古泉「セックスしたいですよね」
キョン「そうだな」
古泉「女性器に男性器を入れる。たったこれだけの事なのですが」
キョン「その『たった』が難しいんだよな」
古泉「全く、困ったものです」
キョン「やれやれだな」
元スレ
古泉「それにつけても」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1279118752/
古泉「SOS団には三人の女性がいますよね」
キョン「ああ」
古泉「女性器三つに男性器二つ。充分だと思うんですが」
キョン「数的にはな」
古泉「ああ。セックスしたい」
キョン「俺もしたいな、セックス」
古泉「頼んでみましょうか」
キョン「誰に」
古泉「涼宮さんに」
キョン「殺されるぞ」
古泉「ですかね」
キョン「確実にな」
古泉「朝比奈さんはどうでしょう」
キョン「正直したい」
古泉「ですよね」
キョン「でも断られるだろうな。それも泣きながら」
古泉「強姦はちょっと」
キョン「そうだな。和姦がいいな」
古泉「長門さんは如何です?」
キョン「長門か……あいつはな」
古泉「駄目ですか?」
キョン「いや、可愛いとは思うんだが。何か妹みたいな感じがしてな」
古泉「あー、それ分かります。だからしたいんですよね」
キョン「……近親相姦願望を語ってんじゃねえよ」
古泉「妹と言えば、貴方の妹さん」
キョン「それがどうした?」
古泉「セックスさせてもらえませんかね」
キョン「……まあ、お前なら兄妹ではないから近親相姦ではないが」
古泉「是非、お願いします」
キョン「今度、話しておいてやる」
古泉「オナニーしてますか?」
キョン「毎日な」
古泉「オカズは涼宮さんですか?」
キョン「いや。もっぱら朝倉だ」
古泉「あ、殺されかけたっていう」
キョン「あのスリルを思い出しながらするんだ。たまらんぞ」
古泉「僕のオカズは何ですかって?」
キョン「聞いてねえけど聞いてやる」
古泉「森さんが多いですね」
キョン「そうなのか」
古泉「大人の色気ってやつです」
キョン「森さんとセックスしてえ」
古泉「鶴屋さんって非処女ですかね」
キョン「どうだろな。もてるだろうし」
古泉「でも、意外と貞操は守りそうですよ」
キョン「だな。ビッチっぽくはないな」
古泉「『お姉さんに任せるっさ!』とか言って筆下ろししてくれませんかね」
キョン「処女に筆下ろしを任せるのか?」
古泉「ああ! セックス! セックス!」
キョン「叫ぶな」
古泉「貴方も叫びましょうよ! セックス!」
キョン「……セックス! セックス!」
古泉「セックス! セックス!」
キョン「セックス! セックス!」
長門「……うるさい」
長門「さっきからうるさい」
キョン「悪い。古泉が興奮してな」
古泉「僕のせいですか」
キョン「まあ、俺も叫んだしな」
古泉「二人が悪いということで」
キョン「セックス」
長門「……」
長門「そんなにセックスがしたいの?」
古泉「セックス」
キョン「セックス」
長門「なら、朝倉涼子を再構成するから、頼んでみればいい」
キョン「セックス?」
古泉「セックス!」
長門「とりあえずまともに喋って」
朝倉「あら? 私、再構成された?」
長門「彼らの願いを聞いてあげて」
古泉「セックス!」
キョン「させて!」
古泉「くだ!」
キョン「さい!」
朝倉「……」
長門「セックスがしたいそう」
朝倉「そう……」
古泉「この通りです」
キョン「俺も俺も」
朝倉「土下座までする?」
キョン「言われれば全裸で踊りもするが」
朝倉「私、そんなの見たくない」
古泉「僕の皮オナニーでも御見せしましょうか?」
朝倉「もっと見たくない」
古泉「とにかく、僕らはセックスがしたい。ただそれだけなんです」
キョン「変な欲望や悪意は無い、童貞を脱却したいだけなんだ」
朝倉「有機生命体の考える事って良く分からないわ」
キョン「セックスしたら分かる」
古泉「セックスしなかったら分かりません」
朝倉「この人たち大丈夫?」
長門「手遅れ」
古泉「セックス!」
キョン「セックス!」
古泉「セックス!」
キョン「セックス!」
古泉「セックス!」
キョン「セックス!」
長門「何とかして」
朝倉「嫌よ……このインターフェイス、処女だし」
古泉「処女……初物ですね」
キョン「俺たちで経験しないか?」
古泉「こうみえてもテクニシャンでしてね」
キョン「童貞だがな」
古泉「これはこれは」
キョン「ははは」
朝倉「どうすればいいの、これ?」
長門「セックス」
朝倉「……ま、いいわ。何事も経験が大切だしね」
古泉「セックス!?」
キョン「セ、セックス!」
朝倉「とりあえず日本語で喋って」
キョン「あ、ああ……。でも、いいのか?」
古泉「そうですね。まさか本当にセックスできるなんて……」
キョン「今日はセックス記念日だな」
朝倉「で? セックスってどうやるの?」
古泉「え?」
キョン「え?」
朝倉「知識はあるんでしょう?」
キョン「ネットとかで……」
古泉「エロ本とかで……」
長門「保健体育でしか……」
朝倉「何で長門さんが混じってるの!?」
古泉「つまり。男性器を女性器に入れるんです」
キョン「挿入こと」
古泉「あ、前戯ってのもするそうです」
キョン「前戯?」
古泉「挿入の前の準備段階です」
キョン「お前、頭いいな」
古泉「お褒めに預かり恐縮です」
朝倉「大丈夫なの?」
古泉「前戯……キスや、クンニなどですね」
キョン「キキキ、キッス?」
古泉「……ええ。ハードル高いですね」
キョン「なんたって童貞だからな」
古泉「童貞ですからね」
朝倉「ふぅん。まずはキス、か」
チュッ チュッ
朝倉「こんなもんかしら?」
古泉「あああうううあああ」
キョン「ふうううあああかかか」
古泉「キ、キスされました」
キョン「く、唇にだぞ、おい!」
古泉「ひゃっほぉい!」
キョン「キスだキスだぁい!」
朝倉「なにこれ」
長門「……読書中。話しかけないで」
朝倉「で? 次はどうするの?」
古泉「ふふふ、服を脱ぐんですよ、服を」
キョン「き、着たままでするのもあるが」
古泉「馬鹿っ!」
バシーン!
キョン「ってぇ! 何すんだよ、古泉!」
古泉「童貞が、そんな高望みしてどうするんですか!」
キョン「! ……悪い。調子に乗ってたようだ」
古泉「とりあえず脱ぎました」
キョン「俺も脱いだ」
長門「私も」
キョン「お前は何で脱ぐ?」
長門「好奇心」
古泉「興味があるのはいいことです」
朝倉「私は脱ぐの?」
キョン「そうだろ?」
古泉「多分、そうです」
朝倉「全部脱いだわよ」
古泉「これが……生の女性の裸……」
キョン「妹とは、全然違う……」
長門「……」
古泉「おっぱいが、揺れてます」
キョン「陰毛は、濃いんだな」
古泉「眉毛が濃いですから」
キョン「関係あるのか?」
朝倉「二人とも、股間が凄い事になってるわね」
古泉「うわっ……ガチガチです」
キョン「お前、皮被ってるのな」
古泉「貴方は小さいですね」
キョン「平均だよ! お前がでかいんだよ!」
古泉「……喧嘩はよしましょう。セックスです」
キョン「……ああ、セックスだ」
朝倉「二人同時にできるものなの?」
古泉「! ……それは」
キョン「3Pとかは聞いた事があるが」
古泉「初心者の童貞である僕たちでは」
キョン「危険だな」
古泉「ここはジャンケンで順番を決めましょう」
キョン「最初はグー」
長門「……なんて凄いオーラの量」
朝倉「ハンター、早く再開するといいわね」
キョン「勝った! 勝ったぞ! ゴンさん、ありがとう!」
古泉「左手を使ってくるとは……完敗です。どうぞお先に」
キョン「あ、ああ。あ、朝倉しゃん、俺が最初だ」
朝倉「そう。じゃ、指示をお願いね」
キョン「ふひっ! えと、まず、キッスをだな」
朝倉「さっきしなかった?」
キョン「ももも、もう一度するの! 舌を入れるの!」
朝倉「ん……むにゅむにゅ……むぐ」
キョン「ねろねろねろねろねろ……」
古泉「……たまりません」
長門「何故、陰茎をしごいてるの?」
古泉「辛抱たまりません」
キョン「……ぷ、はあ。はあ……」
朝倉「ふう、ふう……」
キョン「あの、おっぱい触っていいですか?」
朝倉「うん」
キョン「何だよこれ……柔らかすぎる……いい匂い……」
古泉「はあ、はあ、はあ」
キョン「ち、乳首吸うから!」
朝倉「ひゃい!」
キョン「ちゅっちゅっ! ねろねろ! ぐるんぐるん!」
朝倉「ちょっ、あん! 何か……だめっ!」
古泉「ふう……彼は何をしてるのでしょうか」
長門「セックス」
古泉「馬鹿馬鹿しい」
朝倉「……何だか、身体が、熱い」
キョン「はっはっ、あ、足を、開いて」
朝倉「……ん……こう?」
キョン「これが……朝倉の……」
朝倉「何だか、恥ずかしい? こんな感情初めて……」
キョン「毛が濃いけど、ピンク色だ……」
古泉「長門さん、面白い本あります?」
長門「週刊セックスの新刊」
古泉「あ、それはもう読みました」
朝倉「これ……から、どうするの?」
キョン「こ、こここ。ここに、俺の、このこれを、入れ、入れる」
朝倉「そう……。あの、キョンくん」
キョン「ななななななな、なに?」
朝倉「……優しく、してね?」
キョン「ふもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!」
長門「私の女性器は、どう?」
古泉「長門さん。女性が裸でいるもんじゃありませんよ」
長門「……」
キョン「て、てかてか光ってる……ぬるぬるしてる……」
朝倉「うん……」
キョン「こ、ここに、こう……」
朝倉「んあっ」
キョン「あ、大丈夫か?」
朝倉「ちょっとびっくりしただけ」
キョン「そ、そうか」
古泉「涼宮さんと朝比奈さん、遅いですね」
長門「そう」
キョン「んじゃ、朝倉……お邪魔しますっ!」
朝倉「んっ」
つぷっ……
キョン「あっあっ、あああああああっ!」
朝倉「えっ?」
キョン「あああああああああ……ふう」
朝倉「え?」
キョン「……朝倉。お前なにやってんだよ」
朝倉「はい?」
古泉「彼女達にメールいれましょうか」
長門「遅すぎる」
キョン「素っ裸で、足開いて……このビッチめ」
朝倉「え? でも、あれ?」
キョン「長門。朝倉をどうにかしてくれ」
長門「構成を解除する」
朝倉「ちょっ、酷い! 入れてもないのに! キョン君の早ろ……」
シュウウウウ……
キョン「服、着るか」
長門「全裸は恥ずかしい」
キョン「ああ。全くだ」
古泉「ゲームでもしますか」
キョン「ああ。なにする?」
古泉「将棋……オセロ……チェス……軍戯……」
キョン「どれもやり飽きたな」
古泉「じゃ、じゃんけんで」
キョン「ふっ……俺に勝てるとでも?」
バタン
みくる「遅れてすみません。すぐ着替えますので、あの……」
キョン「どうぞ」
古泉「御気になさらず」
みくる「で、でも」
長門「今の彼らなら、害はない」
みくる「ふえええ」
ヌギヌギ
キョン「……朝比奈さんって、さ」
古泉「いいおっぱいしてますね」
キョン「……セックス」
古泉「次は僕ですよ」
キョン「交渉は任せた」
古泉「ええ。泥舟に乗ったつもりでいてください」
古泉「あの、朝比奈さん」
みくる「ふええ!? は、はい?」
古泉「不躾で申し訳ありませんが、僕らとセックスしませんか?」
みくる「セッ……え? ゲ、ゲームか何かですか?」
古泉「いえ、性行為のことですが」
キョン(いいぞ、古泉!)
みくる「ふえ……うえええええええええんっ!」
古泉「なっ! 何で泣くんですか?」
長門「朝比奈みくる。落ち着いて」
長門「彼らは、セックスがしたいだけ」
古泉「そうです。セックスです」
キョン「セックス!」
みくる「……」
キョン「童貞は、朝比奈さんに捧げると決めてたんです!」
古泉「僕もです!」
長門「貴女の思考をいじってもいい。でも、できればしたくない」
長門「彼らとセックスをしてあげて」
みくる「……はい。分かりました……」
古泉「では、朝比奈さん。そのまま下着を脱いで下さい」
みくる「……」
シュルシュル……
キョン「でか! 生でみるとマジ、でっか!」
古泉「すごいボリュームですね」
ボインボイン
みくる「……はやく、済ませてください」
古泉「ふふ……僕のテクニックを味わっても、そう言ってられますかね?」
キョン「童貞だけどな」
みくる「やあ……古泉くん、そんなとこ……」
古泉「ふふ……まだまだですよ……ねろねろ」
キョン「何かあいつ、手馴れてるな」
長門「週刊セックスの通りにやってるだけ」
キョン「雑誌の受け売りかよ」
長門「しかし朝比奈みくるには効いている」
キョン「その雑誌、読ませてくれ」
古泉「朝比奈さんは、毛が薄いんですね……」
みくる「やあ! もう!」
古泉「では……挿入致しますよっ!」
ズブリ! グイッ! パンパンッ
みくる「いたっ! いたいっ! 古泉くん、いたいっですっ!」
古泉「我慢してください! 誰だって最初は痛いのですっ!」
キョン「なあ、長門」
長門「なに?」
キョン「古泉……穴を間違えてるよな?」
長門「そう。あそこは肛門」
古泉「はっ、はっ、出ますっ! 出ますよ朝比奈さん!」
みくる「いたいよぉ……いたいよぉ……」
ドビュルビュルビュルッ!
古泉「ふう……。朝比奈さん。どうもありがとうございました」
みくる「ぐすっ……うえええん」
キョン「なあ、古泉」
古泉「はい?」
キョン「お前、ケツの穴に入れてたぞ」
古泉「なん……だと……」
キョン「どうする? もう一回、ちゃんと女性器に入れとくか?」
古泉「いえ。もう充分出しましたので」
キョン「そうか。じゃ、次は俺だな」
古泉「くれぐれも間違えないように」
キョン「間違えるか。朝倉ではっきり見てるわい」
古泉「そうですか。あ、長門さん、服を着て下さいよ」
長門「……分かった」
みくる「えっぐっ、えっぐ……」
キョン「朝比奈さん、大丈夫ですか?」
みくる「……キョンくん……次は、キョンくんですか?」
キョン「はい。嫌ならいいんですよ」
みくる「いえ……いいんです、わたしは、もう……」
キョン(まだ処女ですよ貴女は)
キョン「じゃ、おっぱい揉ませてくださいね」
みくる「はいぃ……」
キョン「うっほ! でっけ! 手の平に収まらねえ! 凄え!」
みくる「ち、乳首をちょこちょこ弄るのはやめてくださぁい……」
キョン「たまんね! そうだ! 朝比奈さん、パイズリお願いしていいですか?」
古泉「それは! 危険です! 朝倉さんの二の舞になりますよ!」
キョン「なあに、男は度胸、何でもしてみるものさ」
みくる「……胸の谷間に、キョンくんの……を挟んで……こうですか?」
キョン「はい。これでしごいて下さい」
みくる「はい……」
ギュム
キョン「あああああああああああああああああああああああああっ!」
ドビュルビュルビュルビュルビュルッ!
古泉「あー、少し乳圧が強くなっただけで……」
キョン「ふう、ふう……」
みくる「え? あ、あの」
キョン「朝比奈さん、早く着替えてください、ハルヒが来たら大変ですよ?」
みくる「……ぐしゅっ」
長門「朝比奈みくる。落ち込まないで」
キョン「……結局、童貞は卒業出来なかったな」
古泉「ですね。なかなか、うまくはいかないものです」
キョン「世の中のリア充ってのが羨ましいぜ」
古泉「まったくです」
キョン「やれやれ」
ハルヒ「さっきから見てたけど、あんたたち要領悪すぎ!」
キョン「な! ハルヒ!」
古泉「一体、いつ、どこから?」
長門「始めっから団長席に座っていた」
キョン「何だってー!」
古泉「驚愕の事実」
キョン「ハルヒ! じゃあ、セックスさせてくれよ!」
ハルヒ「そうさせてあげたいのは山々なんだけどね」
古泉「何か問題でも?」
キョン「お前なら二本同時にとかいけそうじゃないか?」
ハルヒ「そうじゃなくって。あたし、実は男の娘だったのよ!」
キョン「なん……だと……」
古泉「機関も知らないこの事実!」
ハルヒ「ほら、おちんちん」
ビィィィィィンッ!
キョン「古泉の三倍はある……!」
ハルヒ「ま、アナル処女くらいなら貰ってあげるわ」
古泉「貰って……?」
キョン「やばい! 俺たちのケツの穴を狙ってやがる!」
古泉「逃げましょう!」
長門「……」
キョン「ちょっ、長門! 通せ!」
みくる「……っ!」
古泉「朝比奈さん、通してください!」
ハルヒ「……逃げ場は、ないわよぅ……!」
アーーーーーーーーーッ
アーーーーーーーーーッ
アーーーーーーーーーッ
アーーーーーーーーーッ
アーーーーーーーーーッ
…………。
―次の日―
古泉「それにつけてもセックスしたいですよね」
キョン「そうだな」
古泉「……お尻、痛いですね」
キョン「三十回はやられたからな」
古泉「考えたんですが、長門さんに頼むのはどうでしょう?」
キョン「もう妹っぽいとか言ってられないか」
長門「断る」
キョン「え……何でだよ!」
長門「昨日は全裸にまでなったのに、二人とも何もしなかった」
長門「私にもプライドはある」
古泉「……貴方がいけないんですよ。長門さんを蔑ろにしたから」
キョン「お前だって手をつけなかっただろ!」
ハルヒ「うるさい! またヒィヒィ言わせるわよ!」
キョ泉「ごめんなさい!」
【Cherry End】