美琴「え・・・?どういう事・・・?」
御坂妹「言葉の通りです・・・、と上条は少し照れながら答えます」
美琴「つまり・・・結婚・・・したって事?」
当麻「まだ婚約の段階だけど、その前に一応姉に値するビリビリに報告した方が良いかなって思って」
御坂妹「///」
元スレ
御坂妹「御坂妹改め上条妻ですと上条はお姉様に報告に来ました」
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1295746718/
美琴「婚約・・・夫婦になるって事よね・・・」
当麻「結婚まではまだ年齢が邪魔で出来ないからな。
これだけはさすがの上条さんでは打ち砕く事はできないんですよ」
美琴「・・・」シュン
御坂妹「どうなされましたお姉様?と上条はお姉様の体調を気にします。」
美琴「大丈夫・・・なんでもないから・・・。
それよりもあんた達良かったわね!お似合い・・・よ・・・」
当麻「あぁ!ありがとなビリビリ」
御坂妹「ありがとうございます、と上条は満面の笑みで言葉を返します」
美琴「それじゃ私これから黒子とショッピングにいくから」
当麻「忙しい所悪かったな、それじゃ」
御坂妹「」ペコ
バタン――――
美琴「まさかあの子があいつと付き合う・・・婚約してるなんて・・・
私も行動に出るのが遅かったとはいえ展開が急すぎよね・・・」
美琴「今日はとりあえず何もしたくないな・・・黒子が帰るまでにまだ時間もあるし寝てよ・・・」
上条夫婦のその後の談話――――
御坂妹「ご同行ありがとうございました、と上条は笑顔でお礼を軽くお礼を言います。
当麻「まぁ婚約までした中だしな、当然のことをしたまでですよ。なんにしてもこれで上条さんも将来に不安を抱く事もなくなったってもんですよ」
御坂妹「そうですか・・・///とミサカは照れながら手をすこし強く握ります」
当麻「とりあえず今日はここで別れようか」
御坂妹「はい、と上条は少し残念そうな顔をしてみます」
当麻「上条さんにもまだ家にいる暴食シスターの掃除があるんですよ。
それよりも上条さんは自分の嫁をなんて呼べばいいんでしょうか?」
御坂妹「・・・一応今までの区別が妹だったので妻でいいんじゃないでしょうか?とミサカは少し 困りながら申し上げます。
当麻「呼びにくいな・・・。やっぱりまだ結婚するまでは御坂妹でいいんじゃないか?
名前はこれからゆっくり決めていこう。」
御坂妹「・・・そうですね・・・とミサカはこれまた残念そうに言います」
当麻「じゃ、また明日。集合場所はいつものファミレスな」
御坂妹「承知しました、と上・・・ミサカは少し戸惑いながら返事をします」
その後、御坂妹――――
御坂妹「上条の方が良かったです・・・と御坂はぶつぶつと一人事を言います。
(それにしても時間が余ってしまいましたこれからどこへ行きましょう、とミサカは頭の中で呟きます)
ガシャーン―――オラァ金を早くだせ!!―――――
御坂妹「スキルアウトの強盗ですか・・・こんな時当麻さんだったらきっと助けに入りますね。とミサカは少し考えてから助けに入ります」
キーーーーーーーーン――――――
御坂妹「なんですか・・・?この頭に響く音は・・・?とミサカは・・・」
スキルアウト1「おい!こいつ常盤大の超電磁砲じゃねぇ?」
スキルアウト2「おw!そうじゃん!ついでにやっちまおうぜwww」
銀行員「あの・・・お金の方はどうすればいいですか・・・?」
スキルアウト3「早く袋かなんかにいれんかい!!」
銀行員「あ・・・はい・・」
数時間後常盤大の寮―――――
美琴「黒子・・・遅いな・・・」グス
ガチャ―――――
御坂妹「お姉・・・様・・・ 」
美琴「!?あんたそんなボコボコになってどうしたの!!?」
御坂妹「少しストリートランの練習をしてたら磁力が効かない所に足を踏み入れていまって、と御坂は軽く冗談気味に話します」
美琴「冗談言ってる場合じゃないわよじゃないわよ!!あきらかに誰かにやられた跡があるじゃない!!早くあのゲコ太先生に見てもらわないと」
御坂妹「そうです・・・ね、あまり覚えてませんけど能力者だったようなので・・・
その前にお姉様にお願いがありまして・・・とミサカは・・・」
美琴「後乗せの言葉はいいから早く言いなさい!少しでも早く病院でみてもらわないと!」
御坂妹「分かりました。実は明日当麻さんとデートの約束があるのですが・・・
お姉様に変わりに行ってもらえないかと・・・」
美琴「分かった・・・わ・・・え?私があいつとデート・・・!?」
御坂妹「はい、さすがにこれでは明日は行けないので・・・うまくやって頂けませんか?とミサカは~・・・」
美琴「だからいいって!!あんたがいいならいいけど・・・婚約・・・してんでしょ・・・?」
御坂妹「はい、だから私がいない時に他の異性の方と会わないように監視してるだけでもいいんです。これはお姉様にしか頼めません・・・」
美琴「だからって・・・そんなことしたらまた私・・・」グス
御坂妹「そろそろ危険ですので・・・行きます。集合場所は・・・お姉様もよく・・・いくあのファミレスですので・・・」
ガチャリ―――――
美琴「ちょっ!・・・まっ!!」
翌日―――――
当麻「ふぅ時間内に間に合ったな」
当麻「全くあの頭の中の古本屋のシスター追い出すのに結構時間かかっちまったな。
おかげで上条さんの体は歯型だらけですよ」
ウィーン――――
美琴「またせ~・・・おまたせ・・・しました・・・」
当麻「よう、昨日ぶり」
美琴「・・・はい」
当麻「ん?今日はどうしたんだ?いつもより言葉数が少ないですよ、と上条は言葉を真似てみたり~♪」
美琴「(こ・・・こいつ妹といる時はこんなにテンション高いの・・・)はぁ・・・」
当麻「え?今の引いた・・・?」
美琴「え?いや・・・大丈夫です・・・のよ?と御坂は~ゴニョゴニョ・・・」
当麻「なんだか今日変だな・・・まぁいいや早速行こうぜ!」
美琴「行くって・・・どこに・・・?」
当麻「何言ってんだよいつもの所に決まってるだろ」
美琴「あぁ~いつもの~・・・」
当麻「スーパーのウィンドーショッピングですよ」
美琴「そうそうウィンドー・・・え?」
当麻「じゃいこうぜ!」
美琴「ちょっ・・・え?スーパー?」
ウィーン―――――
商店街―――――
当麻「いや~特売の日でもないスーパーを眺めるのはとてもリッチな気分になりますな~」
美琴「(こいつの家計ってそんなにやばいのかな?)」
当麻「あのインなんとかを追い出した事によって上条宅は金融政策がとれたってもんですよ。今日からコンビニにだって手を出す事ができるんですよ」
美琴「よ・・・良かったわね・・・です、と御坂ゴニョゴニョ」
当麻「・・・本当に今日お前変だぞ。俺達婚約してるんだよな・・・」
美琴「(婚約・・・そうだった・・・私はこいつとはもう関わらないほうがよかったのに・・・」
当麻「もしかして俺の事好きじゃなくなったのか・・・?」
美琴「そ・・・そんなこと~・・・(ここで別れようって事になったら私にも・・・でもあの子を裏切るような事は~・・・」
当麻「強要はしない自分の思っている事をそのまま言ってくれ、どうなんだ?」
美琴「・・・別れましょう・・・・・・」
当麻「そうか・・・」
柱の影――――――
10032号「今別れる宣言をしました、作戦を始めましょう、と御坂は合図を送ります」
御坂妹「了解です、とりあえずでは戦闘員を送ります」
―――――――
美琴「(私って最悪・・・)グス」
当麻「うん、とりあえず俺は1回帰るとするよ・・・それじゃ~・・・」
ドタドタ―――――
アンチスキル1「いたぞ!超電磁砲だ!!」
アンチスキル2「昨日は随分と容赦なくやってくれたなぁ!」
美琴「(昨日・・・妹がやった奴らね・・・え?やってくれた?やられたのはあの子じゃ・・・」
当麻「おいおいそれであっても3対1はねぇんじゃねえのか?」
アンチスキル3「うるさいんじゃ小僧ぉ!そこどかんかい!!」
バチバチッ―――――――
アンチスキル×3「うぎゃぁぁ!」
当麻「御坂妹さすがに強すぎるんじゃないか?うっ光で何も見えない・・・」
美琴「これ私じゃな~・・・ムグッ」
御坂妹「お姉様これから私が当麻さんに少々説明をしますから何も言わずに聞いていてください、と御坂は淡々と説明します」
バチィ・・・――――――
スキルアウト×3「きゅぅ・・・」ドタッバタッ
当麻「ふぅ終わったか・・・ん?御坂・・・妹が2人?」
御坂妹「いえ私は先ほどからいる御坂妹です。こちらはお姉様です、とミサカは状況を簡単に説明していきます」
当麻「あ・・・あぁ・・・でなんでビリビリがいるんだ?」
御坂妹「少し長くなりますがお時間はよろしいでしょうか?とミサカは一応確認をとります」
当麻「あ・・・あぁどうせ補修の予定しかない上条さんだ、どんだけでもいいぞ」
御坂妹「ありがとうございます、では話していたいと思います、とミサカは1呼吸いれます」
美琴「・・・?」
御坂妹「まず最初に。今まであなたが婚約までして付き合ってきた相手はお姉様だったと言う事です、とミサカは今までの訂正をします」
美琴「!?」
当麻「なっ!?それはどういう~・・・」
御坂妹「そして今日ファミレスから同行してここまでやってきたのは私、御坂10028号だったという事。もちろん別れを告げたのも私です、と御坂は今日までの真実を述べます
(10032号今ですよ、と御坂は予定道理の指示を出します)」
当麻「つまり俺はビリビリと付き合っていて、今日別れたのは別の御坂妹の方だったって事か・・・?」
美琴「ムグ・・・ぷはぁ!あんた達・・・これどういうこと!?)
10032号「10028号から合図があって今なら集中がそれてるからあの方から離れる事がでできるとい事だったのでつれだしました、と御坂は自分が取った行動について説明します」
美琴「そういう事じゃなくて・・・」
10032号「そしてこの計画自体はいつまでも行動を起こさないお姉様とあの方をくっつけさせるためのものだったのです、とミサカは少し微笑んで告げます」
美琴「そ・・・そんなこと・・・」
10032号「そろそろです、戻ってください、とミサカは合図を受け取り伝達します」
美琴「うっ・・・うん」スタスタ
当麻「状況は理解できた、ビリビリ・・・いや美琴これからもよろしくな」
美琴「///み・・・美琴・・・う・・・ん。よろしく」カァァ
御坂妹「では、私はこれで失礼します、とミサカは少し悲しげに去ろうとします」
美琴「ちょっとあんたは良かったの?」コソ
御坂妹「はい、私達はお姉様の体を借りている以上他人との交流は極力さけなければならないので、どうせするならお姉様の恋路をお手伝いしようと思いまして、とミサカは出来る限りの笑顔で答えます」
美琴「そう・・・それならいいんだけど・・・あ、ありがとね」カァ
御坂妹「いえ。私も少しの間でしたがお付き合いと言うものができて嬉しかったです、とミサカは思い出に浸ります」
御坂妹「それでは、さようなら」
美琴「・・・」
当麻「おーい美琴もいいか?まだオレいきたいスーパーがあるんだよ」
美琴「スーパー・・・どうせなら私へのプレゼントが買える所に連れて行きなさいよ」
当麻「上条さんの家計はまだそのレベルまでには達してないんですよ、また今度だ」
美琴「今度・・・そうねこれからもずっと一緒だものね!」
end