インデックス「とうま、ぶらじゃー買って」
インデックス「前に買ってもらったぱんつはもうよれよれなんだよ」
上条「………」
インデックス「まいかがね、女の子はちゃんとした下着を履かないとダメって言ってたんだよ」
上条「………」
インデックス「とうま、だからぱんつを買って欲しいんだよ」
上条「………」
インデックス「…とうま?」
上条「やだ」
元スレ
インデックス「とうま、ぱんつも買って」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349598286/
インデックス「…え、どうしてかなとうま?」
上条「………」
インデックス「………」
上条「………」
インデックス「とうま、無視しないで欲しいかも」
上条「やだ」
インデックス「…ないと困るんだよ?」
上条「やだ」
インデックス「……なぜいやなのか理由が知りたいかも!!」
上条「やだ」
インデックス「……むむむ…」
インデックス「あんまりなんだよとうま!!わたしにぱんつを履かないでいろっていうの!?」
上条「違う、そうじゃねーよ」
インデックス「じゃあどうして!?ちゃんとした理由を言って欲しいかも!!」
上条「…………」
インデックス「とうま!?」
上条「断る」
インデックス「ひどいんだよとうま!!」
上条「だが断る」
インデックス「むぅ…!!」
上条「そもそもな、インデックス」
インデックス「…なに?」
上条「パンツって、必要なのかな?」
インデックス「………え…?」
インデックス「……なにを言っているのかなとうま?」
上条「考えてみろよ、あんな布切れ一枚で何を守れるってんだ?」
インデックス「……だ、大事な所は隠さないとダメかも」
上条「隠されているだろ、俺の場合はズボンを履く事で…インデックスならその丈の長い修道服のおかげで」
インデックス「……それでも必要だと思うのだけれど」ジト
上条「何故必要なのか考えた事はあるか、インデックス?」
インデックス「………ないかも」
上条「そうだな、それが当たり前の意見だ」
インデックス「………」
上条「でもな、インデックス…どうして当たり前だって認識なのかわかるか?」
インデックス「………昔から必要な物だったからじゃないの?」
上条「そうだな、でも少し違うんだよインデックス」
インデックス「………え?」
インデックス「……何処が違うのかとうまはわかるのかな?」
上条「……ああ、知ってる」
インデックス「……なにかな?」
上条「それはな…インデックス」
インデックス「…うん」
上条「パンツとは……男の性欲の捌け口そのものなんだ」
インデックス「……え?」
上条「わからないかインデックス?」
インデックス「まったく理解出来ないかも」
上条「…そうだな、今までの常識を覆すってのは難しいからな」
インデックス「とうまの言っている事が真実なら証拠が欲しいかも!!」
上条「……そうか、わかった」
インデックス「どうやって証明してくれるのかな?」
上条「そうだな、とりあえずパンツを脱いでくれないか?」
インデックス「…………とうま」
上条「さあ、はやく」
インデックス「おことわりなんだよとうまのえっち!!」
上条「バカやろう!!これはお前の身を案じての事でもあるんだぞ!!」
インデックス「わたしがぱんつを脱がない事と身を案じる事がどう繋がるっていうのとうま!!」
上条「危険なんだよ!!パンツって代物は!!」
インデックス「なにがどう危険なの!?」
上条「……パンツはな、履いているといずれレイプされる…!!」
インデックス「……えー…」ジトー
インデックス「……とうま」
上条「……なんだ」
インデックス「……うそつきはダメって言ったと思うのだけれど」
上条「ウソじゃない、信じてくれインデックス!!」
インデックス「……ちょっと無理かな?」
上条「……くっ…!!」ブワッ
インデックス「…………」
インデックス「……とうま、ちょっとばんざいして?」
上条「……なんでだ」グシグシ
インデックス「ばんざいしてくれたらぱんつの件をこうりょするかも」
上条「よしわかった!!」バンザーイ!!
インデックス「……ん…あったかも…」ゴソゴソ
上条「………しまった」
インデックス「そんな都合よく泣けるからあやしいと思ったら案の定だねとうま、目薬なんて持って」
上条「………」
インデックス「とうまのえっち」
上条「違うんだ、話を聞いてくれインデックス」
インデックス「やだ」
上条「……たのむ」
インデックス「とうまのそのまわりくどい態度が気に入らないんだよ」
上条「……どうしろってんだよ」
インデックス「すなおになれば良いと思うんだよ」
上条「………素直…?」
インデックス「うん」
上条「…素直か」
インデックス「とうまはわたしに何を求めているの?それをはっきり言ってよ」
上条「………」
インデックス「……難しい?当たり前だよね、誰だってそう、わたしだって素直になるのは難しいから」
上条「………そう、だな…確かにお前の言う通りだ」
インデックス「うん、でもね…とうまはいつまでも同じ場所に立ち止まっている人間じゃないでしょ?」
上条「………ああ、そうだな…ちゃんと前に進まないとな」
インデックス「なら、とうまがしたいように想いを伝えて?それがわたしも望む事だと思うから」
上条「………わかった」
インデックス「………」ドキドキ
上条「……インデックス」
インデックス「………うん」
上条「お前と御坂の百合プレイを見せてくれないか?」
インデックス「うん…え?」
上条「はっきり言うとな、ぶっちゃけ俺は見てるだけで構わない」
インデックス「………」
上条「凄い美しい光景になると思うんだ…」
インデックス「………」フルフル
上条「出来れば今後の為に録画もしておきたい、どうかな?」
インデックス「……とうま…」
上条「ん?」
インデックス「……うぇぇぇぇぇぇぇぇ…っ…ひっ…ぐ…うぅ…」ポロポロ
上条「………しまった」
上条「………すまないインデックス」
インデックス「…グスッ……幻想をぶち殺されたんだよ…」
上条「だって素直になれって言ったんだもん…」
インデックス「今までの会話の流れ全部ぶち壊すってどうなのかなとうま?」
上条「見てぇもんは見てぇんだ」
インデックス「へんたいなんだよ…」
上条「自覚はある」
インデックス「しかもなんで短髪なのかなとうま?」
上条「………」
インデックス「答えてとうま」
上条「………」
インデックス「今さら黙秘はあり得ないかも!!」
上条「………わかったよ、言うよ」
インデックス「どうしてかな?」
上条「………御坂の身体は見た事ねーんだ、だから見たい」
上条「軽蔑するか?」
インデックス「……うん」
上条「だかな、無理矢理に聞き出したのはお前だぞインデックス」
インデックス「……それは」
上条「人間ってさ、誰もが内に秘めたモノがあるんだ」
インデックス「………」
上条「それは綺麗なモノの事の方が少ないんだぜ、わかるだろ?」
インデックス「……でもへんたいなんだよ」
上条「変態の何処がいけない?誰にも迷惑を掛けない…こじ開けられなければ外に出す事もないモノが何故非難されないといけない?」
インデックス「………」
上条「確かに俺は非常にキモい、自覚してる…だがそれを表に出さなければそれは普通と言われる存在となんら変わらないんじゃないか?」
インデックス「………うぅ…」
上条「どんなに変態でも、どんなに気持ち悪い思考回路でも…理性っていう人の力があれば…それは蔑まれるようなモノでは決してないはずなんだ!!」
インデックス「………」
上条「インデックス、それでも俺をキモいって思うか?」
インデックス「……うん」
上条「…良いぜ、なら」
上条「そのふざけた幻想をぶち殺す!!」
インデックス「幻想ではなくて現実にとうまの考えが気持ち悪いんだよ」
上条「………」
上条「…どうやらインデックスには男のロマンがわからんらしい」
インデックス「…そんなロマンなんてない方が良いんだよ」
上条「なんだと…」
インデックス「単純にとうまがすけべなだけな話かも!!」
上条「男がスケベじゃなかったら人類が滅ぶわ!!」
インデックス「そんなのしらないもん!!」プイ
上条「何故わかってくれないインデックス!!」
インデックス「わたしは女だもんわからないのは当たり前なんだよ!!」
上条「インデックス!!分かろうとしないから分からないって、何故気付かない!?」
インデックス「わかりたくないもん」ツーン
上条「俺は!!お前にはわかって欲しいんだよ絶対に!!」
インデックス「えっ」
上条「お前には…俺の事を全部知って欲しいんだ…わかってくれよ…インデックス!!」
インデックス「え…あぅ…ふぇ?」ドキッ
インデックス「そ、それはどうしてかなとうま?」
上条「………そのままの意味だ」
インデックス「……え…」
上条「………」
インデックス「……とうま」
上条「…インデックス、頼む…」
インデックス「………うぅ…」オロオロ
インデックス「り…理解と言われても、どうすればいいか分からないんだよとうま…」
上条「……男のロマンを否定しなきゃそれで良いんだ」
インデックス「…よくわからないんだよ…」
上条「……そうか、まあ…当たり前か」
インデックス「理解……うーん…」
上条「なら、試すか?」
インデックス「……なにをかな?」
上条「男のロマンを」
インデックス「………」
上条「…そうだな…初級編はこの辺りか」ゴソゴソ
インデックス「しょきゅーへん?」キョトン
上条「ああ、男のロマン…無限のフロンティアへの第一歩」
インデックス「なにをするの?」
上条「………」
インデックス「……とうま?」
上条「…ついてくる覚悟はあるか、インデックス?」
インデックス「なにやらものものしいんだよ…」
上条「まずは薄い布切れ(未洗濯)を用意します」
インデックス「………わたしのぱんつなんだよ」
上条「頭に被ります」
インデックス「」
上条「この時クロッチの部分は顔全面に当たるように」フゴフゴ
インデックス「」
上条「深呼吸します」クンカクンカスーハースーハー
インデックス「」ジワッ
上条「以上が初級編です」
上条「とりあえずインデックスは…そうだな新品のパンツでやってみようか」
インデックス「………」ポロポロ
上条「どうした?」
インデックス「やっぱりむり…」ポロポロ
上条「なぜだ」
インデックス「とうまはいつもそんな事してたの?」
上条「………」
インデックス「さいてーなんだよ」
上条「………」
インデックス「信じてたのにひどいんだよとうま」
上条「………インデックス」
インデックス「………」ポロポロ
上条「………なんで、俺がこんな事するか…わからないか?」
インデックス「しらない、もうしりたくない…」
上条「………」
上条「良いから聞いてくれインデックス」
インデックス「………」
上条「……好きなんだよ」
インデックス「……ぱんつが?」
上条「うん」
インデックス「…さよなら!!」タタタッ
上条「違う!?ぱんつじゃない!!思わず返事したけどパンツじゃないからな!?」ガシッ
インデックス「はなしてへんたい!!やだやだやだ!!」ジタバタ
上条「嫌だ、絶対に離さない!!」ギュッ
インデックス「はなして!!もうとうまなんかきらいなんだからはなして!!」ジタバタ
上条「お前が離れて行くなんて俺には耐えられないんだよ…!!」
インデックス「しらないもん!!もういやなの!!」
上条「独りになんてなりたくないんだよ…わかってくれよインデックス!!」
インデックス「嫌っ!!やめてって言ってるでしょとうま!!」
上条「………俺は…お前が居なきゃ生きて行けない…」ギュッ
インデックス「や…放し………うぅ…」
上条「……俺が記憶喪失だってのは、言っただろ?」
インデックス「………っ…」
上条「俺さ…本当の意味で一人きりになった事が無いんだよ…」
インデックス「………」
上条「俺の思い出はお前と一緒に居る所から始まった、俺はお前の居ない思い出を知らない、知りたくもない」
インデックス「……とうま」
上条「だから、行かないでくれ」
インデックス「………」
インデックス「………」
上条「…インデックス」
インデックス「…それが、とうまの素直な気持ち?」
上条「……そうだな」
インデックス「……そっか」
上条「……わかってくれたのか?」
インデックス「とうまのへんたいな所はわかりたくないけれどね?」
上条「…そっか」
インデックス「とうまの気持ちが聞けたから…もういいかも」
上条「インデックス…」
インデックス「もう変な事しないでね?」
上条「わかった」
インデックス「なら、ずっといっしょにいるかも」
上条「………そうか」
上条「なら、コンドーム買って来よう」ニコリ
インデックス「………なにそれ?」キョトン
上条「ああうん、その内分かるよ」
インデックス「…なぜかとうまが反省してないきがするんだよ」
おわり