【前編】 【後編】 の続き(別ルート)となります。
380 : VIPに... - 2014/07/26 00:16:11.30 2qQIZGAB0 284/398

>>297から再会

381 : VIPに... - 2014/07/26 00:16:47.42 2qQIZGAB0 285/398


………………

翌日

まどか「あ、さやかちゃん!」

さやか「おはよっ、まどか」

まどか「……あ、う、うん」

さやか「んー? どうしたの? 浮かない顔だけど」

まどか「それを言いたかったのはこっちのはずなんだけどなぁ……」

さやか「あー、うん、それね。
    ちょっと悩んでたけど……」

まどか「……あの、それって」

仁美「あら、さやかさん」

さやか「おはよっ、仁美」

仁美「おはようございますですわ」

さやか「ん、おはよっ。
    って、あれ? 今日はあいつと一緒じゃないのぉ~?」

まどか(さ、さやかちゃん……!?)

仁美「いつもいつも一緒というわけではありませんわ。
   貴方とまどかさんのように、ね」

まどか「朝一緒になるのは久しぶりだけどね」

さやか「仁美と恭介に例えられちゃあ、私たちもイチャイチャするしかないかぁ?」

まどか「ちょ、さやかちゃんっ!」




………………


382 : VIPに... - 2014/07/26 00:17:29.54 2qQIZGAB0 286/398


休み時間 
屋上

さやか「……マミさんは、どうなの?」

ほむら「巴さんはちゃんと協力してくれることになってるわ」

さやか「大丈夫なの? あの人、ものっそウブでしょ?」

ほむら「大丈夫よ。
    戸惑いが無いと言えば嘘になるけれど」

さやか「だよねぇ……」

ほむら「貴方の答えは出たのかしら?」

さやか「……んー、まぁ、半分くらい?」

ほむら「わからないわね……」


383 : VIPに... - 2014/07/26 00:18:15.27 2qQIZGAB0 287/398


さやか「あ、ていうか、
    ほむら、あんたは大丈夫なの?」

ほむら「何が?」

さやか「えーっと、んー……」

ほむら「言いにくいこと?」

さやか「……今更って感じはするけど、ちょっとね」

ほむら「言ってみなさい」


さやか「ん、まぁ、
    実は私にも、アレが生えてきて……」

ほむら「……え?」



Qべぇ「それは本当かい? 美樹さやか」



さやか「!? ど、どっからわいた!?」


384 : VIPに... - 2014/07/26 00:19:06.57 2qQIZGAB0 288/398


Qべぇ「最初から居たのに積極的に無視してくれたのは君たちじゃないか」

ほむら「最初から……?」

Qべぇ「そろそろ報告しようと思ってね。
    ここまで来たは良いんだけど、どこからも中に入ることができなかったよ」

ほむら「……そう」

さやか「んじゃ、朝からずっと居たってこと?」

Qべぇ「まぁね」





キュッ

Qべぇ「何だい、美樹さやか」

さやか「いや、可哀そうだなぁ、と」ナデナデ

Qべぇ「訳がわからないよ」





385 : VIPに... - 2014/07/26 00:20:18.23 2qQIZGAB0 289/398


さやか「で、報告って?」

Qべぇ「うん。まぁ、ふたなりの呪いに関してなんだけどね」

ほむら「……解決方法が見つかったの?」

Qべぇ「いや、実はそうでもないんだが……
    ……何を喜んでいるんだい?」

ほむら「そんなことはないわ」ファサァッ

さやか「あんたは今の状況楽しんでるみたいね……」

ほむら「これにかこつけてまどかと性的な関係になれると考えるともうね」キリッ

さやか「はぁ、まぁ、別に人のことは言えないけど」




Qべぇ「……君たちは、意外に似ているんだね」




さやか「似てる?」

ほむら「……そうかしら?」

Qべぇ「ああ。二人とも、好きなら好きで言ってしまえばいいのに、
    きっかけが欲しくて躊躇している。
    見た目の割に臆病な性格をしているね」

さやか「イラっとするわね」

ほむら「大丈夫よ。殺してもすぐやってくる」

Qべぇ「徒に殺すのはやめてくれないかな?
    おっと、

    話が反れに反れて地平線の彼方まで飛んでいったね。
    ふたなりの呪いに関して話したいことがあったんだけど……」

ほむら「なにかしら?」


387 : VIPに... - 2014/07/26 00:22:25.41 2qQIZGAB0 290/398


Qべぇ「どうやら、ふたなりの呪いの浄化は、
    ふたなり同士でも不可能ではないことがわかった」

ほむら「朗報ね」

Qべぇ「完全な浄化への道はまだ分からないけど、ね」

さやか「っ……」

Qべぇ「よかったじゃないか、さやか」

さやか「な、なんのことやら?」

Qべぇ「緊急を要するときはお互い助け合うべきなんじゃないかな?」

さやか「っ……」

Qべぇ「相手のことが嫌いじゃないなら、特にね」


さやか「わかってるわよ。

    杏子も認めてくれちゃってるしね」


ほむら「そうなの。意外ね」

さやか「むしろ独占欲こじらせてくれた方が私も楽だったかもしれないけど……

    ま、それでもやっぱりいざとなったらまどかとはしちゃうんだろうけどなぁ」


388 : VIPに... - 2014/07/26 00:23:14.89 2qQIZGAB0 291/398


Qべぇ「……それと、道すがら一応僕たちの方で魔女の反応を発見したので、
    その位置情報も提供しようと思うよ。
    放課後にでもみんなで行くといい」

さやか「久々に、全員出動ってやつかな?」

ほむら「主に貴方のせいで集まらなかったんだけどね」

さやか「悪かったって。気持ちに整理もついたし、大丈夫大丈夫!」

Qべぇ「マミも心配していたよ?」

さやか「そういうの察せられるようになったってことは、
    あんたも成長してるんだねぇ」

Qべぇ「まぁ、相変わらず君たちの感情はロジックでしか語れないけどね」

ほむら「貴方達にそれを理解されるのも不愉快だわ」

Qべぇ「これでも歩み寄ろうと努力はしているんだよ?」

さやか「はいはい。で? 場所は?」

Qべぇ「えっと、ね」




………………

389 : VIPに... - 2014/07/26 00:24:37.38 2qQIZGAB0 292/398


物影

まどか「よかった、さやかちゃん大丈夫みたい……」

杏子「まぁな。だから心配するこたねぇって言っただろ?」

まどか「……杏子ちゃんは、大丈夫なの?」

杏子「何が?」

まどか「その、さやかちゃんの相手、してるんだよね?」

杏子「あぁー、まぁな。
   ソーシソーアイってやつ?」

まどか「へっ!?」

杏子「……あ、でもさ、勘違いするなよ。
   私は別にあいつのこと拘束もしないし、
   あいつがあんたのために何がするってんならそれを推奨する

   それがナニであろうとも、な」

まどか「でも、それは、悪いよ……だって杏子ちゃんはさやかちゃんのこと……」

杏子「……」ニヤッ

まどか「え?」

杏子「いいんだよ。お互い自由にやるさ。
   誰かのためと自分のために、な」

まどか「……」

杏子「誰かのために何かしたい って思うのも、
   自分がしたいこと、だろ?

   なら、さやかの行動を認めるのはその誰かの為じゃない、
   さやかの為だ」

まどか「……」

杏子「悪いようにはならない、と思うぜ?」

まどか「そう、だよね。うん」




………………

390 : VIPに... - 2014/07/26 00:25:34.86 2qQIZGAB0 293/398


放課後
街中



ほむら「……」テクテク

さやか「……」テクテク




さやか「ていうか、なんで私たち二人なの?」

ほむら「……ものの見事に都合がつかなかったからよ。
    それに、二人いれば何とかなるでしょう」

さやか「ま、だめだったら誰かを待つし」

ほむら「そういうことよ」




さやか「それにしたって珍しすぎる取り合わせよね。
    私とあんたじゃ」

ほむら「そうかしら? 一緒にいる時間は存外少なくなくてよ」

さやか「そりゃ、間にまどかがいるからでしょ?」

ほむら「確かにそうね」

さやか「まぁ、ベテランには変わりないからその点は安心だけどね。
    私とまどかだけで魔女に挑むよりかは安心」

ほむら「身の程を知っているようで安心したわ」

さやか「ふんっ どうせ私はまだペーペーですよ」

392 : VIPに... - 2014/07/26 00:26:13.24 2qQIZGAB0 294/398


ほむら「そろそろ、ね」

さやか「この辺?」

ほむら「……ええ。
    よかった、この程度ならまだどうとでも戦える」

さやか「よっしゃ、じゃぁペーペーのさやかちゃんがどれだけ戦えるようになったか、
    とくとく見せつけてやりましょうかねっ」

ほむら「無理はしないでほしいわ」

さやか「あたぼうよぉー!」

………………

393 : VIPに... - 2014/07/26 00:26:59.04 2qQIZGAB0 295/398


十数分後
魔女結界

さやか「……っ……」テクテク

ほむら「……」テクテク

さやか「……はぁ……」テクテク

ほむら「……」

さやか「?」

ほむら「さやか。何か、変よ?」

さやか「っ、結界が、変化した?」

ほむら「いいえ、変なのは貴方」

さやか「え?」

ほむら「さっきから落ち着きがないわ。
    意気込みすぎて呼吸が乱れているのかしら?」

さやか「い、いや、そんなことは……確かに、ちょっと焦ったかな」

ほむら「焦る?」

さやか「ん、や、さっきから熱くない?
    あんまり長居したくないなぁ、って思って」

ほむら「……暑い?」

さやか「ん、うん」パタパタ

ほむら「……少し、休憩する?」

さやか「いや、いいよ。
    早く終わらせよう」

ほむら「焦りすぎても駄目よ。

    とはいえ、早くここから出たいんだったわね。
    後は私がメインで戦うから」

さやか「いや、体動かした方が気がまぎれるかも、
    いいとこ見せるつもりでもあるしね」

ほむら「……そう」



………………

394 : VIPに... - 2014/07/26 00:27:39.24 2qQIZGAB0 296/398



さやか「これで、どうだぁっ!!」

魔女「    」シュワァァァァァッ……



ほむら「っ、やるわね」

さやか「はは、こんなもんよっ!

    よくもまぁこんな居心地の悪いところ作ってくれたわね!」

ほむら「……」

さやか「さて、そろそろ魔女結界が消えるかな?」


















さやか「……あれ?」




395 : VIPに... - 2014/07/26 00:29:57.86 2qQIZGAB0 297/398




ほむら「……そう、そういうことね」

さやか「?」

ほむら「今の魔女。食わせものよ」

さやか「え?」

ほむら「今の戦い、手ごたえがなかったと思わない?」

さやか「まぁ、余裕すぎたかなーとは……」

ほむら「本気なんて出していなかったからよ。


    いえ、寧ろ、ここに誘い込むことこそが、魔女の目的」


さやか「どういうことさ!?」



ほむら「私たちは、閉じ込められてしまったのよ。この魔女結界に」



さやか「はぁっ!? って、それじゃ……」

ほむら「ええ、この魔女結界を維持するためだけに、魔女は力を使っている。
    私たちの手で出るのには、結構な労力を要するでしょうね」

さやか「そ、そんな……」モジモジ

ほむら「……こういうとき、魔法少女が多いと便利よね」

さやか「あっ、そうかっ!」

ほむら「外部から結界に接触すれば解除するのは簡単よ」


さやか「うえー……来るなら早く来てよ、杏子ぉー」


ほむら「そうわめかないで、無駄な体力を使うわよ」

さやか「……、それも、そうだけどさ……」

396 : VIPに... - 2014/07/26 00:30:44.27 2qQIZGAB0 298/398


ほむら「それにしても、そういうときはやっぱり杏子の名前を呼ぶのね」

さやか「……いいでしょ、別に」

ほむら「本命は杏子で決まりかしら?」クスッ

さやか「っ……あんたのまどかへの愛には負けるわよ」

ほむら「ふふ、そうね。そこは譲れないかも」

さやか「ったく。
    まぁ、杏子を待つだけっていうのも癪だし、
    私たちも行動する?」

ほむら「それもいいかもしれないけれど、
    今のうちにするべきことがあるわ」

さやか「何?」





ほむら「貴方の性欲処理よ」

さやか「ブフォァ!?」






397 : VIPに... - 2014/07/26 00:31:40.30 2qQIZGAB0 299/398


さやか「!?  !?!?」

ほむら「……隠していたつもりだろうけど、
    ちょっと集中すればすぐわかるわよ。

    熱い熱いって、ここが熱いんじゃなくて貴方が熱くなってるだけってことよ」

さやか「っぅ、ばれてたのかぁ……」

ほむら「……仕方ないことよ。
    魔女結界にいると、余計にたまりやすくなるみたいだし……
    それで、どうするの?」

さやか「べ、別に大丈夫だしっ!
    さっさと終わらせて、その、杏子に……」

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「無理はしないで。呪いがたまりきったら、どうなるかわからないのよ?」

さやか「……っ、て、言ったって、
    あんたはまどかが好きなんでしょ?」

ほむら「緊急事態よ。そんなことはどうでもいい」ズイッ

さやか「ぇっ!?」



さやか「……え、ぇぇぇ……」ドキドキ


398 : VIPに... - 2014/07/26 00:33:10.39 2qQIZGAB0 300/398


ほむら「大丈夫、ちゃんと、気持ち良くしてあげるから
    それとも、私では不満?」

さやか「いや、不満とか……言わせてもらえば杏子がいいけど……」

ほむら「……質問を変えるわ」

ピラッ

さやか「っ!!!」

ほむら「……私では、勃たない?」




さやか「……や、やめなよ。はしたないでしょ……」

ほむら「……興奮はしてくれるのね」クスッ

さやか「……っ……ぅ、うん……」









ほむら「じゃあ、そこの段差にでも座りなさい」

さやか「……ん」




399 : VIPに... - 2014/07/26 00:34:37.09 2qQIZGAB0 301/398


ほむら「……見せて」

さやか「う、うん」

ピラッ

さやか「……んっ」

ボロン

ほむら「っ」

さやか「……こんなん、なっちった」

ほむら「……ええ、そう、でしょうね。
    呪いも、結構たまっているようだし……」

さやか「魔女結界のせい、かな?」

ほむら「そうね。その可能性が高いわ。
    ここに来てから貴方の様子がおかしくなり始めたし、」

さやか「あはは、結構人のことよく見てるんだね」

ほむら「……」ソッ



ムギュ

さやか「んんぅっ……」ビクッ

ほむら「そうね、貴方は無理をするから。心配」



グニグニ……

さやか「んくぅっ……」ピクッ

ほむら「……」

400 : VIPに... - 2014/07/26 00:35:12.43 2qQIZGAB0 302/398


さやか「はぁ……はぁ……」

ほむら「……舐めるわよ」

さやか「ん、うん」

ほむら「ん」ァーン



ハム

さやか「ぁ……」

ほむら「んむ、はむ……」



チュル……クチュ……

さやか「っ、ぁ……ん……」

ほむら「ん、チュ……チュルッ……はぁ、……」



401 : VIPに... - 2014/07/26 00:36:15.49 2qQIZGAB0 303/398


ペロペロペロ……ヌチュルチュ、クチュ……

さやか「ぁぁっ。ぁっ……!!」

ほむら「……ここが、いいのね」




ペロペロペロ……ペロペロ……

さやか「ゃっ、はぁ、はぁ……く……」ビクッ

ほむら「……ん」






さやか「ど、どうして、弱いところすぐ、見つけちゃうかなぁ……」

ほむら「どうしてかしらね」ペロッ

さやか「んっ……」


ほむら「……はむ」



さやか「ぁぁっく……!
    や、顎、大丈夫?」ピクン

ほむら「?」

さやか「あんた口ちっさいでしょ。無理しないでよね?」



ほむら「……」モゴモゴ

さやか「そのまましゃべんな。っ、ぁぁっ……」

グジュッ、チュブッ……ヌチュ……

さやか「ぁっ! ぁぁは、っく……」

ほむら「んっ、んっ……」


ほむら(よく見ているのは、貴方も同じじゃない)



402 : VIPに... - 2014/07/26 00:36:53.53 2qQIZGAB0 304/398


ジュプッ ジュプッ ジュポッ……
チュ、クチュル……

さやか「んんっ!」ビクビクッ

ほむら「ん……んっ……んは……んむ……」


ほむら(ホント、人のことばっかり……)


ヌチュ、ペロペロペロペロ……
ピチュ……チュプッ……

さやか「ぁぁっ、はぁ、ぁっく! い、いい……よ、
     ほむら、きもち、い……」

ほむら「……」

ナデナデ

さやか「ほむら……んぁぁ……」

ほむら「……」

ペロペロ……チュム、クチュ……

さやか「んっ、ぁぁっ、はぁ……」

ほむら「……」

ナデナデ



ほむら「……別に、目をつむって、杏子のことを考えてもいいのよ」チュッ

さやか「え?」



ほむら「撫でられると、佐倉杏子は喜ぶのかしら?」クスッ

さやか「あ、ああ、ごめん……」

ほむら「いいえ、別に……嫌とかじゃないわ」

さやか「……そ、そう?」

ほむら「……」

ナデナデ


403 : VIPに... - 2014/07/26 00:38:16.74 2qQIZGAB0 305/398



チュ、クチュ……

さやか「はぁ……はぁ……あのさ、ほむら、あんた……
    こういうの慣れてるの?」

ほむら「そんなわけないじゃない」

さやか「いや、だって……うまいし……」

ほむら「喜んでもらえたなら嬉しいわ」

さやか「……でも、あんたこそ、無理しなくていいんだからね」

ほむら「……」

さやか「最後は、自分でするからさ」




ほむら「……はぁ」




さやか「え?」

ほむら「確かに、仕方ないといったのは私の方だわ。
    でも、生半可な覚悟でこういうことをしているわけではないのよ」

さやか「いや、でも、あんたにはまどかが……」

ほむら「それはそれ。
    だけど、私はあなたのためにもできることはしようと思っている。

    もちろんまどかが優先されるのは言うまでもないことだけど」

さやか「お、おう」

ほむら「……気が変わったわ。
    あなたのためにするのはやめることにする」

スッ

さやか「え?」

ほむら「……終わりよ」

さやか「そ、そんなぁ……」

ほむら「貴方のためにするのは終わり」

さやか「……、そ、そっか、ごめん……」




ほむら「……ここからは、私が好きなようにやるわ」

さやか「え」


*****時間停止~解除


404 : VIPに... - 2014/07/26 00:39:11.52 2qQIZGAB0 306/398


さやか「え?」

ほむら「拘束させてもらったわ。
    あんまり暴れると痛いわよ」

さやか「ちょ、ちょっとぉぉ!?」ガシャガシャ

ほむら「抵抗しないことね。気持ち良くしてあげるのには変わらないから」

さやか「て、言ったって……いや、そんな……」モジモジ

ほむら「……自由にさせてもらうわ。
    これから私は、私のために貴方に尽くす。
    もちろん、私も気持ち良くなりながらね」

さやか「は、はぁ?」

ほむら「……」ゴソゴソ

さやか「!?」

スルスル……

さやか「ちょっ……」(////

さやか(生足っ!)

ほむら「……っ、いちいち、反応しないで。
    それはそれで恥ずかしいわ……」

さやか「いや、だって、今の私の性欲はそっちのベクトルなわけで……」

ほむら「全く……でも、めんどうだから全部は脱がないわよ」スルスル

さやか「っ 着たまま、するの?」

ほむら「ええ 終わったら休憩して、すぐ結界を解除するためにもね。
    残念かしら?」



さやか(それはそれで逆にエロイような気もする)モンモン

ほむら「?」

さやか「な、なんでもない」




405 : VIPに... - 2014/07/26 00:40:55.42 2qQIZGAB0 307/398


ほむら「……じゃあ」ヌッ

さやか「わっ、 わっ……」アタフタ

ほむら「……何?」

さやか「いや、ホントに、しちゃうの?

    セックス……」

ほむら「そう言ったつもりだけど?」

さやか「……」

ほむら「無理はしてないわ。別に、貴方に尽くすことに嫌悪感はない」

さやか「……」






ほむら「……どうしてここまでしてくれるのか?」

さやか「……」コクン






ほむら「もっと仲が良かったこともあるといったのは覚えてる?
    その、名残よ。
    放っておけないのも、そのせい」





さやか「……でも、それは私であって私じゃないんだよ?」



ほむら「そうね。
    だから、これは私の独りよがり」


クチュ

さやか「あっ……」

ほむら「んっ、あなたは、ただ快楽を貪ればいい」


406 : VIPに... - 2014/07/26 00:41:43.31 2qQIZGAB0 308/398


ヌチュゥッ……

さやか「ん、ぁ……熱い……」

ほむら「んんっ……
    ちゃんと、っ気持ち良くしてあげられうと思う、から……」



ツプッ

ほむら「んくっ……」プルプル

さやか「……え」




プツッ……ヌルッ

ほむら「んはぁ、は……っ」

さやか「!?」ピクッ

ほむら「腰を、引かないで」

さやか「や、だって」




ズヌゥッ……

ほむら「んんぅっ!!」ビクビクッ

さやか「っぁっ!」




ツゥー……

さやか「ん……ほむら、あんた」


407 : VIPに... - 2014/07/26 00:43:17.11 2qQIZGAB0 309/398




ほむら「気にしないで、処女に意味なんてない」プルプル……

さやか「そ、そんなことないでしょ」



ほむら「私にとっては、ん、意味なんてないのよ」ハァハア……

さやか「はぁっ? あんただって、女の子なんだから……」

ほむら「だから、私のちゃんとした初めては、
    まどかにささげてるのよ」

さやか「……あ、あー、さいですか……」

ほむら「確かに、今のまどかは覚えていないでしょうけど、
    私の中では、納得しているのよ」

ヌチュ……

さやか「……ん」

ほむら「そうね。でもあえて言うなら……
    あなたは私の二番目の人、よ」

さやか「……そう、なんだ……」ドキッ

クチュウ……ヌチュ……

ほむら「ほら、動いてあげる……」

ズプッゥ……


408 : VIPに... - 2014/07/26 00:44:38.29 2qQIZGAB0 310/398


さやか「ぁっ、ふぁぁ……す、ご……」

ほむら「……んっ」

ヌチュゥ ズプッ……

ほむら「んっ……ぁ」

さやか「ぁ……んんっ……」

ヌチュ グチ……

さやか「はぁ……はぁ……ん……」

ほむら「……んっ、ぁ……はぁ……はぁ……

    んっ

    こう、かしら」モソ……

さやか「……?」

ズプッ

409 : VIPに... - 2014/07/26 00:45:52.86 2qQIZGAB0 311/398




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「っぁ! ぁ、っく、ちょ、ほむら……」ビクッ

ほむら「はぁ、はぁ……嫌、かしら?」




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「っくぁぁっ、はぁ、はぁ……う、ううん、
     いやなんかじゃ、、ないよ」ビクビク

ほむら「……それなら、目をつむっていなさい」




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「はぁ、はぁ…………」

ほむら「ほら、佐倉杏子でも思い浮かべて……」




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「っ、うくっ……や、それは、ちょっと……
    違う、かなって……」

ほむら「……んっ、ふっ、ん……ぁっ……」

さやか「ほむらが、私のために、してくれてるのに……」




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「ぁぁっ。はぁ……はぁ……はぁ……」

ほむら「……っ、ふ……んく、ぁ……
    それなら……ぁっ……別に、いいけど……ぁっ」




ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

さやか「んっ、ぁ……それとも、見られたくない?」

ほむら「あなたに、ぁ……そんな、気は使わないわ」



ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ

ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ



410 : VIPに... - 2014/07/26 00:46:52.05 2qQIZGAB0 312/398




さやか「んぁぁっ、ぁ、あんたの中、狭くて……ぁっ、
    もう、……もう……っ!」

ほむら「はぁ、はぁ……出そう、なの?」

ズプッ ズプッ ズプッ ズプッ




さやか「ん、っ、ぁっ うん……もう、だめ……」

ほむら「んく、あっ、ぁあっ……はぁ……はぁ……」

ズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッ




ほむら「ぅくっ、これで……んぁっ、
    ど、ぅ……かしら……はぁあっ!」ビクンビクン

さやか「あ、っ、ぁっ! や、やばい、ほむ、ら……あっ!」

ほむら「いいっ、わよ、出しなさい。
    受け止めてあげる……から……」

ズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッ





さやか「だ、だめだってっ
    感染、するかも……知れないしっ」ハァハァ

ほむら「別に……どうってことっ、ないわ……」ハァハァ

ズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッズプッ




さやか「ちょ、ほむら、ほむらぁっ!」

ほむら「んぁぁっ、っく、ぁっ、
    いいから、出しなさい……ね」


411 : VIPに... - 2014/07/26 00:47:51.10 2qQIZGAB0 313/398





さやか「んんんっ! ぁっ、ああっ!!!」ビクン!

ビュルルル!





ほむら「っ! っく、熱っ……!」

さやか「ぁぁぁ、っはぁ、は……」ビクン!

ビュルルルルル!!






ほむら「ぁ……く、ぁ……いっ……くはっ、……!!」プルプル……

さやか「んぁぁ、ぁ……ぁ……あっ!」ビクビク

ビュル、ビュルル……ビュ……


412 : VIPに... - 2014/07/26 00:48:56.86 2qQIZGAB0 314/398


ほむら「だ、め……あ、イく……あっ!」

さやか「ん、ぁっ!」ビグン

グチュン



ほむら「―――っぁぁあああっ!!」ビクンビクン

グチュゥゥ……



さやか「いっ、今、締めないで……敏感すぎて……ぁぁっ!」

ビュルッ、ビュル……

ほむら「ご、ごめ、あっ……っぁっ!」ビク ビク……

さやか「はあぁぁ……ぁ……」ビクンビクン……



ビュ……

ほむら「んく……あ……」ピクピク

さやか「はぁ……はぁ…………」


413 : VIPに... - 2014/07/26 00:50:30.82 2qQIZGAB0 315/398


ほむら「っ、はぁ……っ……」ピクン

さやか「……はぁ……はぁ……」


ほむら「ん、はあ……はぁ……」

さやか「はぁ……ふぅ……」


ほむら「…………っん はぁ……」

さやか「……ん……」



ほむら「……はぁ、はぁ……」

さやか「……んっ……く……」モソモソ

ほむら「……」




さやか「……ほむら、手錠……」



ほむら「……ん」ノソッ

カチリ



さやか「ふぅ」

414 : VIPに... - 2014/07/26 00:51:12.98 2qQIZGAB0 316/398


ほむら「……」

さやか「……ん」

ナデナデ

ほむら「……」

さやか「……」ナデナデ

ほむら「……」フイッ

さやか「……ありがとね」



ほむら「別に……んっ」ノソッ

ヌポッ

さやか「ぁっ……」

ほむら「……んっ」

ドロォッ……

さやか「う、わ……ぁ……」

ほむら「別に、私が、好きでやっただけのことよ。
    感謝されるいわれはないわ」

さやか「……」

ほむら「貴方はレイプされただけ。それでいいじゃない」

さやか「……いやいや、あんなに良くしていただいてレイプも何も……」

ほむら「そうね、お礼を言うというのなら……」

さやか「?」



ほむら「ティッシュ、よこしなさい」

さやか「あぁ、うん……」

ほむら「足りないのよ。貴方がたくさん出してくれちゃったおかげでね」

さやか「さ、さーせーん……」(////






415 : VIPに... - 2014/07/26 00:51:41.66 2qQIZGAB0 317/398


ゴソゴソ

ゴソゴソ

ゴソゴソ

ゴソゴソ

ゴソゴソ




ほむら「……さて、じゃあ」

さやか「うん、おかげさまでフルパワーで戦えるよ」

ほむら「結界、解除してもらおうかしらね」

さやか「……もらう?」



パリィン



さやか「え?」



………………


416 : VIPに... - 2014/07/26 00:52:21.68 2qQIZGAB0 318/398


マミ「あ、あの、ごめんなさい。
   のぞき見するつもりは、なかったのだけれど……」モジモジ

さやか「っ! ま、マミさん……見て、たんですか……?」

マミ「……っ ごめんなさいっ!」ペコリ

さやか「ああ、いや、そんな、そんな……」オロオロ

マミ「連絡がないから様子を見に来てみたら……その、
   結界の中に二人がいることに気づいて……
   いつでも解除できたんだけど……その、
   邪魔しちゃ、悪いかしらって」ポポポ(////



さやか「べっ、べつに、いつでも解除してくれて結構ですよ!」

ほむら「そうね。佐倉杏子の方がいいものね」

さやか「ちょぇあっ、ほむらっ!!」

ほむら「はやく口直しでもしてきたら?」クスッ

さやか「っ ったく、もう……っ」




マミ「ともかく、大変だったわね、二人とも。
   お疲れさま。鹿目さんも佐倉さんも今来るらしいから、
   このまま私の家でお茶しない?」

さやか「あ、えと」

ほむら「いいですね。ご一緒させてもらいます」

さやか「うん、じゃあ、私も」

マミ「じゃ、行きましょ♪」




417 : VIPに... - 2014/07/26 00:53:21.08 2qQIZGAB0 319/398




さやか「……はぁ、早速浮気しちゃったよぉ」

ほむら「割り切りなさい」

さやか「私はあんたほどさばさばしてないわよ」

ほむら「あら意外ね。私、貴方からの評価がそんな感じだとは思わなかった」

さやか「たしかに普段のあんたは爬虫類っぽいと思うけどね、
    なんか色恋沙汰とエロい話になるとサバサバしてるのよね」

ほむら「そうね。経験豊富だから」ファサァッ

さやか「まどかとだけでしょ?」

ほむら「……悪い?」

さやか「別にぃ……経験豊富だからってどうということもないしね」



マミ(言い合いにも聞こえるけど、
   仲良いわよね……ちょっと羨ましいかも)ニコッ


………………

428 : VIPに... - 2014/07/27 21:24:39.47 UiJV0rty0 320/398


某日
マミの家

杏子「……」

マミ「でね、その時その人、先生と一緒に転んじゃってぇ」

さやか「ぶはっ! かっこわるっ!」ゲラゲラ

まどか「その先輩てもっとスポーツできる人だと思ってました」クスクス

ほむら「せっかく格好付けたのにね」

マミ「ま、まぁ、助けてあげようとして私も転んじゃったんだけど」

さやか「ドジが伝染してますよ」








杏子「学校て、楽しいか?」


429 : VIPに... - 2014/07/27 21:25:39.39 UiJV0rty0 321/398


まどか「ん?」

さやか「んー? まぁまぁかな」

杏子「まぁまぁかよ……」

マミ「何より、友達と一緒にいろいろできるってことがいいのよね
   真面目に勉強するのも大事だけど、一緒に語らうのが何より楽しいわ。」

杏子「……」ポカーン

マミ「な、なによ?」

杏子「わり、マミって、ぼっちのイメージだった」

マミ「は、はぁぁ!?」

さやか まどか「……」

マミ「ちょ、なんでみんな黙るのよ!?」


Qべぇ「……多分、いつもこのメンバーでいることの方が多いから、
    クラスでは友達がいないと思われていたんじゃないのかな?」


マミ「なっ!?
   何よ、その風潮!!」

まどか「ソンナコトナイデスヨ」

さやか「ワタシタチマミサンハトモダチイパイトオモテマスヨ」

杏子「ほむらのやつ、気まずくていなくなっちまったぞ」

マミ「……」クスン

まどか「でも、学校楽しいよ?」

杏子「……んー、まどかって何でも肯定的に考えてそうだからなぁ……」

さやか「まぁ、マミさんも楽しいって言ってるし、
    私だってまどかと一緒に学校行くのは楽しみだし、
    この場は、『楽しい』が優位ということで可決かな?」

マミ「ええ、そうね……私も『クラスの友達と』一緒にいるのが楽しいわ」プンッ

まどか「ま、マミさん……ごめんなさい」

さやか「すみませんでしたってぇっ! 戻ってきてくださいよぉ」

杏子「すまんすまん」ゲラゲラ

マミ「謝られた方が辛いわね。これ。
   まぁいいわ。そろそろ紅茶のおかわりいる?」

まどか さやか「はーい!」

ほむら「……」コッソリ







杏子「……ふーん」




………………

430 : VIPに... - 2014/07/27 21:26:28.11 UiJV0rty0 322/398


翌日
朝 通学路



マミ(それにしても、みんな酷いわね……
   私、別にぼっちなんかじゃないんだけど……

   ないわよね?)

モブ♀「マミー、おはよっ!」タッタッタ

マミ「あら、おはよう」

モブ♀「あれ? 今日遅くない?」テクテク

マミ「そうかしら? というより、貴方が早いんじゃないの?」

モブ♀「そうだった、今日は朝練に間に合いそうなのよねっ
    んじゃ」タッタッタ

マミ「転ばないようにねー」クスクス




杏子「へぇ、仲良いんじゃん。安心したよ」

マミ「っ、佐倉さん?」


431 : VIPに... - 2014/07/27 21:27:09.45 UiJV0rty0 323/398


杏子「よっ」

マミ「……その服は」

杏子「似合うだろ? 同じ制服だぞ。純正品」

マミ「……どうやって調達したのかしら?」

杏子「んー、内緒」

マミ「あなたの生き方に文句をつけるわけじゃないけど……」

杏子「大丈夫、今回はあんまし迷惑掛けてない」

マミ「今回『は』?」

杏子「それより、マミんとこの学校ってどんなかんじなのさ?
   案内してくれよ」

マミ「案内って言ってもねぇ……」

杏子「私の得意技、知ってるだろ?」

マミ(……このままだと授業を邪魔されそうね。
   機嫌を損ねるのも大変そうだし……)

杏子「ダメか?」

マミ「……別に、いいわよ。
   今日の授業は後からでも追いつけそうだし」

杏子「っしゃ、んじゃサボろうぜー!」

マミ「サボりなのに、行先は学校なのよね」

杏子「大丈夫、マミのこともサポートするし」

マミ「そうね、認識操作はあなたの方が得意だもの。
   そこは任せるわ」

杏子「はーいよっと。
   これで、誰にも怪しめずに、
   いつでもどこへでも行けるぜ」

マミ「そんな悪戯みたいな魔法ばかり覚えて……」



………………

432 : VIPに... - 2014/07/27 21:27:53.93 UiJV0rty0 324/398


教室

ガヤガヤ

マミ「ここが、私の教室」

杏子「って、壁全部ガラス張りかよ。
   なんかおちつかねぇな」

マミ「そう言う方針なの。
   ちょっと目を凝らせば鹿目さんも見えるわよ」

杏子「よっと」ガタン

マミ「ちょ、机に乗らないの!」

杏子「おー、見える見える」ヒラヒラ

マミ「見える見える!」パタパタ



マミ「はぁ、はぁ……ちょっと、
   誰にもばれないからって、少しはしたないわよ」

杏子「あ?」

マミ「……」



杏子「見えた?」

マミ「み、見てない、わ」



杏子「なんだよ、どっちにいるんだ? まどかは」

マミ「……あ、ああ、そういうことね」

杏子「お? どうした?」

マミ「はぁ……なんでもない」




………………

433 : VIPに... - 2014/07/27 21:28:41.94 UiJV0rty0 325/398


体育館


杏子「せいっ」シュパッ

マミ「とっ、結構、やるじゃない」パシッ

杏子「そこそこ遊びで慣らしてるからな、
   バドくらいは、っと」パシッ

マミ「運動神経は基からいいもの、ねっ」パシッ

杏子「おわっ! あ、やべ」パシッ

マミ「もらったわっ!」スパコーン!!


杏子「なんつってな」ロッソファンタズマァ……

マミ「え?」


杏子「ヒョイッと」ポスッ

マミ「えぇぇぇ!?」

杏子「よっしゃー! 点とったり―!」

マミ「ちょっと! 魔法を使うなんて聞いてないわよ」

杏子「言ってないよ~♪」

マミ「むぅっ、そういうことなら、私だってっ!」

杏子「待て待て待て待て、
   リボンで打ち返すつもりじゃないだろうなぁ!?」





………………

434 : VIPに... - 2014/07/27 21:30:29.93 UiJV0rty0 326/398


シャワールーム



杏子「っはー! 遊んだぁー」シャァァァァ……

マミ「わざわざ学校でこんなことする意味あるのかしら?」シャアァァ……

杏子「いーんだよ。ただ見てみたかっただけだし」

マミ「そう。まぁ、貴方が納得してるならそれでいいけど、
   でも、今回だけよ?
   いくら上手に認識操作してるからって、ね」

杏子「わかってるよ。
   じゃぁ、今度はさやかを誘おうかな」

マミ「そういう問題じゃないの。
   
   それにしても、美樹さん……そうよ。
   貴方、寧ろ美樹さんを誘う方が自然だったと思うんだけど?」

杏子「んー そうだな。
   でも、今はマミの方が都合がいいなって」

マミ「都合のいい女と思われてるのね」

杏子「まぁなぁー♪」

マミ「そんな、酷いっ。
   美樹さんに振られたからってすぐ私に乗り換えるだなんて」

杏子「は、はぁ!?」

マミ「ああ、でも私は罪な女。
   心傷ついた乙女のハートを吸い寄せてしまう運命なの。
   ごめんなさい。私、貴方の心に答えることはできないわ」

杏子「そんなんじゃねぇしっ!!」

マミ「……」

杏子「……」

マミ「本当に興味ない?」

杏子「ねぇよっ!!」

マミ「それはそれでショックだわぁ……」

杏子「ついこの間までウブだった癖によく言うじゃねぇかビッチ」

マミ「び、ビッチじゃないもん!!」

杏子「まどかとほむらとさやかと、くんずほぐれつしてるそうじゃねぇか?」

マミ「美樹さんとはしてないわよ……」

杏子「ほぉーん? 
   それでも、そんなのが他人にばれたら
   気持ち悪いって思われるだろうけどなぁ?」

マミ「や、やめてよ……」

435 : VIPに... - 2014/07/27 21:31:41.38 UiJV0rty0 327/398


杏子「なぁにが、やめてよ、だ」

ガチャッ

マミ「ちょ、何入ってきてるのよ!?」

杏子「……昔から、そうだったよなぁ」

マミ「っ」

杏子「あんたは、虐められるのが癖になってる。
   それも、他愛ない感じのやつ」

マミ「……」

杏子「さみしがり屋だもんな。
   本当にいじめられると凹むけど、
   こういう、好きだからいじめちゃうってタイプのは大好きだった」

ギュムッ

マミ「ぁぁっ! ちょ、佐倉さん……
   やめ、て……」ビクッ

杏子「……わかってんだろ?
   自分が、マゾだって」

マミ「……っ、やめ、てよ……そんなこと……」

ギュゥゥゥウゥ……

マミ「んひぃっ! ぁ……」

杏子「……」

マミ「やぁ……ぁ……」ピクッ




杏子「興味ないの? って聞いたな?
   素直に答えてやるよ」

マミ「あれは……そんな、本気で言ったわけじゃ……」

杏子「それでもああいう言葉が出てくるのは変だぜ?
   普通はいわねぇ」

マミ「……」

杏子「私は、興味津々だよ。
   そんで、あんたも
   ……めちゃくちゃに、してほしかったんじゃねぇの?」

ムギュ……

マミ「ぁ……」トロン

杏子「……」

マミ「……ん」

436 : VIPに... - 2014/07/27 21:32:13.77 UiJV0rty0 328/398




マミ「……して、ほしいかも」ボソ




杏子「なんてなっ! 仕返しだ仕返しっ!!」パッ

マミ「……え?」




杏子「何呆けてるんだよっ さっさと次のところいくぞ!」

マミ「……え、ええ」モジモジ



………………

437 : VIPに... - 2014/07/27 21:32:51.87 UiJV0rty0 329/398


保健室

杏子「ふぅー、横になるならここだよな」ゴロン

マミ「全く、自由なんだから……」

杏子「欲望のままに生きてるからなぁー」

マミ「でも、変な感じ。
   私、授業中に保健室ってきたことないわ」

杏子「ほーん?…… 頑丈なんだな」

マミ「昔はそうでもかったわよ、
   むしろ魔法少女になってからすごく体が楽って言うか……」

杏子「へー……」

マミ「…………え、もう眠いの?」

杏子「……うー?」

マミ「はぁ、もう……認識操作が切れちゃうでしょ。
   場所を変えるわよ」

杏子「ふわぁ、うん」



………………

438 : VIPに... - 2014/07/27 21:33:52.50 UiJV0rty0 330/398


部室棟 物置

マミ「ここなら、どの部活動も使ってない部屋だし……」

杏子「んなぅ……そこのベンチでいいや」ゴロン

マミ「はいはい……少しほこり払ってからね」



マミ(……あら?)



杏子「マミぃ~~」クタッ

マミ「きゃっ! ちょ、のしかからないでっ」

都合の良いところに落ちているダンベル「そこだっ」

マミ「きゃっ!」

ドターン


439 : VIPに... - 2014/07/27 21:34:34.61 UiJV0rty0 331/398


マミ「……も、もう……佐倉さん?」

杏子「やーらけー……」ムニャムニャ

マミ「ちょ、やわらかい、って……そこは、あぁんっ……!」

杏子「ふまぁ…………」zzz

マミ「……はぁ……」ゴロン





杏子「ん……スゥ……スゥ……」zzz

マミ(もう、どうしてこうなるのかしら……)

杏子「んむ……スゥ……スゥ……」

マミ「……」

マミ(……突っ走って、周りを巻き込んで、
   ちょっと迷惑でもあるけど、

   なぜかしらね

   この寝顔を見てると、
   なんか、全部どうでもよくなっちゃった)

マミ「……」ナデナデ

杏子「スゥ……スゥ……」

マミ「……」









「~~~ ~~~~」

「~~~~~  ~~~~!」

マミ「?」


440 : VIPに... - 2014/07/27 21:35:12.17 UiJV0rty0 332/398


モブ♂「ここだよ、チョー穴場」

モブ♀「へぇ、鍵開いてんの?」

マミ「!!」

ガチャ……
















モブ♂「……? あれ、今誰かいた?」

モブ♀「しらなーい」








441 : VIPに... - 2014/07/27 21:36:02.75 UiJV0rty0 333/398


マミ(……今はまだ授業時間のはずだけど
   まぁ、人のことは言えないわよね)

杏子「ふえ?」

マミ「静かに」

杏子「ん……なんだよ」

マミ「あなたほど私、認識操作上手じゃないから……」

杏子「……お? なんでこんな物影に……?」

マミ「誰か来たのよ。ばれるとマズいから、やり過ごすわよ」

杏子「……はぁ。めんどくせーな。
   私が認識操作やるよ」

マミ「寝起きでちゃんとできるの?」

杏子「余裕ー♪」














杏子「……あれ」

マミ「ちょっと?」

442 : VIPに... - 2014/07/27 21:37:13.07 UiJV0rty0 334/398


杏子「……わりぃっ。
   なんか、できねぇ」

マミ「……どういうこと?」

杏子「え、えっと……その、
   なんか最近調子でなかったんだよなぁ……」

マミ「……原因は後で考えましょう。もうすこしここでやり過ごすわよ」

杏子「ん、そう、だな」






モブ♂「体育超ダリーわー」

モブ♀「んっとーにねー」





杏子「おうおう、堂々とサボりかよ。
   マミはあんな風になるなよ」

マミ「この状況で言えること? それ」






モブ♂「最初と最後だけ居ればいいし、
    はよ終わらせるか」

モブ♀「別にいいけど、
    もうちょっと時間ほしーわー」






杏子「なんだ、あいつら何するつもりだ?」

マミ「……なんか、雲行きが……」







モブ♂「っしょ」ゴソゴソ

モブ♂の♂「ボロン」



杏子 マミ「!?」




443 : VIPに... - 2014/07/27 21:38:43.20 UiJV0rty0 335/398


モブ♀「どうした?」

モブ♂「いや、今何か、見せつける快感を覚えた気がした」

モブ♀「私は見慣れてるけど」




杏子「え……えー……この学校の生徒って、こんなことするんだぁ……」

マミ「し、しないわよ!
   こんなの、知らない……」

マミ(あの子、あんな大胆な子だったかしら……?)





モブ♀「パンツだけ脱いだ」ビローン

モブ♂「おお、エロイな」

モブ♀「男の下半身裸ってダサいな」

モブ♂「言うなし」

モブ♀「そこの鏡で見てろし」

モブ♂「おお、ダサいし」

杏子 マミ(こっち向くなし!!)




444 : VIPに... - 2014/07/27 21:40:11.68 UiJV0rty0 336/398


マミ「ていうか、あの子……
   私の前じゃ普通の部活っ娘なのに……」

杏子「ま、人は見かけによらないってことで……
   あの男の子も地味そうな顔してなかなかやるじゃん」

マミ「男子の方は顔は覚えてないけど、
   あ、でも、同じ部活の子かしら……」



モブ♀「なに?鏡の前でプレイする?」

モブ♂「いや、普通にしよう」

モブ♀「授業中に空き教室って時点で結構普通じゃないけどね」

モブ♂「それもそうだ」ギンギン





マミ「……本当に、するのね」

杏子「……人のを見るのは初めてだ」ドキドキ

マミ(あら意外)





モブ♂「こっちゃこい」チョイチョイ

モブ♀「ん」ギュッ

チュ……クチュ……ニチュル……





マミ「……」

杏子「……」






クチュ、ニチュ……チュプ……ヌチュル……

モブ♂「ん……んむ……」

モブ♀「ぁ、んむ……ん……」






杏子「おわっ……」

杏子(そっか、私とさやかも、あんな風にしてたんだなぁ……)ドキドキ

マミ「……」ドキドキ





445 : VIPに... - 2014/07/27 21:40:47.37 UiJV0rty0 337/398


モブ♂「……」

モブ♀「……っしょ」ゴソゴソ

モブ♂「よろしくおなしゃーす」

モブ♀「あーん」ハムッ

ペロペロ……




杏子「お、おお……」

マミ「っ……あれが、フェラ?」

杏子「ん、うん。いや、私が思ってるのよりちょっと違うけど」

マミ「そう、なの?」

杏子「え、や、まぁ、そのなんだ……」




ペロペロ……クチュ……チュク……




杏子「……なんか、あんな事務的じゃなかったぜ」

マミ「じょ、情熱的に、美樹さんにしてあげてるのね?」ドキドキ

杏子「ばっ、そんなんじゃ、……」

マミ「……」

杏子「……ま、まぁな」





446 : VIPに... - 2014/07/27 21:41:44.87 UiJV0rty0 338/398


マミ「……どんな、感じなの?」

杏子「なんだよ、興味津々かぁ?
   試してみたけりゃまどかがいるじゃねぇか?」

マミ「えぇぇ、そんなこと……」ドキドキ

杏子「顔と言葉が一致してねぇよ」





マミ「……」

杏子「……」




















杏子「!!!!!」ビクン












マミ「え?」

杏子「な、なんでも、ねぇ……」クルッ

マミ「……」


447 : VIPに... - 2014/07/27 21:42:39.60 UiJV0rty0 339/398


マミ「佐倉さん、あなた……」

杏子「……なんでも、ないってば……」

マミ「……なんでもなくないでしょ。
   それが原因で調子が悪かったのね」

杏子「うぅぅ……」

マミ「……貴方にも、生えてきたんでしょう?」

杏子「あぅぅ……」モジモジ



モブ♂「横になれ」

モブ♀「ん……」

モブ♂「めっちゃ濡れてるじゃん」

モブ♀「いや、それでも挿れようとしないでよ?」

モブ♂「わかってるって。触るぞー」

モブ♀「ん……」

クチュクチュ……





杏子「……はぁ……ムラムラする―」

マミ「……ムラムラするって……ちょ、ちょっと見せてみなさい」

杏子「やだぁ、マミのえっちぃー」

マミ「そこまで見ないからっ!」グイッ



マミ「……穢れが、ちょっと溜まりすぎてない?

   その、最近、さやかさんとはしてるの?」

杏子「セクハラかよ……
   ……してねぇよ。ちょっと、都合が合わなくてな」

マミ「……そう」

杏子「うー、こんなことならやっぱさやか誘っておけばよかったかなー……」

マミ「……でも、それあんまり我慢しない方がいいんじゃないかしら」

杏子「確かに、な。
   我慢しすぎると加速度がついて穢れがたまってくるし……」

マミ「……」

杏子「……」






マミ「……して、あげてもいいわよ?」

杏子「っ……や、それは……」ドキッ


448 : VIPに... - 2014/07/27 21:44:26.06 UiJV0rty0 340/398


マミ「……たぶん、だけど
   私、男の子には、結構受けがいい体してる、と思うのね」

杏子「うぶっ子だったマミが小悪魔()発言を……」

マミ「す、すこし勉強したもの!」

杏子「……確かに、最近は……
   男子かよってくらい女の体に興味がわいてきたなぁ……
   頭にもチンポ生えてきたみたいだ」

マミ「すごい表現ね……」

杏子「マミにも生えたらわかるって……
   こいつがあると……ん……
   マミみたいなのは、ほんと、たまらないぜ……」

マミ「っ」ガバッ

杏子「今さら隠すなよ」クスクス

マミ「だ、だって……」





杏子「……で、マジで、してくれるの?」

マミ「い、いいわよ
   美樹さんの代わりに、してあげる。
   ここで呪いを蓄積されても困るしね」

杏子「実際何が起こるのかわからねーけどな」クスッ

マミ「……」

杏子「……」




449 : VIPに... - 2014/07/27 21:45:37.22 UiJV0rty0 341/398


マミ「……じゃ、ぁ。
   出して、ちょうだい?」

杏子「ん、うん」ゴソゴソ

スルスル……

ボロン

マミ「……ん……」ゴクリ

杏子「……マミにとっては三本目か?」

マミ「え? いや、まだ暁美さんには生えてないから……」

杏子「二本目かぁ。

   というか、まぁ、揃いも揃ってあたしら処女だったのな。
   ついこの間まで」

マミ「そうね。
   まさか、この短期間でこんなに私たちの倫理が崩れるとは、
   思ってもみなかったわ」


ギュッ



杏子「んんっ……」

マミ「全部、これのせいよね」

杏子「……そう。そうだよ」

マミ「……そうよ。これのせい、だから……仕方ない」



チュッ

マミ「ん」

杏子「わっ! ぁ、」

マミ「ん……?」

杏子「……口で、するのか?」



マミ「……うん。でも、私、まだ口でしたことないから……
   教えて? 佐倉さん」

チュ チュッ

杏子「ぁっ、お、教えてったって……んんっ」ピクピク




450 : VIPに... - 2014/07/27 21:46:29.37 UiJV0rty0 342/398


マミ「一応、少しは知ってるのよ?」

杏子「ぁ、はぁ……はぁ……」

ヌロォ……ヌルォ……

マミ(舌全体で、舐めあげたり……)

杏子「ぁぁぁっ……ぁあっ! ぁ……んぁ……」ピクピク

ヌロォ……ヌロォ……

杏子「あはぁぁ……ぁ……」トロン

マミ「……んー……ん……ぁん……」



ペロペロ クチクチ……

マミ(舌先で、カリを刺激したり)

杏子「ふぇぇっ!? あっ! んぁぁっ!
   くっ、そ、それ……っ!」ピクピクピク

ペロペロ クチクチ……
ヌチュクチ……クチ……

杏子「な、っ! んはぁっ!
   それ、なん、だよ……っく、ぅっ……
   気持、いっ……んゃぁぁっ!!」ビクビク

マミ「ん、ぷぁ……そう?」

ペロペロ クチクチ……

杏子「っ……!!
   や、だ、だめ……んんっ!」




カポッ

杏子「ふぁっ……!」ピクッ

マミ(口で、銜えこんで……)

クチュ……グチュ……

杏子「んんっくぅっ! え!? 
   マミ、それ……っ!」

マミ(唾液と、舌で、コレを、かき回して……)

グチュグチュ……チュグ……ジュプッ

杏子「ぃっ!ぁっ……はぁっ……熱っ…くて……きもち、い……」ピクピク

マミ「……ん……んっ……ふー、ん……」

ジュポォッ……

杏子「んひっ! ぁっ! ぉ、ぉ……!?」

ジュポォ ジュポォ……

マミ「んっ、んくっ……」

杏子「―――っ! 
   マミ、それ……んひぇっ! ぁぁっ!
   すご……っ!」

マミ(吸い上げながら、上下に動かしてみたり……)


451 : VIPに... - 2014/07/27 21:47:23.39 UiJV0rty0 343/398


杏子「っ! マミ、だめ、もう……」ボソボソ

マミ「?」

杏子「で、でちゃう……」

マミ「……」

ジュポォッ ジュポォッ

杏子「ぇぇっ!? だ、だから、はなれ……ぁぁんっ!!」ビクビク

ジュプ……ジュプ……ジュプ……

杏子「ぁぁぁっ! あ……っ!」ビクビク

ビュルルッ! ビュルッ……ビュルルッ

杏子「ぅくっ! ぁ……ぁぁっ」ブルブル……

マミ「……んっ!」

ビュルル……ビュル……

マミ「んん……ん……」

杏子「ま、まみぃ……ぁ……んぁ……」

ビュ……ビュ……





マミ(口の中に広がる、熱くて、トロトロの精液……
   鹿目さんのとは、ちょっと、違う、かも?)

杏子(マジ、かよ……ちんぽって、こんな、気持ちいいのか……)クラッ





452 : VIPに... - 2014/07/27 21:52:31.26 UiJV0rty0 344/398


マミ「ん」

クチュ……クチュ……

杏子「ぁぁっ! ま、マミ、出たって、もう、終わり……」

クチュ……クチュ……
チュゥゥゥッ

杏子「んんんんっ!」

ピュル……ピュ……

マミ「……ん」

杏子「……はぁ……はぁ……」

マミ「……んんっ」チュポン

杏子「んぁっ……」



マミ「……んー……」モゴモゴ

杏子「マミ?」

マミ「……ん」ゴクン

杏子「!」


マミ「……どう? ドキドキ、する?」

杏子「……ははっ……ほんと、勉強熱心なことで……」ドキドキ

杏子(教えるも何も、完全に何枚も上手じゃかこの女っ!)


453 : VIPに... - 2014/07/27 21:54:38.96 UiJV0rty0 345/398


マミ「それにしても……」

杏子「ん?」

マミ「その、まだ、みたいね?」

杏子「……あ」



ギンギン

マミ「……満足、してないように見えるけど……」




モブ♂「すげぇな、二連続かよ」

モブ♀「て言うかこの子女の子? どっち」




マミ 杏子「!?!?!?」




モブ♂「いやぁ、まさかっここでもう一組おっぱじめてるとは……」

モブ♀「マミってば、可愛い子連れてるじゃん」クスクス




マミ「え、あ、いや、これは……!」

杏子「あーあ、ばれちまったなぁ?」

マミ「っ! 違うの、これは…………っ!」

















さやか「スクワルタトーレ(鈍器)」

モブ♂♀「へぶっ!!!」ゴインンンンンッx2



454 : VIPに... - 2014/07/27 21:55:17.87 UiJV0rty0 346/398




杏子「っっっっっ!!」

マミ「え……」





さやか「……大丈夫ですよ。加減してますし」


杏子「……」

マミ「……」

杏子 マミ(どうしよう……)




455 : VIPに... - 2014/07/27 21:56:27.76 UiJV0rty0 347/398


さやか「面白そうなこと、してるじゃん」ニヤニヤ

杏子「さ、さやか、これは、その」

さやか「ついに杏子にも生えちゃったんだ?」

杏子「あ、ぅー……」

さやか「それで、最近あんまり会えなかったわけ?

    もしかして、マミさんと一緒だったとか?」

マミ「ち、違うわ! 佐倉さんとは今、初めて……」

さやか「冗談冗談。
    マミさんはまどかとほむらにいいようにされちゃって開発途中ですもんね」

マミ「なっ!?」

さやか「……いずれこうなると思ってたし、別に怒ってませんよ?」

マミ「いや、でも、その、」




杏子「その二人を殴り倒した時点で、やつあたりかと、思ったぜ?」

さやか「……あんたたち、相当集中してエッチしてたみたいね。

    使い魔ですよ?
    この二人、おもっきし操られてましたけど?」




杏子 マミ「えっ?」

さやか「だから大丈夫なんですって、
    使い魔だけ倒したんで……

    ほら、さやかちゃん冷静っ」キラッ

マミ「……」

杏子「……」

さやか「……」





456 : VIPに... - 2014/07/27 21:57:11.75 UiJV0rty0 348/398


さやか「まぁ、それとは別に、
    いろいろと話はあるんだけどね……」

杏子「な、なんだよ?」



さやか「……」

マミ「……」

杏子「……」




さやか「……」ゴクリ

杏子「……ははーん?」

マミ「……」ドキドキ




458 : VIPに... - 2014/07/27 21:57:58.04 UiJV0rty0 349/398


さやか「……こっちはさぁ、
    おもっきし焦らされっ放しで……

    もう何が切ないのかわからない、ってとこまで来てるのに
    
    いざどうにかしてほしくなったときに相棒は
    別な女と乳繰り合ってるわけよ」

杏子「はは、悪かったって……」

さやか「許されないなぁ。
    まぁ、私は完全にもう暴走機関車やかちゃんなので、
    責任とってもらいたいところなんですが……」

杏子「……」ギンギン

マミ「……」ドキドキ




さやか「そーねぇ……
    
    この場を一気に収める、
    超・非倫理的な方法がありますけど、
    
    どーします?」ドキドキ

杏子 マミ「……」ゴクリ
















ドクン……






459 : VIPに... - 2014/07/27 22:00:24.35 UiJV0rty0 350/398


グチュッ……

マミ「んぁぁっ!!」

杏子「っと、マミ……こんな濡らしてたのかよ」

マミ「い、いきなりそんなとこ、触らないでよ……」ドキドキ

杏子「さっきまで私の相手してる間に、
   自分のは我慢してたんだなぁ?」

マミ「んぁ、だって……私……
   別に……エッチしたいわけじゃ……」

さやか「嘘ですよねぇー……」

ガシッ

マミ「んぁぁぁんっ!」ビクン

さやか「あぁーあ、もう胸まで開発されちゃったんですか?
    まどかも結構仕込み上手だねぇ」

杏子「ますますエロくなってんじゃないのか、マミ」

マミ「やぁぁぁ……そんな、二人して……」プルプル



さやか「大丈夫ですよ、マミさん」フゥッ

マミ「んひっ!」

杏子「そうそう。ちゃんとマミが満足するまで虐めてやるよ」フゥッ

マミ「んぁっ、あ、貴方達……」

クチュ……

マミ「んんっ!」ビクッ

杏子「いやじゃ、ないだろ?」

フニフニ

マミ「んぁぁっ、ぁ……」ピクピク

さやか「ね? マミさん……?」






マミ「ん……ぁ……」トロン

杏子「肯定ってことで」クスクス

さやか「だねぇ……」クスクス





460 : VIPに... - 2014/07/27 22:02:08.40 UiJV0rty0 351/398


クチュ……グチュ、ヌチュ……

杏子「パンツの上から触ってるのに、
   指、濡れてるんだけど?」

マミ「だ、って……ずっと、口でしてたから……
   興奮、しちゃって……」ハァハァ

クチュ、ニチュ……チュク……



さやか「ほら、胸も、遊んであげますよ」

フニ フニフニ

マミ「んんっ、ん……」ピクピク

さやか「……ちょっと、失礼しますね」ゴソゴソ

マミ「や、ちょ……んっ」ゴソゴソ



プルン



さやか「……でかい」

マミ「やぁっ!」(///

杏子「ん? お、後ろから見ても、目立つな……」

マミ「っ……み、見ないでよぉ……」(/////

杏子「それは違うなぁ、マミ」スルスル

マミ「ぇ、や、パンツ……」



杏子「ほーら、こんなに濡れてる」グイッ

マミ「っ……」(////



461 : VIPに... - 2014/07/27 22:03:12.56 UiJV0rty0 352/398


さやか「マミさん。こんなに濡らしておいて、
    『見ないで』は、通りませんよ」クスクス

フニッ

マミ「ぁぁっ……」

クニクニ……

マミ「んんんっ! あっ!」



さやか「乳首までこんなに硬くして……
    あそこもあんなに濡らして……
    もう、いろいろと期待しちゃってますよねぇ?」

マミ「はぁ……はぁ……はぁ……」ドキドキ

杏子「……『見て』の間違いだろ?」

グチュッ

マミ「んぅぁっ! ゃぁぁっ!……
   やさしく、して……」ビクビクッ

さやか「んー?」

マミ「……意地悪、しないで」トロン

さやか「……」ムラッ

キュッ




マミ「ひやぁっ、い、痛っ……」ビクッ

さやか「マミさぁん……
    そんな顔で、そう言うこと言うと、
    逆の意味にしか聞こえませんよ?」

マミ「ひ、ぅ、だってぇ……」

さやか「痛い、ですか?」

マミ「……っ、んっ……」コクン



さやか「……でも、気持ちいい、ですか?」

マミ「…………………………

   ん」コクン (////

さやか「ふふっ……」ドクン……




462 : VIPに... - 2014/07/27 22:04:32.57 UiJV0rty0 353/398


杏子「ほーら、上にばかり気を取られてると、
   下がおろそかになるぜ?」

グチュッ

マミ「んぁは、ぁぁっ!」トロォン



杏子「ん、あ、りゃ……」

トロトロ……

杏子「あはは、さやか、こりゃマミもう駄目だ」

さやか「うわぁ、トロトロ……
    ……マミさん……そんなに興奮しちゃったんですか?」



マミ「んぁ、はぁ……だ、だって……
   二人に、挟まれて、されるなんて……
   こんなの……」



さやか「ほむらとまどかにもされてるんじゃないんですか?」

フニフニ、キュッ……

マミ「ん、そう、だけど んんっ……!」

杏子「ほんと、後輩に愛される先輩だなぁ」

クチュグチュ……

マミ「んんっぅっ!や、ぁは……」




463 : VIPに... - 2014/07/27 22:05:41.19 UiJV0rty0 354/398


さやか「もう、我慢できないんですよね?」チラッ

杏子(……っ!  はは、そういうことかよ)

マミ「……」コクン



さやか「じゃーぁ、おねだりしてみてくださいよ」




マミ「っ、どうして……」

杏子「聞きたいんだよ。マミの声で、
   どれだけ欲しいかって、言葉をな」



マミ「……っ 貴方達まで、そういうこと言うのね」



さやか「ははーん、やっぱり、これ通過儀礼なんですね」

杏子「あいつらも大概、マミのこと好きだよなぁ」

フニフニ クニクニ クチュクチュ……

マミ「ん、あぁ……」

さやか「さぁ、マミさん」


464 : VIPに... - 2014/07/27 22:06:20.44 UiJV0rty0 355/398





マミ「…………」





マミ「……ソレ、を……
   いれて、ください……」(////












さやか「……」

杏子「……」

マミ「っ……い、いじわる」






















マミ「……っ おちんちん、を……
   挿れて、ください……」(/////







465 : VIPに... - 2014/07/27 22:07:11.90 UiJV0rty0 356/398


さやか「まどかとの時は
    もっと卑猥な言い方なんじゃないですか?」

マミ「そ、そんなこと……」アセアセ

杏子「でも、ちゃんと言えたしなぁ。
   ご褒美は、ちゃんとあげなきゃな」

ピトッ

さやか「マミさん……」

マミ「……あ……」





ピトッ

杏子「っと、こっちも、な」

マミ「え」





ズプゥッ


マミ「んぁっ―――――っ!!!!??」ビグン!!






466 : VIPに... - 2014/07/27 22:08:52.30 UiJV0rty0 357/398


マミ「ぁ、っ、か、は……ぅっ!?」ビクビクビク

さやか「……流石に、これはまどかとほむらじゃできないよねぇ」

杏子「ほむらにはまだ生えてないんだってな?」



マミ「な、に……これ……うそ……
   おしり、にも……?」プルプル



杏子「お尻にも? じゃねぇよ。
   マミ、お前お尻までまどかにささげちゃったんだなぁ」

マミ「、な、なんで……はぁ……んぁっ!」

杏子「だーって」

ヌロォ……

杏子「確かに、私のコレはいろいろ濡れてたけどさ……」

マミ「んぁぁっ! ぁ、はぁんっ!」ビクビクッ

ヌロォー……

杏子「たぶん、普通はこんなに、すんなり入らないぜ?」

さやか「だよねぇ……絶対それ、もう開発済みですよね?」



マミ「そ、そんな……後ろ、なんて……

   さ、三回くらい、しか……」



さやか「十分、変態さんですね」


ズプゥッ…… ヌロォ……

マミ「や、ぁぁっ! 同時に、動かないで……んぁぁっ!」

さやか「そのための二本挿しですよ」

杏子「そうそう……
   もう、みんなまとめて変態さんになっちまおうぜ」

さやか「そうだね」


468 : VIPに... - 2014/07/27 22:10:40.55 UiJV0rty0 358/398


ヌチュン…… ヌロォ……
グチュン…… ツプゥッ……

マミ「ぅくっ、ぁっ! ぁ、ンぁっ……
   っ! ぁぁぁっ!! んんっ!」ビクビクビクビク……

さやか「っは、ぁぁ……マミさん……あったかい……
    それに、中、結構動きますね……」

杏子「お尻の方は、すごい、締め付けだ……
   んっ……これ、やべぇな……あんま強くするなよ?」

マミ「そ、そんな、勝手なこと言ってぇ……ぁあっ!
   ひぐっ、ぅっ!
   ぁぁぁっ!!」

ヌチュン クチュ……ズプン パチュ……
クチュ、チュグ……

杏子「はぁ……ん……」

さやか「ぁ、はぁ……っ」

マミ「んぁぁっ!! ぁっ! はぁ……っ!」





グリッ

さやか 杏子「!?」ビクッ

マミ「んひっ!?!?」ビグン!!



さやか「……今の?」


469 : VIPに... - 2014/07/27 22:12:18.84 UiJV0rty0 359/398


杏子「……へぇ、この角度だと」ヌロォ……

マミ「ちょ、まっ!」



ズプンッ グニッ

さやか「んんっ! ちょ、杏子……」

マミ「いっぁああっ! そ、れ……だめ……」ピクンピクン

杏子「はは、さやかのと、壁一枚、って感じだな」



さやか「……実際にはそうでもないんだろうけど……
    確かに、あんたのがあるってわかる、わね」ドキドキ

マミ「やっ ぁぁあんっ」トロォン

さやか「ん?」



マミ「み、美樹さん……今、おっきくなった……」



さやか「っ」(////

杏子「へぇ? ふぅーん?」ニヤニヤ




470 : VIPに... - 2014/07/27 22:13:37.01 UiJV0rty0 360/398


杏子「ほら、私はここにいるぜ?」

ヌプッズヌプッズヌプッズヌプッズ……

マミ「んんっ! ぁぁっ! あ、やぁぁっ、
   すご、これ……すごいぃっ……」ビクンビクン

さやか「んっ、ぁ……マミ、さん、私も、動きますね……」

マミ「っ! ぁっ!」


ジュプッジュプッジュプッジュプッ……


グニッ グリッグニッ グリッ


ヌプッズヌプッズヌプッズヌプッズ……


マミ「やっ! あああ!! や、だめ……こんな、っぁあっ!」

さやか「どーですかぁ?」ハァハァ



マミ「きもち、い、よすぎて……――っ!!!」

杏子「よすぎて?」ハァハァ



マミ「おかしく、なり、そ……っ!!!」




471 : VIPに... - 2014/07/27 22:14:20.73 UiJV0rty0 361/398


ジュプッジュプッジュプッジュプッ……

グニッ グリッグニッ グリッ

ヌプッズヌプッズヌプッズヌプッズ……


さやか「はぁ、はぁ……んっはぁ……」

杏子「く、ぁっ、はぁ……はぁ……」




マミ「――――っっっ!!!」ビクンビクン

プシャァァァア……

さやか「っ、ぁ……あつっ!

    マミさん……イッちゃいました?」

マミ「ぁっ、んぁっ……はぁぁぁ……」プルプル

プシャァァッ プシュッ

杏子「お、お……すごい、締め付け……っ」プルプル

さやか「あはは、私らも、余裕、無くなってきたね
    んんっ」

マミ「んっ! ぁぁっ! ゃ」ビクビク





472 : VIPに... - 2014/07/27 22:15:08.45 UiJV0rty0 362/398




ジュプッジュプッジュプッジュプッ……

さやか「はぁ……はぁ……はぁ……そろそろ、私も、イキそう……んんっ……」



グニッ グリッグニッ グリッ

マミ「や、やぁぁっ、だめ、また、イく……
   変に、なっちゃうっ! っくぁああっ!!」



ヌプッズヌプッズヌプッズヌプッズ……

杏子「んっ、あぁっはぁ……はぁ……
   大丈夫、ちゃんと、ギュッてしててやるから……」ギュッ




473 : VIPに... - 2014/07/27 22:16:04.43 UiJV0rty0 363/398


マミ「んんっ!ぁぁぁっ!! ぁっ、ぁっ、ぁっ!!」ビクビク……



キュゥゥ……

さやか「んっ! んんんっ!! ぁ」



ビュルルルルッ!!

マミ「っ! っく  ぁああぁぁぁぁっ!!!」ビクビクッ

杏子「んぃっ、ぁっ!」



ビュルルルルル……ッ!!

マミ「きひぃっ!?
   ぁ、っぁああぁぁっ!」ビグビグ……



474 : VIPに... - 2014/07/27 22:16:46.21 UiJV0rty0 364/398



ビュルルル……

さやか「ぁぁ……っく、ぁ……すごい、マミさん、のなか……
    射精、するたび、動いてる……」



ビュルル……

杏子「んふ、ぅぁ……っく……うぅぅ……」プルプル



ビュル……
ビュ……

475 : VIPに... - 2014/07/27 22:17:14.97 UiJV0rty0 365/398


マミ「あ、あぁぁ……ぁ……」ヘナッ

クタッ

さやか「おわっと!」ガシッ

杏子「っ……」



さやか「……はぁ……はぁ……マミさん?」クラクラ

杏子「はぁ……はぁ……マミ?」クラクラ

マミ「ん……んん……」スヤァッ……



さやか「……」

杏子「……」

マミ「……」クタッ




さやか「やりすぎた?」

杏子「かもしれん」



…………………………

477 : VIPに... - 2014/07/28 00:05:08.51 rc1tA0Ea0 366/398





保健室

マミ「っ!」ガバッ

さやか「あ、マミさん」

杏子「お、起きたか……」



マミ「……」キョロキョロ

さやか「……認識操作で、私たちのサボりは気づかれてませんよ」

杏子「今も作動中。ゆっくり寝ててもいいんだぜ」

マミ「……そ、そう……」


マミ「……」

さやか「……」

杏子「……」





478 : VIPに... - 2014/07/28 00:06:16.13 rc1tA0Ea0 367/398



さやか「あの……すみません、でした」

マミ「えっ!?」ビクッ

さやか「ちょっと、ちょうしに、乗りすぎたかなぁ、と……」

杏子「……」

マミ「え、と……その、さっきの、ことよね?」

さやか「いやぁ、まさか、マミさんが無理してたとは……
    思わなくて……」

マミ「っ! ち、ちがうの……」モジモジ

杏子「……?」

さやか「……?」



マミ「……無理してたとかじゃなくて、その……

   さんざん心配掛けて、あれなんだけど……



   気持ち、よすぎて……ね……?」




さやか「……っ」

杏子「ははは、だろうとは思ってたけど」

マミ「だ、だから……たまには、こういうのも……

   ぁぁっ、でも、二人の邪魔をするつもりもないし、ね?
   ごめんなしあ、私、何言ってるんだろ……」

さやか「あはは、そうですね。
    変ですよね、こんなの」

杏子「……」

さやか「……」

マミ「……」


479 : VIPに... - 2014/07/28 00:06:56.07 rc1tA0Ea0 368/398


ガラッ

まどか「マミさんっ!」

ほむら「……失礼します」

マミ「鹿目さん? 
   あら、もしかして……心配掛けちゃったかしら?」ドキドキ

まどか「あ、えと……その、
    そう、ですね。いきなり倒れたって聞いて」

ほむら「……」チラッ

さやか 杏子「……」フイッ

マミ「うぅぅ……わかってるなら、それでいいわよぉ」(////

まどか「すみません……聞いちゃいました」

マミ「……はぁ……ごめんなさいね」

ほむら「いいえ、加減をしない二人が悪い」

マミ「……違うの……


   気持よくて……


   
   それに、二人で責められるのを、
   多分、





   それを、心から欲していたのは……」





まどか「っ……マミさん……」ドクン

さやか「……」

ほむら「……」

杏子「……」


480 : VIPに... - 2014/07/28 00:07:45.97 rc1tA0Ea0 369/398



おかしい

そんなのは最初からわかってる。

多分、みんなもそう。

だと、思う。






この状況になってから倫理は崩壊している。

私たちはそれを仕方ないと言っているけれど、

呪いを、穢れを理由にしているけれど……






もしかして、

この状況を願っているのは……












まどか さやか 杏子 マミ ほむら(私自身、なの?)





481 : VIPに... - 2014/07/28 00:08:26.86 rc1tA0Ea0 370/398


まどか「……」

さやか「……」

マミ「……」

ほむら「……」

杏子「……」





Qべぇ「丁度、揃っているみたいだね」


全員「!?」ビクッ

Qべぇ「……君たちに、伝えなくちゃいけないことがあるんだ」






まどか「……それは、呪いのこと?」

Qべぇ「ああ。その通りさ」








ドクン……






483 : VIPに... - 2014/07/28 00:09:23.75 rc1tA0Ea0 371/398


その次の言葉を、聞きたいと願うことが正解。

この状況を打破して、倫理を更生させなくちゃ、いけない。

そうしないと、ダメに、なってしまいそう。





そう、わかっているのに。





(聞かなくちゃダメかな……?)

そう思ってしまう、自分がいた。


















Qべぇ「ふたなりの呪いを解く方法がわかったよ」



………………

多分次回最終回

492 : VIPに... - 2014/07/28 21:48:40.07 rc1tA0Ea0 372/398


ホテル


まどか「杏子ちゃん……」

杏子「……ん?」

まどか「……私は、みんなと一緒に、いたいな」

杏子「……」

まどか「杏子ちゃんは……?」

杏子「……」



ギュッ

杏子「……」

まどか「……」ギュゥッ

杏子「……離れたく、ねぇ」

まどか「……ん」



狂った方が、楽だった。

間違いに染まる方が楽だった。

だから、更に、絡み合った。




杏子「ん、んむ……ん……」

チュ……レロ、クチュ……

まどか「ぁん、んむ……っ……」

チュプ……クチュ……



みんな同じなんだと、

確認するように、求めあった。

不安をかき消すように





493 : VIPに... - 2014/07/28 21:49:07.78 rc1tA0Ea0 373/398


まどか「ん、ぅ……杏子、ちゃん……」トクン……

杏子「……あれから一カ月くらいか? まだ、誰も行動を起こさない。
   ただ、私たちはずっと、こうしてるだけ……」

サワッ……

まどか「ん、ぁ……そう、だね。
    もう、誰と何回したとか……覚えてない……」

サワッ

杏子「んん……ぁ……は……」





誰にも、邪魔はさせない。

大きな間違いをしていようとも……

みんなで一緒に狂うなら、大丈夫。






まどか「ねぇ、杏子ちゃん……
    お風呂で、しよ……」

杏子「……ん」




………………


494 : VIPに... - 2014/07/28 21:51:22.92 rc1tA0Ea0 374/398



風呂

まどか「ん……んん……」

チュク……グチュ……ヌチュ……

杏子「ぁぁっ、は……んぁっ……
   まどか……んんっ……また、上手になったんじゃねぇの?」

まどか「んぷぁ……そう、かな?」

杏子「ああ。マミにでも教わったか?」ナデナデ

まどか「んん……う、うん。
    マミさんのフェラ、気持ちいいから……」



パクッ

まどか「んむふ……ん……」

グジュ……クチュクチュ……グジュッ……

杏子「んぁ、ぁぁっ、はぁ……はあ……」ビクビク

まどか「んん……んっ……んっ……」



ヌチュ……ヌチュ……ヌチュ……

杏子「っ、はは、まどか。自分で、入れる準備してんのかよ」

まどか「だ、だって、もう、そろそろ……」トロン……

杏子「んんっ、そか。じゃぁ……今日は私が攻めるか」

まどか「ん……でも、生やしたままでいい?」

杏子「いいよ。一緒に気持ち良くなろうぜ」

まどか「……うん」






どちらの自分も愛してもらえる。

ふたなりの自分も、女の自分も……

狂った同士の相互扶助。

その関係が、心地よくて……





496 : VIPに... - 2014/07/28 21:52:15.11 rc1tA0Ea0 375/398


ズプゥッ……

まどか「んぁぁ……ぁ……」ビクッ

杏子「んっ……ぁ……まどか……」

まどか「っぁ……ん、なぁに?」

杏子「はは、何でもない……んっ」

ギュッ

まどか「……ん」




チュ クチュ……ニチュル……

杏子「……挿れるぞ」

まどか「うん……来て」




ズプゥゥッ……

まどか「んんんっ!」ピクン


498 : VIPに... - 2014/07/28 21:52:43.40 rc1tA0Ea0 376/398


杏子「っぁ、はあ……やっぱ、まどかの中は、狭いな」

まどか「……体が、ちっちゃいから、かな?」

杏子「どこもかしこもお子ちゃまなのかもよ?」

まどか「そんなお子ちゃまに欲情してくれるんだね、杏子ちゃんも」

杏子「悪いかよ……」

まどか「ううん、嬉しいよ」

杏子「……ほら、こっちも、触ってほしいんだろ?」

ギュッ

まどか「ぁぁっ! う、うん……

    挿れられながら……ソコ、いじられるの……好き……」

杏子「そうだよな。
   じゃぁ、動くぞ」

まどか「うん。ちょうだい……」



求めると、与えられる。

そして、求められて、与える。

とても理想的





499 : VIPに... - 2014/07/28 21:53:46.61 rc1tA0Ea0 377/398


ズプ ズプ……

まどか「ぁっ、ぁぁっ! んっく……ぁっ!」

杏子「はぁ……はぁ……んっ、ちょっと、ペース、上げる……」

まどか「ん、わかったよ」



杏子「自分でいじって見せな」

まどか「ふふ、わかってるよぉ……言われなくても、そうしちゃうもん」

ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ

ニュチ クチ ニュチ クチ……



まどか「ぁぁっ、杏子っ、ちゃん……!
    いいよ、すごく、気持ちいい……っ!」

杏子「はぁ……はぁ……んぁ……ぁ……
   まどか……っ……んっ」

ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ

ニュチ クチ ニュチ クチ……



杏子「はぁっ、ぁぁっ……!
   あんたが、ソレ いじるたびに……
   中も締まってくる……」ハァハァ

まどか「んっ、だって、気持ちい……から……」トロン

杏子「……っ、ぁ……は……んぁっ……」

まどか「はぁ……はぁっ……ぁぁっ!……んっ、ぁ……!」


500 : VIPに... - 2014/07/28 21:54:31.14 rc1tA0Ea0 378/398


ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ

ニュチ クチ ニュチ クチ……

杏子「んくっ、ぁ……イきそう……」

まどか「んっ、ふ……えぇぇ?……早いよぉ」クスクス

杏子「はんっ、お前も、イキそうなくせに……」ハァハァ

まどか「ん……えへ……あっ、んんっ。ばれてた?」ハァハァ

ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ ズプ

ニュチ クチ ニュチ クチ……



杏子「中に、出すぞ?」

まどか「や、中は……んんっ!」

杏子「ん、はは……いいや、中に出してやるぜ」

まどか「っ、きょ、今日は、だめだって……やぁっ……!」

杏子「出されるのが気持ちいいんだろ?
   ほら、奥まで、熱いのとどけてやるよ」

まどか「ぁぁっ、だめ……だ、め……ぇ……」

ズプ ズプ ズプ……


501 : VIPに... - 2014/07/28 21:55:00.25 rc1tA0Ea0 379/398


ビュルルッ!

まどか「んんんっ!」

杏子「っ!ぁ……ぁぁっ……!」プルプル

ビュルル……ビュルッ

まどか「んんっぁっ!!」ビクッ、ビクビク……

杏子「ぅく……ぁ……はぁ……はぁ……」

ビュル……





トロ……

まどか「ん、ぁ……」

杏子「おいおい、そっちは暴発させるなよ?」

まどか「んん、大丈夫……」

杏子「……今度は、交代しようぜ?」

まどか「……うん」




502 : VIPに... - 2014/07/28 21:55:32.12 rc1tA0Ea0 380/398


杏子「で、なんなんだ? さっきのは」

まどか「えっとね。マミさんから……
    杏子ちゃんは、ちょっと嫌がって見せた方が燃えるらしいって聞いて

    変だった?」

杏子「普段あんなに中に欲しがってるしな。違和感バリバリだった」

ヌポォッ

まどか「あぁんっ♪」ピクッ

ドロォ……

杏子「でも、わかってても興奮するもんだな」

まどか「そっかぁ……」

杏子「で、どうする? 休憩するか?」

まどか「そんなつもりないくせに」クスクス

杏子「ん……それでいいなら、してほしいけどよ」

まどか「うん、じゃあ、交代だね」



ポフッ










503 : VIPに... - 2014/07/28 21:58:55.86 rc1tA0Ea0 381/398

*****回想

保健室


Qべぇ「ふたなりの呪いを解く方法がわかったよ」


ほむら「!」

まどか「……っ」

さやか「……」

杏子「……」

マミ「……え」




Qべぇ「どうしたんだい?
    浮かない様子だけれど」



まどか「いや、その……」

さやか「何でもない、よ。
    で、何なのその方法って」

Qべぇ「感染から発症までのメカニズムがあまりにも複雑すぎて、
    解明には時間がかかったんだけど、

    その実、解決方法は実に簡単なことだったんだよ」

杏子「簡単って、ていうか、浄化し続ければ治るとかじゃなかったのか?」

Qべぇ「まぁ、そうだね。
    ふたなりの呪いにかかっていない魔法少女が続けて処置すれば、いずれは浄化される。
    でも今の君たちには無理だ。
    全員、ふたなりの呪いに感染しているしね」

ほむら「そうね」

Qべぇ「でも安心してくれ。
    実は、それと真逆の方法でこの呪いは解決するんだ」

マミ「真逆?」


Qべぇ「ああ、実は、このふたなりの呪いは
    魔法少女が寄り集まると発生する現象なんだ。
    
    別な街で二三人集まっている魔法少女を検証してみたところ、
    ふたなりの呪いと同じ穢れを観測できた。

    その他、多くのデータから、と、
    これ以上はこっちの話だ」

504 : VIPに... - 2014/07/28 21:59:41.12 rc1tA0Ea0 382/398



まどか「……集まると、発生する……?」

Qべぇ「その通り。
    今まではお互いが近くにいたから、呪いがたまっていったんだ。

    そして、その逆も然り。
    君たちがお互いの接触を断てば、
    自然とそのふたなりの呪いは消えていくだろう」

さやか「……離れ離れになれってこと?」

Qべぇ「そういうこと、だね」




まどか「……」

ほむら「……」

マミ「……」

杏子「……」

さやか「……」




Qべぇ「……君たちは、十分魔法少女として成長した。
    魔女を一人で狩ることもできるだろう。
    それに、協力して戦っても、必要以上の接触をしなければいい。
    一カ月くらい我慢すれば、元に戻れるんだよ」




………………

505 : VIPに... - 2014/07/28 22:00:13.42 rc1tA0Ea0 383/398


マミの部屋



さやか(とは、言われたものの)

杏子(誰からも)

マミ(この関係をどうにかしようという提案が)

ほむら(……無い)



まどか「紅茶淹れたよー」ニコニコ

さやか「お、いい香り♪」

マミ「ありがとう、鹿目さん。
   上手にできたかしら?」

まどか「はいっ、マミさんに教えられた通りできましたよ」

杏子「じゃ、いただきまーす♪」

マミ「はい、どうぞ」



506 : VIPに... - 2014/07/28 22:01:13.85 rc1tA0Ea0 384/398







でも、やっぱり考えてる?






まどか(紅茶のおかわりを用意してても)

さやか(雑誌を読んでても)ペラッ

マミ(Qべぇを撫でていても)

ほむら(ただ窓の外を眺めていても)

杏子(横になってても)


ふと、気になる。












507 : VIPに... - 2014/07/28 22:02:32.59 rc1tA0Ea0 385/398



まどか「……あの、ね」

四人「!」ビクッ

Qべぇ「……」




まどか「……その、お茶のおかわりも、できたし……」オズオズ




Qべぇ「……マミ。僕はちょっと外の様子を見てくるよ
    今日は帰らないかもしれないから」

マミ「そ、そう?」

Qべぇ「じゃ」テクテク……







五人「……」






まどか「……話し合って、みる?」






さやか「……」

マミ「……」

杏子「……」

ほむら「……」

まどか「……」

さやか「……」

マミ「……」

杏子「……」

ほむら「……」

まどか「……」

さやか「……」

マミ「……」

杏子「……」

ほむら「……」

まどか「……」








508 : VIPに... - 2014/07/28 22:03:05.03 rc1tA0Ea0 386/398



まどか「……あの、さ」

四人「っ」




まどか「……みんな、不安、とか、ない?」


マミ「……」

さやか「……」

杏子「……」

ほむら「……」



まどか「……言いにくい、よね。
    じゃ、じゃあ、挙手制に、してみたり……とか……」オズオズ

四人「……」




スッ

さやか(そりゃ、不安はたくさんある。
    これだけ性に乱れた生活して……何かおかしくなっちゃってるってことはわかってる)



スッ

杏子(この関係が続く限りは、大丈夫だと思う。
   でも、もし、続けることができなくなったら?)



スッ

マミ(急に一人ぼっちにさせられたりしたら……たぶん、もっと、別な方向にダメになっちゃう。
   不安なのは、孤独な私)


スッ

ほむら(不安なのは、まどかの気持ち。
    本当に、この状況を望んでいるのか……)



スッ

まどか(私は……みんなが、どう思ってるのかが、不安。
    本当は一緒に居たいけど、あの日からみんな、少し考え事多くなったし……)






五人(全員かぁ……)












509 : VIPに... - 2014/07/28 22:03:56.40 rc1tA0Ea0 387/398




ほむら「……みんな」



ほむら「解決方法判明から、一カ月たつけど……」

四人「……」

ほむら「……アレが、消えた人は……?」











シーン……









さやか(結局あれから味をしめて……っ
    それ以外にも……あああ……この間はごめんほむら……)ガックシ

杏子(つい昨日もまどかとしたばっかりだしなぁ……
   不安になると、どうしても、誰かを求めちまう……)ハァ

マミ(そりゃ、少しは考えたけど……
    でも、求められちゃったら、すぐ……体が……)トクン

ほむら(……私としたことが……さやかに嵌りかけたなんて言えないけど、
    でも、あんなに際限なくできるだなんて……)ゴクリ

まどか(どうしよう。一番エッチしてるの私だったら……
    み、みんなヒくかなぁ)ドキドキ



五人「……はぁ……」





510 : VIPに... - 2014/07/28 22:04:43.22 rc1tA0Ea0 388/398


さやか「ぶっちゃけた話」

四人「っ」



さやか「……このままが、いいなって、思ってる人ー……とか」





まどか「……」

ほむら「……」

マミ「……」

杏子「……」

さやか「……」









スッ






スッ






スッ






スッ







スッ





五人(全員かぁ……)ガクッ



511 : VIPに... - 2014/07/28 22:05:24.19 rc1tA0Ea0 389/398



さやか(しまった。
    ここから、じゃあ今後どうするべきかを聞いてみるつもりが、

    まさかの全員挙手!! 恋人()までこの状況に賛同してる始末!!)


杏子(お、オイオイマジかよ!?
   私はともかく、マミは優等生だろ!? 先輩だろ!?

   こういう時はストッパーになるのがあんたじゃないのか!?)


マミ(ごめんなさい。私はもうダメになっちゃったの……
   だから、いっそ誰かに説得してもらいたくて……もう……
   
   この中だと、最後の望みは暁美さんだと思ってたんだけど……)


ほむら(少なくとも、まどかが納得していない限り私に否定するつもりはない。
    みんな仲良く、が望みなら……

    それに……誰か失うくらいなら、このまま……)


まどか(どうしよう。話し合いしようって言ったの私だけど……
    実はこの関係をどうにかしようと思ってないんだよね。

    ……でも、なんだか、いけないことしてるのはわかるだけに……)


512 : VIPに... - 2014/07/28 22:05:56.00 rc1tA0Ea0 390/398


マミ「……あのっ、あのね」

四人「っ」




マミ「こんな関係、本当は……イケない、ってことは……わかってる、わよね?」

四人「……」コクン




マミ「そ、そう、それなら、いいんだけど」




さやか(いいのかよ!!)

杏子(いいのかよ!!)

ほむら(……いいのね)

まどか(ま、まみさぁん……)




513 : VIPに... - 2014/07/28 22:06:36.49 rc1tA0Ea0 391/398



杏子「あーぁぁ、なんだこれ?」

さやか「ちょ、杏子」



杏子「誰も、やめる気ねーんじゃん」

四人「……」






マミ「……っ で、でも……美樹さんと佐倉さんは……」

さやか「いやぁ、私らの関係は……もう、なんていうか……」

杏子「そうそう、そこは良いんだよ。この関係ありきの関係ってところもあるしな」

さやか「う、ん」





杏子「確かにさ、世の中の倫理的には、こんな関係は大問題だ。
   世の大人はみんなしてやめさせるだろうさ。

   でも、これって誰かに迷惑掛けてるか?」

まどか「……」

杏子「誰にも言わなきゃ私たちの問題、だろ?

   それに、これからどうなるかなんて誰にもわからねぇし、

   みんなこれがダメなことだってわかってるけど、やめたくない。

   みんな一緒なら、それのほうがいいって思ってる。

   なら、もしかして、関係継続するべきなんじゃねぇの?」



まどか「あ、あああっ……言っちゃったぁ……」ヘナヘナ



ほむら「まどか?」


514 : VIPに... - 2014/07/28 22:07:16.54 rc1tA0Ea0 392/398




まどか「ごめんなさい……
    やめたくないのに、誰かがやめたいって言ったら、少し、頑張ろうって思ってたの。

    ずるいのはわかってるけど……でも」

さやか「……多分、みんなそうだと思うよ」ナデナデ

まどか「ぅぅ……」

マミ「……そう、よね。実は、私も……
   貴方達さえよかったら、って思っていたわ」

杏子「私らは私らの生き方でいこうぜ。
   誰かになんと言われるかもわからないけど、さ」



515 : VIPに... - 2014/07/28 22:07:59.66 rc1tA0Ea0 393/398


さやか「……でも、一応、ぶっちゃけます」

杏子「なんだよ? 今更、何しゃべったってあんま驚かねーと思うぜ」



さやか「これから夏休みだし、

    一回、みんな離れ離れになってみるのも、ひとつの手かと思ったんだけど……」

四人「……」

さやか「それで、さ。
    一回、呪いが消えてから再会して……

    その時に、それでもみんなもとの関係がいいって思えたら……
    
    ……とか、思った」

四人「……」

















マミ「無理ね……」

杏子「無理だな」

ほむら「というより、無駄ね」

まどか「や、やっぱり?」

さやか「だよね」

516 : VIPに... - 2014/07/28 22:08:55.28 rc1tA0Ea0 394/398


まどか「じゃ、ぁ……えと」

さやか「継続、ということで」

杏子「だな」

ほむら「異議はないわ」

マミ「はぁ……なんか、緊張しちゃった……
   でも、おかげで安心したわ」

杏子「よし! じゃ、ケーキ追加で!」

マミ「そんなに用意してないわよ?」

さやか「でも、なんか確かにもうちょっと食べたい気分かも」

杏子「いーよいーよ、私のバイト代から出してやるって」

さやか「バイト?」ピクッ

杏子「ん、話してなかったか?」



まどか「……」





まどか(夏休み、かぁ……

    これから、みんなと一緒に

    夏祭りとか、海とか、プールとか……

    あ、でも、宿題もやんなくちゃなぁ。

    ………………………………

    …………………………

    ……………………

    ………………

    …………

    ……












    楽しみ、だけど……どうして、

    どうして……全部、エッチな妄想になっちゃうかなぁ!?)ガバッ


ほむら「!?」

まどか(パパ、ママ、ごめんなさい。
    
    夏を前に娘は、大人への階段を踏み外しました……

    盛大に)



……………………

517 : VIPに... - 2014/07/28 22:10:35.98 rc1tA0Ea0 395/398



Qべぇ「……いいのかなぁ?」

ほむら「文句でも言うつもり?」

Qべぇ「いいや、君たちは意味のないことが大好きだ。
    生殖目的でない性行為なんかは特にね。

    だからそこはどうでもいいんだけど」

ほむら「なに?」

Qべぇ「実はね。
    僕たちの中で、この呪いを奨励する方向で話がまとまりそうなんだ」

ほむら「……へぇ?」

Qべぇ「これからは、ひとつの都市に魔法少女を数人確保する」

ほむら「それは、大変そうね」

Qべぇ「僕たちは、この呪いによる性欲を、エネルギーに変えるつもりなんだ。

    でも、正直気が進まないなぁ」

ほむら「……どうして?」

Qべぇ「……」

ほむら「……」


518 : VIPに... - 2014/07/28 22:11:08.79 rc1tA0Ea0 396/398


Qべぇ「逆に聞きたいよ。

    どうして、こんな非倫理的なことを……

    どんな考えのもとで今の関係を続けているんだい?」



ほむら「多分、本当は誰も何も考えてないわ」

Qべぇ「はぁ?」

ほむら「考えているふりをしているだけ。

    実際、人間は自分に素直に行動している。

    誰かの為とか言いながらも、それは自分がそうしたくてしているのだし、
    我慢とかするのも、結局は自分のため、

    何かに理由をつけては自分の思い通りに行動しているのよ。
    本当はしたくないけど、なんてことは、言い訳に過ぎない。

    全部、自分の意思なのよ」

Qべぇ「……はあ?」

ほむら「わからなくてもいいわ。

    私もよくわからない。

    でも、たぶん、人間の一部は、こう言われて納得するでしょうよ」

Qべぇ「……はぁぁ?」


519 : VIPに... - 2014/07/28 22:12:04.46 rc1tA0Ea0 397/398


ほむら「いずれ貴方にもわかるかもね」

Qべぇ「……そうかなぁ?」

ほむら「ええ。たぶん、ね」

Qべぇ「わかりたいような、わかりたくないような……」

ほむら「そういうことで悩む時点で、結構入口には到達してると思うわ」

Qべぇ「……」

ほむら「それに、わたしにはもうどうでもいいことだし。
    あれこれ考えるのはやめたわ。

    気持よくて、それでみんなが良ければ、
    それでいい」

Qべぇ「……うわぁ」










まどか「ほむらちゃーん! 祝勝会やろう!」

マミ「そうね、こんな大きな魔女を倒したんだもの、今日はもりあがっちゃいましょっ!」

さやか「うわっ、なにこれ、でっか!!」

杏子「うっひょー!すげー!!」



ワルプルギスの夜のグリーフシード「……」ズッシリ……

























Qべぇ「……今年の夏は、荒れそうだなぁ」

ほむら「そうね。今日よりも大荒れになりそうね」

Qべぇ「見滝原の担当……やめたい」

ほむら「……ご愁傷さま」

Qべぇ「君たちの頭もね」




終わる

520 : VIPに... - 2014/07/28 22:14:00.65 rc1tA0Ea0 398/398

明日からいろいろあるので書くかどうかわからないけど、
もしかしたら番外編で短編ふたなりエロ書くかも。
ダメっぽかったらすぐHTML化依頼する。

記事をツイートする 記事をはてブする