男「それからと言うものの」
妹「イケメンさん!一緒に学校に!」
幼馴染「私も!」
姉「私も!」
イケメン「男くん、君は?」
男「いや、いいや」
幼馴染「嫉妬してるのかな?」
元スレ
男「イケメンの奴が転校してきた、しかも俺のクラスに」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1364258912/
友「男、今日も一人か?」
男「今二人になった」
男「あいつが転校してきてからずっとこうだ」
男「そういや友のクラスにも転校生が来たんだってな」
友「うん、いい人だよ、他人の女奪ったりしないし」
男「あー昼休み暇だ」
「イケメン君、勉強教えて」
「イケメン君、先にお昼食べない?」
男(友のクラスに行こうか)
友「早く抜いてくれ!」
転校生「焦るな、すぐ抜いてやる」
友「血が出てる!ぎゃああああ!」
転校生「そう慌てるなって」
男(聞いてはいけないものを聞いてしまった)
友「おい男、何か誤解してないか?」
男「何?」
友「釘が刺さったから抜いてもらってたんだ」
転校生「この人は?」
友「彼は男、僕の友達だよ」
男「始めまして男です」
転校生「始めまして、僕はフォンフォンです」
男(フォンフォン、外国人かな?)
キーンコーンカーンコーン
幼馴染「さて、イケメンさん、一緒に帰ろう」
イケメン「いいよ、どこ行く?」
「いいなあ幼馴染さん」
「そういや男の奴は?」
「幼馴染が他の男に惚れたから逃げたんじゃない?」
フォンフォン「一緒に帰ろうよ!」
友「奇遇にも方向が一緒でな」
男「…」
友「どうした男?家に戻らないのか?」
男「いや、幼馴染の家にイケメンが入ってくのを見たんだ、幼馴染と一緒に」
友「…逆に考えろ、お前の家には来てないってことだ」
フォンフォン「それじゃあ行こう」
男「…そういや姉さんと妹遅いな」
トルルルル
男「もしもし」
姉「今日幼馴染の家に泊まることにしたから」
男「それは珍しいな、何で?」
妹「たまにはいいかなって」
男(バレてないとでも思ったか)
友「荷物持ち手伝おうか?」
後輩「いいです」
フォンフォン「いい感じだねあのふたり」
イケメン(次はあいつだ)
男「ただいまー」
妹「キャッキャ」
イケメン「フフフ」
男「…」
妹「いたんだ、さっさと自分の部屋行きなよ」
姉「アハハン」
妹「ウフフン」
男「下から声が聞こえる」
トルルルルル
男「友から電話だ」
友「今から外出しないか?」
男「今イケメンが家にいるんだ」
友「じゃあそっちに行くか」
男「やめとけ」
友「大丈夫だ、フォンフォンも一緒にいる」
フォンフォン「おじゃまします」
友「おじゃまします」
妹「…いらっしゃい」
妹「ちっ、せっかくイケメンさんといろいろしようと思ってたのに」
友(聞こえてるんだが)
イケメン「俺そろそろ帰る」
イケメン(うまくいきそうだ)
後輩「あれ?ここどこ?」
イケメン「道に迷ったの?」
後輩「はい」
後輩(かっこいい…)
イケメン「送ろうか?」
後輩「お願いします」
後輩「ありがとうございます」
イケメン「終電乗り遅れた」
後輩「なら泊まっていってください」
イケメン「ありがとう」
イケメン(しめしめ、あとはHに持ち込めば…処女さえ奪えばこっちのもんだ)
友「あ、後輩」
後輩「…」
フォンフォン「どうしたのかな?」
男「俺のクラスに向かってる、考えられることはひとつしかない」
フォンフォン「そういや男、顔色悪いよ」
男「ご飯作ってもらってないんだよ」
友「無理すんなよ」
男「次の時間体育なんだ」
フォンフォン「…それは気の毒だね」
「イケメンさんすごい!」
「頑張って!」
「応援してるわ!」
幼馴染「イケメンのチームでよかった」
男(やべっ、もう限界だ)
男(…)
クラスメイト「おい!男が倒れたぞ!」
男「ここは?」
元屋良内科の保険医(以降保険医)「よかった、目を覚ましてくれた」
保険医「ここは保健室だ」
フォンフォン「男!」
友「八時になっても目を覚まさないから心配したんだ」
男「ただいま」
イケメン「ここか?ここがいいんだな!」
母「はい!気持ちいいです!」
男「嘘、だ、ろ、、、」
フォンフォン「…そうだったのか」
友「イケメンの奴許せないな」
男「イケメンに堕ちてない女なんか…」
ぱんにゃ「うーりゅりゅーーーーーーーー!」
友「メスだけど一応例外か」
フォンフォン「今の生き物何?」
友「こうなったら闇討ちしよう」
フォンフォン「そんな無茶な!」
男「そうだ!一人でいる時なんて無いんだぞ!」
友「男子トイレ」
フォンフォン「絶対に誤解される」
保険医「話は全部聞かせてもらった!」
ぱんにゃ「りゅっ!」
ピンポンパンポン
保険医「イケメンくん、今日の放課後体育館に来てください」
「何かしたのかな?」
「女性関係のトラブルじゃない?」
「まさか」
「でも体育館っておかしくない?普通職員室とか生徒指導室じゃない?」
フォンフォン「うまく行くかな?」
イケメン「で?全校生徒が残るまで居残りさせて何の用ですか?」
保険医「女性関係の話だ」
保険医「君は最近複数の女性と付き合っているようだ」
保険医「他人の恋人だったり家族だったり」
イケメン「で?それがどうかしました?」
保険医「君はまだ学生だ、そのようなことはやめた方がいい」
イケメン「それだけですか、じゃあ帰ります」
友(外には幼馴染達がいる、やめといた方がいいな)
イケメン「さあみんな、一緒に帰ろう」
姉「はい」
妹「ご一緒に」
幼馴染「もちろん」
後輩「では」
フォンフォン「男、どうかしたか?」
男「いや、帰る家がないんだ」
男「帰ってくるなと言われてな」
フォンフォン「明日は休日だ、ゆっくりしよう」
保険医(俺が掘ればあいつを倒せると思ったが)
保険医(明日のあいつの予定さえわかれば)
友「俺の家に泊まっていきなよ」
男「いいのか?」
フォンフォン「俺もいい?」
ぱんにゃ「うりゅ?」
友「もちろん、それで明日の作戦を練ろう」
次の日
フォンフォン「大変だ!イケメン達が乱交パーティーに出てる!」
友「何!」
男「場所はわかるか!」
フォンフォン「この先の瓦と木の民家だ!」
友「わかった!」
保険医「こっちか!」
フォンフォン「先生!来てくれたんですね!」
保険医「あったぼうよ!」
保険医(あの野郎、掘るんじゃなくてボコボコにしないとな)
ぱんにゃ「うりゅ?」
フォンフォン「君もついてきたのか」
男「カメラとかは?」
友「あるぜ!」
主婦「旦那に隠れて不倫なんて最高よー!」
浮浪者「ヒー!生き返るぜー!」
友(目を背けたい光景だ)
友(これを撮影して警察に突き出せば)
友(イケメン達は…)
イケメン「怪しいのが外にいるのでちょっと見てきます」
男(しまった!?)
イケメン「やはりお前たちか!」
友「てめえ!こんなことしてタダで済むと思うな!」
イケメン「それはこっちのセリフだ!」
フォンフォン「しまった!ダイト持ってないんだった!」
男「だがこっちは四人+おまけ!お前に勝ち目はない!」
イケメン「それはどうかな?」
保険医「野郎!拳銃なんか持っているのか!」
イケメン「俺の後ろ盾は強力でね、死ね!男!」
ぱんにゃ「うりゅ!」
イケメン「ちっ、弾がひとつ無駄になった!」
保険医「野郎!許さねえ!メスでも喰らえ!」
イケメン「困るね、せっかくの顔に傷がついたじゃない」
保険医「ここ、ま、っで、、か」
フォンフォン「先生!」
イケメン「さて、次は誰にしようかな」
イケメン「どうせ全員殺すんだし一緒かな?」
友「てめえ」
フォンフォン「俺たちにも武器さえあれば…」
男「おい!ぱんにゃと先生がカードになってるぞ!」
フォンフォン「何か使えそうだ」
フォンフォン「先生、ぱんにゃ、力を貸してください」
フォンフォン「フュージョン!!!!!」
イケメン「な、何だ!」
男「すげえ!」
友「合体して別人になった!」
保険医「マシュランボー参上!チュッ!」
保険医「ありゃ?失敗した?」
保険医「よしもう一度だ!」
ぱんにゃ「マシュランボー!なんだなー!ほほほーい!」
男「また失敗じゃない?」
ぱんにゃ「もう一度だ」
マシュランボー「イケメン、貴様らの悪事もこれで最後だ」
フォンフォン(よし、これで成功だ)
イケメン「ふんっ、三人束になっても同じだ!死ね!」
マシュランボー「ふっ!」ヒョイ
イケメン「回避しやがった!」
イケメン「この距離ならどうだ!」
マシュランボー「無駄だ」
イケメン「何!拳銃を止めやがった!」
マシュランボー「えい!」
イケメン「拳銃が!」
男「今だ!こいつを縛り上げるぞ!」
友「そこの鎖拾ってきた、こいつを使おう!」
マシュランボー「レストレーション」
フォンフォン(何とか分離できた)
保険医「ふーっ!生き返ったぜ!」
ぱんにゃ「うりゅ!」
友「警察にはもう連絡してある」
イケメン「タダですむと思うな」
保険医「それはお互い様だろ?」
屋良内科の医師達「ここは俺たちに任せろ!」
イケメン「待て!やめろ!」
友「行っちゃった、これで終わったのかな?」
フォンフォン「さあ」
フォンフォン(さっきの何だったんだろ、三人?で合体したら強い戦士になったけど)
高見沢「ほら!ケツに石入れてやるぜ!」
砂村「何言ってるんだ、それじゃあ穴が使えねえじゃねえか!」
英恵「口を使おうぜ!」
氷川「でかいチンポもあるぜ!」
村上「毛も剃ろう!」
イケメン「アーーッ!」
友「先生、あれからイケメンどうなりました?」
保険医「今頃ホモ漬けさ」
フォンフォン「そういや男の家族は?」
男「離婚寸前になったり大変だったよ」
男「お父さんが怒るもの無理ないさ」
フォンフォン「そうだよね」
男生徒A「イケメンって犯罪にまで手を染めてたらしいぜ」
男生徒B「そうそう、この学校も色々大変だったらしいよ」
女生徒A「そうなの、何か幻滅」
女生徒B「でも行方不明になってるらしいよ」
女生徒C「この学園の生徒の親にまで手を出してたらしいし」
フォンフォン「ずっとこの話題だ」
フォンフォン「後輩ちゃん?どうしたの」
後輩「うん、友さんに悪いことしちゃったなって思って」
フォンフォン「そういう事は友に直接言った方がいいよ」
友「男、俺はどうしたらいいと思う?」
男「後輩ちゃんのこと?」
男「過去は消せない、でも未来は白紙だ」
男「過去を乗り越えていこう」
友「わかった」
男(とは言ったものの)
男(俺も家族や幼馴染と顔合わせるの気まずいな)
男(俺は悪くないと思うのに)
男「ただいま」
姉「おかえり!男!いままでごめんね!」
男「姉さん!」
妹「お兄ちゃん!」
男(涙でグショグショだ)
男(父さんも母さんと和解したらしい)
幼馴染「間に合った!男!」
男「ハハハ、これじゃあ寝られそうにないや」
男(本当は許せないんだけど、姉さん達も警察の人に怒られたらしいし)
男(何より長い付き合いだ)
姉「おはよう男!朝ごはんあるよ!」
男「ひさびさだな」
妹「今日は早く起きて豪華にしてみたの」
父「朝から豪華だと大変だな」
母「何言ってるの余ったら弁当にすればいいじゃない」
男「本当に旅に出るのか?」
友「そりゃもう夏休みだけどさ」
フォンフォン「うん、イケメンみたいな奴を片っ端から倒すことにしたんだ」
保険医「またこう言うことが起きたら困るしな」
ぱんにゃ「うりゅ!」
フォンフォン「いざとなったら前みたいに合体するよ」
フォンフォン「普通に合体出来るように練習したんだ」
友「それじゃあまたな、夏休み終わるまでに帰ってこいよ!」
フォンフォン「了解!」
男「終わったな」
友「うん、でもまたこう言うことがあるかもしれない」
男「その時は」
友「うん、わかってる!」
屋良内科の医師達「そういう時は俺らも行くぜ!」
男「おう!」
フォンフォン「囲まれた、合体します?」
ぱんにゃ「ふりゅー!」
保険医「いや、やめとく」
フォンフォン「そういや何で先生は屋良内科辞めたんですか?」
保険医「世界のいい男とハッテンするためさ」
フォンフォン「なるほど、目の前の寝取り男掘ります?」
保険医「ノーセンキュー」
ぱんにゃ「うりゅ!」
男「イケメンの奴が転校してきた、しかも俺のクラスに」終わり