1 : (^p^)  ◆mPnfsti24Y - 2014/11/12 07:30:41.50 EXIIKp/d0 1/9

「自分の口に合わなかったら捨てる。」

「放置して腐ったら捨てる。」

「海に汚物を落とす。魚たちは普通に喰ってるらしいけどね、」

「そんな物がいきなり喋りだしたらどうする?」

「愛するか、捨てるか。」

「そんなところで俺が出会ったもの。」

「それはひどいことをする人間に与えられよう。」


【注意事項】

遅筆

面白くないかもしれない

「物」視点


元スレ
「人間はいつだって身勝手だ。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415745031/

2 : (^p^)  ◆mPnfsti24Y - 2014/11/12 07:42:05.25 EXIIKp/d0 2/9

「はぁ、はぁ」シコシコ

「ウッ、でるっ」ドピュルルルルッ

「…」

「拭こう」

ティッシュ「おうおう、まさかそんな赤子を殺すつもりかい?」

「!?」

ティッシュ「毎日毎日老人精液だって青年精液だって殺す身にもなれよ!」

ティッシュ「家に帰ったら毎日毎日シコシコシコシコやってんじゃねえよ!ボケが!!」

「い、いや、その ティッシュ「あぁ!?何だよ!」

「あ、あのその。あなt ティッシュ「ティッシュだよ!」

小さい精子「うわーーーん!!!」

ティッシュ「ああ、ほーれほーれ」シュッ!シュッ!

パラパラ…

精子「きゃっきゃっ」

「ほーらほーら」パラァ…

6 : (^p^)  ◆mPnfsti24Y - 2014/11/12 07:54:30.83 EXIIKp/d0 3/9

精子たち「きゃっきゃっ」

ティッシュ「お前は散々ひどいことをしてきた。」

「俺なんもしてないけど?」


ティッシュ「ああ、これを付け忘れた。 「物」にだ。」

「「物」…?」

ティッシュ「ああ、そこのコンビニ弁当を見てみろ」

「お、おう。」

クルッ

ご飯粒「くっ、ひっく、えぐ。」

「泣いてる…」

ティッシュ「ご飯粒、食べ物とかは食べてもらった方がいいんだ。」

「へー。」

ティッシュ「もちろん俺もな。でもな、精子は魂を元から持ってるんだ。」

ティッシュ「人間で言う俺は「殺人鬼」になってる。」

「…!」

12 : (^p^)  ◆mPnfsti24Y - 2014/11/12 08:15:16.09 EXIIKp/d0 4/9

「さ、殺人鬼…」

ティッシュ「人間だったら俺の目撃報告したら10000万ぐらい報酬がもらえるほどだろうな。」

「い、10000万!!!!!?????」

「マジ?」

ティッシュ「マジだな、例えだけど。」

海苔の佃煮「うわぁぁぁ!!!どろどろしてるよぉぉぉ!!!」

「ちょっとそこ五月蠅い」

13 : (^p^)  ◆mPnfsti24Y - 2014/11/12 08:24:22.13 EXIIKp/d0 5/9

パソコンデスク「ちょっと!私がベトベトして汚いわよ!拭きなさい!」

押入れ「ふぁぁ、おなかいっぱいいい…」

「ふ、ふみつけるなぁっ!」

精子「せーしせーし!」

「なんかいっぺんに着たら困る」

ティッシュ「ほれ、そこの空き缶!」

空き缶「…」ソーットソーット…チラッ

「あ、あいつは?」

ティッシュ「お前に口でイかされた奴だ」

空き缶「///」

「あ、あいつは!
俺が飲んでる時に顔に思いっきりブシャァって掛けた奴だ!!!」

ティッシュ「お前テクニシャンらしいな」

「俺はいたって普通に飲んでます」

14 : (^p^)  ◆mPnfsti24Y - 2014/11/12 08:27:42.21 EXIIKp/d0 6/9

ティッシュ「お前が物を大事にしないから口でイくんだ」

「白状しました、もう物を乱暴に扱いません。」ドゲザorz

ティッシュ「わかればいいんだ、わかれば。」





















男編 終了

18 : (^p^)  ◆mPnfsti24Y - 2014/11/13 04:40:23.89 No/ZE/9m0 7/9

ティッシュ編

最初、男と出会った時の話をしよう。

まず俺はスーパーに売ってる安物のティッシュだった、

皆ばかり売れていて、親友でさえも売られた、先輩も。

みーんなおれを無視する。店員も、ただ、素藤りしなかった人間がいた。

それが男だ、俺はレジに行って、皆にお別れをした後、スーパーを出た。

家に連れられ、しばらくは押入れだった。外から声が聞こえる。

「ハァハァ…うっ、でるっ!!」

「外だぞ!出撃いいいい!!!!」

「あ、れ…ここは…違う…卵子じゃない…ぐはぁっ!!」

「ごめんね、ごめんね…」

その声は俺の想像とは違う、にぎやかなところじゃない、ワハハと笑える場所じゃなかった。

そこに聞こえるのは精子たちの悲鳴と、他のティッシュの、ごめんね、ごめんね…という声だった…

「ティッシュがなくなった、確か押入れに入ってたよな…」

ピシャッ

そこから俺は殺人鬼と精子たちから恐れられた…

ティッシュ編 終了

20 : (^p^)  ◆mPnfsti24Y - 2014/11/13 04:53:06.62 No/ZE/9m0 8/9

母編

「また新聞紙でごみ造ったの?ほどほどにしなさい!」

子供「ゴミじゃないもん!」ビシャァ!!

「いたっ…こらーーーー!!!」

子供「うわあああああ!!!」ダッ

次の日ーーー

子供「う、うんー…」

ごはんよ!

子供「はぁーーーい!」

子供「あ」

子供「新聞紙ブレードがなくなってる!さては…

もう!ダメな子ね!よいしょ!ぽいよ!ぽい!(裏声)」

子供「とかやってたんじゃ…!」

カーペット「ホントにああいう母はダメだよなー!」

子供「ねー!っって!」

時計「そろそろ7時半だぞー」

子供「わかった、って!ゑ!?」

子供「カーペット…が喋った…?」

カーペット「そうだ、カーペット、マットとも言う。」

22 : ◆mPnfsti24Y - 2014/11/13 14:55:07.50 No/ZE/9m0 9/9

子供「じゃーさー、マット、おかーさんにいたずら…する?」

カーペット「いいぜ!」

<いつまでねてるのー?

子供「じゃあね!」

時計「ああ。」






新聞紙「ああ、俺の母、木さん…俺は紙としての人生を全うしました。」

新聞紙「今から母君のところに…(パカッ 子供「だーめ!」



新聞紙「…ああ、まだ俺の紙生は続くらしいです…」

子供「そんな落ち込まないの!いくよ!」

新聞紙「え…?」

子供「これから罠にかかったお母さんを説教しに行くんだから!」

新聞紙「?」

これから母は、物を大事にしましたとさ!

母編 完

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