男「安価で催眠術使ってエロいことする」 【前編】  【中編】  【後編】 の続きです

元スレ
幼馴染「安価で催眠術使ってエロいことする?」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1361004506/

2 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 17:50:47 oZg3Jf6g 756/1282

不良娘「……」ガチャ

「……おっす」

不良娘「……なんだよ、話って」

「……」

不良娘「……」

不良娘(屋上か……こうしてこいつとここにいると、まるであの時の夢みてぇ……)

不良娘(ってダメだダメだ私! あれは悪夢だ! いつまでもとらわれてちゃいけねえ!)

不良娘「わ、私だって暇じゃねえんだ! 用があるなら早くしろよな!」

「いや、あのな……」

不良娘「……」

「……不良娘」

不良娘「な、なんだよ」

「……好きだ」

不良娘「……は?」

3 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 17:52:30 oZg3Jf6g 757/1282

「俺は、お前が、好きだあああ!!」

不良娘「はああああああああああああ!?」

「お前の笑顔に惚れた!! 俺と付き合ってくれ!」

不良娘「いやいやいや! テメェ彼女いるだろうが!」

「あいつとはもう別れた」

不良娘「ええええ!? いつの間に!?」

「お前は俺のこと嫌いか?」

不良娘「はぁ!? そんなの……いや、そりゃ、嫌いかって聞かれると……」

「じゃあ好きか?」ズイッ

不良娘「べ、別に好きとかそういうんじゃ……! つうかこっち寄ってくんな!」

「俺はお前が好きだぞ」

不良娘「それはさっき聞いたよ!」

「好きだ」

不良娘「あぅ……な、何度も言うなぁ!」

4 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 17:54:20 oZg3Jf6g 758/1282

不良娘(なんだこれ、なんでいきなりこんな展開に!? こいつこんな情熱的なやつだったのか!?)

「返事を聞かせてくれ」

不良娘「返事って、言われても……」

「……」

不良娘「そりゃ、お前には委員長の件で勇気づけてもらったし、クリスと仲良くなれたのもお前のおかげだし」

不良娘「まあ、それなりに、感謝してなくもない、っつうか……」

不良娘「でもだからってテメェのことを好きとかそういうのは……!」バッ

「……」ジッ

不良娘「っ……!」ドキッ

不良娘(顔、顔ちかっ……!)

「……不良娘」クイッ

不良娘「っ……! だ、ダメだ! 私はまだ何も……!」

「ん……」

不良娘(あああぁぁ!! ダメだ、このままじゃ……!)ギュッ

不良娘(ってなんで目つむってんだよ私! 払いのけろよ、なに体硬くしてんだよ!)

5 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 17:56:34 oZg3Jf6g 759/1282

不良娘(つうかなんでちょっと期待しちゃってるんだよぉ! 頼む、このままじゃマジで……!)モニュ

不良娘(……ん?)モニュモニュ

不良娘「ってなに勝手に人の胸揉んでんだテメェ!? ぶっ殺すぞ!!」

「可愛いよ」

不良娘「んぁ! ダメ……!」ビクッ

不良娘(あれ、ていうか私いつの間にか服脱がされてる……?)

委員長「ふふ、大丈夫よ不良娘……自分に正直になって」ギュッ

不良娘「委員長……!? お前どっから」

「ん……」グイッ

不良娘「んんっ!? んちゅ、れろ、んぁ……!」

不良娘(ああ、そうか……これ、夢か……)

不良娘(通りで……こいつが私に告白してくるなんて、おかしいと思ったんだよ)

不良娘(ほっとしたような、残念なような……)

不良娘(まあ、今はどうでもいいか、そんなもん)

6 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 17:58:18 oZg3Jf6g 760/1282

「……キモチ、いいか?」ハァハァ

不良娘「……ああ、すげぇ、キモチいい」ハァハァ

「……いいか?」

不良娘「……ああ、好きにしろ……」

不良娘(どうせ、夢だしな……)

「……挿れるぞ」グチュ…

不良娘「ああんっ……!」ビクッ

不良娘(ヤバ……この感じ、全部挿れられたら……!)ゾクゾク

「っ……!」グチュン!

不良娘「ッ――」



不良娘「――あ?」

不良娘「……朝か」モゾモゾ

不良娘「……パンツ穿き替えねえと」

7 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 17:59:21 oZg3Jf6g 761/1282

不良娘「ふわぁぁ……」

不良娘(……ヤベぇな)

不良娘(あの夢を見てから三週間ちょっと……あいつとはたまにすれ違ってあいさつする程度なのに)

不良娘(あいつのことを考えてる時間がどんどん長くなってる気がする)

不良娘(こういうのは意識しないようにすればするほど意識しちまうもんなんだよなぁ)

不良娘(……まあ、普通にしてても結局意識しちまうんだけどさ)



『やっぱ、お前笑うと可愛いな!』



不良娘(……私ってそんなチョロイ女だったのかな)

委員長「おはよう、不良娘」

不良娘「よう。待ったか?」

委員長「いいえ。あなたがいつも同じぐらいの時間に来るからこっちも調整しやすいわ」

不良娘「そうか」

8 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 18:00:39 oZg3Jf6g 762/1282

委員長「それでね…………」

不良娘「……」

委員長「どうかした?」

不良娘「いや……こうしてお前と一緒に登校してるのって、なんか妙な感じだなって」

不良娘「つい一か月ぐらい前まではすれ違っても目すら合せなかったのに」

委員長「……本当ね。私、あなたとはもう昔みたいに仲良くできないんだって思ってた」

不良娘「……」

委員長「……あなたと仲直りするとき、正直、気まずくなっちゃうんじゃとか心配してたんだけど」

委員長「無駄な心配だったみたいね」

不良娘「お前昔と大して変わってないもんな」

委員長「それはあなたもよ」

不良娘(こうしてまたこいつと一緒にいられるのも……あいつが背中を押してくれたからだよな)

9 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 18:03:54 oZg3Jf6g 763/1282

不良娘「……なあ、私さ」

クリス「おぉー! 不良娘ちゃん、おはよー!」

不良娘「おうクリス。おはよーさん」

委員長「おはよう、クリスさん」

クリス「おはよう委員長!」

委員長「ふふ、今日も元気そうね」

クリス「元気いっぱいなのが私の取り柄だからね!」

「うっす委員長」

委員長「友くんもおはよう」

「姐さんもおはようございやす!」ズビシ!

不良娘「……テメェは私をなんだと思ってるんだよ」

不良娘(クリスともなんだかんだ仲良くやれてる、と思う。クラスでもよく話すようになったし)

不良娘(……私が人と距離をとっちまうタイプだから、積極的に甘えてきてくれるこいつの性格にはかなり助けられてる)

不良娘(今までこういうタイプのやつとはつるんだことがなかったから、毎日がすげぇ新鮮だ)

不良娘(このまま、仲良くやっていけるといいなぁ……)

11 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 18:04:55 oZg3Jf6g 764/1282

不良娘(にしても……)

クリス「ねえ友、ピザって十回言ってみて」

「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」

クリス「じゃあここは?」ビシッ!

「ひざ」

クリス「ぶっぶー! 残念、答えはひじでしたー!」

「いやお前指差してんのひざじゃん」

クリス「え……本当だ!?」

不良娘(まさかクリスに彼氏がいるなんてな)

不良娘(まあハーフでこんだけ可愛いんだし、そりゃ彼氏の一人や二人いてもおかしかねえが……)

不良娘(……クリスも、そういうこと、すんのかな)

12 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 18:06:31 oZg3Jf6g 765/1282

不良娘「おい、お前」

「俺?」

不良娘「お前ロリコンか?」

「何言ってんのお前」

不良娘「幼い感じの子に興奮するのかって聞いてんだよ」

「いや何言ってんのお前!? するわけねえだろそんなもん!」

不良娘「そうか、よかった」

「なんでマジで安堵してんだよ……俺の印象そんなんだったのか」

不良娘(クリスにはまだそういうのは早い気がする……なんとなく)

不良娘(でも、あれなんだよな)

不良娘(こいつと一緒にいるときのクリスって、時々、すげぇ大人っぽい表情するんだよな……)

不良娘(案外、もうすでにそういうことしちゃってたりして……)

不良娘「……」

クリス「どうしたの、顔赤いよ?」

不良娘「んあ……!? いや、別になんでもねえよ……!」

13 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 18:07:21 oZg3Jf6g 766/1282

クリス「~~♪」

不良娘(こうして手つないで一緒に歩いてるところを見ると、まるで仲のいい兄妹みてえだな)

「お、うぃーす!」

「おう友、おはよう」

不良娘「っ……!」

「今日は委員長たちと一緒に来たのか?」

「途中で偶然出会ってな……はっ!? もしかしてこれプチハーレム状態!?」

クリス「……」ジト

「あ、いや、僕には君しか見えてなかったのさハニー、ははっ」

委員長「おはよう男くん」

「おっす委員長」

「不良娘も、おはよう」

不良娘「……おう」

委員長「……」

「……」

14 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 18:08:02 oZg3Jf6g 767/1282

幼馴染「みんなおはよー!」

クリス「おはよう幼馴染ちゃん!」

不良娘「……」

不良娘(男の、彼女……)

不良娘(手、繋いでる……)ズキッ

幼馴染「不良娘ちゃんもおはよう!」

不良娘「アァ?」

幼馴染「あぅ……!」

不良娘「あ、その……おはよう」

幼馴染「お、おはよう……」

「……」

不良娘(クソ……なにやってんだよ私……)

委員長「……」

15 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 18:09:42 oZg3Jf6g 768/1282


 …………


不良娘「……あいつ」

クリス「え?」

不良娘「幼馴染、だっけ」

クリス「ああ、男くんの彼女だね」

不良娘「……可愛いよな」

クリス「うん、すっごいかわいいよね! 幼馴染ちゃんの笑顔を見てるとこっちも元気になっちゃうよ」

不良娘「笑顔、ねぇ……」

クリス「うちのクラスでも好きな人結構いるみたいだよ」

不良娘「お昼の放送やってっから一部のやつらの間じゃアイドルみたいな扱いだもんな」

クリス「あれでさ、幼馴染ちゃんが短いお話朗読するコーナーあるでしょ」

クリス「あれのいくつかは私が考えたやつなんだ!」

不良娘「へぇ、すげぇじゃねえか」

クリス「でしょでしょー!」

16 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 18:11:48 oZg3Jf6g 769/1282

クリス「幼馴染ちゃん朗読すごい上手だからね。作者冥利に尽きるってやつですよ」

不良娘「ふーん……」

不良娘(今度真面目に聞いてみようかな……)

クリス「で、幼馴染ちゃんがどうしたの?」

不良娘「別に……ただ、なんであんな可愛い子があいつなんかと付き合ってんのかなと思ってな」

不良娘「あの子なら他の男だっていくらでも寄ってくんだろ」

クリス「あの二人は幼馴染なんだよ。幼馴染ちゃん、男くんのこと幼稚園のころからずっと好きだったんだって」

不良娘「そんな、昔から……」

クリス「長年の想いがついに実を結んだんだよ。まるで漫画みたいじゃない?」

不良娘「……」

クリス「それに、男くん優しいよ? 幼馴染ちゃんが男くんのこと好きになったのも分かるなぁ」

クリス「私は、すっごいお似合いの二人だと思うよ」

不良娘「……私も、そう思う」

クリス「不良娘ちゃん……?」

17 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 18:13:06 oZg3Jf6g 770/1282

不良娘(あいつがあの子に向ける目は、やっぱり、他のやつらに向ける目とは違うもんな……)

不良娘(見てると、分かる……あの二人の間には、他の誰にも割って入ることのできない、二人だけの繋がりがある)

不良娘(あいつの隣にいるべきなのは、あの子なんだ)

不良娘(……だから、いい加減目を覚ませ。今ならまだ一時の気の迷いってことで終わらせられる)

不良娘「……」

クリス「……」



昼ご飯どうする? >>20

1.クリスと一緒に食べる
2.委員長に誘われる
3.男を誘う
4.屋上で一人で食べる
5.その他

20 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/16 19:15:25 dQ50ML9w 771/1282

男を誘う

23 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 10:49:01 aBov6MDY 772/1282


 昼休み

クリス「じゃあ私友のところ行ってくるね」

不良娘「ああ、行って来い」

不良娘「……」

不良娘(……一人か。まあ慣れてるから別にいいんだが)

不良娘(……本当に、どうすりゃいいんだろ)ハァ

不良娘(つうか私はあんなやつのどこがいいんだよ)

不良娘(かっこいいわけでもねえし、背が高いわけでもねえし、運動ができるわけでも……いやそれは知らねえけど)

不良娘(あんなやつただムカつくだけじゃねえか。ほんのちょっと言葉を交わした程度なのに図々しく構ってきやがって)

不良娘(……まあ、そのおかげで最近学校が楽しくなってきたのは確かだけどさ)

不良娘(って違う違う!)

24 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 10:51:28 aBov6MDY 773/1282

不良娘(そもそもあいつは言うことがいちいちウゼェんだよ! いい奴だとか可愛いだとか適当なことばっか抜かしやがって!)

不良娘(どうせ誰にでもあんなこと言ってんだろ、かっこよくねえくせに身の程知らずな……)



『可愛いよ』



不良娘「あああぁぁ!!」ダン!

クラスメイトたち「!?」ビクッ

不良娘(クソッ! 今朝の夢思い出しちまった……!)カァァ

不良娘(そうだ、元はと言えばあんなふざけた夢見ちまったのが悪いんだ! そりゃあんな気持ち悪いもんみたら誰だって意識するわ!)

不良娘(ちょっとご無沙汰で溜まってただけ、んでもってたまたまそういう時期にあいつに出会っただけ、タイミングが悪かったんだ!)

不良娘(そうだ、タイミング次第じゃ他のやつだったかも……)

不良娘(……あいつ以外と、ああいうことするの……)

不良娘(なんか嫌だな……)

25 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 10:52:25 aBov6MDY 774/1282

不良娘「ああああああぁぁぁ!!!」ダン!

クラスメイトたち「!?」ビクッ

不良娘(本当にどうしちまったんだよ私は!)

不良娘「クソ、なんであんな奴のために私がこんな悩まなきゃいけねえんだ……!」ギリッ

不良娘(そうだ、おかしい。こんなの間違ってる……!)

不良娘「こうなったら!」





不良娘「男!!」ガララ!

「はいぃ……!」ビクッ

26 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 10:53:00 aBov6MDY 775/1282


 ザワザワ ガヤガヤ

「びっくりしたぁ……!」

「おい、あれB組の不良娘だろ」

「めちゃくちゃ怒ってるじゃねえか……恐ぇ……」

「男って……あいつなんかしたのか……?」


不良娘「今すぐ屋上に来い」

「屋上……なんで」

不良娘「今すぐだぞ」ギロッ

「お、おい……!」


「屋上って……シメられんの確定じゃねえか!」

「男くん……大丈夫かな……」


委員長「あなた何かしたの……?」

「いや、特に何も……」

27 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 10:54:18 aBov6MDY 776/1282

幼馴染「……別に、行かなくていいんじゃないかな」

委員長「幼馴染さん……」

幼馴染「あんな命令するみたいに一方的に呼びつけるなんて、ちょっとどうかと思うな」

委員長「……ごめんなさい」

幼馴染「えっ、いや、委員長が謝ることじゃないよ」

委員長「あの子、決して悪い子ってわけじゃないの。ただ……」

幼馴染「……分かってるよ。多分、あの子は……」

「……」

委員長「……男くん、ちょっと」

「ん?」

委員長「……あなたにそういう気がないのは分かるわ。でも、あまり勘違いさせるようなことをしないでほしいの」ヒソヒソ

「……」

委員長「幼馴染さんも……あの子も、傷ついてしまうわ」

「……分かってるよ」

【大丈夫だって】

28 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 10:56:09 aBov6MDY 777/1282


 ガチャ

不良娘「……来たか」

「来なかったら後々マジでシメられそうだったからな」

不良娘「……悪かったな。彼女との昼飯の時間、邪魔しちまって」

「別に気にすることねえって。で、何の用だよ」

不良娘「……昼飯」

「へ?」

不良娘「昼飯、一緒に食わねえか……!」カァァ

「……教室に来た時に言っとけよ。弁当持ってきてねえぞ」

不良娘「わ、悪い……」

「ちょっと待ってろ。弁当とってくるから」

不良娘「ま、待て……!」

「なんだよ」

不良娘「私の弁当、は、はんぶんこにしよう!」

「はぁ?」

29 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 10:57:21 aBov6MDY 778/1282

「おっ、すげぇ美味そうじゃん!」

不良娘「そ、そうか」

「もっとこう茶色一色みたいな感じかと思ってたぜ、なんとなく」

不良娘「じゃあ、まずお前から食えよ」

「いいのか? 本当に」

不良娘「無理やり付き合わせたのはこっちのほうだからな。あれなら全部食ってもいいぞ」

「いや、それはさすがに悪いって」

「じゃあ、いただきます」

不良娘「……」ドキドキ

「あむ……」モグモグ

不良娘「……どうだ、美味いか?」

「おぉ、この玉子焼き美味いな!」

不良娘「ほ、本当か! 今日のは割と自信作だったんだよ」

「……これ、もしかしてお前が作ったのか?」

不良娘「そうだけど……」

30 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 10:59:07 aBov6MDY 779/1282

「じゃあこのグリンピースやにんじんが入ったまぜご飯もお前が?」

不良娘「ま、まあな」

「このうさぎさんりんごも?」

不良娘「だったらなんなんだよ!」

「いや、お前結構女子力高いのな」

不良娘「女子……!?」

「案外いいお嫁さんになるんじゃねえか」

不良娘「お、お嫁さん!?」

「つうかこれマジ美味いな、ちょっと箸止まらねえかも」パクパク

不良娘(美味そうに食ってくれてる……嬉しいな)

31 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 10:59:56 aBov6MDY 780/1282

不良娘「全部食ってくれていいからな!」

「お前の昼飯どうするんだよ」

不良娘「帰りに菓子パンでも買って食うよ」

「そりゃ申し訳なさすぎる。つうか俺まだ自分の弁当残ってるし」

「つうわけでごちそうさま」

不良娘(残しちまうのかよ……)

「本当に美味かったよ。ありがとな」

不良娘「っ……!」ドキッ

「で、今日はどうしたんだ」

不良娘「あ?」

「わざわざ俺をお昼に誘ったってことは、なんかあるんだろ?」

不良娘「あー……まあ、あるといえばあるっていうか」

32 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 11:00:52 aBov6MDY 781/1282

不良娘(うじうじしてるのがらしくねえから、こいつを呼び出して自分の気持ちをはっきりさせようって思ってたんだけど……)

不良娘(ますます混乱しちまった気がする……結局私は、こいつのことをどう思ってんだ?)

不良娘(……それはそれで認めたくねえが、恋に恋する乙女状態になってるんじゃねえか?)

不良娘(慣れない褒められ方をしたせいで、舞い上がってるだけなんじゃ……)

不良娘(……どちらにしろ、こいつにはあの子がいるんだ)

不良娘(私のするべきことなんて、決まっちゃいるんだがな)

不良娘(……)



どうする?(なんと言う?) >>33

33 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 13:39:27 XYCNBXJ6 782/1282

弁当作ってきてやるよ

36 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 15:33:11 aBov6MDY 783/1282

不良娘「……弁当、美味かったか?」

「ん? ああ、すげぇ美味かったぞ」

不良娘「……じゃあ、さ」

不良娘「弁当、作ってきてやるよ」

「え……?」

不良娘「今度は、お前の分……作ってきてやる」

「……」

不良娘(うあああああ何言ってんだ私! 弁当作ってくるとか、私は一体こいつのなんなんだよ……!)

不良娘(変な奴だと思われちまったかな……! それとも、もしかしたら私の気持ち……)

不良娘(って気持ちってなんだ! 私はまだ自分がこいつのことを好きだなんて認めたわけじゃねえ!)

不良娘(クソ、顔が熱い……! 大丈夫か、引かれたりしてねえだろうな……!)

「……そっか。じゃあ頼むわ」

不良娘「え……」

「今度は最後まで食えるんだよな。楽しみにしてるぞ」

不良娘「お……おうっ!」

37 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 15:35:25 aBov6MDY 784/1282

不良娘(どうしよう……ニヤけそう……!)

「……で、結局どうして俺と一緒に昼飯食おうなんて思ったんだ?」

不良娘「え、あ、ああ、気にすんな! 大した理由なんてねえよ!」

「……ははぁーん」ニヤニヤ

不良娘「な、なんだよ……!」

「お前さては、教室で一人で食うのが寂しかったんだろ」

不良娘「はぁ!?」

「クリスは友と一緒に昼飯食うからな」

「でもそれなら委員長を誘えばよかったのに。なんで俺なんだ?」

不良娘「なんでって……」

「……?」

不良娘「っ……!」フンッ

「まあいいや。じゃあ降りようぜ、そろそろ次の授業だ」

不良娘「だ、だな」

「……」

38 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 15:36:32 aBov6MDY 785/1282

クリス「あれ、不良娘ちゃんどこ行ってたの?」

不良娘「ん? まあ、ちょっとな」

クリス「ふーん」

不良娘(結局、ただ弁当食わせるだけで終わっちまったな。なんもはっきりしてねぇよ)

不良娘(……どんなおかずが好きなのか聞いときゃよかった)

不良娘(また、美味そうに食ってくれるかな……)

不良娘「……はぁ」

不良娘(もうダメだなぁこりゃ。私、完全にあいつのこと……)

不良娘(……とりあえず、弁当の残り食っちまうか)パカッ

クリス「あれ、まだ食べてなかったんだ」

不良娘「……」

クリス「不良娘ちゃん……?」

不良娘「か……」

クリス「か……?」

39 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/17 15:37:25 aBov6MDY 786/1282

不良娘(間接キス!?)

不良娘(完全に盲点だった! どうすんだよ、箸これしかねえぞ!)

不良娘(……いやいや、冷静になれ私。間接キスとか、中学生じゃねえんだから)

不良娘(キスどころかセックスだってしたことあるってのに、いまさら間接キスごときで狼狽えてるとか)

不良娘(バカみたいっつうか、恥ずかしいやつだろ)

不良娘(あいつだってそういうこと気にしてないから普通に私の箸使ったわけだし、私だけ気にするとか、すっげぇムカつく)

不良娘(……あ、なんかいい感じに腹立ってきたぞ)

不良娘(あぁムカムカしてきた! こんなもん……!)

不良娘「こうだ……!」パク

クリス「……不良娘ちゃん、顔真っ赤だよ?」

不良娘「っ~~!」ガツガツ

クリス「わわ、そんな一気に食べたら……!」

不良娘「うぐっ……!」

クリス「ほら! もう何やってるの!」

40 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 16:19:44 Wp.QSe6U 787/1282


 放課後


不良娘「委員長、帰ろうぜ」

委員長「ごめんなさい、今日は各クラスの委員長が集まる会議があるの」

不良娘「その会議ってのはどれぐらいかかるんだ?」

委員長「だいたいいつも三十分かからないぐらいだけど」

不良娘「それぐらいなら待ってるよ」

委員長「いいの?」

不良娘「今日はバイトねえし、家帰ってもすることねえからな」

委員長「……そう、分かった。終わったらメールするから」

不良娘「了解」

「……」

41 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 16:23:14 Wp.QSe6U 788/1282

不良娘(さて、どこで時間つぶすかな)

不良娘(三十分か……屋上でぼーっとしとけばいいか)





不良娘(なんか最近前よりもよく屋上行ってる気がする)

不良娘(……夢の中であいつとヤったのも屋上だな)

不良娘(あいつのことを初めて意識した場所だから、か……?)

不良娘(……ないない、考えすぎだな)

不良娘(そういや、私とは逆でDQN女たちは最近屋上行ってねえみてえだな)

不良娘(謹慎くらってちょっとは真面目になったのかね)

不良娘(……ありえねえか。あいつらにとっちゃ謹慎なんてただ学校が休みになったってだけだし)

42 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 16:24:55 Wp.QSe6U 789/1282

不良娘(……委員長が先公に言ったから謹慎、ってことになったみたいだが)

不良娘(委員長って、そういうことを先公に言うような奴だったか?)

不良娘(先公に言う前に、自分で直接説教したりしそうだが……)

不良娘(まあ、ことがことだしな。さすがに学校でヤるってのは)ガチャ



「んぁ、ああぁ……く、ふぁ……!」



不良娘「……は?」

43 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 16:26:37 Wp.QSe6U 790/1282

女生徒「っ……!?」

イケメン「……ありゃりゃ、見られちまったか」

不良娘「……テメェ」

イケメン「じゃ、続きはまた今度な」ボソッ

女生徒「っ……!」キッ

 バチン!

女生徒「……!」ダッ!

不良娘「っと……!」

 タッタッタッタッ…

イケメン「いててて……この俺の国宝級の超絶モテフェイスに平手打ちとは……ありゃなかなかの器だな」

不良娘「……」

44 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 16:29:34 Wp.QSe6U 791/1282

イケメン「しかし……ククク、まさか貴様に見られてしまうとはな」

イケメン「我の秘密を知られたからには生かしてはおかんぞォ!!」

不良娘「……あの子、私と同じクラスのやつだよな」

不良娘「確か、付き合ってるやつがいたはずだが」

イケメン「えぇ!? そうなの!?」

イケメン「ショック……やっぱり、俺の顔とカラダだけが目当てだったのね……」

不良娘「……ふざけんなよ、テメェ」ギロッ

イケメン「……なんでお前がそんなキレてんのさ。友達とかってわけじゃねえんだろ?」

不良娘「……クズが」

イケメン「おいおい、人聞きの悪いことを言うなよ。彼女の方から俺を求めてきたんだぜ?」

イケメン「俺はただ、俺のことを愛してくれた可愛らしいレディに素敵な夢を見せてあげただけさ」

イケメン「俺がほっといたって、どうせあいつはまた俺のもとに来る」

45 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 16:32:11 Wp.QSe6U 792/1282

不良娘「っ……!」ガッ!

イケメン「ちょ、タンマタンマ!?」

イケメン「ぐっ……!」ドン!

不良娘「調子に乗ってんじゃねえぞクソ野郎。テメェのそのムカつくツラぼこぼこに膨れさせてやろうか」ギリリッ!

イケメン「がっ……! 苦、し……!」

不良娘「それとも、このまま絞められてあの世に逝っちまいてえか?」

イケメン「調子、に……の、ってん……は……」

イケメン「テメェだろ」

不良娘「っ!?」ゾクッ

イケメン「がほっ、げほっ……ま、マジ洒落になってねえぞお前……!」ドサッ

不良娘(なんだ、今の……感情が、全部抜け落ちたみたいな……)

不良娘「っ……!」ガクガク

不良娘(クソ、膝が、震えて……!)

46 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 16:33:36 Wp.QSe6U 793/1282

イケメン「つうか、お前、人のことどうこう言えんのかよ……」

不良娘「あぁ?」

イケメン「……今日男のやつ呼び出してたけど、どんな用だったんだよ」

不良娘「なっ!? そんなん今関係」

イケメン「お前あいつのこと好きなの?」

不良娘「っ!?!?」

イケメン「はっ……お前も、そんな女の子みたいな顔できんだな」

不良娘「ふ、ふざけんな!! あんまデタラメばっか言ってっとぶっ殺すぞ!」

イケメン「あいつには関わらない方がいい」

不良娘「あ……?」

イケメン「まあ、お前がどうこうできることじゃねえけど」フラッ

不良娘「おい……!」

イケメン「じゃあな。せいぜい青春を謳歌しろよ」

不良娘「……テメェ」

47 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 16:38:58 Wp.QSe6U 794/1282

不良娘「そんなだったか?」

イケメン「……」

 バタン

不良娘「……」





不良娘(委員長のやつ、そろそろ終わっかな)

 ガチャ

不良娘(あん? なんだ、また誰か……)

「こんなところにいたのか、探したぞ」

不良娘「テメェ、なんで……! つうか探したって……!」

「なあ」

【今日一緒に帰らないか?】

不良娘「はぁ!? なんで!?」

48 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 16:40:28 Wp.QSe6U 795/1282

「いや、今日弁当食わせてもらったし、それにまた今度作ってきてくれるんだろ?」

「そのお礼ってことで、なんかおごらせてくれよ」

不良娘「そんな、別に私はそういうつもりで……!」

「分かってるけど、でももらいっぱなしってのもなんかすっきりしなくてな」

「それに、よく考えたら俺なんだかんだでお前とそんな話してないし」

「せっかくだから、もっと仲良くなりたいなって思ってさ」

不良娘「お前……」

不良娘(そんなこと、思ってくれてんだ……)

「どうだ?」

不良娘「……今日は、委員長と一緒に帰る約束、してるから……」

「……そっか。ごめんな、急に」

不良娘「いや、別に……」

「じゃあまた今度な」

不良娘「あ……」

49 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 16:41:00 Wp.QSe6U 796/1282


 ガチャ

不良娘「待って!!」

「……」ピタ

不良娘「い、行こう! 今日!」

「……」

「いやでも、委員長と約束してんだろ?」

不良娘「そ、それは……大丈夫だ! 大丈夫!」

「そ、そうか……」

不良娘(ごめん、委員長……!)

不良娘(でも、私……!)

「……」

53 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 21:10:58 Wp.QSe6U 797/1282

「……でさー…………」

不良娘「……」

不良娘(一緒に下校……二人っきりで……)

不良娘(……知らない人から見たら、やっぱ、恋人同士に見えたりすんのかな)

不良娘(っておいおい! 一緒に帰ってるだけでこんな意識しちまうとか、私はウブな女子高生か!)

不良娘(……ウブな女子高生そのものだよなぁ)ハァ

不良娘(らしくねえ……私割とこういうの冷めてる方だった気がするんだけどなぁ)

不良娘(中学の時の初恋ですら、ここまでドキドキしなかったんだが……)

不良娘「……」

「そしたら友のやつがな…………」

不良娘(こいつは、どう思ってるんだろ……私のこと)

不良娘(一緒に帰ろうって誘ってきたってことは、少なくとも嫌ってはいない、よな?)

不良娘(でも……彼女がいるのに、こうやって私と二人きりで帰ってるってことは)

不良娘(逆に、私のことをそういう目で見てないってことだよな)

54 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 21:12:50 Wp.QSe6U 798/1282

不良娘「っ……」ズキッ

不良娘(ホント、情けねぇ……こんなもん報われっこねえって、最初から分かってただろうが)ギリッ

不良娘(ちくしょう……私、こんな弱かったっけ……)

「……お前、クリスとはうまくやれてるか?」

不良娘「え、あ、ああ、まあそれなりにな」

「クリスは心を開くと距離を一気に縮めてくるからな、向こうからよく話しかけてくれるだろ」

不良娘「まあな、なんでも楽しそうに話しかけてくるよ」

「結構助かってるんじゃないか」

不良娘「なっ……! ……いや、まあ、そうだな」

不良娘「あいつのあの人懐っこさには、本当に助けられてる」

「……お前ら見てると仲のいい姉妹みたいでなごむんだよな」

不良娘「姉妹? 私とクリスが?」

「しっかりもののお前に無邪気で子供っぽいクリス。バランスとれてるだろ」

「それに、お前って髪金髪に染めてるだろ? クリスとお揃いじゃん」

55 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 21:14:59 Wp.QSe6U 799/1282

不良娘「お揃いっつっても、私のはあいつのほど綺麗な金じゃねえけどな。痛んでるし」

「そうか? 結構綺麗だと思うけどな」ファサ

不良娘「っ……!」バッ

「うおっ……! わ、悪い、つい……!」

不良娘「い、いきなり触るんじゃねえよ! びっくりすんだろ!」

「じゃああらかじめ触らせてって言っとけばいいのか?」

不良娘「うっ……! そりゃあ……まあ、いいよ」

「いいのかよ。冗談のつもりだったのに」

不良娘「っ……! テメェ!」

「じゃあちょっと触らせて」

不良娘「わっ、お、おい!」

56 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 21:17:05 Wp.QSe6U 800/1282

「……」ナデナデ

不良娘「あぅ……な、なんで撫でてんだよ……!」

「普段ツンツンとがってる不良な女の子が実は甘えたがりとかかなりグッとくるだろ」

不良娘「テメェは何の話してんだよ!」ブンッ

「うおっ! 危ねえな!」

不良娘「本当にふざけたことバッカしやがるなテメェは! どうせ他のやつにもこんなことばっかしてんだろ!」

「……いや、多分こういうのはお前にしかしてねえな」

不良娘「なっ……!」カァァ

「俺の知ってる中じゃお前が一番反応が面白い」

不良娘「殺ス!」

「ご、ごめんって! 調子乗りすぎた!」

57 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 21:18:50 Wp.QSe6U 801/1282

「で、こっからどうするよ」

不良娘「あ? どうするって?」

「いやお弁当のお礼。それ以外に何があんだよ」

不良娘「あー」

「あーって、お前な……で、何がこれがいいってもんあるか?」

不良娘「……お礼ってのは、別に食いモンの奢りとかじゃなくてもいいのか?」

「え? まあ別にちょっとした小物とかでもいいけどさ。ただ俺がなんとかできる範囲のものにしてくれよ」

不良娘「……」



何にする?(物じゃなくてもOK) >>58

58 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 21:28:13 nRoHrBsw 802/1282

ここは一日デート

60 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 22:41:15 Wp.QSe6U 803/1282

不良娘「本当に何でもいいのか?」

「待て、本当にも何も何でもいいとか言った覚えないんだが」

不良娘「そうだなぁ……」

「いや人の話聞けって。つうかマジで出来る範囲で頼むぞ」

不良娘「……映画」

「は?」

不良娘「最近見たい映画があってな。付き合え」

「映画って……今からか?」

不良娘「なわけねえだろうが。そうだな、今週の土曜空いてるか?」

「……まあ」

不良娘「じゃあその日に。お礼は今週の土曜に持ち越しってことで」

「……」

不良娘「ああ心配すんな、チケット代は自分の分はちゃんと払うからよ」

61 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 22:43:11 Wp.QSe6U 804/1282

「……なんで俺なんだよ。委員長とかクリスと一緒に行けばいいだろ」

不良娘「……いいお礼ってのが思いつかなかったから、ついでにと思ってな」

「……」

不良娘「……ダメ、か?」

「……よっしゃ! 映画行くか!」

不良娘「……! おうっ!」

「じゃあメアド交換しようぜ」

不良娘「え?」

「待ち合わせするときとかいろいろ便利だろ。ほら」

不良娘「あ、ああ……」

「俺が送信するから」

不良娘「……」

「はい、終わりっと。あとでメールくれよな」

不良娘「お、おう」

62 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 22:45:13 Wp.QSe6U 805/1282

「じゃ、今日は何もなしだな」

不良娘「……だな」

「じゃあ俺こっちだから」

不良娘「おう」

「じゃあな」

不良娘「ああ、じゃあな」

不良娘「……」

不良娘「…………」

不良娘(はううううううううううう!!///)

不良娘(映画って! 二人きりで映画って! そんなもん、そんなもん……!)

不良娘(デートじゃねえか……!!)

不良娘(大丈夫だよな、おかしいと思われてねえよな! 友達同士で映画見に行くのぐらい普通だよな!)

不良娘(ううう、心臓がバクバクしてやがる……! 顔に出てなかったかな……!)

63 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 22:48:02 Wp.QSe6U 806/1282

不良娘(服とかどうしよう。オシャレとか全然分かんねえよ……)

不良娘(クリスと委員長に相談してみるか)

不良娘「……へへ、デートかぁ」

不良娘(……)

不良娘(いいのかな、そんなことして。あいつの彼女に、悪いことしてるんじゃ……)



イケメン『つうか、お前、人のことどうこう言えんのかよ……』



不良娘「っ……」

不良娘(違う、これはデートじゃねえ! あいつがお礼してくれるっていうから、たまたま見たい映画を見に行くだけで!)

不良娘(デートなんかじゃねえ!)

不良娘(デート、なんかじゃ……)

不良娘「クソ……」


……

…………

64 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 22:52:22 Wp.QSe6U 807/1282


…………

……


不良娘「おう」

「待ち合わせ時間ぴったりだな」

不良娘「待たせちまったか?」

「十分ぐらいだよ」

不良娘「それなりに早く来てたんだな」

「女の子を待たせるのは悪いかなと思ってね」

不良娘「へーへー。じゃあ行こうぜ」

「……」

不良娘「んだよ」

「いや、なんつうか、お前の私服……」

不良娘「……変か?」

65 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 22:55:12 Wp.QSe6U 808/1282

「いや、イメージ通りだなと思ってさ。ラフな感じで」

不良娘「別にいいだろ、服なんてどうだって」

「そりゃそうだが、俺としては女の子っぽい服装で現れたお前にいつもとのギャップでキュン、みたいなの期待してたんだが」

不良娘「はっ、言ってろ」

不良娘(デートでもねえのに、そんな服装でなんて来る必要ねえだろうが)

不良娘「……そういうお前は、もしかして結構気合入れてきてるのか」

「なっ! べ、別にそんなこと……!」

不良娘「ふぅん。じゃあ案外オシャレとかに気を使うタイプなんだな」

「いや、別に、そういうわけでも……」

不良娘「……」

不良娘(なんだよ、それ……なんでお前の方が、そんなこと……)

不良娘(だったら、私も……)

不良娘(って、なんで後悔してんだ私……)

66 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 22:56:08 Wp.QSe6U 809/1282

「……じゃあ行くか」

不良娘「そうだな」

「で、今日はどんな映画見るんだよ」

不良娘「ああ、この映画なんだけどな……」



どんな映画を見る? >>67

1.超怖いホラー映画
2.ど派手なアクション映画
3.子供向けのアニメ映画
4.感動モノの恋愛映画
5.濡れ場シーンの多い映画
6.その他

67 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/18 23:07:23 m.w91wEA 810/1282

4

69 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 20:54:16 SrVVuXmE 811/1282

「ああ、これか。今テレビでもすげぇ宣伝してるよな」

不良娘「評判いいみたいだから見てみたくてな」

「結構人多そうだけど大丈夫かな」

不良娘「公開されてから結構たってるし席に座れないってことはねえと思うけど」

「にしても……ふぅん……」

不良娘「なんだよ」

「いや……やっぱ、お前ってこういう純愛系みたいなの好きなんだなと思ってさ」

不良娘「べ、別に特別好きってわけじゃねえよ! ただちょっと気になったってだけだ」

「お前見た目の割に中身乙女だもんな」

不良娘「知ったようなこと言ってんじゃねえ!」

「はは、悪い悪い。じゃ行こうぜ」

不良娘「……ったく」

70 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 20:55:43 SrVVuXmE 812/1282

「やっぱ人多いな」

不良娘「後ろの方しか空いてねえな。まあ別に見れりゃどこでもいいだろ」

「……」

不良娘「どうしたよ。知り合いでもいたか?」

「いや、こうやって見てみるとやっぱカップルが多いなと思って」

不良娘「っ……」

「……ま、まあ座ろうぜ」

不良娘「お、おう」

「……」

不良娘「……」

不良娘(ち、近え……)

不良娘(ちょっと傾いたら、肩が触れちまう……)

71 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 20:56:30 SrVVuXmE 813/1282

不良娘「……」チラッ

「あっ……」

不良娘「っ……!」バッ

「お、お前ポップコーンとかいらないのか?」

不良娘「私は、映画見るときは映画に集中したいほうだから」

「そっか。映画館とか結構よく来るのか?」

不良娘「来ねえ」

「え?」

不良娘「つうか、こんなとこ来たのガキの頃以来だ」

「……」

不良娘「……」

「お、暗くなった。そろそろみたいだな」

不良娘「……」

72 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 20:57:40 SrVVuXmE 814/1282


 バァン!

不良娘「……!」ビクッ

不良娘(うおっ! 音でけぇ……! 映画館ってこんな音デカかったか……!)

「大丈夫か……?」ヒソヒソ

不良娘「だ、大丈夫……」

不良娘(クソ、まだ心臓がドキドキしてやがる……)ドキドキ

不良娘(……)ドキドキ

不良娘「……」チラッ

「……」

不良娘(見入ってる……)

不良娘(こうやって横顔見てると……はは、やっぱかっこよくねえな)

不良娘(私は、こんなやつのことが……)

73 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 20:58:28 SrVVuXmE 815/1282

不良娘「……」

「ん? なんだ、トイレか?」

不良娘「好きだ」ボソッ

「……え? 悪い、よく聞こえなかった」

不良娘「……」スッ

「……!」

不良娘「……私、肘掛けには手を置かないとどうも落ち着かないたちなんだよ」

不良娘「だから……手、ここ置いてていいか」

「……ああ、いいぞ」

不良娘「……」ギュッ

「……」

74 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 20:59:40 SrVVuXmE 816/1282

『好きだ! もう一生お前を離さない!』

『え……本当に、私でいいの……?』

『お前じゃなきゃダメなんだ! さあ、俺の胸に飛び込んで来いッ!!』

『素敵! 抱いて!』



「なんだこれ」

不良娘「ぅ……ぐすっ……よかったなぁ……」ポロポロ

「……ほら、ハンカチ」

不良娘「ありがと……うぅ……」

「……」ナデナデ

不良娘「うぐっ……ぅぅ……」ズビビビ!

「おいおい……」

75 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 21:02:22 SrVVuXmE 817/1282

不良娘「これ、ちゃんと洗って返すから……」グスッ

「乙女だとは思ってたが、まさかあんなわんわん泣くとは思わなかったよ」

不良娘「目にすげぇデカいゴミが入ってただけだからな……勘違いすんじゃねえぞ」

「そりゃさすがに無理あるだろ……」

不良娘「……はぁ、いい映画だったな」

「幼馴染同士の主人公とヒロインの恋物語か……」

不良娘「いろいろすれ違ってたけど、最後はちゃんとヒロインと結ばれてよかったな」

「でも、主人公は一度ヒロインじゃない女を受け入れてただろ。あれは許してもいいのか?」

不良娘「あれはあの女の手口が酷かったんだよ。主人公が悪かったわけじゃない」

「でも結局ヒロインを裏切ったって事実は変わらねえわけだろ」

不良娘「まあ、結果だけみりゃあな……でも、人間ってのは多分そんな強くできてねえよ」

不良娘「……私は、あの女の気持ちもちょっと分かるし」

「えぇ!? あの性悪のか?」

76 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 21:05:34 SrVVuXmE 818/1282

不良娘「……好きな人にあそこまで想いあってる相手がいたら、きっとすげぇ辛ぇよ」

「……」

不良娘「今日は、本当に楽しかった」

不良娘(けど……今日のこと、すげぇ後悔してる)

不良娘(こんな気持ち……自覚したくなかった……)

「……なにもう今日が終わったみたいな雰囲気出してんだよ」

不良娘「え……?」

「まだ始まったばっかじゃねえか。デートはこっからが本番だろ」

不良娘「で、デート!?」

「……冗談だよ。ほら、行こうぜ」ギュッ

不良娘「お、おい……!」

「……女の子の手って、やっぱ柔らかいな」

不良娘「っ……!」

77 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 21:07:41 SrVVuXmE 819/1282

不良娘「テメェ……! いい加減にしろよっ!!」

不良娘「どういう神経してんだよ! 私は彼女でも何でもねえだろうが! なのになんでそんな気持ち悪いセリフばっか吐けんだよ!

不良娘「もううんざりなんだよ! テメェの自己満足に振り回されんのは! もうやめてくれ!」

不良娘「もう……これ以上、私をかき乱さないでくれよ……!」ギリッ

「……」

不良娘(クソ……クソ……!)

不良娘(嫌なのに……今すぐこいつの前から消えてしまいたいのに……!)

不良娘(この手、放したくない……!)

「……着いてきてくれ」

不良娘「……」



……

…………

78 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 21:14:28 SrVVuXmE 820/1282


 …………


「……」

不良娘「どこだよここ……山?」

「……俺が子供のころ、よく幼馴染と一緒に来てたんだ」

不良娘「っ……! なんだよ、こんなクソつまんねえところ連れてきて、のろけ話でも聞かせようってか!」

「あいつと従姉以外にここに一緒に来たやつは、お前が初めてだ」

不良娘「っ……! だから、そういうのをやめろって……!」

「……最初はただ可愛いやつだなって、それ以上の感情はなかったんだ」

不良娘「え……」

「からかってるってことにしてこの気持ちを伝えてた。だって、こんなの許されることじゃないから」

「でも、それでも俺は……」

不良娘「……何を、言って」

79 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 21:17:11 SrVVuXmE 821/1282

「……不良娘」

不良娘「な、なんだよ」

「……」

不良娘(あれ、この感じ、最近どっかで……)



「……好きだ」

不良娘「……え?」

「俺は、お前が好きだ」

不良娘「お、おい、お前何言って――」グイッ

「……」ギュッ

不良娘「っ……!」ドキッ

80 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 21:18:36 SrVVuXmE 822/1282

「……」

不良娘(え、なんだこいつ……なんで、顔、近づけて……)

不良娘(そんな、ウソだろ、だってこいつには、彼女が……)

不良娘(これ、夢か? 私はまた、何か馬鹿げた夢を……)

「……不良娘」ギュッ

不良娘(現実、だよな……こいつ、本当に、私のこと……)

 ドクン ドクン



どうする? >>81

1.なすがまま受け入れる
2.積極的に受け入れる
3.かろうじて拒否する
4.きっぱりと拒否する
5.その他

81 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 21:25:32 sxZpYyb. 823/1282

あなたは本当に男なの?と聞いてみる

83 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 22:39:52 SrVVuXmE 824/1282

不良娘「っ……!」フイッ

「……」

不良娘「お前……本当に私の知ってる男かよ」

「はぁ? どういう意味だよ」

不良娘「……お前には、幼馴染がいるだろうが。それなのに、なんで……」

不良娘「私の知ってるお前は……ウゼェことばっか言ってるけど、言葉ほど軽い奴じゃない」

不良娘「自分のことを好きでいてくれてる彼女を裏切るようなことはしない」

「……」

不良娘「……と、思う」

「……」

不良娘「なあ、お前本当に」

「……」クイッ

不良娘「っ……!///」

84 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 22:41:15 SrVVuXmE 825/1282

「俺をよく見ろ」

不良娘「っ……」

「……ほら、俺以外の何者でもないだろ?」

不良娘「……」

「……お前の言いたいことは分かる。確かに、俺はあいつを裏切ってるのかもしれない」

「だから、今日ですっぱりあきらめるつもりだったんだ」

不良娘「え……」

「お前からデート……じゃなくて映画の誘いを受けたときは、正直すげぇ嬉しかった」

「だから服装にも気合入れて、映画を観終わった後のプランなんかも考えてたんだけど」

「結局、全部無駄に終わっちまったな」

不良娘「そんな……嘘だ、ありえねえ。またいつものようにからかってんだろ」

「冗談でこんなこと言えるかよ」

不良娘「でも、なんで、なんでお前が私のこと……! そんな都合のいい話……!」

「……」

不良娘「っ!? いや、今のはそういう意味じゃ……!」

85 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 22:41:54 SrVVuXmE 826/1282

「……それは、俺も同じだよ」

不良娘「……え?」

「俺も……お前が俺のこと好きなんて、そんな都合のいい話あるわけねえって思ってた」

不良娘「お前……」

「なあ……お前は俺のこと、嫌いか?」

不良娘「……嫌いなわけ、ねえだろ」

「……じゃあ、俺のこと好きか?」

不良娘「……」



どう答える? >>86

87 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 23:34:33 SrVVuXmE 827/1282

不良娘「私は……」

「……」

不良娘「すぅ……はぁ……」

「……?」

不良娘「ん……!」

 チュッ

「……!?」

不良娘「……これが答えだ」

「……茹でダコみたいになってんぞ」

不良娘「……キスだけでここまで緊張したのは、これが初めてだ」

「……今のはマジでキたぞ」グイッ

不良娘「んんっ……! んちゅ、あむ、んぁ……!」

「れろ、んむ、ちゅぱ、むぁ……!」

88 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 23:37:20 SrVVuXmE 828/1282

不良娘(本当に……本当に、こいつとキスしてる……!)

不良娘(舌も、歯も、唇も……夢よりも、ずっと感覚がはっきりしてて……)

不良娘(蕩けそうで……頭の芯が、ジンジンしてくる……)

不良娘「んぐっ、むちゅ、れろ、ちゅぷ……!」

「れろ、んぁ、ちゅぷ、あむ……!」

不良娘(頭に手を回して……激しい、貪るみたいに……!)

不良娘(本当に、求めてくれてる……! すごい、嬉しい……!)

不良娘「すき……すきなの……!」

不良娘(ダメだ、もう、歯止めが……!)

不良娘「好き……! 私、お前のことが、好きなんだ……!」

「……ああ、俺もだ」

不良娘「んっ、んちゅ、んんぅ……!」

不良娘(キスって、こんなキモチよかったんだ……)

不良娘(ずっとこのまま、こうしていたい……)

89 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 23:40:01 SrVVuXmE 829/1282

「んむ、んちゅ……」ムギュ

不良娘「ふぁあ……!」ビクッ

不良娘(お尻、鷲掴みに……!)

不良娘(つうか私……すげぇ濡れてる……キスだけで、こんなに……)

「はぁ……はぁ……」ムギュムギュ

不良娘「んあぁ、んっ、こら、やめ……!」

不良娘(いくら人目が少ないからって、こんな山の中でなんて……それにまだ日も落ち切ってないのに……!)

不良娘(つうか、こんなことしちまったら……本当に、浮気……)

不良娘(でも私、もう……)キュンキュン



どうする? >>90

1.このままヤる
2.場所を変えるよう提案する
3.やめるよう言う
4.思いっきり抵抗する
5.その他

90 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/19 23:41:06 gUuxLklw 830/1282

1

92 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 22:47:15 s379xA1U 831/1282

不良娘「ん、んあぁ……!」

「ん……んちゅ……」ムギュ

不良娘(手、払いのけられねえ……)

不良娘(ダメなのに……止めなきゃ、いけねえのに……)

不良娘(頭に靄がかかったみたいに……思考が、はっきりしねえ……)

不良娘(このまま、流されちまう……)

「はっ……はっ……」

不良娘(息が……熱い。こいつも、興奮してんのかな……)

「っ……」クイッ

不良娘「ああぁっ!」ビクン!

不良娘(ズボンの上から、割れ目を……!)

不良娘(ダメだ、いくらなんでもこれ以上は……!)

93 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 22:49:11 s379xA1U 832/1282

不良娘「やめ、ろ……! こんなの、間違ってる……!」ググッ

不良娘「お前には、あの子が……!」

「んっ……」

不良娘「むちゅ、んちゅ、れろ……!」

不良娘(ダメだ、払いのけられねぇ! やっぱり、男の腕力には……!)

不良娘(クソ、どんどん、力が抜けて……)

「ちゅぷ、んむ、れろ……」

不良娘「んんっ、んぐ、あむ、ちゅぱ……!」

「ん……」クチュクチュ

不良娘(ズボンまで、濡れて……私感じすぎだろ……)

94 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 22:51:35 s379xA1U 833/1282

不良娘(ん? 右手掴まれ……)クイッ

不良娘「……!?」

不良娘(ズボンの出っ張り……間違いねえ、これ、こいつの……)

不良娘(なんだ? 私もいじれってか……?)

不良娘(クソッ……)

不良娘「んちゅ……あむ、んふぁ」サス…

「っ……!」

不良娘「むちゅ、んれろ、ちゅぷ……」サスサス

「んむ、あむ……れろ……」クチュクチュ

不良娘(なんだよ、この状況……こいつと山ん中でキスしながら、互いの股いじりあってるとか……)

不良娘(……私は、こいつとこんなことがしたかったわけじゃねえ。私はただ、こいつと……)

不良娘(でも、こいつは私を求めてくれてる。私で、キモチよくなってくれてる)

不良娘(それが、嬉しい)

95 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 22:53:23 s379xA1U 834/1282

不良娘(……これ、窮屈だろ? 楽にしてやるよ)

不良娘「あむ……んちゅ」ジィ…

「……!」

不良娘(パンツ、先がぬめぬめしてんな……)

不良娘「んっ……」ズルッ

不良娘(これが、こいつの……熱いし、硬い……)

不良娘「んちゅ、ちゅぷ、むぅ……」グチュグチュ

「っ……! んぐ、ちゅぱ、ん……!」ビクッ

不良娘(キモチいいのか? ビクッてするの、可愛いな……)

不良娘(こことか、どうだ……?)キュッ

「っ……!」

96 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 22:55:30 s379xA1U 835/1282

不良娘「れろ、あむ……んんっ、ちゅぱ……」

「んぐ……ちゅぷ、んむ」

不良娘(このキスも、この手つきも、私をイかせるためのものじゃねえ)

不良娘(私を高ぶらせるためのもの……ただの前戯だ)

不良娘(……前戯があるってことは……)

「んは……」

不良娘「はぁ……はぁ……」

不良娘(ずっと、キスしてたな……)

不良娘(キモチいいのと、息がうまくできなかったので……頭がぼうっとしてやがる)

「……不良娘」

不良娘「ダメだ、こんなの……」

不良娘(口だけの拒絶……自分で自分が嫌になる……)

「……」スル

不良娘「やめ……」

97 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 22:59:23 s379xA1U 836/1282

「……」

不良娘(胸……見られちまったな……)

不良娘(このまま……こいつと、最後まで……)ゾクゾク

「ん……」カプ

不良娘「んくぅ……!」

「んちゅ、れろ……あむ」ピチャピチャ

不良娘「や、やめ、んひっ……!」

「あむ、んれろ……」

不良娘(乳首の周り、舌で、なぞって……焦らす、みたいに……!)ビクッ

不良娘(やっぱり……私がこいつを好きだからってだけじゃねえ)

不良娘(こいつ、上手い)

不良娘(……やっぱり、彼女ともう……)ズキッ!

不良娘(ああぁ! 嫌だ、こいつが、他の女と……!)

不良娘(違う、間違ってるのは私の方なんだ! でも、それでも……!)

不良娘(そんなの、苦しいよ……!)

98 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 23:12:45 s379xA1U 837/1282

「……好きだ」

不良娘「え……」

「好きだよ、不良娘」チュ

不良娘「あぁ……」

不良娘(甘い……心が、じんわり暖かくなる……)

不良娘「もっと……」

「え?」

不良娘「もっと……」ギュッ

「……んちゅ、あむ、んむ」

不良娘「あむ、ちゅぷ、んぁ……」

「むぐ、んちゅぱ……れろ」モニュモニュ

不良娘「んん……ふぁ……」

不良娘(幸せ……好きな人とのセックスが、こんなに満たされるなんて……)

99 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 23:13:45 s379xA1U 838/1282

不良娘「……」ツゥ…

「……! どうした、どこか痛いのか?」

不良娘「違えよ……ただ、キモチよくて……」

「……」

不良娘「ダメなのに……こんなの、ダメなのに……」

「……ダメじゃねえだろ」ギュッ

不良娘「……」

「俺たちは、お互い好き同士なんだぞ。ダメなわけあるもんか」

不良娘「……男」

「……」

不良娘「……うん」

「……」

100 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 23:16:13 s379xA1U 839/1282

「悪い……今、ゴムもってないんだ」

「だから、その……口で……してほしいな、なんて」

不良娘「……んなもん、いくらでもしてやるって」

「……ありがとな」ナデナデ

不良娘「……」チロッ

「っ……」

不良娘「んちゅ、れろ……」ピチャピチャ

「いいぞ……」

不良娘「あむ……んぢゅ、れろ、んむ……」ジュボジュボ

不良娘(男のチンコ……美味しい……)

不良娘(こんなのしゃぶってたら……欲しく、なっちまう)キュンキュン

不良娘「ぢゅぶ……んっ、んん……」モジモジ

「……ふともも、擦り合わせてるぞ」

不良娘「……!」

「なあ、ちょっとお願いがあるんだけど」

101 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 23:18:17 s379xA1U 840/1282


 …………


「……やってくれるか?」

不良娘「……変態」

「ご、ごめん……」

不良娘「……いいよ。別に」

不良娘(本当は、私もこうしたかったから……)

不良娘「……」シュル…

「……ぐちょぐちょだな」

不良娘「うるせぇよ……ん、んんっ……!」グチュ…

不良娘(すげぇ……一人でヤるときよりも、ずっと熱くて、トロトロだ……)

不良娘「んっ、んあ……くあぁ……!」グチュグチュ

「……エロいぞ、不良娘」

不良娘「うる、せぇ……あむ」

不良娘「ぢゅる、んぢゅる、れろ……!」グチュグチュ

102 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 23:20:03 s379xA1U 841/1282

「っ……!」ビクッ

不良娘(さっきより、反応がいい……私が自分でいじってるのを見て、興奮してんのか……?)

不良娘(つうか、これ、ヤベぇ……気抜いたら、あっという間に、イっちまう……!)グチュグチュ!

「イっちゃ、ダメだからな……」

不良娘「わひゃってりゅ……」ジュボジュボ

不良娘(チンコが奥の方まで挿ってくるたびに、マンコが、キュンってして……)

不良娘(指、締め付けるの……キモチいい……)

不良娘(……もし、男の指に、こんなふうにいじられたら……)

不良娘(っ……! クソ、想像しただけで……!)ゾクゾク

不良娘「んぢゅ、ぢゅる、ぢゅるる……!」ジュボジュボ

「ぐっ……!」ビクッ

不良娘(指、激し……! 止まんねえ……!)

不良娘(欲しい……! 男の、全部……!)

103 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 23:23:44 s379xA1U 842/1282

「も、もう……!」

不良娘「だひて……! じぇんぶ、のむひゃりゃ……!」

不良娘(ああ、ダメ! もう、我慢、でき……!)

不良娘(イっ――)

「っと……!」ズボッ

不良娘「……え?」

「ふぅ……あと少しで出ちまうところだったな」

不良娘「なんで……」

「つうかお前あと少しでイきそうになってただろ。イっちゃだめって言ったじゃねえか」

不良娘「それは……悪い」

「俺との約束を忘れちまうぐらいキモチよかったのか?」

不良娘「そ、そんなこと……!」

「はは、今さら否定しても遅いって……よっと」

不良娘「うわっ……!」ボスン

104 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 23:25:44 s379xA1U 843/1282

不良娘「な、何する気だ……!」

「何って、ここまでヤったらもうヤることなんて決まってるだろ」

不良娘「な、テメェ、まさか……!」

「……!」グチュン!

不良娘「ひゃうう……!」ビクン!

「……言ったろ? 今はゴムがないって。だからただ当てるだけだよ」

不良娘「当てるだけ……?」

「俺は普通に座ってるからさ、動いてくれないか?」

不良娘「動くって……どうやって」

「アソコを俺のにこすり付けるようにして腰を上下させてくれ」

不良娘「そ、そんな変態みたいな真似……!」

「頼むよ」グチュ…

不良娘「あぅ……!」ビクン!

不良娘(イく寸前で止められたから、擦れるだけで、頭が真っ白に……!)キュンキュン!

105 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/21 23:29:07 s379xA1U 844/1282

不良娘「あっ……うぁ……」ビク ビク

「いいだろ?」

不良娘「……わ、分かった……」

不良娘(にしても……男の雰囲気、ちょっと変わったか……?)

不良娘(いや、興奮してきて、ちょっと支配欲みたいなのが出てきただけか……)

不良娘「ん……ふっ……!」グチュ

不良娘「んんっ!」ビクン!

不良娘(電気が、走ったみたいに……! キモチいいのが、マンコから、脳まで……!)ゾクゾク

不良娘(これ、おかしくなっちまう……!)

不良娘「ん、ああ! んあぁ、んくぅ……!」グチュ グチュ

「くっ……はは、今の感じまくってる表情、マジでそそるぞ」

不良娘「んひゃっ! 耳、舐め……!」

不良娘(ああ、ダメだ……キモチよすぎて、狂いそうなほどなのに……!)

不良娘(イけない……! これじゃ、足りない……!)

106 : エロシーン長すぎて申し訳ない……... - 2013/02/21 23:31:54 s379xA1U 845/1282

不良娘「……ぃ」

「ん?」

不良娘「挿れたい……これ……」

「……いいのか? ゴムねえぞ」

不良娘「……外で、出せば……大丈夫だろ」

「それは無理だな」ギュッ

不良娘「きゃあ……!?」

「挿れるなら中に出す。それが嫌なら挿れない。二つに一つだ」

不良娘「な、なんで……!」

「なあ、不良娘」



「お前、俺のセフレになれよ」



不良娘「――え?」

112 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/22 18:54:31 Rmkky7QQ 846/1282

不良娘「え……何、言って……?」

「いやな、つい三週間ぐらい前までは最高のセフレがいたからそれで十分だったんだけどさ」

「いろいろあって、セフレじゃなくなったんだよね。いやセックスは今もしてるんだけど」

「フレンドじゃなくなっちまったんだよ。ただ俺の都合のいいようにヤれるだけの女になっちまった」

「だから、新しいセフレが欲しくてな」

不良娘「ぇ……ぁ……?」

不良娘(何言ってんだよ、男……)

不良娘(分からない……分からないわからないワカラナイ――)

「どうだ? 悪い話じゃねえだろ」

「お前は好きな男とヤれる。俺はいいオンナとヤれる。二人とも幸せになれるじゃん」

不良娘「…………好きって」

「ん?」

不良娘「私のこと……好きって……」

「ああ、うん……くくっ、好きか、そうだな」

113 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/22 18:57:24 Rmkky7QQ 847/1282

「好きだよ。友達として」



不良娘「……ぁ……?」

「……あれ、お前もしかして勘違いしちゃってた?」

「俺が異性として好きなのは幼馴染だけに決まってるだろ」

「俺がお前に惚れるわけないってことぐらい、お前なら分かってると思ったんだがな」

不良娘「……」

「なあ、セフレになろうぜ。絶対後悔させないからさ」

不良娘「……ね」

「え?」

不良娘「死ね!! クズが!! このクズッ!!」

不良娘「ふざけんなよ!! 何がセフレだよカスが!! 殺してやる! 今すぐ死ねッ!!」

「おいおい、女の子がそんな汚い言葉使うなよ。萎えるだろ。せっかく可愛いのにもったいない」

114 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/22 18:59:49 Rmkky7QQ 848/1282

不良娘「黙れッ!! テメェマジで殺して――」

【できもしないことを軽々しく口にするなよ】

不良娘「ひっ……!」ゾクッ

【殺すぞ】

不良娘「ぁ……ぃや……ごめ……なさ……」ガクガク

「はは、お前もそんな怯えた表情するんだな。守ってあげたくなる」ギュッ

不良娘「っ……!」ビクッ

不良娘(気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!! 私に触れんな!!)

不良娘(クソ、クソ、クソッ!! 憎い! 殺してやりてえ!!)

不良娘(このクズ野郎も、こんなクズに簡単に騙された私自身も!!)

不良娘(怒りと情けなさで、頭がどうになりそうだ……!!)

不良娘(……そう思ってるのは、本当なのに……)

不良娘(なんで、私……抱きしめられて、安心してんだよ……!)キュンキュン

115 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/22 19:02:46 Rmkky7QQ 849/1282

「そうだ、こういうのはどうだ! 俺とセフレになってくれたら、これ、ナカに挿れてやるよ」

「ナカで俺の精液たくさん出してやる。どうだ? ヤるか?」

不良娘「やるわけ、ねえだろ……!!」

「……そっか」ムニュ

不良娘「ひぃん!?」ビクン!

「じゃあもうちょっと前戯を楽しむことにする」クチュクチュ

不良娘「んんんっ!! そこ、ダメ!」

「クリ勃ってんじゃん。ぷっくりしてて可愛いな」クリッ

不良娘「あああああぁぁぁっっ!!」ガクガク!

不良娘(コレ、キモチよすぎる……!! 頭、トんじゃう……!)

不良娘(嫌だ……! こんな、クズ野郎に、イかされるなんて……!!)

不良娘(でもっ! ダメ、イく、イくっ――!!)ビクッビクッ!



「……」ピタ…

不良娘「……え?」

116 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/22 19:05:17 Rmkky7QQ 850/1282

「疲れた。ちょっと休憩な」

不良娘「そ、んな……」

「にしても、チカラをなるべく使わずに女をオとすってのも悪くねえもんな」

不良娘「え……?」

「恋愛シュミレーションゲーム? でいいのかな。すげぇキュンキュンできたよ、ありがとな」

不良娘「て、テメェ……!」

「正直、最初は無理かなぁと思ってたんだよ。俺顔そんなイケてねえし、それにお前なかなか心開きそうになかったから」

「少女漫画のキャラが言いそうなクサいセリフ自分で言いながら、こんなんに靡くほど馬鹿な女じゃねえだろって思ってた」

「でも結局、ちょっと女の子使いすりゃコロッとオちる、馬鹿な女そのまんまだったな」

不良娘「っ……!」ズキッ

「楽しかったよ。俺が口説き文句吐くたびにお前いちいち反応するんだもん。まるで処女みたいな初々しさでさ」

「攻略する楽しみってのは、その場ですぐ犯すのとはまた違った趣があるよなぁって」

不良娘「この、クズが……!」

「女の子の顔してる時のお前は、マジで最高に可愛かった」

不良娘「っ……!」

117 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/22 19:07:52 Rmkky7QQ 851/1282

「いずれこの女が俺に自分から抱かれることを望むのかと思うと、すげぇ興奮した」ツゥ…

不良娘「んくぅ……!」ビクッ

「髪、いい匂いがする……女の子の匂いだ」

不良娘「……黙、れ」

「……」

不良娘「頼む、から……もう、黙っててくれ」

「……俺がこんなやつでショックだった?」

不良娘「……」

「お前今、すげぇ泣きそうな顔してんぞ」

不良娘「……!」

「確かに、お前は俺のことを殺したいほど憎んでるかもしれねえけどさ」

「それよりも、俺に裏切られたことによる悲しみの方がずっと大きいんじゃないか?」

不良娘「なっ! テメェ、デタラメ言ってんじゃ……!」

「見りゃ分かるよ。お前、全然覇気がねえもん」

118 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/22 19:09:22 Rmkky7QQ 852/1282

「どれだけ声を張り上げて虚勢を張ったところで」

「もうお前の心は折れちまってるよ」

不良娘「っ……!」

不良娘「……ちく、しょう……!」ギリッ

「それに……気づいてるか?」

「俺が『可愛い』って言うたびに」

「お前のマンコ、悦ぶみたいにヒクヒクしてんぞ?」

不良娘「っ……!?」

「俺がこんなクズだって分かって、俺のことを殺したいほど憎んでても、それでもお前は」

「俺のことが好きなんだ」

不良娘「そ、そんなわけ」

「好きだ」ボソッ

不良娘「んんっ……!」ビクッ

「はは、耳元で囁いただけでこれだ。ここまでくりゃもう一種の催眠みたいなもんだな」

119 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/22 19:12:01 Rmkky7QQ 853/1282

不良娘「そ、んな……」

不良娘(私、本当に……)

「……そんな何もかも終わったみたいな顔すんなって。別に悪いことじゃねえじゃん」

「俺のことが好きなおかげで俺とヤるのがこんな気持ちいいんだぞ」

「俺のこと好きじゃなかったら、俺とヤったってこんなキモチよくなかったんだからな」

不良娘「そんな、理屈……」

「……!」グチュッ!

不良娘「はああああああぁぁぁ!!!」ビビクン!

「……」

不良娘「ァ――んひっ――!」ビクビク

「不良娘」

「俺のセフレになれ」

不良娘「……」



どう答える? >>120

120 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/22 19:38:13 akuOriN2 854/1282

了承する

123 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:04:54 0gE/XZj. 855/1282

不良娘(セフレ……)


『……別に、昔仲が良かったから今も仲がよくなくちゃいけないなんてわけじゃないけど』

『今でも委員長のことが好きなら、素直にならないと。絶対後悔するぞ』

不良娘『す、好き!? て、テメェ、いい加減にしろよ! さっきからなんでテメェがそんな偉そうなこと言ってきやがんだよ!』

『だってお前いいやつだもん』

不良娘『っ……!』


不良娘(私が、こいつと……)


『やっぱ、お前笑うと可愛いな!』

不良娘『っ~~!?』カァァ

不良娘『殺ス!』

『お前が言うと洒落にならねえ!』ダッ

124 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:06:15 0gE/XZj. 856/1282

不良娘(カラダだけの……)


『お前今クラスでぼっちなんだろ』

不良娘『なっ……!』

『いくら委員長と仲直りしたっつってもそれじゃ悲しいし、あれならクリスと友達になったらどうだ』



クリス『今どこで笑いました!?』

不良娘『どこでって……このヒロインが右手がドリルになったことに気付いた時の顔でだよ』

『ああこれな。くくっ、可愛い感じのヒロインなのにこの顔は反則だよな』

不良娘『完璧に不意打ちだったからな。こりゃ吹いちまうよ』

『やっぱ笑ったんじゃん』

不良娘『う、うるせえな!』

125 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:06:46 0gE/XZj. 857/1282

不良娘(違う……私は……)


『……』ナデナデ

不良娘『あぅ……な、なんで撫でてんだよ……!』

『普段ツンツンとがってる不良な女の子が実は甘えたがりとかかなりグッとくるだろ』

不良娘『テメェは何の話してんだよ!』ブンッ


不良娘(私は、こいつとそんなふうになりたかったわけじゃない……!)


『なんだこれ』

不良娘『ぅ……ぐすっ……よかったなぁ……』ポロポロ

『……ほら、ハンカチ』

不良娘『ありがと……うぅ……』

『……』ナデナデ

不良娘『うぐっ……ぅぅ……』ズビビビ!

『おいおい……』

126 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:08:26 0gE/XZj. 858/1282


『俺は、お前が好きだ』



不良娘「ぅ……うぐっ……っ……」ポロポロ

不良娘(嫌だ……こんなの、嫌だよ……)

 グチュ グチュ

不良娘「んんっ……んああぁ……!」グチュグチュ

「おっ、自分で腰動かして擦り付けてくるなんて。その気になったのか?」

不良娘「んあぁ……! キモチ、いぃ……!」

不良娘(こいつと触れ合ってる肌が……火傷しそうなぐらい、熱い……)

不良娘(マンコで、チンコの形を確かめるたびに……これがナカに挿ったときのことを、想像してしまう……)

不良娘(……さっきから、子宮が疼きっぱなしで……叫びだしそうなぐらい……)

不良娘(もう、限界だ……カラダも、ココロも……)

不良娘「んっ……」グチュ…

127 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:10:42 0gE/XZj. 859/1282

「……おい、何勝手に挿れようといてんだよ。約束忘れたのか?」

不良娘「……忘れて、ねえよ」

不良娘(嫌、だなぁ……)

不良娘(私が一番嫌なのは……こいつの思い通りになることでも、こいつに好きだと思われないことでもなくて……)

不良娘(こいつへの『好き』って気持ちを、汚されちまうことなんだ……)

不良娘(どこまでも、救えねえなぁ……私……)

不良娘「……なる、よ」

「……」

不良娘「セフレ……なるよ……だから……これ、挿れさせてくれ……」プルプル

「……中で出すぞ。いいのか?」

不良娘「ああ……好きなだけ……出してくれて、かまわねえから……」

不良娘「もう……無理……ぁっ……!」グチュ…

「……」

128 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:12:44 0gE/XZj. 860/1282

不良娘「……セフレに、なるまえに……ひとつだけ、いいか……」

「……なんだ?」

不良娘「……大好き」ニコッ

「……やっぱ……お前笑うと可愛いな」

不良娘「っ……!」ズブッ!

不良娘「ア、あがああああああああああアアアアア!!!」ビクンビクン!

不良娘(キタァ……!! 頭がハジけたみたいに、カラダが、震えて……!)

不良娘(ずっと、ずっとこれ、欲しかったんだ……!)

不良娘「しゅごっ……しゅごい、これぇ……!」ビクッビクッ!

不良娘(挿れただけなのに、まだイってる……!)

不良娘(これで私は……こいつの、セフレに……)

不良娘「んあっ……! ん、んくぅ……!」ジュボジュボ!

不良娘(腰、止まらねえ……! 勝手に、動いちまう……!)

130 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:14:15 0gE/XZj. 861/1282

「っ……すげぇな、完全に盛ってやがる。これじゃただの痴女だぞ」

不良娘「このチンコが、キモチ、よすぎるのが、悪いんだぁ!」ジュボジュボ

「気に入ってくれたか? これからはいつだってハメれるぞ」

不良娘「んぐっ、んんっ! あんん、んぎぃ……!」ビクンビクン!

「なんたってセックスフレンドだからな、ヤり放題だ。セフレになれてよかっただろ?」

不良娘「ああ! 嬉しい! 男のセフレになれて、私、よかった……!」

「俺も嬉しいよ……んむ」

不良娘「んちゅ、あむ、れろ、んぐ……!」

「ちゅぱ……れろ、むふぁ……」

不良娘(キモチいい……! ずっとこのまま、繋がっていたい……!)

不良娘(このままじゃ……こいつへの『好き』が、別のものになっちまう……!)

不良娘「ああぁ! ん、んはぁ……!」

「でもよかった。これで、セフレは三人目だ」

不良娘「え……?」

131 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:18:11 0gE/XZj. 862/1282

「ほら、これ」パカッ

不良娘「携帯……?」

「ハメ撮りってやつ? 向こうもかなりノリノリでさ」

「この使用済みのコンドーム咥えてピースしてるやつとか結構グッとこないか?」

不良娘「……そんな……なんで、これ……」

不良娘「委員、長……?」

「おお、よく分かったな。髪染めてるし化粧も濃いから誰かわからないかと思ってたが、さすが親友だな」

不良娘「なんで……」

「結構似合ってるだろ? これだけみたらヤりまくってるクソビッチにしか見えないよな」

不良娘「お前……これ、どうして……」

「ちょっと従姉に……もう一人のセフレに頼んでさ、一日だけイメチェンしてもらったんだよ」

「あの時はいつにもまして興奮してたなぁ委員長」

不良娘「そうじゃねえ……! お前が、どうして委員長とヤってんのかって聞いてんだよ!!」

「ああ、だって委員長セフレだし」

不良娘「は……?」

132 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:19:38 0gE/XZj. 863/1282

不良娘「いつ、から……」

「お前を攻略してる間、ちょっと刺激が足りなくてな。だから委員長を堕とした」

不良娘「……ウソだ……あいつが、そんな、ありえねえ……」

「最初はすげぇ嫌がってたけど、俺が『説得』してるうちにすっかりその気になってくれて」

「最後は、俺のセフレになることを向こうから望んできてくれたぞ」

「さっきのお前みたいにな」

不良娘「そ、んな……」

「……腰、止まったな。疲れたか?」

不良娘「……テメェ……」ギリッ

不良娘「ふざけんなっ!! テメェ、あいつに何しやがった!!」

不良娘「あいつがそんなもん受け入れるはずがねえ!! あいつは、私とは違うんだ!」

不良娘「あいつは強い! テメェみてえなクズのセフレなんかに、絶対にならない!」

「いやいや、さっき写メみせてやったろうが」

「あれなら、今度また三人で一緒にヤろうぜ」

不良娘「っ……! クソ……クソ、クソッ!!」

133 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:21:04 0gE/XZj. 864/1282

不良娘「テメェだけは……テメェだけは、絶対に……!!」キッ

「……!」ズパン

不良娘「あああぁ……!!」ビクン!

「……今度は俺が動くよ。最後まで楽しもうぜ」

不良娘「ふざ、けんな……! もう、テメェなんかの、言いなりには……!」

「何言ってんだよ。お前から望んでコレを挿れたんだろうが」グチュグチュ!

不良娘「んあっ! ああん、んぎ、くぁ……!!」ビクンビクン!

「そして、俺はこうも言ったよな」

「挿れたら、中に出すって」

不良娘「あ、ぁ……」

「お前も約束は忘れてないって言ったよな? だったら最後まで付き合えよ」

不良娘「嫌だ……嫌だ、そんなの……!」

「……!」ズパン!

不良娘「んくううううううぅぅぅ……!!」ビクビクビク!

134 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:22:51 0gE/XZj. 865/1282

「どうした? すげぇキモチよさそうに口開けてるけど」

不良娘「しょ、しょんなわけぇ……!」

「舌が回らなくなってきてんぞ……!」ズパン!

不良娘「んひゃあっ!! ダメ、それ、ダメ……!)

不良娘(クソッ、こいつは……最低の、クズ野郎だってのに……! それは、痛いほど分かってんのに……!)

不良娘(一気に奥まで来るの……キモチよすぎて……!)

不良娘(このままじゃ……本当に、堕ちちまう……!)キュンキュン!

「っ……ふっ……!」パンパン!

不良娘「あああぁ!! やめ、やめろ! もう、やめて……!」

「……もう、カラダもココロも限界だろ。楽になれよ」

「俺のモノになれ」

不良娘「っ……!」

「お前のカラダもココロも、全て俺のモノにしてやる」

不良娘「んぐぅ……! ん、ああんっ!」

135 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:24:42 0gE/XZj. 866/1282

不良娘(嫌だ……! そんなの、嫌なのに……!)



『俺のモノになれ』



不良娘(カラダも、ココロも……なんで、こんな悦んでんだよぉ……!)キュンキュン!

不良娘「テメェ、なんか……テメェ、なんかぁ……!」パンパン!

不良娘「だいきらい、なんだかりゃあ……!」キュンキュン!

「……ははっ、そんな甘えた声出されても、信じられねえよ……!」

「んちゅ、あむ……んれろ……」パンパン!

不良娘「んん……! あむ、んちゅ、んん……!」ビクビクビク!

不良娘(ダメ……! キスは、ダメだ……!)

不良娘(蕩ける……男との、キス……甘、すぎてぇ……)

不良娘(もう、ダメ――)

140 : ごめんなさい……もう台無しですね... - 2013/02/23 11:32:02 0gE/XZj. 867/1282

不良娘「んぢゅ、むちゅ、れろ、あむ!」ガシッ!

「腰に……脚を絡めてきたか……! そんなに、中に欲しいのか?」

不良娘「うん、欲しい……! 奥で、熱いの、欲しい……!」

「俺のモノになるか?」

不良娘「うんっ! 私の全部、男にあげる……!」

不良娘「だから……! もっと、もっと!! 私に男を感じさせて!!」

「っ……!」パンパン!

不良娘「あはぁ! 好き、大好きぃ……! 男も、男のチンコもぉ……!」

不良娘(もうダメ……男とのセックス、好きになっちゃったぁ……!)

不良娘「イっぢゃう……! また、男のチンコで、イかしゃれちゃうぅ……!」ビクッビクッ!

「っ、もう……!」

「っ……!!」ドビュドビュドビュ!!

不良娘「イ、イくうううううううううううう!!!」ビクビクビク!!

141 : >>140からの続きからでいきま... - 2013/02/23 11:34:36 0gE/XZj. 868/1282

「はぁ……はぁ……」ドク ドク

不良娘「……やったぁ……男のが、いっぱい……!」キュンキュン!

「……」ナデナデ

不良娘「あふぅ……男の手、気持ちいい……」

「これで、お前は俺のセフレだ」

「これからもよろしくな」

不良娘「うん……」



……

…………

142 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:36:21 0gE/XZj. 869/1282


…………

……


不良娘「よっ」

委員長「待ち時間ちょうど。さすがね」

不良娘「待つのが嫌なだけだよ」

委員長「にしても、ふふっ」

不良娘「な、なんだよ」

委員長「いいえ。私が言うべきことじゃないわ」

不良娘「……ちっ」

委員長「じゃあ行きましょうか」

不良娘「……だな」

143 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:36:55 0gE/XZj. 870/1282

委員長「もうそろそろつくはずよ」

不良娘「お前行ったことあんのか?」

委員長「一度だけね」

不良娘「ふぅん」

委員長「妬いちゃった?」

不良娘「そ、そんなわけねえだろうが!」

委員長「あまり人に見られない方がいいから、ついたらすぐ入るわよ」

不良娘「鍵はあいてるんだったか。なんか泥棒にでもなった気分だな」

委員長「見えてきた。あそこよ」

不良娘「あそこが……男の……」キュン!

不良娘(あぁ……もう、濡れて……)

委員長「……じゃ、行きましょうか」

144 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:38:13 0gE/XZj. 871/1282

「おお、来たか。まあ何もないところだがくつろいでくれ」

委員長「お邪魔します」

不良娘「……よう」

「……」

不良娘「な、なんだよ」

「……その服、すげぇ可愛いな」

不良娘「うぐっ……!」

「オシャレですごい女の子っぽいよ。デートの時もそういう服で来てほしかったな」

不良娘「う、うるせぇな!」

「似合ってる」

不良娘「うぅ……」カァァ

「委員長は委員長で、すげぇ大胆な服着てんな。そのホットパンツふともも丸出しじゃねか」

委員長「丸出しって……そういう品のない言い方はやめてちょうだい」

145 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/23 11:39:03 0gE/XZj. 872/1282

委員長「……男くんが、褒めてくれたからよ。私のふともも」

「……くく、前までの委員長なら、自分からそんなはしたない服着るなんてありえなかったのにな」ギュッ

委員長「男くんの、せいなんだからね……」

「んちゅ、れろ……んむ、ちゅぱ……」

委員長「んん……んぐっ、あむ、んふぁ……」

不良娘「っ……」ゴクッ

「……ほら、お前もこっちこいよ」

委員長「一緒に、キモチよくなろ?」

不良娘「……」

不良娘「おう」ニコッ

154 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:17:12 WQEXeXB. 873/1282

クラスメイト1『それがさぁ…………でよぉ』

『はは、そりゃ災難だったな』

『あ……』

クリス『……』チラッ

クリス『……』ニコッ

『っ……!』ドキッ

クラスメイト1『うおっ、おいお前ら見たか今の!』

クラスメイト2『なんだよ今のって』

クラスメイト1『B組のクリスチーネさんだよ! ほらあのハーフの!』

クラスメイト2『さっきすれ違ったな。それがどうかしたのか』

クラスメイト1『今すれ違いざま俺の方を見て微笑みかけてくれたんだよ!』

クラスメイト2『お前の顔見て噴き出しただけじゃねえのか?』

クラスメイト1『そこまでおかしい顔してねえよ! 多分』

クラスメイト2『そこ不安になるなよ』

155 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:21:27 WQEXeXB. 874/1282

クラスメイト1『お前も見たよな友!』

『……え? ああ、悪い、見てなかった』

クラスメイト2『珍しいな、お前が美少女の挙動を見逃すなんて』

クラスメイト1『今日は雨でも降るんじゃねえか?』

『……』

『(クリスちゃん……やっぱ、他のやつから見ても可愛いよなぁ)』

『(相当モテるんだろうな……彼氏とか、いんのかな)』

『(……もしいなかったとして、それでどうなるってんだか)』

『(最初は純粋にあいつの描く漫画が好きで……でも、好きになっちゃうのホントにすぐだったな)』

『(女の子に耐性のない俺があんな可愛い子に微笑みかけられたりしたら、そりゃ惚れちゃうって)』

『(……また、顔だけで好きになっちゃったのかなぁ、俺……)』

『はぁ……』

クラスメイト2『友のやつがアンニュイになってんぞ』

クラスメイト1『珍しいこともあるもんだな』

156 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:23:28 WQEXeXB. 875/1282

クラスメイト3『おお! おはようお前ら! 今日もしけた顔してやがんな!』

クラスメイト2『朝っぱらからうるせえ奴だなお前は』

クラスメイト3『今日はお前らに重大報告がある!』

クラスメイト1『はぁ? 重大報告?』

『どうせくだらねえことだろ』

クラスメイト3『ふふふ、お前ら驚きすぎて腰抜かすなよ』

クラスメイト3『俺、ついに童貞卒業しちゃいましたー!』

『……ハ?』

クラスメイト1『はぁ!? ウソつくんじゃねえ! お前彼女いなかったじゃねえか!』

クラスメイト2『妄想は大概にしとけよ、キモいから』

クラスメイト3『なんとでも言え! 今の俺にはそんなもん痛くもかゆくもないわ!』

『……本当、なのか?』

クラスメイト3『おうよ。土曜に花火大会かあっただろ? それに前から気になってた子を誘ってさ』

クラスメイト3『そんでそのまま流れでそういうことに』

『流れで……』

157 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:28:13 WQEXeXB. 876/1282

クラスメイト1『うおおおお!! なんだそりゃ、羨ましすぎるぅ!』

クラスメイト3『それだ! そういう言葉が聞きたかったんだ!』

クラスメイト2『小せえやつだな』

クラスメイト1『童貞だけは……童貞だけは守り抜こうって、俺たち約束したじゃねえか!』

『いつの話だそれは』

クラスメイト1『つうかお前らはなんでそんな落ち着いてられんだよ! こいつ抜け駆けしやがったんだぞ!』

クラスメイト1『特に友! お前はこういう時一番悔しがるキャラだろうが! ヤりてぇヤりてぇってよく言ってただろ!』

『そりゃ、ヤりたいのは確かだけどさ……でもどうこう言ったって俺がヤれるわけじゃねえし』

クラスメイト1『いい子ちゃんぶりやがって! お前は! お前はどうなんだ!』

クラスメイト2『俺は……彼女いるし』

クラスメイト1 3『『ハァ!?』』

クラスメイト2『俺も今年の花火大会は彼女と行きたかったからさ。頑張って気になってた子に必死に話しかけてたんだよ』

クラスメイト3『なんだそれ。ツマらん』

クラスメイト1『じゃあ、お前も……童貞卒業しちまうってのか……?』

クラスメイト2『まあな。あともう数回デートしたら頑張ってヤってみるさ』

『……』

158 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:30:24 WQEXeXB. 877/1282

クラスメイト1『くそ、くそおおおおおおおおおおおお!! 敵だ、お前ら二人とも俺の敵だ!!』

クラスメイト1『友ぉ! もうお前だけだ俺の味方は! よっ、全国の非モテ男子の希望の星!』

『んな不名誉なもんになった覚えはねえ!』

クラスメイト1『くっそぉぉ! 俺も、誰とでもいいからセックスしてみてぇなぁ……』

『……』



『おう、おはよう友』

『ああ、おはよ』

『結構騒いでたみたいだが、なんか面白いことでもあったのか?』

『……なあ、知ってるか? 今現在このクラスの男子の半分が彼女持ちらしいぞ』

『な、なんだよ急に』

『今まで誰とも付き合ったことがない奴ってのは実は二割ほどしかいないらしい』

『へ、へぇ~……』

『声震えてんぞ』

『き、気のせいだろ』

159 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:35:49 WQEXeXB. 878/1282

『……』

『(そりゃ、俺だってできることなら誰かとヤってみたい。エロいことしてみてぇよ)』

『(今年に入ってから性欲がさらに強くなった気がする。三回抜いてもムラムラがおさまらないなんてことも珍しくねえ)』

『(もしそういうチャンスがやってきたら、俺は迷うことなく飛びつく、はずだ)』

『(でも……なんだろうな、このもやもやした感じ。よく分からねえけど)』

『(なんか、いざそういうのが身近に感じられると、すげぇ生々しいっていうか……)』

『(俺がモテないから、そんなふうに思うだけか?)』

『……お前ってさ、彼女が欲しいとかそういうこと思わないの?』

『そりゃ欲しいさ。彼女ってのは青春の代名詞のひとつだからな』

『彼女ができたら、なんかしたいことでもあるのか?』

『そうだなぁ……自転車二人乗りとかひそかに憧れてんだよな。後ろからぎゅっってされてみちゃったりしてさ』

『……』

『お前今俺のこと馬鹿だと思っただろ!』

『まさか。ただ類は友を呼ぶと思ってさ』

『……なんだよ、そりゃ』

160 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:40:17 WQEXeXB. 879/1282

『お前童貞だよな』

『ブフォ!? そ、それはプライバシーに関することなので答えることは』

『ヤりたいって思ったりするか?』

『……そりゃ、思ってるよ。すげぇ』

『でもそういうのって、焦ってどうこうすることじゃないと思うんだよな』

『本当に好きな人とじゃないとダメ、とは言わないけどさ』

『本当に好きな人とやるほうが、幸せな気持ちになれるんじゃねえかな。分かんねえけど』

『……童貞くさい答えありがとな』

『ひどい!? 人が真面目に答えたのに!』

『(俺がそれを望んでると思ったからだろ?)』

『(やっぱ……こいつと同じ高校きてよかったな)』

『男、これ』

『ん……? なんだこれ?』

『コンドーム』

『へぇ、実物ってそんななのか……ってえええ!!?』

161 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:45:40 WQEXeXB. 880/1282

『これお前にやるよ』

『いやいらねえよこんなもん! つうかこれどうしたんだ』

『なんかさっきもらった。可哀そうなお前らに俺の女運を分けてやるって』

『はぁ?』

『まあとにかくもらっとけ。俺には当分使い道ねえだろうからさ』

『あれなら、幼馴染ちゃん相手に使ってもいいぞ』ボソッ

『っ……! だからあいつとはそういうんじゃねえって!』

 キーンコーン カーンコーン

教師『ほらー席につけ―』

『はーい!』

『くそ、逃げやがった!』

『(あいつは、そういうんじゃねえんだよ)』

『(こんなもん俺には必要ねえ。とっとと捨てねえと)』

『(じゃないと、俺……)』

162 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:50:22 WQEXeXB. 881/1282


 ――――――――


『友、一緒に帰ろうぜ』

『おう』

幼馴染『じゃあね二人とも! あと男、今日もあんたんち遊びに行くから!』

『はいよ』

『じゃあねー』

『……ったく、あんな可愛い子と毎日おうちデートなんて』

『だからそんなんじゃねえって言ってるだろ』

 ザーザー

『マジで雨降りやがったな……しかも昼ごろより強くなってやがる』

『なんだ、お前天気予報見てなかったのかよ。今日は晴れのち大雨だぞ』

『どうしよ、傘持ってきてねえよ』

『ほら、俺の折りたたみ傘貸してやるから』

163 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:53:28 WQEXeXB. 882/1282

『おお、ありがとな! 野郎と相合傘なんて嫌だと思ってたんだよ!』

『……俺だって嫌だけど、なんか傘貸したくなくなった』

『ご、ごめんって! この雨で傘なしじゃ風邪ひいちまうよ』

『…………がねぇ……』

『っ……!』

『……』

DQN女『……でさぁ、チョーウザいの!』

イケメン『ははっ…………』

『……』

『……』チラ

イケメン『ア?』

『っ……』ビクッ

イケメン『…………なあ、今日もあっこ行かね……』スタスタ

『……』

『……こ、怖えぇ……』ガタガタ

164 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:56:49 WQEXeXB. 883/1282

『すれ違うだけなのにビビりすぎだろ。逆に目つけられるぞ』

『そう言われても……威圧感ハンパねえんだよあいつ』

『実際結構ヤバい感じの噂よく聞くしよぉ。間違いなくアブないぜあいつ』

『つうかお前は怖くねえのかよ』

『まあ関わりたくはねえな』

『(まあ何かあっても、今ならチカラがあるし)』

『……DQN女って、確か上級生に彼氏いたよな』

『知らねえよそんなこと』

『あいつら、普通に肩組んでたよな』

『……仲がいいんだろ』

『……』

『(根も葉もない噂でしかないけど……あの二人、セフレだって……)』

『(セフレ、か……俺には関係なさすぎる話だなぁ)』

『(……正直、欲しいな、俺も)』

『……』

165 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/24 23:58:59 WQEXeXB. 884/1282

『じゃあな』

『おう、また明日』

『(雨強くなってきたな。ズボンの裾が濡れるの嫌なんだよなぁ)』

『(とっとと帰ろ……ん?)』

クリス『……』

『(クリスちゃんだ。雨宿りでもしてんのかな……って!)』

『クリスちゃん!』

クリス『おぉー友くん! こんばんは。いや、こんにちは?』

『そんなことよりもなんでそんな濡れてんのさ!』

クリス『? 雨が降ってるからだよ?』

『いや傘は!?』

クリス『ああ、傘はあげちゃった』

『誰に』

クリス『男の子』

『!? お、男の子って、もしかして彼氏!?』

166 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 00:04:53 ApzHFVPI 885/1282

クリス『いや、小学生ぐらいの知らない子だよ』

『なんでそんな子に傘を』

クリス『その子女の子と一緒に相合傘で帰ってたみたいなんだけど、その傘が壊れちゃったみたいで』

クリス『女の子の方が泣いてたから傘押し付けてきたの』

『……お前、それちょっとやってみたかったやつだろ』

クリス『へへ、バレた? こういうの漫画みたいでカッコいいなぁと思ってて、一度やってみたかったんだ』

『馬鹿かお前は! 風邪ひいたらどうするんだよ!』

クリス『っ……!』ビクッ

『あ、その、ゴメン……』

クリス『……私の方こそ、ごめんなさい』

『いや、クリスちゃんは悪いことしてないだろ』

『……まあいいよそれは。で、今はここで雨宿り?』

クリス『うん。でも、どんどん強くなってきちゃって。困ったなぁ』エヘヘ

『困ったなぁって……』

『(この子、俺以上に物事を深く考えてねえな)』

167 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 00:06:03 ApzHFVPI 886/1282

クリス『こうなったら……よぉし!』

『……おい、今何考えてる?』

クリス『仕方ないから、このまま家まで全力ダッシュ!』

『こっから家までどれぐらいだ?』

クリス『まあ十五分ぐらいだよ。余裕!』

『……はぁ』

『とりあえずどっかのコンビニでビニール傘……』

クリス『友くん……?』

『……なぁ』ポリポリ

『何なら、俺と一緒に帰らね?』

クリス『……へ?』

168 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 00:11:53 ApzHFVPI 887/1282

クリス『……じゃあ、お邪魔します』

『どうぞ、狭いところですが』

クリス『いえいえそんな……』

『……』

クリス『……』

『(すげぇぇぇ!! 俺すげぇ! こんな美少女と一緒に相合傘とか、人生勝ち組じゃん!)』

『(よくやった俺! よくあそこで一歩を踏み出した! これでヘタレ卒業だ!)』

『(ようやく……俺にも春が来たぜ!!)』

クリス『……』

『……』

クリス『……あ、そこ右です』

『あ、はい』

クリス『すいません、わざわざ家までなんて……』

『いえいえ、お気になさらず……』

169 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 00:15:48 ApzHFVPI 888/1282

クリス『……』

『……』

『(気まずいいい!! 話す内容がまるで思いつかねえ!!)』

『(あれ、おかしいな、俺もクリスちゃんも普段は止められないと一方的に話しちゃうぐらいおしゃべりなのに)』

『(もしかして……)』

『(相合傘、すごい嫌だと思われてる!?)』

『(やっぱそうだよな、好きでもないやつと相合傘なんて恥ずかしいし苦痛だし誰かに見られたらと思うと気が気じゃないに違いない)』

『(しかもこれ折りたたみだし。つまりは小さいわけで、必然的に距離も縮まってしまうわけで)』

『(人にはパーソナルスペースという他人の侵入を許したくないエリアがあってクリスちゃんはそれは小さい方だろうけどでも俺なんかが気安く立ち入るというのは)』

クリス『友くん、もしかして逆側の肩すごいはみ出してない?』

『え? な、なんのことかなぁ』

クリス『私が濡れないようにって自分が濡れてるんでしょ……人のこと馬鹿とか言えないよ』

『そ、そうはいっても、これ小さくて……』

170 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 00:18:06 ApzHFVPI 889/1282

クリス『……』ピト…

『く、クリスちゃん!』

クリス『これぐらい近づけば、大丈夫でしょ』

『(全然大丈夫じゃねええ!! 心臓バクバクしてんだけど!!)』

『(耐えろ、踏ん張れ俺の理性……!)』

『(つうかクリスちゃん、俺のためにここまで無理してくれなくても……)』

『ってお前大丈夫かよ!?』

クリス『え、何が?』

『何が、じゃねえよ! 顔赤くなってるじゃねえか、やっぱ風邪ひいたんだろ!』

クリス『え、赤くなっちゃってる?』

『なってるよ! 俺が見てわかるぐらいには』

クリス『……これは、そういうんじゃないよ』

『……? じゃあどういうのなんだよ』

171 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 00:20:21 ApzHFVPI 890/1282

クリス『そう言う友くんだって、顔真っ赤になってるよ』

『え、マジで!?』

『はっ!? もしかして俺まで風邪ひいちゃったとか!?』

クリス『……ふふっ、友くんはバカだなぁ』

『なっ! お前だけには言われたくねえよ!』

クリス『なんですと! 私の方が学校の成績いいでしょ!』

『人の頭の良し悪しってのはテストの点じゃ決まらねえんだよ!』

クリス『じゃあ何で決まるのさ!』

『IQの値だよ!』

クリス『この人やっぱバカだ!』

『なんだとコラ!』

172 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 00:22:43 ApzHFVPI 891/1282

『(なんだろ……クリスちゃんといると、すごい胸がドキドキするけど)』

『(それと同じぐらい……心が暖かくなる。こうやって、ずっと近くで笑いあっていたい)』

『(今まで誰かを好きになった時は……正直、キスしたいとかセックスしたいとかそればっかだったけど)』

『(クリスちゃんは、そういうのももちろんあるけど……微妙に、違うなぁ)』

クリス『もうー! こうなったら、私の九九、七の段の術を食らうがいい!』シュバ!

『なに!? この時代にまだその秘術を扱えるものがいようとは!?』

クリス『……ふふっ』ニコッ

『ははっ』

『(……嫌いじゃないな、これ)』



――

――――

178 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:20:16 ApzHFVPI 892/1282

幼馴染「起きろー!」バサァ

「んん……」

幼馴染「ほら、早く起きて準備して。今日雨だから早く出た方がいいよ」

「雨……?」

 ザーザー

「……本当だ。雨の音がする」

幼馴染「じゃあ私先に降りてるね」

「……ふわぁぁ……」

(またあの夢か)

(殺される夢。従姉、委員長、不良娘……セフレの三人に包丁でめった刺しにされる夢)

(体中あちこち刺されまくって、切られまくって、血もすげぇ流れて)

(でもまるで痛くない。そして死なない。必死の形相で俺を刺し続ける三人を、どこか他人事のように眺めてて)

(その後三人の首を刎ねて殺して、チカラで自分の傷を治すんだ)

(いやまあ俺のチカラにそんな力はないんだけどさ。でもなぜかいつもこうだよな)

(最後に幼馴染に両目を抉り抜かれて目を覚ますまでが毎度お決まりのパターン)

179 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:23:45 ApzHFVPI 893/1282

(初めてこの夢を見たときは気持ち悪くなって吐いちまったけど、もう大分慣れたな)

(それでも目覚めは最悪だけどさ。幼馴染の声がなかったら一生起きられないんじゃねえかな、なんて)

 ザーザー

「……雨か」

(雨は嫌いだ)


幼馴染『んあっ、ごめ……もう、やめてっ……!』

幼馴染『やだっ、それだけは!! 初めては、もっと、ちゃんと……!』

幼馴染『あぁん、んんっ! 男ぉ! イく、イっちゃうよぉ!』


(嫌なことを思い出す)

(……あのときアレを捨ててれば、違った未来になってたのかな?)

(いや、たどる過程は変わっても、迎える結末はおんなじか)

(俺にこのチカラが目覚めた時点で、こうなるのはもう決まってたみてえなもんだろ)

「……あー」ガシガシ

(やっぱ、あのとき死んどきゃよかったのかな)

180 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:26:07 ApzHFVPI 894/1282

男 幼馴染「行ってきまーす」

幼馴染「雨のときって手を繋ぎにくくなるのが嫌だなぁ」

「その代わり相合傘ができるだろ」

幼馴染「うん! 雨の日はこうやって合法的に男と密着できるから、私雨好きだよ」ギュッ

「お、おい! あんまりくっつくと歩きづらいぞ」

幼馴染「~~♪」

「……」

(楽しそうだなぁ幼馴染)

(こいつの笑顔を見てると、こっちまで元気になってくる)

「幼馴染」

幼馴染「え、何――」チュッ

「……好きだ」

幼馴染「あぅぅ……///」

幼馴染「馬鹿!!」ドゴッ

「ぐへっ!?」

181 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:27:51 ApzHFVPI 895/1282

幼馴染「そういえばあんた今日が何の日か忘れてないでしょうね」

「クリスの誕生日だろ? 忘れるわけねえだろ、お前が誕生日パーティ楽しみだってうるさかったんだから」

幼馴染「明日は学校休みだし、今日はクリスちゃんちで徹夜で誕生日パーティだよ!」

「あんま夜遅く騒いでると迷惑になるぞ、あそこマンションだし」

幼馴染「分かってるって。部屋でお祝いしたら適当な時間にお開きにします」

幼馴染「って、あんたクリスちゃんち行ったことあるの?」

「え、いや、マンションに住んでるって友に聞いたことがあるってだけだよ」

幼馴染「ふぅん。まずは部屋の飾り付けしないとねえ。楽しみだなぁ」

「そういや、お前プレゼントなんにしたんだ?」

幼馴染「帽子だよ。きっとクリスちゃんにすごい似合うと思うんだよね!」

幼馴染「ていうかクリスちゃんって何着ても着こなせそうだよね。ハーフってずるい」

「ははっ」

幼馴染「そういう男はなんにしたの?」

「女の子がもらって喜ぶものってよく分からなかったからチョコにした。ちょっと高めのやつ」

幼馴染「ふぅん、いいんじゃない? クリスちゃん甘いもの好きだし」

182 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:29:35 ApzHFVPI 896/1282

「うっす友」

「おはよう男。幼馴染ちゃんも」

幼馴染「おはよー」

クリス「おはよう二人とも!」

幼馴染「おはようクリスちゃん。そして、誕生日おめでとー!!」ギュッ

クリス「うひゃあ!?」

幼馴染「よしよしよーし! 大きくなって偉いねぇ。今年でいくつになったのかな?」

クリス「17歳だよ!」

幼馴染「年上!?」

クリス「そうだよ、私の方がお姉さんなんだから! 子ども扱いするなー!」ウガー!

幼馴染「きゃあ!?」

クリス「よしよし。お姉さんが絵本読んであげるね」

幼馴染「うんっ! 私が寝るまで読むのやめちゃだめだからね」

幼馴染 クリス「「ってなんでやねーん!」」キャッキャ

183 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:30:42 ApzHFVPI 897/1282

「誕生日おめでとうクリス」

クリス「ありがとね、男くん」

「誕生日プレゼント楽しみにしとけよ。でもあんま期待すんなよ」

クリス「ふふっ、分かった」

幼馴染「友くんはクリスちゃんに何をあげるの?」

「俺は、この溢れんばかりの無限大の愛を!」

クリス「それはいつももらってるよ」

「っ……!」キュン!

「お前ら三人ともよく疲れないなそのテンションで」

「まあ俺のは誕生日パーティまでのお楽しみということで」

幼馴染「きっと私たちなんかじゃ想像もできないぐらいすごいプレゼントなんだろうね」

クリス「そっかぁ!」キラキラ

「そんな目で見つめられても困るんだが……」

184 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:34:17 ApzHFVPI 898/1282

クリス「あ、不良娘ちゃん! おはよー!」

不良娘「おう、おはよ。誕生日おめでとさん」ナデナデ

クリス「えへへー」

「お前も誕生日パーティ来れるんだよな?」

不良娘「……本当に、私が行っていいのか?」

「当然だろ。クリスがいつも世話になってるみたいだしな」

クリス「うんうん」

不良娘「でも……」チラッ

幼馴染「……」

「……主役がいいって言ってるんだから渋る必要ねえだろ」

「それにお前も友達とわいわい騒いでみたいと思ってるだろ?」

不良娘「べ、別にそんなこと! ……いや、まあ、そりゃ行きたいけどさ」

185 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:38:30 ApzHFVPI 899/1282

「だったら素直に甘えとけ」

不良娘「……分かった」

幼馴染「……」

(不良娘と幼馴染、互いに苦手意識があるみたいだな)

(催眠で取り除いた方がいいのかね……)

クリス「じゃあそろそろ時間だし、教室行くね」

「おう、また――」

クリス「ん……」

「っ……!?」

男 幼馴染 不良娘「「「!?」」」

186 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:40:39 ApzHFVPI 900/1282

クリス「んちゅ……ぷはぁ」

「お、お前!///」

クリス「……ふふっ、またお昼ご飯の時にね」

クリス「行こ、不良娘ちゃん」

不良娘「お、おう……」



 ザワザワ ガヤガヤ

「おい、今の見たかよ……友とクリスチーネさんのやつ……」

「クリスさんってすごい積極的な子だなとは思ってたけど、あれは……」

「舌、入れてたよね……人前でああいうのはちょっと引くかも……」

「あんな美少女となら俺はどこでだってベロチューしたいけどな」

「くそ、半勃ちしちまった……」

「羨ましすぎて血の涙がでそうだ……!」

187 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:41:55 ApzHFVPI 901/1282

クラスメイト1「てめえええええええええ!!」ドゴッ

「ぐひぇ!?」

クラスメイト1「お前だけは……お前だけは俺たちの味方だと思ってたのにぃ!!」

「あいつに続けー!」

「「「うおおおおおおおおおおお!!」」」

「ちょっ、お前ら、やめ……!」

 アッー!

幼馴染「きょ、教室であんな……///」プスプス

委員長「あ、ああいうことを教室でやるのは感心しないわ」クイッ

委員長(いいなぁ……)

「いつもよりキレがないぞ委員長」

委員長「えっ、別にそんなことは……!」

188 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:44:39 ApzHFVPI 902/1282

「……」

(クリス……なんというか、エロくなったよな)

(もともとそういう欲が人一倍強いんじゃとは思ったことあるけど……)

(今までも、クリスの仕草にドキッとしたことは何度かあった)

(でもそれは、クリスの純粋さからくる危うさというか、そういうエロさだった)

(今のクリスは、そういうんじゃなくて……時々、オンナの表情をする)

(やっぱり……あの日、友とヤったんだろうな)

(友の性欲やクリスの積極性を考えると、あれから何度もヤってるかもしれない)

(……)

(本当に好きな人とヤるセックスはさぞキモチがいいんだろうな、友)

(もう、十分愉しめただろ?)

(そろそろ、俺が貰ってもいいよな)



どうする? >>189

1.ヤる
2.ヤらない

189 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 14:48:41 6SNR/kZE 903/1282

2

190 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 17:09:07 ApzHFVPI 904/1282

(……なんてな)

(もういいや、クリスは)

(確かに顔は可愛いけど、体型はぶっちゃけ中学生と大差ないし、抱いても大してキモチよくないだろ)

(俺には、もう最高のセフレが三人もいるわけだしな)

「……」チラッ

委員長「っ……!」フイッ

「……」

(……友に対する劣等感は消えたわけじゃないけど)

(今の俺は、それ以上にあいつらの幸せそうな姿に助けられてる)

(友とクリスが仲たがいしたとき痛感したよ。今の日常が、たとえ偽物だったのだとしても)

(もし壊れてしまったら……俺はもう生きられない)

(まあ……遅かれ早かれな気もするけど)

191 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 17:15:41 ApzHFVPI 905/1282

「……」

幼馴染「さすが17歳……大人だ……」ブツブツ

(だから、誕生日パーティは楽しいものにしたいな)

「なあ、幼馴染」

幼馴染「え、なに?」

【お前、不良娘のこと嫌いなの?】

幼馴染「――嫌いでは、ないけどさ」

幼馴染「私じゃなくてあの子の方が、私のことをよく思ってないみたい」

「……」

幼馴染「多分あの子、あんたのことが好きなんだよ。だから私のこと……」

【そこらへんはもう大丈夫だ】

幼馴染「え?」

(この数週間で、あいつには『俺のセフレだ』ってことをしっかり教え込んだからな)

(俺のことが好きだからって幼馴染に嫉妬したりはもうしないだろ。そこらへんはちゃんとわきまえてる)

192 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 17:17:57 ApzHFVPI 906/1282

「あいついいやつなんだけど素直じゃないから、仲良くなりたいと思っててもついつっけんどんな態度をとりがちだけど」

「ちゃんと向き合えば応えてくれるやつだからさ。苦手意識を持たずに普通に接してみてくれないか?」

幼馴染「……うん、まあ、あの子と仲良くなりたいと思ってるのも確かだしね」

幼馴染「このパーティを機に仲良くなってみる!」

「おう、その意気だ!」

幼馴染「……」

「……? どうした、俺の顔に何かついてるか?」

幼馴染「……あんた、最近ちょっと痩せたよね?」

「……ちょっとはかっこよくなったか?」

幼馴染「まあシュッとはしたかな」

「惚れ直すなよ?」

幼馴染「ははっ……」

幼馴染「……」

193 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 17:19:52 ApzHFVPI 907/1282

「ぜぇ……ぜぇ……」

「お前もちょっと痩せたか?」

「うっせえよ」

 キーンコーン カーンコーン

教師「席につけー。授業はじめんぞー」

(さて……)

(今日は金曜だから、幼馴染は昼休みには教室にいない)

(今日は誕生日パーティで放課後は時間がない。から……)

(ヤるなら昼だな)



どうする? >>194

1.当然エロいことする
2.今日はやめとく

194 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 17:32:51 8LFkz4oY 908/1282

1

195 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 17:43:09 ApzHFVPI 909/1282

誰とヤる?(新キャラでもいい) >>196

どんな催眠をかける? >>197

196 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 17:51:08 ZAuJvo5Q 910/1282

不良娘で

197 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/25 18:10:50 6SNR/kZE 911/1282

わんこプレイ

201 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 13:45:50 hjrFy6pM 912/1282


 ザーザー

不良娘「で、女子バスケ部の部室なんかになんのようがあるんだよ」

「わざわざ言う必要あるか?」

不良娘「……ちっ」

「今日は雨だからな。残念ながら屋上はなしだ」

不良娘「……今日はクリスの誕生日パーティがあるだろうが。わざわざそんな日までしなくたって」

「……」グイッ

不良娘「んんっ……あむ、んふぁ、ちゅぷ……」

「れろ、んちゅ、んむ……」

「……逆だ逆。ここで性欲を発散しておけば、パーティの時は純粋に楽しめるだろ?」

不良娘「……ふん」

「……はは、切り替え早すぎだろ。もうヤる気まんまんの顔してるぜ?」

不良娘「うっせぇ……テメェのせいだろ」

202 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 13:48:18 hjrFy6pM 913/1282

不良娘「テメェにキスされたら、期待しちまうカラダになっちまったんだよ」

「……それ、すっげぇエロいよ」

不良娘「ん……あむ、れろ、んぐ……」

「……なあ、パブロフの犬って知ってる?」

不良娘「あ? なんだよいきなり」

「犬に餌を与えるときいつもベルを鳴らすようにしてたら、しまいにはベルを鳴らすだけでよだれを垂らすようになったってやつ」

不良娘「……私が、そのなんたらの犬だとでも?」

「俺と軽くキスしただけで……」クチュ…

不良娘「ああぁん……!」ビクッ

「下の口こんなに濡らしやがって。いやらしい雌犬そのものじゃねえか」トロォ…

不良娘「黙、れ……」ハァハァ

「……そうだ」

不良娘「……? おい、なにしてんだよ」

203 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 13:50:38 hjrFy6pM 914/1282

「おお、こんなところに犬耳カチューシャと首輪がぁ!」

不良娘「……なんでんなもんがバスケ部の部室にあんだよ」

「従姉の私物だよ。学校でもいろいろ楽しめるようにって、いくつかここに置いてるんだ」

不良娘「あの人……見た感じはまともそうなのに」

「今度従姉とも一緒にヤってみるか? あいつの胸マジすげぇぞ、タユンタユンだ」

不良娘「……フン、私だって十分……」

「妬いた?」

不良娘「妬いてねえ!」

「はは、そんな俺にベタ惚れのお前にはぴったりだろ、わんこプレイ」

不良娘「っ……! ふざけんな、そんな恥ずかしいマネできっかよ!」

「ベタ惚れってのは否定しないのな。まあいいや」

「はい、これ。もちろん服は全部脱ぐんだぞ」ニコッ

不良娘「……クソが! 分かったよ、やりゃいいんだろやりゃ!」バッ

(とかいいながら内心乗り気なくせに)

204 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 13:52:16 hjrFy6pM 915/1282

不良娘「こ、これでいいか……」

「……似合ってるじゃねえか。可愛いぞ」

不良娘「どこがだよ……こんな変態じみた格好……」

「そうやって恥ずかしがりながらもちゃんと着てくれるところが可愛いんだよ」

不良娘「……クソ」

不良娘「で、私はいったい何すりゃいいんだよ」

「じゃあまず壁に手ついて」

不良娘「……? ああ」

「で、お尻コッチ向けて」

不良娘「なんだよ、いきなりバックで交尾ってか?」

【そのままじっとしとけよ】

不良娘「――おい、テメェ、一体何しようとしてやがる」

「ローションをたっぷりまぶして、と」

不良娘「おい待て、まず何するのかだけ教えろ! おい!」

205 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 13:54:52 hjrFy6pM 916/1282

「犬になりきってプレイするんだったらやっぱ」

「尻尾はかかせないよなぁ!」ズブリ!

不良娘「んひいいいぃぃ……!?」ビビクン!

「尻尾付きのアナルバイブだ。もふもふしてていい肌触りだぞこれ」

不良娘「ぁ……が……!」ビクッビクッ

「催眠のおかげですんなり挿っただろ? どうだ、初めて後ろの穴を使った感想は」

不良娘「き、キモチいぃ……!」

「よかった。じゃ、ゆっくり呼吸して、息を整えて」ナデナデ

不良娘「フゥ……フゥ……」

「……落ち着いたか? よし、じゃあおすわり!」

不良娘「……ちっ」スッ

「……ちゃんと素直に犬っぽい座り方をしたのは偉いが」

「それじゃ50点だ」カチッ

不良娘「んひゃあああぁぁ!?」ビクンビクン!

206 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 13:58:20 hjrFy6pM 917/1282

「アナルバイブつったろ。振動は弱めにしてあるけど、今のお前にはかなりキツい刺激なはずだ」

不良娘「とめっ、とめてぇ……!!」ビクンビクン!

「初めてのケツ穴で感じすぎだろ。エロいわんちゃんだな」

不良娘「はひゅ……はひゅ……」ビクッビクッ

「言うことを聞くときはちゃんと『わん』って返事しないとダメだろ?」

「これからいけないことしたらお仕置きとしてバイブ振動させるからな」

不良娘「テメェ……あんま調子乗ってんじゃねえぞ……」

「……おすわり」

不良娘「……わん」

(うおっ、ちょっと思った以上にいいなこれ……!)ゾクゾク!

「じゃあお手」

不良娘「わん」

「おかわり」

不良娘「わん」

207 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 14:00:25 hjrFy6pM 918/1282

「ちんちん」

不良娘「……! いや、私付いてねえぞ」

「知ってるよんなことは。犬の芸のほうだよ、知ってるだろ」

不良娘(そりゃ知ってはいるけどさ……人間がしたらただ立ち上がるだけだし……)

不良娘「……わん」

「……」

(腕を犬の手みたいに軽くまげて、マンコを見せつけるように思いっきり開脚……)

「自分で考えたのか、それ」

不良娘「う、うっせえな! 文句あっか!」

「いや、文句なんてねえよ。お前が自分からそういうことしてくれるのってすげえ嬉しい」

不良娘「っ……!」

「よく頑張ったな、偉いぞ」ナデナデ

不良娘「ん……」

不良娘(頭撫でられながら褒められるの……ちょっと嬉しいかも)

208 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 14:02:57 hjrFy6pM 919/1282

「はは、そんな幸せそうな顔すんなよな、照れるだろ」

不良娘「っ……! だ、誰がそんな顔……!」フイッ

「俺のために頑張ってくれたご褒美だ」

「コレ、舐めていいぞ」ボロン

不良娘「なっ、それのどこがご褒美なんだよ……!」

【お前、これ大好物だろ?】

不良娘「――調子乗んなよテメェ」ギリッ

「んー、飼い主に対する態度がなってないなぁ」スッ

不良娘「ま、待て! それは使うな!」

「じゃあちゃんといい仔にしろよな。今は俺のイヌだろ?」

不良娘「……わん」

不良娘(クソ、ふざけやがって。終わったら一発ぶん殴ってやる)

不良娘(……このチンコ、もう何度咥えたんだろうな……)

不良娘「……」クンクン

不良娘(男の臭いだ……頭、クラクラする……)ハァハァ

209 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 14:06:13 hjrFy6pM 920/1282

「今の臭いをかぐ仕草いいな、本当に犬みたいで。もう一回やってくれないか」

不良娘「やるわけねえだろ」

「……いいぞ、好きなだけしゃぶっても」

不良娘「ちっ……あむ」

不良娘「んぢゅ、ぢゅるっ……あむ、れろ……」

不良娘(クソ、こいつの思い通りになんてなりたくねえのに……)

不良娘(本当に、おいしい……しゃぶるのやめられねぇ)

不良娘(もっと……)ジュブジュブ

「くっ……俺のチンコしゃぶれて、嬉しいか?」

不良娘「うん、うれひい……」

「じゃあ、ちゃんと尻尾振らないとな」

不良娘「んぐ、れろ、ちゅぷ……ぢゅるる……!」フリフリ

(お尻を左右に振ってやがる……エロすぎだろ……!)

210 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 14:08:06 hjrFy6pM 921/1282

「そろそろ、出るぞ……!」

不良娘「ぢゅる、ぢゅるる……! んぐっ、らひて……!」

「っ……!」

【待て!】

不良娘「っ――!」

「よし、そのまま口を離して」

不良娘「……なんで……」ハァハァ

【どんどん俺の精子が欲しくなるかもしれないが、俺がよしというまで待つんだぞ】

不良娘「――わん」

不良娘(何がしたいんだこいつ。フェラなんて焦らしても時間の無駄だろ)

不良娘(まあでもこれもこういうプレイなわけだしな、付き合ってやらねえと)

211 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 14:13:02 hjrFy6pM 922/1282


 …………


不良娘「ハァ……ハァ……」

「……」

不良娘「おい……まだかよ……あんま時間開きすぎると、萎えちまうぞ……」

「まだも何も、多分三分も経ってないと思うぞ」

不良娘「んっ……ハァ……ハァ……」

「顔近づけすぎだろ。そんなに欲しいのか、それ」

不良娘(クソ……すぐ目の前にチンコがあるってのに、いつまでこうしてなきゃいけねんだよ……)

不良娘(欲しい……男の精子、欲しい……)キュンキュン

「くく、よだれ垂れてきてんぞ。マジで餌をおあずけされてる犬みてえだな」

不良娘「……もう、いいだろぉ……いじわる、しないでくれよ……」モジモジ

不良娘「お前の精子、欲しくてたまんねえんだよ……なあ、頼むよ……」

「精子が欲しくてそんな発情しちまうとか、ホントに堕ちたなお前」

不良娘「っ……」

212 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 14:17:48 hjrFy6pM 923/1282

「仕方ねえな。じゃあおねだりしてみろよ、犬っぽくな」

不良娘「犬っぽく……?」

「今日はそういうプレイだろ」

不良娘「……」

不良娘「……ご主人様ぁ、私、どうしてもご主人様の精子が飲みたいんです」

不良娘「お願いします……ご主人様のおいしい精子、この雌犬にいっぱいごっくんさせてください……!」プルプル

「……くははっ! おい、誰が淫語プレイしてるっつったよ! 犬がそんな言葉しゃべるのか?」

「そんな変態みたいなこと言って、自分で恥ずかしくねえのかよ」

不良娘「恥ずかしい、です……でも、どうしても精子欲しくてぇ……!」ゾクゾク

「……ご主人様か。悪くない」

「プライドの高いお前がよく頑張ったな。ご褒美だ」

不良娘「っ……! わんっ!」

「口開けてじっとしてろ。俺が出してやる」シコシコ

不良娘「ハァ……ハァ……!」

不良娘(やった……! 男の精子、やっと飲めるんだ……!)

213 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 14:28:17 hjrFy6pM 924/1282

不良娘「なぁ……はやくぅ……!」フリフリ

「勢いよく尻尾振りやがって、可愛い奴だな」

「ほら、受け取れ!」ビュルルルルル!!

不良娘「はああぁぁ……!」ビチャビチャ

「悪い、顔や胸にもかかっちまったな」

不良娘(あぁ、熱い……濃いオスの臭いがする……)

不良娘(ゾクゾクする……マジで発情しちまったかも……)

不良娘「あむ……んぐっ」ゴクン

不良娘「んんっ……!!」ビクン!

不良娘(ウソだろ……精子、飲んだだけで、イっちまった……!)ビクッ ビクッ

不良娘「……もったいない……」ペロ

「っ……」ゴクッ

(体にかかった精子を拭って……指舐める仕草エロいな……)

214 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 14:30:31 hjrFy6pM 925/1282

不良娘「……ご主人様のも、きれいにしますね……」

「っ……ああ、ありがとな」ナデナデ

不良娘「んちゅ……ちゅぱ、れろ……んぐ……」

「くっ……」

不良娘「……すごい、もうこんなに硬く……逞しい……」キュンキュン

「よしよし、ありがとうな。お前は俺の自慢のペットだよ」ナデナデ

不良娘「もう、くすぐったいです」

不良娘「ご主人様も、私の自慢のご主人様です」

(くく、こいつもすっかりその気になりやがったな)

(こいつエムだから、一度開き直りさえすればあとは欲望のまま従順なイヌを演じてくれるだろうと思ってた)

(……昼休みは短いからな。そろそろ終わりにしないと)



何をする?(何をさせる?) >>215

215 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 15:38:23 y2xcTAsQ 926/1282

アナルにバイブを入れたまま授業を受けさせる

217 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 19:03:42 hjrFy6pM 927/1282

「よし、じゃあそろそろ――」

不良娘「ご主人様ぁ……」ハァハァ

「ん……?」

不良娘「私、もう限界です……ご主人様の立派なチンコしゃぶってたら、ここ、こんなになっちゃいました……」クパァ…

「っ……!」ゴクッ

(お尻をこっちに突き出して、指で……!)

不良娘「さっきから、子宮が疼いて……溢れてきて、止まらないんです」

不良娘「今度はこっちの口で、ご主人様の精子飲ませてください!」フリフリ

「……」ガシッ

不良娘(あっ……来る……来る……!)ゾクゾク!

「たかが犬の分際で飼い主に指図するなんて、俺はそんなふうにしつけた覚えはねえぞ」

不良娘「ハァ……ハァ……!」

「そんなダメな犬には、ちゃんとお仕置きしないとな」グチュ…

不良娘「あっ、あぁっ! そうです、私はご主人様の精子で発情してしまう卑しい雌犬ですぅ!」

不良娘「だから、おしおき! ご主人様のチンコで、マンコおしおきしてくださいぃ……!」

218 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 19:05:52 hjrFy6pM 928/1282

「……」カチッ

不良娘「っ~~!!?」ビクビクビク!

「調子に乗りすぎだぞ。なんで俺が、たかがペットとヤってやらなきゃいけないんだ」

不良娘「ちがっ、違う!! 私が欲しいのは、こっちじゃ……!!」ガクガク!

「なんて言うわりには、すげぇキモチよさそうだけど?」

不良娘「イグ、イグ……!! おねが、とめっ……!」

「ダメだ。お前の嫌なことをしないとお仕置きにならないだろ?」

不良娘「て、テメェ……! ふ、ふじゃけんにゃあぁ……!!」

「にゃあって、はは、お前いつから猫になったんだよ」

不良娘「あ、ああぁぁああ!! こわ、こわれりゅううぅぅ……!!」ビクビク!!

「大丈夫だよ。壊れたら俺がチカラで治してやっから」

「だからアナルで思いっきりイっちまえ!」

不良娘「っ――!?!?!?」ビクンビクンッ!!

219 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 19:08:01 hjrFy6pM 929/1282


 …………


『これにて今日のお昼の放送を終わります! 午後からの授業も張り切っていきましょう!』


「ほら、起きろ」ペチペチ

不良娘「へ? あれ、ここは……?」

「女子トイレ」

不良娘「そうか……ってなんでテメェまで一緒にいるんだよ!」

「大丈夫だ、俺にそういう趣味はない。ただの付き添いだ」

不良娘「そういう趣味……?」

「万が一のことがあったら困るからな。お前にはちょっとスッキリしてもらった」

不良娘「……?」

「……」カチッ

不良娘「んんっ……!」ビクッ

220 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 19:12:20 hjrFy6pM 930/1282

「もう催眠は解除したからさっきみたいに耐えられないってほどじゃねえだろ?」

不良娘「テメェ、これ……!」

「それ尻尾の部分を取り外して普通のアナルバイブとしても使えるんだよ」

「お前にはそれをつけたまま授業を受けてもらう」

不良娘「はぁ!? なんで私がそんなこと!」

「お仕置きだ」ニヤァ

不良娘「テメェ……もうあれは終わったことだろうが!」

「終わってねえよ」グイッ

「まだヤってねえだろ?」

不良娘「っ……!」

「お前が俺の言いつけどおりバイブをつけたまま放課後まで過ごせたら、ご褒美としてヤってやる」

「こっちでな」クチュ…

不良娘「ああん……!」ビクン!

不良娘(そんな、まだこんな疼いて……!)

221 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 19:14:46 hjrFy6pM 931/1282

不良娘「で、でも、今日はクリスの……」

「あぁ……そういえばそうだったな」

「じゃあクリスと一緒にヤるか?」

不良娘「……!」

「はは、冗談だよ。クリスはもうやめたよ、お前らがいるからな」

「でも……お前らとヤるのに飽きたら、分からねえかもなぁ」

不良娘「……」

「……なんだよ、『そんなの絶対許さねえ!』とかなんとか言わないのか?」

不良娘「……別に、いいんじゃねえかな」

「は……?」



不良娘「クリスをセフレにしても全然かまわねえよ、私は」



「っ……!」

222 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 19:16:57 hjrFy6pM 932/1282

不良娘「私も最初はセフレなんてって思ってたけどさ」

不良娘「今は……お前のセフレになれたこと、本当によかったと思ってる」

不良娘「なにもかもどうでもよくなっちまうぐらい、キモチよくしてくれるから」ギュッ

「……」

不良娘「なんであんなに嫌がってたのか、今じゃよく分かんねえや」

不良娘「委員長や、多分従姉さんも私とおんなじ気持ちだと思うぜ」

不良娘「だから、もしお前がクリスをセフレにするってんならむしろ協力するよ」

不良娘「きっと、あいつも喜んでくれるだろうからな」ニコッ

「……」

223 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 19:18:39 hjrFy6pM 933/1282

不良娘『テメェがなんかすげぇ力を持ってるってのは分かる。だからってそれでテメェが人より上に立ってるってわけじゃねえだろ』

不良娘『他人はみんな自分の思い通りにできるなんて思ってんなら、それは大間違いだぞ』

不良娘『テメェが手を汚してまで手に入れようとしてんのは何てことはねえ、見栄えだけ立派なただの空っぽの箱だ』

不良娘『……人の、想いってのは……テメェの思い通りにはならねぇ……』



「……」カチッ

不良娘「ああぁ……!」ビクン!

「……じゃあ、俺は教室に戻るから」

【頑張れよ】

不良娘「――ったく、仕方ねえ、な……」ハァハァ

不良娘「その、かわり……」

不良娘「ちゃんと、ご褒美くださいね……ご主人様」チュッ

「……」

(ご主人様、ね……)

(俺が作ってるのは、セフレじゃなくて奴隷だな)

224 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 19:27:29 hjrFy6pM 934/1282

不良娘視点に移る? >>225

1.移る(授業の様子を書く)
2.移らない(男視点でそのまま進む)

225 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/28 19:28:10 nkLtdZBI 935/1282

2

228 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 13:45:03 cwO0Anm2 936/1282


 ザーザー

「雨強くなってきてんなー」

「……」

「まあそのおかげで女子と同じ体育館で体育ができるんだけどな、げへへ」

「……」

「……お前、昼休みになんかあったのか?」

「え? いや、何もねえよ」

「……」

(俺の目の届かないところで何かさせるのは、これが初めてだな)

(つい勢いでやっちまったが……大丈夫かな、バレて退学とかならねえだろうな)

(いくら俺でも、目撃されて騒ぎになっちまったもんはどうにもできねえぞ)

(うぅ……今更ながら心配になってきた。やっぱこんなことするべきじゃなかったのかな)

(保険で教師や何人かの生徒には催眠をかけてはいるんだけど……)

229 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 13:48:43 cwO0Anm2 937/1282

(……セフレになれてよかった、か)

(そうだ。俺のチカラをちゃんと使えば誰も不幸になんてならない。むしろ人を幸せにできるんだ)

(実際、俺がチカラを使って苦しんでる人間なんて俺だけだ。何を思い悩む必要がある?)

「ブルマかぁ……一度は本物見てみたかったよな」

「……」

(……そうだ、俺だけで独り占めしようとするからなんか嫌な気持ちになるんだ)

(友にも俺のセフレとヤらせてやればいい。こいつのことだ、きっと喜ぶぞ)

(俺のモノを他人に触られるなんて冗談じゃないが、それでもこいつなら特別に許してもいい)

(俺がクリスとセフレになったって、クリスは友のものだ。クリスの心を奪うようなことはしない)

(そこの線引きさえはっきりさせておけば……ただのカラダだけの関係なら、友だって許してくれるだろ)

(俺が、許させる)

「……」

(男、どっか体調が悪いのか? いつもより顔色が悪い気がする)

(気のせいだといいんだが……)

230 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 13:50:14 cwO0Anm2 938/1282

(今日は雨が降ってるから、体育館で合同体育……)

(女子がバレー、そして男子がバスケットボール)

(つまり……)

イケメン「この俺様の時間というわけだな!」

「よっ、バスケ部のエース! イケメン! くたばれ!」


「顔がよくて成績がよくてスポーツがうまい……高校生のモテる要素をすべて兼ね備えてるな」

「ホント神様って残酷だよな。二物も三物も与えすぎだっつの」

「やった、今日はイケメンくんのカッコいい姿が見れるのね!」

「ホント、バスケしてるときだけはかっこいいよねー、あいつ」キュンキュン


「……」

教師「よーし、じゃあチーム分けのくじをするぞー」

「ここですべてが決まるぜ、男。イケメンと同じチームなら全勝、それ以外なら敗北確定だ」

「……」スッ

231 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 13:52:45 cwO0Anm2 939/1282

「お前チーム何だった?」

「D」

「俺はAだ。敵チームだな」

イケメン「おお、俺もAだぜ」

「マジっすか!? ふふん、悪いな男。この時間は俺らの天下だ」

イケメン「やっぱり……俺とお前とは宇宙の法則によって結ばれる運命なんだな……」グググ

「ひぃぃぃ!! 抱き寄せようとするんじゃねえ! つうかお前力強いなおい!」

「……そうやって余裕こいてられんのも今のうちだぞ」

イケメン「ん?」

「勝つのは俺だ」

イケメン「……へぇ、燃えてんねぇ」

「男……?」

(こいつは昔から意外に負けず嫌いなところはあるけど……)

「……まあ所詮は体育の授業だし、楽しくやろうぜ!」

イケメン「だな! 実は俺がひそかに特訓を積んでいる超クールなシュートがあってだな……」

232 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 13:56:13 cwO0Anm2 940/1282


 ……


仲間1「次俺らの番だぞ」

バスケ部員「はぁ……ついにイケメンのいるチームとか」

仲間2「頼りにしてんぞリーダー。こん中じゃお前が一番上手いんだからな」

バスケ部員「つってもなぁ……あいつと俺の実力には天と地ほどの差が……」

仲間3「まあ楽しめればよくね? どうせ体育だし」

仲間1「イケメンのやつも体育で素人相手に本気出したりなんてしねえって」

「……まあ、そうだな。でも、勝てたほうがやっぱ嬉しいだろ」

バスケ部員「うぅむ……」

「なに辛気臭い顔してんだよリーダー」

【お前なら勝てる。自信持てよ】

バスケ部員「――ありがとう」

233 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 13:58:26 cwO0Anm2 941/1282

教師「よーし、じゃあ試合はじめんぞー」

仲間1「うわ、バレーしてない女子全員こっちの試合見てやがるよ」ヒソヒソ

仲間2「つっても全員イケメン目当てだろうけどな」

仲間3「チッ……ホント面白いほどモテやがるなぁあいつ」

仲間1「全然面白そうじゃねえぞお前」

「……」

(ん……? 幼馴染も見てるのか)

幼馴染「……!」パクパク

(『おとこがんばれ』……ありがとな、幼馴染)

教師「ジャンプボールからな。ほれー」ヒュン

敵1「うおりゃ!」パン!

バスケ部「しまっ……!」

観客1「最初はAチームのボールだ、そして……!」

イケメン「よしきた……!」パシン!

観客2「いきなりイケメンだぁ!」

234 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:00:12 cwO0Anm2 942/1282

女子たち「「「キャアー、イケメンくーん!!」」」

バスケ部員「みんな、しっかり守るぞ!」

イケメン「先手必勝!」シュッ

バスケ部員「はぁ!?」

観客3「おい、まだセンターライン越えてねえぞ!」


 パシュッ!

観客たち「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」


味方3「おいおい……勘弁してくれよ」

「イケメンさんマジパネェっす!」

イケメン「さすが俺!」

友 イケメン「「うっし!」」パァン!

「クソ……舐めた真似を……!」ギリッ

235 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:02:05 cwO0Anm2 943/1282

イケメン「ほりゃ!」

イケメン「とう!」

イケメン「うりゃ!」



観客4「イケメンくんすごい……! 全部入ってる!」

観客5「シュートフォームきれー……」

観客6「でも点差は思ったほどついてねえな」

観客7「相手チームもなんやかんやで決めてるよな」

味方1「イケメンがバスケ部員につきっきりなお陰でな!」

バスケ部員「俺は完封されてなにもできてねえけどな!」

「……」

(イケメンのやつ、決して手を抜いてるわけじゃねえ。ただ、勝とうとしてないだけだ)

(とにかく、見る奴を楽しませる、味方のチームを楽しませることに全力になってる)

(本当にムカつくなぁオイ……!)ギリッ

236 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:03:27 cwO0Anm2 944/1282

イケメン「シュート!」

バスケ部員「させるかよ!」

イケメン「と見せかけてパス!」シュッ

バスケ部員(そこでパスに切り替えられるか普通……!)

敵2「うわわわ……!」パシン!

敵2(すごい、ボールが来てほしいと思ってたら本当に来た……!)

味方2「って完全にフリーじゃねえか!」

イケメン「決めたれ!!」

敵2「う、うおりゃ!」

 バゴン!

バスケ部員「外れた! リバウン――」

観客8「イケメンのやつ、もう飛んで……!」

237 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:04:23 cwO0Anm2 945/1282

イケメン「おりゃあ!!」


 バゴオオオオォォォォン!!


観客9「だ、ダンクだああああああああああ!!!」

観客10「キャアー、かっこいいー!!」

観客11「ダンクなんて生で見たの初めて……!」ドキドキ

イケメン「惜しい! もうちょっと力抜いて打てば入ったかもしんない!」

敵2「う、うん!」

「っ……!」ギリッ

238 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:05:47 cwO0Anm2 946/1282

イケメン「麗しのイケメンリバウンド!!」

味方2(高すぎだろ……!)

味方2「クソ、イケメンにボールが――」

 ジュバァ!!

味方2「――え?」

観客12「は、はええぇ!! ドリブルで抜くのってあんな早くできるもんなのか!?」

観客13「さらに二人抜いた……! あとは男とバスケ部員だけ……!」

バスケ部員(ファールでもすりゃ止められるのかもしれないが……!)

バスケ部員「クソッ!」

観客14「抜いたー!」

観客15「まだ男くんがいるけど……正直勝負にならないよね……」

観客たち「「「いけええええ!! イケメーン!!」」」

味方2「おいおい、いつの間にか女子も全員観戦してんじゃねえか!」

味方1「完全にアウェーだな……」

味方3「体育のときに本気出す部活やってるやつってウザいけど、ここまですげぇと逆に何も言えねえな」

239 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:07:35 cwO0Anm2 947/1282

委員長「すごい……」

「いっけええええ!! イケメン!!」

幼馴染(男……!)ギュウ


「「「イケメン!! イケメン!!」」」


「クソがっ……!!」ギリリッ

(どいつもこいつもイケメンイケメンって……俺のことは眼中にないってか……!)

(舐めやがって……!)

【……】ダラン

観客16「あれ、男のやつ棒立ちになりやがったぞ?」

観客17「まあ仕方ないよ。男くんじゃどうやってもイケメンくんを止められないもの」

観客18「イケメンくーん!! 決めてぇ!!」

イケメン「当然!!」ダッ!

「……」

240 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:09:59 cwO0Anm2 948/1282

観客19「五人抜きだああ!! すげええ!!」

観客20「そのまま叩き込めー!」

イケメン「ダブルクラッ――」ヒョイッ

イケメン「え?」

バスケ部員「あ……」

味方2「ボールすっぽ抜けた……」

「……」

観客1「お、お前何やってんだよー!!」

観客2「調子乗ってかっこつけたことするからだぞ!!」

 ブーブー!!

イケメン「あ、ひゃい……スンマセン……///」イソイソ

観客3「次はちゃんと決めろよな!!」

「……」

(残念だが……もうイケメンがシュートを決めることはない)

イケメン「……」

241 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:12:04 cwO0Anm2 949/1282

イケメン「とうっ……!」シュッ!

観客4「またスリーポイント!」

バスケ部員「って、これ……」

イケメン「あれ?」

 スカッ

観客5「リングにすらかすらない……」

観客6「おいおい、どうしたんだよ!」

イケメン「チィ……!」

(!? 今、一瞬こっちを見てきたような……いや、気のせいか)

味方1「なんかよく分かんねえがイケメンが不調みたいだ」

味方3「やるなら今っきゃねえ!」

バスケ部員「よし! 点とるぞ!」

イケメン「させねえよ!」バッ!

バスケ部員(うおっ、このプレッシャー体育の授業のそれじゃねえだろ……!)

バスケ部員(でも……なんだろ、今なら抜ける気がする)

242 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:14:05 cwO0Anm2 950/1282

バスケ部員「……!」ジュバッ!

イケメン「……!?」

イケメン(反応が、遅れ……!)

観客7「おお! 今のドライブすげぇ!」

観客8「そして決めたぁ! イケメンと違って相手チームは調子がいいみたいだぞ!」



女子たち「「「イケメンくーん! 負けないでー!!」」」

イケメン「サンキュー子猫ちゃんたち!」ダン!

観客9「また五人抜き!! 今度は外すなよ!」

イケメン「……!」ダッ!

 ガコン!

観客10「ええぇ……またぁ……」

バスケ部員(ん……? 今のレイアップだぞ、あいつがあんなフリーの状態で外すか?)

イケメン(これでもダメか……)

「……」

243 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:17:15 cwO0Anm2 951/1282

味方1「おりゃ!」パシュッ

観客11「あーあ、Dチームが逆転しちゃった……」

観客12「なんか白けてきたな。試合展開もつまんねえし」

味方2「好き勝手言いやがって……」

味方3「でも実際イケメンが不調だから勝ててるようなもんだからな。つまんねえのも確かだろ」

「……」

イケメン「……」ブン!

観客13「また一気に切り込んで行った……!」

観客14「でもどうせ入んねえんだろ?」

観客15「あれ……? イケメンくんいつシュート打った?」

観客16「さっきまでドリブルついてたはずなのに、いつの間にかボールがリングの方へ……つうかあの軌道!」

観客17「さっきイケメンくん、ボールをリングの方へ放り投げてたよ!」

観客18「えぇ!? やけになっちゃったの!」

244 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:18:59 cwO0Anm2 952/1282


 ガコン!

観客19「やっぱリングにはじかれた!」

観客20「でも、あれもしかしたら……」

 クルクル パシュ…

「入った……?」

観客1「お……」



「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」」」



(なんで!? シュートは絶対に入らないはずなのに……!!)

「お前えええ!! なんだ今のシュート、かっこよすぎだろ!! 漫画かよ!」

イケメン「いや、どうせ普通にシュート打っても入んねえし、だったら一か八か適当に放り投げてみようと思っただけだ」

「っ……!」ギリッ

(なんだそりゃ……まさか、シュートのつもりで打ったわけじゃねえから入ったとでも言うのかよ……!)

(ふざけやがって……! どれだけ俺をコケにすれば気が済むんだ!!)

245 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:21:25 cwO0Anm2 953/1282

イケメン「友!」ヒュッ

「うおっ、俺!?」パシン!

イケメン「決めろ!」

「お、おうっ!」シュッ

 パシュッ

観客2「決まったぁぁ!! イケメンたち逆転ー!!」

観客3「いっけええ!! 頑張れえええ!!」

観客たち「「「イケメン!! イケメン!!」」」

味方3「また盛り上がってきたな」

味方1「でも、さっきのシュートはマジですごかったからな。俺鳥肌立ったもん」

「くっ……!」

(イケメンのやつ、アシストに回りやがったか……!)

(クソッ、イケメンへの催眠を更新したいのに、目が合わせられねえ……!)

(なら……!)

246 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:22:49 cwO0Anm2 954/1282

イケメン「よし……!」ヒュッ

バスケ部員(くそ、またパスか……!)

敵3(来た……!)

 パン!

敵3「しまっ……!」

観客4「パスミス……!」

イケメン「悪い! ちょっと強すぎた!」

敵3「いや、今のは俺が……」

「……」



観客5「どうしたんだろ、イケメンくんたち……」

観客6「イケメンだけじゃねえ、Aチーム全員が不調みたいだ」

観客7「なんかあったのか?」

(いくらなんでもおかしくねえか? なんで俺たちの方だけ、同じタイミングで一斉に調子が悪くなってんだ?)

(……これも、俺が普段感じてる違和感と関係があるのか?)

247 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:25:00 cwO0Anm2 955/1282

イケメン(クソ、なりふり構わずかよ……! こんなもん誰が見ても不自然だろうが!)

イケメン「ったく、たかが体育の授業で、マジになってなってんじゃねえよ!!」ギュン!

観客8「出た! またあのデタラメシュートだ!」

 ガコン!

観客9「ダメか……まああんなんそう何度も入らねえよな」

イケメン「クソッ……!」

バスケ部員「よし、行くぞ!」

味方1 2 3「おうっ!」

イケメン(俺らとは対照的に、あいつらは全員調子がよくなってる)

イケメン(特にバスケ部員は、部活の時よりもずっといい動きしてやがるぜ!)

バスケ部員(イケメンが調子悪いからだってのは分かってるけど……)

バスケ部員(俺、イケメンと戦えてる……! すごい嬉しい!)

バスケ部員「俺が勝つ!」シュバッ!

イケメン(また反応できなかった……! どうしてもワンテンポ遅れちまう……!)

248 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:28:28 cwO0Anm2 956/1282

バスケ部員「よしっ……! 決め――」

 バァン!!

バスケ部員「なっ!?」

イケメン「ぐっ……!」

観客10「キャアー! ブロックー!!」

観客11「すごい、あそこから間に合うなんて……!」ドキドキ

観客12「つうかさっきの動き今までで一番早くなかったか!?」

観客13「残り時間8秒! ここでイケメンたちが決めたら逆転勝利だ!」

観客14「うおおお! もしかしていま結構熱い展開!?」

イケメン「……!」

バスケ部員(ボールをとられた! でも、今の俺なら……!)

イケメン「っ……!!」グワッ!



バスケ部員「……え?」

249 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:31:21 cwO0Anm2 957/1282

観客15「え……何、今の……」

観客16「今までと動きがまるで違う……」

観客17「もしかして、あれがイケメンくんの本気……?」

観客18「本気のイケメンくんって、あんなかっこいいんだ……」

委員長「……すごい」



観客たち「「「「いっけえええええええ!! イケメーン!!」」」



イケメン「……!」ダン!

味方1「っ……!」ゾクッ

味方1(なんだこれ、次元が違いすぎるだろ……! 指一本動かせなかった……!)

観客19「あっという間に四人抜きー!! そして後は……!」



「止める!」バッ

イケメン「男……!!」

250 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:32:51 cwO0Anm2 958/1282

観客20「止めるって言ったって……」

観客1「今のイケメンを止められる奴なんてこの学校にはいやしねえよ」

観客2「イケメンのやつすげぇ気合だ……あんな真剣なイケメン見たの初めてだぞ」

女子たち「「「イケメンくーん!! 決めてえええ!!」」」

男子たち「「「おおおおおお!! イケメーン!!」」」

(どいつもこいつも……)


「いっけええええ!! イケメン!!」

委員長「イケメンくーん!! 頑張ってー!!」


(どいつもこいつも……!!)



【舐めてんじゃねえぞおおお!!】

イケメン「――!?」



観客たち「「「!?」」」

251 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:34:56 cwO0Anm2 959/1282

観客3「今の、男が叫んだのか……!?」

観客4「男くんってあんな熱い感じのキャラだっけ……?」

観客5「気迫だけなら、イケメンくん以上……」

観客6「すげぇ……この一瞬に命を懸けてるって言われても納得しちまうぞ、あれ……」

観客7「つうかあいつ、本気でイケメンに勝つつもりかよ……」

幼馴染(男……)



「「「イケメン!! イケメン!!」」」

「「男もがんばれー!!」」

252 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:36:09 cwO0Anm2 960/1282

イケメン「うおおおおおおおおおおお!!!」

「来い……!」

(無駄だ。お前は俺と目を合わせてしまった。その瞬間にもう勝負は決まったんだ)

(勝つのは俺だ!! お前が勝つ未来なんて万に一つもない!)

(お前のシュートミスなんて白ける結果で終わらせる気はねえよ)

(真正面からねじ伏せてやる!)

(みんなに無様な姿をさらすんだな、イケメン!!)

「うおおおおおおおおおおお!!!」



幼馴染「頑張って……」

幼馴染「頑張って!!」

253 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:37:03 cwO0Anm2 961/1282







幼馴染「イケメンくんっ!!」






「――え?」

254 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:39:15 cwO0Anm2 962/1282

イケメン「……!」ニィ

 ダン!

観客たち「「「飛んだ……!」」」

イケメン「おらぁ!!」

 バゴオオオオォォォォン!!

観客8「ダンク……」



観客たち「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」」



「……」ドサッ

観客9「やっぱやるときはやる男だなぁあいつは!!」

観客10「キャアー!! キャアー!!」

観客11「どうしよ……本当に好きになっちゃったかも……」キュンキュン

255 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:40:49 cwO0Anm2 963/1282

幼馴染「イケメンくん……!」

イケメン「イェイ!」グッ

「……」

味方1「すっげえなイケメン! リング壊れるかと思ったぞ!」

味方2「ここまで圧倒的だともういっそ清々しいぜ」

味方3「いいもん見せてくれてありがとな!」

バスケ部員「……やっぱ、すげぇな」



「……」

「おい、立てるか? あれなら手貸すけど」

「……なんで」

「男……?」

「なんでなんでなんで……」ブツブツ

「お、おい……」

256 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:43:00 cwO0Anm2 964/1282

【幼馴染っ!!】ギロッ!

幼馴染「ひっ……! いや、違うの、さっきのは……」ビクビク

「おい、男……!」

【お前、どういうつもりで――】

イケメン「……」スッ

(っ……!? 幼馴染の視界を遮るように……!)

イケメン「最後のお前の声、ちゃんと届いたぞ。お前の応援のおかげで俺は勝てた」

イケメン「ありがとな、幼馴染」ナデナデ

幼馴染「イケメンくん……」

「ぁ、ああぁ……」

「おい、イケメン! お前……!」

「触れるな……」

イケメン「あ?」

【俺のモノに触れるな!!】

257 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:44:12 cwO0Anm2 965/1282

(やっぱりこいつは、あの時殺しておくべきだった)

【おい、こっち向けよ。イケメン】

イケメン「……」

【向けって!!】

委員長「男くん!」バッ

【……なんだ、お前も俺の邪魔をするのか? 『モノ』の分際で】

【だったらお前も】

「落ち着け馬鹿野郎!!」ガシッ

「みんな、見てるぞ」

「っ……!?」

258 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:45:32 cwO0Anm2 966/1282


 ヒソヒソ ヒソヒソ

「今の、男くん……? 俺のものって……」

「幼馴染さんのことか? ああいう言い方はちょっと気持ち悪いな……」

「つうか男のやつ前にもイケメンに食って掛かってたよな」

「さっき必死になってたのも、もしかしてそういうことなのかな。だとしたらガッカリ」

「自分に自信がないからって、イケメンにあたるなよな」



「っ……!」ギリリッ!

委員長「男くん……」

(あああああぁぁぁああぁあアアア!! どいつもこいつも!!)

「……ふぅ」

「男……」

259 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:46:24 cwO0Anm2 967/1282

「ごめん二人とも、心配かけて」

「いや、別に……」

「イケメンも、ごめんな。さっき負けちゃったので頭に血が上ってたみたいだ」

イケメン「……」

「バスケ、楽しかったぞ」

イケメン「……俺もだ」

「……幼馴染」

幼馴染「っ……!」ビクッ

「ごめん」

幼馴染「……」

(……)

260 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:48:21 cwO0Anm2 968/1282


 …………


幼馴染「男……」

「ん?」

幼馴染「さっきは、その……ごめんなさい!」

「……」

幼馴染「あれは別に、イケメンくんだったからとか男だったからとかそういうんじゃないの」

幼馴染「ただ、あそこは逆転がかかった場面だったし……判官びいきというか……」

幼馴染「本当に、それだけで……それ以上の意味なんて……!」

「はは、分かってるって」グイッ

幼馴染「んん……! んちゅ、あむ、んぐ……!」

【お前が好きなのは俺だけだろ?】

幼馴染「――うん」

幼馴染「私が好きなのは、男だけだよ……」

「……!」

261 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:49:49 cwO0Anm2 969/1282

(俺は、何を……!)

【ごめん】

幼馴染「――え?」

「じゃあ、着替えないといけないから」

幼馴染「あ、うん……」




「クソッ……!」ガン!

(幼馴染も……幼馴染さえも、チカラで無理やり俺のモノにしてしまったら)

(俺には、本当に何も残らなくなる……!)



イケメン『すべて失うことになるぞ』



「……!」

262 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:52:25 cwO0Anm2 970/1282

(そういえば……さっきの試合、どうしてイケメンは俺を抜くことができたんだ?)

(催眠にかかった人間は生気が抜けたような無機質な目をする)

(俺が催眠をかけたとき、一瞬ではあるがあいつはその目をした。催眠は確かにかかったはずだ)

(なのになぜ、普通にシュートまで決めてしまったんだ?)

(何らかの形で催眠の穴を突かれたのか?)

(クリスが友を襲えなかったように、催眠がかかったとしても必ずしも俺の思った通りの結果になるわけじゃない)

(でも、俺はちゃんと失敗しないように具体的で強制力の強い催眠をかけた)

(あのデタラメシュートのような真似は出来ないはずだ)

(……)

263 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:56:17 cwO0Anm2 971/1282

(思い返せば、心当たりが全くないってわけでもない)

(従姉と俺が話してたところに割り込んできたときのあいつ、なんか妙な感じがしたんだ)

(……従姉があいつのことを好きになったってのも本当に単なる偶然か?)

(もともと、あいつが二、三日で誰かのことを好きになるってのはおかしいとは思ってた)

(特に問題もなくセフレを続けてられたから、そういうこともあると思って気にしてなかったが……)

(……今まで、俺の催眠がかからなかった人間なんて一人としていない)

(どれだけ強い心を持ってたって、どれだけ俺より優れてたって、誰も俺のチカラに抗うことなんてできないんだ)

(そのはずなんだ。なのに……)

(あいつ……いったい何なんだ?)

(というか、『俺の身近にいる女には手を出せない』って催眠)

(ちゃんと、今でもかかってるのか……?)

「……」

264 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:57:40 cwO0Anm2 972/1282


 …………

 キーンコーン カーンコーン

委員長「起立」

委員長「礼」

クラスメイトたち「ありがとうございましたー」



「よっしゃー終わった終わった! じゃあ帰ろうぜ、男!」

「ああ」

「幼馴染ちゃんは今日部活は?」

幼馴染「今日はちゃんと休みますって言ってあるよ。うちの部結構ゆるいから」

「そっか」

「……」

265 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 14:59:20 cwO0Anm2 973/1282

クラスメイト1「じゃあなーイケメン」

イケメン「おう、じゃあな!」



「……」

(結局、あれから放課後まで一度も目を合わせられなかった)

(ここまで来ると、意図的に避けられてるんじゃって疑いたくなるよな)

(……クソ)

(怖い……!)

(チカラが通用しないかもしれないってことが、自分の思い通りにできないかもしれないってことが)

(ものすごく、怖い……!)ガクガク

(それが、普通なのに……)

(チカラに依存しすぎてたのか? こんなに、弱くなっててるなんて……)

266 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 15:01:19 cwO0Anm2 974/1282

幼馴染「男……? どうしたの?」

「え、あ、いや、なんでも……」

「……」

(どうする……? このまま、あいつを放っておいてもいいのか?)

(このままじゃ、取り返しのつかないことになってしまうんじゃ……)



どうする? >>267

1.呼び出して話をする
2.問答無用で催眠をかける
3.逆に幼馴染たちの方に催眠をかける
4.誕生日パーティがあるので今日はやめておく
5.そんなことより不良娘が気になって仕方がない
6.その他

267 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/01 15:03:51 .OJPWq9w 975/1282

1かな...多分

271 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 12:17:44 rwSvFzWY 976/1282

「……悪い」

「ん?」

【ちょっと用があって一緒に帰れない】

「――そっか。じゃあ先に行ってるな」

幼馴染「また後でね男。あんま遅くなりすぎちゃダメだからね!」

「ああ、分かってるよ」

「すぐ終わる」



イケメン「ねえ、俺と一緒に相合傘して帰らない?」

モブ女生徒「いや、傘持ってるし……」

イケメン「なんだったら俺の持ってる傘へし折るよ?」ミシミシ

モブ女生徒「それは悪いよ……」



「……」

272 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 12:18:49 rwSvFzWY 977/1282

イケメン「はっ!? 誰かが俺に熱い視線を向けている!?」

「……よう」

イケメン「ああ、お前か……なんだ、俺と一緒に相合傘したいのか?」

「話がある。時間あるか?」

イケメン「……ああ、大丈夫だぜ」

「ついてきてくれ」

イケメン「ここじゃできない話なのか?」

「……」

イケメン「……分かった。行こう」

273 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 12:20:01 rwSvFzWY 978/1282

 ザーザー

(屋上やら校舎裏やらに行ければよかったんだけど、今日は雨だからな)

イケメン「屋上へ通じる階段か……エロマンガとかだとたまにここでエロいことしちゃうよな」

イケメン「はっ!? まさか俺への想いが強くなりすぎてついに禁断の領域に!?」

「……」

イケメン「……で、話ってのはなんなんだ?」

「……」

【お前って、彼女とかいるのか?】

イケメン「な、なんだよ急に」ピクピク

(『俺の催眠にかかった時は右手の人差し指を動かせ』って催眠……ちゃんとかかってるな。じゃあ次は……)

【お前がモテるって話は聞くけど、彼女がいるって話は聞いたことなくてな】

イケメン「……今は、いねえけど」

イケメン「ていうか、え? もしかしてマジでそういう系? だったらさっき冗談みたいに言っちゃったこと本気で謝るけど……」

「違うから安心しろ」

274 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 12:28:39 rwSvFzWY 979/1282

(『もし俺のチカラについて何か知ってることがあるなら左手の人差し指を動かせ』ってかけたんだが……動かさないな)

(右手の方は動かしてるから、催眠にはかかってるみたいだ)

(つまり、あれはただの偶然だったのか、それとも無意識のうちになんらかの力が働いたのか)

(俺のチカラについては知らないけど、俺が何かしてるってことだけは気付いてるのか)

(どれでもないなら……こっちがどんな催眠をかけるのかを知ることができるってことだ)

(ちくしょう、それは勘弁してもらいたいな……!)ゾクッ

(あるいは、どうしても避けたい催眠に関してはあらかじめ対策してたりするのかもしれない)



イケメン「……? じゃあなんなんだよ」

「……」

275 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 12:31:21 rwSvFzWY 980/1282

(……さっきのバスケの試合、どうしても引っかかることがある)

(つまり、どうしてこいつは最後俺を抜くことができたのかってことだ)

(どんな方法でかってのもそうだが、それ以上に、どうして『最後だけ』俺の催眠を破れたのかってことの方が重要だ)

(実際それまでシュートは外してたんだ。つまり催眠にかかってた。あるいは、かかったふりをしていたか)

(なのになんで最後だけあんなはっきりと俺に抗ったんだ?)

(アレがなければ、俺はこいつに疑いの目を向けることなんてなかったのに……)

(たまたま最後だけ破れる条件が満たされたのか、最初から最後の最後だけ破るつもりでいたのか)

(それとも、もう破らずにはいられなくなったのか)

(……今から考えればめちゃくちゃ失敗だったが、俺も試合中相手チームと自分チーム全員に催眠をかけた)

(どうしても、こいつにだけは負けたくなかったから)

(もしかしたらこいつも、俺には負けたくないって思ったのかもしれない)

276 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 12:37:01 rwSvFzWY 981/1282

(あるいは、俺により強い敗北感を与えるために、あのギリギリの状況を作ったのか……)

(……やっぱり、あれはたまたま催眠の穴を突かれただけで、こいつには何もないのかなぁ)

(そうだと、嬉しいんだけど……)

(クソッ……! どっちにしろ、こいつがどういう方法で俺の催眠を破ったのか分からない以上、推測の域を出ない!)

(だけど、チカラが通じるかどうかわからない今チカラで聞き出すって方法が押し通せるとも思えない)

「……」

(もし本当にこいつが俺のチカラについて知っているなら、こうして呼び出した理由にも察しがついてるはず)

(単刀直入に聞いてみるのも手か?)

(でもそれで適当にはぐらかされたら? そっからどうすればいい?)

(ああ、なんか焦りと不安で頭こんがらがってきた!)

(どうすりゃいいんだよ……!)



どうする? >>277

277 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 13:21:11 b6BIn7xQ 982/1282

聞いてみる

278 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 17:14:37 rwSvFzWY 983/1282

「……ふぅ」

(どちらにせよ、こうやって呼び出した時点で俺のやるべきことなんて一つしかない)

(このままこいつを放っておいたら、とてもじゃないが誕生日パーティなんて楽しめないからな)

「……お前、さ……」

(こいつには聞きたいことが山ほどあるんだ)

(俺のチカラについて知っているのか、知っているならどうやって知ったのか)

(俺の催眠を防げるのか、どうやって防ぐのか、どうして防げるのか)

(従姉がお前のことを好きになったのはただの偶然なのか)

(幼馴染のこと、本当はどう思っているのか)

【お前……いったいなんなんだ?】

イケメン「――なんなんだ、とは?」

【お前、俺のチカラについてどこまで知ってる?】

イケメン「は? 力?」

【答えろ!】

イケメン「あぐっ!?」

279 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 17:16:00 rwSvFzWY 984/1282

イケメン「ぐあっ……! テメェ、何しやがった……!」

(痛がってる……これが演技なら、やっぱかけてる催眠がバレてるってことだ)

(そうじゃないなら……)

イケメン「クソッ、頭が……!」

「正直に答えろ。お前、俺のチカラについてどこまで知ってる?」

「さっきの体育、どうして俺の催眠を破ることができた?」

イケメン「何の話ださっきから!! 意味、分かんねえぞ!!」

「……その痛みは俺が引き起こしたものだってのは分かってたみたいだが」

イケメン「……!?」

「あまり我慢しない方がいい。その痛みは脅しじゃないぞ」

「このままお前を殺してもいいんだ。それができるぐらいには、俺はお前のことが嫌いだからな」

イケメン「クソッ、やっぱ、狂ってやがるな……!」

【で、答えは?】

イケメン「あ、がああああ……!!」ドサッ

280 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 17:17:32 rwSvFzWY 985/1282

イケメン「っぅぅ……! なんで、俺がこんな……!」

「……」

(普通に痛がってる……力んでるのか、顔が真っ赤だ。それに涙も……)

(もしかして、本当に何も知らない……?)

(い、いや、こいつの反応からしても、何かを知っているのは確実だ!)

(それにもし何も知らないのだとしても、俺はこいつのことを殺したいほど憎いと思ってた!)

(だから、これでいいんだ……!)

イケメン「ぁ、ぐ……!」ガクガク

「お、おい……そろそろ言わないと、本当に死んじまうぞ……」

イケメン「ぁ、っ……」ガクガク

「おいって!! 早く本当のことを話せよ! おい!」

イケメン「知ら、ねえって……言ってる、だろ……」

「ああああぁぁ!! テメェはそうやっていつもいつも俺を苛立たせやがって!!」

「なんでいつも俺の思い通りにならない! いいから早く吐けっつってんだろ!!」バゴッ

イケメン「ぅぐ……!」

281 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 17:19:20 rwSvFzWY 986/1282

「……!」

(蹴っちまった……人を、自分で、傷つけて……)

(俺、何を……)

【くそ、クソがああああ!!】

イケメン「――がはっ! はぁ……はぁ……!」

「はぁ……はぁ……」

「お前が……悪いんだからな……お前が、隠そうと、するから……」

イケメン「……」

「正直に答えろよ! お前は、どうやって俺のチカラを破った!!」

イケメン「……お前……こんなところで、油売ってていいのかよ……」

「は……?」

イケメン「今日……友の、彼女の……誕生日、パーティ、なん……だろ……」

「……その通りだ。だから、心配の種は早めに消しておきたい」

イケメン「確か……不良娘と、幼馴染も、参加するんだよな……」

「……? 何が言いたい?」

282 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 17:20:50 rwSvFzWY 987/1282

イケメン「いや……ただ……お前がいないと……」

イケメン「友のやつ、ハーレムで羨ましいなぁと思ってさ」

「お前、何言って……」

 ブブブブブ…

(メール……? 不良娘から……)

(そういえば、あいつのバイブ自分じゃ外せない催眠かけてたんだったな)

(でも、今それどころじゃ……)パカッ






『たすけて』

「――」

283 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 17:22:19 rwSvFzWY 988/1282

『(なのになんで最後だけあんなはっきりと俺に抗ったんだ?)』

『(アレがなければ、俺はこいつに疑いの目を向けることなんてなかったのに……)』



(疑いの目を向けたから……俺は、こうやってこいつを呼び出した……)

(他のやつに話を聞かれないように……人目のつかない場所で……)

(だから、あいつらとも離れて……)



イケメン『すべて失うことになるぞ』



(いやでも、それはいくらなんでも穴が多すぎる……!)

(第一、友はそんなこと絶対に……)

「あ……」

(そうだ……それがあった……)

(なんでチカラのことを知ってるのか……それが、一番ありえる答えなのに……)

(従姉がこいつのことを好きになったのも……そういうことなら……)

284 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 17:23:12 rwSvFzWY 989/1282

イケメン「お前、俺みたいなやつにばっか構ってていいのかよ」

イケメン「彼女が泣くぜ?」

「テメェ……まさか、俺と同じ……」

イケメン「さて、何のことかな」

【テメエエエエエエェェェェ!!!】

イケメン「が、あああああぁぁぁあああぁぁああぁアアアア!!!」

【友たちは今どこにいる! 教えろ!!】ガシッ

イケメン「俺が、知るわけねぇだろ……!」

イケメン「もう、クリスんちにでも行ったんじゃねえか……!」

【テメェには後でたっぷりと聞きたいことがある】

【だからここで寝てろ】

イケメン「――」ガクッ

「ちぃ……!」ダッ

285 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 17:25:48 rwSvFzWY 990/1282

【どけっ!!】

モブ生徒「うわっ……!」ビクッ

「くそ、なんで誰も電話に出ねえんだよ……!」

(イケメンのやつ、はなっからこれが狙いだったのか!?)

(俺を、幼馴染たちから引き離すことが……!)

(でも、なんで……! こんなことして、あいつにいったい何のメリットがあるんだ?)

(そもそも、あいつがチカラを使えるってのも、なんか引っかかる)

(……クソ、なんだ、この言いようのない違和感は……!!)

(でも、今はそんなこと考えてる場合じゃねえ!)

クリス「男くん!」

「クリス!?」

(よかった! クリスは無事だ……!)

「クリス、友は――」

クリス「助けて!!」

「!?」

286 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 17:27:43 rwSvFzWY 991/1282

クリス「不良娘ちゃんが……不良娘ちゃんが……!」ガシッ

「と、とりあえず落ち着け! 何があった?」

クリス「こっち来て!」グイッ

「うわっ……!」

(なんだ、何があった!? まさか、友のやつ不良娘を……!)

(いや、確かに取り乱してはいるが、それでも友がそんなことしてたらクリスの動揺はこんなもんじゃないはずだ)

(それとも、もしかしてバイブがバレたか……!? いや、だとしたら俺に助けを求めるのはおかしい)

「なあ、友と幼馴染は……!」

クリス「今はそれどころじゃないの!」

「つっても……!」

(どうする!? この様子だと、不良娘は一刻の猶予もないって感じだし)

(だとしても、万が一幼馴染に何かあったらと思うと、俺……!)

「クリス!」



どうする? >>287

287 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 17:30:25 63feCLHw 992/1282

幼なじみのほうへ

288 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 19:06:55 rwSvFzWY 993/1282

【だから何があったんだよ!】

クリス「――不良娘ちゃん、なんか怖い先輩たちに連れて行かれちゃって!」

「怖い先輩?」

クリス「あれ、まずいよ! あのまま放っといたら、不良娘ちゃんなにされるか!」

(怖い先輩って……もしかして、DQN彼氏たちのことか?)

(あいつらには不良娘に近づかないよう催眠をかけたはずなのに……)

(まさか、これもあいつの……!?)

(となると、やっぱり友は幼馴染と一緒にいる!)

「……!」バッ!

クリス「え……?」

【ごめん】

クリス「――え、ウソ、なんで……」

289 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 19:08:19 rwSvFzWY 994/1282

(不良娘のことは嫌いじゃないけど……)

(所詮セフレだ! 代わりなんていくらでもいる!)

(でも、『幼馴染』は俺にはあいつしかいないんだ!)

(あいつしか……!)ダッ

クリス「待って、お願い……!」

クリス「待ってよ!!」





「幼馴染ぃー!!」

(まだ学校にいるかどうかなんてわからないけど、それでも……!)

「幼馴染いいい!!」

幼馴染「うっさい!!」

「!?!?」

290 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 19:10:10 rwSvFzWY 995/1282

幼馴染「恥ずかしいから人の名前大声で叫ぶのやめてよね!」

「え……お前、なんで……」

「おお、男。もう用ってのは終わったのか?」

「友……?」

「なんだよ、幽霊でも見たかのような顔して」

「なんで、お前ら……」

幼馴染「ああ、帰ろうと思ってたんだけどなんか不良娘ちゃんがあんたに用があるようでさ」

「クリスも一緒に残るっていうから、じゃあ俺らも待っとけばよくね? ってな感じ」

「なんだ、それ……」

(どうなってる? 友が幼馴染を襲ってるんじゃないのか……?)

「でも二人とも途中でどっか行っちゃったんだよなぁ。どこで何してんだろ」

幼馴染「てっきり男をさがしに行ったんだと思ってたけど」

「連れションかな」

幼馴染「それにしては長すぎでしょ」

291 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 19:13:07 rwSvFzWY 996/1282

「は、はは……」

幼馴染「男……?」

(何してんだ俺……なんで、あんな分かりやすい煽りを信じこんじまったんだ?)

(ミスリード……完全に、俺を欺くためのもの……)

(あいつの手のひらの上で踊らされてたってことか……)

「……友」

「ん? つうかお前何してんの?」

(自分の口にタオルを詰めてっと……)

【もご、もごご】

「――」ギュウ

「いててててて!」

(『催眠にかかってるなら俺の腕をつねろ』……つねってきたな。そして確かに痛い)

(つまり催眠はかかってる)

292 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 19:14:34 rwSvFzWY 997/1282

(口は塞いだから、こいつは俺のかけた催眠を知るすべがない。つまりかかったふりをしてるわけじゃない)

(そして痛いってことは、多分幻覚を見せられてるってわけでもない)

(五感を支配するには、リアルタイムで催眠を更新し続けるか)

(あるいは相手のとるであろう行動をすべて把握しておくかしないと齟齬が生じる)

(イケメンが俺がこういう手法で確かめるってことを予測できていなければ、仮につねられる幻覚を見ても痛みは感じないはずだ)

【お前、イケメンに催眠かけられてるか?】

「――」フルフル

(まあ、どっちにしろそうなるか)

【もしかかってるなら、全部破棄だ。その催眠はすべて忘れろ】

「――」コクッ

【幼馴染もな】

幼馴染「――」コクッ

(チカラの性質の一つで、上書きってのがある)

(つまり、催眠は常に後からかけられたものが優先される。催眠でも改変できない暗示というのはかけられない)

293 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 19:15:40 rwSvFzWY 998/1282

(これでひとまずは安心なはずだ……あいつが俺の上をいってさえいなければ)

(……クソ、チカラのすごさは自分が一番分かってるつもりだったが)

(こうして対峙してみると、そのどうしようもなさってのがよく分かる)

(正直……可能性を考えだしたらきりがないな、これ)

(後手に回ったら、勝ち目なんてほとんどない)

「……ふぅ」

(だが、催眠にだって穴がないわけじゃない。ようは、どちらがより相手の行動を先読みできるかってことだろ?)

【幼馴染、友】

幼馴染 友「――」

【ついてきてくれ】

幼馴染 友「――」コクッ

(リスクは高い……だがそれでも、こいつらを守るにはこれが一番安心できる)

294 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 19:17:50 rwSvFzWY 999/1282

【俺以外のやつと視線を合わせるなよ。絶対だぞ】

幼馴染 友「――」コクッ

「……行こう」

(このままあいつを放っておくなんて、とてもじゃないが安心なんてできない)

(何を企んでるのかいまいち腑に落ちないところもあるが……)

(今日は、大事なクリスの誕生日パーティがあるんだよ)

(幼馴染も、友も、クリスも、不良娘も……みんな楽しみにしてたんだ)

(だから、これ以上あんな三下に付き合ってやるつもりはない)

「どっちが上か、はっきりさせてやる」

295 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/03/02 19:26:32 rwSvFzWY 1000/1282

我ながらどこに着地するのかよく分からない感じになってきました
話自体は前スレで完結、このスレは番外編ってことの方がいいかもしれません
グダグダでも完結はさせますので、もしよろしければお付き合いください

【中編】に続きます

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