ガラッ
森夏「こんにちはーっと」
くみん「あー、モリサマちゃん」
森夏「あら、あんた一人?」
くみん「六花ちゃんも富樫くんも寄るとこあるってぇ」
森夏「なるほど、デートね」
森夏「もう最近は人目もはばからずよね」
くみん「ラブラブだよねぇ」
森夏「恥ずかしいからラブラブとかゆーな!」
元スレ
くみん「モリサマちゃん叩いたぁ、先輩なのにぃ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1358943863/
森夏「それで、中坊は?」
くみん「それ聞いたら帰っちゃった」
森夏「もういい加減、慣れろっつーの」
くみん「あれ、一色くんは?」
森夏「えーっと」
森夏「なんかの当番って言ってたような、言ってなかったような」
くみん「・・・覚えてないの?」
森夏「どうせあんたは寝るんでしょ?」
森夏「だったらわたし、帰ろっかな」
くみん「モリサマちゃん、一緒に寝よう!」
森夏「遠慮しときます」
くみん「えー?」
くみん「枕だって一杯あるのにぃ」
ガチャン
森夏「ロッカー開けちゃダメー!」
くみん「え?」
ドサドサドサーッ
森夏「ったく、なんでわたしが枕の片付けなんか」
くみん「ごめんねぇ」
森夏「それにしても持って来すぎでしょ」
森夏「一体、何個あるのよ?」
くみん「えっと、一つ、二つ・・・」
森夏「数えなくていい!」
びしっ
くみん「モリサマちゃん叩いたぁ、先輩なのにぃ」
森夏「だからいつも言ってるでしょ」
森夏「先輩らしくしなさーいって」
くみん「モリサマちゃんは、もう少しわたしを大事にすべきだと思うなぁ」
森夏「なんでわたしがあんたなんかを!」
くみん「モリサマちゃん、わたしを嫌いなんだぁ」
森夏「なんでそうなんのよ!」
くみん「だったら好き?」
森夏「ぐっ!///」
ぱしーんっ
くみん「今度は思いっきり叩いたぁ!」
森夏「叩かれるようなことゆーからでしょ!」
くみん「わたし、そんなこと言ったぁ?」
森夏「くぅぅぅぅぅっ!///」
森夏「帰る!」くるっ
くみん「待ってよ、モリサマちゃあん」
森夏「いくら甘えた声出してもダメだか・・・」
くみん「くぁぁぁぁぁっ!」
森夏「え?」
くみん「くっ、六花ちゃんに返したはずの邪王神眼」
くみん「その残りカスが、わたしの中で暴れているっ!」
森夏「はぁ?」
くみん「こ、このままだとモリサマちゃんの過去だとか」
森夏「!?」ぴくっ
くみん「あることないこと、話してしまいそうな気がする!」
森夏「ダメーーーーー!!!」
くみん「・・・・・・」にやり
森夏「あ、あんた性格悪くなって来たわね」
森夏「それでどうすんのよ」
くみん「一緒に寝・・・」
森夏「却下!」
くみん「早いよぉ」
森夏「だいたい寝るんなら一緒じゃなくてもいいじゃない」
くみん「せっかくモリサマちゃんと親睦深めようと思ったのにぃ」
森夏「まったく」
森夏「だったら、わたしの家に来る?」
森夏「今日は家族居ないから気兼ねすることないわよ」
くみん「えー、いいのぉ?」
くみん「お邪魔しまぁす」
森夏「だから誰も居ないって言ったでしょ」
くみん「でも、人の家に上がる時はお邪魔しますじゃない?」
森夏「あー、はいはい」
ガチャ
森夏「はい、どうぞ」
くみん「んー、モリサマちゃんの匂いだぁ」
ばこーんっ
くみん「はぅっ!」
森夏「ななな、なに言ってんのよー!///」
くみん「クッションで叩いたぁ!」
くみん「ほら、人の家ってそれぞれ匂いが違うでしょ?」
くみん「それを言いたかったんだよぉ」
森夏「言い方がおかしいでしょ!」
くみん「そっかなぁ」
森夏(つ、疲れる)
森夏(天然の相手は疲れる)
森夏「ごめん、ちょっと横になるわ」
くみん「結局、寝るんだぁ」
森夏「うっさい!」
森夏「ほら、買って来たジュースとかで適当にやってて」
くみん「わたしも横で寝ちゃダメかなぁ」
森夏「はぁ」
森夏「いいわよ、一緒に寝れば?」
くみん「やったぁ♪」
~数時間後~
森夏「ふわぁ」
森夏「なぁにぃ、なんかムズムズす・・・る!?」
くみん「うーん」
くみん「やっぱりモリサマちゃん大きいなぁ」
もみもみっ
森夏「なななななっ」
森夏「なにやってんのよーーーーーっ!///」
くみん「柔らかそうだったから、つい」
森夏「ついじゃない!」
森夏「あんたもしかして、そういう趣味が!?」
くみん「そういう趣味って?」
森夏「カマトトぶるなー!」
くみん「カマトトぉ?」
森夏「くっ」
森夏「あまりのことに、あんたが天然ってこと忘れてたわ」
森夏「わたしが言いたいのは、つまり」
森夏「女の子が女の子を・・・その、なんだ」
くみん「あー」
くみん「同性愛者じゃないかってこと?」
森夏「なんでそこはハッキリ答えが返ってくんのよ!」
くみん「ムネの触りっこくらいするでしょ?」
くみん「女のコ同士なんだもん」
森夏「しないから!」
くみん「日本人って、そういうとこダメだと思うなぁ」
森夏「・・・天然の上に帰国子女とか」
森夏「どんだけマンガちっくな設定なのよ、ほんと」
くみん「なにか言ったぁ?」
森夏「なーんにも!」
森夏「とにかく、女のコ同士でそんなことしないから!」
くみん「そっかなぁ?」
くみん「普通に中学とかお友達居たら、したと思うけどなぁ」
森夏「!?」ぐさーーーっ
中学時代の思い出
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
森夏『ふふっ』
森夏『また精霊がささやいているわ』
『また丹生谷がなんかやってるよ?』
『しっ、ほっときなって』
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
森夏(うぁぁぁぁぁ!)
森夏(消え去れ、黒歴史ー!!!)
森夏「とととと、ところで」
森夏「それはほんとに正しい女のコ同士の姿なのかしら!?」
くみん「モリサマちゃん、汗かいてるよ?」
森夏「うっさい!」
森夏「それは正しい姿なのかって聞いてんの!」
くみん「少女コミックとかでよく見るけど」
森夏「はぁ?」
森夏「マンガが情報源なわけ?」
くみん「だってマンガでもさ」
くみん「全然やらないことを書いたりしないと思うよぉ?」
森夏(うぐっ!)
森夏(一理あるわね)
くみん「じゃあさ、じゃあさ」
くみん「試してみようよ」
森夏「は?」
くみん「よく、お風呂でキャーキャーするシーンとかあるじゃない?」
くみん「ああいうの、やってみたかったんだぁ」
森夏「なんでお風呂!?」
くみん「なんでって」
くみん「お風呂の方が自然だと思うけど」
森夏「ま、まぁ」
森夏「それは確かに」
シャーーーーーッ
森夏(流されてる)
森夏(流されちゃってる気がするー!)
くみん「一緒のお風呂は、六花ちゃんの田舎以来だねぇ」
森夏「そ、そうね」
くみん「!」きゅぴーん
くみん「そこだぁ、スキありー!」
むにむにっ
森夏「きゃぁぁぁぁぁ!///」
くみん「うんうん、いい反応だねぇ」
森夏「って、いきなりなの!?」
くみん「こういうのは予告しちゃ面白くないよぉ」
森夏「そ、それはそうかも・・・しれないけど」
くみん「むぅ」
くみん「やっぱり、けしからん大きさだ」
むにむにっ
森夏「あっ、ちょっ!」
くみん「ウエストもこんなに細いし」
さわっ
森夏「ふぅあっ!?」
くみん「ふぅあ?」
森夏「な、なんでもない!」
くみん「モリサマちゃん、体型維持するのになにかやってるの?」
森夏「べ、別にこれといって」
くみん「ほんとにぃ?」
もみもみっ
森夏「いちいち揉まないでー!///」
くみん「嘘つきのモリサマちゃんには」
くみん「特別に手洗いのサービスをあげよう」
森夏「てっ、手洗い!?」
くみん「ボディソープをつけてぇ」
カシュッ
くみん「こうだ!」
ぬるぬるっ
森夏「ひぃあっ!?」
くみん「どしたの?」
森夏「なんでもないわよ!」
くみん「じゃあ、続行♪」
ぬるぬるっ
森夏「はっ・・・ふぁっ!」
森夏(こ、こいつ、わざとやってんのか)
森夏(わざとじゃないのか、見分けがつかない!)
くみん「優しく念入りに洗わないとね」
ぬるるんっ
森夏「んくっ・・・んっ」
森夏(ダメよ、声出したら負けな気がする)
くみん「ふんふんふーん♪」
ぬるぬるっ
森夏「ふぐっ・・・はっはっ・・・んぁ」
森夏(なにより)
森夏(万が一真正だったら、喜ばしちゃうだけじゃない)
森夏「んんっ・・・ふっ・・・あふ」
森夏(耐えろ、わたし)
森夏(耐えろー!)
くみん「デリケートなとこも、ちゃんと洗わないとね」
森夏「!?」
森夏「ちょっ、待っ!」
にゅるるんっ
森夏「んぁぁぁぁぁーーーっ!?」
くみん「あれれ?」
くみん「もしかしてモリサマちゃん、気持ち良かった?」
森夏「そ、そんなわけないでしょ!///」
くみん「ふぅん」
森夏「・・・///」
くみん「・・・・・・」
森夏「な、なによ?」
くみん「キス、してみる?」
森夏「きききき、キス!?」
くみん「キス、いいよぉ?気持ちいいよぉ?」
森夏「で、でも」
くみん「弄られながらだと、特に気持ちいいよぉ?」
森夏「・・・・・・」
くみん「・・・・・・」
森夏「ほん・・・とに?」
くみん「もちろん♪」
くみん「じゃあ後は、わたしに任せて?」
森夏「ん"ん"ん"ん"ん"ーーー!!!」
~またまた数時間後~
森夏「・・・・・・」zzz
くみん「あれくらいで疲れて寝ちゃうなんて、かーわいい」
くみん「・・・・・・」
くみん「これでモリサマちゃんは堕とせたかなぁ」
くみん「あのねぇモリサマちゃん」
くみん「精霊も闇の力もないわけじゃないし、隠されてるわけでもないの」
くみん「絶対こんなとこあり得ないとかぁ」
くみん「絶対この人だけはあり得ないっていうのが、そうだったりするんだよぉ」くすっ
~後日~
勇太「え、今日は先輩が休むんですか?」
くみん「ごめんねぇ」
くみん「モリサマちゃんと買い物行く約束したんだぁ」
森夏「そ、そうなのよ」
くみん「それじゃあ」
勇太「はい、また明日」
六花「・・・うーん」
勇太「六花、どうしたんだよ?」
六花「いま、くみんの影が悪魔の形に見えた」
凸守「とうとう闇の正体を現したデスね!」
六花「凸守、追跡する!」
凸守「そうこなくちゃデース!」
勇太「やめとけ」
びしっ
六花「あぅっ!」
勇太「あの先輩があるわけないだろ」
六花「・・・確かに」
凸守「それもそーデス!」
勇太(あるわけない・・・よな?)