1 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/20(月) 23:35:41 phTRBnHs 1/33

「最近お姉ちゃんが冷たいです」

「ただいまー」ガチャ

「…」トントン

「このように僕が帰ってくるとそそくさと自分の部屋に行ってしまいます」


元スレ
弟「気まずい」姉「……」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1329748541/

3 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/20(月) 23:40:19 phTRBnHs 2/33

「でもちゃんとご飯は作ってくれています」モグモグ

「因みに僕は部活で遅いのでご飯が遅いのです」

「…」トコトコ

「ちようど良いところにお姉ちゃんが降りて来ました」

「…」

「お姉ちゃん!ご飯美味しかったよ!」

「そ…」トントン

「返事を貰えました!今日は機嫌がいいみたいです」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/20(月) 23:45:50 phTRBnHs 3/33

「友達に聞いてみたところ『ツンデレ』というやつらしいのでそれらしい本を買ってみましたが参考にはなりませんでした」

弟の部屋

「最近僕はパソコンにはまりはじめました」

「なになに?『最近妹が素っ気ない』か」

「『分かる、姉がいるんだけど話しすらしてくれない』っ
と」


6 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/20(月) 23:56:06 phTRBnHs 4/33

姉の部屋

「今日も会話出来なかったな…」

「弟…いっつも私に話し掛けてくれるのに…」

「はぁ…スマホでもしよ」

「やっぱ使いにくい…」

「ん…?『最近妹が素っ気ない』…か」

『分かる、姉がいるんだけど話しすらしてくれない』

「『きっと事情があるんだよ、察して挙げな』…っと」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/20(月) 23:57:37 phTRBnHs 5/33

「あ、返信来てる…そうか…」

(どんな事情なんだろ…寂しいな…)


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 00:06:43 eOzwtK22 6/33

学校

「で、昨日もダメだったと」

「はい…」

「素直になっちゃえば良いのに」

「それが出来ないから相談してるんじゃない」


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 00:07:02 eOzwtK22 7/33

「そうだったね、あ…ちょっとまって」

ピポパ

トゥルルルル

ピッ

「もしもしー?」

友弟『おう、姉ちゃんどうした?』

「どうした?じゃねぇよ、購買でパン買ってこい」

友弟『は?またかよ』

「文句言ってねぇで買ってこい」

友弟『へいへい』

ピッ


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 00:14:29 eOzwtK22 8/33

友弟「ってことで行ってくる」

「大変だね」

友弟「ま、ちょうど俺も買いにいくつもりだったからな」

「姉思いだね」ニヤニヤ

友弟「ばっ…俺ののついでだよ!ついで!」


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 00:20:19 eOzwtK22 9/33

友弟「買ってきたぞ」

「あんがとー」

友弟「じゃ、俺帰るわ」

「うむ、ご苦労じゃった」フリフリ

「いい弟君だね」

「ま、いいパシリよ」

「もう一人弟として欲しいくらい」

「だ、ダメだよ!あいつはあたし専用なんだから!」

「はいはい」ニヤニヤ


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 00:26:47 eOzwtK22 10/33



「ただいまー」

「…」(なんか言わなきゃ!おかえり!?…いや…むむむ…)トントン

「今日も駄目っぽいなぁ…」

姉の部屋

「はっ…!?」

「あ、戻って来てる…」

(やっちゃったー!!)


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 00:30:45 eOzwtK22 11/33

「もういい…!」ポフッ

「あ、もしかしたらすれっどとかいうのを建てれば相談に乗ってくれるかも!」

「えっと…『弟に冷たく当たっちゃうんだけどどうすれば良い?』っと」

「え?スペック?えーっと…」


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 00:37:20 eOzwtK22 12/33

弟の部屋

「やっぱりお姉ちゃんの料理は美味しいですはい」

「さて…パソコンでもしますか」

「え?…『弟に冷たく当たっちゃうん だけどどうすれば良い?』…って…」

「みてみよう」カチッ


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 00:41:57 eOzwtK22 13/33

「『弟のことが好きなのにテンパっちゃって冷たくなっちゃうんです』…」

「好き…」

「いや!まだお姉ちゃんだと決まった訳じゃないんだ!」フルフル

「…こ、これは…」

「スペックが全部一緒…?」


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 00:57:54 eOzwtK22 14/33

姉の部屋

「お姉ちゃん入るよ!」ガチャ

「え…?きゃっ!」

「ちょっとスマホ見せて」

「う…うん」

「やっぱり」

「弟…これは…」


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 01:02:03 eOzwtK22 15/33

「お姉ちゃん…なんで言ってくれなかったの?」

「だって…弟を好きになっちゃうなんて変だし…」

「は、はずかしいから…」

「あぁ、もう可愛いなぁ…」ギュッ


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 01:15:17 eOzwtK22 16/33

「えぇ…!?」

「お姉ちゃ・・ん」ギュウウ

「あ…ぁ…」

「ん…?どうしたの?」

「」

「あ、気絶してる」


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 01:20:30 eOzwtK22 17/33

「うぅ…いっそ殺して…」

「いいじゃん!可愛かったよ、お姉ちゃん!」


終わり


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 01:42:21 eOzwtK22 18/33

後日談

「どうも、弟となかを戻して更に仲良くなった姉です」

「突然ですが皆さんに報告があります」

「おーい!一緒に買い物いこー?」

「めんどくさい、勝手に行けば?」

「一緒に行きたいのになー」

「…早く順備して」

「行ってくれるの?」

「買いたい物があったのを思いだしただけだよ」


34 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 01:49:53 eOzwtK22 19/33

「弟と買い物たーのしいなー」

「あっそ…」

「弟は楽しくないの?」

「あんまり」

商店街

「はぁ・・あのネックレス綺麗ね」

「そーだね」

「あ、ごめんね、寄り道はこのぐらいにして行こう」


35 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 01:55:19 eOzwtK22 20/33

「ちょっとたんま」

「へ…?」

「僕が買いたいのがあったから買ってくる」

「うん!」

ショッピングセンター

「買い物って本なんだ」

「うん、ここぐらいでしか取り扱ってなくてさ」


36 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:01:18 eOzwtK22 21/33

「買ってきたー帰ろっか」

「うん」

夕食後、姉の部屋

「ふぅ…いいお湯だったー」ホカホカ

「ん…?これ…」

「あのネックレスだ…」

「ふふふ…」


37 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:08:31 eOzwtK22 22/33

「というわけで弟は完全ツンデレになった訳です」

「原因は私はが弟をどう思ってるか気付いてなかったから積極的になれたけど」

「知ってから恥ずかしくなっちゃったんだと思われます」

「そこで私は弟に積極的にアタックすることで」

「あの子のシスコンを復活させることにしたのです!」


39 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:25:28 eOzwtK22 23/33

「ってなに一人で語ってるんだろ」

「お礼はあした言おうっと、おやすみー」



「おはよー!」

「ん…」

「なによ?元気無いじゃない」

「気にしないで良いよ」

「そう…気をつけてね」


40 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:29:27 eOzwtK22 24/33

学校

「で、両思いになれたと」

「恥ずかしい言い方だけど…そう」

「良かったじゃない!あ、またちょっと待ってね」

ピポパ

トゥルルルル

ピッ


41 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:35:16 eOzwtK22 25/33

同時刻、学校

友弟「ほほう、急に恥ずかしくなったと」

「うん…」

友弟「ま、誰にもよくあることさ、俺だって―――」

トゥルルルル

ピッ

『もしもしー』

友弟「おー姉ちゃん、また購買か?」

『それもあるんだけどまた別の用事、あとで図書室ね』

友弟「おう!了解」

ピッ


42 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:39:59 eOzwtK22 26/33

友弟「じゃ、行ってくるわ」

「行ってらっしゃい」

図書室

「で、どうだった?」

友弟「なにが」

「弟の様子よ!嬉しそうだったとか」

友弟「あーそれなんけどさ」


46 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:45:14 eOzwtK22 27/33

「なるほどね…」

友弟「どうするんだ?」

「今回ばかりは自分たちで解決してもらわないとね」

友弟「そうだな…」

「でも懐かしいわ~前のあんたもそういうことあったわねぇ」

友弟「うるせぇ!」


47 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:47:05 eOzwtK22 28/33

「とりあえず、私たちが弟君に言えることは一つだけ」

友弟「ああ」

「ちゃんと伝えてきなさい」


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:50:39 eOzwtK22 29/33

「おかえり!」

友弟「おぉ」

「長かったね」

友弟「ちょいと姉ちゃんと話してきたんだ」

「へー」

友弟「あ、俺と姉ちゃんからお前に一つだけ」

「なに?」

友弟「自分に素直になれよ」


50 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:53:41 eOzwtK22 30/33

「う、うん…頑張る」



「ただいま…」

「おかえりー」ダキッ

「え?」

「遅かったわねぇ」ギュウウ

「」

「弟…?」


51 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:56:55 eOzwtK22 31/33

「ああああ!!」

「!?」ビクッ

「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」ギュウウ

「え…?えぇぇぇ!?」

「大好き!!超大好き!!」ギュウウ

「ふぁ…は…」

「お姉ちゃん…?」


52 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:57:47 eOzwtK22 32/33

「」

「あ、また気絶してる…」


53 : 以下、名無しが深夜にお送りします - 2012/02/21(火) 02:59:46 eOzwtK22 33/33

「弟の抱きつき刺激強すぎるのよ!」

「おねぇちゃーん」ギュウウ

終わりセカンド


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