1 : 以下、名... - 2012/09/21(金) 22:08:01.47 wc41a4sM0 1/11

佐天「ま、顔も見たことのない人ならいいよね。アイス食べたい」

佐天「お、出た出た。うん、美味しい」

『アフリカで子供が一人亡くなりました』

佐天「1日に何人も死んでるんだし、別にいいよね」

元スレ
佐天「願いが叶う代わりに見知らぬ人が死んじゃう能力かぁ」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1348232881/

7 : 以下、名... - 2012/09/21(金) 22:15:54.02 wc41a4sM0 2/11

佐天「あ、初春だ。パンツ見たいな」


初春「きゃっ」

佐天「おお、突然突風が。労せず見れた」

『中国で幼児が一人亡くなりました』

佐天「えー。別に望んでないのに。能力過敏だなぁ」

9 : 以下、名... - 2012/09/21(金) 22:18:44.13 wc41a4sM0 3/11

佐天「あー、今月ピンチ。お金欲しいなー」

佐天「あっ、千円みっけ・・・・・・・・・あ、まさか」

『シーシェ○ードが100人亡くなりました』

佐天「なんだ。問題なし」

10 : 以下、名... - 2012/09/21(金) 22:22:05.25 wc41a4sM0 4/11

佐天「いや、まてまて。たった千円で100人って問題じゃないか」

『そう言われても、どうすりゃいいのさ』

佐天「今回はよかったけど、この調子だといつか問題が起こるような気がする」

『問題が起きてから考えればいいじゃないですか』

佐天「それもそうか。で、あんた誰?」

『スタンド、とでもお呼びください』

佐天「Lv1の能力のくせに、なんか偉そうだ」

12 : 以下、名... - 2012/09/21(金) 22:25:57.88 wc41a4sM0 5/11

佐天「あれから一週間」

佐天「ちょっと思っただけでも、願いが強制的に叶ってしまうのは問題だと気がつきました」

『Lvが上がると制御しやすくなるんでない?』

佐天「Lvってどうやったら上がるの?」

『能力をいっぱい使えば経験値上がってLvUPするで』

佐天「本末転倒じゃん」

『別に赤の他人なんてどうでもいいじゃん。今んとこ日本人の被害者0ですえ』

佐天「うん、まぁ、そうだけど」

18 : 以下、名... - 2012/09/21(金) 22:38:01.51 wc41a4sM0 6/11

佐天「え、御坂さんが重傷?」

初春「そうなんです。私、わたし、どうしたら」

佐天「初春、家に帰りなさい。あとは私がやる」

初春「佐天さん?」

佐天「ずっと黙ってたけど、あたしの能力は願いを叶える能力。きっとどうにかなるよ」

初春「・・・信じます。佐天さんを信じます」

19 : 以下、名... - 2012/09/21(金) 22:40:16.18 wc41a4sM0 7/11

佐天「誰がこんな事をしたの?」

『アクセロリータ、学園第一位。絶対能力者計画とやらで御坂美琴のクローンを虐殺している』

『それを知った御坂美琴が一方通行に挑み返り討ちにあった。北欧で美少女3人ほどなくなったで』

佐天「ご愁傷様」

21 : 以下、名... - 2012/09/21(金) 22:49:50.20 wc41a4sM0 8/11

佐天「そんな悪者、誰かが懲らしめてくれますように」

『近日中に誰かがやってくれますよ。北日本で犠牲者が1人出ますね』

佐天「ごめんなさい、見知らぬ人。それと、御坂さんの傷を直して」

『はいはい、よし、完治させたで』

『代わりに、御坂美鈴が階段から落ちて死ぬ』

佐天「え、御坂?」

22 : 以下、名... - 2012/09/21(金) 22:56:39.85 wc41a4sM0 9/11

佐天「御坂ってどういうこと?」

『見知らぬ、面識のない人が犠牲になりましたがなにか?』

佐天「知ってる人じゃないの」

『一度も会ったことないでしょう』

『対象にならないのは、貴方が実際に会っている人物のみですよ』




初春「佐天さん、もう一週間も部屋に篭もりきりで」

佐天「初春、来ないで」

『願いを叶えました』

初春「じゃ、佐天さん今日は帰ります」

『ロシアで女性が一人』

佐天「やめてえええええええええええええええええ。もう誰も犠牲にならないでえええええええ」


おわり

27 : 以下、名... - 2012/09/21(金) 23:02:54.89 RzCMEsn30 10/11

元ネタ?

ある男の所に、見知らぬ紳士が箱を持ってやってきた。
その箱にはボタンが付いていて、それ以外には何も仕掛けらしきものは見あたらなかった。
その紳士は穏やかな口調で男に言った。
「あなたがこのボタンを押すと、どこか遠い場所で、あなたの知らない人が死にます。
 そのかわり、このボタンを押して頂けましたら、あなたに100万ドルを現金で差し上げましょう」
そう言うと、紳士はボストンバックを開き、中に詰め込まれた札束を見せた。
男が躊躇うと、紳士は3日後に箱を取りに来るから、それまでに決心して欲しいと言って去っていった。

男は悩んだが、誰も知らない人間なのだからと、最後の日にボタンを押した。

翌日、紳士が現れ、男に礼を言って100万ドルと引き替えに箱を回収した。
紳士が会釈して去ろうとしたとき、男は紳士に尋ねた。
「本当に人が死んだのか?」
すると紳士は答えた。
「はい。確かに昨晩、遠い場所で、あなたの知らない人が死にました」
男は良心が痛んだが、目の前の札束を見て自分を納得させた。
「もう一つ教えてくれ」
「はい、何でございますか?」
「その箱はどうするんだ?」
すると紳士は微笑んで言った。
「どこか遠い場所の、あなたの知らない人に届けます

28 : 以下、名... - 2012/09/21(金) 23:10:24.36 wc41a4sM0 11/11

>>27
ちゃう
なんとなく思い浮かんで書いたけど途中で飽きた

記事をツイートする 記事をはてブする