ほむら「くっ…」
永沢「時間を止めて攻撃してくるなんて最低だな、君は」
ほむら「黙りなさいタマネギ頭…」
永沢「ふんっ…もっと正々堂々勝負できないのかい?」
元スレ
永沢「暁美ほむら、君は本当に卑怯だな」
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1324907773/
ほむら「無駄口が過ぎるわよ…!」しゅっ
永沢「!?」
パァンッ!
永沢「うぐっ…!?ふ、不意打ちなんて…卑怯だ…」がくん
永沢「ぞ…」ばたっ
ほむら「はぁはぁ…」
「勝ったつもりかい?」
ほむら「!?」
しゅたっ
永沢「ふんっ…代わりはいくらでもいるけど無意味に潰されるのは困るんだよ。もったいないじゃないか」
ほむら「な…!?」
永沢(死体)「」
永沢「それじゃあいただきます」むしゃむしゃ
ほむら(死体を食ってる…!)
永沢「僕ってタマネギ味なんだな…」むしゃむしゃ
永沢「ふぅ…ごちそうさま。まあまあだったな」ごくん
ほむら「…」
永沢「ねぇ…暁美ほむら?」
ほむら「…なによ?」
永沢「どうして僕がこんな頭をしているか知ってるかい?」
ほむら「…?」
永沢「くっくっく…!それはねぇ……頭の先端からさぁ…出るんだよ…!」しゅびっ
ほむら「!」
永沢「ミサイルがぁぁぁぁ!!!!」ばっ
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
ほむら(ミサイルを3発打ち上げた!?まずい!時間を止め…!)しゅっ…
永沢「させるかぁぁ!オニオンレーザーッ!」ビイィィンッ!
ほむら「きゃっ!」ひょいっ
永沢「ふんっ!うまく避けたね…でも…!」
シュウウウウッ!
ほむら(くっ…!ミサイルをなんとかしないと…!)かちゃっ
ほむら「…撃ち落とすッ!」パンッ!パンッ!パンッ!
ズドッ! ドンッ! ドォンッ!
ほむら「はぁはぁ…」
永沢「ふんっ…!僕のオニオンミサイルを全部撃ち落とすなんて…やるじゃないか。暁美ほむら」
ほむら「お世辞ならけっこうよ…死になさい」しゅっ
パァンッ!
永沢「んぐっ…!」がくん
永沢「く…」ばたっ
ほむら「…」
永沢(死体)「」
しゅたっ
永沢「懲りないね。君も。何度やったって同じなんだよ!」
ほむら「くっ…!」
永沢「僕の残りのタマネギヘッドボディの数は1226体!つまり君は僕をあと1226回殺さないかぎり勝ったことにはならないのさ!はははは!」
ほむら(このタマネギの妖怪をあと1226回!?そ、そんな…!)がくん
永沢「くくく…!戦意喪失といった具合だね。暁美ほむら!」
ほむら「う…!」
永沢「悪いけど死んでもらうよ…!」ゴゴゴ…!
ほむら(な、なんなの!?やつから凄まじいエネルギーを感じるわ…!)ぞくっ
永沢「とどめくらえっ!オニオンスプラッシュ!」しゅばあああっ!
ほむら(無数のタマネギを飛ばしてきたッ!?)
ズドォッ! ドンッ! ズシャアッ!
ほむら「かはッ…!」がくん
ほむら「う…!ぐ…!」ふらふら
永沢「ははははは!無様だな!暁美ほむら!」
ほむら「はぁはぁ…!」ふらふら
永沢「ふんっ…!まだ生きているとはしつこいなあ君は…そんな君に素敵なプレゼントをあげるよ!」ばっ
ポポポポーン!
永沢1~1226「…」
ほむら「こ、こいつらは…!」ぞくっ
永沢「僕の残りのボディ全部を召喚したのさ!このボディすべてを使って君にオニオンスプラッシュをお見舞いしてやる!君は跡形も無く消し飛ぶだろうね!」
ほむら「そ、そんな…!」がくがく
永沢「はははは!卑怯者にふさわしい最後だと思わないかい?…それじゃあさようなら!暁美ほむら!」ばっ
永沢1~1226「オニオン…!」ゴゴゴゴ…!
ほむら「うっ…!」
永沢1~1226「スプラッ…」
「待てぇぇぇぇ!」
ほむら「…!?」
永沢「ん?君は…」
藤木「はぁはぁ…待つんだ。永沢くん」
永沢「ふんっ…藤木くんか。なんの用だい?」
藤木「永沢くん…僕、決めたんだ…君と契約するよ…」
ほむら「えっ…?」
永沢「へぇ…あんなに嫌がってたのにいまさら契約だなんて…君はつくづく卑怯だね」
藤木「べ、別にいいじゃないか!」
永沢「ふんっ…まぁいいよ。幾多の卑怯行為を重ね卑怯者の特異点となった君は歴代最強の卑怯少女になるだろう…さぁ、君はどんな願いで卑怯少女になるんだい…?」
藤木「僕は…!」
ほむら「…」ごくり
藤木「僕は…僕は…!永沢くんを生まれる前に消し去りたいッ!」
ほむら「えっ」
永沢「なっ!?その願いは…!」
藤木「すべての時間軸、過去、未来、すべての平行世界の永沢くんをこの手で…!」
永沢「そ、そんな!卑怯だぞ!藤木くんっ!」
藤木「卑怯者でもなんでもいい!叶えてよ!永沢くん!」
しゅううううう…
~~~
~~
丸尾「藤木くん!ズバリあなたはそれがどんな恐ろしい願いかわかっているのですか?ズバリあなたは未来永劫永沢くんを消し去る概念としてこの宇宙に固定されてしまうでしょう!」
藤木「いいんだよ丸尾くん…そのつもりだから」
野口「くっくっく…いいんじゃないの?」
藤木「野口…!」
野口「くっくっく…やれるもんならやってみなよ…頑張りな。藤木」
藤木「うん。ありがとう。野口」
丸尾「藤木くん、あなたは希望を叶えるのではありません!ズバリあなた自身が希望になるのでしょう!」
キートン山田『こうして全宇宙から永沢と藤木の存在と記憶は消し去られた。ほむら1人を除いて』
キートン山田『世界改変後につづく』
――焼肉屋
じゅーじゅー
マミ「あ!みんな、野菜が焼けたわよ!」
杏子「お、うまそー!」
マミ「はーい!タマネギいる人ー!」
まどか「あっ!食べたーい!」
さやか「あたしも!」
ほむら「…」
まどか「どうしたのほむらちゃん?タマネギいらないの?」
ほむら「え、ええ…ちょっと…タマネギには嫌な思い出があって…」
杏子「おい、ほむら!好き嫌いしちゃダメだぞ!」
さやか「そうよ!ほむら!はいっ!タマネギよ!食べなさい!」しゅっ
ほむら「ひ、ひぃ…!」
杏子「こいつー!無理やりでも食べさせてやるぞー!」ぐいぐい
ほむら「や、やめて!やめてぇ!」うるうる
マミ「ちょっと佐倉さん!暁美さん涙目じゃない!誰にだって好き嫌いはあるから無理やり食べさせるなんてダメよ!」
杏子「わかったよ!ちぇっ…」
ほむら「と、巴さん…ありがとう…」うるうる
まどか「いつもクールなほむらちゃんの弱点がまさかタマネギだったとはねー」
さやか「意外だわー」
マミ「うふふ…!ちょっと可愛かったけどね」
ほむら(タマネギこわい…タマネギこわい…タマネギこわい…!)がくぶる
おわり