一方「…はァ?」
美琴「同棲の意味がわからない。中2だし」
一方「…誰と誰が同棲してンだよ?」
美琴「アイツとしすたー」
一方「誰だよ」
元スレ
美琴「同棲ってなに?」
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1287580756/
美琴「えとね」
一方「いやアイツはわかる」
美琴「アイツ」
一方「アイツな」
美琴「私、中2だけどアイツの彼女」
一方「マジでか」
美琴「うん」
一方「じゃあ同棲相手ってお前じゃねェの?」
美琴「だから同棲ってなに?」
一方「ン~…なンだ…?恋人同士が1つ屋根の下で暮らすこと…か?」
美琴「じゃあ私?」
一方「じゃねェのか?」
美琴「私は中1と同じ部屋なの」
一方「誰だよ」
美琴「この前アイツの部屋に遊びに行ったらしすたーがいたの」
一方「友達じゃねェのか?」
美琴「一緒に住んでるって言ってた」
一方「…お前ホントにアイツの恋人なンか?」
美琴「……」うるっ…
一方「あァ!?ごめン!俺が悪かった!だから泣きそうになるンじゃねェ!」
美琴「うん」ぐすっ…
美琴「ねぇ」
一方「なンだよ」
美琴「同棲って恋人同士でするものなんでしょ?」
一方「一般的にはそうじゃねェのか?」
美琴「しすたーはアイツの恋人?」
一方「だとしたらアイツ二股かけてンのか?」
美琴「……」うるっ…
一方「だからそンな顔すンなって!?」
御坂妹「なにお姉様泣かせてんだよ?とミサカはry…」
一方「ごめン…ってなンかおかしくねェ!?」
美琴「…かなしい」ぐずっ…
一方「あァもう!中2にもなってグズるなよ!ほらっ、ティッシュ!」スッ…
美琴「ありがと」ちーん…!
一方「…ところでお前、自分が何しに来たのかまさか忘れちまったわけじゃねェよなァ?」
美琴「ティッシュありがと。暗くなったからかえる。バイバイ」
一方「テメェのお姉様は一体どうなってンだ!?」
御坂「もう実験とか別に良くね?とミサカはry」
一方「毎日平和だなァ…」
美琴「……」テクテク
イン「あっ短髪なんだよ」
美琴「…!しすたー…」
イン「私の名前はインryなんだよ」
美琴「私はみさかみこと」
イン「みこと!」
美琴「うん」
美琴「ねぇ」
イン「なぁに?」
美琴「アイツと同棲してるの?」
イン「とうま?一緒に住んでるんだよ!」
美琴「私は中1と住んでるのに?」
イン「だれ?」
美琴「黒子は中1なの」
イン「とうまは高1だよ!」
美琴「でしょ?」
イン「うん」
美琴「かなしい」うるっ…
イン「よくわかんないけど泣かないで」
美琴「つまり」
イン「うん」
美琴「私はアイツの恋人なの」
イン「中1なのに?」
美琴「私は中2だもん」
イン「中2なの?」
美琴「うん」
イン「じゃあセーフだね!」
美琴「よかった」
美琴「だからね」
イン「うん」
美琴「まだ中2だけどアイツと同棲したい」
イン「……!」
美琴「しすたーもアイツの恋人なの?」
イン「私は…」
美琴「私はアイツの恋人でありたい」
美琴「まだ中2だけどアイツのこと大好きなの」
美琴「でもしすたーがアイツの恋人なら…私は…」
イン「……」
イン「…私は」
美琴「…うん」
イン「…インryはとうまのことが大好きなんだよ」
美琴「…じゃあ、やっぱり…」
イン「それでねっ、とうまもこの前大好きな人がいるって言ってた!」
美琴「えっ?」
イン「それが短髪…みことのことなんだと思う」
美琴「しすたーのことじゃなくて…?」
イン「みことがとうまの恋人だって言ったじゃない」
美琴「えっ?」
イン「みことがそう言うならそうなんだよ」
イン「みことの恋人はとうま。とうまの恋人はみことだよ」
美琴「でも私は中2だしアイツはホントはしすたーの方が…」
イン「それはないんだよ」
美琴「どうして?」
イン「とうまは誰かを本気で傷つけるようなことはしないの」
美琴「…うん。中2でもわかる」
イン「とうまの恋人がみことならとうまはみこと以外の女の子に浮気したりしない」
美琴「私がアイツの恋人。って中2以下のウソをついてるかもしれないのに?」
イン「ありえないんだよ」
美琴「えっ?」
イン「だってこの世界の人達は中2も含めてみんな純粋だから!」
美琴「なるほど」
美琴「でもしすたーはアイツと一緒に住んでる」
イン「でも一緒に寝てないんだよ」
美琴「えっ?」
イン「同棲っていうのは同じ部屋に住んでて同じ布団で寝ることを言うんだよ!」
美琴「そうなの?」
イン「それにインryはとうまの恋人じゃないからそもそも同棲の条件が足りないんだよ!」
美琴「私は?」
イン「中2だけど条件満たしてる!」
美琴「……」
美琴「わぁい」
美琴「あれ?」
イン「どうしたの?
」
美琴「じゃあなんで一緒に住んでるの?」
イン「お家がないんだよ」
美琴「中1の黒子と同じ部屋で良ければ」
イン「だからだれ?」
美琴「美味しいご飯も食べられる」
イン「もしもし、とうま?インryはお引っ越しするんだよ!」
美琴「はい。地図書いた」
イン「ありがとう!新しい我が家に帰るんだよ!」
美琴「中1の黒子によろしくね。私も中2だしもうかえる。バイバイ」
イン「バイバイ!」
美琴「……」
美琴「アイツの家に行こう」
美琴「だいぶ暗くなっちゃった」スタスタ…
美琴「あれ?」
上条「…インryの奴、いきなり家出宣言しやがって一体どこに…」
上条「…ってあれ?美琴?」
美琴「みことって言わないで」
上条「ええっ!?」
上条「えっ、なんで?」
美琴「恥ずかしい」
上条「じゃあ御坂」
美琴「やだ」
上条「ビリビリ」
美琴「中2だけどかなしい」
上条「まいったな」
上条「それよりこんな時間に一人でなにしてたんだ?」
美琴「しすたーとお話してた」
上条「しすたー…ってインryか?」
美琴「新しい我が家に帰っていった」
上条「どこ?」
美琴「私と中1の部屋」
上条「そっか。なら安心だな」
美琴「うん」
美琴「私も中2だから家出してきた」
上条「反抗期か。中2だもんな」
美琴「中2だけど今日からアンタと同棲したい」
上条「えっマジで?」
美琴「うんっ」
上条「……」
美琴「…だめ?」
上条「おいで」
美琴「わぁい」
上条「もう中2だから多分大丈夫だろう」
美琴「もう中2だし恋人だから問題ない」
上条「そうだな」
美琴「一緒に寝てくれる?」
上条「一緒の布団で寝ようか?」
美琴「ぎゅうってしてね」
上条「はい」ぎゅう…
美琴「わぁ、あったかい」
上条「良かった」
美琴「でも今じゃないの。寝る時にして」
上条「じゃあ今はやめとく」ぱっ…
美琴「離れちゃ、やっ」
上条「ごめん」ぎゅう…
美琴「…うんっ」
上条「いつでもぎゅうってしてやるから」
美琴「ありがと。大好き」
上条「うん。俺も大好き」
美琴「えへへ」
上条「じゃあ我が家に帰ろうか?」
美琴「うんっ」
上条「手は?」
美琴「はいっ」きゅっ…
上条「うん。じゃあ行こうか」
美琴「ねぇ」
上条「ん?」
美琴「離さないでね?」
上条「中3になっても中年になっても離さねぇよ」
美琴「うれしいっ」
美琴「ついた」
上条「ついたな」
美琴「今日はバイバイじゃない」
上条「今日から同棲するんだもんな」
美琴「ただいま?」
上条「そうだな。ただいま」
美琴「ただいまっ」
ぬこ「なー」
美琴「にゃんこ」
上条「あースフィンクス…どうすっかな…」
美琴「ペット?」
上条「ペットなんだが元々インryが拾ってきた猫でな」
ぬこ「なー」
美琴「かわいい」
上条「かわいいな」
美琴「しすたーのとこに連れて行ってあげる?」
上条「寮ってペット大丈夫なのか?」
美琴「だめ」
上条「じゃあ、いいか。それでいいかスフィンクス?」
ぬこ「なー」
美琴「かわいい」
上条「かわいいな」
美琴「ねぇ」
上条「ん?」
美琴「まずなにをしたらいいの?私、中2だからわかんない」
上条「あー…上条さんも高1だけどわかんないや…」
美琴「おばかさん」
上条「お前もな」ぺしっ
美琴「あうっ」
美琴「これでもだいさんいなのに」
上条「すごいな」
美琴「でしょ?」
上条「うん」
美琴「でも中2なの」
上条「そうだな」
美琴「だから私のこと大事にしてね」
上条「もちろん」
美琴「ありがと…んっ」
上条「ん?」
美琴「…ん~っ」
上条「キス?」
美琴「ちゅう」
上条「だからお前はまだ中2だろ?」
美琴「…!」
美琴「…同棲してるのにっ」ぷくー
上条「まぁ、そうなんだがやっぱりお口にするのは…」
美琴「…ちゅう」
上条「う~ん…」
上条「中3まで我慢出来ないか?」
美琴「ちゅう?」
上条「中3」
美琴「中3ならちゅうしてくれる?」
上条「そうだな…中3に進級したお祝いの時にキスしよう」
美琴「ホント?」
上条「ホント」
美琴「わぁい」
上条「だから今日のところもこれで勘弁な」
上条「んっ…」ちゅっ…
美琴「わぁ、でこちゅー」
美琴「私もする。かがんでっ」
上条「はい」スッ…
美琴「んっ」ちゅー
上条「ん。サンキュ」
美琴「えへへ」
美琴「ねぇ」
上条「ん?どした?」
美琴「ねむいの…」
上条「あぁ、もう日付変わったのか。中2じゃもう眠いよな」
美琴「中2だからねむい…」
上条「じゃあそろそろ寝ようか。そのベッド使っていいから」
美琴「一緒に寝てくれる?」
上条「ぎゅうってしながら寝てやるぞ。約束したからな」
美琴「わぁい。大好き」
上条「よいしょ…っと」ぎゅうっ…
美琴「えへへ…あったかぁい」
上条「苦しくないか?」
美琴「うんっ」
上条「そっか。なら…」
上条「…って」
美琴「…くぅ」
上条「もう寝ちゃったのか」
上条「……」ちゅっ…
上条「おやすみ。美琴」
黒子「なんていうかお姉様の代わりになるには少々色気が足りませんわね…」
イン「みくびらないでほしい!これでもかすかなふくらみはあるんだから!」
黒子「なんて真っ直ぐで力強い言葉…お姉様と同じぐらい輝いていますわ…///」
イン「親愛なるとうまへ。インryは中1に気に入ってもらえたんだよ」
イン「あっ」
イン「そういえばスフィンクス忘れてた」
寮監「つーか、お前誰だよ」
打止「ミサカもあなたと恋人になって同棲したい!ってミサカはミサカはry」
一方「…はァ?なに言ってンだ。この怪人マイハニー」
御坂妹「あっジャッジメントの方ですか?はい、あの白いペドがそうです。とミサカはry」
一方「いやお前はお前で何やってンだ!?…あっ違いますっ!俺は無罪ですゥ!!」
美琴「中2だけど同棲をはじめました。学園都市は今日も平和です」
上条「おわり?」
美琴「おわり。バイバイ」
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