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姫「とりあえず、新世界でも創りますか?」【本編】

前作
魔王「姫・・・おまえを愛している。どんな絶望があろうと、俺と共にあれ」
騎士王「『魔王、ずっとずっと、だいすきだよ!』」

294 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:12:19 UZwecUE2 224/539

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番外編1 魔王「・・・約束なんて、しなきゃよかった」
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<魔王城 執務室>

カリカリ・・・ペラ カリ、
魔王「シューベルトの、『魔王』?」

メイド姫「はい。王国で発表された歌唱曲だそうです」

魔王「興味ないな・・・。側近も手伝わないし、魔物も増えまくって・・・公務がやたら忙しいしな」

メイド姫「そうですか。なかなか私は気に入りましたが…魔王様と聴けないのは残念です」

魔王「む。 ・・・俺と聞きたいのか?」

メイド姫「はい。王国には騎士王様もいますし、シューベルト本人から指南を受けた歌い手にも当てをつけてもらえるかと」

魔王「…側近に何か頼むのは嫌なのだがな…ふむ」

メイド姫「…」


魔王「よいだろう。たまには息抜きになる」

メイド姫「ありがとうございます。では、さっそく騎士王様に連絡を取らせていただきますね」

295 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:13:01 UZwecUE2 225/539


魔王「任せる。 ・・・そうだな、せっかくなら全てお前の望むようにするといい」


メイド姫「…全て、ですか?よろしいのでしょうか」

魔王「ふん、俺は歌劇などに興味はない。だがお前が悦ぶ事は興味深い。なのでおまえの一番望むようにしろといっている。俺からはそれだけだ、計らえ」

メイド姫「……。では…、用意のために外出許可を頂けますか?」

魔王「? 側近なら伝令で足りるが…」

メイド姫「…」

魔王「…まぁ、よい。好きにしろ」

メイド姫「ありがとうございます。では、いってまいります」


パタパタ…
メイド姫「~♪」


魔王「…?なにやら嬉しそうで結構な事だ」カリカリ・・・

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296 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:13:48 UZwecUE2 226/539


<王国 王城 謁見室>


騎士王「・・・・えっ」


メイド姫「お願いできますか?」

騎士王「いや、まぁ、シューベルトの魔王はこっちでも流行ってるし・・・、それ自体は構わない…というか。近く王城主催で公演も予定してるんだけど、さぁ・・・」

メイド姫「その場をお借りしても?」

騎士王「いや、うん、えー…? 魔王はなんて?」

メイド姫「…この件については、私に一任されています」


騎士王「…まさか、知らないの?」

メイド姫「…一任されていますので」

騎士王「・・・・・・」

297 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:14:18 UZwecUE2 227/539


騎士王「よ、よし。じゃあ、メイドちゃんの顔を立てるって体で了承するよ!当日はしっかり魔王つれてきてくれよ!」

メイド姫「はい、それは必ず。では私は音楽堂に向かわせてもらいますね。失礼いたします。」

騎士王「…おう、またな」


パタパタパタ・・・
メイド姫「~♪」


騎士王「…楽しそうだな、メイドちゃん…」ポリポリ


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298 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:14:51 UZwecUE2 228/539


<音楽堂 コンサートホール>


メイド姫「あ、それはこちらに。その衣装は私が手を入れますので、あちらに置いていただいて…あ、はい。それはお任せしてよいですか?あ、そちらですが…。…あ、上手側の照明、もう少し暗くしていただいて…」テキパキ


職員「な、なぁ、あの美人さんだれ?すごい仕切ってるけど、あたらしい支配人?」

職員「ばか、魔王の妃ともいわれてる姫さんだよ!」

職員「まじで!?なんでそんな人がここに!?」

職員「今度やるシューベルトさんの公演、舞台演出やるらしい。…本物の魔王来るって噂、しらねぇの?」

職員「ば、ばかじゃねぇの!? 魔王の前で魔王歌う奴がどこにいんだよ!歌手逃げるわ!!」

職員「いや、それがさぁ…」


メイド姫「…~♪」


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299 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:15:22 UZwecUE2 229/539


<当日 音楽堂>


魔王「ふむ。なかなか豪奢な劇場だな」

メイド姫「旧帝王国時代より残る歴史的な建造物を、改築して劇場にしたそうです」

魔王「しかし、まさか本当に招待状を送ってくるとは…側近、国での信頼はもう棄てたのか」

メイド姫「魔王様がいらして無事最後まで観覧されたとしたら、騎士王様にとっては偉業ですよ?」

魔王「そう聞くと、暴れてやりたくなるな・・・」

メイド姫「暴れますか?」

魔王「…いや、一度口に出したことだ。最後まできちんと観るさ」

メイド姫「それを聞いて安心しました…が、…あの、魔王様…?」

魔王「なんだ」


メイド姫「…お約束、してくださいますか?お帰りになるまで…私が、いいと言うまでは、暴れたり…その、酷いことをなさらないと…」ウワメヅカイー

魔王(これは可愛すぎる)ユビキリ

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300 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:15:53 UZwecUE2 230/539


<音楽堂 ホール裏の一室>


魔王「…で。どこだここは」


メイド姫「はい。私が用意させました控え室でございます」

魔王「…この衣装は?」

メイド姫「主賓扱いですので、相応しい物をご用意させていただきました」

=アイテム=
・マント
・王冠
・角飾り
・王剣
・黒衣
・メガネ

魔王「…魔王かっ!」

メイド姫「はい。魔王です」シレッ

301 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:16:48 UZwecUE2 231/539


魔王「まて!しかもよく見ると変な物が混じってる!」

メイド姫「お顔をそのまま晒すのはよくないかと思いまして。…仮面よりはよいかと」

魔王「魔王にメガネっておかしいだろう!」スチャッ

メイド姫「あ」

魔王「…な、なんだ?」

メイド姫(メガネ魔王様…想像以上にかっこよかった…//)ポー

魔王「えっなんだその反応…」

メイド姫「帰りに、買い取らせてもらいましょう」キッパリ

魔王(今日の姫はどうかしてる・・・)ハァ

・・・・・・
・・・・
・・

302 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:17:52 UZwecUE2 232/539


魔王「…まったく…正式な戴冠の儀でもここまでの正装はしなかったぞ…」バサッ


メイド姫「~♪」

魔王「ご機嫌だな…む? おまえはその衣装のままなのか?」

メイド姫「はい。元々この衣装は魔王さまより頂いたものですので、問題ないかと」

魔王「ハァ・・・俺が正装で、お前がエプロンドレスで済む訳ないだろう」パチン

モワモワ…シュウシュウ…
魔王「魔王と共に公の場に出向いて居るのだ。装いまで自覚をもて。それとも、俺に恥をかかすのが目的なのか…まったく」

シュウッ…
メイド姫「! …魔王様…?」

魔王「なん…」クルッ

メイド姫「…本気でしょうか」

魔王「…。いや、間違えた」

メイド姫「ミニスカメイド姿は慣れてはいますが・・・さすがに現在の体格では…その、少々…恥ずかしいのですが…//」

魔王(どうかしてるのは俺だった)パチン

303 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:18:25 UZwecUE2 233/539


シュワシュワ…
メイド姫「…っと。これは…綺麗なドレスですね。以前、私が姫様にお渡ししたものが原型でしょうか」

魔王「あ、ああ。女の衣装はよくわからないからな。少し落ち着かせたつもりだが」

メイド姫「…」

魔王「気に入らないか?」

メイド姫「いえ。ありがとうございます、魔王様」

魔王「…? …あぁ・・・そうか」

魔王「少し、待て…ふむ。」

メイド姫「?」

魔王「…こんなものか?」パチン

304 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:19:19 UZwecUE2 234/539


シュワシュワ・・・シュワ
メイド姫「…!」

魔王「確かに、妃にと考えている姫に、他の姫に着せた衣装と同じような物を着させるのは無神経だったな」ナデナデ

メイド姫「…魔王、様…///」

魔王「俺が考えた、お前だけの衣装だ。…今度こそ、気に入ってもらえたか?」

メイド姫「…はいっ、ありがとうございます…っ」

魔王「ああ」ナデナデ


メイド姫「~♪」


~~~
♪~まもなく開演です。ご観覧の皆様は着座してお待ちください…
~~~


魔王「さあ、行こうか」

メイド姫「ご案内いたします」ペコリ
テクテクテク

-----------------

305 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:19:53 UZwecUE2 235/539


<コンサートホール>


魔王「・・・本日二度目だが。 なんだここは」

メイド姫「はい。魔王様のための特別な観覧席でございます」


魔王「…ステージか!」

メイド姫「はい。ステージです」シレッ


魔王「どういうことだっ!?」

メイド姫「こちらで御覧頂きたいのです…駄目、ですか?」

魔王「…駄目とかじゃなく、さすがに・・・そもそも、すぐそばに本物の魔王がいるのでは、歌手が可哀想だろう…」ハァ

メイド姫「いえ。その歌手の要望でして」

魔王「そいつ絶対おかしい」

306 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:20:39 UZwecUE2 236/539


ブー

メイド姫「あ、開演ですね。幕開けのブザーです」

魔王「おい…本当、どうすんだコレ…」

メイド姫「そちらに居てさえくだされば、私も安心ですのでお願いいたします」
トトトトト…

魔王「おい!おまえは何処へいく!」

メイド姫「はい、私は…」


シュルシュルシュル・・・ ワアッ! パチパチパチ!!

メイド姫「中央で、歌います」ニッコリ

魔王「」ビックリ


…~♪


ワアッ・・・ブラボー!! マオウサマー!! ヒメサマー!! パチパチパチ!!

メイド姫「」ペコリ

魔王「…」

307 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:21:28 UZwecUE2 237/539


シュルシュルシュル・・・
~~~
♪以上で、公演は終了です…お忘れ物の無いよう…
~~~
パチパチパチ!! ワァー!! パチパチ! ブラボー!! ヒメサマー! パチパチ・・・


メイド姫「…いかがでしたか?」


魔王「あ、ああ。何かおかしな夢でも見ているようだ・・・」

メイド姫「…おたのしみいただけなかったでしょうか…?」ショボン

魔王「いや・・・」

魔王「…く、くっくっく。まさか、姫が歌うとはな。予想もできなかった」ククク

メイド姫「…今日は、お付きあいいただきありがとうございました」ペコリ

魔王「俺はただ座っていただけだ」

308 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:22:14 UZwecUE2 238/539


魔王「・・・それより、本当にこれでよかったのか?俺と『聞きたかった』のだと思っていたんだが」

メイド姫「はい。…もちろん最初は…並んで観劇するのを考えていたのですが…」

魔王「ああ」

メイド姫「例え男性歌手とはいえ、誰かに巧く歌われるのは嫌だと思いまして」

魔王「…?」


メイド姫「自分でも、今日は上手く歌えたと思います…」

メイド姫「…どうでしたか、魔王様…?私は、ちゃんと…ちゃんと、『魔王』を私のモノにできていましたか?」


魔王「…なるほど」

メイド姫「……」ドキドキ

魔王「…そうだな」クク


魔王「ああ、見事だった。すっかり、魔王はお前のものにされてしまったようだ」ナデナデ

メイド姫「…//」

309 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:22:50 UZwecUE2 239/539


魔王「だが・・・」ピタッ

メイド姫「…?」

魔王「モノにされたままでは魔王が廃るというもの」グイッ

メイド姫「きゃっ」ガッ

魔王「転移術・・・」

モワッ・・・ ブンッ

-----------------

310 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:23:33 UZwecUE2 240/539


<魔王城 魔王の自室>

ブンッ・・・ パッ

ドサッ
メイド姫「っ、ひゃっ…」


魔王「おい」グッ

メイド姫「は、はい…!」

魔王「帰ってきたぞ」シュルッ

メイド姫「…あ、はいっ、そ、それではあの、お茶など用意して…、ひゃ」

魔王「違う」モゾ

メイド姫「あ、んっ、え…で、では、お食事になさいますか…っ?//」

魔王「30点」ツツツ・・・

メイド「きゃっ!! で、ではお休みになられます…か、んっ」

魔王「50点。合わせて80点だな。ぎりぎり及第点といったとこだ、褒めてやろう」チュ・・・ペロ・・・

メイド姫「ひゃんっ!あぅっ、うぅ…あ、あの、魔王さ…う、動けないのですが…お支度、が…//」

311 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:24:05 UZwecUE2 241/539


魔王「残り20点を棄てるつもりか?仕置きのがいいのか?」ムギュッ

メイド姫「~ッ! 」

魔王「あぁ、すまないな…それで?忘れてることがあるだろう?」ベロリ

メイド姫「んんっ、そんな、わ、たくしはっ…何も、っ!ぁ、ゃ、あぁっ!」

魔王「…ほう、何も忘れてない、と?」チュー・・・チュ、パッ

メイド姫「!?!? ひゃぁっう!だ、駄目、です、ぅっ、まお…ッあ、ああっ!」

魔王「まあ、よい。そのつもりならそれでも」ツ、ツツツ


メイド姫「ぁ…ぅ、んっ…は、ぁ…っ、や、です…そん、な。」

魔王「嫌、ねぇ…」クチュ・・・

メイド姫「…は、ぁっ…んっ…ふぁっ…あ…んっ、んん…ま、おぅさまぁ…やめっ…」

魔王「…なんだ?」ピタッ

メイド姫「…ぁ、…や」

魔王「…止めて、と聞こえた気がしたのだが?」

メイド姫「…ぁ、ぁ…の、…ぅ…そ、れは」モジ・・・

312 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:24:46 UZwecUE2 242/539


魔王「…ふむ、気のせいだったようだな?」チュプ・・・クチュ、クチュ・・・

メイド姫「ふ、ぁっ!! ん…っ、や…ぁ、んんっ!」

魔王「・・・」ツツツ

メイド姫「もっ…ま、おぅさまぁ…もう…わた、くし…」

魔王「…」チュプ

メイド姫「んんっ…そん、な…焦ら、されて…は…あ、は、ぁ…んっ!」

魔王「何をいってる? お前が思い出さなければずっとこのまま…ここまでしかできないぞ?」チュ、パ

メイド姫「!? や、そん、なぁっ!だ、だめです、んっ…~~~ッ!?」


・・・・・・・
・・・・
・・

313 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:25:48 UZwecUE2 243/539


メイド姫「」クッタリ

魔王「ちっ。結局思い出さなかったか…どうしてくれる」



魔王「…本当に、どうしてくれる、この姫は…」ソッ・・・

ナデナデ

メイド姫「…ぁ、魔王、さ…まぁ…。んっ…」・・・クー・・・クー・・・


魔王「」ムラムラ


魔王「くそ。魔王に約束させといて、それを忘れるとは…」ハァ

魔王「…仕方ないのか。魔王はもう、こいつにモノにされたようだしな・・・」

メイド姫「クー…クー…」スヤスヤ

魔王「う…触れないのとは別に、これもなかなか辛いな・・・自制とか苦手なのだが」

314 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:26:50 UZwecUE2 244/539


~~~~~~~~~~~
「…お約束、してくださいますか?
お帰りになるまで…私が、いいと言うまでは、
暴れたり…その、酷いことをなさらないと…」
~~~~~~~~~~~


魔王「まったく…俺は『酷い』やり方しか知らないというのに…」ウーン

魔王「このまま思い出さなかったら…酷くないやり方を学ばなきゃならないのか…?魔王だぞ…?」ハァー

魔王「はぁ。…廃れた魔王もいたもんだな…」ナデナデ


メイド姫「ん…」

魔王「お。気が付いたか…?」

メイド姫「…まおーさま…あいしてます…」ムニャムニャ
クー

魔王「……~~~~~っ!」


魔王「…ハァ・・・約束なんて、しなきゃよかった…」

-----------------
番外編1 魔王「約束なんてしなきゃよかった」 おしまい。

315 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/25 18:33:12 UZwecUE2 245/539

魔王の廃れっぷりが書きたくて
随分前(1作目の頃)に書いた奴を編集して番外にしてみました。
いわゆる没ネタの発掘です・・・こんなんで、すみません。

番外編2は また今夜か明日にでも投下しますね。
こっちもいわゆる没ネタ編集ですがよろしくおねがいします。

あ、番外編3はまさに今書いてます。
書く分には楽しいですね、番外ストーリって。

319 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:28:14 57epruHo 246/539


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番外編2 メイド「側近様・・・すごすぎますっ!//」
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<X年前 魔王城 玉座>

「それで、魔王って強いの?倒してみていい?」


魔王「・・・なんと言った?」

「え?だから、魔王倒していいのかなって」

魔王「・・・いや、おかしいだろ。おまえ、自分が何のために産まれたかわかっているか?俺に今創られた魔物なんだぞ?」

「何のために・・・って。え?くっついてきたらなんか身体もらっただけだよ?・・・魔王ってのもさっき知ったし」

魔王「・・・いや、その魔物の肉体には存在意義を与えただろう。感じないのか?」

「か、感じる・・・?な、なんかエロいからやめろよ、気色わるいな・・・」

魔王「おまえがやめろ」イラ

320 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:29:00 57epruHo 247/539


スッ・・・
メイド「・・・魔王様、よろしいでしょうか」

魔王「なんだ」

メイド「そちらの新しく創られた魔物、創られたにもかかわらず意義を見失っている様子。危険もあるやもしれませんので、ご処分になるのがよろしいかと」

魔王「・・・危険、ね」フン


魔王「おい、そこの男」

「ん?なんだ?」

魔王「・・・そこにメイドがいる」

「・・・?うん、そうだな。それがどーしたんだ?」

魔王「斬ってみよ」

「は?」

メイド「・・・」

魔王「案ずるな、俺はそれを弾くので遠慮なくこい」

321 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:30:19 57epruHo 248/539


「いやいや!つか普通に打ち合えばいーじゃん!?なんで女の子を斬ったら勝ちみたいにすんだよ!」

魔王「模擬戦のようなものだ。力量を見るのに殺し合いをする訳にいかないだろう。それに、勝敗も分かりやすくてよい」

「はぁ?あー、シチュエーション訓練ってこと?」

魔王「・・・俺を倒すと言うほどだからな。相当の自信があるんだろ?的のひとつもなければ手がみえぬではないか」ニヤ

「ま、ね。でも無関係の女の子は斬れないよ?」

魔王「それを聞いて安心した。お前は単に攻撃的な性格なわけではなさそうだ」

「いや、なんか理由もないのに明らかに弱いものいじめしても仕方ないってだけだけど・・・魔王は強そうだから倒してみたい気もするような」

魔王「・・・ふむ、ではこうしよう。このメイドに触れてみよ。無事に触れることができたら、手合わせしてもよい」

「おお、確かにそう言われると俄然やる気でるな!いいぜ、やろうやろう!」

メイド「・・・私は、どうしたらよろしいのでしょうか」

魔王「俺の後ろで立っていろ。下手に動いて、殺されたくなければな」

メイド「かしこまりました」

322 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:31:13 57epruHo 249/539


魔王「さて。・・・まぁ、斬れだの触れてみよとはいったが、これは俺の専属メイドでな。普段ならそんなことはさせないものだ」

「そーなの?・・・まぁ、確かにかわいいよ、うん」

魔王「であるからして、当然防御をさせてもらう。何、よほど危害を加える気でもなければ手加減はしてやる。やってみろ」

「はじめていいの?」

魔王「いつでもいいz
ヒュンッ!・・・ヒョイッ!


魔王「・・・」

「おお!軽い!柔らかい!可愛い!なんかいい匂いもする!」クンクン

メイド「・・・は・・・?」

魔王「・・・」


「おお・・・さすが魔王の専属・・・なにやらこれは・・・うん、変な間違いを起こしs

魔王「起こされてたまるか!」ベシ-ッ

「いてぇっ!」

323 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:32:52 57epruHo 250/539


魔王「何をしてる!?」

「はっ!つい!?」

メイド「あ、え?・・・あの、おろしていただいても?」

「うん、ごめんな。・・・あ、いや、でももう一回匂いだけ・・・」

魔王「ふざけるな」ベシッ!

「ゴメンナサイ」ヨイショ

・・・・・・・・

魔王「はぁ・・・自分でやれと言ったが、いろいろ予想外だ・・・」

「そうだよ、なんでやれって言われてやったことで、ひっぱたかれなきゃなんねーんだよ!」

魔王「匂いを嗅げと誰が言った!」

「いや、まぁ、そりゃそーだけど」

324 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:33:46 57epruHo 251/539


メイド「・・・お強いのですね、あなたは」

「そう?」

メイド「・・・いくら手を抜いていたとはいえ、魔王様を出し抜く方はいままでいらっしゃいませんでしたので」

魔王「・・・ふん」

「あー、まぁ。魔王は殺気とか敵意・・・悪意?に反応してるっぽかったからなー、俺は無警戒だったんだろ?」

魔王「なに?」

「いや、なんに警戒してんのかしらないけどさ。メイドちゃんに触れるまでは魔王はノーガードだったよ?」

魔王「・・・」

「まぁ、ひっぱたかれた時は俺も反応できないくらい、いきなり近づいてきて焦ったけど」ポリポリ


魔王「・・・気配だけでなく、その種類までをも読めるのか、驚いたな」

「ふつーだぜ?」

魔王「・・・。まぁ、よい。俺は約束は違えぬ主義だ。手合わせしてやろう」

「おお、ラッキー!」

325 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:34:19 57epruHo 252/539


魔王「いまやるか?」

「うーん。ここでやっていいの?」


魔王「・・・おまえ、何を用いて戦うつもりだ?」

「あ。そーいや武器がないな。剣とか借りていい?」

魔王「兵用の長剣ならば予備もあるだろう」

「じゃあそれ」


魔王「剣相手か。久々だ。庭に出るとしよう」

メイド「庭園に支度をして参ります。人払いはなさいますか?」

魔王「無用だ。俺が斬られて恥をかくとでも思ったか?」

メイド「いえ。余計な被害が出ることを危惧いたしました」

魔王「剣ならばそんな手荒にはならないさ」

「来るつもりなら、メイドちゃんこそ離れてなよ?」

326 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:35:19 57epruHo 253/539


メイド「・・・あの。先程からなんですか?その『メイドちゃん』というのは」

「え?ああ、ちっちゃい子を呼び捨てるのもなんとなく変だし」

メイド「ちっちゃい子・・・」

魔王「・・・それも魔物だ。かれこれ200年は生きているぞ」

「うぇっ!?かわいいロリ少女がおばあちゃんっ!?」

メイド「・・・ロリ少女・・・おばあちゃん・・・」

魔王「・・・。何か本当に調子を狂わす奴だな。それも作戦なのか?」

「いや、どちらかとゆーと俺のが調子悪くなりそう・・・クンクンしちゃった・・・」ガクリ

魔王「・・・」ハァ


魔王「名をやる。ノリも口調も動きもあまりに軽すぎるから、軽男だ」

男改め軽男「受け入れるとおもうのかこのやろう・・・って強制かよ!」ガーン

・・・・・・・・
・・・・・
・・・

-----------------

327 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:36:01 57epruHo 254/539


<魔王城 黒百合の庭園>


軽男「なんか剣、短い」

魔王「一般的なサイズだ」


軽男「そうかなー、なんかこう・・・」シュパ

魔王「・・・ほう」

軽男「・・・うーん、まぁいっか」フリフリ

魔王「なかなかいい振りだな。俺に一手でも喰らわせたら、軽男用の長剣を用意してやってもよい」

軽男「サービスついでにその名前も変えてくれ」

魔王「まぁ適当につけただけでさすがに不憫だなとは思うからいいぞ」

軽男「本音はかくせよ・・・。よし、やろう。剣ほしいしカッコいい名前にしたい!」

魔王「・・・本気で俺を斬れるつもりなのか?」

軽男「へ?魔王の強さもわかんねーのに、そんなんわかるかよ」

魔王「・・・まぁよい。さて、かかってこい。気配を読むとわかっている以上、今度は先のようにはいかぬぞ」

軽男「よし」スチャ

328 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:36:31 57epruHo 255/539


魔王「・・・」

軽男「・・・?」

魔王「・・・」

軽男「・・・おい?」

魔王「なんだ」


軽男「剣ぬけよ、はじめらんねーだろ!」

魔王「必要ないだろう、あたらないものを弾くこともない」

軽男「手合わせするっつったろ!合わせろよ!」

魔王「そこまでいうなら抜かせるだけの攻撃をしろ」


軽男「なんか魔王きらいだ」

魔王「好かれてたまるか」


軽男「・・・ほんとにいいんだな?」

魔王「必要なら抜くさ」ククク

329 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:39:36 57epruHo 256/539


軽男「・・・いくぞ」チャキ
スタッ・・・

魔王「いい跳躍力だ」フム

軽男「・・・はっ!」

魔王「さて」パチン
モワモワ・・・

軽男「うわ!?」モクッ

魔王「・・・瘴気の壁だ」

軽男「なんだこれうぜぇ!!ちかづけないし!」

魔王「剣の必要がないといったろう」

軽男「ずるくね!?インチキじゃね!?」

魔王「魔王相手になにいってるんだ軽男」

軽男「・・・っ、ていっ!!」ブワッ

魔王「ほう。斬風だけで瘴気を吹き飛ばすか」

軽男「所詮は霧だよ!」

魔王「確かに」

330 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:40:41 57epruHo 257/539


軽男「今度はださせねー・・・よっ」
シュタ

魔王「・・・やはり、早いな。だが」スッ・・・

軽男「!?・・・ぐっ」

魔王「反応できぬわけあるまい」

軽男「」バタリ


メイド「・・・殺してしまったのですか?」

魔王「いや、軽い手刀だ。じきに起きるだろう」

メイド「よかったです」

331 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:41:15 57epruHo 258/539


魔王「・・・おまえは処分しろと言っていなかったか?」

メイド「はい。・・・ですが、魔王様が少し愉しそうなご様子でしたので、思い改めました」

魔王「愉しそう?俺が?」

メイド「気のせいでしたか、失礼いたしました」

魔王「・・・いや。俺に歯向かう魔物など初めてだったからな。確かに新鮮ではあったな」クク

メイド「その魔物・・・軽男を、どうなさいますか?」

魔王「しばらくは暇潰しになりそうだ。手当てをしてやるといい」

メイド「かしこまりました」

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・

---------------

332 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:42:30 57epruHo 259/539


<夜 魔王城 メイドの自室>


軽男「う・・・。・・・あれ?ここは・・・?」

メイド「私の部屋です。手当てのため運ばせました」

軽男「いてて・・・あー、なんかクラクラする」

メイド「首に手刀をあてられたからです」

軽男「あー、あ?なにこれ、冷やしタオル?」

メイド「手当てのために、冷やしました」

軽男「あ、そういや・・・。うん、ありがとな、メイドちゃん」ナデナデ

メイド「・・・」パシッ

軽男「あ、ごめん。嫌だった?」

メイド「・・・魔王様の許可なく触れるのは、慎んでください」

軽男「あー。専属なんだっけか」

メイド「はい」

333 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:43:23 57epruHo 260/539


軽男「うーむ・・・まぁ、さすがに幼女に手を出す気はないけどさ」

メイド「幼女・・・」

軽男「あ、200歳こえてんだっけ、ごめんな」

メイド「かまいません。容姿は確かに幼いですので」

軽男「・・・」ジー

メイド「なにか」

軽男「つかぬことを聞くけど、もしかして専属メイドっていわゆる夜のお手伝いもしちゃったりしt

魔王「軽男より屑男にしてやるからいますぐ黙れ!!」バターン!!


メイド「これは、魔王様。申し訳ありません、お越しになるとは思いませんでしたのでお出迎えのご用意が・・・」

魔王「・・・近くにいたら、急に寒気を感じたのでな」フン

軽男「ロリコン魔王か・・・いや、まぁ趣味は人それぞれだけど・・・ちょっとこの子は幼すぎる気も・・・」ブツブツ

魔王「やっぱり処分しよう」キッパリ

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
---------------

334 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:43:55 57epruHo 261/539


<翌日昼 魔王城 玉座>


魔王「・・・で。さっきから後ろに張り付いて、何してるんだお前は」

軽男「再戦申込み」

魔王「寝首をかくつもり、の間違いか?」ハァ・・・

軽男「いやいや。付きまとってれば、うっとーしくなって剣抜くかな、と」

魔王「・・・勝手にしろ」

メイド「軽男。お許しがでたとはいえ、あまり失礼のない範囲に留めてくださいね」

軽男「うぃーっす」

・・・・・・・・
・・・・
・・

------------

335 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:44:31 57epruHo 262/539


<魔王城 執務室>

魔王「・・・」カキカキ・・・パラリ・・・カキカキ・・・

軽男「じー」


<魔王城 食堂>

魔王「・・・」パクパク・・・モグモグ・・・

軽男「じー」

メイド「・・・」


<魔王城 創生の間>

魔王「・・・」モクモク、シュワワワ・・・

軽男「じー♪」


<魔王城 魔王の専用浴場>

魔王「・・・」ガチャリ

軽男「じー 魔王「ちょっとまて!」」

336 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:46:15 57epruHo 263/539


軽男「え?どうした?」キョトン

魔王「ここは浴室だ。ここまで入るつもりか?」

軽男「あー。ちょっと疲れたし風呂はいって汗流すのもいいなぁ」

魔王「・・・」ハァ

魔王「暇ならば30分してから執務室に来い。そんなことで剣は抜かない。男同士で入浴する気もない」

軽男「えー」

魔王「つまらんことで逆らうな、消すぞ」

軽男「それも嫌だな」

魔王「そこは『も』じゃないだろうに。ほら、はやく行け」

軽男「はいはーい。んじゃ後で!」シュタタ・・・


魔王「・・・まったく変なやつすぎる・・・創生でこれだけの大失敗は初めてだ」ハァ・・・

337 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:47:03 57epruHo 264/539


<30分後・執務室>

魔王「・・・」パラリ・・・パラ、パラ・・・


<一時間後・執務室>

魔王「・・・」カキカキ・・・カキカキ・・・


<二時間後・執務室>

魔王「」イラ


魔王「ああそうか。よーくわかった。そんっなにもお望みなら、斬り捨ててやろう!」ガタッ



<魔王城 廊下>

テクテク・・・
魔王「くそ。いないな・・・。どこにいるんだ軽男のやつ」イライラ

魔王「ち。メイドに手伝わせるか・・・」クルッ

338 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:47:57 57epruHo 265/539


<メイドの部屋の前>

魔王(寝ていなければよいが・・・ふむ、起こしては可哀想か?)ソッ・・・

ボソボソ

魔王(ん?話し声・・・?)


軽男「・・・あ、やばい・・・。これは・・・超かわいいよメイドちゃんっ・・・」

メイド「それ以上はやめてください・・・」

軽男「柔らかいのもいいけど・・・まぁでも一番はこの匂い・・・もうたまらない・・・」


魔王「!?」


メイド「・・・駄目ですよ。そんなに・・・もう触れないでください・・・いくら固くなったからといっても・・・あっ!」パリーン

軽男「ごめんっ!ごめんっメイドちゃんっ、俺ガマンできなk 魔王「させるかあああ!!」」バターン!!ザクー!!

軽男「うぉぉああっ!?」ヒョイ!

魔王「ちっ!かわしたか!」スチャ!

339 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:48:32 57epruHo 266/539


メイド「・・・魔王様?」キョトン

魔王「無事か!?」

メイド「・・・ええ、と」

メイド「飴細工でしたら軽男がかじってしまいましたので、あまり無事とはいいがたいですが・・・ご所望でしたか・・・?」


魔王「・・・は?」


軽男「・・・」←人魚ちゃん型の飴細工をくわえてる(尾がパキーンと欠けてる)

メイド「・・・」←スライム型の飴細工を作ってる(まだむにむに)

魔王「・・・」←困惑している


軽男「・・・あ、あー・・・。うん、ああ・・・」

魔王「・・・」

340 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:53:14 57epruHo 267/539


軽男「そ、そーだ!俺、魔王と約束してたな!そんな怒んなよ!」

軽男「じゃ、じゃあまた飴細工作りの見学させてねメイドちゃんっ!!おやすみ!ほらいくぞ魔王!?」

魔王「・・・え、は?」

メイド「そう、でしたか。そうとは知りませんでしたので軽男の見学を許してしまいました。お待たせをさせて申し訳ありません」ペコリ

魔王「ああ・・・いや・・・」

軽男「さ、さっさといくぞ魔王!」グイッ

魔王「え、ちょっ・・・」
スタタタ・・・バタン

・・・・・・

メイド「魔王様と、もうあんなに打ち解けられているなんて・・・軽男はあなどれませんね」


---------------

341 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:54:17 57epruHo 268/539


<魔王城 魔王の自室>

魔王「・・・おい、いい加減に手を離せ。なんなのだ、いったい。俺の部屋に連れて来た所で・・・」パシッ

軽男「あ、ごめん。いや、よくわかんないけどなんとなく。あのままメイドちゃんに問われたら魔王が可哀想な気がして。余計だったか?」

魔王「・・・」

軽男「・・・いや、まぁ・・・うん、なんかこう、勘違いさせたのは仕方ない発言内容だったよ、ごめんな?」

軽男「でもあれはまじで、メイドちゃんの作る飴細工の未完成ぷにぷにスライムの可愛さと、完成品ツヤツヤ人魚ちゃんを耐え切れずついかじっちゃった話なんだ・・・うん」

魔王「・・・あー・・・」ハァ・・・


軽男「はは・・・ごめんなー、なんか」

魔王「ああ、もうよい、だまれ」

軽男「いやー、でもさすがにドアあいた瞬間の抜剣とそのまま勢いの斬撃は怖いって。どんだけ必死だよ、魔王」ハハハ

魔王「ああもう、まじでうるさい・・・だまれって」グデー

342 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:55:09 57epruHo 269/539


軽男「魔王、意外といいやつなんだなー?小さい子をしっかり守ったりして。意外だったわ、見直した」

魔王「なにいってるんだ、頭でも斬ってたか?」

軽男「・・・『させるかぁぁ!!』・・・ぷはっ、く、くくく」

魔王「・・・」イラ

魔王「・・・そうか、お前の本心、よーくわかった」

軽男「なにが?」

魔王「そんなにスライム水飴が好きなら埋もれていろ!!創生!」パチン
モモモ・・・シュパ!!
ドシンッ!!

軽男「ぐはぁ!? 俺が食べたのは人魚ちゃ・・・ッ」ベシャッ

魔王「しばらく潰れてろ!」イライラ


巨大スライム「ぷにっぷにやでー」

・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

343 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:56:00 57epruHo 270/539


<翌朝 魔王の自室>

魔王「・・・おまえ、まだ居たのか」

軽男「うん、重かったしなんか動くのダルくて・・・床で寝てたわ」ノビー


魔王「よく退かしたな。退かせないサイズにしたつもりだったのに」

軽男「どうりで。おかげで一度、埋もれて窒息しかけたわ」

魔王「惜しかった」

軽男「惜しむべきは俺の命だから!」


魔王「で。今日もついてまわる気なのか?」

軽男「うんにゃ、今日はただの魔王観察。剣を抜かせる方法ならわかったし・・・ぷっ、くふふ」

魔王「スライム地獄Ver.2創生」パチン
ポポポポポポポポポポン!!

軽男「スライムが豪雨!?ぎゃぁぁあ!!」ムギュギュ

・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

344 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:56:36 57epruHo 271/539


<夜魔王の自室>

ガチャ・・・

軽男「おー・・・おかえりー魔王・・・」ボケー

魔王「なんだ・・・まだ生きてたのか・・・いっそ死体に迎え入れられたほうが気分がいいぞ・・・」ハァ・・・

軽男「いやさ、スライム可愛いなぁーと思って・・・。しばらく見てたわー」ボンヤリ

魔王「どこがだ、どこが」

軽男「見る?・・・おまえら、さっきのやってみ?」


青スライム「ぴぴー」プルプル
赤スライム「ぴぴー」プルプル
黄スライム「ぴー」プルプル
緑スライム「ぴー」プルプル
黒スライム「ぴっぴー」プルプル

スライム5「ぴぴぷぴー!」プルプルプルプル


軽男「な?」

魔王(どうしようわかんない)

345 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 05:57:57 57epruHo 272/539


魔王「ハァ・・・おまえなぁ・・・、俺がスライムを愛でてたらおかしいだろ・・・」

軽男「そっかな。メイドちゃんはスライム好きらしいよ?まぁ水飴で細工するくらいだしね」

魔王「そうなのか?・・・ふむ」

魔王「では、一匹くらい飼ってみるか・・・よし、じゃあ あいつ用の可愛らしいのを・・・」パチン
モワモワ・・・ペチッ

桃スライム「ぴ」


軽男「あ、手のひらサイズ。かわいいなそれ」

魔王「む。いや、単に失敗したらしい、小さすぎた。連続で創りすぎて集中力が足りてないな・・・まぁ、いいか」ヒョイッ

桃スライム「ぴ・・・」ブルブルブルブルブルブルブル

魔王「っ!?」ビク
ポイッ、ベチャッ

桃スライム「ぴ」ピタ。ジワー


魔王「・・・?」

346 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 06:00:04 57epruHo 273/539


軽男「・・・」ソー・・・

ベトリ・・・
桃スライム「ぴ」ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル

魔王「・・・」

軽男「・・・天然ジェル付きピンクローター生物・・・?」

魔王「!? なんでそんな最悪なもん創ってんだ俺!?どうなってんだコレ!?」ガーン

軽男「魔王、おまえ・・・これ、メイドちゃんにあげるつもりか・・・?俺、今度は軽蔑するぞ・・・?」

魔王「違う!誤解だ!失敗だといっただろ!?」ブンブンブン


桃スライム「ぴ♪」ピョンピョン


軽男「で。・・・どうする、これ・・・。殺すのは不憫だぞ、さすがに」ウーン

魔王「とにかくメイドにだけは見つかりたくない。あらぬ誤解はごめんだ」ハァ・・・

347 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 06:03:33 57epruHo 274/539


トントン
メイド「魔王様、先程なにか大きな声が聞こえましたが・・・入室してもよろしいですか?」

魔王「!」

ヒョイッ
パチン バシッ バタン ペイッ!
バタン!! パチン ビシッ!


魔王「何もない。そのまま下がれ」

メイド「・・・そうですか。失礼いたしました」テクテク・・・


魔王「ハァ・・・」

軽男「・・・あの・・・」

魔王「! ・・・・・・・・・」

軽男「・・・いま・・・なんか、壁ん中から扉でてきたの・・・気のせい?」

魔王「気のせいだな」キッパリ

軽男「じゃ、じゃあ、あの変態スライム投げ込んだ部屋に大量に見えたしゃ

魔王「勘違いだ」キッパリ

348 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 06:04:32 57epruHo 275/539


軽男「・・・」

魔王「・・・」

軽男「・・・言ってて、キツくない・・・?」

魔王「・・・」フイ


軽男「・・・うん。これは忘れるから、安心してくれ。代償は剣のみの再戦と、俺の剣と、名前の変更な」

魔王「」ハァ・・・


魔王「剣の図案をもってこい・・・創ってやろう・・・」ドンヨリ

軽男「♪」ルンルン


・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

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349 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 06:39:00 57epruHo 276/539


<翌朝 黒百合の庭園>


軽男「よっしゃ、はじめようか魔王!自分用の剣を早く振るいたい!!」

魔王「ああ・・・もう好きにしろ。切り刻みたい」


メイド「・・・魔王様、よろしいのですか?再戦はしないのでは?」

魔王「やむを得ない事情がある。聞くな」ハァ

軽男「メイドちゃんの合図で開始なー♪」

メイド「・・・それでしたら・・・わかりました」


メイド「試合条件、剣による打ち合い。両者、抜剣用意。・・・初め!」


軽男「先制!」バッ
ヒュンッ・・・!

魔王「・・・」スッ
シャッ

350 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 06:40:43 57epruHo 277/539


軽男「へへっ」チャキッ
シュパン!!

魔王「・・・!」タッ
キンッ!!

軽男「おらおらいくぜっ!!」シュパパッ!!

魔王「速いな、予想以上だ」シュッ・・・

魔王「それにその長剣のリーチでは、打ち合いはやりにくい」
スタン

軽男「まー・・・ねっ!!」
ヒュ・・・!!

魔王「!!」
ガキン!!

軽男「でも・・・、力比べだと、長い分やりにくいんだなぁっ、これ、が・・・っ」
ググ・・・

魔王「・・・何か、打ち合いの記憶でもあるのか?」
グイッ、キンッ!!

軽男「はじめてよ?」シュタッ

魔王「まぁ・・・そのはずだよな・・・」
タッ、ヒュッ・・・ザクッ

353 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 12:44:23 57epruHo 278/539


軽男「っべ、服斬れた」
ジャリッ

魔王「・・・服だけですんだか。見事だ」
スッ・・・

軽男「んー・・・なんか違うんだよなぁ・・・?」
スッ・・・

魔王「なにがだ」

軽男「わっかんね、試す」
シュパン!!

魔王「!!」
ザザザッ・・・

軽男「お。ちょっといいかんじ?」

魔王「いや、すごいな。こちらも本気でやるぞ?」

軽男「なんだ。本気じゃなかったのかよ」

魔王「ただの軽口、というわけでも無さそうだな」
スッ・・・

軽男「・・・」
ザッ・・・

354 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 12:44:54 57epruHo 279/539


魔王「はっ!!」
ドバンッ!!

軽男「・・・っ」
ダッ!!

魔王「相変わらずの跳躍。反応も速い。よく避けたよ。これはかなりの逸材だ」

軽男「へへ。さんきゅ・・・・・・

・・・。

魔王「気配を・・・絶った?このタイミングで?」

・・・。

魔王「・・・さて、さてと・・・どうくるかな」

ヒュパッ・・・

魔王「後ろk」
スル・・・

魔王「っ、な?!っ・・・くっ」
キンッ!ガキキキキン!!!ザンッ!!

魔王「っ!!」
パラリ・・・

355 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 12:45:35 57epruHo 280/539


軽男「・・・よっしゃ、軽いけど1本いれたぜ?まぁあんだけ打って1本かといわれりゃそれまでだけど」

魔王「・・・速い、とかいうレベルじゃないな。一息に何十にも打ち付けてくれるじゃないか」

軽男「ちょっと調子でてきたかも。でもやっぱなんか違うんだよね」

魔王「・・・おまえ自身でさえ手数が見えないのは恐ろしいな。長期戦は不利そうだ」

軽男「残念だ」スチャ

魔王「・・・あまり乗り気はしないが・・・、試す価値はありそうだ」チャキッ・・・

356 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 12:47:21 57epruHo 281/539


軽男「お?妙な構えだな」

魔王「腹にいれる。避けてもよいが、殺すには惜しい。・・・本気で護れ」

軽男「え?」

魔王「行くぞ」
ヒュ・・・

ビュオオッ!!
バシィィィィッ!!

軽男「・・・ぐっ!!・・・っふ、ぅあっ・・・?!」
ゴシュッ・・・ズ・・・ズズズ・・・



魔王「・・・俺の勝ちだ」


・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

----------------

357 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 12:48:27 57epruHo 282/539


<6日後 夜 魔王城メイドの自室>

軽男「ぅ・・・」ズキッ

メイド「・・・気が付かれましたか?」


軽男「あ、あぁ・・・ぐ、ぅあ、腹が抉られるように痛いな・・・」

メイド「生死の境を6日さまようほどでしたので、仕方ありません」

軽男「・・・はは、なんだそりゃ・・・くっそ、剣一本で範囲攻撃とか・・・ありえねぇだろ・・・」バッタリ

メイド「しっかり腹部の防御をなさっていたので、斬撃自体は入ってません。それでも衝撃はかなりでしょうが・・・」

軽男「・・・そっか。んじゃこんだけ寝てようやく起きたんだ、後の回復は早いかな」

メイド「・・・何故、避けなかったのですか?」

軽男「え?」

メイド「跳躍に自信があるようでしたので、避けると思いました」

358 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 12:49:26 57epruHo 283/539


メイド「まぁ避けたら死んでいたでしょうが・・・範囲攻撃と知らなかったのなら、なおさら避けるのが普通かと」

軽男「だって、魔王が護れって言ったし」

メイド「・・・それだけ・・・ですか?」

軽男「殺したくないって、あの気配は真剣だったしな。そういや避けるとか考えもしなかったわ」ハァ・・・ゴロン

メイド「・・・そう、ですか・・・。もう少し、お休みになられますか?」

軽男「ん・・・そーするよ。ありがとな、また看病しててくれたんだろ?」ナデナデ

メイド「いえ。魔王様の指示ですから、礼は必要ありません。どうかお気になさらず」


軽男「・・・あれ?思わず撫でちゃったけど、今日は手、払わないの?」

メイド「はい。魔王様より、許可が出ておりますので」

軽男「・・・許可?何で?俺にもメイドちゃん守れって?」

メイド「いえ、私に触れる許可というわけでなく・・・」

軽男「?」

メイド「ざっくり言うと、全権許可ですね」

メイド「さらに『魔王不在ならびに有事の際には必要に応じた全指令系統の総括を命じる』との指令もございます」シレッ

359 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 12:50:14 57epruHo 284/539


軽男「・・・は?」

メイド「側近様、御昇進おめでとうございます」ペコリ

軽男「まてまてまてまて!?」ガバッ

メイド「何か、説明に不備がありましたか?」

軽男「不備とかじゃなくいろいろ備えすぎている!!」

メイド「そうですね。私も魔王様がそうおっしゃられた時はかなり驚きました」

軽男「つか、なんだ側近様って!?」

メイド「はい。軽男に代わる新しい名称にございます」

軽男改め側近「なんで生後10日程度で魔王側近なんだよ!おかしいだろ!・・・って、おい、また強制かよこんちくしょう!!」

メイド「あー・・・側近がお嫌でしたら、

『魔王補佐』、『魔王代理』、『No2』、あるいは
『面倒を押し付けるのに丁度いい。よしこの剣撃馬鹿は今日から奴隷のように働かせて俺が休む時間を作ろう』、

の中から選べとのことですよ・・・」ハァ・・・

360 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 12:50:48 57epruHo 285/539


側近「ねぇ、さらっと最後の流したけど明らかに魔王の本音だよね?わかっててそれ伝えちゃうの?なんなのその本当は嫌なんだけどみたいな顔?」ドンビキ

メイド「・・・魔王様には珍しく、こちらの書面にて、しっかりそのように記入して渡されていますので・・・申し訳ありません」ピラッ


[※一字一句間違わずに、従うのも話すのも嫌だよ汚らわしい、という様子で伝えること 魔王]


側近「わぁ、確信犯だー。メイドちゃんの態度はかなり柔和に抑えてくれてたよアハハー」

メイド「病み上がりですので、最大限の配慮を致したつもりです」

側近「おう、ありがとな」ピッ!
ビリビリビリビリ・・・ゲシッゲシッ!!

側近「スー・・・」

側近「ぅおら魔王出てきやがれ!ふざけんなこのやろおおおお!!」


シーン・・・

361 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 12:51:39 57epruHo 286/539


メイド「・・・あの。魔王様でしたら、おそらく自室にいられるはずですよ。それにお腹の怪我は・・・」

側近「うん、なんかそれどころじゃないよね。腹の中からなんかがみなぎってくるのがわかる・・・そうか!」

側近「あンの魔王・・・範囲攻撃の正体、剣に魔力いれてぶちこみやがったな・・・くっそ」

メイド「魔王様が、魔力を・・・?」

側近「ああ、そりゃ6日も寝るはずだわ・・・俺にそんな魔力いれる容量ねぇっつーのに・・・」

メイド「そういえば『10日もあれば目覚めるか死ぬかわかるだろう』と魔王様がおっしゃってました」

側近「殺すくらいの量の魔力投げつけたの!? 何考えてんだあいつ!!」

メイド「魔王様のなさることですので・・・」

側近「・・・・・・」ジッ

メイド「・・・なにか?」

側近「あぁ、いや。そうか・・・もしかしたら・・・」

メイド「どうかなされましたか」

側近「うん、ちょっとごめんね、メイドちゃん。やっぱ魔王に一泡吹かせたい」スタッ

メイド「?」

362 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 12:52:17 57epruHo 287/539


ぎゅーーっ・・・。

メイド「!」


側近「・・・はい。ありがとう」パッ

メイド「あ、あの!なんの抱擁ですか?」

側近「うん、まぁなんていうの。あー・・・闘いの前の景気付けだとでも思ってやって?ごめん。下がっててね」チャキン

メイド「はぁ・・・闘い?」

ブンッ!!
魔王「斬る!!」シュパッ

側近「とうっ!!」ガキン

ガキン!!ガキン!!ガシュッ!!ヤッパコロス!!イカシトイタラ、コウカイシソウダ!!
シュパパッバシッ!!コノクサレマオウ!!クチドメニシテモ、チャントカンガエロバカ!!

363 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/26 12:53:05 57epruHo 288/539


メイド「・・・呼吸、ぴったりですね・・・何なのでしょうか・・・」ハァ・・・

メイド(それにしても、何故いつも丁度よく魔王様はこちらにいらっしゃるのでしょう?側近様も来るのをわかっていたようですし・・・)

メイド(・・・お二方とも気配の察知に優れている、とかですかね。私ではとても判らない領域です・・・側近様は、さすが魔王様に大抜擢されるだけの事はあるのでしょう、私ももっと頑張らねば・・・)

メイド(それにしても・・・魔王様に魔力を入れられていたとしても・・・魔王様と互角に剣で張り合われるだなんて・・・)


メイド「側近様・・・すごすぎますっ//」グッ


魔王「・・・」ピク

側近「・・・えっ、ちょ、メイドちゃん・・・何を言って・・・?」


魔王「・・・貴様・・・なにしやがったぁぁぁぁぁぁぁ!」
ズバァァン!!

側近「今のは誤解だぁぁぁぁ!!」
グシャァァァ!

-----------------
番外編2 メイド「側近様・・・すごすぎますっ!//」 おしまい

なんでか側近は報われないオチしか思いつかない

371 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:04:57 7VJP1wH6 289/539


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番外編3 騎士王「秘密の小部屋でぶっちゃけトーク!」
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<ドラゴン牧場>

ドラゴン「ぴ♪」

騎士王「よしよし、元気だったか?ドラゴンはかわいいな。すっかりでかくなっちまったが・・・」ナデナデ

ドラゴン「ぴぴ♪」ツンッ

騎士王「ごめん、つつくのやめて。お前の餌がアレだと思うといたたまれない」

ドラゴン「ぴぃー」ズイ

騎士王「ひっ!?瘴気の塊!?やめ、それやめろ!枯渇しても俺は食わねえ!」

子ドラゴン「ぴぴぴー♪」

騎士王「あ、ちっこいドラゴン寄ってきた・・・見た目は可愛いんだが・・・この餌好きなのかなぁ・・・」


ドラゴン「ぴーぴ!」バサァ・・・

騎士王「いや、ドラゴンナイトとか言ってた俺が悪かった。悪いけど乗らないから」

ドラゴン「ぴぃ・・・」ショボン

372 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:06:36 7VJP1wH6 290/539


騎士王「・・・まぁ、こんだけの飛行能力を眠らせるのは勿体ないか」

ドラゴン「ぴぃ?」バサァ・・・

騎士王「乗らないけど・・・よし、王国で竜騎士兵団でもつくるか。見た目の威圧感だけで治安維持に役立ちそう」

ドラゴン「ぴっぴー!」スリスリ

騎士王「お、乗り気だな。じゃあ魔王に言って数匹もらって・・・」

メイド姫「お仕事熱心ですね、騎士王様」

騎士王「うわ!? ・・・なんだ、メイドちゃんか。珍しいな、一人で城外にでるなんて」ドキドキ


メイド姫「そう、ですね。一人で居るのも久方ぶりな気がします」

騎士王「魔王に監禁されてたからなー」ハハハ

メイド姫「・・・//」

騎士王「いや、照れられても。レベルおかしいの知ってると反応しずらい。で、魔王は?」

メイド姫「その・・・いらっしゃらなくて。まさにいま探している所なのです。お見かけしていませんか?」

373 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:07:34 7VJP1wH6 291/539


騎士王「魔王、いないの?」

メイド姫「はい。朝食後、お部屋に戻られてから姿が見えなくて・・・城中さがしてもいらっしゃらないのです・・・」

騎士王「それでこんなとこまできたのか。なんか急用なの?」

メイド姫「あぁ、いえ。用があるわけでは。・・・ですが何も聞いていませんし、突然居なくなられたのが心配で・・・一目だけでも、と」

騎士王(ちょっと離れただけで心配とか魔王中毒だな。つまり会いたいだけだろそれ)ハァ・・・


メイド姫「・・・どちらにいらっしゃるのでしょう・・・騎士王様の所でもないとは・・・」

騎士王「んー・・・寝てるんじゃね?」

メイド姫「お部屋は何度か訪ねました。ですが裳抜けの殻で」

騎士王「ああ、じゃあ・・・まぁ多分だけど居場所わかると思うよ。なんか伝える?」

メイド姫「・・・さすがに元側近の名は伊達ではないですね。あの、私を連れてって頂く事はできませんか?」

騎士王「あー、それはちょっと。魔王に聞かないと・・・」

メイド姫「・・・そう、ですか」

騎士王「うん、ごめんね」

374 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:09:15 7VJP1wH6 292/539


メイド姫「・・・・・・」

騎士王「どうした?」

メイド姫「あの・・・その居場所というのは・・・もしやどなたかがいるような場所なのではないかと・・・」

騎士王「へ?」

メイド姫「例えばその・・・女性とか・・・」

騎士王「いやいやいや!やましい場所でも逢い引きでもないからね!?一人だけで静かにゆっくりできるようなとこだよ!」

メイド姫「そ、そうですか!それならばお邪魔するわけにいきませんね!」

騎士王「(超うれしそうだなオイ・・・何考えてたのかバレバレ。本当に変わったな、メイドちゃん)ハハハ・・・

メイド姫「伝言は結構なので、もしそちらに居ないようでしたら教えていただけますか?」

騎士王「あいあーい。んじゃいってくるわ」

キン・・・

------------------

375 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:10:10 7VJP1wH6 293/539


<魔王城 隠し部屋>

パッ

魔王「帰れ」


騎士王「~~っ俺を確認する前に追い出すなよ!」

魔王「お前以外に誰が来れるというんだ。このあいだからなんなんだ、勝手に入るな」

騎士王「いいじゃん、別に・・・。意外に落ち着くんだよ、この狭さとか。いい部屋だな」スワリコミ

魔王「・・・ちっ。これだけモノがあるから狭く感じるのだ。部屋自体は割と広い」

騎士王「暮らせそうなくらいあるもんなー」


魔王「はぁ・・・ここは元々はシェルターだ。実際に暮らせるはずだぞ」

騎士王「いや、魔王は知らんけど俺が生きるために必要な物は足りてないから」

魔王「ふむ。まぁ確かに、食物といえるのはアルコールくらいだな」

騎士王「へぇ。酒とか持ち込んでるのは意外だな」

376 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:11:53 7VJP1wH6 294/539


魔王「ワイン寝かせるのに丁度よい環境だと気が付いたのでな。試しに数本置いている。それからは上納された酒も置くようになったんだ」

騎士王「おお、すげー!ちょ、魔王の部屋に『魔王』がいっぱい!?」

魔王「つまらぬ洒落を言うな。・・・『魔王』は上納数がかなりあるからな」

騎士王「せっかく貰ったのに飲まないの? もしかして美味しくないとか?」

魔王「いや、めちゃくちゃ美味い。美味いが、調べさせたらどうも飲む気がしなくなってな・・・」

騎士王「なにそれ?」

魔王「やはり魔王としては、『魔王』には森さんに圧倒的に勝ってほしいので満足したらダメかな、と」

騎士王「誰だよ森さん・・・」

魔王「『森伊蔵』。ここには置いてないぞ」

騎士王「魔王のくせに、どうでもいいこと気にするのな・・・」

377 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:13:03 7VJP1wH6 295/539


魔王「あとそのネーミングの由来は怖い」

騎士王「何?」

魔王「『天使を誘惑して魔界に持ち込まれ献上される酒』だそうだ」

騎士王「・・・ああ・・・リリス・・・好きそうだな、アイツ。コレいい匂いするし・・・」

魔王「ここで開けるな、リリスが匂いに釣られて出てきそうだ。ここから出ていくなら飲んでもいいぞ」

騎士王「いいねいいね。片っ端から開けちまおう。魔王も一緒に呑もうぜ!」

魔王「出ていけと言っている。誰がお前となど・・・」

騎士王「あ。メイドちゃんが『魔王が朝から黙って居ないのは隠れて女と会ってるんじゃないか』って不安に駆られてたから払拭しといたぞ?」

魔王「・・・」

騎士王「飲むべ?」

魔王「付き合おう。お前に借りを作るのは嫌だ」

騎士王(魔王がちょろいってどうよ)

・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・

378 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:13:47 7VJP1wH6 296/539


魔王「これは・・・飲みすぎたな・・・。何本開けるんだ・・・流石にキツいぞ・・・?」

プハー
騎士王「つまみも無いのにひたすら呑むとか苦行かよ」ククク

魔王「なんだこれ、飲んだことない味だぞ?」

騎士王「それ? なんだっけ・・・えっと・・・あ、これだ。『天誅』?」

魔王「ふざけた上納する奴が居るな」イラ

騎士王「あ、これ『魔王』と同じ酒蔵のやつだ。姉妹品?」

魔王「急に鬼畜と飲んでる気がして気持ち悪くなれる不思議な一品だ」

騎士王(お前だけだよ)


魔王「しかし・・・冗談ではなくさすがにこれだけ飲むと気分がな・・・。少し静かにしていろ」ハァ・・・

騎士王「しっかしシェルターねぇ。こんな部屋で暮らしたら病みそうだわー。あ、病んでるのはメイドちゃんか。魔王中毒だし」ヒック

魔王「なんの話だ・・・いや、そうじゃなく、静かにしろと・・・」ダラー

379 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:14:53 7VJP1wH6 297/539


騎士王「つか昔から気になってたけど、その巨大水晶何よ?」

魔王「城内監視用モニタ・・・」ウトウト

騎士王「だよね、知ってたわー」

魔王「あぁ、知られてると思ってたなー」ボンヤリ

騎士王「魔王・・・酔ってる?」ニヤニヤ

魔王「・・・。お前の顔みて、天神の酒を呑んだせいで悪酔いしたらしいな・・・酒に呑まれるなど最悪だ」ハァ

騎士王「そりゃ結構」ケケケ


騎士王「しっかし改めて再認識したら最悪だよなー魔王。完全にストーカーだ。どうせメイドちゃんの部屋とかみてんだろ?」

魔王「失礼な奴だ。普段は自室専用にきまってるだろう・・・」

騎士王「普段 ”は” ?」

魔王「・・・」フイ

380 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:16:18 7VJP1wH6 298/539


騎士王「はぁ。まぁいいや。・・・で、自室見てどうすんだ」

魔王「だから・・・ここはシェルターだといったろ。自室への侵入者や不審行動を見るための処置だ・・・というかもう黙れ・・・」

騎士王「魔王の部屋で不審行動とか、そんなやついるの?」

魔王「・・・・・・」

騎士王「ほら、やっぱり。実際は何に使うんだよ」

魔王「はぁ・・・。説明するのも今は億劫だ。自分で見ろ」パチン

ボヤ・・・

騎士王「お、さすが巨大水晶。鮮明によく映るな。・・・でも無人の、魔王の部屋じゃなー」

カチャ・・・

騎士王「・・・あ、ドア開いた?誰?」

魔王「俺の部屋に入ってくる奴なんか限られてるだろ・・・」

騎士王「なんだ、メイドちゃんが清掃しにきたのか。つかまじでいまだにメイド業やってんだな・・・止めさせないの?」

魔王「いや、これがなかなか楽しくてつい、な・・・」

騎士王「楽しい?」

381 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:17:05 7VJP1wH6 299/539


魔王「さて、今日は何かな」ノソ…

騎士王「? ベッドメイク? ・・・コレ見て楽しいか?」

・-・-・-・-・-・-
ピタ

キョロキョロ・・・

ソッ・・・

マクラ ギュ-♪

マクラ スリスリ♪

ハッ!

セッセセッセ・・・テキパキテキパキ
・-・-・-・-・-・-・-・-


魔王「・・・な?」

騎士王(やばいこれは確かに楽しい!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

382 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:17:45 7VJP1wH6 300/539


魔王「と、いうわけでたまにここで癒されてるわけだ」ハァ

騎士王「あれは癒されるなー」

魔王「お前は聖母姫に癒されてくれ・・・」ゴロリ

騎士王「いや、癒されるどころか地獄をみるから無理だわ」

魔王「は?」

騎士王「昨日は特に酷かった。聞いてくれる?」

魔王「いや・・・。さてはお前もずいぶん酔ってるな・・・顔に出ないで泥酔するタイプか・・・」ハァ・・・

383 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:19:08 7VJP1wH6 301/539


・-・-・-・-・-・-・-・-

聖母姫「騎士王さま、トランプしませんか?」

騎士王「いいよ。スピードやろうか」

聖母姫「ぅ・・・苦手なの知ってて言ってます?」

騎士王「二人ババ抜きがしたいならそれでもいいけど」

聖母姫「・・・スピードでいいです」

シャシャシャ・・・
聖母姫「あっ」

騎士王「どんだけトランプ飛ばすんだよ。待っててあげるから取っといで?」

聖母姫「あぅー・・・」ヨチヨチ

騎士王(う。四つん這い・・・)

聖母姫「あ。チェストの下に・・・」ゴソゴソ

騎士王(ちょ!尻!尻をつき出すな!)

384 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:20:09 7VJP1wH6 302/539


聖母姫「よかった、とれましたー♪」ズリズリ

騎士王「あ、膝立ちで歩いてきたら危な・・・」

ツンッ、コケッ
ドサッ

聖母姫「いたた・・・、っごめんなさい!大丈夫ですか騎士王様・・・?」

騎士王「近い近い近い!」

聖母姫「あ・・・//すみませんっ、今どきま・・・ すっ!?」

騎士王「・・・どした?」

聖母姫「足痛めました・・・」ズキズキ

騎士王「全体的になんてお約束な子だろう。・・・ほれ、見てやるから出してみ」

聖母姫「ぅぅ//」

騎士王「ああ、大丈夫だよ。赤くなってるけど腫れてない。打ち身かな」スリスリ

聖母姫「!」

騎士王「あ、ごめっ、つい」パッ

385 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:21:26 7VJP1wH6 303/539


聖母姫「・・・いえ。騎士王様なら・・・嫌じゃ、ないですから//」

騎士王(さ、誘われてる?)

聖母姫「・・・//」


騎士王「姫ちゃん・・・」ギュ

聖母姫「ひゃ//」

騎士王(柔らかい柔らかい柔らかい!なんか微妙に当たる部分がボリューム足りないけどスッゲー柔らかい!)


聖母姫「騎士王様・・・//」
チューー・・・

騎士王(うわ、キスしてきた・・・やばい、これはマジ誘いなのか・・・どうする俺!)

ーーーーー・・・
騎士王(うーむ・・・触れ合わせるだけ、と。やっぱ俺から、もっといくべきなのか・・・?)

ーーーー・・・
騎士王「(・・・けど・・・、あれ、なんか・・・あれ?長すぎね?)

386 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:22:25 7VJP1wH6 304/539


パタリ

騎士王「は!?」

「」キュウ

騎士王「ちょっ!?自分でしときながら窒息!?息止めてたの!?」

「」グッタリ

騎士王「姫ちゃん!姫ちゃんってば!看護師!看護師ー!!」

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-


騎士王「・・・というわけで、ありえないほど天然なんだ」

魔王「それは天然じゃなく、ただの阿呆の子だ。それも王道の阿呆だ」


騎士王「ああもうぶっちゃけ我慢できなくなりそう。俺も魔王とメイドちゃんみたく何日も何日も引きこもれたらいいのに。

魔王「無理に引きずり込んですればよいではないか」フン

騎士王「そうしたくなることもある。けど、なんだろう、勇者としてそれはできないんだよな」

魔王「勇者が姫に強制猥褻か。確かに嫌だな。魔王として何をすべきか悩みそうだ」ウウム

387 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:23:13 7VJP1wH6 305/539


騎士王「つか引きずりこんだとこでそんなできねーしな。誰かさんみたいな特殊すぎる身体能力ねーし」

魔王「馬鹿なことを。俺だって普通にしてればそんなに続くわけないだろ」

騎士王「え?」

魔王「体力的にも同程度のお前と大差があるとも思えんが・・・そうか、そうでもないのか。・・・悪かったな、個人差だから気にするなよ」ポン

騎士王「何を同情してんだ馬鹿野郎。そうじゃなくて、魔王は数ヵ月の間、やってたんだろ?普通に無理だって」

魔王「ああ、まぁあれは自室だったからな」

騎士王「どゆこと?」

魔王「俺が瘴気の塊だって忘れたのか?城以上に自室には瘴気がよく集まるんだ」

騎士王「いや、ごめん、つながんない」

魔王「・・・海をかんがえろ。海水が暖められると、蒸発して雲になり、雨になる。雨はあちこちから流れてきてまた海に溜まり、暖めるとまた雲になる」

騎士王「はぁ」

魔王「暖める=興奮する。雲になる=精がたまる。雨がふる=アレを出す」

騎士王「・・・つまり出しても、国中から集まるしょうきで、いくらでも補充されてくるからまた出せる、と?」

魔王「そんな感じ」

388 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:24:30 7VJP1wH6 306/539


騎士王「適当すぎる嘘つくな!普通に出来るって言われた方が、魔王ならなんか信じられる!」

魔王「俺はどんなイメージなんだ・・・」

騎士王「エロ魔神?」

魔王「魔王だと何回言えばいいんだ」

魔王「第一、天神だって神気のあつまる宮殿で、延々としてたじゃないか。・・・お前、あれも神なら普通の事と思ってたのか?」

騎士王「思わねぇよ!そんな神は嫌だと思ったよ!ツッコミいれまくったよ!」

魔王「・・・だろ?そういう仕組みなんだ」

騎士王「・・・はっ!だから魔王、呆れるばっかでアレにツッコミいれなかったのか!?」

魔王「まあな。それに俺は『宮殿を壊す、空中じゃ流石にできないだろ』って言ったはずだが」

騎士王「言ってたな」

魔王「身体能力的な事であんだけヤっていられるなら、あいつは飛べるから空中でもヤってるだろ。『どっちも絶景♪』とか言いながら」

騎士王「そんな後付け回収って有りなの?」

魔王「メタはやめろ」

389 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:25:42 7VJP1wH6 307/539


騎士王「しかしなんか反則な気が・・・」

魔王「まだ信用しない気か?・・・そうだな。おまえ、聖母姫を禁忌で呼び出した日を覚えてるか」

騎士王「? ああ・・・なんとなく・・・」

魔王「お前、二日で戻ると言って、四日戻ってこなかっただろう」

騎士王「あ、思い出した。メイドちゃんがご機嫌で、魔王がちょっとやつれてた」

魔王「・・・あの時は執務室だったからな。多少は補充もされるが速度がな・・・」

魔王「あれで四日はさすがにキツい。姫を前にしてダメになってたら、恨みでお前を消してたと思う」

騎士王(知らないままでいたかった。そんなふざけた死因の可能性)

390 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:26:23 7VJP1wH6 308/539


騎士王「って、あれ?じゃあもしかして、勇者で聖気の俺にも、同じこと言えたりする?」

魔王「どうだろうな。気をあやつれないから、そこまでのループは難しいかもしれん」

騎士王「そっか、まぁそうだったら自分で既に気付いてるよな」

魔王「・・・が、聖気の集まる場所ならば普段以上にはなるだろうな」

騎士王「それで充分だよ!じゃあ何、おれも自室でならスゴイ事に!?」

魔王「・・・自室って、王国の城か?あれは王の城であって勇者の城じゃないだろう。聖気なんて集まる訳がない」

騎士王「あ、そうか。・・・じゃあどこなら集まるんだろう」

391 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:27:10 7VJP1wH6 309/539


魔王「・・・聖気の事はわからんな。逆に今まで、どこで力を発揮してきたか考えろ。妙に力が沸き出した場所とかないのか?」

騎士王「んー。王国軍退治。国境近辺の平地か。疲れてたけど今考えるとあれだけ相手によくやれたなと思う」

魔王「まだ勇者として目覚めてない頃じゃ、なんとも言えないな。他にはないのか?」

騎士王「そういや2000年前、魔王城で魔物討伐してたらやたら魔力沸いたかな」

魔王「魔物討伐? 魔王城で?」

騎士王「城っつーか、庭だけど」

魔王「・・・あぁ、もしかして・・・。いや、だとしたら俺や天神よりよほど・・・。まぁ、世界中を冒険するのが本分な勇者だしありうるか・・・?」

騎士王「なになにっ!?」

魔王「特定の場所に集まる物ではなく、この大地全体より溢れでている「生気」。それがつまり「聖気」の事なのだとしたら・・・、という話だ」

騎士王「どういうこと?」

魔王「「『外でやるなら、どこでもいつもよりスゴイ事に』」

騎士王「うわぁぁぁぁ!? 変な性癖を俺に押し付けるなぁぁぁ!!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

392 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:28:19 7VJP1wH6 310/539


魔王「落ち着いたか」

騎士王「酔いまで醒めたわ!!」

魔王「羨ましいな。俺はお前の馬鹿騒ぎで、酔いはマシになってもまだ頭が痛いというのに」

騎士王「全力でさっきの話を論破してみせる!勇者が青姦趣味とかそんな性癖あってたまるか!」

魔王(元々が仮定の話なんだが)


騎士王「気が集まる場所なら無尽蔵に続けられるというのはやはり嘘だな!俺を変態に誘導するための嫌がらせだ!」

魔王「何故そう言い切れる?」

騎士王「リリスだ!天神は天空宮殿にいたにも関わらず、リリスに吸われて神気が尽きていた!その理屈なら尽きるはずがない!」

魔王「結界壊したあげく、さらに集まってた神気も聖母姫が回収してた。無い物は補充できないだろ」

騎士王「う・・・。いや!でも魔王も昔リリス呼び出した時の事で、『油断すると全て吸いとられる』っていってたじゃないか!」

魔王「・・・・・・おまえ、嫌なことを思い出させるなよ・・・」

騎士王「よしっ、これで論破だ!」グッ

393 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:29:18 7VJP1wH6 311/539


魔王「想像してみろ。海底にブラックホールをくっつけてだな、毎秒数百万トンの勢いで海水が呑み込まれて行ったらどうなる」

騎士王「・・・え」

魔王「海水だって尽きるだろうな・・・と思うのも不思議じゃない」ハァ

騎士王「リリスって・・・どんだけなの・・・?」

魔王「だからあれは怖いんだ。歴代魔王がわざわざ代々封印してきたんだ。俺が天神に同情するのも、天神がこのままよりは消滅したほうがマシだと思うのもわかるだろう」

騎士王「で、でもそれなら何で解放したりしたんだよ・・・」

魔王「代々色欲の強い魔王が、試さずにいられると?」

騎士王「馬鹿なんじゃないの歴代魔王」

魔王「ちなみに解放時の絶対命令は、まず皆そろって『やめろと言ったら素直に封印されること』にしてきているらしい。俺も例に漏れず」

騎士王「・・・リリス最恐伝説・・・」

魔王「幼天神は子供だから今は無事だが、成長後はどうなることやら。不憫な」

騎士王「なんか・・・余命宣告にちかいのな、リリスの存在って」ハァ

394 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:30:34 7VJP1wH6 312/539


魔王「しかしそう聞くと、不思議な事にあんな鬼畜マザコン天神でも助けてやりたくなる。勇者の宿命かね・・・」

魔王「・・・がんばれよ、お義父さん」

騎士王「ひっ!?何!?」

魔王「聖母姫を嫁にするんだろ。責務を果たせよ、お義父さん」

騎士王「やめろよ!?そんなつもりはないぞ!?」

魔王「天神にとって聖母姫が母なら、その夫は父じゃないか、お義父さん」

騎士王「嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ!」

魔王「いつか息子に嫁を寝取られるとか最悪だな、お義父さん」

騎士王「うぁ・・・っ!想像できる・・・っ!つかもうこないだの再現じゃないか・・・なんだその未来予想図・・・っぐぅぅ」

魔王(ふん、俺が酔ってるからと調子のりやがって。側近を堕とすとかチョロいというのに・・・ん?)


騎士王「ひひひ・・・」ブツブツ・・・ブツブツ・・・

魔王「はっ!まて!絶望まではするな!俺が耐えられんからやっぱり目を醒ませ!勇者たる者がそう簡単に堕ちるな!」ガックガック

395 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:31:21 7VJP1wH6 313/539


騎士王「寝取られる・・・寝取られる前に・・・ウヒ、ウヒヒ・・・」ブツブツ

魔王「やめろ馬鹿!ほら水晶みろ、ドラゴンだ!お前の好きなドラゴンがたくさん映ってるぞ!」パチン


・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
<ドラゴン牧場>

ドラゴン「ぴー♪(ドラ娘ちゃん♪)」
メスドラゴン「ぴ・・・ぴっ//(ドラ夫さん//)」
ドラゴン「ぴぴぴ♪(王国に行っても、ずっと大好きだよ♪)」
メスドラゴン「ぴぃ・・・ぴぴ//(私も・・・好き//)」
ドラゴン「ぴっ♪(ちゅっ♪)」
メスドラゴン「ぴー//(やぁん//)」
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

魔王「ドラゴンのラブシーン・・・これは貴重な・・・ってそんな場合じゃない!」

騎士王「ドラゴンでさえ・・・愛し合うというのに・・・俺は・・・イヒヒ・・・もういっそ獣に堕ちて・・・」ブツブツ

魔王「くそ、また悪化した!?じゃあこれならどうだ!聖母姫を映せ水晶!」パチン

396 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:31:56 7VJP1wH6 314/539


-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

<魔王城 メイド姫の自室>

聖母姫「すみませんっ、なにやら急に押し掛けてしまいまして・・・!」

メイド姫「いえ、それは構わないのですが。姫様でしたらいつでも歓迎いたしますよ。ですが・・・」

聖母姫「すみませんっ、すみませんっ!」

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・


魔王「・・・? 聖母姫、来てるのか。おい側近、聖母姫だぞ。おまえの姫は近くにいるらしいぞ、見てみろ」

騎士王「姫ちゃん・・・?」ボー

魔王「メイド姫の部屋にいるらしいな」

騎士王「あぁ、姫ちゃんだ・・・うぅ、ごめん地獄とか言って・・・。やっぱ君はそこにいるだけで俺を癒してくれるよ・・・」ウウ

魔王(よかった!本当によかった!だが酔いが一気に醒めるほど、必死に勇者を絶望から救う魔王ってどうなんだ!?)

397 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:33:44 7VJP1wH6 315/539

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
<魔王城 メイド姫の自室>

メイド姫「そんなに謝らないでください。事情は察します、姫様に非はありません。ですがこれは・・・」

聖母姫「すみません・・・騎士王様が留守だと言ったら無理矢理こちらに連れ出されて。騎士王様はこちらに来ていませんか?」

メイド姫「困りましたね・・・。確かに騎士王様でしたらこちらにいらっしゃいましたが・・・不在の魔王様を探してくださると、やはり居なくなってしまわれて・・・」

聖母姫「魔王様も居ないのですか!?」

メイド姫「はい、朝からどちらかに外出なさってらして、行方がわかりません・・・どうしたらよいのか・・・」

幼天神「やったね!魔王さんも騎士王さんも不在とか、最高じゃないか!」ギュムッ

メイド姫「ひゃっ!//や、やめなさい!//」

幼天神「他人のハーレムを土足で好き放題に蹂躙できるなんて、やめられないよー!」ムニムニ

聖母姫「やんっ!//こらっ、幼天神くん、だめっ//あなた子供でしょっ!」

幼天神「確かにいろいろ子供だからお楽しみは難しいけど、技術的にはいろいろ知ってるよ!試してあげる!」ペロペロ、ムニムニ

聖母姫「ちょっ!!//いやぁ、騎士王様ぁ!//」

メイド姫「や、だめです!//魔王様ぁっ//」

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

398 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:35:07 7VJP1wH6 316/539


キンッ・・・
ブンッ・・・

騎士王「切り刻まれろ外道天神!」スチャッ、バシュ!

魔王「二度と同情などしてやらん!リリスに突き出してやる!!」チャキッ、ズシャッ!

幼天神「うわっ!?」パァァァ・・・!


魔王「魔王城で結界張ったところで無駄だ!瘴気の海に沈め!」
ブワッ・・ズモモモモ!!

騎士王「神気尽きたら外に連れ出してミンチにしてやる!子供だからと手加減はしないぞ!」
ジャキンッ!ズバッ、ガシュ!

幼天神「ちょっ!聞いてない!揃って居るとか聞いてないよ姫様達!?」
パァァァ!パァァァ!パァァァ!

ワァワァ・・・

聖母姫「・・・」ポカン
メイド姫「・・・」ボーゼン

399 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:35:39 7VJP1wH6 317/539


聖母姫「呼んだらすぐに現れるとか・・・さすが騎士王様、まるでヒーローです//」

メイド姫「勇者ですよ、姫様・・・。それにしても・・・何かこう見覚えのある景色ですね・・・」

聖母姫「前にもこんなことが?」

メイド姫「はい。いくらなんでもあまりに毎回タイミングがよすぎる気が・・・」

聖母姫「・・・それは・・・」

メイド姫「・・・一体二人で、どこで何をしていたのか・・・」ハァ・・・

聖母姫「た、たしかに・・・」ハァ・・・


聖母姫メイド姫「「お二方とも、あまりにもタイミング良すぎて、とても不審です・・・」」ガックリ


-----------------

400 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:36:40 7VJP1wH6 318/539


<夜 天空宮殿>

幼天神「ああもう!隙をついて飛んで逃げたからいいけど、ボロボロだよ!」


聖女リリス「おかえりっ☆ 幼天神ちゃん♪」

幼天神「リリス・・・。ちゃん付けはさすがにやめてね?」

聖女リリス「ご主人様♪」

幼天神「それもちょっと。僕まだ子供だから」


聖女リリス「あれぇ、わざわざ飛んできたのー?」

幼天神「転移で追われたらやだからね。飛んで撒いたんだよ。魔王さんも騎士王さんも飛べなくてよかったよ」ハァ・・・

聖女リリス「あ、そっか☆ 魔王ちゃん昔っから飛べないもんねぇ♪よく飛びたがってたなぁ、懐かしいっ☆」

幼天神「・・・そっか、リリスは初代魔王も初代天神もしってるんだっけ?」

聖女リリス「うんっ☆」

401 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:37:42 7VJP1wH6 319/539


幼天神「なんでわざわざ魔王なんてクローンを作ったのか、なんで僕のクローンなのに飛べないのか、知ってる?」

聖女リリス「んー・・・愚直ってるの聴いたくらいしか知らないよぉ?」

幼天神「それでいいよ、おしえて」


聖女リリス「あのね、リリスが神様と喧嘩したからだよ☆」

幼天神「・・・え?いや、もうちょっと詳しく教えてよ?」


聖女リリス「んっとね・・・リリスが神様の舐めてたら、超無理矢理どかされてー・・・」

幼天神(いきなりそこからか・・・)

聖女リリス「『上に乗ってまでヤるな!』って怒られたのー!だから、乗らなきゃ舐めにくいよ!って無理に乗っかりなおしてー・・・」

幼天神(史実の、体位1つで喧嘩ってそんなんだったのか・・・女性人権団体は真っ青だな・・・)

402 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:38:52 7VJP1wH6 320/539


聖女リリス「で、その時は無理矢理抑え込んでしたんだけど、次の日にいきなり神様が雲から堕ちるのみつけてね?」

幼天神「え?初代天神が雲から・・・堕ちた?」

聖女リリス「うん、でも実はそっくりの偽物だったの!リリス、知らなかったから追いかけちゃって・・・リリスも堕ちちゃったんだぁ・・・」

幼天神「まさか、それが魔王?」

聖女リリス「うんっ☆」

幼天神(まさかの影武者要員!絶望に寄り添い全てを破壊しろって、リリスに寄り添って、リリスを滅しろって事なのか!?)

聖女リリス「まぁ、ほとんど同じだったしいっかなー♪と思って魔王ちゃんと楽しんでたら、天に帰りたい、飛びたい、って泣いてた☆」

幼天神(飛べない理由はリリスを連れて戻ってこないようにってことか・・・なんて哀れな・・・)

403 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:39:24 7VJP1wH6 321/539


幼天神「あ、いや。でも転移してこれたはずじゃ?」

聖女リリス「ううん、なんかすっごい空の高いとこにいっちゃって、見つけられなくなったの☆」

幼天神「・・・天空宮殿が浮遊しながら上昇する理由はそれか・・・転移の範囲外ってどこまで上がったんだろう・・・大気圏外・・・?」

聖女リリス「リリスはそのまま魔王ちゃんのお嫁さんになって、魔王ちゃんの子供うんで・・・」

聖女リリス「でも、魔王ちゃんの子供にも手を出したら 魔王ちゃんは病んじゃってそのまま・・・(´・ω・`)」

幼天神(初代魔王の死因が情けなさすぎる!)

聖女リリス「だいたいそんな感じだよっ☆」

404 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:39:55 7VJP1wH6 322/539


幼天神「はぁ・・・史実に正しく残らない理由もわかったよ。そうか、元々宮殿は空にあったのか・・・でもなんで二代目からは地に落としてたんだろう?」

聖女リリス「リリス、封印されてたからわかんないっ☆」

幼天神「なんかあったんだろうな・・・また想像できないような理由が」

聖女リリス「リリスとのえっちが忘れられなかったとかだといいなー☆」

幼天神「・・・リリスの肖像が、強く魂に残ってる理由はそれなのかな・・・?」

聖女リリス「そうなの?」

幼天神「数万年経ってても、一目みればこれがリリスだってわかるくらいには」

聖女リリス「えへへ☆うれしー♪」

405 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:40:34 7VJP1wH6 323/539


幼天神「でも、よくそれだけ封印されてたね?」

聖女リリス「あれは騙されたぁ~」

幼天神「騙す?どうやって?」

聖女リリス「息子がね、いいコだったのに、いきなりなんかやたらサディスティックなプレイばっかやるコに豹変してね・・・」

幼天神「はぁ」

聖女リリス「ある日ついに『今日は放置プレイだ。出てきたら絶対に命令に従えよ?』って言われて、1個だけならって約束して、ウキウキしながら小さな水晶に入ったら・・・」

幼天神「え・・・まさか・・・」

聖女リリス「いつまでまっても放置されて、あれはリリスも泣いたなぁ・・・」

幼天神(封印の仕方がヤバい!魔王のサディスティックさは魂に刻まれた生存本能だったのか!?)

406 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:41:07 7VJP1wH6 324/539


聖女リリス「あ、そういえば一回だけ、解放されて3代目魔王ちゃんとエッチしてるときに勇者くんに会ったなぁ☆」

幼天神「! そうだ、そういえば勇者と魔王と神の構成の謎がわからないままだ」

聖女リリス「え? 勇者くんは、神様のスパイでしょ?」

幼天神「・・・スパイ?」

聖女リリス「『神に頼まれてリリスの様子を定期的に見に来ることになった』って初代勇者くん言ってたよ?」

幼天神「・・・そ、それで?」

聖女リリス「その時・・・3代目魔王ちゃんが『この馬鹿犬みたいに舐めまくる悪魔をどうにかしろ!神のとこに連れて行け!』って勇者くんに詰め寄って・・・」

聖女リリス「勇者クンが『同情する、いいだろう着いて来い』って答えたら、いきなり誰かに勇者クンの魔力が奪われて行けなくなって・・・」

幼天神(切り捨てた! いままで勇者のくせに魔力値ひくかったのはそのせいだったのか!)

聖女リリス「勇者くんは『魔王が悪い!どうしてくれる!』ってキレるし、魔王は『俺の知ったところじゃない!』ってキレるし・・・何年も大喧嘩してね・・・リリスはおかげでしばらく解放されたままだったけど♪」

幼天神「数万年の戦争の火蓋がどうでもいいことで斬り落とされた上、災厄が!?」

聖女リリス「馬鹿犬っていわれたの、ちょっとドキドキしたなー♪」

幼天神「そんな性癖暴露程度で、この話はまとめらんないよ!」

407 : 生キャラメル ◆XksB4AwhxU - 2014/03/28 01:43:46 7VJP1wH6 325/539


聖女リリス「で、ようやくまともに出てきて、神気と神様のおかげで無事に解放されましたぁ☆てへっ♪」

幼天神「史実に残せない・・・残せないよそんなの・・・っ」ガックリ


聖女リリス「幼天神ちゃんも、はやくおっきくなって楽しもうね♪」

幼天神「人を呪わば穴二つっ?!そんなの初代天神の勝ち逃げじゃないかっ!僕は認めない!」

聖女リリス「この機会にショタも勉強してみよっかな☆」

幼天神「ひっ?! ま、魔王たすけて! 謝るからこいつをまたどうにか騙して封印して!」

聖女リリス「とりあえず今日は触りだけー♪」ヌギヌギ

幼天神「ふざけるなああああああああああああああああああ!!!」ギャー


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番外編3 騎士王「秘密の小部屋でぶっちゃけトーク!」 おわり

408 : 以下、名... - 2014/03/28 01:50:16 7VJP1wH6 326/539

というわけで、番外編123はおわりです。
本当にどうでもいいですね、裏ネタだらけです。
本編読むときはあまり気にしないでください、シリアスシーンが台無しなんで・・・
 
ただやりたかっただけ感がハンパないですが
せっかくなので後日談にも少し絡めてみています。

後日談 魔王「誓え。お前の全てを俺に捧げると」は
2時くらいから投下する予定。飯食ってくるからもう少し遅くなるかもです。

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