初春「佐天さん!聞きましたよ!能力が使えるようになったらしいじゃないですか!」
佐天「あ、初春」
初春「一体どんな能力なんですか?」
佐天「えっと…ちょっといいにくいんだけど…さ」
初春「え~教えてくださいよ佐天さん」
佐天「ん~」
佐天「うんこを食べてお尻から食べ物を出す能力なんだ」
初春「え?」
元スレ
佐天「うんこを食べてお尻から食べ物を出す能力かぁ・・・」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1289335677/
佐天「だからうんこを食べてお尻から食べ物を出す能力なのよ」
初春「そんな…」
佐天「はぁ、本当笑っちゃうわよね…」
佐天「もっと白井さんみたいにテレポートとか御坂さんみたいに電気を操れたりそんな能力が良かったよ…」
初春「…」
佐天「いくら私がウンコ食うのが好きだからって能力までウンコ絡みになることないのにね…」
初春「佐天さん…」
佐天「結局私なんて頑張った所でこの程度…」
初春「…」
佐天「はぁ…こんな能力…欲しくなかったよ…」
初春「佐天さん!!」
佐天「!」
初春「佐天さん…そんな事いわないで…ください…」ぐす
佐天「初春…」
初春「あんなに…能力欲しがっていた…じゃないですか…」ぐすぐす
佐天「…」
初春「自分の能力…諦めないでください…」ぐすぐす
佐天「初春…ごめん…」
初春「佐天…さん…」ぐす
佐天「ははっそうだよね、せっかく能力が身についたんだからレベルアップさせてレベル5目指さないとね!」
初春「佐天さん…」
佐天「ほら初春なに泣いてんのよ~私のレベルアップ手伝ってくれるわよね!」
初春「は、はい!」
初春「じゃあ早速能力使ってみましょうよ」
佐天「使いたいのは山々なんだけどさ…」
初春「どうしたんですか佐天さん」
佐天「私の能力ってうんこを食べてお尻から食べ物を出す能力じゃない」
初春「そうですね、早速自分のウンコ食べて能力見せてくださいよ」
佐天「いやだからさ、うんこを食べてお尻から食べ物を出す能力だから私から出るのは食べ物なのよ」
初春「!」
佐天「だから誰かのウンコをまず食べなきゃならないわけなんだ」
初春「じゃあ誰かにウンコ出してもらわないといけない訳ですね」
佐天「そう、この能力はそこが大変なのよ」
初春「他人にウンコ食わせてくださいなんて中々言えないですからね…」
佐天「そこが困りものでね…」
初春「私もさっきウンコしたばっかりだし…」
美琴「あら初春さんに佐天さんじゃない?」
黒子「本当ですの?なにやら困った顔してますわね」
黒子「お二人ともどうしたのですか、こんな所で困った顔して?」
初春「白井さん!」
佐天「あ、私の能力の話で困っていたんですよ」
美琴「えっ!佐天さん能力使えるようになったのね!良かったじゃない!」
佐天「えへへ、ありがとうございます」
黒子「で、その能力で困った事とはなんですの?」
初春「佐天さんの能力は『うんこを食べてお尻から食べ物を出す能力』なんですけど誰かにウンコ食わせてもらわないといけないので困っていたんですよ」
黒子「なるほど…鶏が先か玉子が先かと言う話ですのね」
美琴「え?え?そんな話?」
初春「さすがに佐天さんでも知らない人にウンコ食わせてくださいなんて言えないみたいなので…」
佐天「落ちてるウンコでもあればいいんですが…学園都市では清掃ロボットが清掃しちゃいますし…」
黒子「他人に頼む事も落ちてるウンコを食べる事も出来ない…八方塞がりですわね」
美琴「べ、別に無理してウンコなんて食べなくても…ね?」
初春「でもせっかく佐天さんに身についた能力ですからレベルアップさせてあげたいんです!」
佐天「ありがとう、初春」
美琴「…そう」
黒子「初春のウンコを食べさせてあげたらどうですの?」
初春「私さっきウンコしたばっかりなんで…基本私は便秘気味なのでしばらくは出ないかと…」
黒子「そうですのね…」
美琴「…」
佐天「白井さん…お願い出来ますか?」
黒子「私も協力出来るならしてあげたいのですが…」
初春「ダメですか?」
黒子「初めて他人に私のウンコ食ってもらうなら美琴お姉様と決めていますので…」
佐天「まぁ初めては私もいただきにくいですね」
初春「処女を捧げるようなものですからね」
美琴「…」
佐天「そうなると…」
美琴「…」
初春「そうなりますね…」
美琴「…」
黒子「美琴お姉様」
美琴「は、はい!」
黒子「佐天さんの為にウンコひねり出していただけますか?」
美琴「!」
美琴「いやいや!無理でしょ!!有り得ないでしょ!!」
佐天「えっダメですか?」
初春「私の保温能力でホカホカのまま佐天さんにウンコ渡す事も出来ますよ?」
黒子「それなら新鮮さも失われないですわね」
美琴「ちょ、ちょっと…」
黒子「さぁお姉様!ぷりぷり~と出してくださいまし!」
佐天「御坂さんのウンコ食えるなんて、きっとすごい食べ物出てきそうです!」
初春「いいなぁ佐天さん御坂さんのウンコ食えるなんて~」
佐天「えへへ、初春の分も残しておいてあげるよ」
初春「やったぁ!佐天さんありがとう!」
美琴「ちょっと待ったああああ!!!」
美琴「無理でしょ!ウンコなんて食べさせられないって!!」
佐天「えっ…」
初春「ダメ…なんですか…」
佐天「そう…ですね…」
初春「佐天さん…」
佐天「私みたいな程度の低い能力者に御坂さんみたいなレベル5がウンコ出してくれるわけないですよ…ね」
初春「うぅ…佐天…さん…」ぐす
佐天「いいのよ、初春。ありがとう、私みたいな人間をこんなに思ってくれて」
初春「だって…せっかく…能力…」ぐすぐす
佐天「御坂さんのウンコが食えなくてまた無能に戻っても友達でいてね」
初春「当たり前…じゃ…ないですか…」ぐすぐす
美琴「…」
黒子「お姉様」
美琴「な、なによ…黒子」
黒子「お二人の友情を見て何も思う所はないんですの?」
佐天「初春~」がしっ
初春「佐天さん苦しいですよ~」がしっ
美琴「…」
黒子「私はお姉様ならウンコくらいぷりぷり~とお出しして佐天さんに協力してあげるとばかり思っていましたが」
美琴「だって…ウンコなんて…」
黒子「常盤台のレールガンともあろう方がたかがウンコごときで躊躇なさるなんて…正直お姉様に失望いたしました」
美琴「なっ……ぐ…」
美琴「わ…」
黒子「?」
美琴「わか…」
黒子「なんですのお姉様?はっきりおっしゃってください」
美琴「わかったっつってんでしょうがああああ!!!」
黒子「!」
佐天「!」
初春「!」
美琴「出してあげるわよ!だせばいいんでしょ!!」
黒子「お、お姉様…」
黒子「さぁお姉様!ぷりぷりっとひねり出してくださいまし!」
初春「頑張ってください御坂さん!」
佐天「御坂さん!お願いします!」
御坂「っ~///」
ぷりっ
黒子「出てきましたの!これがお姉様の!」
初春「うわぁ!御坂さんのお尻から先端が出てきた!」
佐天「こ、これは!!」
ぷりっ
ぽとん
美琴「…はぁ…はぁ…出してやった…わよ…」
佐天「…」
初春「…」
佐天「なんて…こと…」
初春「まさか…御坂さん…」
美琴「?」
美琴「ど、どうしたのよ?」
黒子「これがお姉様のウンコ様ですのね…」くんくん
初春「!!」
佐天「白井さん!!危ない!!」
黒子「!」
黒子「くっせえええ!!!!!」
美琴「!!」
黒子は美琴のウンコが盛られた皿を一嗅ぎしたその瞬間強烈な臭いに耐えられず皿を床に叩きつけた
ガシャン!
美琴「あぁ!私のウンコが!!」
黒子「くっせえええ!!鼻が!!鼻が!!」
初春「白井さん!大丈夫ですか!しっかりしてください!!」
佐天「この強烈な臭い…御坂さん一体何をしたんですか…?」
美琴「?」
美琴「え?何って…ウンコってこのくらい臭いもの…じゃない?」
佐天「臭いにしても限度があるじゃないですか!!!」
初春「そうですよ御坂さん!これは臭いってレベルじゃないです!」
黒子「ひゅー…げふっ…」
佐天「白井さん!白井さん!しっかり!!」
初春「白井さんを…いや佐天さんまで殺す気だったんですか!?」
美琴「そ、そんなつもりじゃ…」
初春「御坂さん…常盤台のお嬢様がこんな…こんな臭いウンコするなんて失望しました!!」
美琴「えっ…」
佐天「初春!早く救急車を!そんな殺人臭放つ奴ほっといて!!」
初春「はい!!」
美琴「そんな…」
上条「ちょっと待てよ!お前ら!!!」
美琴「あ、あ、あ、あんた!一体いつから…」
上条「自販機前でウンコ出してるから何事かと思って様子伺ってたんだよ」
美琴「なっ!じゃあ…見られ…た?」
上条「あぁ、臭くて太い立派なウンコだったぜ」
佐天「御坂さんの味方するつもりですか?あんな臭いウンコ出す人をかばうつもりですか!?」
初春「そうですよ!あんなウンコ誰も食べられないですよ!」
上条「あぁたしかに臭くて臭くてたまらないだろうな…」
佐天「そうですよ!私あんなの食べられませんよ!」
美琴「もうやめて!」
上条「黙ってろ!ブリブリ!!」
上条「たしかにブリブリの出したウンコは臭せえよ、臭くて臭くてたまらねぇよ」
上条「だがな、それはお前に立派な能力者になってもらおうと頑張って出したウンコだからじゃねぇか」
佐天「…」
初春「…」
上条「それをなんだ!『臭くてとても食べられない』それでも友達、仲間なのかよ!!」
美琴「とうま…」
上条「お前らの幻想(友情)はそんなもんなのかよ!!」
佐天「…」
初春「…」
佐天「私達が間違っていたようですね…」
初春「御坂さん…すみませんでした」
美琴「佐天さん…初春さん…」
佐天「白井さんは死んでしまったけど、私御坂さんのウンコ食べられるようにもっと頑張りますね」
初春「私も協力します!インターネットで御坂さんの臭くて太いウンコ食べられる方法調べますよ!!」
美琴「あなた達…」
上条「良かったなブリブリ」
美琴「とうま…」
その後、美琴の臭くて太いウンコを無事に食べられるようになった佐天はレベル5へ成長しシスターズを量産化、佐天ネットワークにより全世界の食料危機を救うのであった
上条「よっ!ブリブリ!」
美琴「ブリブリって呼ぶんじゃないわよ!!!」
おしまい