ほむら「どうかしら」
QB「知らないよ」
杏子「あたしポルナレフになら勝てそうな気がする」
さやか「いやいや」
元スレ
ほむら「私とDIOが戦ったらどっちが勝つかしら」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1331385998/
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ゴゴゴゴゴ…
まどか「マミさん!まずいよ日が落ちてきた!早くほむらちゃんたちと合流しないと…!」
マミ「…鹿目さん、先に行ってて」
まどか「え!?マミさん…?」
マミ「思いついたの。DIOのスタンドの正体をあばく方法を」
ゴゴゴゴゴゴゴ…
DIO「魔法少女どもめ…二手に別れているな…」
DIO「前方に鹿目まどかに巴マミ…建物の屋根伝いに移動しているか…」
ビュンッ
DIO「フン…無駄なことを」すたっ
カチッ!
DIO(む!?足元にリボン…?)
パァン! ドンッ!ドンッ!
DIO「ヌゥ!?」
DIO「これは…巴マミの銃撃!」バッ
バシバシバシッ! ズシャ!
DIO「チッ!すべては弾き返せなかったか…」シュウウウ…
DIO「フン…なるほど…リボンに触れれば仕掛けられたマスケット銃が作動するわけか…」
DIO「ン!?」
ドオオオオ…
DIO「これは…巴マミのリボンが結界のように張り巡らされている…!」
しゅたっ
マミ「そこまでよDIOッ!」
DIO「!」
マミ「触れれば弾丸を浴びせるリボンの結界はッ!」
マミ「すでにあなたの周り半径20メートル!あなたの動きも『ザ・ワールド』の動きも手にとるように探知できるッ!」
マミ「くらいなさいッ!DIOッ!半径20メートル、ティロ・フィナーレをーッ!」バッ
ズドォォォォォォォンッ!!!!
ドドドドドド…
DIO「マヌケが…知るがいい…『ザ・ワールド』の真の能力は…まさに!『世界を支配する』能力だということを!」
DIO「『ザ・ワールド』ッ!!」ドウゥゥン!
マミ「…」ピタッ
DIO「これが『ザ・ワールド』だ!もっとも『時間の止まっている』おまえには見えもせず感じもしないだろうがな…!」
バッ!
DIO「死ねィ!巴マミッ!」ズオッ!
ズシャアアアアアッ!!!
ゴゴゴゴゴゴゴ…
マミ「…」ズボォ
DIO「胴体を貫いてやったぞ…これが『ザ・ワールド』だ…巴マミ」
DIO「おまえは自分が死んだことにさえ気づいていない…何が起こったのかもわかるはずはない…」
DIO「時は動き出す…」
シュゥンッ
ドッバァ―――ンッ!
マミ「ぐ…!?」ビュオッ
まどか「えっ!?…ど、どういうこと!?マ、マミさんが…!」
まどか「い、いきなり吹っ飛ばされたッ…!そんな…!」
ドォォォンッ!
マミ「う…ぅ…」ぐたっ
まどか「マミさんッ!」
ドドドドドド…
マミ(いったい何が起こったの?…動け…ない…わ…)
マミ(だめ…致命傷のようね…せっかく…願いで新しい命をもらったのに…あっという間だったなぁ…お父さん、お母さん…そろそろ私もそっちにいくわ…)
マミ(……DIOのスタンド…私のリボンは触れるものが手に取るようにわかる…だけど…今、リボンはDIOに全部一度に…同時に切断された…どういうこと…?)
マミ(まったく同時に…1分1秒の時間差もなく半径20メートルのリボンを一度に切断…)
マミ(!)
マミ(わかった…わ…!それしか考えられない…!『時間』!やつは『時』を止めることができる…!なんてこと…!早く…鹿目さんに伝え…な…いと…)
ドドドドドドド…
しゅたっ
DIO「見つけたぞ…鹿目まどか…」
まどか「!」
DIO「幾多の並行宇宙の因果線を束ね、因果の特異点となったおまえの血は、このDIOを次なる領域にシフトさせることだろう…!」
まどか「DIO…!」
DIO「おまえは…血を吸って殺すと予告しようッ!」ビュンッ
マミ「ティロ…フィナーレ……!」
ドッゴォォォン!
DIO「!」
まどか「!」
DIO「なんだ?あらぬ方向を撃ちおって…最期の雄叫びをあげ、花々しく散ろうということか…フン」
パラパラ…
まどか(マミさんのティロ・フィナーレ…!?時計台に向けて…?マミさんは意味のないことなんてしない…!なにか意味が…?)
ドドドドド…
マミ(メッセージよ…鹿目さん…これがせいいっぱいの…受け取って…お願い…伝…わって……)
マミ(…)がくっ
『巴マミ ―死亡―』
ゴゴゴゴゴゴ…
まどか「マミ…さん…!」
DIO「さて、巴マミは死んだ…次はおまえだ鹿目まどか…!」
まどか「くっ!」バッ
シュパッ!シュパッ!シュパッ!
DIO「弓矢がおまえのスタンドかッ!だが…」バッ
DIO「小娘がッ!おまえのスタンドが一番なまっちょろいぞッ!」ズドドドッ!
まどか(くっ!全部弾き落とすなんて…!ここは逃げるしかッ!)ビュンッ
DIO「フン!逃がすかッ!」ビュンッ
タッタッタッ!
まどか「ハァハァ…!」
まどか(マミさんが時計台を撃った意味…きっと大切な意味があるはず…!)
まどか(まさか…マミさんはDIOのスタンドの謎を解いたの…!?『時計を破壊』…『時計の針を破壊』…『時計を止める』)
まどか(…まさか!?)
まどか「な、なんてこと!?DIOの『ザ・ワールド』の正体は『時』を止める能力だったんだッ!」
まどか「ありがとうマミさん!マミさんのメッセージ、たしかに受け取ったよッ!」
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まどか「とりあえず私たちとDIOが戦ったらこんな感じになりそうだね」
さやか「続きは?」
まどか「考えてないよ」
杏子「おい」
マミ「私、死ぬんだ…花京院さんなんだ…」
まどか「かっこいいじゃないですか」
杏子「あたしは?」
まどか「杏子ちゃんはヴァニラからさやかちゃんをかばって死ぬ役だよ」
さやか「あたしがポルナレフで…」
杏子「あたしはアヴドゥルか…」
QB「僕は?」
まどか「キュゥべえは絶体絶命のさやかちゃんを助けて死ぬ役だよ」
QB「僕はイギーかい?」
まどか「うん。イギーだよ」
QB「僕、ペット・ショップに勝つ自信がないよ…」
ほむら「で、私とDIOが戦ったらどっちが勝つの?」
まどか「わからないよ。でもDIOのが強いって意見が多いみたいだね」
ほむら「ほむ…」
マミ「それじゃあ私の家でお茶しながらジョジョについて語りましょうか?」
一同「賛成~!」
わいわい! きゃっきゃ!
ほむら(う~ん…)
ほむら(私のラッシュの掛け声は……)
ほむら(…)
ほむら「……ほむほむほむほむほむほむほむゥーーーッ!!!」ズドドドドッ!
一同「!?」ビクッ
ほむら「これで決まりねッ!」キリッ
まどか「ほむらちゃん…」
TO BE CONTINUED...