まどか「えいっ」ドゴォ
さやか「うっ」ガクッ
まどか「」バシィ
さやか「ああぅ」
まどか「」ザイキィ
さやか「ひぐう」
まどか「クラスのみんなには内緒だよっ☆」
元スレ
まどか「クラスのみんなには内緒だよっ☆」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1303928123/
ガヤガヤムーチョムチョ
先生「はーいほーむルーム始めるぞ~」
ガタガタ
先生「おっ美樹は遅刻か。鹿目ぇ知らないか」
まどか「分かりません」
先生「ほむ」
ガラガラ…
先生「おっ美樹、遅刻だぞ」
先生「早く席に座れ」
さやか「はい・・・」
ストン
さやか「・・・」
まどか「遅かったね?」
さやか「ちょっとお腹が・・・痛くて」
まどか「そっか」
さやか「・・・」
まどか「」スッ
さやか「?」
まどか「正露丸。あげるよ」
さやか「・・・」
~休み時間~
ドスゥ
さやか「うぅっ」
まどか「さやかちゃん。そんなに苦しそうにしてちゃだめでしょ。気づかれたらどうするの」
さやか「うう・・・ごめん」
まどか「お仕置きだね」
グリグリーチョンゴフネマァ
さやか「ぁぁぁああっ!」
まどか「痛い?子宮がつぶれそうな感じがする?それでいいんだよ。それが正しい痛みなんだよ」
さやか「」
まどか「私はさやかちゃんを殴る。殴るんだよ」
さやか「うん・・・」
まどか「さやパン」ズグゥ
さやか「おふっ」
昼休み
まどか「さやかちゃん。一緒にお弁当食べよう」
さやか「うん」
ほむら「わたしもご一緒させていただくわ」
まどか「どうぞどうぞ」
QB「僕にもお弁当を分けてよ!」
ほむら「その必要はないわ」
アハハハハキャピィキャピップリィ
さやか「(やっぱり他の誰かといるときのまどかは普通だ・・・)」
ほむら「まどかだめよピーマンを残しては」
まどか「え~だって苦いんだもん」
ほむら「嫌いでもたべなきゃ」
まどか「ほむぅ」
QB「だったら僕にちょうだいよ!」ゴクン
カチッ パァン
さまほ「ごちそうさまでした」
まどか「じゃあ私とさやかちゃんはちょっとトイレに寄るから」
まどか「ほむらちゃんは先に戻ってて」
ほむら「えっ私も一緒に」
まどか「トイレは、大便か小便をしたい人が行く場所なんだよ」
ほむら「ほむぅ」
まどか「さっ行こうさやかちゃん」
さやか「うん・・・」
ドカベンッ
さやか「うう・・・うぉえっ」
まどか「吐いちゃダメだよ。さっきあげた卵焼き、あれ私が作ったんだよ」
さやか「うん・・・分かってる」
まどか「」バスタードォ
さやか「ぅぅぅぅぅ・・・うっ!」
ボエ~
まどか「あ~あ吐いちゃった」
さやか「ううぇ・・・げほっ」
まどか「汚いなぁ。ちゃんとお腹に戻さないとね」
さやか「えっ」
さやか「トイレに吐いたんだから・・・このまま流せば」
まどか「だめ」
さやか「」
まどか「だめ。分かるよね?」
さやか「はい・・・」
ズズズズゥー
まどか「うん。ちゃんと飲めたね。じゃあ私は先に戻ってるから。ゲロの匂いが取れたら戻ってきなよ」
さやか「うん」
タッタッタッタ
さやか「(なんでだろう)」
さやか「(なんでまどかには逆らえない気がするんだろう)」
授業中
さやか「(私は全然まどかのこと嫌いじゃない。怒ってもない)」
さやか「(まどかだってきっとそう・・・)」
コツンッ
さやか「あいたっ」
先生「こら~美樹何ぼーっとしてんだ」
さやか「あ、すいません」
アハハハハ
まどか「も~さやかちゃんったら。あっ髪の毛にほこりついてるよ」
ソッ
まどか「取れた!」
さやか「うん・・・ありがとう」
キーンコーンカーンコーン
まどか「ねえ帰りにお茶してこうよ」
さやか「うん。いいね」
ほむら「」
まどか「もちろんほむらちゃんもね!」
ほむら「ほむぅ」
さやか「マミさんも誘おうよ」
まどか「そうしよう!」
スタバ的な何か
マミ「ふう・・・最近は魔女も活発に活動してないし。平和だわ」
ほむら「そうね」
さやか「そうだね」
まどか「うん」
クンカクンカ
まどか「あっ」
まどか「ほむらちゃん~また私のパンツの匂い嗅いでくる~ダメだよ~」
ほむら「ほむぅ」
まどか「でも代わりに私が吸ってたストローあげるよ!はい!」
ほむら「!」
ホャンホャン
マミ「ほむらさんったら」
さやか「(何かがおかしい・・・!)」
さやか宅
さやか「(おかしいことばっかりだ・・・)」
さやか「(なんで私はまどかに殴られるのを平気で受け入れているの?暁美さんの行動を笑って見ていられるの?マミさんがぼっちじゃないの?)」
さやか「(この世界は・・・何かが・・・)」
QB「そこに気づくとは・・・やはり天才のようだね!」
さやか「!?」
さやか「QB・・・」
QB「この世界はまどかの作った世界なんだ」
さやか「」
QB「現実のまどかは根暗で引きこもりでコミュ障で・・・そして何より、すさまじい妄想癖のある人物なんだよ」
QB「まどかは現実の世界で僕とあってすぐにこう言ったんだ。「私の妄想をこの世界に染みとおらせて」って」
QB「結果この世界はまどかの創作と現実の間の子になってしまったんだ」
QB「僕はそれでも良かった。まどかの妄想は凄まじいエネルギーを生み出していたからね」
QB「ただまどかがある行為をするようになってから、生み出されるエネルギーはどんどん減っていったんだ」
さやか「その行為って・・・?」
QB「さやパンだよ」
さやか「どういうことだってばよ・・・」
QB「彼女はすごかった。間の子の世界で自分の妄想が満たされているはずなのに、妄想は止まることを知らなかった。」
QB「このペースで行けば宇宙を救える・・・そう希望を持った矢先だった。さやパンを始めたのは」
さやか「えーっとあれは・・・あれ?いつ頃からされ始めたか覚えてないや」
QB「そうだろうね。この間の子の世界はまどかに都合にいいように出来てるから君たちの記憶もいじられてるはずだ」
QB「ちなみに現実の時間では1ヶ月前からさやパンは始まっていたんだよ」
さやか「そりゃ毎日お腹が痛いはずね・・・」
QB「それでも1週間前までは現実の世界より効率的にエネルギーを生み出してた。でももうだめだ。この世界が生み出すエネルギーはゼロに近づいてる」
QB「僕としては早く現実の世界に戻したいんだ。さやか、協力してくれるかい?」
さやか「いいよ」
QB「よし」
さやか「2点質問」
QB「どうぞ」
さやか「なんでさやパンしたらエネルギーが下がっていったのよ」
QB「それは・・・現実のまどかが妄想にエネルギーを使わなくなっていったからだ」
QB「君たちの記憶にはないだろうけど、前はもっとすごかったんだ。空にはユニコーンが飛び交い地上では錬金術師たちが跋扈していたり」
QB「人類すべてに翼が生えて人々は雲の上で暮らしていたり」
QB「あるときは巨人がうじゃうじゃいる世界だったこともあったな」
さやか「マジキチ」
QB「でもどの世界でも、君と、暁美ほむらと、巴マミが存在しなかったことはなかった」
さやか「・・・」
QB「さやパンを初めてから、まどかは現実の世界から離れたものを妄想しなくなっていった。今の舞台は現実の世界となんら変わりないよ」
QB「さやパンをすることで、現実のまどかは幸せになっていったんだろうね」
さやか「おい」
QB「そのおかげでエネルギーは全然生まれない・・・君のせいだよまったく」
さやか「・・・二つめ。なんで私を殴るの」
QB「それは・・・君がまどかをいじめていたからだよ」
さやか「」
QB「まどかと君は小さいころから仲良しだった。でも小学生高学年ぐらいからかな。君は上条恭助に夢中になり出した」
QB「まどかみたいな暗い子と付き合ってると自分も差別されると思ったんだろう。一転、君はまどかをいじめ出した」
QB「無視だったり陰口だったり、まあいじめとしては軽いものだったけど、まどかにとっては唯一の友達に裏切られてショックだったんだろう」
QB「次第に学校にこなくなり、中学生に上がるころには完全に引きこもりになった」
さやか「Oh...」
QB「他に中の良かった暁美ほむらは別の学校、巴マミは学年が違うから、一番まどかが苦しかった小学六年生のころには、まどかの周りに誰もいなかったんだ」
QB「この世界ではその四人が仲良しグループってわけさ」
さやか「なんで私もその中にいるの」
QB「まどかは知ってたんだよ。君が自分をいじめたのは上条恭助のためなんだって。だから君を嫌いにもなれなかった。でも、許すこともできなかったんだ。」
QB「それがこの世界ではさやパンという形で発散されているんだろう」
さやか「なるほど。納得だわ」
QB「事情は把握したかい?」
さやか「どうすればいいの?」
QB「まどかのところに行くんだ。まどかは現実と妄想とを繋ぐくびきだからね」
QB「彼女に働きかるしか元の世界に戻る方法はないはずだ」
さやか「おk」
プルルルルガチャ
さやか「あ、まどか?・・・うん、ちょっと来てほしいところがあるんだ」
遊園地
まどか「さやかちゃんどうしたんだろう・・・こんな夜の遊園地に呼び出すなんて」
カッ
まどか「まぶしい!」
さやか「まどかぁー!」
まどか「さやかちゃん・・・え!?」
さやか「見て・・・さやパンを越えたもの・・・さやバイキング!」
ドゴオオオオン
QB「バイキングで・・・腹パン?わけがわからないよ」
※バイキング ttp://eight-americann.up.seesaa.net/image/a-niacf09-6.jpg
さやか「ウゴオオオ」
バゴネエエン
さやか「オベベベ」
QB「きゅっぷい」
まどか「さやかちゃん・・・」
さやか「まどかぁー!QBから全部聞いたよー!」
ドブシーン
さやか「オキゲエ・・・これでまどかの気が収まるなら・・・」
まどか「こんなの絶対おかしいよ・・・」
さやか「(今思ったらこれでまどかが妄想を止める理由はない・・・)」
さやか「(あたしって、ほんとバカ・・・)」
グショーン
まどか「ンッ!ンッ!どうして!どうして世界を変えられないの!」
QB「(今は僕の力でまどかの能力を抑えているからね)」
QB「(さあまどか現実の世界に戻すんだ!)」
まどか「やめてよ・・・」
プオッチーン
さやか「オベリスクノキョシンヘイッ」
まどか「元に戻してよー!」
QB「(今だ!)」
なんかよくある精神世界的な光のせかい
・・・やかちゃん!さやかちゃん!
さやか「うーん」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「まどか・・・ここは」
まどか「分からない・・・多分・・・世界が何かなってる系・・・」
QB「まどかの願いどうり、世界を元に戻してるんだ」
さやか「いたの」
QB「きゅっぷい」
QB「まどかは何度も世界を書き換えたからね。元の世界に戻すには厖大な情報処理がいるのさ」
QB「その途中の世界だね」
まどか「さやかちゃん・・・私・・・ごめんなさい・・・」
さやか「私こそスマン」
まどか「すごかったよさやバイキング・・・」
さやか「そりゃ良かった。これで許してもらえるかしら」
まどか「うぇ・・・ゎ私のことこそぉ・・・許してぇ・・・」グスングスン
さやか「」ギュウ
まどか「!?」
さやか「分かるまどか?今私全力でまどかを抱きしめてんだ」
まどか「痛い・・・」
さやか「うん。痛くていい。痛いのもたまにはいいもんだ」
まどか「・・・さやパンとか?」
さやか「うん。私がさやパンされてまどかに逆らわなかったのはきっと、まどかの妄想だけじゃないよ。私もうれしかったんだ」
さやか「まどかが自分の気持ちを伝えてくれてる気がして」
まどか「さやかちゃん・・・」
さやか「向こうに戻ったら・・・また一緒に遊ぼう」
まどか「・・・うん!」
さやか「ところでQB」
QB「なんだい」
さやか「「仲良し4人組」って・・・マミさんはぼっちのはずじゃあないの?」
QB「巴マミは自分のクラスではぼっちだよ」
さやか「Oh...」
バシュン
ピカー
さやか「もどってきたー!」
まどか「戻って来たね・・・」
QB「当事者の君たち以外の記憶はないから普通に生活を再開するといい」
QB「ただかなり到着時点がずれてしまったようだ。今はまどかと契約する一年前、小学6年の春休みだね」
さやか「そっか・・・中学では一緒のクラスになれるといいなー!」
まどか「そうだね・・・」
まどか「・・・」
まどか「さやかちゃん・・・」
さやか「ん?」
まどか「私強くなるから・・・妄想なんかに逃げない強い人間になりたいから・・・だから・・・」
まどか「私が引きこもってたっていうこと」
まどか「クラスのみんなには内緒だよっ☆」
完
50 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/04/28(木) 06:07:57.88 o9IECHgqP 29/30乙
まあよく終わらせたよ
内容は微妙だったけど
51 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/04/28(木) 06:08:47.03 KgdcCoTJ0 30/30>>50
もう意地で書いてたよ