ」

母「さ、妹は体力使っちゃったからもうヘトヘトでしょ、兄に添い寝して貰いなさい」

妹「え……」

兄「母さん、妹が困ってるじゃないか」

妹「さ、先にお風呂入りたい、その……失禁しちゃったし」

母「そっちの理由なのね」

兄「風邪引いてるのに風呂なんてダメに決まっているだろ」

妹「あ、あれ？　私の様子がおかしい理由見たんじゃないの！？」

母「大丈夫よ、臭いはしないから、ちゃんと拭いてもらったんでしょ？」

兄「ああ、それにそもそもアンモニア臭はあまりしなかったがな」

妹「う……うぅ……///」

兄「じゃあ寝るか」

妹「う、うん……」

兄「電気消すぞ」

妹「あ、あの……やっぱり兄さんと同じベッドで、寝るの？」

兄「ああ、そうだけど？」

妹「お布団持ってきちゃダメ？」

兄「腐海に足を踏み入れてはならぬ」

妹「……頭が沸騰しちゃうかも……」

兄「どうした？」

妹「ううん……電気消していいよ、兄さん」

兄「ん、じゃあ俺もベッドに失礼して」

妹「あ……ぁ……」

兄「って妹！　寝るときにもローター付けたままなのか！？」

妹「ぅ……私も付けたくてつけてるわけじゃ……」

兄「ああ、そんなこと言ってたな」

妹「……うん」

兄「そんなに四六時中付けてて大丈夫なのか？　麻痺してきて気持よくなくなってくるだろ」

妹「別に、そんなことないけど」

兄（根っからの淫乱体質じゃないか……）

妹「あのね、さっきの話の続き……だけど」

兄「ん？　ああ、母さんが来る前にしてた全部話すとかいう」

妹「うん……」

妹「私ね……」

兄「……」ｺﾞｸﾘ

妹「ん……あっ……ふぅ！　んんんっ！」

兄「ど、どうした！？」

妹「こ、これが動いただけ、だから」

兄「いや、外せよ」

妹「無理……」

兄「どうして」

妹「私ね……調教されてるの」

妹「逆らえない身体にされちゃった、の……」

兄「調教って、あの、魅惑ワードナンバーワンの、あの？」

妹「うん、動物の方のじゃなくて、性的な方の」

兄「だ、誰だ！　まさか、男か！？」

妹「男……くん？　誰だっけ……？」

兄「違うのか……じゃ、じゃあ誰だよ！」

妹「……お母さん」

兄「母さんなら確かにやりそうだ、が」

兄「どういう経緯だよ！」

妹「私……洗濯する係でしょ？」

兄「あ、ああそうだな」

妹「それで、兄さんの洗濯物があって……」

兄「……」

妹「それ使って、その、オナニーしてたら///」

兄「今更そこに恥ずかしがるのか」

妹「そこをお母さんに見つかって」

兄「複雑だったろうな、母さん」

妹「『誰にもバラされたくなかったら言うことを聞け』って」

兄「それが母親のすることかよおおお！」

兄（この調子じゃ、毎晩大変な目にあってたんだろうな）

兄「妹、今日は大丈夫だ、俺が一緒に寝てやるから、安心しろ」

妹「兄さん……」

兄「こうやって二人で布団に潜ってると、昔を思い出すな」

妹「うん……」

兄「小さいころは、兄さんじゃなくて、お兄ちゃんなんて呼んでてさ」

妹「……///」

兄「……妹」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

妹「ひゃうっ！」

兄「あ、痛かったか？」

妹「ち、ちが……ちょっとイッちゃっただけ……」

兄「oh...」

妹「兄さん……」

兄「ん？」

妹「もっと触って……」

兄「ああ……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

妹「はあぁぁぁっ、そこだけじゃなくて……っ」

兄「そこだけじゃないって……」

妹「こっち……」ｸﾞｲｯ

兄「お、おい……」

妹「んん……っ、あっ、ああっ……兄さんの手……」

兄「……濡れてる、ってそれはずっと前からだったな」

妹「気持ち……いいよぉ」ｸﾆｸﾆ

妹「兄さんの指……ゴツゴツしてて気持ちいい」

兄「別にゴツゴツしてはいない」

妹「お母さんの指、細いから」

兄「まあ母さんに比べたらずいぶんと太いしゴツゴツしてるだろうな」

妹「兄さん、兄さん」ｸﾝｸﾝ

兄「妹……」

妹「兄さんの匂いを嗅いでるだけでイッちゃいそう」

兄「もう一回イッてるじゃないか……」

妹「そうだけど、また、い……イクっ……イッちゃう……っ！」

妹「んん～～～～っ！　はっ、あ……はぁ、はぁ……」

兄「……」ｺﾞｸﾘ

妹「ん……兄さん、大きくなってる」

兄「そりゃなるだろ、EDじゃないんだから」

妹「よかったぁ……」

兄「ちょっと心配されてた！？」

妹「だって……私、ずっと兄さんの事好きだったし……」

妹「露骨なくらいアピールしてたのに、全然手を出す気配なかったから」

兄「そりゃ妹、お前は妹だから……」

妹「うん……」

兄「……俺だって妹のこと好きだけどさ……めちゃくちゃにしたくなる時だってあった」

妹「兄さん……」

兄「でも、俺は妹の兄で、妹は俺の妹で……」

妹「でも……でも！」

兄「妹……？」

妹「私、お母さんに調教された、性的なことされたんだよ」

兄「……」

妹「それこそ、もう今さら……だよね」

兄「ああ……」

妹「ごめん、萎えちゃったね……兄さんの大きくしてあげる」

妹「あむ……ちゅ、ちゅ……ちゅぷ……痛くない？」

兄「ああ」

妹「本物は初めてだから、自信なくて……」

妹「続けるね、痛かったら言ってね？」

兄「ん」

妹「はむ……ん、ふー……ふー……ぷはっ」

妹「兄さんの匂いが鼻腔いっぱいに広がって……私、すぐにイッちゃいそう……」

兄「……それ見てるだけで、勃起するわ」

妹「わぁ、すごい……ごくっ、んんっ！　はぁ……また、イッちゃった」

兄「イキすぎだろ、絶倫なんてレベルじゃねーぞ」

妹「兄さん……私の方は大丈夫だから」

兄「さながらナイアガラだな」

妹「そこまで垂れ流しじゃない……」

兄「ごめん」

妹「私は、兄さんのことを想ってるときしか、こうならないんだから」

兄「っ……今の効いたわ」

妹「え？」

兄「やめてって言ってもやめないからな」

兄（とはいえ、妹の様子から見るに、俺のほうがもうやめてと叫ぶ気がする）

妹「兄さん……して？」

兄「ああ……挿れるぞ」

妹「んん……はぅ、いっ……た」

兄「え？　イッた？」

妹「痛い方……」

兄「処女だったのか……」

妹「うん……でも、嬉しい……」

兄「処女調教とはかなりの鬼畜だな、母さん」

妹「挿入しながら他の女の人の話、しないで……」

兄「母さんだろ？」

妹「余計駄目だよ……」

兄「確かに」

妹「あはは」

兄「……ローター、何の気なしに外したけど、良かったのか？」

妹「うん……兄さんとするときだけ外せって、言ってくれたから」

兄「……そっか」

妹「兄さん、ありがとう」

兄「ん？」

妹「もう大丈夫だと思うから……動いていいよ」

兄「……わかった、ゆっくりな」

妹「こんな時でも兄さんは優しくて、それだけでもイッちゃいそう」

兄（待ってる必要なかったんじゃないか？）

妹「ん……あぅ、兄さんの、ねぶるような腰の動き……すごいぃ……」

兄「もう少し速く動いてもいいか？」

妹「うん、いいよ……すっごく気持ちいい、から」

妹「あっ、ああっん……んっぅっうぅ……んあ！」

妹「激し……いっ！　膣壁……ゴリゴリ削れて、んぅ……兄さんの形にっ！」

妹「兄さん専用に！　作り変えられてっ！　ああぁっ、イク！」

妹「はぁ……はぁ……」

兄「悪い、とめられない！」

妹「あああ！　イッてる！　イッてるのにィ！　んぅぅあぁ！」

妹「キスっ、キスして！　兄さん！　キスして！」

妹「ん、ちゅ……ちゅ、ちゅ……嬉し……ん、あっあっああっ！」

妹「好き！　好き好きっ……大好きお兄ちゃん！」

兄「っ……」

妹「んっ……イッちゃう！　お兄ちゃんっ、んあぁ……！」

兄「くっ、射精る！」

妹「……」

兄「……」

妹「……しちゃった、ね」

兄「ああ……」

妹「兄さんがお腹の中にいるみたい……とってもあったかい」

兄「妹……」

妹「ん？」

兄「またお兄ちゃんって呼ばないのか？」

妹「……うん、だってこれからは大人の私で兄さんを愛したいから」

妹「絶頂する時だって、ね」

兄「……妹の身体はどこもかしこも大人だったけどな」

妹「も、もう……ばか///」

母「ふふ、どうやら上手く行ったようね」

母「私たちも兄妹だったし血は争えないわね、ふふふ……今夜は終わらないわよ、あなた？」

10ヶ月後、二人に新しい兄妹が出来るのは別の話

おわった