苗木「うっ……」
苗木「ふぅ……」
苗木「……」
苗木(モノクマでヌくなんて……末期だな)
苗木(コロシアイ生活が始まって随分経った。今のところ奇跡的に犠牲者は出てないけど……)
苗木「性欲が……我慢、できくなってる」
元スレ
苗木「モノクマ……モノクマ……」シコシコ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1345119352/
苗木「くっ……」ムクムク
苗木(さっきヌいたばかりなのに、もうこんなに……)
苗木「どうしよう……こんな状態でもし誰かに会ったら……」
コンコン
苗木「!?」
苗木(だ、誰かが訪ねてきた!?)
苗木の部屋を訪れたのは……>>12
12 : 以下、名... - 2012/08/16(木) 21:24:37.21 isYr3kOG0 3/122ちーちゃん
千尋「あ、あの、苗木くん。いま、いいかな?」
苗木(ふ、不二咲さん!? どうしよう、いま、不二咲さんを見たら……)シコシコシコシコ
千尋「な、苗木くん? いないのかな……」
苗木「うっ……」
苗木「ふぅ……」
千尋「う~ん、いないみたい」
ガチャ
苗木「ご、ごめん。不二咲さん。待たせちゃったね」
千尋「あっ、苗木くん!」
苗木「えっと、何かボクに用かな?」
千尋「うん、あのね。この前話してたプログラムの事なんだけど……」
苗木「確か、アルターエゴだっけ?」
千尋「うん!やっと完成したんだ。だから苗木くんに見せたいと思って……えへへ」
苗木(か、かわいい……)ムクムク
苗木「その手に持っているノートパソコンにアルターエゴが?」
千尋「うん。ちょっと待ってて。いま準備を……」
苗木「そ、それじゃあさ。勃ったままもなんだし、ボクの部屋で見せてくれないかな?」
千尋「えっ、いいの?」
苗木「うん。今はそんなに散らかってないしね。ほら、入って」
千尋「そ、それじゃあ、お邪魔します」
苗木「……」
千尋「えへへ、苗木くんの部屋に入るの。初めてかも……」
苗木「あはは、そうだったかな」
千尋「えっと、じゃあ準備するね」ガチャガチャ
苗木「うん」
苗木(不二咲さん、かわいいなあ……)
苗木(ボクよりも唯一小柄の女の子だし……)
苗木(後ろから襲えば……イけるかな?)
苗木(そーと、そーと……)
千尋「う~ん、起動に少し時間がかかるなあ」
ギュ
千尋「へっ?」
苗木「不二咲さん……」ムギュ
千尋「な、苗木くん!?」
苗木(いい匂い……ああ、不二咲さん、不二咲さん!!)サワサワ
千尋「やっ、やめ……」
苗木(お尻やわらないなあ……スカートの上から触ってこれなら、直に触ったらもっと)サワサワ
苗木「……」ガザゴソ
千尋「ひゃっ!?」
苗木「凄い、凄い!素晴らしいよ!なんて柔らかいお尻なんだ!」サワサワサワサワ
千尋「はぅ」
苗木「もう、これは必要ないよね?」
千尋「!? だ、だめ! ぱ、パンツは」
苗木「えい」ヌギッ
千尋「あっ……」
苗木(さあ、そろそろ食べ……)
苗木「えっ」
千尋「あぅ……」ボロン
苗木「ふ、不二咲さんの股間から……なんで」
千尋「うぅ……だ、誰にも言わないで」グス
苗木「不二咲さん……キミは……」
千尋「お願い……」
苗木「素晴らしいよ!」
千尋「えっ」
苗木(モノクマすら性の対象に見える今のボクにとって男か女かなんて些細な問題だ。それよりも……)
苗木「男の娘とヤれるなんて……超高校級の幸運も捨てたもんじゃないね!」
千尋「な、苗木、くん……?」
苗木「不二咲さん!」
千尋「は、はい!」ビク
苗木「改めて……いただきます!」ハム
千尋「~っ!?」ビクン
苗木(凄い、ポークビッツみたいなサイズだけどちゃんと脈を感じられる)ジュルペロ
千尋「やと、あっ……」ビュ
苗木「んむっ……やっぱり、不二咲さんも溜まってたんだね」
千尋「はあ、はあ、な、苗木くん……もう、やめ……」
苗木「それじゃあ、今度はボクのを舐めて」ボロン
千尋「ひっ」
苗木「あはは、実はボク、身長は男子みんなの中で一番低いけどチン長は一番なんだ」ギンッ
千尋「こ、こっちに向けないで……」
苗木「言わば、【超高校級の肉棒】って感じかな」
苗木「さあ、早く……」ギンッ
千尋「やっ……いやっ……んむ!?」ズボッ
苗木「んっ……あっ、いいよぉ」
千尋「んむ、んぐっ……」ジュボジュボ
苗木「うん。一人でするよりずっと気持ちいいや」ドプッ
千尋「んっ……んむうう!?」ゴクリ
苗木「ふぅ……」
千尋「あっ、ああっ……」
苗木「あっ……」
千尋「うぅ……」
苗木(しまった、ヤりすぎたかな?やっぱり最初は優しくキスからした方が良かったかも)
苗木「ご、ごめん、不二咲さん。大丈夫?」
千尋「あぅ……」
苗木(ダメだ。呼び掛けても返事をしない。何か、他に刺激を……)
苗木(刺激……?ナニか思い付きそうだ)
――閃き穴グラム開始!――
る あ ふ な く っ ぁ
るあふぁなくっ
苗木(うん?)
あなるふぁなくっ
苗木(これは……)
あなるふぁっく
苗木(そうか!)
苗木「不二咲さん、ちゃんとごめんね」
千尋「あぅ……」
苗木「えい」ズボッ!!
千尋「!?」ビク!!
苗木「くっ!やっぱり締め付けが凄い!」パンパンパンパン
千尋「あ、あ、あ……」ズボッズボッ
苗木「不二咲さん!しっかりして!不二咲さあん!!」パンパンパンパンパンパンパンパン
千尋「……」ズボッズボッズボッズボッ!!
苗木「くぅう……でる!!」ドプッ!!
千尋「」 ビクンビクン
苗木「はあ、はあ……ふぅ」
苗木(よし、十分刺激は与えた筈だ。これで不二咲さんも意識を取り戻し……)
千尋「」ビクンビクン
苗木「えっ?」
苗木「な、なんで……不二咲さん!?」ユサユサ
千尋「」ドロッ
苗木「くっ、体を揺さってもアナルからボクの出した精子しか出てこない……」
千尋「」
苗木「どうして、不二咲さんがこんな目に……」
苗木「クソ!モノクマめ!!絶対に許さないぞ!!」
苗木(あいつが悪いんだ。ボクらを監禁して、性欲を発散できなくしたモノクマが悪いんだ!)
苗木(許せない……モノクマ)ムクムク
アルターエゴ「ご、ご主人たま?」
苗木「!?」
苗木(不二咲さんのパソコンに不二咲さんの顔が!?)
苗木「もしかして、キミがアルターエゴ?」
アルターエゴ「は、はい。あの、ご主人たまが倒れてるみたいですけど、何が……」
苗木「……」
アルターエゴ「えっ?」
苗木「……」シコシコシコシコ
アルターエゴ「あの……」
苗木「うっ!!」ドプッ
アルターエゴ「ひっ!?」ドロッ
苗木「……ふぅ」
――――
――
苗木(とりあえず、気を失った不二咲さんと、何故かエラーを起こしたアルターエゴはボクの部屋に置いてきた)
苗木(もしかしたら目が覚ますかもと思って応急処置として不二咲さんのアナルに動くこけしを入れおいたけど、大丈夫かな)
苗木「いや、きっと大丈夫だ。不二咲さんを信じよう」
苗木(さて、これからどうしようかな。時間もあるし、そうだ!>>110のところに行ってみよう)
再安価>>125
125 : 以下、名... - 2012/08/16(木) 23:03:10.55 aO4tJTRG0 20/122モノクマ
苗木(不二咲さんをあんな目に合わせたモノクマは絶対に許さない!)ムクムク
苗木(刃向かったら殺されてしまうかもしれないけど、それでもボクは、あいつを許せない)
苗木(でも、モノクマってどこに居るんだろう)
苗木(いつも神出鬼没だし……呼んだら案外出てくるかも)
苗木「よし」シコシコシコシコシコシコ
苗木「おい!モノクマ!」
モノクマ「は~い、呼んだ?」
苗木「くらえ!えい!」ドプッ
モノクマ「えっ」ドブチャ
苗木「やった!」
苗木(不二咲さん、一矢は報いたよ)
モノクマ「」プスップスッ……
苗木「あれ?モノクマ?」
モノクマ「」
苗木「おーい」ツンツン
苗木「反応しない……」
苗木(もしかして、ボク……モノクマをやっつけちゃった?)ムクムク
モノクマ「酷いよ!苗木くん!呼んでおいていきなりぶっかけ……」
苗木「うわっ!?」ドプッ
モノクマ「」ドブチャ
苗木「に、二匹目!?モノクマは一匹じゃなかったんだ……」
モノクマ「」プスップスッ
苗木「でも、二匹目も倒しちゃった」
苗木「……」ムクムク
苗木「……」シコシコ
苗木「……えっと、モノクマ。まだ居る?」
モノクマ「もう!何度も何度もぶっか」
苗木「えい」ドプッ
モノクマ「」ドブチャ
苗木「よし、三匹目!」
苗木(もしかしたら、このままモノクマがいなくなるまで撃ち続けたら、倒せる?)
苗木「よし……」ゴクリ
苗木「……」シコシコ
苗木「……」シコシコシコシコ
苗木「くっ……」シコシコシコシコシコシコ
苗木「……まだだ!」シコシコシコシコシコシコシコシコ
苗木「おい!モノクマ!出てこい!」
モノクマ「うぷぷ。そう何度も同じ手にはひっかからないよ!」
モノクマ2「同時に出てくれば当たらないよ!」
モノクマ3「残念だったね!」
苗木「それは違うよ」
モノクマ「「「えっ」」」
苗木「上に撃てば精子は拡散する!えい!」ドッパッアア!
モノクマ「「「ひっ」」」ドブチャ
三時間後
苗木「はあ、はあ……」シコシコ
モノクマ「も、もう、やめ……」
苗木「くっ」ドピュ
モノクマ「」ビチョ
苗木(流石に、これ以上はきつい……)
モノクマ「」プスップスッ
苗木(数は数えてないけど、もう四桁は葬った気がする。おかげで辺り一面、スルメ臭いや)
苗木(よし、もうひと頑張り……)シコシコ
苗木「おい!モノクマ!次はまだか!?」
江ノ島「やめたげてよぉ!」ガシッ
苗木「えっ、江ノ島さん!?」ドピュ
江ノ島「うぅ……」ビチョ
苗木「ご、ごめん!江ノ島さん、顔に……」
江ノ島「うぅ……」
苗木「くっ!おいモノクマ!お前が出てこないからボクの精子が江ノ島さんにかかったじゃないか!?早く出てこい!」
江ノ島「……ない」
苗木「江ノ島さん?何か言った?」
江ノ島「モノクマ、もう……ない」
苗木「えっ?」
江ノ島「もう全部アンタにシロクマにされちゃったのよ!?」グス
苗木「ええ!?江ノ島さん!?な、なんで泣いて……」
江ノ島「どんだけ出すのよ……絶望的すぎよ」
苗木「それは違うよ!よれを言うなら絶倫的だよ!」
江ノ島「うっさい!」
苗木「ご、ごめん」
苗木「でも、どうしてキミがモノクマの数を……まさか!?」
江ノ島「うぷぷ、そう!私様こそが超高校級の絶ぼ」
苗木「えい」ズボッ
江ノ島「んむ!?」ジュボ
苗木「そうかキミが……よくも、よくも不二咲さんを!」ズボッズボッ!!
江ノ島「そ、それはアンタがアナルファックしたのが原い……んぐっ」ジュボジュボ
苗木「言い訳なんか聞かない!」ズボッズボッズボッ!!
江ノ島「んぐっ、んむっ……!?」ジュボジュボ
苗木(凄いや……不二咲さんの口も良かったけど、江ノ島さん口も吸い付きがいい!!)ズボッ!!ズボッ!!
江ノ島「んぐがっ、んむぎ……」ジュボジュボ
苗木(それに……)モミモミ
江ノ島「!?」
苗木「あれれ?おかしいな。江ノ島さんってこんなにおっぱい大きかったっけ?」モミモミモミモミ
江ノ島「あ、あれば残姉ちゃ……んぐっ」ジュボジュボ
苗木(つまり、江ノ島さんが二人居るという事……?双子か何かなのかな……)モミモミモミモミ
苗木「うっ、出る……」ジュボ!!ジュボ!!
江ノ島「ま、待って!あんな量、口に出されたら洒落にならな……」
苗木「うっ」ドッパッアア!!
江ノ島「あがが……んが」ゴクゴク
苗木「ふぅ……」
江ノ島「あばば……」
苗木「しまった!出しすぎて江ノ島さんが精子で窒息しかけてる!?」
江ノ島「あっ、がっ……」
苗木「江ノ島さん!早く飲み込んで!」
江ノ島「あっ……」
苗木「ダメだ、意識がなくなりかけている……なんとか精子を全部喉に流しこまないと」
苗木(棒のようなナニかがあれば、江ノ島さんの喉に突っ込んで飲み込ませる事ができるのに……)
苗木(棒のようなナニか……待てよ?ナニか、思い付きそうだ)
――閃き穴グラム開始!――
す に ぺ
ぺ す に
苗木(あともう少し……)
ぺ に す
苗木「そうか!わかったぞ!」ムクムク
江ノ島「あ、が………」
苗木「ちょっと我慢してね、江ノ島さん」ギンッ!
苗木「えい!!」ズボッ!!
江ノ島「あがっ!?」
苗木「江ノ島さん!江ノ島さん!いいよぉ、江ノ島さんのおっぱい!」ちゅるぺろ
江ノ島「」ビクンビクン
苗木「ほら飲み込んで!ボクの精子を!ほら!」ズボッ!!ズボッ!!
江ノ島「んぐと……」ゴク、ゴク……
苗木(よし、ちゃんと飲み込めてる……)
苗木「それじゃあ、追加の分もいくよ!うっ」ドッパッアア!!
江ノ島「んが!?……んぐ、んぐ、んぐ」ゴクリ
苗木「……ふぅ」
苗木「なんとか、助かったみたいだね。キミにはまだ色々と聞きたい事があるんだ。死んじゃダメだよ」
江ノ島「」グター
苗木「……聞いてるの?」
苗木「……」
江ノ島「」グター
苗木「黙りこんだってダメだよ」
江ノ島「」グター
苗木「くっ……キミはどこまで絶望的なんだ!」
江ノ島「」グター
苗木「……上の口がダメなら、下の口で喋って貰うしか、ないよね」サワサワ
江ノ島「!?」ビクン
苗木「……」パンパンパンパンパンパンパンパン
江ノ島「んっ」
苗木「……」パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
江ノ島「な、苗木……」
苗木「出すよ」パンパンパンパン
江ノ島「っ!? こ、これで何回目だと思って……」
苗木「うっ」ドッバアアアアアアアアアン!!
江ノ島「ああっ……あがっ」ビクンビクン
苗木「ふぅ……江ノ島さん、少しは反省した?」
江ノ島「」ビクンビクン
苗木「だから黙ってたらダメだって」ムクムク
ズボッ!!
江ノ島「」ビク
苗木「……」パンパンパンパン
――――
――
苗木「ふぅ……今日はこれくらいにしておくよ」
江ノ島「」ピクッ、ピクッ
苗木「でも信じられないよ。キミが、黒幕だったなんて……」
江ノ島「」ピクッ、ピクッ
苗木「当分は、ボクの部屋に居てもらうよ。もう、コロシアイなんてさせない!」
江ノ島「」ピクッ
苗木(とりあえず、江ノ島さんは身動きの取れないよう縛って、下の口に動くこけしを突っ込んでおいたけど……)
苗木「う~ん、江ノ島さんと不二咲さんの二人をベッドに寝かすとボクの寝る場所がないなぁ」
苗木(さてと、う~ん……ボクの寝床、どうしようかな)
苗木(江ノ島さんや不二咲さんの部屋を借りるって手もあるけど……)
苗木(他の人に見つかるとマズいし……)
苗木(そこらで寝るのも危険かな……)
苗木(う~ん)
苗木(ダメもとで>>236の部屋に泊めて貰えないか、聞いてみようかな)
236 : 以下、名... - 2012/08/17(金) 01:01:59.94 4fTvCp4D0 35/122セレス
コンコン
セレス「どなたですか?」
苗木「苗木だよ」
セレス「あら、苗木くん?こんな時間にどうしたのですか?」
苗木「あはは、実はセレスさんにお願いがあって……」
セレス「……? なんでしょうか」
苗木「あのセレスさん。今晩だけ、泊めてもらってもいいかな。」
セレス「はい?」
苗木「実は今日、寝床がなくて……」
セレス「寝床がない?自分の部屋を使えばよろしいではないですか」
苗木「あはは、ちょっとした事情があっていま自室が使えないんだ」
セレス「事情?」
苗木(どうしよう……本当の事は話せないし)
苗木「えっと、ごめん。事情は話せないんだ」
セレス「しかしそれで泊めてくれなどと……」
苗木「ぼ、ボクは! 今日一晩、セレスさんと過ごしたいんだ」
セレス「!?」
苗木「ダメ、かな?」
セレス「わ、私と一晩過ごしたいと……あなたは本当にそう思っているのですね?」
苗木「う、うん……」
苗木(股関の苗木クンもそろそろ落ち着いてきたから、一緒の部屋にいても不二咲さんの時みたいにはならないと思うけど……)
セレス「……わかりました」
苗木「えっ?」
ガチャ
セレス「さあ、早く。誰かに見つかると面倒ですから……」
苗木「あ、ありがとう!セレスさん!」ムクムク
苗木「へえーセレスさんの部屋ってこんな風になってるんだ」
セレス「部屋のレイアウトは皆さんと殆ど変わらないと思いますけど?」
苗木「ううん、ボクの部屋と全然違うよ。何だか、いい匂いもするし……」
セレス「そ、そうですか」
苗木「あれ?」
セレス「何か?」
苗木「あ、いや……セレスさんって、やっぱり寝る時はウィッグ取るんだね」
セレス「まあ、付けたまま眠れませんしね」
苗木「へえー」ムクムク
苗木(いつものセレスさんも綺麗だけど、ウィッグを取ったらまた違う魅力があるなぁ)ムクムク
苗木(なんていうか、素朴な感じがいい……かわいい)ムクムク
苗木(山田クンが言うギャップ萌ってこういう事なんだ)ムクムク
セレス「苗木くん?」
苗木「な、なに?」
セレス「さっきからぼーっとしてましたけど……具合でも悪いのですか?」
苗木「そ、そんな事ないよ!セレスさんが可愛いかったからつい見とれて……」
セレス「えっ?」
苗木(しまった!つい……)ムクムク
セレス「な、何を……!」
苗木(このままじゃ気まずくなる……こうなったら!)
ギュ
セレス「えっ……?」
苗木「セレスさん……」
セレス「な、苗木くん!あなた何を……んむっ!?」
苗木「んっ……」
苗木「ぷは……セレスさん」
セレス「い、いまキスを……」
苗木「したよ?」
セレス「~っ!?」
苗木「言ったよね、ボクは今晩、キミと過ごしたいって」
セレス「こ、こんな事!私は許して」
苗木「それは違うよ……」サワサワ
セレス「ひゃ」
苗木「セレスさん……夜中に異性を部屋に招き入れた時点でこうなる事くらい、分かってたよね?」サワサワ
セレス「そ、それは……」
苗木「いい、よね……?」
セレス「苗木くんのくせに……」
苗木「……」サワサワ
セレス「やっ、そ、そこは……! んっ」
苗木(よし、なんとか気まずくなるのを防げた!)
苗木(でも下の苗木クンがまた元気になったのは誤算かな……)
苗木(本当はキスだけして場を和ますだけに留めたかったけど……)ガチャガチャ
セレス「な、なんでズボンを脱いで……ひっ!?」
苗木「仕方ないよね」ギンッ!
セレス「な、な、苗木くん!!?」
苗木「ああ、セレスさんはこっちの苗木クンとは初めましてだったね」
セレス「な、何を……」
苗木「ナニって、ナニだよ?」
苗木「それじゃ、いくよ」
セレス「ま、待って」
苗木「ずっと我慢してたんだよ?でもそろそろ苗木クンも限界で……」
セレス「待てっつてんだろうが!!このビチクソがああああああああああああ!!!!」
苗木「なっ」ビク
苗木「あっ」ドピュ
セレス「……」ビチャ
苗木「……」
セレス「……」ドロッ
苗木「その、ごめん……」
セレス「苗木くん」
苗木「は、はい!」
セレス「わ、わたくしはあなたとそういう関係を結ぶのは別に……構いません」
苗木「!?」ムクムクムクムク
セレス「い、今はそのおぞましいモノをしまいなさい!」
苗木「ごめん……」
セレス「ごほん、続けますが……その、そういう関係を結ぶ前にあなたに聞きたい事があります」
苗木「何かな?ボクに答えられる事ならなんでも言うよ」ウズウズ
セレス「苗木くんは……わたくしを異性として意識している、という事ですか?」
苗木「えっ?」
苗木(それはさっき見せた下の苗木クンが証明してる筈なのに……セレスはまだナニか納得してあない?)
苗木(セレスさんを納得させる言葉……それは)
○付き合ってくれ
○好きだ
⇒○結婚してくれ
苗木(これだ!)
苗木「セレスさん」ギュ
セレス「な、苗木くん!? まだ答えを聞いてな……」
苗木「結婚しよう」
セレス「えっ?」
苗木「この学園から出たら、ボクと結婚しよう」
セレス「きゅ、急になにを……んむっ」
苗木「んっ……これが、ボクの示す証拠だよ。まだ、証明できないかな?」
セレス「……少し強引すぎだとは思いますが、まあ、いいでしょう。合格です」
苗木「セレスさん、顔赤いよ?」
セレス「うっせええ!ビチク……んむ」
苗木「んっ……」
セレス「苗木、くん……」ギュ
苗木「セレスさん……」
――――
――
苗木「……んっ、もう朝か」
モゾモゾ
苗木「ん?」
セレス「苗木、くん……んっ」
苗木「寝言か……あはは、なんだか意外な一面を見ちゃった」ナデナデ
セレス「んっ……」
苗木(起こしたら不味いし、先に部屋から出ようかな。今の時間なら、誰かに見られる事もないだろうし……)
苗木「それじゃ、またね。セレスさん」チュ
セレス「んん……」
苗木「さてと、行くか……」
苗木(昨日、セレスさんとあんなに楽しんだのに……朝になったらもう苗木クンが元気になってる。自室に戻って江ノ島さんで少し発散しようかな)
苗木「う~ん……」パンパンパンパン
江ノ島「あっ、あっ……」
苗木「一晩中動くこけしを入れっぱなしは失敗だったかも……少し緩くなってる」パンパンパンパンパンパンパンパン
江ノ島「あっ、あっ、あっ」
苗木「やっぱり、セレスさんが最高だった。愛し合ってるから気持ち良かったのかな。どう思う?江ノ島さん」
江ノ島「あっあっ、……」
苗木「さっきからそればかり……何も答えないし、股も緩い本当に、どこまで絶望的なんだ」ドッバアアアアアアアアアン!!
江ノ島「」ビクンビクン
苗木「……ふぅ」
苗木「さて、今日はどうしようかな……」
苗木「あれ?でも黒幕だった江ノ島さんはもう再起不能だし……これから本当にどうなるんだろう」
江ノ島「」グター
苗木「ねえ、江ノ島さん。ボクたちはどうなるのかな?」モミモミ
江ノ島「」ピクッ
苗木「黒幕が消えた今、この学園に居る理由もなくなったんだし」ペロレロ
江ノ島「」ピクッピクッ
苗木「聞いてる?」チクビギュ!!
江ノ島「ひゃい!?」ビクン
苗木「まだ、反省が必要みたいだね。とりあえず今日はこけしなしでこの部屋に居てもらうよ」
江ノ島「ま、待って!こけし!こけしは取らないで……」
苗木「……」チクビギュ!!
江ノ島「はひっ……」ビクンビクン
苗木「さて、今日は何をしようかな」
苗木(黒幕が消えた事は誰かに相談すべきだよね……)
苗木(舞園さんも早く外に出たがってたみたいだし……)
苗木(それにもう一人の江ノ島さんも気になる)
苗木(彼女は恐らく、本物の江ノ島さんに命じられてボクたちに紛れてたんだ。だとしたら危険だ……)
苗木(う~ん、問題はたくさんあるな)
苗木(とりあえず、>>388に会いにいこう)
388 : 以下、名... - 2012/08/17(金) 11:18:47.64 tCg47sO20 53/122ちーちゃんがいないことに気づく
苗木「あれ?そういえはば不二咲さんがいないな……」
苗木(そっか、きっと応急処置の動くこけしが効いて目を覚ましたんだ。良かった)ホッ
苗木(不二咲さんのお尻……気持ちよかったなあ)ムクムク
苗木「はあ、はあ……」シコシコシコシコ
苗木「うっ」ドピュ
苗木「……ふぅ」
苗木(うっ……また勃ってきた。さすがは不二咲さんのお尻だ)ムクムク
苗木(こんな状態じゃ誰にも会えないし……仕方ない。また発散しよう)
江ノ島「えっ、きょ、今日はもう終わりじゃ……」
苗木「えい」ズボッ!!
江ノ島「あひぃ!?」ビクン
苗木「……う~ん、やっぱり不二咲さんのお尻ほどじゃないかな」パンパンパンパンパンパンパンパン
江ノ島「」ビクンビクン
苗木「ふぅ……」
江ノ島「」ピクッ
苗木「最後にひともみ」モミモミ
江ノ島「んっ」
苗木「そして締めに一握り」チクビギュ!!
江ノ島「ひゃい!?」ピクッピクッ
苗木「少しはすっきりしたかな……」
苗木「さて、気を取り直して>>407に会いに行こう!」
407 : 以下、名... - 2012/08/17(金) 11:44:04.33 3ZmV7ssk0 57/122きりきりさん
苗木「そうだ、霧切さん黒幕の件を相談してみよう!彼女ならきっと頼りになるだろうし」
苗木「でも、霧切さんも普段どこに居るか分からないんだよなぁ」
苗木「この時間だと自室に居る人は少ないし……」
苗木「霧切さんの居場所……」
苗木(霧切さん……霧切さん……はあ、はあ)ムクムクムクムク
苗木「霧切さんの太もも……」シコシコシコシコ
苗木「霧切さん……霧切さん!」シコシコシコシコシコシコ
霧切「呼んだかしら」
苗木「うわっ!?」ドッバアアアアアアアアアン!!
霧切「えっ」
霧切「きゃ!?」ドブチャア!!
苗木(し、しまった!?)
霧切「……」ボタッ、ボタッ
苗木「だ、大丈夫?霧切さん」
霧切「……」ボタッ、ボタッ
苗木「ご、ごめん……霧切さんの事を想ってつい」
霧切「……」ボタッ
苗木「あの……霧切さん?」
霧切「……」フラッ
バタッ
苗木「き、霧切さん!?」
――――
――
霧切「くっ……」
苗木「あっ、気がついた?」
霧切「苗木、くん……?ここは……」
苗木「保健室だよ」
霧切「保健室? どうして私が……」
苗木(もしかして、覚えていない?)
苗木「多分、モノクマの仕業だよ」
霧切「モノクマが?」
苗木「廊下を歩いてたらモノクマの笑い声が聞こえきて、行ってみたらそこで霧切さんが倒れていたんだ」
霧切「そう、だったの……」
霧切「苗木くんが、運んでくれたの?」
苗木「うん。霧切さん、軽いからボクでも運べたよ」
霧切「そう、ありがとう……苗木くん」
苗木「お礼なんていらないよ。霧切さんにはいつもお世話になってるからね」
霧切「ねえ、苗木くん。いいかしら?」
苗木「なに?」
霧切「服も着替えてるんだけど、これもあなたが?」
苗木「そ、それは!?」
苗木(不味い、精子まみれじゃまずいから霧切さんの服を脱がしてランドリーで洗って、保健室にあった適当な服を着させたけど、怪しまれる!)
霧切「まあ、あなたが寝ている異性の服を勝手に脱がすなんて、できる訳ないわね」
苗木「あ、ははは……たまたま通りかかった朝日奈さんに手伝って貰ったんだ」
霧切「彼女にも礼を言わないとね」
苗木「だ、大丈夫だよ!?あ、朝日奈さんにはボクから言っておくから!」
霧切「何を慌ててるの……?」ジー
苗木「あ、慌ててなんかいないよ!」
霧切「……くす」
苗木「えっ?」
霧切「あなたの反応は見てて飽きないわ。苗木くん」
苗木「も、もう……からかわないでよ」
苗木(よし、なんとか誤魔化せた)
霧切「ずっと、ここに居てくれたの?」
苗木「うん。ほら、今は一人で無防備だと危険だし……」
苗木(モノクマが霧切さんを襲ったって嘘をついたから、黒幕が消えてコロシアイが終わった事は今は話せないな)
霧切「そう……」
苗木(それにしても、霧切さんの寝顔を見れるなんて……これも超高校級の幸運のお陰かな?)
霧切「じゃあ、これも見られちゃったわね」
苗木「……っ ごめん」
苗木(精子まみれになった霧切さんの手袋も勝手に取って選択したけど……)
霧切「こっちこそ、気持ち悪いものを見せて、悪かったわね」
苗木「それは違うよ」ギュ
霧切「な、苗木くん!?は、離しなさい!」
苗木「離さないよ」ギュ
霧切「な、なんで……」
苗木「霧切さんの手は気持ち悪くなんかないよ!」
霧切「嘘ね。こんなグチャグチャの手……」
苗木「暖かい」
霧切「えっ」
苗木「霧切さんは手はちゃんと暖かいし、脈も感じられる。気持ち悪くなんか、ないよ」
霧切「苗木くん……」
苗木「だから、そんな自分を傷つけるような事を言っちゃダメだよ」ギュ
霧切「……」
苗木「わかった?」
霧切「……ええ」
苗木「そっか、なら良かった……」
霧切「苗木くん……」
苗木「なに?」
霧切「……あなたって、意外と大胆ね?」
苗木「ええっ!?な、なんの事?」
霧切「二人きりの部屋で、異性の手を握ってくるなんて……」ギュ
ドサッ
苗木「あ、あの、霧切、さん……?」
苗木(お、押し倒された……!?)
霧切「ここまでするば……後は分かるわね?」
苗木(こ、これってもしかして……)
○セクロス
⇒○性交
○合体
苗木「そうか!分かっ……んむ!?」
霧切「んっ……これはさっきのお礼よ」
苗木(ま、まだ何も言ってないのに……)
苗木「あ、あの、霧切さん?」
霧切「なに?」
苗木「こ、こういうの、慣れてるの?随分と手際が……」
ギュ
苗木「へ?」
霧切「……これで、分かるでしょ?」
苗木(震えて、る……?)
霧切「初めてよ。男性とキスするのも、手を握るのすら……苗木くんは?」
苗木「えっ?」
霧切「あなた、言動は慌ててる割には随分と体は落ち着いてるけど……」
苗木「ま、まさか!?ボクだって緊張してるよ!こ、こんな事、慣れてないし……」
苗木(昨日、不二咲さんのアナルで童貞捨てたばかりだから一応、慣れてないって言っても嘘じゃないよね)
霧切「そう、良かった。苗木くんにリードされるのは少し癪だから」
苗木「そ、そんな」
霧切「くす、嘘よ。んっ」
苗木「んむ……」
霧切「ぷはっ……あなたの反応が可愛くて、ついからかってしまうわ」
苗木「霧切さんだって、可愛いよ」
霧切「!?」
苗木「霧切さん……」ギュ
霧切「なっ」
ドサッ
苗木「あはは、これで形勢逆転だね」
霧切「不意打ちなんて卑怯よ!……それに、苗木くんのくせに生意気よ」
苗木「霧切さん……」サワサワ
霧切「ど、どこを触って……んっ、く」ピクッ
苗木「いい、よね?」
霧切「……きて、苗木くん」
――――
――
霧切「……苗木くんのけだもの」
苗木「なっ!?」
霧切「あんなにがっつかなくてもいいじゃない……」ズキズキ
苗木「ご、ごめん……慣れてないから勝手が分からなくて」
苗木(セレスさんの時は優しめだったから、霧切さんとは激しくしてみたけど……やっぱり最初は優しくヤった方がいいみたいだ)
霧切「ま、まあ、いいわ。それだけあなたが私を愛してくれてる証拠だし……」
苗木「あはは、ありがとう」
霧切「ねえ、苗木くん」ギュ
苗木「なに?」
霧切「この学園を出ても、あなたは私の傍にいてくれるかしら?」
苗木「勿論だよ!」
霧切「即答なんて……あなたらしいわね」
苗木「ボクなんかが霧切さんの傍に居られるなんて、光栄だよ」
霧切「あなたも、人のこと言えないわね」
苗木「えっ?」
霧切「私には自分を傷つけるような事は言うなと言っておきながら、自分ば自分を過小評価している」ムギュ
苗木「き、霧切さん?」
霧切「私にはあなたが必要なの……苗木くん」
苗木「!?」
霧切「だから、自分を過小評価するのは止めなさい」
苗木「う、うん……」
苗木(あれ、でもどうしよう……セレスさんと学園を出た後に結婚するって約束したけど……)
霧切「苗木くんと一緒……ふふ」
苗木「あの、霧切さん。さっきの一緒に居るって言った件だけど……」
霧切「口証は取ったわよ?」
苗木「えっ?」
霧切「今更、なかった事にするなんて却下するわ」
苗木「そ、そんな事ないよ!ボクと霧切さんは学園を出ても一生一緒だよ!」
霧切「!?」
苗木(し、しまった……い、勢いに任せてボクはなんて事を……)
霧切「その言葉も、口証、取ったわよ……」モジモジ
苗木「う、うん」
苗木(ま、まあ、でも……霧切さんとは結婚する約束まではしてないからセーフだよね。そうだよ、セーフだよ!前向きに考えよう。それがボクの取り柄なんだから!)
苗木の部屋
苗木「う~ん、やっぱりこうやって比べると霧切さんは最高だったね」パンパンパンパンパンパンパンパン
江ノ島「あ、あ、……」
苗木「普段クールな霧切さんがあんなに恥ずかしいがって……素晴らしいよ!」パンパンパンパンパンパンパンパン
江ノ島「ん、んん……」
苗木「それに比べてキミは……はあ」パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
江ノ島「あ、あ、あ、ん……」
苗木「同じ反応、緩い股、腐抜けた顔……どれも絶望的すぎるよ!」ドッバアアアアアアアアアン!!
江ノ島「あひ、……はひ……」ピクッピクッ
苗木「……ふぅ」
苗木(そろそろ、元気だった苗木クンが萎木クンになってきたな。性欲を発散できたお陰かな?)
苗木(今日はまだ時間があるし……)
苗木(今の状態なら誰も襲わないから大丈夫かな……)
苗木(よし!>>488に会いに行こう!)
488 : 以下、名... - 2012/08/17(金) 14:32:59.83 H4DsUXq60 74/122朝日奈
プール
苗木「あっ、やっぱりいた」
朝日奈「あれ?苗木がプールに来るなんて珍しいね」
苗木「あはは、何となく泳ぎたくなって……ほら?この閉鎖環境で水の中は別じゃない?」
朝日奈「うんうん!分かるよ~!よし、苗木!私と一緒に泳ごうよ!」
苗木「いいの?でもボク、朝日奈さんみたいに泳ぐの速くないし……」
朝日奈「そんなの関係ないよ!速く泳ぐ事だけが水泳の楽しみじゃないしね」
苗木「それなら、うん。一緒に泳ごうか。はあ、はあ」ムクムクムクムク
苗木「ふぅ……やっぱり泳ぐのっていいね」バシャバシャ
朝日奈「でしょ?」バシャバシャ
苗木「なんだか、水に浮いてるだけで解放された感じがするよ」プカー
朝日奈「うんうん……ひっ!?」
苗木「朝日奈さん、どうかした?」
朝日奈「な、苗木!?そ、それ……」
苗木「それって、どれ?」
朝日奈「な、何、それ……」
苗木「ああこれ?何って……それは」
苗木「ナニだよ」ボロン
苗木「朝日奈さん、朝日奈さん!!」ハア、ハア、ハア、ハア、ハア
朝日奈「ひぃ」
苗木「苗木クンがやっと萎木クンになったと思ったんだけど……あはは、ダメだったよ」
朝日奈「ち、近寄らなあで……」
苗木「朝日奈さん、朝日奈さん」シコシコシコシコ
朝日奈「うぅ……いやあ!!」ザバッ
苗木「逃がさないよ!」ドッバアアアアアアアアアン!!
朝日奈「きゃあ!?」ドベチョ
朝日奈「な、なにこれ!?身動きが取れない……」ドロォ
苗木「なかなか水で落ちないからね。苗木クンの樹液は」
朝日奈「ひっ」
苗木「さあ、朝日奈さん。ボクと一緒に……」
朝日奈「いやああ!!助けてさくらちゃあああああああん!!」
さくら「朝日奈アアアアアアアアアア!!」
苗木「えっ」
さくら「ぬおおおおお!!!」
ゴスンッ!!!
苗木「がっ、はっ……」
さくら「朝日奈よ、無事か?」
朝日奈「うわあああん、さくらちゃあああああああん!!」ギュ
さくら「まさか苗木があのような事を……」
苗木「」ピクッ、ピクッ
朝日奈「怖かったよぉ、さくらちゃん……」グスッ
さくら「安心しろ、朝日奈よ。もう大丈夫だ」
朝日奈「うん……」
朝日奈「ねえ、苗木は……?」
さくら「安心するがいい。まだ息はある」
朝日奈「そっか、良かった……」
さくら「あんな事をされても、苗木の事を案ずるか」
朝日奈「そうじゃないよ!もし苗木が死んじゃったらさくらちゃんがクロになっちゃうから」
さくら「優しいな、朝日奈は」
朝日奈「さくらちゃんは大切な友達だから……」
さくら「ふふ、そうか。苗木の事は我に任せて、先に更衣室で着替えてきてはどうだ?」
朝日奈「うん、そうする」
苗木「」ピクッ、ピクッ
女子更衣室
朝日奈「はあ、今日は大変な目にあったな……」ヌギヌギ
朝日奈「まさか、苗木があんな事をするんて……」
朝日奈「いい奴だと思ってたのに……」
朝日奈「……ううん、違う。苗木はずっといい奴だよ」
朝日奈「そうだよ。今日のは多分、この生活に疲れてたせいで苗木はあんな事をしたんだよ!」
朝日奈「うん、きっとそう。山田はともかく苗木がそんな事、する筈が……」
ヌ!?オヌシ、マダウゴケナイハズデハ!!
ドッゴオオオオオン!!
グッ!?サセヌ!!ヌワ!?
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
朝日奈「えっ?」
朝日奈「な、なに、いまの音……」
朝日奈「……」ゴクリ
ガチャ
朝日奈「さ、さくら、ちゃん?」
さくら「ぬおおおおおお!!」
苗木「……」パンパンパンパンパンパンパンパン
朝日奈「ひっ」
さくら「あ、朝日奈!!来てはならぬ!!ぬぐっ」
苗木「……」パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
朝日奈「さくらちゃん!?」
さくら「早く、逃げ……」
苗木「うっ……」ドッバアアアアアアアアアン!!
さくら「がっ、はっ……」ドロォ
朝日奈「さくらちゃあああああああん!!」
朝日奈「そ、そんな、さくらちゃん!さくらちゃん!?」
さくら「」ビクンビクン
朝日奈「どうして……どうしてこんな事をするの!?」
苗木「……」ムクムクムクムク
朝日奈「答えてよ!!苗……木?」
苗木「はあ、はあ……」
朝日奈「そ、そんな……苗木は気を失ってる……じゃあ、苗木は気を失ったままさくらちゃんを……」
苗木「はあ、はあ……」
朝日奈「いやっ」
苗木「……」ムクムクムクムク
朝日奈「来ないで……」
苗木「……」ギン!
朝日奈「いやああああああああ!!!」
ズボッ!!
――――
――
苗木「うん……ここは?」
舞園「保健室です」
苗木「舞園さん?それに保健室って……ッ」
舞園「まだ動いたらダメです!」
苗木「いてて……ボク、ケガしてるの?」
舞園「はい、プールで倒れてる所を見つけて……覚えてないんですか?」
苗木「うん……誰かに会おうとプールに行ったのは覚えてるんだけど、何があったのかは、分からない」
舞園「そう、ですか……」
苗木「いたた……それにしても誰がこんな事を」
舞園「それが、ケガをしたのは苗木くんだけじゃないんです」
苗木「えっ?ボク以外にも誰か被害者が?」
舞園「はい、朝日奈さんと大神さんが……」
苗木「お、大神さんが襲われたの!?」
舞園「はい……私が倒れてる苗木くん見つけた時に、そこに二人の姿がありました」
苗木「あの大神さんが襲われるなんて……それで、二人は無事なの?」
舞園「それが……」
舞園「二人とも、体のケガは苗木くん程じゃないんですが……」
苗木「そ、そっか。良かった」
舞園「良くないです!」
苗木「ま、舞園さん……?」
舞園「あんな酷い事を……うぅ」
苗木「い、一体何が……」
舞園「ごめんなさい、私の口からは……」
苗木「……」
苗木(舞園の口から言えないような事。ケガは少ない。でも、酷い事……)
苗木(ナニか思い付きそうだ)
――閃き穴グラム、開始!――
い れ ぷ
ぷ れ い
苗木(違う、そうじゃない……)
れ い ぷ
苗木(これだ!)
苗木「まさか、二人を誰かが……そんな」
舞園「私がもう少し速くプールに行っていれば、犯人を目撃できたのに……」
苗木「ダメだよ、そんなの!」
舞園「苗木、くん?」
苗木「犯行が行われてる時間に舞園さんが居たら、キミまで……そんなの嫌だよ!」ギュ
舞園「っ!? 苗木、くん……」
舞園「えへへ、苗木くんは優しいですね……」
苗木「ボクは舞園が心配なだけだよ……あっ、ご、ごめん!抱き付いちゃって……直ぐに離れ」
ギュ
舞園「……」
苗木「舞園、さん……?」
舞園「苗木くん……私、怖い」ギュ
苗木「えっ……」
舞園「信じたくない……でも、苗木くんを傷つけて、大神さんと朝日奈さんに酷い事をした人がこの学園にいるなんて」
苗木「舞園さん……」
舞園「いくら部屋にカギが掛かってても、一人で寝るなんて怖いよ……」
苗木(それに、犯人はあの大神さんを倒したような人間だ。カギを壊して入ってくる事も考えられる……)
舞園「あの、苗木くん。一つ、お願いしていいですか?」
苗木「ボクにできる事なら何でも行ってよ」
舞園「あの……今晩、苗木くんの部屋で泊まっていいですか?」
苗木「ダメだよ」
舞園「……」
舞園「えっ?」
苗木(あの部屋には縛った江ノ島さんが居るから誰かを入れるなんて無理だ……)
舞園「ご、ごめんなさい……迷惑、でしたよね」
苗木(しまった!このままじゃ誤解されてしまう!)
苗木「ち、違うんだ!その、ボクの部屋、今凄く散らかってて、だから……えっと」
舞園「うぅ……」グスッ
苗木「こ、今夜はここで二人で泊まろう!」
舞園「えっ?」
苗木「ダメ、かな?」
舞園「そ、そんな事ありません!」ギュ
苗木「あっ」
苗木(手を……)
舞園「そうですよね、苗木くんはケガをしですから、ここで泊まった方がいいですよね!」
苗木(良かった、とりあえず誤解は解けたようだ)
舞園「そ、それじゃあ私、一度部屋に戻って準備してきますね!」
苗木「うん、待ってるよ」
舞園「はい!」タッタタタ
バタン
苗木「あはは、そんなに急がなくていいのに……」
苗木「……それにしても保健室で泊まるなんて初めてだな」
苗木(霧切さんの時はヤっただけだったし……そうだ、舞園さんとヤる時はゴム有りでヤってみようかな。今のところゴムはまだ使った事ないし)
苗木(う~ん保健室って、ゴムあるのかな)ガサゴソ
ガラララ
苗木「あっ、舞園さん。早かっ……」
セレス「苗木くん、ケガの具合はどうですか?」
苗木「せ、セレスさん!?どうして……」
セレス「どうしてとは、心外ですわね。あなたがケガしたと聞いて見舞いにきたというのに……」
苗木「ご、ごめん……」
セレス「……それに」
苗木「……?」
セレス「お、夫が怪我したと聞いてじっとしてられる妻なんていませ」
苗木「あ、えっと、その……ありがとう、セレスさん」
セレス「~っ!」プイ
苗木(怪我をしたのは不幸だったけど、舞園さんとヤれる上にセレスさんに見舞いにきて貰えるなんて……やっぱりボクは超高校級の幸運だ!)
ガラララ
霧切「苗木くん!無事?」
苗木「あっ」
セレス「えっ」
苗木「き、霧切さん!?」
霧切「その様子だと大した怪我じゃなさそうね……良かった」
セレス「あら、霧切さん。あなたも苗木くんのお見舞いですか?」
霧切「それもあるけど、事情聴取もね」
苗木「事情聴取か……でも、ごめん。今回は霧切さんの力になれそうにないよ」
霧切「どういうこと?」
苗木「気を失う前後の記憶が飛んでて……事件の事は殆ど覚えてないんだ」
霧切「そう……」
セレス「……」
霧切「……」
苗木「……」
苗木(あれ、なんだろう。この沈黙)
セレス「霧切さん、少しよろしいですか?」
霧切「なにかしら?」
セレス「事情聴取はもう終わりになったのでしょ?」
霧切「ええ。苗木くんが覚えていない以上、彼からは事件の情報は得られないわ」
セレス「なら、なぜまだここに居座るのですか?」
霧切「言った筈よ。お見舞いも兼ねてると」
セレス「あら、そうでしたか」
霧切「……」
セレス「……」
苗木「……」
苗木(えっ、なんなの……これ)
苗木「えっと、セレスさんも霧切さんも、見舞いに来てくれたのは嬉しいけど、そろそろ部屋に戻った方がいいんじゃないかな?」
セレス「苗木くんは私に早く帰ってほしい、という事ですか?」
霧切「へえ、苗木くのくせに生意気ね」
苗木「ち、違うよ!まだ朝日奈さんと大神さんを襲った犯人が捕まってないから、安全な自分の部屋に戻った方がいいと思って……」
セレス「何を言っているのですか、苗木くん」
苗木「えっ?」
霧切「いま、犯人に狙われる可能性が一番高いのはあなたなのよ?」
苗木「ぼ、ボク!?」
霧切「犯人はあなたに顔を見られたと思っている。口封じに来る可能性は高いわ」
セレス「苗木くんを一人で放置する方がよほど危険ですわね」
苗木「で、でも!ボクは二人が心配なんだ!二人が朝日奈さんや大神さんのような目にあったらボク……」
霧切「……苗木くん」
セレス「そう言われますと……返せませんね」
苗木(よし、このまま二人が帰れば、後は舞園さんとゆっくり過ごし……)
ガラララ
舞園「お待たせしました、苗木くん!えへへ、保健室でお泊まりなんて、なんだかワクワクしますね?」
苗木「ま、舞園さん……」
舞園「あれ?霧切さんにセレスも……苗木くんのお見舞いですか?」
セレス「ええ、まあ……」
霧切「ただ、一件用事が増えたわ」
舞園「用事、ですか?」
霧切「事情聴取よ」
セレス「どういう事でしょうか苗木くん」
苗木「え、えっと、それは……」
苗木(いや待てよ……確かに舞園さんとはヤるつもりだったけど、まだ明確にヤるとは言ってない。だから……)
苗木「じ、実は今日、ここで舞園さんと泊まる予定だったんだ」
霧切「素直に白状するとは意外ね」
セレス「それで?」
苗木「それでって?」
セレス「彼女にナニをするつもりだったのですか?」
苗木「何を言ってるんだよ」
セレス「えっ?」
苗木「別に何もしないよ。舞園さんは一人で寝るのが怖いって言うから、保健室のベッドもまだ余ってるしボクがここで寝たらどう?って誘ったんだ」
霧切「本当なの?」
舞園「はい。正確には一緒に居てほしいと言ったのは私ですけど……」
苗木「ぼ、ボクはそんな他意なんてないよ……あはは」
霧切「そう……」
苗木(よし、いける)
舞園「ごめんなさい、苗木くん。無理を言って一緒に泊めてもらうなんて……」
苗木「気にしなくていいよ。ボクだって、こんな広い部屋で一人で泊まるのは心細かったし」
舞園「えへへ、そう言ってもらえると嬉しいです」
苗木「じゃあ、そういう事で。二人とも、気をつけて部屋に戻ってね」
霧切「……」
セレス「……」
苗木「えっと、霧切さん?セレスさん?」
霧切「あら、よく見たら保健室のベッドは全部で4つあるわね」
セレス「そしてここにいるのもちょうど4人」
苗木「えっ」
霧切「確かに、苗木くんの言う通り、一人で部屋に戻るのは危険ね」
セレス「ええ」
霧切「偶然にもベッドはまだ余っているわ」
セレス「なら、私たちもここで泊まれますわね」
苗木「えっ」
苗木「な、何を言って……」
舞園「……」
セレス「それじゃあ、私たちもここで泊まりますので」
霧切「一晩よろしくね?苗木くん」
苗木「う、うん……」
苗木(どうしてこんな事……やっぱり、全部モノクマが悪いんだ)
舞園「……苗木くんと二人きりだったのに」
――――
――
霧切「……」
セレス「……」
舞園「……」
苗木「……」
苗木(みんな寝たかな……?)
苗木(舞園さんとヤれると思ったけどお預けをくらった苗木クンは元気いっぱいだ)ムクムク
苗木(なんとかこれを落ち着かせないと……)
苗木(何か方法はないかな。手軽に発散できる江ノ島さんは自室だから行けないし……う~ん)
苗木(いや、ある。ナニか思い付きそうだ)
――閃き穴グラム、開始!――
ま ぞ よ い い ば の に
苗木(難易度高いな……)
ま い よ い ば に の ぞ
苗木(う~ん)
ま い よ ば い に の ぞ
苗木(うん?)
ま い に よ ば い ぞ の
苗木(これは……)
ま い ぞ の に よ ば い
苗木(そうか!わかったぞ!舞園さんに夜這いすればいいんだ!)
苗木(よ~し、そうと決まれば早速……)モゾモゾ
ムニュ
苗木(ん?なんだ、この感触……触り慣れた……でも触った事のない残念な大きさ……これは)
江ノ島「……」ジー
苗木「!?」
苗木「なっ!?」
ガバ
苗木「むぐ!?」
江ノ島「しー」
苗木(そ、そんな馬鹿な!? 江ノ島さんはボクの部屋でベッドに縛り付けて抱き枕兼トイレになってる筈じゃ……)
江ノ島「苗木くん……盾子ちゃん、どこ?」ウルウル
苗木(えっ……?)
江ノ島?「盾子ちゃん……いない」グスッ
苗木(もしかして、この子は……)モミモミ
江ノ島?「ひっ!?」ビク
苗木(この大きさ……やっぱりボクのトイレの大きさじゃない)
苗木「もしかして、キミは今までボクたちに接していた、偽物の江ノ島さん?」ヒソヒソ
戦刃「私の名前は……戦場、むくろ。盾子ちゃんの……お姉ちゃん」
苗木(ま、まずい……他の三人は!?)キョロキョロ
セレス「……」
霧切「……」
舞園「……」
苗木(寝てるかどうか分からないけど、戦刃さんの存在には気付いてないみたいだ。良かった)
戦刃「苗木くん、苗木くん……」ツンツン
苗木「な、なに?」ヒソヒソ
戦刃「盾子ちゃん……」グスッ
苗木「ちょ、ちょっと待って。江ノ島さんの居場所はボクが知ってるから」ヒソヒソ
戦刃「ほんと?」
苗木「うん。江ノ島さん、とっても元気だよ」ヒソヒソ
戦刃「よかった……」
苗木「ねえ、戦刃さん。良かったらボクが彼女の居る場所まで案内しようか?」ヒソヒソ
戦刃「……ほんと?」
苗木「うん」
戦刃「お願い……」
苗木「でも、その為には一つ、ボクのお願いを聞いて貰ってもいいかな?」ヒソヒソ
戦刃「……盾子ちゃんと苗木くんの言う事なら、聞くよ?」
苗木「えっ?」
戦刃「……?」
苗木(おかしいな。戦刃さんとは初めて話す筈なのに……)
苗木(いや、偽物の江ノ島さんとしては会話した事があるけど……でも、まるでボクと戦刃さんが知り合いみたいな言い方だ)
苗木(まあ、深く考えずに今は前向きに考えよう)
苗木「じゃあ、早速だけど戦刃さん」ヒソヒソ
戦刃「うん」
苗木「ボクの苗木クン、舐めてよ」ボロン
戦刃「ひっ」
戦刃「な、苗木くん……?」
苗木「さあ、早く。三人が気付かない内に」ヒソヒソ
戦刃「でも……いいの?」
苗木「うん。さあ、苗木クンが待ってるよ」ギンッ!
戦刃「うん……それじゃあ」
苗木「あっ、待って」ヒソヒソ
戦刃「……?」
苗木「戦刃さんの髪って地毛?」
戦刃「……ううん、カツラ」ヒョイ
苗木(やっぱり、ボクらの中で貴重なショートヘアの女の子だ!)
苗木「その状態でお願いしていいかな?」
戦刃「……? わかった」
苗木(よし!戦刃さんを堕とした部屋に連れて行って嫌がる二人で姉妹丼を……)
戦刃「じゃあ……遠慮なく、いただきます」パクゥ!
苗木「えっ?」
戦刃「苗木くん!苗木!苗木くんの苗木クン!」チュパレロ
苗木「い、戦刃さん……!?」
戦刃「はあ、はあ、はあ、……はむ」チュパ
苗木「くっ」ビク
戦刃「苗木クン、苗木くんの苗木クン!はあ、!はむ!」チュパレロチュパ
苗木「ちょ、そんな、声出すと気付かれ……」
戦刃「えい」ギュ
苗木「はひっ」ビクン、ドッバアアアアアアアン!!
戦刃「んぐ、ごく、ごく……ふぅ」
苗木「あっ、うっ……」ビクンビクン
戦刃「……ごちそうさま」フキフキ
苗木「な、なんで……」ビクンビクン
戦刃「……?」
苗木「ぼ、ボクの弱い所をこんな、的確に突くなんて……」
苗木(ま、まさか元気いっぱいの苗木クンを一気に萎木クンにするなんて……しかも彼女はあの量を全て捌ききったなんて)
戦刃「慣れたから……」
苗木「えっ?」
戦刃「苗木と、この二年間、ずっとシてたから……」
苗木「えっ」
戦刃「彼女、だったから……」モゾモゾ
苗木「え」
苗木「か、彼女……?」
戦刃「うん……」
苗木「キミとボクが……?」
戦刃「うん……」
苗木「慣れるほどズッコンバッコンしてたの?」
戦刃「う、うん……」モジモジ
苗木「ど、どういう事!?二年間って……ボクは14歳の時から今までキミみたいな可愛い彼女とズッコンバッコンしてたの!?」
戦刃「あの、今から二年前じゃなくて、えっと……」
セレス「どういう事ですか?」
霧切「とても興味深いわね」
舞園「苗木くん……」
苗木「!?」
セレス「苗木くん、あなたは私の夫なのですよ?」
霧切「えっ」
舞園「は?」
戦刃「苗木くんと結婚……いいなあ」
苗木「そ、それは!その……」
セレス「それなのに妻の目の前で堂々と浮気など……舐めてんじゃねーぞ!!このビチクソがああああああああ!!!」
苗木「ひっ」
霧切「苗木くん。あなたは私と、この学園を出たら一生一緒と言ったわね?」
セレス「なっ」
舞園「はあ?」
戦刃「いいなあ……」
苗木「そ、それは……」
霧切「女性に対して一生一緒なんて、婚約以外じゃまず使わないわね」
苗木「あ、う、うん……」
苗木(結婚って言葉を使ってないからセーフだと思ったのに……)
舞園「うぅ、酷いです……苗木くん」
苗木「なっ、舞園さんにはまだナニもしてないよ!?」
セレス「まだ?」
霧切「する予定はあったみたいね」
戦刃「代わりに……してあげた」
苗木「そ、それは違うよ……」
舞園「わ、私……せっかく苗木くんの二人きりになれたと思ったのに。やっと苗木くんが私のモノになったと思ったのに……」
苗木(ま、まずい……このままじゃナニか、ナニかこの状況を打開するには……)
苗木(いや、一つだけ……あるかもしれない)
――閃き穴グラム、開始!――
れ ー む は
む は ー れ
苗木(違う……)
は れ ー む
苗木(惜しい……けど違う!)
は ー れ む
苗木(これだ!)
苗木(そうだ。別に好きな人を一人に絞る必要なんてないんだ!ボクは霧切さんも舞園さんもセレスさんも戦刃さんも朝比奈さんも不二咲さんも、あのトイレも、みんな大好きなんだ!)
苗木(でも今それを言い出したら確実にヤられる……最悪、ボクの苗木クンが伐採される可能性だってある)
苗木(だからその前に……彼女たちの意見を全てロンパする!)
――議論開始――
○
○結婚
○
セレス「わたくしとの結婚……」
セレス「【あれは嘘だったのですね……】」
⇒○結婚
苗木「それは違うよ!」論破!Break!
セレス「な、なにが違うと言うのです?あなたは浮気を……」
苗木「浮気?それは違うよ」
セレス「なっ、今更シラを切るなんて」
苗木「確かにボクは霧切さんたちの事も好きだ」セレス「……っ」
苗木「でも!セレスさんへのこの想いは決して揺らいでない!」
セレス「!?」
苗木「もう一度言うよ、セレスさん。ボクと結婚しよう」
セレス「で、でも……っ」
苗木「ボクは、キミが大好きだ」
セレス「!? な、苗木くんは……卑怯ですわ」
苗木「それじゃあ……」
セレス「惚れた弱み、というものですわね。苗木くん。今度こそ責任を取らないと承知しませんわよ?」
苗木「勿論だよ!」
苗木(よし!あと三人!)
霧切「そんな……苗木くんはセレスさんを選ぶと言うの?」
舞園「苗木、くん……」
戦刃「結婚……」
セレス「ふふっ、彼女たちはまだあなたの考えを理解していないみたいですわね」
苗木「うん……だけど、必ず納得させてみせる!」
――議論開始――
○
○結婚
○
霧切「苗木くんがセレスさんを選ぶなんて……」
霧切「それじゃあ【選ばれなかった私は】どうすれば……」
⇒○結婚
苗木「それは違うよ!」論破!
Break!
霧切「ち、違うって……あなたはセレスさんと結婚するって」
苗木「うん、するよ。でもボクは霧切さんとも結婚したい」
霧切「なっ」
苗木「ダメ、かな?」
霧切「何を馬鹿な事を!?セレスさんあなたの夫でしょ!?何か言ってあげなさい!」
セレス「確かに彼は私の夫ですが……あなたの夫にもなれますわよ?」
霧切「あ、あなた達、本気で言っているの?」
苗木「本気だよ。ボクは、キミとも結婚したい」
霧切「でも、そんなの……」
ギュ
霧切「あっ……」
苗木「愛してる。霧切さん……」
霧切「~っ! な、苗木くんの癖に生意気よ!……仕方ない、わね」
セレス「それでは……」
霧切「あなたと同じ……惚れた弱み、ね」
苗木(あと二人!)
舞園「なんで、なんで、なんでセレスさんと霧切さんとは結婚するのに私だけ……苗木、くん」
戦刃「私も……苗木くんがいいなあ」
苗木(よし、最難関だった霧切さんは突破した!残りは二人同時にロンパする!)
――議論開始――
○
○結婚
○
舞園「どうしてセレスさんや霧切さんばかり……私はこんなにも苗木くんの事を愛してるんですよ!?」
舞園「苗木くん……好き……大好き……【私をお嫁さんにして】」
⇒○結婚
戦刃「ついでに……【私も】」
⇒○結婚
苗木「その意見に賛成だよ!」賛成!
Break!
舞園「えっ……?」
苗木「もちろん、舞園さんも戦刃さんも、ボクのお嫁さんだ!」
戦刃「私も……?」
苗木「勿論だよ!」
舞園「うそ……」
苗木「うそじゃない!」
舞園「うそです!だって苗木くんは私を抱いてくれな……」
苗木「そんな事ない!」
舞園「えっ」
苗木「ボクが舞園さんを抱かないだって!?そんな事ありえない!見てよ!これ!」ボロン
舞園「!?」
苗木「キミに見られてるだけで、さっき戦刃さんに吸い取られた萎木クンはたちまち元気な苗木クンに戻ったよ」ギンッ!
苗木「これを見て、まだキミはボクが抱きたくないなんて思ってるの?」
舞園「苗木くん!」
ギュ
苗木「舞園さん……」
舞園「ごめんなさい、苗木くん……私だけ抱かれてなかったから不安で……」
苗木「そんな、ボクの方こそごめん……すぐにヤっていれば悲しい思いをさせずに済んだのに」
戦刃「……」ジー
舞園「でも、これからいつでも抱いてくれますよね?」
戦刃「……」ジー
苗木「もちろんだよ!舞園さんも、戦刃さんもいつでもボクが抱いてみせるさ!」
戦刃「!?……盾子ちゃん、やったよ」
苗木(これで完全論破……疲れた。自室に戻って息抜きにトイレでも使おうかな)
――――
――
苗木(ボクが霧切さんたちを嫁にして、もう半年経った)
苗木(実はボクらの性活は部屋の至る所に仕掛けられた監視カメラで全国放送されてたらしい)
苗木(トイレはそれを利用してボクらの殺し合う姿を外の人たちに見せて絶望させようとしたらしいけど……)
苗木(結局は全国放送で見事なトイレっぷりを晒す事になったけどね。トイレらしいと言えばトイレらしい結果だね)
苗木(戦刃さんによると、ボクらは二年間の記憶を失ってたらしい。もう少しで、ボクらは大切な嫁たちとクラスメイトでコロシアイをする所だった)
苗木(学園を出たボクたちは【未来機関】という組織に保護された)
苗木(トイレたち超高校級の絶望によって荒らされた世界を復興させようとしてる組織らしい)
苗木(【超高校級の絶望】である江ノ島盾子を】超高校級のトイレ】に変えたボクは彼らから【超高校級の希棒】なんて呼ばれてるけど、未だになれないや)
苗木(そう言えば嫁以外のみんなの事だけど、元気に過ごしている)
苗木(十神クンは腐川さんに逆レイプされたのを皮切りに結婚。大和田クンと石丸クンはホモに目覚めてよろしくヤってるそうだ)
苗木(山田クンはボクの嫁のセレスさんの下僕としてよく働いてくれてる。桑田クンは葉隠クンの水晶を壊して詐欺紛いな借金を背負わせられたらしい)
苗木(不二咲さん?もちろん彼もボクの嫁だよ)
苗木(次は嫁たちの話をするね。まあ……なかなかに充実してるよ。さすがに苗木クンも辛そうだけど)
苗木(月曜日は霧切さん。火曜日は舞園さん。水曜日はセレスさんで木曜日は戦刃さん。金曜日にトイレの掃除をしつつ不二咲さんとヤって土曜日に朝比奈さんのおっぱい。日曜日は全員で、ってかたちだよ)
苗木「まあでも……」パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
江ノ島「ああっ、んっ、もっと……」
苗木「確かに嫁たちの性活は最高なんだけど……このトイレは止められないんだよね」パンパンパンパンパンパンパンパン
江ノ島「あっ、ああ!」
苗木「最近はちゃんと反応するし」パンパンパンパンパンパンパンパン
江ノ島「んぐ、いい、もっと!」
苗木「うっ」ビク、ドッパアアアアアアアアアアン!!
江ノ島「ああああああっ……」ビクンビクン
苗木「ふぅ……まっ、何だかんだでトイレは落ち着くって事かな」
江ノ島「」ピクピク
おわり
ああ、用心棒!