1 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:27:53.28 /4Uq8jUX0 1/359

※注意!!
・短編の予定です。

・一方通行さんがぶっ壊れる可能性あり。

・気まぐれ更新になると思います。

・通行止めじゃないとダメだ! という人は戻る推奨。

・ロシアから帰国後、打ち止め、番外個体の奪還に成功した日の翌日からスタートになります。


元スレ
番外個体「責任とってよね」 一方「」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1299338873/
一方「責任取ってやる……」 番外個体「え?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1301154166/

2 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:28:20.31 /4Uq8jUX0 2/359

―――
―学園都市外部のホテル―
チュンチュン
一方「……ン」

一方(朝か……。こンなにぐっすり眠れたなのは、久々かもしンねェな)

一方「確か、昨日あのガキどもを回収したンだっけか……」

一方(大暴れしちまったからなァ。ロシアでの疲れも溜まってたし、その所為か?)ズキッ

一方(あァ? なンか、頭イテェ……。それに体もだりィ……)

一方「…………オイオイ、裸のまま寝ちまってたのか?」

一方(こりゃ風邪でも引いたかもしれねェな。くそ、頭痛で頭がぼんやりしやがる……)

一方「えェと……アイツら回収した後、なにしたンだっけか?」

一方(そもそも、なンで裸なンかで寝てる? それにここはどこだ? 状況がまったく掴めねェ……)ムニュ

一方「?」ムニュムニュ


番外個体「んんっ……」


一方「……………………………………ハァ?」



3 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:29:09.31 /4Uq8jUX0 3/359

一方(どどどど、どォしてこいつが隣で寝てやがる!?)

一方「しかも、こいつも真っ裸……だと……?」

一方(なンだ、なンだよ、なンですかァ! これじゃまるで『昨晩はお楽しみでしたね』って状況じゃねェか!?) 

番外個体「Zzz」

一方(まさか、マジでこいつに欲情しちまったンか? 冗談じゃねェぞ。昨日、あれから何があったか思い出せ……)

一方「………………ヤベェ。マジで何も思い出せねェンですけどォ」

番外個体「……んーっ」

一方「気持ちの整理する前に起きやがった。これどォすりゃいいんだよ……」

番外個体「あ、起きてたの? おはよう、第一位」ギューッ

一方「オイ、なンでいきなり抱きついてくンだよ、うっとォしい。大体、オマエは俺のこと嫌いなンだろォが」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ! 何を今更」ニヤ

一方「そォいうことかよ……。しかし、また今回はずいぶン体張った嫌がらせだなァ……」ハァ


番外個体「え?」





一方「………………………え?」






4 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:30:06.15 /4Uq8jUX0 4/359

一方(え……? オイ、ウソだろ……? マジですかァ……?)

番外個体「昨日の夜、あなたがミサカに何したか覚えてないの?」

一方「まったく覚えてございませン」

番外個体「へぇー。第一位ってば、あれだけのことをしておいて、シラを切るんだ?」ギロリ

一方「いや、マジで覚えてねェンだけど」

一方(おおおおお、おちけつ! これもコイツの嫌がらせに違いねェ!)

番外個体「いひひ。いいよ。何があったか話してあげるから」ニヤニヤ

一方(ウソくせェが、聞いておいて損はねェか)

一方「ああ、頼む」

一方(それに、情報の正誤はこっちで判断すりゃいい)

番外個体「昨日、ミサカたちを回収したところまでは覚えてる?」

一方「あァ。その後からどォも思い出せねェンだ」

番外個体「あのあとねえ―――」


7 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:32:33.65 /4Uq8jUX0 5/359

以下回想
―――
前日 夕刻
―学園都市外部 某所―
一方「ったく手間かけさせやがって」

打ち止め「よかったー、またあなたに会えたよ、わーいってミサカはミサカは喜んでみたりー」ガシッ

番外個体「ちょっと遅すぎるんじゃない? もっと早く来られなかったの?」

一方「うるせェ。オマエだって捕まってンじゃねェか」

番外個体「学園都市から逃げ切るわけないでしょ。むしろ最終信号が生きてるだけ、ミサカに感謝して欲しいところなんだけど」

打ち止め「ケンカはダメー、って険悪な雰囲気の二人をミサカはミサカは仲裁してみる!」

一方「チッ。…………助かったよ」

番外個体「ぎゃはははは!! ちょーウケル!! そのマジ顔、まだ慣れねえー!!」ケラケラ

一方「オマエは相変わらずだなァ……」イラ

番外個体「おかげさまでねー☆」

一方(ウゼェ……)


8 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:33:23.66 /4Uq8jUX0 6/359

打ち止め「それで、これからどうするの? ってミサカはミサカは尋ねてみる」

一方「ヘリ全滅させちまったのは失敗だったか? どこ行くにしても、足がねェ」

番外個体「たしかに、はしゃぎすぎ。ガキじゃあるまいし」

打ち止め「歩いて学園都市に行くにしても、まだちょっと距離があるかもってミサカはミサカは言ってみたり」

一方「バッテリーの充電が終わるまでは隠れてねェとな。今日は宿でも探すか」

番外個体「学園都市の内部じゃないし、適当なところでいいんじゃない? 追っ手もすぐにはここに来ないと思うよ」

一方「そォだな。……居場所がバレるからキャッシュカードの類は使えねェか。現金なンざ持ってるか?」

番外個体「その辺は、ミサカがいれば大丈夫。能力使えば、カードの偽造なんて楽勝、楽勝」

打ち止め「本当はいけないけど、今回は仕方ないかも、ってミサカはミサカは自分に言い訳してみたり……」

一方「そォか、じゃあ頼むわ」

番外個体「えー? 最終信号はいいけど、あなたはどうしよっかなー?」ニヤニヤ

一方「は?」


9 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:34:14.89 /4Uq8jUX0 7/359

番外個体「人にモノを頼むときは、『お願いします』は基本じゃないの?」

一方「……お願いします(棒」

番外個体「そんなんじゃダメー。もっと気持ちを込めてどうぞー」ニヤニヤ

打ち止め「あんまりこの人をイジめないでー、ってミサカはミサカは携帯の録音機能をこっそり用意しながら言ってみる!」

一方「……お願いしますゥ!」

番外個体「あっひゃっひゃっひゃっひゃ! いいよ、いいよ! ミサカすごく満足!」ケラケラ

打ち止め「録音もバッチリ、ってミサカはミサカは報告してみる!」

一方「なァにやってンですかァ!? もうちっとシリアスに話を進められねェのか、オメエらァ!」

<『お願いしますゥ!』

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ! もーダメ! ツボに入っちゃったかも!」ゲラゲラ

一方「なンだかなァ……」


10 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:35:14.74 /4Uq8jUX0 8/359

一方「それで? どこの宿ににするか決めたか?」

打ち止め「あそこがいい、ってミサカはミサカは適当に指を差した場所に全力疾走してみたりー!」タタタ

一方「おい打ち止めァ! 走るとまたこけるぞォ!」

番外個体「相変わらず過保護なんだねー。さすがにそこまでされるとミサカもちょっと引くよ?」

一方「うるせェ!」

打ち止め「ちょっとはしゃぎすぎだったかも、ってミサカはミサカは反省してみる……」

一方「なんでオマエらそんなに元気なんだァ? ロシアじゃ死にかけてたっていうのによォ……」

打ち止め「ミサカはあなたにまた会えたからだよー、ってミサカはミサカは正直に告白してみるー!」タタター ガシッ

一方「そりゃ光栄なことで。って、もォちっと大人しくしてろ!」

番外個体「ミサカは、初めての自由ってものを満喫してるからね。ちょっとハイになってるのかも」

一方「そォか。……そうだったな」

番外個体「なぁーんてね! あなたを十分苦しめられてるからかな!」

一方「そォいうことにしといてやるよ」


11 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:36:05.61 /4Uq8jUX0 9/359

一方「だが、まァあそこのホテルは悪くねェかもしンねェな」

打ち止め「どういうことー? ってミサカはミサカはあなたに尋ねてみる」

一方「オマエらを運んでた部隊を殲滅したのがすぐそこだろ? こんな近ェところに居るとは思われねェよ」

番外個体「そんなに甘くないと思うけど?」

一方「それに、わざわざ遠くに逃げるよりも充電する時間は増えるだろォな」

番外個体「んー。まあ、そんなに早く追っ手が来るわけじゃないしね」

打ち止め「じゃあ、あそこに決定! ってミサカはミサカは溢れる喜びを体で表現してみる!」ダバダバ

一方「だからオマエはもう少し静かにしてろォ!」

打ち止め「(´・ω・`)」

番外個体「ねえ、もう一回あれ聞かせてよ、あれ」

打ち止め「うん、いいよ、ってミサカはミサカはさっき録音したアレを再生してみる!」ピピピ

<『お願いしますゥ!』

番外個体「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ! サイコー!!」ゲラゲラ

一方「いい加減にしろォ!!」


12 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:37:46.10 /4Uq8jUX0 10/359

打ち止め「結局消されちゃった、ってミサカはミサカはションボリうな垂れてみたり……」

番外個体「ちぇー。おもしろかったのにさー」

一方「もォいい。さっさと行くぞ」

打ち止め「あ、待ってー、ってミサカはミサカはあなたを追いかけてみるー」

番外個体「明日のことは、とりあえず宿を取ってからかな?」

一方「そォだな。今日はもう疲れた」

打ち止め「何? その仕事帰りのお父さんみたいなセリフ、ってミサカはミサカは憤慨してみる!」

一方「なンで怒ってンだよ……」

番外個体「うひゃひゃひゃ! お父さんって言うのは間違ってないんじゃない!」ケラケラ

打ち止め「今日は、『再開祝い』って名目で打ち上げってやつをしてみたいの! ってミサカはミサカは期待に胸躍らせてみたり!」

一方「そりゃオマエの新しい姉妹か? 打ち上げ(アフターカーニバル)?」

番外個体「うわー、寒い! ロシアより寒い!」

打ち止め「いいからやるの! やるの! ってミサカはミサカは大事なことなので二回言ってみる!」

一方「…………分かったよ」

番外個体「やっぱりあなたは、最終信号には甘いよね」
―――


13 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:38:41.14 /4Uq8jUX0 11/359


番外個体「ここまでは覚えてる?」

一方「あァ、ちょっとずつ思い出してきた。この後、悲惨なことになったって記憶だけあるわ」

番外個体「まあ、あなたにとっては、そうだったんだろうけどね。被害者はむしろミサカだよ?」

一方「被害者だと? まさか……」

一方(あンまり思い出したくねェなァ……)

番外個体「じゃあ、続けるよ?」

一方「頼む」


14 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:39:18.08 /4Uq8jUX0 12/359

―――
―ホテル ロビー―
一方「部屋空いてるか?」

受付「はい。ご希望はございますでしょうか?」

一方「シングル一部屋に、ダブル一部屋だ。食事はなしでいい」

受付「少々お待ちください」

番外個体「もしかして、最終信号と二人部屋にするつもり? あひゃっ、さすが第一位(笑)」

打ち止め「え? ミサカはそれでもいいけど、ってミサカはミサカは腕をパタパタ振ってみたり」パタパタ

一方「ンなわけあるかよ」

番外個体「もしかして、ミサカと二人になりたいっていうの? だいたーん」

一方「ぶっ飛ばすぞ?」

番外個体「きゃー、怖い(棒)。いちいち、このくらいで怒らないでよねー」


15 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:39:58.84 /4Uq8jUX0 13/359

打ち止め「じゃあ、番外個体と二人だね? ってミサカはミサカは確認してみる」

番外個体「シングル三つでもよかったんじゃないの?」

一方通行「あァ? このガキ一人にさせたら、何するか分かったもンじゃねェだろォが」

番外個体「過保護(笑)」

打ち止め「そこまで心配されなくても大丈夫かも、ってミサカはミサカは全身で安心感を訴えてみるー」

番外個体「あひゃひゃひゃ! 最終信号にまで言われてやんの! マジウケル!」

一方「オマエらは少し黙ってろ!」

受付「空き部屋はございます。シングル1、ダブル1でよろしいですか?」

一方「それで構わねェよ」

受付「では、お先にお会計をお願いします」

番外個体「はいはーいっと」ピッ

受付「ありがとうございます。それでは、こちらが部屋のキーになります」

一方「どォも」チャリ

受付「オートロックになってますので、部屋を出るときはカギを忘れないようにしてください」


16 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:40:44.34 /4Uq8jUX0 14/359

番外個体「じゃあ、さっさと行こうか」

打ち止め「ご飯とかどうするの? ってミサカはミサカはあなたに聞いてみる」

一方「打ち上げやるンだろ? 適当にコンビニで必要なもンそろえてこいよ」

番外個体「あ、じゃあミサカが買ってこようかな。二人は先に部屋に行ってていいよ」

打ち止め「ミサカも行くー! ってミサカはミサカはあなたに必死の目で訴えてみる!」

一方「構わねェよ。さっさと行ってこい。俺はブラックコーヒー頼むわ」

一方(近くのコンビニなら大丈夫だろォ。あンまり油断はできねェけど)

打ち止め「じゃあ行ってきます、ってミサカはミサカは外に向かって駆け出してみるー」

番外個体「にひひ、コーヒーね。分かった~」

一方(本当に分かってンのか?)


17 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:41:41.33 /4Uq8jUX0 15/359

―――
―ホテル ダブルルーム―
一方「ンで? この大量のモヤシ炒めはなンなンだァ?」

番外個体「え? あなたの好物なんでしょ?」

一方「ハァ!? 誰がそンなこと言ったンですかァ!?」

打ち止め「ちゃんとコーヒーもあるよ、ってミサカはミサカはあなたに袋を差し出してみる」

一方「……番外個体。そっちの袋はなンだ?」

番外個体「あ、これ? これはねー、じゃーん!」

一方「酒じゃねェか……」

番外個体「ビール、ワイン、ウイスキー、チューハイなんでもあるからね」

一方「オイ、そいつらはどォでもいい。だが『スピリタス』はやべェンじゃねェの?」 ※スピリタス:アルコール度数96%

番外個体「あとで、あなたに一気飲みしてもらうから」

一方「しねェよ!? 買ってきたオマエがしろよ!」


18 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:42:39.74 /4Uq8jUX0 16/359

打ち止め「ミサカはどれにしようかなー、ってミサカはミサカはたくさんある選択肢に迷ってみる!」

一方「お子様はやめておいた方がいいンじゃねェ?」

打ち止め「そうやってあなたはまた子供扱いする! ってミサカはミサカは怒りのあまり地団駄踏んでみたり!」

一方「いや、実際お子様じゃねェか……。どォしても飲むっていうンならチューハイくらいにしとけよ」

番外個体「ミサカもお酒は初めてなんだよねー」

一方「そりゃそォか。オマエもあンまり飲みすぎるなよ?」

番外個体「ふーん。ミサカにも心配してくれるんだ」

一方「あとで介抱するのはどォせ俺だろォからなァ……」

番外個体「へぇ? あなたは強いんだ?」

一方「あンまり強ェとは言えねェな。そンなに飲んだことあるワケじゃねェし」

番外個体「あひゃっ! じゃあ、ミサカはあなたを潰すことを目標にしようかな?」

一方「性格悪ィな……」

番外個体「生憎、そういう風に作られたもんでね」


19 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:43:22.53 /4Uq8jUX0 17/359

打ち止め「じゃあ、無事に再開できたことを祝してー、かんぱーい! ってミサカはミサカは音頭をとってみる!」チューハイ

番外個体「かんぱい」ビール

一方「…………」コーヒー

番外個体「あれあれ~? 第一位は最終信号の乾杯の音頭にのれないのかにゃー?」

一方「チッ。……かんぱい」

打ち止め「うん!」

番外個体「ゴクッ。うえー、ビールって苦いんだねえ」

打ち止め「こっちのはジュースみたいかもー、ってミサカはミサカは満足してみたり!」ゴクゴク

一方「モヤシ炒めとコーヒー合わねェ……」


20 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:44:12.87 /4Uq8jUX0 18/359

一方(ったく、こいつらでも、酒なンて飲ンでみてェと思うンだな……)

番外個体「んー。ワインは結構いけるかも」ゴクゴク

打ち止め「あ、じゃあ余ったビールもーらいっ! って苦ぁ! ってあまりの苦さにミサカはミサカは転がってみる!」

一方(オリジナルもこンな感じでウザってェンだろォな……)

番外個体「あれー? ウィスキーもおいしー!」ゴクゴク

打ち止め「ミサカはチューハイで我慢してみる! ってミサカはミサカはペースを上げてみたり!」ゴクゴク

一方「オイ。いくらなンでもペース速すぎじゃねェのか?」

一方(あァ? 待てよ? なンか見落としてねェか?)

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! ミサカ、なんか気分いいよ!! 最高にハイってやつだァ!!」ゴクゴク

打ち止め「世界がぐるぐる回ってるー! ってミサカはミサカは某クイズ番組を思い出してみたりー!」ゴクゴク

一方「しまったァ!? あのオリジナルのクソ親の酒癖忘れてたァ!!」


21 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:45:09.70 /4Uq8jUX0 19/359

打ち止め「あれー? ちょっと味変わったけど、これもおいしー、ってミサカはミサカは飲み続けてみる!」ゴクゴク

一方「おいクソガキ! それウィスキー! そンなもン一気飲みすンなァ!」

番外個体「にゃははは!! テンション高いねぇ!! ミサカその方がいいと思うな!」

一方「オマエらのせいだろォが! だいたいオマエらの方がテンション高ェから!」

打ち止め「ミサカ全然酔ってないよー、ってミサカはミサカはミサカはぐるぐるぐるぐるー」

一方「それで酔ってない訳ねェ……。ウィスキーは没収だァ」

番外個体「よっしゃぁ! そのウィスキーもーらい!」ガタン

一方「おォァ!? コーヒーこぼれたァ!?」

打ち止め「あひゃひゃひゃひゃ! ミサカ気分いいー! 最高にハイってやつだァー!」

一方「それさっき番外個体がやっただろォがァァァ!!」


22 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:47:10.22 /4Uq8jUX0 20/359

一方「やべェ……。マジこいつらの相手疲れるンですけどォ!」

番外個体「ミサカねー、実はあなたの髪に興味あるんだー」

一方「あァ? 髪だァ?」

番外個体「真っ白でキレイじゃん?」ワシャワシャ

一方「なにやってンだァ!? やめろォ!」

打ち止め「いいなー、ミサカもやってみたい、ってミサカはミサカは羨望の眼差しで番外個体を見つめてみたり」

番外個体「やってみるー? ムカつくくらいサラサラでおもしろいよー」

一方「もう好きにしろォ……」

打ち止め「わーい」ワシャワシャ

番外個体「ぎゃはははは!! 最終信号には随分とお優しいですねぇ!」

一方(相手にするから反応するンだ。ちょっと我慢すれば飽きるだろ)パクパク ←モヤシ


23 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:51:39.49 /4Uq8jUX0 21/359

打ち止め「あなたって、ウサギさんみたいで抱き心地良さそうだよね、ってミサカはミサカはずっと思ってたことを口にしてみる」ワシャワシャ

番外個体「よっしゃー! 先に一方通行ゲットォー!!」ドゴォ

一方「ぐおおおっ!!」

打ち止め「わーい、ミサカもミサカもー」ドスッ

一方「ぐうううっ!?」

一方(ハァ!? どォしてこォなった!? こいつらの遺伝子にはタックル癖でもついてんのかァ!?)

番外個体「あれ~? どうしてあなたは飲んでないの~?」グリグリ

一方「さっきからこのクソ多いモヤシを処理してンだろォが!!」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! 見た目がモヤシっぽいからってそんなにモヤシが好きか!」

一方「オマエが買ってきたンだろォがァァァ!!」

打ち止め「うぷっ……。あんまり怒っちゃやだー、ってミサカはミサカは吐き気を抑えながら止めに入ってみる!」

一方「うォォ!? あぶねェ!? くそっ! 俺に救いはねェのか!?」


24 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:53:53.80 /4Uq8jUX0 22/359

一方(とりあえず、番外個体は後回しだ。今は、このクソガキが吐く前になンとかしなくちゃいけねェ!)

一方「ど、どォすりゃいいンだ……?」

打ち止め「あなたも飲む? ってミサカはミサカは持ってるお酒をオススメしてみたり!」ゴクゴク

一方「オイイイ!! いい加減オマエは飲むのヤメロォォォ!!」バシッ

打ち止め「うっぷ……。ちょっとトイレ……」

一方(いつもの口癖を忘れるほどまで飲むンじゃねェよ……)

番外個体「こらー! ミサカを無視するなぁー! これ飲め!」

一方「いや、もはやオマエだれだ!? いくらなンでも酔っ払いすぎだろォが!」

番外個体「うるせー! ミサカの薦める酒が飲めないってのかー?」

一方「これから先、こいつらにぜってェ酒は飲ませねェ……」


25 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 00:56:08.41 /4Uq8jUX0 23/359

打ち止め「ううっ……。まだちょっと気持ち悪いかも……」

一方「オマエはもう寝ちまえ! 朝になったら起こしてやる!」

打ち止め「そうするー、ってミサカはミサカはベットにダイブしてみるー」ドサァ

番外個体「ほら、最終信号にばっかり構ってないで、ミサカの相手もしてよー」

一方「くそっ! ここで酒盛り続けたンじゃこのガキが起きちまうじゃねェか!」

番外個体「あひゃひゃひゃ。これだけ酔ってるんだし、起きないってー。一方通行マジ過保護(笑)」

一方「この酔っ払い……。俺は自分の部屋行くぞォ! オマエは勝手にしろ!」

番外個体「着いていくに決まってるじゃん☆ 一人で飲んでもつまんないしー!」

一方「まだ相手しなきゃいけねェンかよ……。正直慣れないテンションで突っ込みまくったせいでめっちゃ疲れてるンですけどォー」

番外個体「コーヒーとモヤシしか飲んでないじゃん! ミサカの目標はあなたを潰すことだからねー! ぎゃはは!」

一方「いや、モヤシは飲んでねェよ!?」


43 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 23:43:42.27 /4Uq8jUX0 24/359

―ホテル 廊下―
一方「ったく……。ちっとは静かにできねェンかよ?」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! そんなんどーでもいいじゃん! あ! ちょっと肩貸して、肩!」ガシッ

一方「うおっ!? テメェ、杖ついてる人間に寄りかかンな!」

番外個体「なんか、視界が揺れてさー。歩きにくいったらないんだよね!」グラグラ

一方「マジで酔いすぎだろォが……。大体まだ、半分も飲んでねェじゃねェか」ガサ

番外個体「残ったのは全部あなたが処理してねー♪ うひゃひゃっ」

一方(酒はこンだけ買ってきてるのに、コーヒーはさっきの一本だけかよ……)

番外個体「ねー、あなたの部屋まだー? もう歩くのめんどくさーい」

一方「まだ、部屋から十歩くらいしか歩いてねェよ」

番外個体「あ! そうだ! あなたに負ぶってもらえばいいじゃんよ!」

一方「その口癖は黄泉川専用だ。大体、杖ついてるつってンだろォが!」

番外個体「杖だって! あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」ゲラゲラ

一方「だからもォちっと静かにしやがれ……」

一方(大体、今の会話のどこに笑う要素があンだよ……)


44 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 23:44:40.20 /4Uq8jUX0 25/359

―ホテル シングルルーム―
一方「ほら、着いたぞ」

番外個体「ソファーかくほー! なーんかこのまま寝ちゃいそうかもー……」グデー

一方「そォしてくれりゃァ俺も楽なンだがなァ……」

番外個体「冗談に決まってるでしょ! ジョーダン! あなたを潰すまでは寝ないし! ほらほら、隣に座ってー! ぎゃは!」

一方「マジウザってェ。いっその事、能力使って眠らせちまうか?」

番外個体「つ・ぎ・はー ど・れ・に・し・よ・う・か・なー?」

一方(まァ、初めての自由なンだ……。あいつが潰れるまではめンどォ見てやるか……)

一方「しかし、このモヤシも全然減りやしねェ……。こりゃまだ、妹達(シスターズ)の数よりも多いンじゃねェ?」モリモリ

番外個体「ほらー、あなたも飲んでー? ミ・サ・カ、サービスしちゃうよー?」

一方「なンだァ? 今度はキャバクラのマネですかァ?」

番外個体「ほら、あーん。モヤシ食べさせて、あ・げ・るってね! にゃははは!!」ケラケラ

一方(一回だけなら能力使っても誤射だよなァ……?)イラ


45 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 23:47:01.55 /4Uq8jUX0 26/359


一方「余計なお世話だァ」モシャモシャ

番外個体「ちぇーっ。つまんないのー! こうなったら意地でも飲ませてやるんだから!」パキュッ

一方「オイオイ、別に飲ンでもいいンだけどよ。オマエが今開けたスピリタスはヤメロ」

番外個体「『ヤメロ』だってぇ? あなたにそんなこと言われて、ミサカが素直に止めるとでも思ってる?」ニヤァ

一方「無理やりにでも飲ませンのか? ンなもン能力使っちまえば……」

番外個体「うひゃひゃひゃひゃひゃ!! これならどうかな?」ゴクゴク

一方「ハァ!? なァにオマエが飲ンでンですかァ!?」

番外個体「んふふふー」ニィ

一方「あァ?」


番外個体「んー」チュゥ


一方「ンンっ!?」

一方(く、口移しィ!?)


46 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 23:48:55.37 /4Uq8jUX0 27/359


一方「ン゙―――!!」ゴクリ

番外個体「ぷはっ! あひゃひゃひゃひゃ!! 何だよその顔ー!」ニヤニヤ

一方「テメェ……」

番外個体「それじゃあ、まるでファーストキスを奪われた乙女じゃねえーか! マジサイコー! ぎゃはははは!!」ゲラゲラ

一方「もォダメだァ……。お終いだァ……」

番外個体「そりゃどこのベ○ータですかぁ! でも、なかなかいいセンスだよ! にゃはは!!」

一方「オマエはもォちっと恥じらいってもンがもてないンですかァ!?」

番外個体「んー? ミサカはファーストキスだよ☆ あなたには責任とってもらわないとねー」

一方「何言ってやがンだァ!? 明らかにオマエが無理やりやったンだろォが!」

番外個体「あんまり騒ぐと、お酒の回りが早くなるよー?」

一方「ぐうううっ。スピリタス、マジヤベェ……。ここまでのもンだったとはなァ……」

番外個体「これでもまだ飲まないっていうなら、もう一回プレゼントしてあげるけどね?」ニヤァ

一方「分かりましたァ! お供させて頂きますゥ!」

番外個体「よし、苦しゅうない! ぎゃはははは!!」


47 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 23:50:22.58 /4Uq8jUX0 28/359


番外個体「それで? 何飲む?」

一方「スピリタスじゃなけりゃなンでもいい……」

一方(さっさと潰れたフリして寝ちまうか? いやダメだ、先に寝たらこいつに何されっか分かったもンじゃねェ……)ブツブツ

番外個体「じゃあ、ウィスキーで! 何で割ろうかなー」ドポドポ

一方「変なもンで割るンじゃねェぞ……?」

一方(やっぱりサシで勝負して、勝つしか安全な道はねェか……。幸いこいつはもう結構酔ってやがるからなァ)ブツブツ

番外個体「はい、どーぞ☆」コトッ

一方「どォも……」ゴク

一方(あン? 何で割りやがった? スピリタスは隔離してた……。他の酒とのカクテルでも出てくンのかと思ったが、こりゃ違ェぞ……)

一方「オイ。なンだこれ? スゲェ強くねェか? 本当にウィスキーか?」グラッ

番外個体「そうだよー。ウィスキーで間違いないよ。あひゃひゃ!!」

一方「ンで? 何を入れやがった?」

番外個体「えー? コレだよー?」テッテレー


一方「ハァ!? ポ、ポカ○だァ!?」



48 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 23:52:28.34 /4Uq8jUX0 29/359


一方「それどこから出しやがったァ!?」

番外個体「この冷蔵庫に入ってたんだけど? あなたはアク○リ派だった?」ニヤニヤ

一方「ンなもンはどっちでもいい!」

一方(やべェ……。スポーツドリンクとか体にメチャクチャ吸収されンじゃねェか……)

番外個体「お気に召さなかったかなー?」クスクス

一方「違ェーよ! ポカ○つったら風邪引いたときの最強のお供じゃねェか! それを平時に飲ませるとかフザケてンですかァ!?」

番外個体「そんなことミサカは知らなかったにゃーん」

一方「オマエ作った研究者どもは、学習装置(テスタメント)でベ○ータ入力してやがンのに、なンで○カリ入力してねェンだァ!?」

番外個体「あなたも大分酔ってきたねえ!! いいよ、いいよ!! ぎゃはは!!」

一方「いいから覚えとけェ。風邪引いたときは、薬なンざ飲むより、寝てポ○リ飲ンどきゃ大丈夫だァ」

番外個体「あっひゃっひゃっひゃっひゃっ!! ミサカネットワークに情報リークしといてあげる!」

一方「これで、妹達が風邪引いても安心だァ! ギャハハハハ!!」

番外個体「ブフッ!! あなたはそんなキャラじゃないでしょーが! ひゃひゃひゃひゃひゃ! 腹筋いてぇ!!」ゲラゲラ


49 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 23:53:51.86 /4Uq8jUX0 30/359


番外個体「いいねえ! ほら、もっと飲みなよ!」トプトプ

一方「オマエもさっきから止まってンじゃねェの?」

番外個体「いいから、いいからー♪ まずはあなたにつぐのが先だって」

一方「そりゃどォも。あァ、もうポカ○はいい。氷とかあったっけなァ?」

番外個体「んー。あ、冷蔵庫にあるよー。ほら」カラン

一方「じゃァ、オマエにもついでやる。何がいいンだ?」

番外個体「あなたと同じのでいいやー」

一方「そォか。ほらよ」トクトクトク

番外個体「あ、そんなもんでいいよー。あとで注ぎ足しながら飲むからさー」ニヤ

一方「あン? まだ、半分も入ってねェぞ?」

番外個体「いいの、いいの! はい、じゃあ、かんぱーい!」チーン

一方「かンぱい」チーン


50 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 23:55:53.83 /4Uq8jUX0 31/359


一方(さっきはちっとテンション上がっちまったが、これでゆっくり飲めンだろ)ゴク

番外個体「ぷぁーっ! あれー? なんであなたはそんなチビチビ飲んでるのー?」ガシィ

一方「いちいち触ンな! ペースなンざ俺の勝手だろォが」

番外個体「そんなんじゃダメだよー? 杯を乾かす、って書いて乾杯なんだからー。きゃは!」

一方「分かった、分かりましたァ!」ゴクゴク

一方(素直に従がっとかねェと、逆にめンどォなンだよな……。この手の連中はよ……)

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ! いい飲みっぷりだねえ、第一位! ほら、もう一回乾杯!」

一方「いい加減にしろォ! って何ンで、また○カリ入れてやがるンだァ!?」

番外個体「えー? さっきのは入れなかったじゃーん。だ・か・ら、サァービス! あひゃひゃ!」

一方「マジかよ……。コップいっぱい注ぎやがって……」

番外個体「ほら、かんぱーい」チーン

一方「これじゃエンドレスじゃねェか!!」

番外個体「なにぃー? ミサカのついだ酒が飲めねーつーのか!」

一方「飲む! 飲ませて頂きますゥ!」ゴクゴク


51 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 23:57:16.99 /4Uq8jUX0 32/359


一方「やべェ。かなり回ってきやがった……」グラグラ

番外個体「ねえねえ。またチュ―していいかなー?」ニヤニヤ

一方「ハァ!? 何、いきなりとち狂ったことぬかしてやがンだァ!?」

番外個体「なんかさっきのすっごく気持ちよかったんだよねー。だからいいでしょー?」ガシッ

一方「ざけンな! またあンなマネしやがったら、それでこの宴会は終了ォだ!」

番外個体「えー。じゃあさー、これ飲んでくれたら諦めるー」 つワイン

一方「さっきの余りか。まだ半分以上あンじゃねェか……」

番外個体「さー、こっちとミサカとのチューどっちがいいかなー? ぎゃは☆」ニヤ

一方「チクショウ……。チクショオオオオオッ!!」ゴクゴク

番外個体「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!! 本当、あなたって扱いやすいよ! サイコォー!」ケラケラ


52 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/06 23:59:28.35 /4Uq8jUX0 33/359


一方「あはひゃっ! テンション上がってきちまったぞ、オイ!」ゴクゴク

番外個体「はいはーい! ミサカしつもーん!」ビシィ

一方「はィ! どォぞ!」

番外個体「ぶっちゃげ、最終信号のことどー思ってるんですかー? まさか、マジ惚れー? いひひ!」

一方「あン? 何言ってンだ? そンなもン決まってンじゃねェかよ」ゴクゴク

番外個体「へえー。お聞かせ願えるかなー? きっと碌でもない答えだとは思うけど」ゴク

一方「あれよ。今のうちから教育しておきゃァ、数年後には俺好みってなァ!」ゴク

番外個体「ブーッ!! ぎゃははははははっ!! 何だそりゃ!? なぁんだそりゃあああーっ!!」ゲラゲラ

一方「無駄な隙のねェ、サイッコォーの計画だろォが!」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! 真顔で言うなよぉ! ミサカもう限界なんですけど!」ケラケラ

一方「何笑ってンだ、オマエ?」

番外個体「うわ、マジだよ。この人」


53 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/07 00:00:42.11 r/DXQLP90 34/359


番外個体(今のでかなり酔いが覚めちゃったんだけど……。もうちょっと飲も……)

番外個体「別にあなたなら、女を自分好みに変えるんて、余裕でできそうじゃなーい?」ゴクゴク

一方「ダメだァ、そンなンじゃ、ぜンぜンダメだァ! ギャハハッ!」

番外個体「ぶひゃっ! 何でダメなのー? ミサカ分かんなーい」

一方「あァ? そりゃ、女を自分好みに変えることはできるかもしンねェよ。でもなァ! やっぱり年取ってからじゃ、根っこは変わらねェんだよォ!」ガブガブ

番外個体「マジでロリコンかよ……」ゴクッ

一方「ロリコン? 違ェよ。そォいう意味じゃねェンだよ! 分っかるかなぁ?」

番外個体「大体それじゃ、ミサカたちも守備範囲ってこと? ぎゃはは!」

一方「そォいや、そォかもしンねェな……」

番外個体「え? でも―――」


一方「ギャハハハハッ! 冗ォー談に決まってンだろォ! 何、マジに受け止めちゃってるンですかァ!?」ゲラゲラ


番外個体「イラッ☆」


54 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/07 00:02:00.46 r/DXQLP90 35/359


番外個体「ふーん? じゃあ、こんなことしても何も感じないんだー?」コテン

一方「いきなり寄りかかってくンなンな! 邪魔くせェ」

番外個体「べっつにー? ミサカは守備範囲外なんでしょー? だったら、これくらいいいじゃん!」ニヤニヤ

番外個体(これでちょっとくらい慌ててもらわないと面白くないよねえー。うひゃひゃ)

一方「まあ、そォだな」ゴクゴク

番外個体「あれ?」

一方「なンだよ? 打ち止めに散々抱きつかれてるのに、今更、このくらいで慌てるとか思ってるンですかァ?」

番外個体「カッチーン! 最終信号みたいなチンチクリンと比べられたこともあれだけど、あなたのその余裕な態度が屈辱的!」

一方「チンチクリンって、仮にも上位個体だろォが」ゴク

番外個体「ぐぐぐっ。ワインボトルもらいっ!」バッ

一方「オイ、そりゃオマエが飲めつったんだろ? まだ、1/5くれェ残ってンぞ?」

番外個体「んっ!」ゴクゴクゴク

一方「お、いいねェ! スゲェ豪快な飲みぷりだな、オイ!」


55 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/07 00:03:42.29 r/DXQLP90 36/359


番外個体「うぇへへへー」

一方(なンか目が据わってやがる……)

番外個体「よしょっとー」ドス

一方「なンで膝の上に座るンですかァ!? 重ェよ! それになンでこっち向き!?」

番外個体「ぎゅー」ギュッ

一方「モガッ!?」

一方(だ、抱きついてきやがった!? これは一体なンのつもりだ!?)ジタバタ

番外個体「にゃひゃひゃひゃひゃ!! これでもなんともないのー? うりうりー」グリグリ

一方(胸で挟まれて呼吸ができねェ!!)ダバダバ

番外個体「んー。そろそろ許してあげようかにゃー」スッ

一方「ぜーっ、ぜーっ。いい加減にしろよォ!!」


56 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/07 00:05:15.22 r/DXQLP90 37/359


番外個体「それでー? どうだったー?」ニヤニヤ

一方「あァ? なにがだよ?」

番外個体「そりゃ、ミサカの胸のは・な・し! あなたにはまだ早かったかなー? ぎゃは☆」

一方「そこそこあったンじゃねェ? 思ったよりはデケェかもな」

番外個体「んなぁ!? なんであなたはそんなに冷静な訳!? ……もしかして、ホモ?」

一方「違ェよ! なンでそォなンだよ!」

番外個体「うーん。ちょっと酔いが覚めてきてるんじゃない?」

一方「あれだけ飲み続けて、酔いが覚めるわきゃねェだろ!」

番外個体「それじゃあ、ワインのおかわりでーす!」ゴクゴク

一方「オイオイ、まさか……」

番外個体「んーっ」チュッ

一方「モゴォ!!」


57 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/07 00:05:56.30 r/DXQLP90 38/359


一方「ンガッ!!」ジタバタ

番外個体「ぷぁーっ。セカンドキスもゲットォー!」ガッ

一方「ヤメロってさっきいいましたよねェェェ!?」

番外個体「ヤメロって言われて、ミサカが素直に止めると思うって言わなかったっけー?」

一方「今度やったら、宴会終了ォだとも言ったな」

番外個体「んっふっふっふー。まあ、それでもいいかもー。ミサカいいこと気づいたしー」

一方「そォか。じゃあ、さっさと片付けてクソして寝ろォ!」

番外個体「一歩通行、あなたさぁ―――」

一方通行「あン?」


番外個体「フツーに勃ってんじゃん☆」


一方「」


74 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/08 18:20:40.21 0sHHj3Ux0 39/359


番外個体「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!!『思ったよりはデケェかもな(キリッ』とか言ってて、フツーに勃ってんじゃん!」ケラケラ

一方「そ、そいつは気のせいなンじゃねェか?」

番外個体「ミサカ安心しちゃったー☆ ここまでやって何にも感じないんじゃ、ミサカに魅力がないみたいだもんねえ。あひゃっ!」

一方「……チッ。そォいうことでいいンで、さっさとどいてくれませんかねェ?」

番外個体「えー? なんでー? いいじゃん、このくらいのスキンシップはさあ」グリグリ

一方「いいからどけつってンだろォがァァァ!!」

番外個体「思ったよりはデケェかもな」キリッ

一方「がァァァっ!!」ジタバタ

番外個体「そんなに暴れないでよー。また抱きついちゃうぞ☆」

一方「もォ、好きにしやがれ……」グテー

番外個体「ぎゃはははははは!! マジおもしれぇ!『思ったよりはデケェかもな(キリッ』」

一方「いい加減にしろォォォ!!」


75 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/08 18:21:37.27 0sHHj3Ux0 40/359


番外個体「あなたはさっきからうるさいよ? それじゃ他のお客さんに迷惑じゃないのー?」

一方「どの口が言いやがンだよ。さんざん騒いでたやつの言うことじゃねェだろ……」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃひゃ!! そりゃこのお口に決まってるじゃん!」チュー

一方「そォ何回も同じ手に引っかかるかっての」サッ

番外個体「ちぇーっ。ノリ悪いなあ。いいじゃん、減るもんじゃないし」

一方「精神が削られるンだよ。つか、重ェ。さっさとどけ」

番外個体「あーっ! また重いなんて乙女に向かって言ったね? そう言われちゃどけないね!」

一方「分かりましたァ! 重くないンでどいてくださィ!」

番外個体「あれぇ? 物事を頼むときは何て言うんだっけ?」ニヤニヤ

一方「お願いしますゥ!」ヤケクソ

番外個体「ぎゃははははははっ!! よく言えました!!」ケラケラ

一方「だったらさっさと―――」

番外個体「だが断る!!」キリッ

一方「オイ……」

番外個体「軽いんなら別にこのままでもいいじゃーん。ぶひゃ」

一方「重くねェとは言ったが、軽いとは言ってねェぞ……」


76 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/08 18:22:22.74 0sHHj3Ux0 41/359


番外個体「うーん。余ったお酒はどうしよっかなー?」

一方「あァ? 残しときゃいいンじゃねェの?」

番外個体「もうちょっとだけ飲もうよー」

一方「お断りだァ! 俺はもォ寝る!」

番外個体「それじゃあ、えいっ」ウィスキー

一方「ゴポ、ガポッ! ぶァっ! いきなりボトルごと口に突っ込むンじゃねェよ! 思いっきり飲ンじまったじゃねェか!」ゲホゲホ

番外個体「うわ、きったなーい! 吐き出さないでよねー。おかげで、こっちまでヌレヌレのスケスケになっちゃったよ」

一方「そンなとこに座ってっからだろォが。クソッ! ベタベタしやがる……」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! じゃあ、それいただきー!」ペロペロ

一方「舐めンなよ! まだボトルに残ってンだろォが!」

番外個体「だってこっちの方が、あなたは嫌がるでしょ?」ニヤ

一方「当たりめェだろ! スゲェ不愉快なンですけどォ!」イラ


77 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/08 18:23:13.50 0sHHj3Ux0 42/359


番外個体「にゃひゃひゃひゃひゃ!! いいよ、その顔! もっとサービスしてあげる!」ペロペロ

一方「ひゃう!」ビクッ

番外個体「ぎゃははははは!! なんだよ、今のぉ! 『ひゃう』だってさぁ!!」ゲラゲラ

一方「ぐがァァァァ!! あンまちょォしに乗ってンじゃねェぞ?」

番外個体「『ひゃう』とか、あなた実は女の子だったりするぅ? あひゃひゃ☆」

一方「ンなわけねェだろォォがァァ!!」

番外個体「だよねー。なにせ勃起しちゃってるもんねー☆」

一方「――――ンじゃねェぞ」

番外個体「それに、女の子がこんなことしてるってのに、手も出せないチキンちゃんだもんねー」ケラケラ



一方「舐めてンじゃねェェぞォォ!! 三下がァァァ!! 上等じゃねェかァァ!!」カチ



番外個体「……あれ?」


78 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/08 18:23:48.39 0sHHj3Ux0 43/359


番外個体(ち、ちょっと追いつめ過ぎちゃったかなー?)

一方「ほら、ベットで寝てろォ!」ポイ

番外個体「うわっ!」ドサァ

一方「久々にキレちまったぞ。相手してもらおうじゃねェか」

番外個体「いや、結構キレてるよね? それに、黒翼(笑)でてねーじゃん! あ、今は白翼(笑)だっけ?」

一方「…………ゴクッ、ゴクッ」スピリタス

番外個体「え? なんで無言でそんなに一気に飲んでるの!?」

一方「あははぎゃはあはははひひひぎゃははあはアハあははははッ!!」

番外個体「うわー、出たよ。不愉快で変な笑い声……。少ないバッテリーまで使っちゃって……」

一方「バッテリーだァ? ンなもンはなァ……」ガチ ←コンセントに接続

番外個体「え?」

一方「ほら、これで充電完了ォだァ! ギャハハハッ!!」スポ

番外個体「」


79 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/08 18:24:16.80 0sHHj3Ux0 44/359


番外個体「五秒も差してなかったよね? それで充電終わり?」

一方「電気ベクトルを操りゃ難しくはねェンだよ! まァ、チョーカーの方がイカレちまうかもしンねェから、やったことはなかったけどなァ!」

番外個体(理性のタガは外れて、演算能力が上がってない!?)

番外個体「それで、第一位様は能力まで使っちゃって何するつもりなのかなー?」ニヤ

一方「なァに余裕かましてンだ、オマエ?」ニィ

番外個体「え?」

一方「俺はお人よしでも、なンでもねェンだぞ? 誘ってンなら乗ってやるだけだろォが。ギャハハハハッ!!」

番外個体「もしかしてマジ?」

一方「これが証拠だァ!!」ピト

番外個体「……ぷっ。肩掴んだだけで何をそんなに―――」


バリバリッ  ※服の破れる音(イメージ:歩く教会 vs 幻想殺し)


一方「ギャハハハハハッ!!」

番外個体(ウソっ!? ふ、服が!? もしかして、マジでピンチ!?)


80 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/08 18:24:42.98 0sHHj3Ux0 45/359

―――
一方「はィ、ダウトォ!」

番外個体「気持ちは分かるけど、本当なんだよね……」

一方「キスのくだりまでは、オマエならやりそうだし、まだ納得できたンだがな……。これはさすがにウソだろ?」

番外個体「それなら、この部屋のどこにミサカたちの服があるっていうの?」

一方「そォいや、見当たらねェ……。もしかして、この床に散らばってる布切れがそォだつうのか……?」

番外個体「そうなるね」
                 ・ ・
一方「ン? 待て。ミサカたちだと……?」

番外個体「そうだよ。あなたの服は自分でバリバリーって」

一方「マジかよ……。どォやって外に出りゃいいンだよ……」

番外個体「それじゃ続きね」

一方「正直、これ以上聞きたくねェ……」

番外個体「ちなみに、ここまではミサカネットワークに配信してたから」

一方「ハァ!?」
―――

107 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/09 18:36:46.19 fs3W6jwL0 46/359


番外個体「な、何のマネかな?」サッ

一方「あははぎゃはひゃ!! いいね、サイコォーだねェ! いつも強気なオマエが怯える様はよォ!」

番外個体(ま、まずい! 酔ってて、まともに演算できない!? なんでこの人は能力使えんの!?)

一方「チッ。服がウィスキーで濡れて、気持ち悪いったらねェな。服から液体だけ摘出っと……」バリバリー ←ダイナミック脱衣(※パンツ残)

番外個体「はぁ!? なんで、あなたまで服破いちゃってるの!?」

一方「あれェ? うまく演算できねェな。調子悪ィのか?」グラグラ

番外個体(いや、酔ってるだけだったぁー!? あれ? でも……)

番外個体「ぷっ。マジモヤシだよ。それじゃミサカより線が細いんじゃない?」

一方「いやァ、それにしても、オマエにも羞恥心ってもンがあったンだなァ? 一生懸命体、身体隠しちゃってさァ?」

番外個体「う、うるさい!」カァァ

一方「いいねェ。感情表現豊かで。そォじゃなきゃつまンねェ」

番外個体「大体、これからミサカに何するつもりなのかな?」

一方「いやぁ、さっきのお返しに、コイツをオマエにも飲ませてやろうと思ってなァ?」チャポン

番外個体「ス、スピリタス……」


108 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/09 18:37:43.29 fs3W6jwL0 47/359


一方「なンであンなことしたかは知らねェが、俺にばっかり飲ませてオマエはまだ飲ンでねェよな? だからサァービスだよ。サァービス」チャプチャプ

番外個体「あれは、安価が……」ボソボソ

一方「あァ?」

番外個体「もしかして、あなたもミサカに口移しで飲ませてくれる訳? あひゃ☆」

一方「それじゃ、二番煎じで面白くねェだろ?」ニヤニヤ

番外個体「どうするつもり……?」

一方「なァ? マングリ返しって知ってるか? こォいう体勢のことを言うらしいンだけどよォ?」コツン

番外個体「え? ええっ!?」グルン

番外個体(な、なんなのこの体勢!? 丸見えじゃない!? これはさすがに恥ずかしいんだけど!)カァァ

一方「ギャハハハッ!! いいザマじゃねェか!!」

番外個体「ぐぐぐぐ、く、屈辱的……」ジタバタ

一方「ざァンねンでした。オマエの力じゃ動けねェよ」

番外個体「こ、これ以上見るなぁ! さっさと、能力使うのやめてよ!」

一方「ダメだなァ。これからオシオキを始めるンだからよォ!」チャプ

番外個体「え? う、うそ……。まさかそれを……」

一方「お? 気づいた? ご明察ゥ! 下の口に飲ませてやンよォ! あひゃぎゃはは!!」


109 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/09 18:39:05.92 fs3W6jwL0 48/359


番外個体「や、やめ……。じょ、冗談でしょ……?」ジタバタ

一方「冗ォ談? そォだな……。新ネタだァ!」ズプ

番外個体「あぅっ!? あ、あれ? い、痛くない……?」

番外個体(こういうのって痛いってデータがあったんだけど? ちょこっとしか入ってないから?)

一方「そりゃそォだろォよ! わざわざ痛くねェよォに能力使ってやってンだからなァ! それに、こンなこともできンだぜ?」

番外個体「ひゃぅっ!? な、なにこれっ!?」ウネウネ

番外個体(液体が中で生き物みたいに動いてる!? な、なんなのこれっ!?)

一方「あぎゃひゃはあははは!! 液体バイブってかァ? これくらいは、水流操作系の能力者ならできるかもしンねェな!」

番外個体「うううっ……」グネグネ

一方「あれェ? どォしたンですかァ? さっきまでの強気はどこに行っちゃったンですかねェ?」ニヤニヤ

番外個体「も、もうやめ……」

一方「ハァ? なンですかァ? 人にお願いするときは、なンて言うンでしたっけェ?」

番外個体「もうやめてってば! お願いします!」グスッ


111 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/09 18:40:19.46 fs3W6jwL0 49/359


一方「あははぎゃはひゃはははっ!! いいぜェ、止めてやる」スポッ

番外個体「んぁっ! うううっ……。ひ、ひどい……。あ、あれ? なんか下半身が熱いような……」モジモジ

一方「だろォな。なんせそこから吸収してンだからなァ!」ケラケラ

番外個体(で、でも、これで終わりだよね? さすがにこれ以上はこの人でも―――)

一方「それじゃ、お待ちかねの本番の始まりだ……」

番外個体「え? ほ、本番?」

一方「あれあれェ? もう終わるとか思っちゃってたンですかァ? ンな訳ねェだろ? ぎゃはひゃあははっ!!」バリバリ ←ダイナミック脱衣(パンツ)

番外個体「ぷっ。モヤシにモヤシが生えてる……」

一方「へェ……。まだ余裕ありそォじゃねェか……。なら、手加減の必要はねェよな?」ピキ

番外個体(あっ! し、しまった! いつものクセでまた怒らせちゃったよ! 能力使われる前に逃げないと!)

番外個体「ぐっ! あ、あれ? 腰が……」ガクガク

一方「酒が回ってンだか、さっきので感じちまってンだか知らねェが、まともに立てねェみてェだな?」

番外個体「あ、もうダメかも」


112 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/09 18:41:43.02 fs3W6jwL0 50/359


番外個体「ま、マジでヤるつもり……?」

一方「あァ? こんな状態で、今更止める理由がどこにあンだ?」ノシッ

番外個体「最終信号はいいの? ミサカなんかより、ずっとロリだよ?」

一方「だからロリコンじゃねェつってンだろォがァァァ!!」

番外個体「う、うそ……? 本気?」サァ

一方「あひゃはぎゃははひゃははっ!! いいねェ、その青ざめた顔!! もしかして、誘ってンのかァ?」ケラケラ

番外個体「うううっ……」

一方「ああ、そォだ。ついでにいいこと教えてやる。……なンで、さっきわざわざ痛くねェよォにしたか分かるか?」ニヤ

番外個体「え? そ、それは……」

一方「言っただろォ? 俺は善人じゃねェんだよ。オマエの破瓜の顔を、存分に楽しむために決まってンじゃねェか! ぎゃはあひゃはは!」ゲラゲラ

番外個体「ひっ! や、やめ―――」

一方「ざァンねンでした。時間切れでェす!」ズン

番外個体「うぁぁああぁあぁあぁうぅっ!?」ブチッ


113 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/09 18:43:04.21 fs3W6jwL0 51/359


番外個体(痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛いっ!)

一方「へェ……。なかなかいい顔すンじゃねェか……。スゲェゾクゾクするねェ……」ニヤニヤ

番外個体「う、うるさいっ! 早く抜いてよ!」ズキズキ

一方「はい、そォですか。―――なァンて言うと思ってンのか? 慣れるくれェまでは動かねェでやろォと思ってンのによォ?」

番外個体「ううっ……。そ、そんなこと言っちゃって、本当は今にもイッちゃいそうなんじゃないの? あひゃひゃっ」ズキ

一方「あァ……。実はよォ、俺、まだイったことねェンだわ」

番外個体「は?」

一方「頭ブチ抜かれるまではホルモンバランス崩れてたからな。性欲なンざまったくなかった」

番外個体「で、でもそれからもう二ヵ月も経ってんだし……」

一方「ホルモンバランスが整ってきたのが、一ヶ月くれェ前か? そのころからは、ンなこと考える余裕もなかったしなァ……」

番外個体「も、もしかして、そのなりで精通すらまだとか言うのかよ!?」

一方「そォいうことだ! ギャハハハッ! 今まで溜めに溜めた精をオマエの中に出してやンよォ!」ケラケラ

番外個体「そんなことしたら……」

一方「孕ンじまうってかァ? いいンじゃねェのォ? そンくれェ! あははぎゃはあひゃはっ!!」ゲラゲラ

番外個体「う、ウソでしょ……?」


114 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/09 18:43:45.59 fs3W6jwL0 52/359


一方「無駄口が過ぎたかァ? そろそろ動いても、良さそォだな!」パン

番外個体「うぇっ!?」

番外個体(ま、まだ痛いのにっ!)

一方「………………」パンパンパンパン

番外個体「いっ! ぎぃっ! あっ! あんっ! あぅっ…?」

番外個体(と、止まった?)

番外個体「も、もしかして三擦り半ってやつ? 童貞だったんだし、しょうがないよねえ? ぎゃは☆」

一方「いンやァ? 最高におもしれェこと思いついただけだァ」ニヤァ

番外個体(なんか嫌な予感が……)

一方「このまま反射を適用させたらどォなると思う?」

番外個体「そ、それって……」

一方「そォだな。オマエが締めつけるたびに、内側からの圧力が強くなンだろォなァ」ニヤニヤ

番外個体「ま、まさか……」

一方「だが、まァ安心しろ。そンなことじゃねェ。それじゃ、俺が気持ち良くなンねェだろ? だからもう一つおもしれェ実験があンだよ」


115 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/09 18:45:16.85 fs3W6jwL0 53/359


番外個体「な、なにを……」ビクッ

一方「さっき四回突いたンだが、最後の一回は反応が違ったよなァ?」

番外個体「え? い、痛いだけだったんだけど?」ギクリ

一方「よォするに、そこがオマエの弱点って訳だ」

番外個体「ま、まさか……」

一方「ぎゃひゃはははっ!! ピストンの摩擦による衝撃なンかのベクトルをその一点に集中したらどォなると思う?」

番外個体「や、やめ……」

一方「よかったなァ! 初めてなのにイけるかもしンねェぞ!」パン

番外個体「ひゃぁああぁぁああぁぁっっ!?」ゾクゾク

一方「やっぱり反応がぜンぜン違ェなァ!」パンパン

番外個体「んぅぅううっ、あぐっ!!」

一方「オイオイ、頼むから壊れンなよ?」パンパン

番外個体「こ、こんなのなんでもっ! んんぁああぁああぁっ!!」

一方「いいねェ! ヤベェよ! サイッコォーだぜェ!」パン

番外個体「くぅぅうううぅぅっ!!」


116 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/09 18:46:00.28 fs3W6jwL0 54/359


一方「ンンっ? おおっ、これがイクって感覚なのかねェ? なンか出そうだわ」パンパン

番外個体「な、なにこれぇ! あぅっ! 知らないっ、こんな感覚知らないよぉ!」ゾクゾクッ

一方「オマエもイきそうなンじゃねェの? まァ派手にイけよ」パン

番外個体「こ、これがイクってこと? 何これぇ? 怖い、怖いよぉ!」グス

一方「ぎゃははあははひゃははっ!! ほら、イっちまえ!!」パン

番外個体「だ、ダメっ!! んぁあぁぁぁああぁっ!!」プシュッ

一方「おォう。こりゃ潮かァ? ぎゃひゃははっ! 俺もイクぞォ!」パンパン

番外個体「はぁああぁあぁっ、んぅぅううぅぅぅうっ!」ビクッビクッ

一方「ぐォォォォッ!!」ドクッドクッ

番外個体「ふぁぁあぁあぁっ!! な、なんか出てるぅ……」ビクッ

一方「こりゃ気持ちいいわ……」ゼィゼィ

番外個体「や、やばい……。頭ぐるぐる回っちゃってるよぉ……」


117 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/09 18:46:44.80 fs3W6jwL0 55/359


一方「さァて、まだ終わりじゃないンですよねェ」ヌポッ

番外個体「ひゃぅっ! ……っえ? な、なにそれ?」

番外個体(この人のモノの先にゴルフボールみたいなのがくっついてる?)

一方「あァ、これは俺の精子だ。ゴムなしでも、中出し可能ってなァ! ぎゃははっ!」

番外個体「は? ……まったく、能力の無駄使い乙。で? それどうするつもり?」ハァ

一方「これはなァ……」

番外個体(え? 指先に移動させた?)

一方「こォするンだよ!!」ズボッ

番外個体「んぐ――っ!?」ゴボッ

番外個体(口に突っ込まれた!? き、気持ち悪いっ!)

一方「吐き出せねェようにしてるからなァ! さっさと飲まねェと窒息しちまうぞォ?」

番外個体(うううっ……。なんでこんなことにぃ……)

番外個体「んっ、こくっ、ごくっ、んくっ」

一方「ぎゃははあはひゃははっ!!」


118 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/09 18:47:29.40 fs3W6jwL0 56/359

――――
番外個体「こんなところかな?」

一方「……………………………………………」

番外個体「こんなことしておいて覚えてないんだぁー?」

一方「ま、マジでそンなこと俺が……?」

番外個体「そりゃもうすごい鬼畜ぶりだったよ?」

一方「」

番外個体「これで被害者はだれか分かってもらえたかな?」

一方「マジ、すンませンしたァ!!」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃひゃ!! じゃあ、これからしばらくはミサカの奴隷ってことで手を打ってあげてもいいけど?」ニヤニヤ

一方「ち、チクショウ……」


153 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/10 18:14:14.88 xGGCyHT70 57/359


数日後
―黄泉川のマンション―
一方「面倒臭せェ……」

一方(あの後、打ち止めには『何も覚えてねェ』で切り抜けたンだが、いまいち腑に落ちねェ……。何か違和感があンだよな……)

番外個体「何をぶつぶつ言ってんの? 手が止まってるよーん」

一方「チッ……。はいはい……」グィグィ

一方(大体、何で俺がこいつのためにマッサージなンざしなくちゃならねェンだよ……)

黄泉川「なんかお二人さんは仲いいじゃん? 一方通行、それ終わったら、私にも頼むじゃんよ」

一方「ハァ? なンでそンなことしなくちゃならねェンだよ!?」

番外個体「黄泉川にもやってあげなよ。ケチケチしないでさー」

一方「ふざけンじゃ……」

番外個体「あれぇ? 第一位ってばミサカに何したんだっけー?」ニヤァ

一方「ぐゥゥっ!!」

黄泉川「骨折させたんだって? しばらくは素直に言うこと聞かないとだめじゃーん」

番外個体「それだけじゃないんだけどねー」ボソ

芳川「じゃあ、愛穂の次は私ね」

一方「チクショォォォォッ!!」グリグリグリィ

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!!」ケラケラ


154 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/10 18:16:15.57 xGGCyHT70 58/359

―――
打ち止め「なんかこっちに帰ってきてから、あなたに構ってもらってない気がするんだけど、ってミサカはミサカはうなだれてみる……」ショボーン

一方「番外個体の人使いの荒さに言ってくれェ……」グデー

打ち止め「番外個体ばっかりずるい! ってミサカはミサカは猛烈な勢いで抗議してみたり!」

番外個体「ごめん、ごめん。最終信号もあの人にミサカと同じことしてもらえば、きっと構ってもらえるよ」

打ち止め「えっ!? なになにー? ってミサカはミサカはその魅惑の言葉に耳を傾けてみたり!」

一方「番外個体ォ! それ以上言うンじゃねェ!!」

番外個体「えぇー? どぉーしよっかなぁー? あひゃ☆」ニヤリ

打ち止め「何したの、何したのー、ってミサカはミサカは服の裾をぐいぐい引っ張って番外個体に尋ねてみる」グイグイ

一方「マジでお願いしますゥ!」

番外個体「ううっ!? わ、分かったよ……」ビクッ

打ち止め「えー、残念かも、ってミサカはミサカはがっかり肩を落としてみたり」

一方(あァ? なンだ? 番外個体の反応がおかしくねェか?)

一方「これが違和感の正体かァ? いや、違ェな……」ブツブツ

一方(イロイロ調べる必要があるみてェだな……)


155 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/10 18:18:14.10 xGGCyHT70 59/359

―――
―第7学区―
一方(冷静になって考えてみりゃ、おかしいことだらけじゃねェか)

一方「本当にそンなことやったンだったら、番外個体の態度はおかしすぎるぞ……」

一方(前日にそンだけヤられてンのに、あの番外個体が朝起きていきなり抱きついてくる訳がねェ……。まァ、あの変態どもは別だろォがなァ)※10033・20000号

一方「それに……」

一方(自分で言うものアレなンだが、『お願いしますゥ!』はあいつのツボじゃなかったか?)

一方(俺もあいつに言わせたらしいンだが、そこまで怯むレベルでやった訳じゃなさそォだしなァ……)

一方「……真相を知るためには情報が足ンねェか?」

一方(まずは妹達の一人に会って、どこまでMNWに流されたか調べるか……)

一方(さすがにあのガキには聞けねェからな。ここからだと……。病院だな……)


156 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/10 18:19:43.19 xGGCyHT70 60/359

―――
―病院―
一方「邪魔するぞ」

???「おや、何しに来たのですか、とミサカは若干怯えながら尋ねます」

一方「そォは見えねェけどな……。オマエのナンバリングは?」

10039「このミサカは10039号です、とミサカは自己紹介します」

一方「10039号。この前の番外個体の件でいくつか聞きたいことがある」

10039「な、なんでしょうか、とミサカは鬼畜モヤシにgkbrしながら臨戦態勢を整えます」ガチャガチャ

一方「ンだよ、そりゃ……。あれがMNWでどこまで配信されてたか聞きてェだけなンだけどなァ……」

10039「ああ、そのことですか。それでしたら全部配信されていましたよ、とミサカは衝撃の事実を告白します」

一方「は?」

10039「ですから、打ち上げの最初から番外個体が眠りに落ちるまで全てです、とミサカは物分りの悪いモヤシに再度説明します」

一方「全部……だと……?」

10039「ええ。打ち上げが始まったころは上位個体が、その後は番外個体が配信をしていました、とミサカは補足情報を付け加えます」

一方「いや、それより全部ってことは……」

10039「あなたの鬼畜っぷりは全ミサカに伝達されています、とミサカはお答えします。もっとも、上位個体は行為の意味が分かってないようでしたが」

一方「」


157 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/10 18:21:16.52 xGGCyHT70 61/359


10039「10033号、14510号、20000号を筆頭とするセロリ派が学園都市に向けて出発したという情報もあります。って聞いてます? とミサカは呆然としているモヤシに尋ねます」

一方(番外個体のやつ、何が服脱がすとこまでだァ!? 全部配信してンじゃねェか!)

一方「ってことはマジで俺は番外個体に手出しちまったンですかァ……?」

10039「その通りです、とミサカはあなたの言葉を肯定します」

一方「ま、マジかよ……。そンなのウソだろォ……」ガクッ

一方(い、いや待てよ? それなら、なンで番外個体のやつはそのことを俺に黙ってンだ? 話した方が俺に対するダメージはデケェだろうに……)

一方「オマエは見てたンか?」

10039「それも肯定です。ですからミサカはさきほどから逃げたい気持ちでいっぱいなのです、とミサカは勇気を持ってお答えします」gkbr

一方(こンだけ怯えてるってことは、マジで鬼畜プレイをやっちまった? オイオイ、救えねェやつだな、俺は……)

一方「どンなことやったか言ってもらえるか?」

10039「わざわざそんなことを聞くなんてどんな羞恥プレイですか、とミサカはあなたの常識に問いかけます」

一方「覚えてねェンだよ……。番外個体の悪いウソだったと思いてェくらいだ……」

10039「お酒の勢いってやつでしょうか? とミサカはかわいそうになってきた一方通行に対して少し同情することにします」


158 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/10 18:22:30.27 xGGCyHT70 62/359


一方「で? 何しちまったンですかァ……?」

10039「能力で服を破いたあとは、お酒で女性器を弄ばれ、あなたのモヤシを突っ込まれてましたね、とミサカは衝撃的だったプレイを思い出します」

一方「あンまり羞恥心を持ってるとは思えねェンですけどォ……。でも、そこまでは真実なのかよ……」

10039「そのあとは、能力で弱点を攻められ、精液球を口に突っ込まれて、そのまま二回戦に―――」

一方「ちょ! ま、待て! 二回戦……だと……?」

10039「はい、その通りです。二回戦については聞いていないのですね。なるほどとミサカは納得しながら答えます」

一方「納得……? どォいうことだ?」

10039「どうしましょう、ここは真実を伝えるべきなんでしょうか? とミサカは話そうかどうか迷っているふりをします」

一方「……茶番はいい。何が望みだ?」

10039「さすが第一位(笑) 話が早くて助かります、とミサカはあなたの感の良さにGJを送ります」

一方「いいから、条件を言ってみろ」

10039「その……ですね。実は、上条当麻とお酒を飲む機会を作って欲しいのですが、とミサカは自分の欲求に素直に答えてみます」ポッ

一方(まさか酔わせて襲う気なンじゃねェよな……? 余計な情報入れちまったことに責任感じるなァ……)


159 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/10 18:22:58.35 xGGCyHT70 63/359


10039「どうしますか? それともこれは、あなたには不可能な条件でしたでしょうか? とミサカは不安げに聞いてみます……」

一方「…………いいだろう。その条件乗った」

一方(今、俺に必要なのはヒーローじゃねェ。真実だ。そこんは、番外個体が隠すほどの何かがあると見て間違いねェンだからな)

10039「そう言うと思ってました、とミサカはあなたに親指を立てて歓喜に震えてみます」ビッ

一方「それで? 契約は成立したンだ、さっさとゲロっちまえ」

10039「ええ、いいでしょう。ですが、その前に―――」

一方「あン?」

10039「先払いでお願いします、とミサカは踏み倒される危険性を事前に排除します」

一方「オマエいい性格してンなァ……。飲む機会を作りゃいいンだろ? ちょっと待ってろ」prrrr

10039「了解です、とミサカはwktkしながら結果を待ちます」

―――
一方「よォし。話はついた。ただし、日時なンかの詳細はオマエの話の後だ」

10039「いいでしょう。ミサカは真実だけをお話します、とミサカは高いテンションを惜しげもなく披露します」

一方「高いテンションには見えねェけどなァ……」

――――
―――
――



333 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:07:48.67 xFzumq7r0 64/359

―――
一方「吐き出せねェようにしてるからなァ! さっさと飲まねェと窒息しちまうぞォ?」

番外個体(うううっ……。なんでこんなことにぃ……)

番外個体「んっ、こくっ、ごくっ、んくっ」

一方「ぎゃははあはひゃははっ!!」

番外個体「げほっ、げほっ! こ、こんなことして、後でどうなるか分かってる?」ギロ

一方「ンだァ? オマエから誘ってきたから乗ってやっただけだろォが」

番外個体「そんなの冗談に決まって―――」

一方「あァ。いいって、いいって。もう始まり方がどうとかはよォ。問題はオマエがまだ自分の状況を理解できてねェってことだからな」

番外個体「え?」

一方「後でどォなるかだァ? ンなもン、今、オマエの口封じをすりゃ事足りンだよ! ぎゃひゃははあははひゃっ!!」ゲラゲラ

番外個体「ま、まさか……」

一方「安心しろ殺しだの、拷問なンぞはしたりしねェ」

番外個体「じゃあ―――」

一方「そンなのいちいち説明するとか思ってンですかァ?」ニヤニヤ

番外個体「うっ!!」


334 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:08:26.14 xFzumq7r0 65/359


一方「さァて、どォ料理してやろォかね?」

番外個体「ぐっ……」

一方(コイツは、俺に悪意を向けるために作られた個体だったな。つまり―――)

一方「これが一番効果的かねェ?」ズブッ

番外個体「うぁっ!? ま、また!?」

一方「いやァ? 同じじゃ面白くねェだろ? だからなァ……こォするンだよ!」グルン

番外個体「うわっ!?」グル

番外個体(体勢が入れ替わった!? な、なんでミサカが上になってんの!?)

番外個体「あぅっ…。こ、これは何のつもりかな?」

一方「俺はもうさっきので疲れちまった。だから、次はオマエに動いてもらおうと思ってな」

番外個体「そんなことする訳……」ズチュ

一方「その割には、腰振ってるよォに見えンですけど」ニヤリ

番外個体「うぅっ、んぁっ、な、なに、これぇっ!?」ゾクゾクッ

一方(俺が喜ぶようなことをすンのが、コイツにとって一番嫌なことってことだ。それをさせちまえば、コイツに大ダメージって寸法だァ!)


335 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:08:55.87 xFzumq7r0 66/359


番外個体「こ、腰が勝手に!?」パン

一方「オイオイ、散々嫌がってた割には、愉快にケツ振りやがるじゃねェか!!」

一方(ま、ベクトル操作してンだけどな。テンパってて、そンなことすら飛ンじまってンのか?)

番外個体「やだぁっ! なんかっ、これ、気持ちいい!?」ズンズン

一方「ギャハハハハッ!! それならいいじゃねェか!」

番外個体「なんで、ミサカが、こんなことぉ…。うぁっ、なっ、だめぇ…! なんか、すごいよぉ…!」ゾクッ

一方「あン?」

一方(オイオイ、コイツ自分しか見えてねェぞ。俺が見えてねェンじゃこのまま続けても効果は薄いか? どォする……)

番外個体「ううっ、あぅっ、ふぅっ、んぅっ…。これ、ヤバいっ…」ズヌッ

一方「チッ!」

一方(バッテリーもあンまりねェし、能力切っちまうか。スイッチを切るだけなら、直接手を触れる必要はねェし)カチ

番外個体「くぅっ…、あふっ…。あ、あれ…?」ペタン

一方「どォした? 腰が砕けちまったンか?」

番外個体「どぉして…? う、動けないっ・・・」ガクガク


336 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:09:28.84 xFzumq7r0 67/359


一方(こりゃ予想以上にキテるみてェだな。腰が抜けてやがる)

番外個体「あ、あなた、もしかして能力使ってる?」

一方「あァ? 何言って―――」

番外個体「うぅっ…、こ、これ動けなくしてる? いや、今までのも、ミサカを動かしてたんじゃない?」

一方(後半は正解だが、こりゃまたおもしれェ勘違いだ。うまく転がしゃ、全部うまい方向にいくンじゃねェ?)

一方「だったらどォした? さっきまで、アンアン言ってたのによォ」ニヤァ

番外個体「ううっ!? そ、それは……」モジモジ

一方「別に、どォしてもって言うンなら、このまま終わりにしてもいいンだぜ?」

番外個体「えっ!?」

一方「そこまで嫌がってるンじゃ仕方ねェ。大体、オマエは俺を殺しにきた個体であって、こンなことするための個体じゃねェンだろ?」

一方(コイツの様子じゃ断れねェとは思うが……。この辺は賭けだな)

番外個体「そりゃそうだけどさ……」ボソ

一方「だから、終わりにしてやる」


番外個体「………………やだ、やだよ。こんな中途半端じゃ」


一方(だろォな……)


337 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:09:56.51 xFzumq7r0 68/359


番外個体「ミサカも、もっとして欲しい……」

一方「ン? オイオイ、違ェよ。そォじゃねェだろ?」ハァ

番外個体「え? ち、違うって……?」

一方「オマエがしてェンだから、お願いするのが筋ってもンなンじゃねェの?」ニヤァ

番外個体「―――ッ!?」

一方「ギャハハハッ!! あれェ? こういうときなンて言うンでしたっけェ?」ニヤニヤ

番外個体「うううっ……。―――ます」

一方「あン? 聞こえねェぞ? なンだって?」

番外個体「お、お願いしますっ!」カァァ

一方「それだけじゃ分かンねェだろ? 何をお願いするのかもしっかり言ってみろ。ぎゃははあははっ!!」ケラケラ



番外個体「ミサカのこといっぱい動かして! お願いしますっ! これでいいんでしょ!?」



一方「あァ、そりゃダメだわ」シレッ

番外個体「ええっ!?」


338 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:10:24.18 xFzumq7r0 69/359


一方(後は、冷静さを奪っちまえば転がるよォに自滅ってなァ!!)

番外個体「な、なんで……」

一方「よォくその目でチョーカーを見てみろ」

番外個体「え? き、切れてる……? ってことは、今までのは……」

一方「全部茶番だ」ニヤニヤ

番外個体「一体いつから!?」

一方「二回目始まるときはもう切ってたンだがな」

一方(ってことの方が効果的だろ。今のこいつにゃ、俺の言葉の正誤判断なンてできやしねェ)

番外個体「う、うそ……」サァ

一方「あははぎゃはひゃははは!! いいねェ! 最高にいい顔してるじゃねェか!!」ゲラゲラ

番外個体「ぅぁぁ………」カァァ

一方(もォ一押しか?)

一方「青くなったり、赤くなったり忙しいやつだな」

番外個体「うううっ……」

一方「ンでェ? オマエは何して欲しいンでしたっけ?」ニヤニヤ

番外個体「――――ッ!!」


339 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:11:28.63 xFzumq7r0 70/359


一方「ぎゃはははひゃははあははははっ!!」ゲラゲラ

番外個体「あ―――――!! もう、そんなに笑うな!! 気持ちよかったの!!」

一方「あン?」

一方(追い詰めすぎたか? 吹っ切れやがったぞ)



番外個体「別に感じたっていいでしょ!! ミサカだって人間なんだもん!!」



一方「クッ……。ハハハッ!!」

番外個体「……何? なんかおかしいこと言った?」ギロ

一方「いやァ? 『使い捨ての実験動物』みてェなこと言ってた奴が、今じゃ自分を『人間』だって言うンだな」

番外個体「別にいいじゃん……」ボソ

一方「そりゃ、確かにいいンじゃねェの? オマエは『人間』なンだからよ」

番外個体「え?」

一方「オマエらにあンなことした俺が言うのもおかしいンだけどな。こンなことで、オマエがそれに気づいたみてェだから笑っちまったンだよ」ククク


340 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:11:59.77 xFzumq7r0 71/359


番外個体「ミサカが『人間』…………」

一方「オイオイ、自分で言ったンだろォが……」

番外個体「ねえ……、一方通行」

一方「ンだよ?」

番外個体「…………もう一回言ってくれないかな?」ボソ

一方「…………オマエは一人の『人間』だ。例え、作られた命でもな。……忘れンなよ?」ワシャワシャ

番外個体「うん…………」

一方「ハァ…………。なンか今日はもうシラケちまったし、お開きだ。ほら、降りろ」グイ

番外個体「―――ようよ」ボソ

一方「なンだって?」

番外個体「最後までしようよ……」ギュッ

一方「はァ? 顔真っ赤にして何言ってンだ? オマエのキャラじゃねェだろ」

番外個体「イヤなの?」

一方「…………そりゃマジで言ってンのか?」



番外個体「うん……。マジでおねがい……」



一方「……………………」

番外個体「……………………」ジー

一方「…………分かったよ」


341 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:12:34.65 xFzumq7r0 72/359


番外個体「じゃあ、ミサカが下になるね」

一方「そォか……」スッ

番外個体「あ、ダメ。これから先は能力禁止」ガシッ

一方「なンで、いちいちそンな―――」

番外個体「いいから! ……それとも、第一位ってば、能力がないと女の子一人も満足させられないのかな? にゃは☆」

一方「上等じゃねェか。相手してやンぜ」

番外個体「じゃあ、上下交代ー」グルン

一方「うォっ!? 危ねェ……。ベットから落ちるとこだっただろォが……」

番外個体「そんなのどうだっていいよ。ほら、動いて?」ツンツン

一方「ったく、痛みはもォねェンかよ?」

番外個体「それを今更聞く? あれだけのことをしておいてさ。にししし」ケラケラ

一方「いつもの調子に戻ったり、しおらしくなったり安定しねェ奴だな……」

番外個体「あひゃひゃひゃ!! 細かいことはいいじゃん!」グイ

一方「腕を首に回すンじゃねェ。重ェから」

番外個体「このくらいで弱音を吐いちゃうほどモヤシっ子なんだ?」ニヤニヤ

一方「分かったよ、分かりましたァ! もォ好きにしやがれ!」


342 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:13:09.72 xFzumq7r0 73/359


番外個体「それで? いつになったら動いてくれるのかな?」

一方「言われなくても動いてやンよ」ズン

番外個体「うぅっ!?」ズキ

一方「……なンだよ。結局、痛そうな声出してンじゃねェか」

一方(さっきまでは、痛みを和らげてやってたからな。能力切ったンじゃ、それもできねェ)

番外個体「いいんだよ、それで。ほら続けてよ……」

一方「そォかい」ズヌッ

番外個体「あぅっ…、ふぅっ…、はぁっ…、くぅっ…」

一方「………………」パンパン

番外個体「ぎっ…、んんっ…、あぐっ…、ひぃぁ…」

一方「………………」スッ

番外個体「だ・か・ら、能力はっ、使っちゃ、ダメだってぇ!」

一方「チッ。そンなンじゃねェよ……」パン

番外個体「あくぅっ!?」


343 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:13:35.99 xFzumq7r0 74/359


一方「…………ンっ」チュ

番外個体「んぁっ、んむっ、じゅるっ、ちゅっ、れろっ、くちゅっ…」

一方(これで少しは気が紛れンだろ……)

番外個体「ぷぁっ…、うぁっ…。あなたは、本当にっ、優しいねぇ…、んぅっ…」

一方「違ェよ……。ほら、俺はそろそろイクぞ」

番外個体「んふっ、あぅっ、あなたに、してはっ、良く、もったねぇ。ぎゃは☆」

一方「ぐっ……」グイ

番外個体「おっと!」ガシッ

一方「!? は、離しやがれ!!」

番外個体「いいじゃん、このまま中に出しちゃえばさ」ニヤニヤ

一方「ふ、ふざけンじゃ―――。うっ、ぐゥっ!!」ビュクッ

番外個体「あんっ♪」ゾクッ

一方「うォォッ……」ビュービュルッ

番外個体「うぁっ、だ、出しすぎぃ♪」ビクッ

一方「チクショォ……」ドクッ


344 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:14:07.47 xFzumq7r0 75/359


番外個体「中に出しといて、そのセリフはないでしょ? あひゃひゃひゃ!!」ケラケラ

一方「うっせェ……」ドサ

番外個体「わぷっ!? いきなり倒れてこないでよねー」

一方「もォ限界だァ……。疲れた……」グデー

番外個体「やっぱ体力が一番の問題だよね、あなたはさ」

一方「ほっとけ」

番外個体「それにしてもいっぱい出したねぇ……」

一方「大丈夫なンかよ?」

番外個体「うーん……。ミサカそういうの分かんない」

一方「オイオイ、ウソだろ……?」

番外個体「まあ、そのときはそのときで」

一方「ハァ……。もォどォでもいい……。寝るわ……」

番外個体「ハイハイ。おやすみー」


345 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:14:43.89 xFzumq7r0 76/359

―――
10039「って感じでしたかね、とミサカは後半のラブラブっぷりを思い返してみます。あれはねーよ」

一方「」

10039「どうかしましたか? とミサカは魂の抜けかけたセロリに質問します」

一方(そりゃァ、あいつも言えねェよ……。マジで誰だコイツら……。俺もありえねェが、あいつもありえねェ……)orz

10039「安心してください。これを最後まで見ていたのは、1000人も居ませんでしたから。とミサカは慰めにもならない言葉をかけてみます」

一方「1000人も見てたンかよ……」

10039「途中退場者や、気絶するものも多数出ましたから、とミサカはあの時のMNWのカオスっぷりを反芻します」

一方「まあ、とりあえず何があったかは分かった……」

一方(話の内容は納得できねェが、一応筋は通ってる……のか? こりゃ聞かねェ方がよかったかもしンねェ……)

10039「それでこちらの要望の件はどうなってるのでしょうか? とミサカは鼻息を荒くして問いただします」フンス

一方「あァ、後で連絡するわ。ちょっと頭を整理したいンで今日は帰りますゥ……」

10039「本当に酷いダメージだったようですね、とミサカは自業自得だろという思いを口には出さず、セロリを励ますことにします」

一方「ぐォォォ……。じゃあ、またなァ……」トボトボ

10039「最後に一言」

一方「あン?」

10039「ちゃんと責任は取れよ」ビシッ

一方「うっせェ!!」


346 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:15:14.77 xFzumq7r0 77/359

―――
―黄泉川のマンション―
一方「………………」ガチャン

番外個体「あれー? どこいってたの、奴隷クン。いろいろ頼もうと思ってたのにさ。あひゃひゃ☆」

一方「そのなンだ…………」

番外個体「どうかしたの? あなたらしくない」キョトン

一方「すまなかったなァ。酔ってたとはいえ……」

番外個体「え? 何言って………。も、もしかして……」

一方「全部聞いてきたわ。オマエの話の後のこと」

番外個体「な、な、なぁっ!?」カァァ

一方「そりゃオマエも言えねェよな……」

番外個体「………………………………………」プルプル

一方「番外個体……?」

番外個体「ふ、ふにゃああああああああああああああああああああああああ!!」ビリビリ

一方「うおおおおおおおっ!? 危ねェ!? 漏電してンぞ!!」ビクッ

番外個体「うわあああああああああああああっ!! 忘れろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ダッ

一方「ど、どォしてこォなったァァァ!?」


347 : SSS ◆KtxQQEeKzw - 2011/03/17 12:15:47.19 xFzumq7r0 78/359


―病院―
10039「一方通行は行きましたか……」

10039(最後のアレは言わなくて良かったですかね? まあ、これ以上言うのは野暮ってやつでしょう、とミサカは勝手に結論付けます)

――――
一方「ハァ……。もォどォでもいい……。寝るわ……」

番外個体「ハイハイ。おやすみー」

一方「……………………」

番外個体「……………………」

一方「……………………」

番外個体「……………………」

一方「……………………」

番外個体「……………………もう、寝ちゃったかな? まあ、これは独り言なんだけど」

一方「……………………」

番外個体「ミサカはさ。負の感情を集めやすいから、あなたのこと『憎い』し『怖い』し『ムカつく』し『妬ましい』」

一方「……………………」

番外個体「――――そして、それ以上に『嫌い』」

一方「……………………」



番外個体「でもね……。それでもミサカは、あなたのこと好きになっちゃったみたいなんだ……」



一方「……………………そォかい」

番外個体「…………なんだ起きてんじゃん。バーカ」



以上で本編は終了です。
【 舞台裏 】 に続きます。

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