男(明日、どうしよっかな……会社、いきたくねー……)
女「……」
男「……うぅ…」 ぐびっ
女「よう、兄ちゃん。隣いいかい?」
男「あ…どうぞ……」
女「どもども、よいしょっと」
男(って…子供?!)
女「ふいー、疲れたー」
男「あー…っと、君、ここ、子供は……」
女「ほれ免許証」
男「え、あ。す、すいません!」
女「いーってことよ」
男(まさかの年上……)
元スレ
女「こう見えて成人してるからな?」
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男「ほんと、ごめんなさい」
女「だからいーってば。慣れてるし」
男(でも本当にちっちゃいなこの人…)
女「おっちゃん! いつもの!」
店主「あいよ! 嬢ちゃんにいつものー!」
女「だから嬢ちゃんはやめてくれって、なあ?」 ばしっ
男「いやあ、はは…」
女「お、兄ちゃん結構飲んでんねえ」
男「あー、まあはい。ちょっと」
女「うんうん! 人生いろいろあるよなー」
給仕「モツ煮と生中おもちしましたっす」
女「おっ、ありがとう! お姉ちゃん今日もかわいいねー」
給仕「またまたー。嬢ちゃんさんも大人っぽくて素敵っすよー」
女「あははっ、はっ倒すぞー!」
給仕「はーい。じゃあ熱燗すぐにお持ちするっす」
女「うーい」
男(渋っ)
女「ほんじゃ、かんぱーい!」
男「……は…?」
女「お?」
男「か、かんぱーい!」 かんっ
女「かんぱーい!」 かんっ
男「……」 ぐびっ
女「………っ……っ……っ………っぷはー! うまい!」 こんっ
男(わっ、一気したよこの人…)
女「なあ! 仕事あがりの一杯はサイコーだ! そうだろ?!」
男「そ、そーっすねー」
女「んだよなー。うん、この一杯のために生きてる!」
男(なんか変な人に絡まれたなあ)
女「次の一杯のために稼いでる!」
給仕「はーい、たくさん売上に貢献してくださいっすー。熱燗お持ちしたっすよー」
女「いーいタイミングだねえ! さすがおっぱい!」
給仕「はいはーい。次はミルクおもちするっねー」
女「ざっけんな酒持ってこい酒!」
女「あれだ! 兄ちゃんも飲め飲め!」
男「じゃあ、はい」 ちびり
女「まあ自分のペースでな! 倒れても支えらんないぞ! あたしはこんなんだからな!」
男「あ、ははっ気をつけます」
女「あはははははははっ! っと……ん」 ぐびり
男(すっげーテンション高い)
女「っくぅー…」 ふるふる
女「やっぱ秋は熱燗にかぎるね! 兄ちゃんはなに飲んでんだい?」
男「芋の、お湯割りです」
女「うんうん! 冷えるもんなー! 人肌よりもこれがいい!」
男(人肌って…)
女「モツ煮も……うん、うまい!」
店長「どーも、他になんかいるかい?」
女「そだなー…なんかてきとーに頼むわ。二品くらい」
店長「あいよー」
男(なんか馴染んでんなー……ちっこいのに…)
男「……」 ちびり
女「兄ちゃん、この店はよくくるのかい?」
男「そうですね。週に二度くらい」
女「おっ、あたしとオンナジくらいだ。にしちゃ見ない顔だねー?」
店長「そいつ、嬢ちゃんとは来る時間がちょっとずれてんだよ」
女「おっ! ってことは今日はあたしを待っててくれたのか! うれしーねえーどーれ、もういっぱい!」 ぐびりっ
男「……うまそうに飲みますね」
女「おうっ! 酒を飲むときは陽気にやらなきゃいけないぞ!」 とっとっと
男「……」 もぐっ
女「……んー、うまい」 もぐもぐ
男「あー…うまいですよね。ここのモツ煮」
女「分かってんねえ兄ちゃん! この店は酒も飯もうまい! オヤジのツラぁまずいけどな!」
店長「嬢ちゃーん。補導よんでいいかー?」
男「ぷっ…」
女「あははははははははははっ!!! うそうそ、いーツラしてるよ。肴にぴったりだぁ!」
店長「はいはい…こんなんで良けりゃいくらでもどーぞ」
給仕「あたしはもーうちょっと、こー…磨いたほうがいいと思うんすけどねー」
店長「てめえはうるせえ! 賄い出さねえぞ?」
給仕「ちょっ、それは勘弁」
客「お姉ちゃーん生2つおかわりー!」
給仕「はーい! 今すぐっすー!」
男「はぁ……」
女「あ……すまん、なんか邪魔しちゃってたかなー、あたし……?」
男「いやー、なんだか楽しくなってきました」
女「そんならいいんけどさ」
男「飲みます!」
女「おっ、いいねえ!」
男「……っ……っ…ぷはっ」
女「おおおおお!!! 無理すんなよー…」
男「大丈夫れす!」 こんっ
女「おー! 駄目だなー! あはははははははははははっ!」
男「…んーじゃあ、もっぺん乾杯いきましょー!」
女「おっ、いいぞ!」
男「そいじゃあ新たな出会いにかんぱーい!」 こっ
女「おー! かんぱーい!」 こんっ
男「……っふう」 ぐびり
女「……」 ぐびぐび
男「しかし嬢ちゃんさん強そうですねえ」
女「なんだい。兄ちゃんもそれで呼ぶんかい……っと、もうねえや」 ぴちょん
男「う? 駄目っすか」
女「いや、もーいーけどさ……おーい、姉ちゃーん! おかわりー!」
男「うくくくくくくっ」
女「あはははははははっ! 変な笑い方ー!!」
女「まー、なんだ。ご先祖代々ザルでなー」
男「おっ、おっ、何ザルっすか?」
女「おうおう! ニホンザルの顔真っ赤っ赤よ!」
男「くくっ、わけわかんねえっすよ!」
女「あははははははっ! わたしにもわっかんねー!」
男「……」 ぐびっ
女「……」 ぐびり
男「く、くくっ」
女「うふ、ふ…」
男「うくくくくくくっ」
女「あはははははははっ! 顔赤えのは兄ちゃんだよっ!」
男「うっ…ひっ……はらいたいっ…くくっ」
店長「ほい、謎のキノコ炒めとこんにゃくの煮しめお待ちー」
女「あいよっ、どーも!」
女「しっかし兄ちゃんもけっこー飲むねー」
男「んもーやけ酒っすよやけ酒!」
女「いえーい! やけ酒ー!」 ぐびり
男「んっとやってらんねーっすよねー!」 ぐびっ
女「そーだそーだ!」
男「でもやってやるんす! 飲むんです!」
女「そーだ! いいぞー!」
男「そんなわけでなんか一発お願いします!」
女「おーっ! 無茶ぶりかー!?」
男「いえーい!」
女「よしっ! んじゃ、特技みるか特技?!」
男「いよっ! まってましたー!」 ぱちぱちぱち
女「秘技! 免許証早抜き!」 ばっ
男「あははっ! はえええええ!!!!」
女「やー、こんなナリだとやっぱこれがいるからよー」 ひらひら
男「聞かれたらズバッてやるんすね?」
女「もー、こいつでイチコロよ!」 しゅっ
男「カッコイー!!! 0.3秒!」
女「お、惚れたか? 惚れたか?!」
男「はい! どこまでもついていきます!」
給仕「はーい、通報するっすねー。芋のおかわりお持ちしたっすー」
男「ちょっなんでっすか?!」
給仕「幼児へのストーカーは重罪っすよ?」
女「おっちゃーん! こいつ減給ー! あとキノコうまいー!」
店長「ほーい一ヶ月なー。そんでこいつはサービスだ」 ことっ
給仕「ちょっまじっすか?!」
女「あはははっ! ざまーみろい! あんがとー!!」
男「あはははははははっ!」
…………………
…………
……
男「…で、ほれがーどうなったんすー?」 ゆらゆら
女「ほんでよー、そん時になってその犬っころが…」 ぐびっ
男「くくっ……っうー…」
店長「っと、お楽しみのとこ悪いんだが兄ちゃん、電車、大丈夫かい?」
男「あー…っと、すんません。俺、ぼちぼちー」
女「おっ、じゃあな。今日は邪魔しちゃってわるかったなー」
男「いえ、嬢ちゃんさんのおかげで元気でましたー!」
女「そりゃー、よかった! また会ったらよろしくなー!」
男「はい、またー」 ふらふら
給仕「まいどー、またお越しくださいっすー」
女「気をつけて帰れよー!」
女「あいつ、けっこー飲んでたけど大丈夫かなー?」
給仕「さあー?」 ことっ、ことっ
女「ま、いっか。あはははははははっ!」
給仕「そっすねー」 ふきふき
おわり
こんなロリとのみたい
はたらきたくない
18 : 以下、名... - 2014/09/24 03:26:54 HUjdjhZo 19/19楽しそうだね~俺も仲間に入れてくれよ~
続かないの…?