一方通行「月下の人狼に哀憐を」【禁書×人狼】プロローグ
一方通行「月下の人狼に哀憐を」【禁書×人狼】1日目
一方通行「月下の人狼に哀憐を」【禁書×人狼】2日目
現在の生存者は、青髪ピアス、一方通行、初春飾利、垣根帝督、上条当麻、絹旗最愛、黒夜海鳥
佐天涙子、白井黒子、削板軍覇、土御門元春、浜面仕上、御坂美琴 の13名
――― 3日目 ―――
一方通行は雨音に浅い眠りから覚め…隣に滝壺が居ない事に気付いた
土砂降りの雨の中、必死に滝壺の姿を探す
そうして、変わり果てたその姿を見つけ、その場に崩れ落ちた…
雨が混じる血溜まりの中から…拉げた銀色の鈴を拾い上げる
一方「……っあァァァァああああ!!!
許さねェ…、絶対に許さねェ!!!」
一方通行の叫びは雨音に掻き消えた…
浜面は姫神の墓の前に佇んでいる
浜面「………。世の中おかしいよな、いつもいい奴から先に死んじまう…」
浜面は雨の降りしきる中、暫くそこに立ち続けていた
初春「滝壺…さ…ん…。
嘘……そんな、そんな…嫌ぁあっ!!」
初春はその場に崩れ落ちて泣きじゃくる
白井「ああ、滝壺さん…人狼ではなかったのですね。
昨夜の舞いは本当に、美しかったですわ。あなたが狂人だったなんて…。
わたくしにとって、青ピさんは狼ですの。発表順は意味がなくなってしまいましたが…。
あえて佐天さんの占い結果は伏せる事にしますわ」
黒夜は部屋で目覚めると、傍らにいる土御門に気付いた
黒夜「…ん……土…御門…? ここは…何で私が……?
見守っていてくれたのか…それとも、見張って……。
…でも、お前がいて…怖い夢を見ずに済んだ…」
黒夜は土御門を背後から抱きしめると、すぐに集会所へ降りていった…
黒夜「…そうか……滝壺が、か…。
ははっ、私の手は汚れてないと言ってくれたあいつが…ははっ、ははは……。
微かに聞こえたのは一方通行の…。
土御門…私をちゃんと見ていたか…?
皆を引き裂き、喉笛を噛み千切って悦に入る私ではなく、眠っている私しか見てないと言ってくれ…。
…将来を誓った二人が、な…。そんな光景、飽きる程見てきたというのに…この感情はなんだ?
哀れみか? 怒りか? いや…狼に対してでも、滝壺や一方通行に対してでもない……私の…恐れ?
私は何を失う事を恐れている……『失う』?
…わからない、わからないよ……」
黒夜は土御門の部屋へ戻る
椅子に座ったまま眠る土御門の膝に頭を乗せて、虚ろな目で宙を見つめた
黒夜「…土御門…世界がお前と私だけで閉じていたあの頃は、どうだったのかな…。
ああ…お前の所にいれば、今まで通りに戻れるのかな……はは…あはは……」
黒夜はぶつぶつと何かを呟いている…
垣根は現状を把握し呆然とした
垣根「………。
もう二人を茶化す事もできないのか。昨日はあんなに賑やかだったのに…。
………クソッ!」
垣根は壁を強く殴った…拳に血が滲む…
垣根「…とりあえず判定が揃うまで静観する事にする。考えられる事は考えておくさ…」
御坂「滝壺さん……。
昨日は一方通行の隣で幸せそうに笑っていたのに。もう、あの笑顔を見る事ができないなんて…。
【本日の議題】
1、占い師の内訳・占い師の処遇
2、灰考察
3、今日の占い先
4、今日の吊り先
5、この人だけは吊りたくない人
もう占いで確定白が作られる事はないわ。村人の白さだけが頼りよ」
青ピ「すまん遅れてもうた…。
髪は女性の命って言うやろ? ここの女性は皆美しい髪なんよねぇ、白井ちゃんはわからんのやけど。
でも佐天ちゃんの髪には枝毛があったんや。美しくはないなぁ。
【佐天ちゃんは人間やない】
…残念やね」
佐天「…おはようございます。
集会所の裏の倉庫を暗室に使わせてもらって、この村に来てから撮った写真を現像してきました…。
あたし、昨日自分でも気付かない間にシャッター切ってたんですね…。
今は滝壺さんの顔を思い出すのも辛いかもしれないけど、覚えていてください。
ここで…滝壺さんは見守っていてくれるんだ、って」
佐天は集会所の壁に、滝壺が舞う姿を収めた写真を貼った
佐天「青ピさんはあたしに黒判定なんですね。ちょっと意外です。
白井さんの結果も待ってますね。
あと絹旗さんもまだ霊能結果を発表してないんですよね?」
初春「おはよう…ございます…。
青ピさんが佐天さんに黒判定ですか…」
一方通行は全身から水を滴らせながら集会所に入る
壁に凭れてずるずると床に座り込み…壁に貼られた写真に気付き、じっとそれを見つめた
初春は一方通行にタオルを差し出す
初春「風邪を…引いてしまいますよ…」
初春は一方通行の視線の先にあるものを眺めて、目を伏せた
絹旗「姫神さんは超人間でした。とりあえず今はこれだけです」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
吊 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
※滝壺:占い師CO→襲撃死のため人間確定
土御門「白井と青ピには残りのステルスは誰だと思うか聞いてみたい。
ライン切ってるかもしれないが、言ってくれれば皆の参考になるんじゃないか」
一方「>>青ピ
オマエの言葉を借りンなら、白井は酷い毛並みなンじゃねェのか。
オマエの視点で白井は狼の筈だ…解らねェってのは、どォいう事だ…?」
土御門「…あのまま寝ちまったのか。
…、黒夜?」
体の節々に痛みを感じながら立ち上がり、眠る黒夜を抱き上げてベッドへ運んだ
土御門はそのまま暗い部屋を出て集会所へと降りる
土御門「なんだ、このシケた空気は…」
集会所の雰囲気が昨晩とは違う事に胸騒ぎを感じ―――その理由を理解する
土御門「滝壺に恨みでもあったのか、人狼…。
アレイスターに恨みでもあったのか。
なんだってこんな……」
土御門は悲しみや怒り、抑えきれない感情を胸に抱きながら部屋に戻った
黒夜はうなされている
黒夜「…いや、やめて…!
……はっ? ここは…つち、みかど…?」
土御門「…どうした。悪い夢でも見たのかにゃー?」
黒夜「…そんな所だ…。
でも、私はまだ『夢』で済んでる…これで折れたらあいつはどうなる…。
悪夢の方がまだマシだろうさ…」
黒夜は土御門の袖を掴みながら呟いた
土御門「…心の支えがなくなると、途端に人は脆くなる。
一方通行はバカな真似をする奴じゃない、そう思う。
今は奴自身が答えを見つけるまで、そっとしとくのがいいかもしれない。時間はかかるけどな…」
黒夜「そうだな…私もあんな時があった。
しかし、しんどいな…疑い合い、愛し合い、憤り、嘆き、悲しみ、いたわる…こんな経験からは遠ざかっていたから…。
ああ、そうか……これが『人間が生きる』って事だったな…」
白井「青ピさんは黒判定ですのね。
遅くなって申し訳ありませんわ。
まずは>>225撤回させてくださいまし。【わたくしは結社員です】の。
狼が騙りを出していないとは考え難く、襲撃先を分散させたくて撤回を伸ばしてしまいました。
わたくしの信用は低い状況でしたので、きっと大丈夫だと踏んでいたのですけれど。
この状況、それに、青ピさんの黒判定を見るに、わたくしが結社員だと見抜かれているのかもしれませんの。
滝壺さん、わたくし…。
ごめんなさい」
佐天「!!
白井さん…そうだったんですか、吃驚しました。
じゃあ青ピさんは狼確定、という事ですね。
占い機能が崩壊してしまったので、もしかしたら残りの占い師のローラーになるかもと思ってなんですけど…。
これでよかった…んですかね?
あれ、じゃあ狂人はどこにいるんでしょう?」
白井「おそらく、一方通行さんの行動が狂人を潜伏に仕向けたのだろうと思いますわ」
初春「どうして撤回しなかったんですか?
守護者の護衛先を分散させてしまっただけじゃないですか…。
占い師が二人なら、まだ狼にプレッシャーを与えていられたと思うのに…」
佐天「…ああ待って、よく考えるのよ涙子。
村から見たら結局あたしの正体はわからないままなんだっけ。
という事は、滝壺さんが狂人、青ピさんが真占い師、あたしが狼って視点もあるって事ですよね。
そうなると狼3潜伏って事ですか。
…あたしからしたらあり得ない話ですけど、そう考える人も出てきますよね…。混乱してきちゃった」
削板「おいおい、そいつはおかしいぞ白井。
【俺が結社員だ、相方は白井じゃない】」
土御門「…どうなってんだ、これ…」
白井「あら、対抗ですの? 贅沢な騙りをしますのね」
一方「…意味が解ンねェ……。
結社員だと…?
なンでもっと早く撤回しなかった?
もしオマエがもっと早く撤回してれば…滝壺は…こンな事にはなンなかったンじゃねェのか!?
…返せ、返してくれ……!
滝壺を、返せええェェェ!」
一方通行は激しい怒りと殺気を含んだ視線で白井を睨み、胸倉を掴み上げた
初春が小さく悲鳴を上げる
初春「やめてください…一方通行さん…」
怒気の篭った視線は恐く、捕まれた胸元は痛かった
それでも白井は一方通行から目を逸らそうとはしない
白井「申し訳ありませんの、一方通行さん。
青ピさんの真偽が掴みきれず、もしも狼なら、人狼にだけ占い師が確定してしまいます。
わたくしが襲われていればよかったのですが…」
一方通行の拳は白井の頬を掠め、その奥にある石壁を殴る
土御門は一方通行の手をきつく掴み、白井から引き離した
土御門「恨むべき相手はこいつじゃない。
気持ちはわかる、だが…感情に流されるな、一方通行…」
黒夜「馬鹿者! そんな事をして滝壺が喜ぶか!」
黒夜は一方通行の頬を張った
一方通行は白井から手を離し…その場で跪き、がっくりと項垂れる
一方「俺が、眠らなければ…。
俺が…離さなければ…。
こンな事にはなンなかったンだ…。
俺が…滝壺を死なせたンだ…」
黒夜「一方通行…お前が後悔しても、白井を罵っても、死んだ者は還って来ないんだ…。
滝壺が自らを占い師と名乗ったって言うのは、それだけ自らの身を危険に晒す行為なんだ…。
お前にできる最大の弔いは、滝壺の勇気に応える事だ。真実を見つける事だ。そうやって憤りをぶつける事じゃない…」
佐天「ってえーー結社に対抗COですか!? どうなってるんですかこの展開は!!」アセアセ
削板「相方のCOが必要なら俺の口から言うぞ。今はとりあえず絹旗か御坂の指示を待つ」
黒夜「>>佐天
…何故【滝壺真、青ピ狂・白井結】の狼3ステルスの可能性をばっさり切った?
お前の頭がそれに気付かないとは考えられないんだが…それとも、そうでなければ都合が悪いのか?
>>白井
何故結社騙り解除を今まで引っ張った?
霊能が確定した以上は占い機能破壊を狙われるのは予想が付きそうなものだが…。
お前が襲撃されたらタダで結社地雷を解除させられるんだぞ?
正直、現時点では削板が真結社だと私は見るよ。
どうせ占い機能が破壊されてしまったんだ。地雷を期待するより【白井、削板共に相方指名の上CO】してみてはどうだ?
この状況下では地雷に期待するよりも、結社員の真贋を判定した上で灰を狭めてしまった方がいいと思うんだが…」
土御門「オレは白井が狂人だと思う、若干だが。
吊っても白判定だ、結社員を道連れにして無駄吊りさせる魂胆かもしれない。
削板が狂人なら騙らなかった理由を考えないといけないにゃー」
白井「>>初春
昨日の議事の感覚ですと、わたくしが守護されている事はないと思いますわ。
結果には裏切られてしまいましたけれど…」
初春「>>削板さん >>244
その必要はないと思います。信用できないのは白井さんです。
白井さんに相方を言ってもらいたいと思います。
狂人の結社を引き摺り出す策略かもしれないです。御坂さんと絹旗さんを待ちましょう」
土御門「白井、一つ聞いてもいいか?
何故、今この状況でのCOを選んだ。
それに、信用が低いなら何故潜伏しなかった?
結社なら占われて地雷を仕掛けた方が得策だと思うんだぜい」
白井「占い師騙りは、あわよくば確定を、と思っていましたわ。残念ながら3COになってしまいましたけれど。
その後に撤回しなかった事はわたくしの落ち度ですの。
理由としては、護衛先は散らず、襲撃先は散る、という展開を期待していましたわ」
土御門「今の所、削板が結社寄りだ。
白井は狼か狂人、そう捉えている。どっちかって言えば狂人寄りだにゃー」
削板「白井、お前が今日襲われたとして、その後に白井を相方とする結社員が出たとする。
そんな時に別の結社員だと名乗る者…お前から見れば俺だな…が現れたら不利になるとは考えなかったのか?」
土御門「>>白井
結社COした時、何故相方に一言添える言葉を言わなかったんだ?
それともなんだ、相方が誰か解らないって事じゃないよな?
騙りなら相手が誰か解らない、そうだな?」
佐天「>>黒夜さん >>244
あっ、本当ですね。
気付きませんでした…って言ったらこれも疑われるのかな。
そうですね、狼3潜伏、あり得ますね。
それなら狼にとっては占い師三人のうち誰を襲撃してもいい、より取り見取りの状態だったって事ですね」
初春「>>黒夜さん
狂人の結社を引き摺り出す作戦だとしたら、それに乗ってしまうのは嫌です。
現状信用できそうにない白井さんに相方を指名してもらって、その人が認め結社員だと名乗ったら削板さんも…というのはどうでしょう?」
土御門「オレはそれに賛成だにゃー」
削板「俺も異論はないぞ!」
黒夜「そうだな、私もそれが一番いいと思う。正直、今まで不可解な行動が多すぎたからな…」
佐天「相方COですね、あたしも賛成です。もう何が何だかわからなくなってきました。…混乱してるのあたしだけですか?」
白井「>>削板さん
正直、結社対抗が出るとは思いませんでしたの…。そんな余力があれば判定能力者を騙る筈ですもの。
>>土御門さん
この質問には回答を返す訳にはまいりませんの…。相方を推理されてしまいますわ」
土御門「削板と白井、どちらかが人外で間違いないぜよ。
【偽が狂の場合】
狂が指名COして口滑らせれば今日の吊りは狂でもいいだろう。
白井が狂なら青ピは狼だ。
白井が真でも同じだ、削板が狂になる。
【偽が狼の場合】
完璧な結社騙りができる。指名先を仲間にすればな。
ただし、霊能が確定してる今、真結社を吊っても対抗のペアを吊れば二人退治できる」
青ピ「二度寝してもうたよ…。
って…ええと…なんやの、今の状況…」
黒夜「>>白井
…この状況下で自分の真贋証明以上に大事な事があるのか?
お前がもし本当に結社員なら、狂人占い騙り・狼3ステルスまであり得る…むしろ潜伏狂人より確率は高いと思う。
だったら、灰を狭めた上に自分の信頼を得る相方COは悪くない選択だと思うんだが」
土御門「もし結社2ペア出来た場合だ。
オレは後から出てきた結社の相方を吊りに挙げる事を提案する。
削板か白井が狂人で狼指名、引き当て時の保険だ。先に狂を吊り上げたら真結社二人のどちらかが吊られるのを防ぐためだ」
御坂「…お茶淹れて来たわよ。って、何よ、これ…」ポカーン
青ピ「まずは…姫神ちゃんと滝壺ちゃんに黙祷を…。
…本当に、天女様になってもうたんやね……。
>>一方通行はん >>232
白井ちゃんは髪を結っとるから、そのままやとよう見えへん…って意味や。
>>つっちー
『白井が狂なら青ピは狼』の意味は? 削板はんと間違うてへん?」
土御門「あー、頭が回ってねぇな、クソ…。
偽が狼だった場合は仲間を相方にするか、狂人を相方にするかのどっちかだ。
狼が博打に出て狂を引き当てた場合、オレの提案は裏目に出る。
デメリットは他にあるか?」
黒夜「私はいっそのこと白井の相方→白井の順に吊ってしまいたいよ。
後から出てきた結社の相方というのは、私が挙げた順番で言えば削板の相方を先に吊るって事だろう?
だったらむしろ白井の相方が先だろう」
初春「あくまでも白井さんと削板さんに相方指名してもらうべきですね。
他の人が自分から白井さんと削板さんの相方だと名乗り出ても駄目だと思います」
御坂「>>青ピさん >>248
黒子が狂人なら、青ピさんから見て滝壺さんは何者なの?」
土御門「死んだ滝壺は真か狂。残った二人は真狼、狂狼だ。
だが白井は結社COしてる。
白井の正体が何にしても青ピは真狂狼、全部当て嵌るのか」
青ピ「>>御坂ちゃん、つっちー
あー…そういう意味やね。
白井ちゃんが狂人なら、滝壺ちゃんは…結社員か村人騙り…以外あり得へんよね。
ボクも混乱してるみたいや…」
黒夜「…真占い師がそこに気付かないというのも考え難いな…。
御坂、早い段階で白井→削板の順に結社相方を指名させてしまいたいんだが、確定白としてはどうだ?」
垣根「今戻ったんだが…これは一体何の騒ぎだ?
…結社騙りが現れたって訳か。
姫神が人間判定、占い師候補襲撃、残った占い師候補の一人が結社員CO…!?
訳が解らなくなってきた。理解に苦しむな…」
白井「滝壺さんではありませんわよ。相方は灰に生きていますもの。
村人騙りは…そうですわね。二人目で出る、というのは考え難いのでは?」
土御門「今、灰に居ると言ったな? じゃあ何故それをCO時に言わなかったんだ?」
御坂「黒子から相方指名してほしいと思ってるわ。
ただ、私にも一応狂人の可能性がある以上、絹旗さんの指示を待った方がいいのかしら。
もしも結社4COになった場合の吊り順は…うーん、相方指名を見てから考えましょ」
青ピ「いや、白井ちゃんが狂人やったら…の話やし。
占い師を辞めてくれたんは感謝しとるよ。時期についてはまぁ、その…あれやけど」
垣根「とりあえず今になってのCOがどうも引っ掛かる、説明を聞いてもサッパリだ」
削板「>>土御門
狂人は一人だぞ。白井が狂人なら青ピ狂人はない。
そうすると占い師は必然的に真狼、滝壺が襲われているから真、青ピは狼になる筈だ」
土御門「………。
すまん、頭を冷やしてくる。混乱してるにゃー」
黒夜「>>白井
お前の視点からはそうなるだろうな、普通。
結社が揃って占いCOしたなら、同時に騙り解除して占い師確定で万々歳だ。
>>削板
滝壺が村人騙りでなければ、な。
まぁでも実際私もそういう風に考えてる。あそこまで村人騙りを引っ張る理由が思いつかない。
削板、お前が即時COしなかった事からも、滝壺が結社員ではないという事を信じるよ」
削板「じゃあこれは言っとく。
【俺の相方は灰で生きている】、【滝壺は結社員じゃない】これでいいか?」
白井「>>土御門さん
相方の情報を不用意に出す訳にはいきませんもの。
青ピさんの発言で、占い師の真偽の考察にノイズが乗ってはいけませんから、仕方なく言い添えましたの」
土御門「白井の行動は全部後出しで様子を見てるような気がするんだぜい。オレの印象だから気を悪くするなよ」
絹旗「えーっと、超緊急事態みたいですね。とりあえず超仕切っちゃっていいですか?」
白井「お願いしますわ。…すみません、不測の事態になってしまって」
削板「頼んだ!」
佐天「待ってました!」
御坂「もう滝壺さん真でいいじゃんおおげさだなぁ。
とりあえず黒子と青ピさん吊っちゃいましょう。
って言ってしまいたいわ、私」
絹旗「まず【白井さんは超相方が誰か指名してください】
【その相方が了承したら、その後で削板さんも超相方の名前を言ってください】
とりあえずはこれで超お願いします」
白井「了解しましたの。
では…、
【一方通行さん】、すみませんが、正体を明かす事になってしまいましたわ。ご了承くださいまし」
一方「………ァ?」
黒夜「…身に覚えがないという事でいいな?」
垣根「一方通行が結社員?
どういう事だ、一方通行は非結社COしてなかったか?」
一方「………オマエが、オマエがああァァァああああ!!!
【俺は結社員なンかじゃねェ!!】
オマエが、オマエが…滝壺を!!!」
白井「きゃあ、わたくしとした事が、外してしまいましたのっ」
一方通行は再び白井に殴り掛かろうとする
白井は一方通行から逃げて、教会の鐘突き堂に立て篭もった
垣根「って違うのか!! なんなんだよこれ!!
白井は結社騙り確定…でいいんだよな?」
土御門「逃げ足速いな白井…。
これで決まりか? 削板が結社って事で」
佐天「一方通行さん落ち着いて…気持ちは…痛い程解りますけど…」
削板「どうやら白井は偽結社だな。
一応提案だ、俺に対抗する結社かどうか、全員が言えば俺結社は確定だろう」
御坂「一応、【私は削板さんに対抗する結社員じゃないわ】っと」
黒夜「【私は削板に対抗する結社ではない】
白井の正体は…絹旗、お前に任せるよ。
一方通行、とりあえず落ち着け。白井を斬るのはあくまでも処刑が決まってからだ…」
佐天「【あたしは削板さんに対抗する結社員じゃないです】
で、削板さんの相方は伏せるんですか?」
土御門「【オレは削板に対抗する結社員じゃないにゃー】」
垣根「【俺は削板に対抗する結社員じゃない】
…結果的に結社員が一人、引き摺り出されちまった訳か。なんか考える事が増えちまった気分だ…」
初春「【私は削板さんに対抗する結社員ではありません】
滝壺さん…」
削板「これ以上対抗が出ないなら伏せといた方が地雷にできるぞ。そのための対抗/非対抗COだしな!」
青ピ「ボク視点やと…。
白井ちゃんは狼で滝壺ちゃんは狂人、ってのがスマートやね。
仲間狼の佐天ちゃんが占い先になってしもて、一か八かで襲った占い師は残念ながら狂人。
真占い師のボクに黒出しされてもうて、一方通行はんが狂人の可能性を賭けて博打打って大ハズレ…?
せやけど、現時点で佐天ちゃんの判定から目を逸らすんはできとるから、ちょっとだけ成功…ってとこなんかな」
黒夜「ああ、議事に一つ答えておこうか。
【今日の吊り先】
白井だ。
狂人であれ、狼であれ、生かしておく必要はないだろ…」
垣根「そうだな…結社を騙る村人なんてメリットは微塵もない。白井は間違いなく狼陣営だろ。
【今日の吊り先】
白井にするのに理由はいるのか?」
佐天「ちょっと思ったんですけど、占い機能が崩壊した今、結社員が潜伏している意味ってあるんですか?
灰が狭まっていいとおもうのは短絡的ですかね?
…まあ、青ピさんが偽って事は現状あたしにしかわからない訳なんで、地雷はあった方がいいって事ですよね。
守護者の守護先がブレる事もあるんですかね…絹旗さんガチ守護で問題ない気がするんですが。…無責任ですかねこの発言。
もう一人の結社にはもっと灰が難しくなった時に出て来てもらうって事ですか?」
御坂「うーん、一連の流れを見ていて私の中の灰の印象もだいぶ変わったわね。
やっぱりこの人白いなーとか、あれこの人黒いかもとか。
狂人だと思うけど今日は【黒子吊り】かしら。
それで明日青ピさんを吊って、残り回数は四回。その間に黒を二回吊らないといけないのよね。
…アクレッシブに今日【青ピさん吊り】って言うのは駄目かしら」ボソッ
―――――
白井「くすくす…一方通行さん、ごめんあそばせ。
占い師が二人、霊能者が二人になっていれば、もっとよかったのですけれど。撤回の策はお見事でしたのよ?」
白井は怒りに震える一方通行を見下ろしている
一方「狂人でも人狼でも構わねェ…この手でぶっ殺してやる…!!」
一方通行は唇をきつく噛み締め…ぶつりと切れた唇から血が滲む
黒夜「裁きはあくまで話し合いに任せるんだ。
…それに、オマエが二重三重に周到な仲間切りをしてる狼という可能性もまだ捨ててはいない。
とりあえず、そんな風に怒りに任せて暴れる様を見たら、滝壺がどう思うかな?
お前程の男なら、罪を裁く作法位は解っていると思っていたんだがな…」
一方「…作法、だと?
ならオマエは、一番大事な存在を失っても冷静でいられンのか。
俺には、無理だ。
感情を押し込めるなンて出来ねェ。
俺ン中にあンのは、人狼を殺す事…それしかねェよ」
一方通行は鐘突き堂の扉を乱暴に殴り肩を震わせた
黒夜「ああ、冷静でなどいられないさ…私だって、復讐のために今まで生きてきた化け物さ…。
だったらお前に問うが、私のような在り方が幸せそうに見えるのか?
母を犯され、世に呪われた子として生まれ、怒りのみを背負って生きてきた、こんな存在がそんなに幸せそうに見えるかと聞いてるんだ!!
…処刑が決定すれば、奴を斬ろうが焼こうが…好きにすればいい。
だがな、一方通行? 滝壺は…滝壺はそんな方法で狼達に立ち向かっていたか…?」
土御門は一方通行に一本の鍵を見せた
土御門「これが扉の鍵だ。開けて中に入るのも自由、そのまま投げ捨てるのも自由だぜい」
土御門は鍵を手渡して集会所へ戻っていった
黒夜「白井…私からお前に言う事はもう何もない。私にとってお前はもうただの標的でしかないからな。
これから貫かれる的を慈しむ狩猟者はいないだろ。
…お前の裁きはそこの男がやってくれる……私なんかより、余程うってつけの男だ…」
白井「あら、可愛い黒夜さん。…それはどうかしら?
ひょっとしてわたくしが、あなたを狩りたてる事だって、あってもいいのではなくて?
非力な人間の、数を頼みにした裁きなどではなく、ね。…うふふ」
黒夜「残念だな、白井。私が化け物と呼ばれるのは、耳や尻尾があるからだけだと思ったか?
私にはお前達を殺すためだけの爪と牙がある。私はそういう存在なんだよ。
まあいいさ、奴の刃は出来損ないの私の爪なんかより、よっぽど鋭いだろうさ」
土御門「憎しみの連鎖はどっかで止めなきゃならないな…」
黒夜「まったく…私も少々お節介が過ぎたか?」
土御門「復讐…か。そんなくだらないもののために生きるなよ。
オレの考えは浅はかかもしれない。だが、もっと自分を大事にしたらどうだ…」
―――――
浜面は息を切らせて走ってくる
浜面「何があったんだ? とりあえず結社かどうか言えばいいんだな?
【俺は結社員じゃない】」
土御門「>>御坂 >>261
それは白井を狂人と決め打って放置って事か? 青ピが狼なら吊りの無駄にはならないにゃー」
初春「今日は【白井さん吊り】で…いいでしょうね。きっと白井さんは、滝壺さんの傍へは行けません…」
初春は一方通行の様子を見て瞳を潤ませた
初春「もう私達の声が…届かない…んですか…?
滝壺さんを襲った人が、この中に居るから…?
でも、そんなの哀し過ぎます…」
白井「滝壺さんの傍…。
そうですわね、わたくしには、もっと似合いの世界があるのでしょう。
そこはきっと、真っ赤で素敵ですのよ…」
青ピ「ここで問題なんは…。
白井ちゃん狼は、なんで佐天ちゃん狼に黒出しをせぇへんのか、って事やね。
黒出ししとけば、白井ちゃんはこんな芝居せんでもええし、暫く生き残れた筈や。
せやのに、『暫く』やのうて『ずっと』生き残るために芝居を打った。
ここに残り一匹のヒントがあるんやないか、と思うんやけど…。
>>御坂ちゃん >>261
全力で反対させてくれん!?
あ、御坂ちゃんの膝蹴りオンリーで撲殺、ならちょい考えるけど」キリッ
土御門「…ブレないにゃー、お前。
ポンと出るのは結社地雷を恐れた、って所だな。
あとは、最初からこの騙りを狙っていた。…この騙りすら何かの狙いの布石かもしれない。
で、だ。とりあえず青ピには残りの狼が誰かを考えてほしいんだぜい?」
御坂「>>佐天さん >>261
その意見黒く見えるわね。
削板さんが襲撃されるまで相方は潜伏でいいんじゃないかしら。対抗が出たら両方吊りで。
>>土御門さん
今日青ピさんを吊ってみたくて仕方ないのよね。やっぱり駄目かしら。
それもちょっと議題に加えてみようかなぁ」
黒夜「もう白井吊りで確定してしまって、その他の議題についてゆっくり考えるのはどうだ?
今日は色々と…疲れてる奴が多いだろ…。
白井が狼の可能性もある以上、吊らない理由はないと思うんだが…」
御坂「うーん、言いたい事は解るんだけど…。
黒子が狂人だったときに、黒子吊りで吊り回数を稼ぎたかった狼だと思われちゃうんじゃないかしら。
黒夜さんが狼だったら、そんな露骨な事はしないと思うけどね」
絹旗「【今日の議題】超訂正版です。
1、灰考察
2、今日の占い先
3、今日の吊り先を白井さん以外で
4、この人だけは吊りたくない人
これで超お願いします。あと表はこれですね」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
吊 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
※滝壺:占い師CO→襲撃死のため人間確定
※白井:占い師CO→結社スライドCO(結社騙り)
※佐天:占い機能破壊のため色不明(青ピ→黒判定)
浜面「青ピ→佐天黒
白井→結社スライドCO→相方は一方通行(否定)
削板→対抗結社CO(相方は灰)
だな?
【今日の占い先】
【青ピが自由に選ぶ】
【今日の吊り先】
白井じゃないなら【佐天】だな。無駄吊ができる今のうちなら可能な選択だと思う。
【この人だけは吊りたくない人】
【一方通行】だ。あのCO解除は狼側の行動には見えない」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
吊 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _
佐天「>>青ピさん >>265
黒を出しても白を出しても、襲撃されずに残った占い師候補が『ずっと』生き残れるんですか?
青ピさんは自称占い師ですよね? この違和感は…何でしょう?」
土御門「>>御坂
オレは滝壺が亡くなってから占ローラーは考えていた。結社地雷が有効じゃなくなったからな。
言いたい事は、青ピから吊るのもアリなんじゃないか、って事だにゃー」
青ピ「>>佐天ちゃん
占い師のままやと『ずっと生き残る』事はできん。せやから結社COした。
…って言いたいんやけど…」
絹旗「白井さん。私達を超欺いていた罪は超重いですよ?
勿論、それ相応の覚悟はしてますよね?」ニコニコ
浜面「白井が狂人、青ピが人狼で間違いないだろ」
黒夜「同感だな。両方とも狼だったら賞賛に値する奇策だが」
佐天「>>青ピさん
ああ、成程、そういう事ですか。ごめんなさい、勘違いしたみたいです。
でも真結社が二人とも生きてるのに結社騙りをする事が生き残るための策とはあたしには思えないです」
浜面「ああすまん。白井が人狼で青ピが狂人って線もあるよな。
とりあえず白井と佐天を吊って様子見ようぜ」
白井「>>絹旗さん
うふふふ、血に飢えた村人に駆り立てられる覚悟ですかしら?
占い師を称している時に、もう『死を選ぶべからず』とは参りませんもの。そうでしょう?」
佐天「>>御坂さん >>265
御坂さんにとって黒い発言に見えた事には弁解しません。思った事を素直に言っただけですし。
結社1潜伏する事に異論もないですよ。
…ただ、青ピさんが真の可能性を捨てきれてないのを見ると歯痒くて。
…独り言です、気にしないでください」
上条「ちょ、ちょっと、これは、何の騒ぎだ…?」
白井「あら、上条さん。ごきげんようー♪ ですのよ」
上条「…白井……白井、お前は…。
………。
そう、か…そうだったのか……はは…は…」
上条は小刻みに震えて俯き、地面を凝視する
初春「えっと、【灰考察】です。
【青ピさん狼】として、佐天さんについて考察してみました。
白井さんの行動は加味しなく、黒判定を出した時点での青ピさんの状況から考えています。
A:ローラー覚悟で人である佐天さんに黒判定を出して道連れに、吊られるなら吊りを一手損させてからという作戦。
結社2潜伏の状態での黒出しは地雷があるのでリスクがあります。佐天さんが結社ではないと考えたんでしょうか。
もし地雷が発動してしまったら、狼の青ピさんのみ吊られ、狂人か真の白井さんは放置の可能性が出てきます。
ローラーが先の場合は青ピさんに黒が出るので、その時点で占い結果は無視されます。
青ピさん黒が佐天さん白に黒出しをするメリットはあまりないのでは…? といった感じです。
滝壺さんが襲われた以上、ローラーになる可能性の方が高いと思いますから…。
B:佐天さんが本当に黒で、どちらが吊られても生き残ったほうが信頼を得られるという大胆な作戦。
・佐天さんを吊って黒→青ピさんの信頼上昇
・青ピさんを吊って黒→佐天さんの信頼上昇
この場合、今日占い師が襲撃された事によって佐天さんが状況から黒くなる事は明白です。
白を出すより黒を、と考えたのかもしれません。
なので、Bの可能性も大きいのでは、と考えました。
佐天さんはあまり疑ってなかったんですが、>>147今思えばちょっと気に掛かります。
それから、白井さんの騙りの前後の発言で土御門さんが白寄りになりました。
他の人は昨日とあまり変わらないです。ごめんなさい。
占い師を今日襲うつもりでいたなら、昨日の占い先希望で仲間売りをしてる可能性もあると思ったんですが…。
私が気になってる人は私占い希望でした……。
青ピさんが上条さんを挙げてる位ですね」
土御門「>>浜面
占いは青ピに任せるって、お前は誰が怪しいと思ってるんだ?」
青ピ「>>佐天ちゃん
最初から狼にとっては賭けやったんよ。ボクを襲うか、滝壺ちゃんを襲うか。喰えるのは真か狂か。
で、最初の賭けに負けた。その時点で佐天ちゃんと白井ちゃん、どっちかは処刑されるんが目に見えとる。
結社COは分の悪すぎる賭けや。むしろ賭けにもなってへん。
せやけど、場を混乱させ、狂人や思わせる事で生き残ろうとしたのかもしれへん。『狂人やから放置』なんてな。
実際、ボクを先に処刑してまおう、なんて動きも出とるやん。
それに、佐天ちゃんは弁が立つ人や。ボクの信頼落とすには、白井ちゃんより相応しいっちゅー計算もあったんかもしれん」
削板「白井を吊り、判定が白なら人間…つまり狂人で、さらに言えば青ピは狼だな。
判定が黒で白井が狼なら、青ピは真狂で人間になる。
そう考えると青ピより確実に偽な白井を先に吊っておきたいな。偽と判明したまま生き延びるのも…辛いだろ」
黒夜「>>御坂 >>265
そういうツッコミがあるだろうなと思ってたよ。
正直、今日の一連の流れで青ピが黒く見えてるんだが…可能性を捨てきれないのが悪い癖でね。
一応佐天は広義のパンダ判定になるんだろうな。こういう場合は確かに吊った方がいいと思うんだが…難しいな。
ちなみに個人的な印象で悪いんだが、今日の一連の流れは
【やむを得ず仲間の佐天を切って黒出しした狼青ピが、狂人の突然の動きに翻弄されてしまった】ように見えた。
これにまったく根拠はない。ただ、佐天も青ピも黒く見えるだけに迷ってしまったんだよ…うーん」
佐天「……そっか。
青ピさんもあたしも、どっちかじゃなくてどっちも黒って事もあり得るんですね。
そういう事ならあたし吊られてもいいですよ。不安要素をなるべく少なくする、って意味ですよね?
…自分吊りの提案じゃないですよ?
昨日も言いましたけど、あたしは大人しく吊られるつもりはこれっぽっちもありませんから。吊りを無駄にしたくないですもん。
あたしの吊が絶対に無駄じゃない、ってあたしを説得出来るならその決定もありかもしれない、と思います…」
―――――
一方「…もォ、逢えねェ…。
何処にも、あの美しい紅い蝶は居ねェ…」
一方通行は血の滴る手と鍵を見つめ、黙って鍵をポケットに仕舞い込んだ
入れ違いに歪になってしまった銀色の鈴を取り出し、ベルトループの金色の鈴に重ねて結ぶ
一方「…滝壺…仇は討つ」
よろめきながらもゆっくりと教会に背を向けた
―――――
一方「………。
>>黒夜
>>137初春の考察に『守護者を占い師へ誘導』とあるが、オレにゃそう見えねェ。何故そう思ったンだ。
それと『占い師が真狂狼なら偽占い師吊りも難しい』ってのはどォいう意味だ?
霊能者確定からオレを黒寄りとしたみてェだが…これは弁明できねェな。実際確定しちまってる。
俺を『頭が切れる』と評するのはなンでだ。
俺は何時でもテメェのしてる事が正しいかどうか迷ってンだがな…。
『【ステルス狼としてお前(この場合、俺だな)が潜伏する怖さ】の方が私には大きい』っつゥのは、俺が狼なンが前提だな。
俺が狼だったら、騙って前に出てくンのは黒夜にとって好都合じゃねェのか。なンでそンな残念そうに言うのか解ンねェ。
霊能者確定は狼側に不利じゃねェと言い切ってるが、俺は昨日白井に言った通り>>188議事から狼を探すのが基本と思ってる。
そン時、確定能力者の存在はデケェ。黒夜は占いを大事に考え、霊能を軽視してる印象だな。
>>土御門 >>138
『狼にとっていい手』ってのはどう狼にいい手なンか深く説明してくンねェか」
土御門「>>一方通行
この状況の事を言ったんだにゃー。占い機能破綻を狙った狼、とも考えられるんだぜい。
灰印象で言ってるはずだ、表裏一体だと。
お前が人間なら…これ程辛いもんはないだろ」
土御門は表情を隠すように顔に手を当てた
初春「ごめんなさい、少し疲れたので席を外します。
【今日の占い先】
もう意味はないと思ってますが、灰の中で疑ってる人という意味でなら【上条さん】です。
【今日の吊り先】
白井さんが駄目なら【青ピ】さんです。
【この人だけは吊りたくない人】
【一方通行さん】です」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 _ _ 上 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
吊 _ _ 青 _ _ _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _
※議題で吊り先は【白井以外】との指示
黒夜「>>一方通行
まず、初春の守護者誘導という発言の根拠は>>121だな。
皆で真占い師と思う人を挙げれば、その人を護るという選択肢が大きくなって重圧を与えられる…という事だったか。
あの状況下では狂人襲撃でも充分過ぎる程有効だ。ほら、今日みたいな混乱を与えられる。
しかも霊能者が確定している以上、みだりに守護先をブレさせる意見にも見えた。そういう事だ。
お前が頭が切れると思うのは何故かって?
あえて霊能者騙りに出て、真霊能者を確定させる作戦を思いつくお前が頭脳明晰じゃないというのは謙遜が過ぎる。
さらに言うなら、今お前は全員の信頼をこうして得ている。灰であるにも関わらず、だ。
ヘタに隠れるよりも、こうして前に出てきている事が頼もしくあり恐ろしくもあるよ。
あと、霊能者確定は狼にとって不利じゃないという発言だが、確かに少し言い過ぎだな。
だが、少なくとも一方通行が思っている程有利とも私には思えないんだ。
やっぱり生きてる者を吊る前に占えるというのは大きい。霊能判定はどうしても一歩遅れてしまうからな…。
別に確定能力者の存在を軽視はしないよ。少なくとも確定白な訳だし、色々な情報も入ってくる。
ただ、あの状況では皆『霊能者が確定した』ことに浮き足立ってるように感じたから釘を刺しただけだ。
ちなみに『占い師が真狂狼なら偽占い師吊りは難しい』ってのは、狂人襲撃が行われた後の二択が心理的にプレッシャーになりやすい。
吊った占い師が白判定でも、狂人か真か解らない可能性が高いというのもあるな。
もし狂人襲撃が行われなかったとしても、仲間切りの成否次第で難しい…と私は考えたんだがな?
まあ、確かにこれは短絡的すぎるか…?」
垣根「ぜぇ…ぜぇ…やっと纏まった…。
【灰考察】だが、今日の議事はあまり考慮に入れてない。
白井の正体が狂人か狼かで変わってくるだろうからな。よって昨日の議事を中心に組んだ考察だ。
・初春
昨日と印象は変わってない。一方通行絡みの件でだ。
それは昨日の俺の吊り希望>>168、初春への質問>>171の回答>>172で解るよな。
他の人間に対する質問は中々的を射たものがある。占い師考察なんかもよく見てると思う。正直感服だ。
なのに俺の考察に対してはそうじゃない。
初春の俺考察>>151にある勘違いの内一つは全て俺の同じ発言内に納まっていた>>66のにそれを見落としてる。
しかし、狼は慎重だと思うのも事実だ。こんな見落としをするか?
だが昨日の印象が強くてなかなか晴れそうにない。初春が何者か? それが解れば無駄に考える事が減る。今、一番占ってみたい相手だ。
・土御門
初日に比べると急に意見が増えたな。その内容もしっかりしてて色々な可能性を考えてる。
とても慎重になった印象だ。情報を多く持ってるようには見えねぇ。
>>192昨日の議題提案には少し疑問も残るが、意見を聞いてほぼ納得した。初日に比べると好印象だ。
・黒夜
考察内容が突出して濃い。初日の立候補がなくても充分白寄りだ。
立候補時の自分占い、昨日の考察の内容。狼なら占われるかもしれない危険な賭けをして、かつこの考察ぶり。
黒夜が狼なら仕方ない、と考えたくなるな。
試しに狼と仮定して考察してみたが、黒い点が見つかんねぇ。よって昨日と同じで暫定白だ。
俺の中で相当な変化がない限りここは変わんないだろうな。
・佐天
今日の一件でかなり印象が変わった。そういう目で見ると気になる点があるな。
>>149一度一方通行が狼の可能性の考察をし、そこで霊能者守護の事を言う。
すかさず同発言内で『狼陣営は今日から占い師を狙うだろう』と打ち消してる。敢えて発言した所に違和感だ。
その違和感が繋がるのが昨日の最後の発言だな。『3が一番あり得そう』と言ってる。どうも守護先を迷わせる発言が多い気がする。
今の所、少し黒寄りだ。
・上条
昨日の議事を見ると前日に比べて印象はいい。土御門と同じで意見がはっきりしてきてる。
考察内容も納得できる点があるし、よく見てると思う。
ただ、一つの事に固執しすぎな気がするな。人を疑う理由を見つけられない狼がやる手だとも思う。
この事には信憑性はない、よってまだ判断できねぇ。
・浜面
昨日は議題に答えてない、しかし今日は答えてる。理由は不明だけどな。
考察するだけの材料がない、ってのが正直な所だ。
・一方通行
考え方はかなり近いな。昨日の灰考察の内容が俺と殆ど一緒で笑っちまった。
他人への質問、他人からの質問の応答に違和感がない。むしろしっかりしてる、印象だけなら疑う余地はねぇ。
状況的には俺の黒夜考察と同じだ。唯一違うのは占われるようなポジションに立ったかどうか、だな。
現在の状況に不安を感じちまう。よって昨日と変わらず。 >>168
【今日の占い先】
【初春】、理由は灰考察の通りだ。
【今日の吊り先】
【佐天】、これも灰考察の通りだ。
ただ、青ピが真とは考え難くなってるのが事実だ。今日の議事でも疑問に思う発言があったしな。
とりあえず白井の判定が先だ。
【この人だけは吊りたくない人】
【黒夜】、これも灰考察の通りだ」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 _ _ 上 初 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
吊 _ _ 青 佐 _ _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _
上条「…議題に、答えなきゃな。
【灰考察】
・初春さん
昨日占い希望に挙げた初春さんだけど…議事を見返してるうちに、『狼としては目立ちすぎるんじゃないか』って思えてきた。
狼は派手なミスリードはしないだろ。ミスリードしたいなら一番目じゃなく二番目の位置をキープする筈だ。
そう考えると、初春さんの行動はあからさますぎるんだよな。先陣を切ってる。
それに霊能者が確定してるから、処刑された奴が白か黒かははっきり解る。
その状態でここまで俺を疑って攻撃してくるのは…逆に村人らしいな、と。
初春さんが狼なら、俺を吊れば白判定なんだから、その後自分が疑われるのは確実じゃないか。
自分が疑われたら露骨に凹んだり行動がストレートだ。元々そういう性格なのかはわかんないけど…。
多分違うんじゃないかって気にはなってきたけど、あんま白くなりきらないってのが本音だ。
・土御門
>>172表立って俺を攻撃した初春さんを盾にして、俺吊りを唱えたように思えた。
土御門は昨日初春さんを占い先に希望してるが、理由が『なんとなく』って曖昧なんだよな。
発言自体は多いが議論に関する部分が弱い気がする。特に占いと吊りの論拠が。
さっき初春さんの考察で言った『二番目の位置』に一番近いと考えてる。
あと、白井の結社騙りのやり取り>>247が…俺には凄く黒く見えた。
俺との考え方の違いかもしれないけど、白井の行動に対しては『相方を指名させ、結果を待つ』だけでよかったんじゃないか。
土御門の発言は対抗が出た時の対処法とか、かなり早計で場を混乱させる結果になってるんじゃないかと。
結論から言えば、残りの灰の中で今一番疑ってるのは土御門だ。
・佐天さん
昨日の灰考察の内容で俺を吊りに挙げるのは少し無理がないか。占い先も初春さん。土御門と同じ事が言える。
自分の発言に自分で訂正やフォローを入れてる事が多いのも引っ掛かった。指摘されるのを恐れてるから、と受け取れる。
黒判定を出されて…自分の視点からは青ピは偽確定なのに、それについてあんま反論してないのも不思議だ。
黒要素はあるんだが、青ピに黒判定出された事で白く見える。判断が難しい。
・垣根
効率的に発言してる。だからって狼じゃない、って根拠にはならないが。正直あんま疑う材料がない。
一方通行を占い先に希望してたのが気になるが…狼ならやらないんじゃないかと考える。
残りの灰の中でかなり白く見てる。
・黒夜、浜面、一方通行は昨日の考察と印象変わらず。
ただ浜面はもう少し色々話してほしいと思う。
…【青ピの佐天さん黒判定について】だけど…。
青ピが狼って視点でいくなら、佐天さんは白じゃないかと考える。狼の仲間切りにはまだ早いんじゃないか。
滝壺さんが襲撃された時点で占い師ローラーは確実だと思う。
そうなった場合、白井と青ピを吊って、じゃあ次は? ってなった時に標的が佐天さんに行き易いよな。
まあこの辺の話は霊能判定を待ってからでいいと思うけど。
【今日の占い先】
【初春さん】で。
機能は無効化してると思うけど、青ピがどんな判定を出すのか見てみたくはある。
【今日の吊り先】
【土御門】だ。理由は灰考察で。
【この人だけは吊りたくない人】
【一方通行】だな。灰の中で一番白いと思ってる」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 _ _ 上 初 初 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
吊 _ _ 青 佐 土 _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _
一方「>>土御門 >>280
俺ァこの状況をなるべく回避させるための、一日目最後の提案だったンだが。 >>108
少なくとも判定が割れるまで狼にゃ狂人が誰か解ンねェだろ。情報をなるべく渡さねェ事で襲撃が防げねェか思案したまでだ。
まァ狼同士で相談出来ンだから、無意味かもしンねェがな…。
しつけェが、俺はあの提案を強要した訳じゃねェぞ。賛否もそンまま受け入れた。
俺はその後何か食い下がるような事を言ったか?
霊能者騙りについちゃ、実際やった行動だかンな、疑われても仕方ねェと思ってる。
だが無理強いしたつもりのねェ提案も交えて疑われるっつーのは困ったな。
>>黒夜 >>282
俺の提案>>108はどォ思った?
初春が言ってンのとは逆の事だと思うンだが。
ンー…。
真狂狼の組み合わせに措いて、狂人襲撃が行われ、真狼が残ったとしても、(狼の?)仲間切り次第じゃ真も偽(狂)って可能性を考えちまう。
って事でいいンかよ…?
何が難しいのかちっと理解出来ねェな…俺が理解できねェだけかもしンねェが」
一方通行は窓の外の雨を眺めている
一方「【灰考察】
・黒夜
俺を疑ってる割に、俺の発言をあンま見てねェような印象が拭えねェな。
単純に疑われてっから目に付くだけかもしンねェが。
根本的に俺と違う考えを持ってるが故の違和感かもしンねェが、考え方の違いだと流さねェで俺なりに見てくつもりだ。
・浜面
白寄り。もうちっと議論に参加してくれりゃ有難ェ。なンでも言ってくれ。
・初春
今日の考察が青ピと佐天に集中してっから、印象は昨日とあンま変わンねェな。
垣根とのやり取りが目立つなァ。
対立してる初春と垣根、両方が狼ってのはねェと思ってる…ちっとばっか危険だと思うからな。
・上条
昨日とあンま変わンねェ印象だな。
気になンのは…初春みてェに、ちっと俺を信用しすぎな気がすンな。だが、今ン所あンま狼って印象はねェ。
…信じてもらえンのは有難ェと素直に思ってる。
・垣根
発言内容が一環してンな。
俺を注意深く観察してンのも、その慎重な性格からだと思ってる。
冷静に判断してンのが特徴だと思うが、やっぱ昨日の初春とのやり取りで見せた占いへの反応が浮いて見えンだよな。
もしコイツが潜伏狼だったら危険だな…。
・土御門
具合が悪ィみてェだが平気か?
昨日の印象から今までに掛けて再度考察してみたが、若干黒寄りになった。
質問の回答が、>>138の時点では色々な可能性を含ませておき、その状況に措いて俺を怪しむ材料として用意してたように思えた。
あの時点でその可能性を懸念してたンなら、それについて指摘すンのが自然なンじゃねェか?
・佐天
残りの結社を燻り出してェような発言に取れる。 >>261
白井が偽だと判明してンだ、残りの結社が出てくる利点はねェと思うンだが。
占い師が欠けちまった以上、確定白を守らなきゃなンねェ。無闇に表に出せば護衛が手薄になると思わねェか。
【今日の占い先】
俺は欠けた占い師の結果は当てにしてねェ…悪ィな、青ピ。
だが一応希望を出すなら【初春か垣根】だな。
なンでこの二人で迷ってるかっつゥと、初春の考察にある、両方狼はねェって考えからだ。
両方白の可能性もあるが、意外と片方が狼って可能性もあンじゃねェかと思ってる。
【今日の吊り先】
白井以外考えらンねェ。青ピについては白井の判定から考える。
白井と青ピ以外っつー事なら、【土御門か佐天】だ。
佐天は白井と青ピの吊り判定から考えてェ。が、今ン所佐天は灰でも黒寄りだから挙げさせてもらう。
土御門についちゃ灰考察にある通り、黒寄りに見えてきたからだ。
【この人だけは吊りたくない人】
…正直一番難問だな。灰の印象が殆ど変わンねェから難しいっつーの…。
【浜面】位しか暫定白と呼べねェな。
【上条】も俺ン中じゃ白い位置に居るかなァ…」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 _ 初 上 初 初 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
吊 _ 土 青 佐 土 _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _
―――――
一方「…オマエは…、ソコに居ンのかなァ」ボソッ
薄暗い集会所の中を見回して呟く
一方「『赤い花摘んで あの人にあげよ
あの人の髪に この花さしてあげよ
赤い花…赤い花 あの人の髪に
咲いて揺れるだろう お陽さまのように…』」
一方通行はぽつぽつと故郷の歌を歌い出した…
一方「…なァ、聞こえてっか。
俺の故郷には…四季折々、色々な花が咲いてンだ。
この季節は…曼珠沙華っつゥ、真紅の花が咲き乱れてる筈だ」
一方通行は降り止まない雨を見つめて話し続ける
一方「その花が一斉に咲くとなァ…秋の種蒔きを始めるンだ。
人が生活する場所を好ンで咲くのに、死者と縁の深ェ花とも言われてンだぜ。
でもよ、俺は美しいと思うンだ。篝火みてェなあの花が。
きっと…オマエも気に入ると思う。
赤い花と紅い蝶……どンなに美しいだろォな。
紫苑や竜胆の咲く野原も教えてやる。楽しいだろォな…。
オマエと一緒に、おンなじ道を…歩け、たら……」
一方通行は声を震わせ、そのまま項垂れて雨の降る外へ消えてゆく
―――――
―――――
初春「一方通行さん…。
滝壺さんを失ってとても悲しいのは…わかります。
…いえ、そんな事は言えないですね…。
でも、私も悲しいです。
きっと、みなさんも悲しいです。
でも、生き残った私達の言葉が届かない事は、あなたを心配している私達にとっても悲しいという事を、理解してほしいんです。
私達は滝壺さんじゃないからあなたを救えない…じゃあ、どうすればいいんでしょうか…。
一方通行さんにとって、この村には…滝壺さんしか居なかったんですか?
私達の事は、どうでもいいんですか?
推理以外で私達と言葉を交わす事は、もうしないと…?
私は…村を救うために狼を探したい。
滝壺さんの仇も取りたい。
…ごめんなさい」
初春は身を翻して雨の中に姿を消した
一方通行は黙ってその言葉を聞き…傘も差さずに駆けていく初春の後姿を見送った
一方「……あンなガキでも気丈に振舞ってるっつゥのに、今の俺は…唯の腑抜けだよなァ。
きっと、オマエがいたら…引っ叩かれてンな。
初春を、皆を心配させンなってよ。
そォだな…オマエの事で辛ェのは…俺だけじゃねェ…。
なァ…心弱ェ俺に、オマエの勇気をほンの少し分けてくンねェか…滝壺。
一人で立ち上がる勇気を。
後は…俺の力で、前に進ンでみせる」
―――――
絹旗「さてと。超仮決定の時間ですよ。
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 _ 初 上 初 初 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
吊 _ 土 青 佐 土 _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _
【超仮決定】
【占い先は初春さん】、【吊り先は白井さん】です」
―――――
白井は鐘突き堂の小さな座椅子に寄りかかって一人寝言を溢している
しっかり握った両手には、犬らしき置物が収まっている
白井「…おばあさま、たすけて。おなかがすいたよ。たすけて。やりでつつかれるよ…」
白井は上条の名前を最後に呟き、眠りを深めていった…
ふと目が覚めると、絹旗がメモ板に書き付けている姿が目に止まった
鐘突き堂から絹旗が立ち去ったメモ板を見下ろすと、仮決定が記されていた
白井「あらあら、初春を占うんですのね。
…さて、わたくしはどうしましょう。
ふふふ。くすくすくすくす」
―――――
―――――
一方通行は水を滴らせながら集会所へ戻ってきた
一方「…戻った。遅くなって済まねェ。一度着替えてくる」
二階に上がり、隣の部屋に目を留め…自室に入る
着替えて二階から降りると、窓際の席に胡坐を掻いて座った
その膝の上には昨日まで滝壺に貸していた、赤いストールが置かれている
一方「誰もいねェのか。
この雨じゃ出てるヤツは濡れてくンだろうな」
一方通行は乾いたタオルを数枚テーブルに置き、再び腰を下ろして目を閉じた
上条「こんばんは、かな。
…仮決定は了解した。皆が来るまで色々考えながら待ってる」
白井は教会の正門から顔を出すと、一方通行の前を通り抜けて上条の側まで歩いた
白井「こんばんわ。上条さん。
ねぇ、少しだけ、よろしいかしら。
えっと、ね。
…あなたの歌を聴かせてほしいんですの。
初春の歌や、滝壺さんの踊り、凄く綺麗でしたわ。
あんなに素敵な世界があるんだな、血に染まった満月よりも綺麗なものって、あるんだなって、そう思いましたの。
だから、上条さんの旋律も、わたくしの心に残したいんです。…駄目ですかしら?」
上条「……そうだ、な。
どの、眷属に生まれても…キレイなものをキレイだって思う気持ちは共通するといいな。
俺なんかの歌が、気に入るかは解らないけど。はは…」
上条は少し笑って、小さな声で村の祭事の歌を歌い始める
白井は嬉しそうに微笑んだ
―――――
初春「こんばんは…。
一方通行さん…?
よかった…よかったです…」
黒夜「悪い、遅くなった。【仮決定は了解している】よ。
何やら一方通行に手厳しい事を言われてしまったな。
…まあ、それだけの事が言える程回復したのはいい事だ、一方通行。
北風と太陽とはよく言ったものだ、やっぱり初春のような若い女性の暖かさが一番の薬か。
昼間はすまなかった。キツイ事をわめき散らした上に顔面を張る事までしてしまったからな」
一方「いや、謝る必要ねェよ。寧ろ俺が謝罪すべきだな。済まなかった」
佐天「ただいま戻りました。…あ、タオル、誰かわからないけどお借りします」
御坂「【仮決定了解】よ。
まだ全員議題に答えてないわね、私の回答はもう少し後の方がいいかしら?」
佐天「白井さんが結社COした一件の前後を見返してみました。
あっという間の出来事でしたけど、みなさん結構冷静でしたよね。
なんか取り乱してたのあたしだけでかなり恥ずかしいです。
白井さんの結社COを見た時…。
青ピさんの偽が確定した訳であたしの判定が嘘だと皆にも確信が持てて、嬉しかったのが正直な所です。
占い師COの中に必ず狼が居るってずっと思ってたんで、青ピさんは狼、と即座に結び付けちゃいました。
白井さんが結社なら2日目にCOしていれば占い師が襲われる事はなかった、って咄嗟に思い付かなかったです。
…全部自分の事ばかり考えていたせいですね。しっかりしなきゃ。
あと、>>261結社員を炙り出そうとしてるって言われちゃったけど、あたしは残りの結社員に出て来てほしいと思ってます。
あたしにとってはもう地雷も何もないんで。
狼の襲撃先を増やすだけだとしても、守護者の可能性がある確定白の御坂さんを狙われるよりいいと思いますし。
灰が解り難い状態になってるので、少しでも灰を狭めてほしい…ただそれだけです。
自分勝手な意見かもしれないですけど正直な所です。
…あの意見を言う事で疑い易い位置に来て、狼にもスケープゴートにされ易くなってしまった事は謝ります。
あたしは黒夜さんに言わせれば広域のパンダ判定らしいんで、こんな格好の獲物になる形になって申し訳ないです。
ただ、結社員を炙り出そうとしてる、って言う人に質問なんですけど。
もう占い師がいないのに、それでもまだ結社員を潜伏させたいと思う真意は何ですか?
灰が狭まる以上の利点があるんですか?
この質問をする事で、あたしがまた黒寄りになったと言われるかもしれません。でもあたしはこの回答を聞きたいです」
黒夜「>>一方通行 >>285
確かに間逆という事にもなるだろうな。
だが、私は『占い師を真狂狼と仮定』という前提に疑問を持ってるんだ。
『結社騙りや村人騙りを最初から排除するのか?』という疑問が先に出てきたもので。
まあ、現実には結社騙りを装って白井が墓穴を掘った訳だが、最初からその可能性を切り捨てるのはどうかと思ったんだ。
『偽占い師を吊る事のどこが難しいのか理解出来ない』か。
…確かに適当に吊っても三分の二で偽者を吊れると行ってしまえばそれまでだな。
ただ、占い師を吊るという事象において、私はそんなに気軽には決められないよ。
吊って霊能で白が出たとしても、それが真なのか偽なのかも解らない状況があるのなら、なおさら恐ろしいさ。
私が単に愚かなまでに臆病なだけなんだろうな、恐らくは」
初春「えっと、必要なかったかもしれませんが【占い師について】です。
【青ピさん狼、白井さん狂人】だと思います。
昨日までに思っていた通り白井さんが狂人、滝壺さんか青ピさんが真か狼と考えていました。
滝壺さんが襲われた事、白井さんの結社騙りの行動が狼とは思えないので、青ピさんが狼と考えます。
【灰考察】です。
・佐天さん
最も黒寄りです。
・垣根さん
捉え違いについて責められては弁明のしようがないです。が、やっぱり印象は変わらず黒寄りのままです。
占ってみたい、という事ですが未だに占い機能は生きていると考えているんですか?
(青ピさん真の可能性を考慮しているんですか?)
・上条さん
少しだけ白寄りになりました。>>284私も同じ事を上条さんに思ったからです。
上条さんが狼だとしたら、黙っていても吊られそうな寡黙な姫神さんを攻撃する必要はなかったのかもしれません。
ですが、一応質問を。【あれだけ疑っていた姫神さんが白判定だった事について、何か思う事はありますか?】
私は上条さんが姫神さんを疑っていた事よりも、その理由とした発言から疑っていたんですが。 >>167
・土御門さん
昨日同様、議事の流れに一言添えるような印象のままです。
白井さんの騙り前後の対応で少し白寄りになりましたが…上条さんの発言>>284も気になりました。
・黒夜さん
>>244両結社を引き摺り出そうという狂人(仮)の策略に乗ってしまいそうで、少し迂闊かなと感じました。
地雷の意味は確かにあまりないかもしれませんが、まだ両結社COは早いと思うのが正直な所です。
同様で佐天さんの発言>>261も黒いです。
潜伏結社をスケープゴートにしようとしてる人がいるとしたら後々の判断材料になりますし。
灰を狭めるのはもっと後でも、と思います。
私が守護をブレさせているという意見>>137ですが…。
むしろ、黒夜さんは霊能を重視しているのかと思ってました。
占い師を護っているかも? と思わせる事がブレさせるというのなら、守護は霊能者を絶対護らなくてはならないという風に感じたんですが…。
狂人襲撃も有効なら尚更ではないですか?
・浜面さん
意見が少なくて判断できません…。せめて議題だけでも回答してもらえたら嬉しいんですが。
・一方通行さん
一方通行さんが狼で、滝壺さんを襲っただなんて、考えられません」
佐天「【灰考察】しますね。
・初春
意見を素直に言う所は相変わらず、かな。
ソツがなさ過ぎると言えばなさ過ぎる。狼として目立ち過ぎると言えば、目立ち過ぎる。
初春はやっぱり判断に迷うなぁ…。
・土御門さん
白井さんの一件以来突っ込んだ意見が出て、一気に白に近付きました。
ただ、冷静すぎる気がしなくもないです。
混乱してると言ってましたけど、ずっと村にとって最良の発言をしてるように見えました。
狼だから失敗がない…なんて、言い掛かり位しか付けられませんけど。
・黒夜さん
冷静に、全体を見て、把握しようとして、狼を真剣に探している印象です。
一転して質問を見逃したり、勘違いしたりする場面が出てきました。それが逆に白く見えます。
狼は仲間がいますから…本人が見逃しても誰かが気付いて教えてくれそうです。
・垣根さん
えーっと。直接会う時間が短いせいもあると思うんですが、発言に後出しが多い気がします。
でも過去の議事も考察していて、共感できる意見も多いです。灰のまま抜け出せない感じです。
・上条さん
>>201昨日の爆発ですが、注目を集めるのは狼としては避けたいでしょうし、あんな行動には出ないんじゃないかと。
…って思わせる作戦かも…と裏の裏を言い出したらキリがないです。
・浜面さん
『無駄吊りできる今のうちなら佐天吊り』ってハッキリ言いましたね。
不安要素や考える手間を省きたい村人っぽいです。相変わらず狼とは思えません。
浜面さんが狼だったら悔しいですね。語るるは最大の失、って事なんでしょうか。
・一方通行さん
一貫してあたしを黒寄りに見てます。
あたしが何を言っても黒に結び付ける辺り、決め打ち状態になってるのかな、と思います。
そういう一貫性があたしにとって白いです。迷いのなさがない所も。
滝壺さんが襲撃され、白井さんの一件の前後を見て、その後の発言を見てもどんどん黒には見えなくなってきてます…。
あたし、一方通行さんは白だと思う。…というか、その…。きっと白、とだけ。
【今日の占い先】
占い師はもう居ません。ハッキリ言うと考えるだけ無駄だから無回答にしたいです。
…それでも答えろって言うなら答えますけど。
ただ、占い師に関して、青ピさんが何故あたしに黒判定を出したのか、が気になってます。
あたしに白判定を出していれば、誰の目から見ても青ピさんには真の可能性が残ります。
青ピさんはあたしにだけ、自分が偽占い師だって事を明かしたんですよね。
あたしが白でも黒でも、村からは灰のままでした。あたしが結社地雷の可能性もあったのに、それでも黒判定を出したのは…。
青ピさんは狂人で、地雷覚悟でも自分が狂人だと狼にアピールしたかったのでは? と予想します。
そしてあたしが地雷じゃなければ、白井さんを吊って狼判定だった場合、あたしが狼の可能性をより濃く示唆出来ます。
吊りを一手無駄にさせる事に成功するって訳ですね。
そして同時に、狂人の場合は、狼に自分の居場所を示したって事になりますね。
【今日の吊り先】
白井さんと青ピさん以外で出すとしたら…【上条さん】です。
昨日の時点で、どうにも迷う灰の中で初春と上条さんと土御門さん、この三人を黒寄りに見てました。
昨日の灰考察を見て、上条さんを吊りに挙げるのは違和感だって事ですけど、あたしの昨日の考察は横並びな所が多いです。
誰か一人を選べ、って言われると…上条さん。今日もそんな感じです。申し訳ないですけど。
でも、【今日の吊りは白井さんで決定を出して欲しい】です。明日、真実がまた一つ増えますから」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 _ 初 上 初 初 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
吊 _ 土 青 佐 土 _ _ 上 _ _ _ _ 佐 _ _
初春「>>佐天さん >>261
現状の確定白は三人、御坂さん・絹旗さん・削板さんです。
後半になれば狼は灰襲撃をしなければならない時が来ると思います。
その時に削板さんの相方が現状で表に出ていたら、確定白食べ放題になり守護者の制止力も減ります。
削板さんが襲撃されたら解除されてしまいますが…。
またブレさせていると言われてしまいそうですが、滝壺さんが言っていた『もしかしたらの抑止力』>>68が二分の一なら働くと思います。
なので、まだ結社員は出なくていいのでは、と考えます」
佐天「>>上条さん >>284
あたし、結構反論した気がするんですけど…。
大体、青ピさんの判定については『嘘よ! だってあたしは村人だもの!』としか言えないです。
明確に納得してもらえるような『嘘だ』という証拠が見つけられませんから…。
自分が何者かは自分にしかわかりません。そんな発言をしたって無駄だと思うから、嘘判定だって表立って言わないだけです。
青ピさんは嘘を付いています。あたしにとってはそれが事実です。
…そしてそれはあたしと…狼にしか解らないのも、事実なんですよね」
土御門「【灰考察】だにゃー。
・初春
昨日から印象は若干白くなった。
議事の進め方や提案、村のためを思う行動に感じる。これで狼だったら大したもんだぜい。
・黒夜
一方通行を警戒してるのが解る。まあ、オレが言えた事じゃないが。
黒く見える発言もあるが、それを承知の上で言ってるな。今日の結社COの点を見ても特に気にならない。
初春と同じで様々な可能性を考えてんだろうにゃー。
・佐天
少し気になる発言もあるが、思った事をそのまま言ってるような感じもする。
昨日の印象は初春とトントンだったが、今日は初春と違って若干黒寄りだな。
青ピが黒を出した点もあるが、オレは青ピ真とはあんま考えてないんだぜい。すまないにゃー。
だから明日になったらまた考える事にする。
・一方通行
表裏一体。まだ変わらんぜよ…。
>>285その提案自体も気になるんだ。村人とも取れるし狼とも取れる、ってな。控えめな所もひっくるめてって事だぜい。
表裏一体と言ってるがもうちょっと詳しく言うなら最白か最黒、どっちかだと思うんだよにゃー。
一番お前の考察が悩んでる。
・浜面
もうちょっと喋ってくれないと解んないぜよ。
・カミやん
カミやんのオレに対する考察はピタッと当て嵌まってるぜよ。自分でもそう思ってる、反論は出来ないにゃー。
初春が若干白く見えた分、黒い側になった。
前にカミやんが言ってた、『自分がステルスなら土御門のような行動をする』だったか? >>136
それをそっくりそのままお返しするんだぜい。
・垣根
印象が変わらない。そこが気になるにゃー。
昨日のオレの提案>>192にも反応してるし、その内容も納得出来る。
だが無難な事しか言ってないような気がする。
【今日の占い先】
【垣根】
ステルスのポジションだったらそれっぽいと思うんだよにゃー。カミやんは占うより吊りなんだぜい。
【今日の吊り先】
白井以外なら【青ピ】だにゃー。
前にも言ったが占いローラーって意味も含めてだ。白井が狂人なら一手吊りを省ける。
【この人だけは吊りたくない人】
【黒夜】、灰考察の通りだぜい」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 _ 初 上 初 初 _ _ _ _ _ _ 垣 _ _ _
吊 _ 土 青 佐 土 _ _ 上 _ _ _ 青 佐 _ _
―――――
初春「一方通行さん、あれから、何も食べてないんじゃないですか?
ずっと雨に濡れていたのに…。
消化にいいものを作りますから…食べられるようなら、食べてくださいね…」
初春は厨房に向かおうとして、首を振った
初春「…ごめんなさい。本当に疲れてしまって…」
一方「その様子じゃ歩けねェだろ。二階で休ンだ方がいい」
一方通行は初春を軽々と抱き上げて二階へ上がる
戻って来た時には、手にいくつかの小袋を持っていた
一方「土御門、よけりゃ俺が薬を煎じてやろォか?
心に余裕がねェと…こンな事も忘れちまうンだな」
小袋からクコの根皮とケイガイの花穂、オナモミの蒼耳を取り出し、すり鉢に入れて砕く
一方「旅してっとこォいう知識ばっか身についちまう。
…苦ェが我慢しろよ?」
煎じた薬を白い紙に包んで土御門に差し出した
土御門は一方通行を見て少し笑う
土御門「フ、子供じゃないんだから平気だにゃー。ありがとよ」
土御門は包みを受け取ると、ゆっくりと水と一緒に流し込んだ
土御門「(苦っ!?)」ゴフッ
―――――
一方「>>黒夜 >>299
俺の質問に答えてくれてンな。だがなァ、『愚かなまでに臆病』なンて自分を卑下する事ァねェだろ。
誰だって自信がある訳じゃねェし、断固たる証拠なンてのもねェ。
自分の考えがあってこう思ったって堂々と言ってりゃいいンだ。
オマエは初日からの印象と、かなり変わってるように思う。
纏め役として前衛に立とうっつゥ程の覚悟があるように見えたのに、今じゃ自分を貶めるような…奥へ引くみてェな態度なンが気になるな」
佐天「>>初春
灰襲撃をしなきゃいけない時が来る、か。
…成程、占い機能の崩壊は狼にも少しは不利になる部分があったんだねぇ。
ただ灰襲撃になる前に、まだ灰に潜んでいるかもしれない守護者を食べられるよりは結社員に盾になってほしいと思ったんだよね」
上条「…うあ、いつの間にか寝ちまってた…。俺に質問…あるみたいだな。
>>初春さん >>300
姫神に関してはミスリードって言うか、俺の考えすぎだった、としか…。
俺の中で『こういう狼もいるかもしれない』と考えちまったのが最初の間違いだったのかもな。
狼かも、と思うとついつい発言のちょっとした所も悪い方に勘繰っちまう。
ただ、姫神を吊った事が完全に間違いだったか…って事なら、そうは思わない、かな。
簡単に言ちまえば、俺の中で昨日の姫神は【疑わしい点があり、参加姿勢にも疑問が残る】状態だったからな。
>>佐天さん
えーっと、反論ってのは、【青ピの発言や行動を洗い直し、矛盾点や不審な点を指摘する】って意味だったんだが…。
自分が黒だと言われたら、『それは嘘だ』と言うのは、村側だろうが、狼側だろうが、当然の事じゃないのか?」
黒夜「>>初春
削板にもすぐ相方COを促したのは完全に私のミスだと思ってる。だが、あの結社騙りの意図は本当に結社を吊り出す事か?
色々考えてみたが、占い機能を破壊した上に青ピの信頼をガタ落ちさせる結社騙りを行う事と、結社地雷解除は両立しない作戦に思えるんだ。
『狼は灰襲撃をしなければならなくなる』と言うが、その灰の範囲が狭まれば、襲撃先の自由度も一気に狭まる。
現在一番可能性が高いのはステルス狼二匹だ。結社COがあれば、灰吊りの選択肢は大幅に狭まって楽になると思うんだが…」
―――――
土御門「そういや、起きた時に頭にタオルがあったんだが…。あれは黒夜がやってくれたのかにゃー?」
黒夜「タオル……。し、知らない。私はあれからすぐ寝たからな」
土御門「そうか。仕方ないにゃー、一言礼が言いたかったんだぜい。
…なんで枕が二つあるんだ?」
黒夜「……なんで枕が二つかって? なんだお前、私に枕なしで寝ろと言うのか…って、そんな訳あるかーーーっ!!
ほら、あれだ、お前の、部屋、たまたま、あったんだよたまたま。
お前、図体、でかいから、ダブルベッドだったんだよ、うん、そうだ、そうだって。
ああもう、い、いいから薬飲んで座ってろ! まったく、いい歳して薬程度で情けない顔しやがって!!」
黒夜(…ああ悔しい……あの野郎、絶対ニヤニヤしてる…)
土御門はきょとんとした顔で黒夜を見た
土御門「…なんでお前がオレと一緒に寝る必要があるんだ?」
黒夜「…知るか、馬鹿者…」
黒夜の耳はぺたんとへたっている
土御門「…ま、オレは別に寝るなら寝るでいいんだけどにゃー」クスクス
―――――
黒夜「>>一方通行
【灰考察】も兼ねて回答しようか。
何だろうな、あまりに一方通行や初春といった信頼度の高い奴との考え方が違うから、自分に自信が持てなくなってさ、流石に。
きっと私のように様々な考え方を列挙して可能性を探るやり方はそういう風に見えるんだろうなと思ったよ。
本当に卑下になったなら、わざわざ自分独自の意見…それも、皆とぶつかるような意見は出さずに安穏と追従するさ。
しかし、私はまだ引く気はない。皆が検討している可能性の外にあるものを提供できれば村の役に立つんじゃないかって思いもある。
そういう訳で、一方通行は正直な所判断に困っている。初春と同じく言っている事も至極真っ当なだけに。
だが、私とあまりに見解が違うから難しい。
自分を占い候補にせずに絶大な信頼を得る策を弄する狼というのも、一方通行なら出来てもおかしくない気がする」
一方「>>佐天 >>261
今の状況なら、俺は確定白は重要だと思う。
確かに灰を狭める事は利点だが、守護者の対象を広げちまったら危険じゃねェか?
守護の幅が狭ェ程、狼に圧迫感を与えられると思うがなァ。
結社潜伏は、この状況になっちまったら地雷じゃねェ。確定白への襲撃を敬遠する手段だと考える。
あァ、勿論、本人が名乗り出てェってンならそこは任せるが」
青ピ「>>佐天ちゃん
ボクが狼や、って可能性を考えへんのは何でやの?
…その答えは、佐天ちゃんが白井ちゃんの正体が狼やと知っとるからや…と思うとる。
今日、狼の白井ちゃんが処刑された後でボクん信頼を下げ、出来るだけ生き延びようって複線に思えるんやけど、どうやろう?」
佐天「>>上条さん
青ピさんの昨日までの発言からは、全員を納得させるような矛盾点や不審点は見付けられませんでした。
証拠を見付けられないのに、『青ピさんは狼だ!』なんて喚ける訳ないじゃないですか」
削板「悪いが今ちょっと手が離せない!
とりあえず気になる所だけ挙げさせてもらうぞ。
【白井は何故、非結社COしていた一方通行を相方に挙げたんだ?】ってのが気になってる。
一方通行をより白く見せるためだとしても、そのためだけに狼が結社COするのはリスキーだろ。佐天黒なら尚更だ。
だから今は白井狂の疑いが強い。絹旗が襲撃されなきゃ明日解る事だが。
あと、俺の相方は御坂か絹旗の指示に従ってくれよ! 指示がなけりゃ適当だと思う時に出ればいい。
青ピが佐天に黒出ししてる以上、黒出し抑制はあんま意味がねぇだろうしな」
黒夜「>>一方通行
私は守護者の守護対象が分散するかどうか疑問だ。
あまり言うと襲撃誘導と取られるかもしれないが、この状況で確定白の中の優先順位は明白だと思うぞ?」
佐天「>>一方通行さん
守護者の対象、広がるんですか?
襲撃の対象が広がるだけで、最優先で護るべき人は変わらないと思うんですけど…。
まあ、結社が出てくるかどうかや、守護者の守護先なんてその本人が決める事ですよね。
そこはあたしも同意します」
一方「俺は基本的に守護者は守護者の考えがあって護衛に付くと思ってっから深くは語らねェぞ。
それは守護者自身の仕事だ。
ただ、護衛先が狭けりゃ守護者への圧迫も軽減されンじゃねェかと思っての事だ。
狼も守護者がどンな考えか解んねェ分、襲撃先の迷いも出るかもしンねェ。
そう思ってる俺がおかしいンかねェ…」
土御門「護衛どうこう言ってるが、ここで結社2COしたら灰は狭まる。
メリットは【狼の隠れ蓑が減る】事だにゃー。
デメリットは【守護者が誰か特定される可能性がある】事か。
一応どっちの言い分も一長一短なんだぜい?」
黒夜「残りの【灰考察】だ。
・土御門
…私が一緒に寝る事にその程度の感想しかないのか……?
…まあいい、ちゃんと考察するよ。
白井結社COの辺りで発言が増えた…が、正直、その事が少し黒く見える。
発言内容が真理対照表に矛盾する事が多いんだが、どうもああいう場面であそこまで混乱する人間とは思えないんだ。
…残念だけど、あの混乱に呼応して、さらに場の混乱を深めに動いたように私には見えてしまった。信じたくはないがな…。
・垣根
正直、灰考察以外の判断材料が少ない。
だが考察内容と質問回答はしっかりしてる印象だ。実際論理破綻も驚く程少ない。
ただ、私と一方通行に対する印象が何というか…他の人に対する印象論よりも漠然としている気がする。
全体的な信頼度の傾向を考えればその方が波風は立たないだろうが、ちょっと不安要素ではあるな。
・上条
垣根に対しての印象と似たような感じだな。
垣根よりも周りに対して深く突っ込んでる感じがする。そこが垣根よりは白い。
・浜面
…すまん、本当にわからない。これで狼だったら辛いというのが正直な感想だ。
白井吊り以降の吊り順に関する考察>>269は私と近いものがあっただけに頷けるんだが…。
・佐天
………個人的な印象では真っ黒だ。
青ピに黒判定を出されてからの反応と、占い師の内訳に対する考察が不可解だ。
何と言うか…確かに青ピは突っ込み所が少なかったが、自分に対して黒を出した偽占い師が何者なのかはもっと考えるんじゃないか?
あとは上条が詳しく言ってる内容と大差ないな。あの落ち着きぶりは、最初から黒出しを知っていた狼のそれに見える。
【今日の占い先】だが…。
この状況で占い先を出す事にどれだけ意味があるかは正直疑問だ。ノイズが増えるだけじゃないかとも思う。
まあ、念のため出すとしたら【一方通行】だな。
ここまで考えが合わないとな…私自身脅威に感じている人物だけに、占うとしたらここしかないだろう。
ただし、黒が出てもその結果が信用できないのがあれなんだが。
土御門も疑ってるが…占いよりは、明日以降の発言を見て……。何でもない。
【今日の吊り先】
白井以外なら【佐天】しかないだろう。
青ピの黒判定がどうこうより、黒判定に対する反応が仲間切りのそれに見えた事が最大の理由だ。
【この人だけは吊りたくない人】
【浜面】かな、あとは正直どれも疑いの目で見ざるを得ないよ…」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 _ 初 上 初 初 _ 一 _ _ _ _ 垣 _ _ 垣
吊 _ 土 青 佐 土 _ 佐 上 _ _ _ 青 佐 _ 青
御坂「んー、そろそろ私の回答も出しちゃおうかしら。
【灰考察】
・当麻
滲み出る白さ。それが当麻が村人だからなのか、そういう属性があるからなのかはわからないわ。多分前者ね。
灰考察で一人一人白いと思うか黒いと思うか挙げてるのがポイント高いわね。
青ピさんが>>149微妙な擁護をしてるけど、微妙すぎて何とも言えない。
それよりも、当麻の方が【青ピ真・滝壺狼・白井狂】と言ってる>>148のがかなり白っぽいわ。
理由もしっかりしてて、意図的に仲間を擁護したとは見えないもの。
・初春さん
白寄り。前衛型の村人って印象。
私が言いたい事の大半は当麻が言っちゃってるわね。
霊能確定状態でしっかり理由を挙げて特定の人を疑ってるのは白印象よ。その人を吊って白が出たら自分が怪しまれるもの。
態度も主張も一貫してる。村人初春さんの視線になったつもりで発言を追ってみると違和感は感じないかな。
・一方通行
相変わらず霊能者騙り以外に気になる所が出てこないわね。むしろ白さで溢れてるわ。
何よりも、昨日の『決死の霊能者騙りを無駄扱いされて凹』>>199が演技だったらお手上げよ。
・浜面さん
村人。それ以外の言葉が必要ない位村人ね。
・黒夜さん
飛び出すような形で纏め役に立候補したり、積極的に場を仕切ろうとする所は白っぽいわ。
でも思考が私と噛み合わないから判断し難い気がする。
一日目の占いに関してだけど、仮決定は浜面さん、本決定は私、黒夜さんの個人的な希望も私。
でも昨日、『一日目の希望を初春か一方通行にするか迷ってた』>>156って言ってるわ。私じゃなかったのかしら?
『黒く見られるのは仕方ない』とか『疑われるのは承知の上』っていう発言が多いのが気になるわ。先手を打たれてるみたい。
そう言われちゃうと、『だったら黒く見られないようにして』『解った疑ってあげる』って思っちゃうのよね、私。
でもあれよ、暫定白というか、多分白だと思うわ。
・土御門さん
私にはどうしても疑えない人ね。少なくとも現時点では、だけど。
対抗結社COの時の様子も、事態に必死について行こうとした村人に見えるのよ。
断言はできないけど、狼なら赤い世界で仲間とやり取りしてそうだわ。黒子に何度も質問してたのも白印象。
>>180【占い師全員横並び】って回答も、その後の考察からも、占い師の内訳を知ってるとは思えないわ。
今日私が青ピさんを吊りたいって零した時も真っ先に反応してきたのが土御門さんなのよね。
仲間切りのようで仲間切りじゃない気がする。別にスルーしても問題なかった筈だもの。
・佐天さん
私、佐天さんが潜伏結社員だと思ってたのよね。
昨日も言ったけど、物事を一歩引いて広い視野で見てる印象があったから。
青ピさんに黒を出された後の反応があっさりし過ぎてて仲間切りっぽい気もする。
昨日の灰考察が誰を信じていて誰を疑っているのか解らない所や、占い吊り希望の理由が『白い気がするけど』って曖昧なのも黒っぽいわね。
まあこれは垣根さんにも言える事なんだけど。
・垣根さん
1日目不明→2日目白→3日目(今日)黒、って、私の中で一番イメージの変動があるわ。
黒子と削板さんが結社COした時の反応がちょっと演技っぽく見えたのが黒度が上がった理由よ。
相変わらず心象は一番いいのよ、でも心象と白黒は別だわ。
発言は1日目からずっと白白白なんだけど、灰村人にしてはソツがない感じもしてるのよね。
>>130青ピさんを【狼≧真>狂】とした考察理由が仲間切りっぽく見えるわ」
一方「佐天が『最優先で護るべき人は変わらない』つってるが、俺はあンま守護者についちゃ触れたくねェってのが正直な所だ。
守護者の動きを制限させたくねェっつーかな…。
俺はあくまで、守護者自身に誰を護衛するか信念を持って仕事してほしいと思ってンだ。
現在三人の確定白が居て、誰を護衛すンのかは、俺には解ンねェ。
潜伏結社を表に出して護衛対象を四分の一にするより、三分の一のがいいンじゃねェかと単純に考えてたぜ」
佐天「そうですね。
守護者にはあたしの雑音なんか気にしないで、自分が最良と思った行動を取ってほしいです。
この事についてはあまり議論するべきじゃないのかもしれませんね」
御坂「私の考察、一部青ピさんが狼前提になってるのよね。
今日の様子を見ても青ピさんが狼にしか見えないんだもの。
うーん、信じたり疑ったりしながら相手の反応を見て考えるのが好きなんだけど、自分が確定白になっちゃうと難しいわね」
絹旗「そろそろ超意見は出揃いました? そろそろ超本決定なんですけど」
青ピ「ああ絹旗ちゃん堪忍や! 何とか簡潔にするから待っったって!
【灰考察】
・黒夜ちゃん、浜面はん、一方通行はん
白い、若しくは黒くないと思っとるよ。
狼やったらそんな行動せぇへんやろ、って行動をしとった人達やね。
・カミやん
白い側や。
ボクが狼やったらカミやんに騙らせる。そういう逆説的な意味も込めて『白い』と見とるよ。
・初春ちゃん
しっかり考察して発言しとるね。人間やったら頼もしいなぁ。
せやけど、ラストウルフっちゅーのを考えたら初春ちゃんみたいな人かもしれん、とも思うんよね。
・垣根はん
垣根はんもしっかり考察しとる。
皆が白く見とる一方通行はんを慎重に見とるんも、頼もしいねぇ。
垣根はんが狼やったとしても、一方通行はんを狼に仕立て上げるんは難しいんちゃうかな? せやから白側やね。
・つっちー
慎重に動いとる…と思うんよね。
気になったんは、>>232占い師に偽占い師の仲間を言わせようとしとった点。
占い師だけが持っとる情報ってのは、自分の正体だけや。言われんでも、残りの狼の推理は普通するよなぁ。
ただ情報がほしかっただけなんか、誰が狂人か見抜きたかったんか…考えすぎかもしれんけど…。
【今日の占い先】
【垣根はん】
正直、判断に困っとる。
【今日の吊り先】
【佐天ちゃん】
狼やからね」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 垣 初 上 初 初 _ 一 _ _ _ _ 垣 _ _ 垣
吊 佐 土 青 佐 土 _ 佐 上 _ _ _ 青 佐 _ 青
御坂「【今日の占い先】
なしよ。敢えて挙げるなら【垣根さん】かな。
【今日の吊り先】
灰から選ぶなら【佐天さん】かしら。青ピさんとの仲間切りを疑ってるから。霊能判定が参考になる人でもあるし。
個人的な希望は【青ピさん】ね。
黒子を狂人決め打ちで放置したいって事よ。
私は素直に黒子を吊られたがってる狂人だと見てるわ。狂人を装った狼、ではないと思う。仲間がいる人の行動には思えないもの。
黒子が結社騙りをした後の青ピさんの反応から、青ピさんも狼決め打ちで。
万が一青ピさんが真だとしても、その場合もう黒を二人発見してる訳だから結構楽な状況なんじゃないかしら。
とりあえず明日明後日で黒子と佐天さんを吊って、残りのステルスを頑張って探せば何とかなるんじゃいかな、って所よ。
まあ、これは奇異な意見だと思うから、堅実にいくなら【黒子吊り】がベストなんだと思うわ。
【この人だけは吊りたくない人】
うーん、私は一応確定白だもの、挙げないでおくわ。
あ、削板さんの相方は出さなくていいわよ。狼の襲撃候補を増やしたくないもの」
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 垣 初 上 初 初 _ 一 _ _ _ _ 垣 _ _ 垣
吊 佐 土 青 佐 土 _ 佐 上 _ _ _ 青 佐 _ 青
佐天「>>青ピさん
あたしがいつあなたを疑ってないって言いましたか?
狂人の可能性がある、って事を強調しただけで、あたしはどちらかといえば青ピさんを狼だと見てます。
でも明確に狼だって言える部分がなかったから、あたしに対してどうして黒判定を出したのか、を考察したんです。
その結果、狂人なのかな? って結論に至ったんで。
青ピさんの信頼を下げる発言も何も、あたしは青ピさんが狼陣営だっていう事を確信してるんですよ?
あたしはその事実に基づいて推理してるだけですよ」
青ピ「>>佐天ちゃん
論拠が言えへん狼の可能性の方が高く思っとる…って、不思議やない?
『狼の可能性が高いと思うけど』とは言ってへんしね。
狼っぽいけど、狂人やと考えたらこういう可能性がある…せやったらそっちかも。ってなるんやったら解るんやけど…。
あと、ボクも佐天ちゃんを狼陣営として話しとるから。そん事実から意見言っとるだけやで」
佐天「そんな揚げ足取りみたいな言い方されても困ります…。
あたしには白井さんの行動がどうしても狼には見えなくて狂人だと思ってますから、青ピさんの事を狼と見てるんです。
青ピさん自身の言動で狼と見てる訳じゃないんです。だから言わなかったんですけど。
言葉のアヤというか、言葉が足りなかった事をそんなドヤ顔で突かれても、どうすればいいか解んないです」
青ピ「せやけどボクも必死なんよ…」
絹旗「超本決定出しますよ。
\ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
占 垣 初 上 初 初 _ 一 _ _ _ _ 垣 _ _ 垣
吊 佐 土 青 佐 土 _ 佐 上 _ _ _ 青 佐 _ 青
【超本決定】
【吊り先:青ピさん】です。
占いは今日で超破棄します。
狂人でも真でも狼でも、滝壺さんが超襲撃された時点で機能停止と判断します。
【白井さんへ】
皆を裏切った時点で、超どんな刑も辞さない筈ですよね?」
佐天「はっ!? え!? 絹旗さん!?
そ、そうなんですか…?? あたしとしてはそれで構わないですけど…」
青ピ「狼を見つけたご褒美がこれやて…正直キッツイなぁ…。
ひっくり返らへんの? この本決定?」
黒夜「…成程、そう来たか。
青ピに対する信頼も持てない以上、特に異論はないよ。
まあ青ピに黒判定が出ても、佐天白とは単純に見るつもりもないしな」
上条「本決定、異論はない。
…白井……」
一方「【本決定了解】だ。
俺も、青ピは吊るべきヤツだと思ってる。
ただ…確実に狼側の白井を生かしとくのは、俺は……」
一方通行は微かに目を伏せるが、すぐに真っ直ぐな視線で白井を見つめた
白井「本決定が出ましたのね。青ピさんもお可哀想に。
わたくしは構いませんわよ? 生きながらえる決定ですもの」
白井は青ピの肩にぽんと手を置き頭を振った
白井「これが『人間』というものですのよ」
青ピ「…まぁ…仕方ない…んやろなぁ…。
頑張って最後の一匹を見つけたってな」
―――――
一方「青ピ……一言だけ、言っとくぞ。
滝壺の髪の毛一筋にでも触れてみろ。死んでよォが俺が叩っ斬ってやるかンな?
…冗談だ」
一方通行は青ピの肩に手を置いた…その顔は笑っているが、肩に指が食い込んでいる
青ピ「ボクぁ美しい物に対しては鑑賞するだけやで! ノータッチやノータッチ!!
まあ、何かあったら一方通行はんの代わりに追い払う位はしといたるよ」ガクブル
白井「…そういえば、滝壺さんのご遺体は預けて頂けなかったのですけれど。
埋葬、どうされるおつもりですの?」
一方「……俺が埋葬した」
白井「そうですか。…墓碑の言葉は……?」
一方「…ンなもンねェよ。紫苑を植えてきたからな…」
―――――
―――――
絹旗「そろそろ時間ですね。
さようなら青ピさん。もし超人だったらごめんなさい」
佐天「青ピさん、さようなら。
…あたしとあなたは相容れなかったって事ですね…。
いつかまた会う事になったら…そうですね、髪の手入れくらいしておきます」
佐天は枝毛を指摘された事を根に持っているらしい
青ピ「そういえば、ボクの処刑は結局御坂ちゃんの膝蹴りオンリー撲殺なん!?」クワッ
御坂「!?」ゾクッ
―――――
―――――
村人達の手によって、青髪ピアスは処刑された
―――――
―――――
黒夜「じゃあ私も寝かせてもらうよ。
土御門、そんな体調で一人で寝るのは許さん。放っておけばお前の事だ、また適当な格好で適当に布団を放り出して寝るんだろう?
今、水と薬と塗らしたタオルを持ってくからな。先に休んでろ。いいな、風邪を悪化させたら許さないからな?」
白井「黒夜さん、おやすみなさい。
本当なら、あなたの爪や牙は、お父様の同族にではなく、あなたのお母様を無碍に殺めた人間に向けるべきだと思いますわよ。
人間こそ、最も業が深いのですから。
黒夜さん自身の血を呪うなんて、それは…虚しい事ですの」
黒夜は土御門の寝顔を見ている
黒夜「…まったく、無茶ばかりして…。
自分の事はどうでもいいくせに、他人の事になると無茶ばかりするのはお前の悪い癖だぞ…。
……『自分を大事にしたらどうだ』は私のセリフだよ…。
こんな下らないものしか持たない私にばかり構って…。お前ならもっと別の生き方が出来ただろ?
…でも、私も……悪い気分、は……して…な、か…た…ぞ……」
黒夜は土御門の枕元に突っ伏して眠りに落ちる
何か呪詛のような物が聞こえた気がした
―――――
―――――
上条「じゃあ、俺も…一旦、家に戻る。
…白井…お前が、何者でも。俺は…。
………。おやすみ」
白井は去り際に、上条の掌にロザリオを握らせた
白井「おやすみなさい、上条さん。
わたくしには、もうこのロザリオは不要ですし…。カバさんのお礼に差し上げますの。
子供の頃からの持ち物なので由来は解りませんが…」
上条は胸の位置でロザリオを握り締め、その後、自分の首から下げた
白井「身に着けてくださるんですのね、嬉しいですわ。…ありがとうですの」
上条「白井…。今でも、夢や冗談だったらって思っちまう…。
でも全部現実なんだな。この雨と一緒に流れちまえばいいのに。
…ロザリオは、俺の命が果てるまで…いや、果てた後も離さないよ。絶対に」
白井「まあ嬉しい、ずっと一緒にいられますのね♪
そのロザリオはきっと、上条さんと同じ紅葉を見て、上条さんと同じ雪解け水で濯いで、上条さんと同じお日様に見守られていくのですわ」
想像を弾んだ声で蕩々と語る中、一言だけ、誰に聞かせるでもなくぽつりと呟きが零れた
白井「夢や…冗談。
そうですわね。きっと、赤い満月を臨んだ、あの夜までこそが、物語だったんですの…」
上条「………。
そうだ、な。ずっと、一緒に…」
上条は漏れ聞いた声には気付かない振りをして、遠くを見つめて呟いた
―――――
―――――
御坂「私も今夜は休ませてもらうわ。おやすみ」
白井「あら、お姉様。
…ひょっとして、お姉様は守護者ではないですの?
占われてしまって残念でしたわね」
白井はくすくす笑いながら、御坂の背中を見送った
―――――
―――――
次の日の朝、御坂美琴が無残な姿で発見された
―――――
337 : ◆4s.KNAmrG6 - 2014/05/28 12:11:05.20 aLt9vMEho 240/598では、>>324に指摘されたので物凄く今更ですが役職説明を…
ホント気が付かなくてゴメンナサイorz
人狼は多人数推理ゲームなので、自分が死亡しても、最終的に自分が所属する陣営が勝てば勝利扱いになります
【村陣営の勝利条件】狼を全員処刑する
【狼陣営の勝利条件】生存者の数を(狼の人数)≧(村人の人数)にする
詳しくは>>10を見てもらえるといいかと思います
村陣営
【村人】ただの村人、自分自身が村人である事を知っている
【占い師】1日に1人を占って白か黒かを知る事が出来る、占う相手は自分で指定(チェックリスト方式)
白黒を見極めるだけなので【村陣営か狂人かは区別が付かない】
【霊能者】前日に処刑死した人が白か黒か知る事が出来る、霊視する相手を選べないので完全受身型の能力者
白黒を見極めるだけなので【村陣営か狂人かは区別が付かない】
【結社員】村人の中から2人1組で就く役職、お互い相方が誰かを知っている(この村では結社会話はできません)
他の村陣営が最初から知っているのが【自分の正体】なのに対して、【自分+相方の2人分の白を最初から知っている】
【守護者】1日に1人を狼の襲撃から護衛する事が出来る(チェックリスト方式)、自分を守ることは出来ない
自分が守った人を狼が襲撃した場合、【護衛】成功となり襲撃死が発生しない(GJ=ぐっじょぶ)
狼陣営
【人狼】1日に1人人間を襲撃死させる事が出来る、仲間の狼を襲う事はできない、占い結果と霊能結果は黒になる
常時狼同士にしか聞こえない(見えない)会話をする事が可能(赤ログ)
【狂人】人狼に味方する人間、人狼が誰かはわからない(人狼も誰が狂人かはわからない)、勝利条件は【狼陣営と同じ】
勝利条件が狼と同じなだけの【人間】なので、占い結果も霊能結果も白になる
補足の用語説明
【パンダ】占い師や霊能者の判定が白と黒に分かれた人
もしくは同一人物に対する占い師や霊能者の判定が白と黒に分かれる事
占い師によるパンダ判定が出て確定霊能者がいる場合、霊能結果で占い師の真贋を見極める事が出来る
例)村人Aに対して占い師Bが白、占い師Cが黒を出した場合、村人Aをパンダと呼ぶ
【地雷】潜伏している能力者が占われ、黒判定された時にCOする事で偽占い師を確定させる事
だいたい共有者地雷を指すが、守護者地雷や霊能者地雷も一応アリ
広義には、その可能性を含めて偽が簡単に黒判定を出しにくくなる状況という意味
例)占い師Bが村人Aに黒を出し、村人Aが結社員COした場合、地雷発生となり占い師Bは偽確定になる
続き: 一方通行「月下の人狼に哀憐を」【禁書×人狼】4日目