1 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 10:51:56.40 ORFSRcSHO 1/49

初春「佐天さん。システムスキャンの結果はどうでした?」

佐天「うん。レベル3の能力に目覚めたよ」

初春「いきなりレベル3ですか?凄いですね」

佐天「うーん。でも、よくわからない能力なんだよね」

佐天「SSスレの打率を3割にする能力らしいんだけど」

初春「SSってなんですか?」

佐天「そこからわからないんだよ」

初春「うーん。ちょっと調べてみますね」カタカタ

元スレ
佐天「SSスレの打率が3割になる能力かあ……」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344131516/

4 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 11:02:39.16 ORFSRcSHO 2/49

初春「SSというのは、文芸創作ジャンルの一種ですね」

初春「にちゃんねるのニュース速報VIPというところで、特に流行っているみたいですよ」

佐天「どれどれ」

佐天「へー。なんだか小説みたいだね」

7 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 11:16:24.31 ORFSRcSHO 3/49

初春「SSとは、一説によるとショートストーリーの略らしいです」

佐天「短編小説みたいなものか。でも一説って?」

初春「違う説もあるみたいです」

初春「サイドストーリー、ショートショート、セガサターン、スプラッシュスター」

佐天「うーん。よくわからないなあ」

初春「固定の概念がないようです」

初春「大根と同じですよ。食べるか入れるかは人それぞれ、ということですね」

8 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 11:17:19.66 HdDTNZUD0 4/49

入れる....?

9 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 11:19:40.45 QpZzpO660 5/49

どこに……?

15 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 11:25:50.73 ORFSRcSHO 6/49

佐天「確かに、小説とはちょっと違う感じだね。地の文ないし、セリフの前に名前が付いてるし」

初春「台本形式という奴ですね。SSは、その体裁で書かれたものが多いらしいです」

佐天「この、後ろのカタカナは?」

初春「擬音だと思います」

佐天「擬音かー。なんだか漫画みたいだね」

20 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 11:35:04.30 ORFSRcSHO 7/49

佐天「あ……」

初春「どうしました?」

佐天「なかなか続きが書かれないと思ってたら、スレが落ちちゃった」

初春「よくあることみたいですよ」

佐天「面白かったのになー」

初春「あっ。このことじゃないですか?」

佐天「何が?」

21 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 11:41:02.70 ORFSRcSHO 8/49

初春「佐天さんの能力ですよ。佐天さんの見ているSSが無事完結する確率が3割なんじゃないですか?」

佐天「ええー?そうなの?なんかショボイ能力だなあ」

初春「統計を取ってみないことにはわからないですけどね。もっと見てみましょうか」

佐天「うん」

24 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 12:02:11.73 ORFSRcSHO 9/49

初春「どうやら、最終的に佐天さんが満足するSSが、現行で張り付いていた場合3割ということみたいです」

佐天「完結しててもつまんない奴も多いんだね……」

初春「本文がよくても、後書きや合いの手で興醒めするのもですね」

初春「糞スレが延びてる理由もわかりませんし」

初春「百番煎じのSSは、書いてる奴も読んでる奴もなに考えてるんですかねえ」

初春「独自性出せないなら創作やるんじゃねえっつーの」

初春「臭すぎて鼻が曲がるわ」

佐天「初春?」

25 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 12:07:39.52 QpZzpO660 10/49

初春さん自分のSSが伸びないからって……

28 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 12:14:54.68 ORFSRcSHO 11/49

佐天「この能力って何かの役に立つのかな」

初春「運命操作ですからねえ。役に立つかどうかはわかりませんが凄い能力だと思いますよ」

初春「せっかくの能力ですし、鍛えてみたらどうです?」

佐天「うーん。どうやって鍛えたらいいんだろう」

初春「合いの手入れたり、SSを書いたりすればいいんじゃないですか?」

佐天「私文章書くの苦手なんだよねー」

初春「大丈夫ですよ。私も協力しますから」


こうして、佐天さんと初春の特訓が始まった!

31 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 12:22:46.14 ORFSRcSHO 12/49

初春「なんですか?このダキツキッというのは」

佐天「え?擬音だけど」

初春「こんな擬音ありませんよ。どんな擬音ですか」

初春「だいたい、佐天さんは擬音を使いすぎです」

初春「要所要所で効果的に使うんですよ。佐天さんは全てのセリフの後ろに付けてるじゃないですか」

35 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 12:38:40.86 ORFSRcSHO 13/49

初春「擬音以外もおかしいです」

佐天「どこが?」


美琴「私の超電磁砲を食らいなさい!」コインウチダシッ

上条「無駄だ!」コインウケトメッ

美琴「なっ!?私の超電磁砲を受け止めた!?」

美琴「だったら、今度は高速振動する砂鉄の剣で!」キリカカリッ

上条「無駄だ!」サテツバラッ

美琴「なっ!?砂鉄の剣がただの砂鉄に戻った!?」

39 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 12:43:49.27 ORFSRcSHO 14/49

佐天「おかしくないじゃん」

初春「おかしいですよ。この後も似たやり取りが10回くらい続くじゃないですか」

佐天「いやー。戦闘シーンどうしたらいいかわからなくて」

佐天「でも、導入のところはよかったでしょ?」

初春「導入ってこれですか?」

43 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 12:53:23.87 ORFSRcSHO 15/49

美琴「あいつが私の気持ちに気付いてくれない……」シュン

美琴「ぐすっ……私……嫌われてるのかなあ……」ナミダポロポロ

美琴「だいたい、なんであいつは私の気持ちに気付かないのよ!」イライラ

美琴「つーか、見境なしにフラグ建てすぎでしょ!?」

美琴「なんだかムカついてきたわ……」ムカムカ

美琴「こうなったら、実力であいつを私のものにしてやる!」ダッシュ


佐天「いい感じでしょ」

初春「どこがですか」

46 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 13:03:39.18 ORFSRcSHO 16/49

初春「御坂さん独り言言いまくりじゃないですか」

佐天「だって、状況説明しないといけないじゃん」

初春「そういうのは、会話から読みとらせるんですよ」

初春「もちろん、会話も自然な内容じゃないといけません」

初春「読んでる側に伝えようとしすぎなんですよ」

佐天「難しいなー」

佐天「あ、最後の擬音どう?奪取と掛けてるんだけど」

初春「寒すぎますね。首吊った方がいいですよ」

佐天「むむむ」

50 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 13:14:01.55 ORFSRcSHO 17/49

初春「読みやすさやテンポのよさを意識するといいですよ」

初春「佐天さんのSSは今のワンピースです。昔のアラバスタ以前のワンピースを意識しましょう」

佐天「セル編のドラゴンボールの方がテンポよくない?」

初春「それでもいいですよ」

55 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 13:22:21.41 ORFSRcSHO 18/49

そうこうする内に佐天さんのSSは完成した!

佐天「やったー!書けたよー!」

初春「よかったですね」

佐天「初春ありがとう!早速投下してみるね!」

初春「あ、佐天さんのパソコンだとレベルが足りないから無理です。私のパソコン使って下さい」

佐天「うん」

62 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 13:27:42.59 ORFSRcSHO 19/49

佐天「うーん反応イマイチだなあ」

初春「それはそうですよ」

初春「そもそも、佐天さんは面白いと思いましたか?」

佐天「うーん。よくわかんない」

63 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 13:35:49.09 ORFSRcSHO 20/49

初春「確かに私が監修したことにより、佐天さんのSSは痛くなくなりました」

初春「でも、元の話がつまらなかったら、いくら体裁を整えようが面白くなるわけありませんよ」

初春「むしろ、元のSSの方が食いつきはよかったでしょうね。叩かれまくったでしょうが」

佐天「えー?じゃあ、どうすりゃ面白いSSが書けるんだよー」

67 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 13:41:29.40 ORFSRcSHO 21/49

初春「決まってますよ。佐天さんが自分で面白いと思える話を考え付いた時です」

佐天「そんなの無理だよ」

初春「無理じゃありませんよ。意識の問題です」

佐天「意識?」

74 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 14:25:56.46 ORFSRcSHO 22/49

初春「一つ目に意識すべきなのは、何を伝えたいか、です」

初春「その文章の主題という奴ですね」

佐天「なんだか難しそうな話だ……」

初春「そんなことないですよ」

75 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 14:31:35.78 ORFSRcSHO 23/49

初春「佐天さんが私のスカートをめくるのはなんでですか?」

佐天「そりゃあ、初春のスカートがそこにあるからさ」

初春「そうですか」

初春「じゃあ、私が本気で怒ったり泣いたりしても、佐天さんは私のスカートをめくりますか?」

佐天「え……?い、いや、めくらないよ」

76 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 14:35:09.46 ORFSRcSHO 24/49

初春「つまり、私のスカートをめくるのは、佐天さんにとって目的ではないんですよ」

初春「なんでめくるんですか?」

佐天「え……ええ~……?何この公開処刑……」

初春「早く答えてくださいよ」

佐天「う、うん……」

77 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 14:42:57.91 ORFSRcSHO 25/49

佐天「えっと……初春の反応がかわいいから、かな」

佐天「その、初春にぽかぽかされる間柄が好きというか」

佐天「き、嫌いな訳じゃないよ!」

初春「ありがとうございます。私も佐天さんのこと、好きですよ」

初春「だから、佐天さんに喜んで貰えるよう、毎回大人しくスカートめくられて、ぽかぽかしてるんですよ」

佐天「え……ええ~……」

佐天「あの、スカートめくるのやめた方がいい?」

初春「やめなくていいですよ」

佐天「う、うん」

78 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 14:52:03.93 ORFSRcSHO 26/49

初春「何を読んでる人に伝えたいのか?それをまずはっきりさせましょう」

初春「それによって、書き方が変わってきますからね」

初春「自分の目的を正確に理解することは、生きる上でも大切ですよ」

佐天「うん……」

79 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 14:57:50.59 ORFSRcSHO 27/49

初春「もう一つは、自分の書けることを見極めることです」

初春「リアリティの有無ですね」

佐天「リアリティって……、バトルものって大抵嘘バリバリじゃん」

81 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 15:04:37.45 ORFSRcSHO 28/49

初春「事実とリアリティは違います」

初春「読んでいる人を納得させられるか、引き込めるかどうか、です」

初春「嘘臭いキャラに魅力はありません」

佐天「そうかなー。私、クズ春ものとか好きだけどな」

佐天「ああいうのはリアルっぽくないよ?」

82 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 15:12:01.50 ORFSRcSHO 29/49

初春「それは、書いてる人が、読んでる人にそう思って貰えるように書いてるからいいんですよ」

初春「駄目なのは、書き手の意図から外れた読まれ方をされてしまう場合です」

初春「糞つまんねえSSの半分は、書き手と読み手の、そのSSに対する認識のズレが原因です。哀れですね」

85 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 15:23:58.17 ORFSRcSHO 30/49

佐天「そんなこと言ったってさー」

佐天「じゃあ、何書いたらリアリティ出せるの?」

初春「そうですねえ。文章を書くことに慣れていない内は、実体験をネタにするといいですよ」

佐天「実体験て……例えば?」

初春「何でもいいですよ。ただ、誰でも知ってることは、書く意味がないので避けるべきですね」

佐天「私の友達が変わってるとかいう話はどうかな」

初春「いいじゃないですか。白井さんですか?」

佐天「うん、まあそんなとこ」

89 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 15:32:28.13 ORFSRcSHO 31/49

初春「まあ、そこまでやっても上手く行かないのがSSなんですけどね。気の迷いなんてものもありますし」

初春「今の佐天さんが面白いSSを書けるとしても、恐らく打率3割と言ったところでしょう」

佐天「3割かー。外れたたらイヤだなあ」

初春「外したSSを後で読み返すと死にたくなりますよ」

佐天「へえ。詳しいねえ」

初春「私はSSなんて書いたことないですよ?」

佐天「いや……聞いてないけど」

91 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 15:40:24.35 ORFSRcSHO 32/49

初春「まあ、これで佐天さんも、SSを書くために最低限必要な知識が身に付いたはずです」

初春「あとは実践あるのみです。能力を延ばせるかどうかは佐天さん次第ですよ」

佐天「ありがとね!沢山読んで、沢山書いて、能力を鍛えてみるよ!」タッタッタッ

初春「現行以外のスレはログ速で読むのがお薦めですよー!」

94 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 15:45:51.28 ORFSRcSHO 33/49

黒子「初春、知ってます?例のアレ」

初春「アレじゃわかりませんよ。どれのことですか?」

黒子「んもう!謎の集団ネット中毒事件のことですわ!」

初春「あー、はいはい、アレですね」

97 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 15:53:25.27 ORFSRcSHO 34/49

黒子「ネットサーフィンのし過ぎによる意識不明者が、この1ヶ月で300人以上」

黒子「そして、被害者は誰一人として意識が戻っていない……」

初春「物騒な話ですねえ」

99 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 15:59:00.41 ORFSRcSHO 35/49

黒子「初春。あなたは仕事柄ネットに触れる機会が多いんですから、注意してくださいまし」

初春「わかりました」クロコー! クロコー!

初春「あ、白井さん電話鳴ってますよ」

黒子「お姉様からですの」ピッ

黒子「黒子ですの」

101 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 16:11:41.39 ORFSRcSHO 36/49

黒子「お姉様が倒れた?お姉様落ち着いてくださいまし」

黒子「何?私はお姉様じゃない?1万人の妹も管理人以外全員倒れた!?」

黒子「お姉様に妹様たちがいらしたんですの!?私が全員介抱しますの!!場所はどこですの!?」

黒子「もしもし!?もしもし!?」

黒子「切れてしまいましたの……!!」

初春「はあ」

102 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 16:20:19.75 ORFSRcSHO 37/49

黒子「お姉様ー!!!」パッ

固法「やっとうるさいのがいなくなったわね」

初春「そうですねえ。……ん?」

初春(そう言えば……佐天さんが能力に目覚めたのは1ヶ月少し前……)

初春(まさか……!)

初春「すみません!私も出てきます!」

103 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 16:26:43.71 ORFSRcSHO 38/49

初春「佐天さん!」

佐天「お、初春。丁度新作の書きためが終わったところ」

佐天「なん最近調子よくてさ。書きたいネタが次から次へと湧いてくるんだよ」

初春「そ、そのSS読ませて下さい!」

佐天「いいよー」

105 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 16:35:39.78 ORFSRcSHO 39/49

初春「くぅっ……!?」

初春(お、面白い!ゲスなあの人と哀れな御坂さんの対比が絶妙過ぎ!)

初春(と思ったら、こっちのSSは濃厚エロス!?うう……!妄想が刺激される!)

初春(そ、そして……この胸の内からこみ上げてくる衝動は……!!)

106 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 16:40:10.95 ORFSRcSHO 40/49

初春「ペ……ペン……を……」

佐天「ペン?はい」

初春「はあ……!はあ……!」

初春「ハアッ!!!!」ズンッ

ブシャアアアアアアアア

佐天「初春ー!?何やってんの!?」

107 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 16:52:04.47 ORFSRcSHO 41/49

初春「ぎ……ギリギリでした……」

佐天「アウトだよ!自分の体を大事にしてよ!」

初春「ハァハァ……私は大丈夫です」

初春「それより、佐天さんは集団昏睡事件を知っていますか……?」

佐天「う、うん。ネットのし過ぎて意識不明になるって奴でしょ。ネットにはまる原因は不明だとか」

佐天「でも、なんで急にそんな話を……?」

初春「原因がわかったんですよ。佐天さんのSSが原因です」

佐天「ええー!?」

108 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 17:04:04.33 ORFSRcSHO 42/49

初春「佐天さんの書くSSは面白すぎます。面白すぎなんです」

佐天「そ、そう?いやー、面と向かって言われると照れるね」

初春「笑い事じゃないですよ。中毒性が強過ぎるんです」

初春「佐天さんのSSを読んだ人は、佐天さんのSS依存症になってしまうんですよ」

初春「だから、VIPから目を離すことが出来なかったんです」

初春「そしてその結果、意識不明の重体に……」

佐天「そ、そんな……」

110 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 17:10:22.77 ORFSRcSHO 43/49

初春「不幸中の幸いなのは、まとめブログに拾われていないことですね。本スレとは見てる人数が桁違いですから」

佐天「そ、そうか。管理人も気絶しちゃってるから」

佐天「ということは……この1ヶ月で更新が止まったブログは……」

初春「間違いありません。佐天さんが原因です」

佐天「そんな……」

112 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 17:17:02.75 ORFSRcSHO 44/49

初春「いくらVIPが糞の集まる社会のゴミ溜めといっても、被害者が多すぎます」

初春「学園都市だけで300人以上ですからね。全国ではそれ以上になるはずです」

佐天「そんな!どうしたらみんなを助けられるの!?」

113 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 17:27:00.69 ORFSRcSHO 45/49

初春「被害者が昏睡状態から回復しないのは、佐天さんの能力が影響している可能性が高いです」

初春「能力を止めることは出来ないんですか」

佐天「止め方なんてわかんないよー。発動している自覚自体ないし」

初春「仕方がないですね。ツンツン頭の人にどうにかしてもらいましょう」

佐天「そうか。上条さんならどうにかしてくれるはず……!」

114 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 17:37:08.96 ORFSRcSHO 46/49

上条「そうだったのか……」

初春「そうなんです」

上条「わかったよ。ビリビリのため、御坂妹のため、一方通行のため、……何より、佐天さん君のため!」

上条「俺が君を止めてみせる……!」ギリ…

佐天「あ、あの、出来れば優しく」

上条「うるせえ!(略)」

上条「そげぶ!!!」ブンッ

佐天「きゃあああああ!」グシャアアアア

116 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 17:47:12.31 ORFSRcSHO 47/49

こうして、事件は解決しました。

佐天さんはその後、意識を取り戻したというモヤシ(トンガリのダチ)によって、能力を封印されました。
脳を複雑にいじったので、二度と能力を使えることはないそうです。
永遠のレベル0です。

119 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 17:58:38.01 ORFSRcSHO 48/49

初春「佐天さん……元気出してくださいね」

佐天「ありがと初春」

佐天「なに、私は落ち込んでないよ」

佐天「無能力者でも構わない」

初春「佐天さん?」

120 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/08/05(日) 18:03:29.75 ORFSRcSHO 49/49

佐天「能力が消えてから自分のSS読み返したら、つまらなすぎて死にたくなったけどさ」

佐天「でも、あの時の熱い思いは、私の胸から消えてない」

佐天「私……小説家になるよ!」

初春(佐天さん……)

初春「……はい!」

初春「佐天さんなら絶対なれますよ!」



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