あやめ速報-SSまとめ-

俺らのこと見分けつく奴なんていんの？

1 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
俺んとこミサカが３人いるんだけど周りの奴ら必ず間違える
確率論的には1/3のはずなのに必ず間違える

2 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10032
それわざとやってんじゃね？

3 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka15668
絶対わざとだろ

4 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19354
>>1
間違えた回数にもよる

5 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
>>4
9回
次間違えたらグレるわ

6 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10039
（2/3）＾9≒2.6%
勇気で補えるのは30%までってばっちゃんが言ってた

7 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17643
俺ら遺伝子レベルで一緒なのに見た目で区別しようって時点で無理だろ
それでもさすがに間違えられすぎの>>1は不幸だーって言っていいぞ

8 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14880
えんだああああああああああああああああ

9 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14880
すまん、誤爆した

10 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka16334
>>8
おい

11 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
>>8
おい



おい、不幸だーって言わせろよ

12 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10039
鈍感な上条さんはもちろん、お姉様でも区別つかないんだし
見分けつくなんてそれこそ神様でもない限り無理でしょ

13 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10032
上条さんなんか俺とお姉様の区別もついてないんだぜ・・・
短パン履いてるのがお姉様、履いてないのが妹って目が語ってた

14 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17121
>>13
同じ遺伝子とはいえさすがにそれは

15 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14510
>>13
上条派は泣いていいぞ

16 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka16231
>>13
これはひどい

17 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13886
>>1
いない。終了

18 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10808
>>1
削除依頼出しとけよ

19 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13577
もしかしたら、あいつなら・・・

20 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka15668
はいはい、釣り乙

21 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
>>19
自分でスレ立てしといてなんだが、無理だろ

22 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19090
>>19
もしかしてこの間のあいつ？

23 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10808
>>22
知っているのか雷電！

24 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13577
先日、19090号にどんなダイエットしてるか問い詰めるために追いかけてたんだが

mnw://misakavideo.co.jp/ms24229↓

――――――――

13577「捕まえましたよ19090号、とミサカは黄金伝説の浜口優のような心境で語ります」

19090「」きゅ～

13577「閃光手榴弾はさすがにやりすぎましたか、とミサカは熱くなりすぎた自分に反省します」

？？「御坂ちゃんどうしたん？」

13577（ぎくっ、お姉様の知り合いの方でしょうか）

13577「こ、こんにちは、とミサカは」

？？「あれ？　もう一人の御坂ちゃんが倒れとる！？」

13577「あの、その、とミサカはどうにか誤魔化せないかと考えます」

？？「御坂ちゃんて双子……、三つ子やったんか。びっくりしたなぁ」

13577「はい？　ミサカたちは二人しかいないのに、どうして三つ子と言う考えになるのか」

？？「だって君、とそっちの子も御坂――美琴ちゃん違うやろ？　よう似てるけど違うやん」

19090「ぅ、う～ん」

13577「気がつきましたか19090号」

19090「はっ！　よくもやってくれましたね、13577号、とミサカは13577号を睨みつけます」

？？「19090号ちゃんに13577号ちゃん？　もしかしてサバゲーの途中やったんかな、変わったゴーグルしてるし。
　　互いに番号で呼び合って楽しそうでええなぁ」

19090「13577号、こちらの人はどなたですか？とミサカは説明を求めます」

13577「こちらの人はお姉様の知り合いみたいなのですが」

？？「おおっと。ごめんなー、そういや僕これから補習があったんやー。
　　またおうた時にでも自己紹介しよ。いくらゲームでも怪我せん程度にしいや、またなー」

25 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
なん・・・だと！？

26 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka15668
>>25
落ちつけ、ミサカとお姉様ぐらいは区別できてもおかしくない
お姉様知ってる奴なら口調で違和感覚えるだろ

27 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19090
>>26
なら消去法で気絶してる俺がお姉様って考えるだろｊｋ

28 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14510
夢を見るのは勝手だが、夢破れた時が辛いのはお前らだぞ

29 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10032
正直、これだけじゃ何とも言えないっていう

？？さんなのに速攻ばれてんぞ、どういうことだｗ
>>33
まずかったか・・・？

30 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600
>>24の男が目の前にいるんだが

31 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
なん・・・だと！？（２回目）

32 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19354
>>30
いやいや、さすがに早過ぎんだろ

33 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13577
>>30
マジなら感覚共有

34 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka12258
展開早すぎわろたｗｗｗ

35 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600
さすがに今回は偶然だわｗｗｗｗｗ
とりあえず感覚共有するけどいいよね、答えは聞いてない！

――――――――

LIVE（公園）

？？「あー、どっかその辺に猫耳つけた女の子とか落ちてへんかなー」

――――――――

36 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka15668
第一声吹いたｗｗｗ

37 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10801
うほっ、いい変態ｗｗｗｗ

―――――――

45 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600
お前ら笑いすぎだろｗｗｗｗｗｗ
ぶっちゃけこの後どうするよ、このまま尾行するか？
>>48

46 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
とりあえず尾行

47 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19752
尾行でおｋ

48 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10039
「この前はどうも」と言って話しかける

49 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13886
>>48
アグレッシブだな、スネークはゴーグルを外しておくとなおいい

50 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600
>>48
いきなり接触かよｗｗｗ了解、ゴーグルも外すわ

？？「くそー、カミやんめぇほんまうらやましいわ」

17600「（カミやん？）この間はどうも」

17600（と、ミサカは～と続けたいところをミサカは我慢します）

？？「うん？　おー、この間倒れてた、美琴ちゃんの妹さん」


――――――――

スレ内のテンション↓

？？「のも一つ妹さんかな？　それともお姉ちゃんかな？　どっちにしろ僕は初対面やと思うんやけど」

17600「なっ！？」


――――――――

スレ内のテンション↓

17600「ど、どうしてミサカが先日お会いしたミサカではないと！？ミサカは驚きを禁じ得ません」

？？「あははは、もしかして僕からかわれてたんかな。
　　どうしても何も自分らぜんぜん違うやん、見たらわかるよ」

17600「marvelous（すばらしい）。ちなみにミサカは検体番号17600号です、とミサカはさりげなく自己紹介します」


――――――――

87 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19752
すげえよ、なにもんだよこいつ！！

88 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka11287
連邦の青いのは化物か！？

89 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
感動をありがとう！
さっきまた間違えられたけどそんなこともうどうでもいい！

90 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13577
どこがどう違ったのか聞くんだ！聞いてくだしあ！！

17600「聞いてもいいでしょうか、ミサカとこの間あなたがお会いした13577号、19090号との違いについて」

？？「んー、女の子を比べるんは気が引けるんやけど」

17600「お願いします、とミサカは再度頼み込みます」

？？「そうやねえ。この間おうた13577号って呼ばれてた子を基準で言うたら、
　　19090号って呼ばれてた子は少し痩せとったし、君はあの時の子の髪が伸びたにしてはちょっと長いかな。
　　別に君や13577号って子が太ってたとかそういう意味やあらへんからね、念のため」

17600「すごいです……すごい、それ以外の言葉が思いつきません。ミサカは自身の語彙力のなさに落胆します」

？？「やっぱ、四つ子やと間違えられて悲しい思いとかしてたんかいな。そんな涙出るほど嬉しかったん？」

17600「え、あれ……ミサカは、泣いているのですか？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

？？「はい、ハンカチ。涙拭きいや、可愛い顔が台無しやで」

17600「ぐす、どうも、ありがとうございます」ｺﾞｼｺﾞｼ

？？「まぁ、泣いてる顔も可愛いけど、やっぱ女の子はわろてる方が一番や」

17600「そういえば、まだあなたのお名前を聞いていませんでしたね。
　　教えていただいてもよろしいでしょうか、とミサカはあなたに尋ねます」

？？「僕の名前は――――て言うんやけど、友だちは青髪ピアスやら青ピって呼んどるよ」

17600「青ピ……、私もそう呼ばせてもらってもいいでしょうか、とミサカはもう一度尋ねます」

青ピ「ええよー、ならせっかくやしミサカちゃんの名前も教えてもろてええかな？」

17600「ミサカの、名前は」

17600（どうしましょう、ミサカには名前がありません。どう答えるべきかスレに書き込みを、
　　いや、そんな時間は・・・、そうですこのハンカチ）

17600「……ハンカチ」

青ピ「ハンカチ？がどうかしたん？」

17600「ハンカチを汚してしまいましたね」

青ピ「そんなん別にかまへんよ」

17600「いいえ、よくありません。明日、この時間にここへきてもらってもよろしいでしょうか？
　　その時、洗ったハンカチをお返しするのと一緒にミサカの名前もお教えします」

青ピ「君がどうしてもそうしたい言うんやったらそれでもええけど。
　　どうせ僕は明日も明後日も暇やから、ぜんぜん困らんよ」

17600「では、また明日、とミサカは手を振り颯爽と去っていきます」

102 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600
俺らに名前なんかねーし！！
明日までに俺の名前決めてくれ、大至急！！

103 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10032
>>102
は？そんな理由で帰ったのかよｗｗｗ

104 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19090
>>102
デートｋｔｋｒどうしてそうなったｗｗｗｗ

105 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600
>>104
そんなんじゃねえよ、女としての、お姉様と同じDNAを持つものとしてのプライドと言うかなんというか
とっさにいい名前出てこなかったし仕方なかったんだっつーの

106 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
俺らにあるのは検体番号だけだもんなぁ

107 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14510
一方通行は俺のこと一目でわかってくれるだろうか

108 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka12258
>>107
無理だろ、セロリだぞ

109 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10032
>>107
ロリコンには無理

110 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19090
>>107
全会一致で無理

111 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14510
>>108-110
ちくしょー！！俺の一方通行馬鹿にすんじゃねー！！

112 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
>>111
おｗｗｗｗれｗｗｗｗｗのｗｗｗｗｗｗ
私物宣言くそわろたｗｗｗｗｗ

113 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600
セロリとかどうでもいいから俺の名前真剣に考えてくれよ

114 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10808
っていうか、無理に取り繕う必要あんのか
別に無理に答える必要もないしハンカチそのまま返せばよかっただろ

115 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600
>>114
それもそうだけどさぁ・・・
あいつは俺のことを妹達（シスターズ）の一人としてじゃなく、
一人のミサカとして見てくれてたわけで、変な印象持たれたくなかったんだ

116 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19090
>>115
えっ

117 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14482
>>115
えっ

118 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600
えっ、ってなんだよ俺なんかおかしいこと言ったか？

119 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13577
>>118
名前はハンカチ返す時に教えます、なんて言う奴に変な印象持たない方がありえねえよ

120 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600
>>119
あ・・・ああっ！？！！？
ちょ、俺明日どんな顔して会えばいいんだよ！？
誰か俺になりすまして代わりにハンカチ返してきてくれ

121 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10032
>>120
笑えばいいと思うよ

122 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka16982
>>120
逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ

123 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
>>120
なりすましても普通にばれるんじゃないのか

124 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600
>>123
うっ・・・そうだな、そうだったなちくしょおおおおおおおお

125 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10801
俺らのスネークがこんなに可愛いはずがない

次の日、公園――――。

17600「まだ約束した時間の３０分前、早くきすぎました」

17600「苦肉の策のアンカでようやく名前は蛇子（へびこ）と決まりましたが……」

17600「御坂蛇子、可愛い名前なのかどうか判断できない自分が憎らしい」

17600「おや？　ベンチの辺りに人が」

17600「青ピと、あれは……」

――――――――

青ピ「女の子との待ち合わせなんて、まるでデートみたいやなぁ、なんて。
　　張り切って出てきたはええけど、まだ約束の１時間前やわ」

？？「……」

青ピ「うん、やっぱりに誰もおらへんね」

？？「……」

青ピ「雲でも眺めて時間潰そかな」

？？「……」

青ピ「お、あの雲はDカップやね」

？？「あの」

青ピ「ん？　君は」

17600？「昨日はどうも、とミサカは青ピに声をかけます」

青ピ「へー……」

17600？「どうかしましたか？とミサカは口を開けやや間抜けな顔をしているあなたに尋ねます』

青ピ「いや、ほんまびっくりしたわぁ」

17600？「何がでしょう？」

青ピ「四つ子かと思てたらまさか五つ子ちゃんやったとは」

17600？「！？　な、何を言っているのでしょう、ミサカはミサカ17600号です」

青ピ「嘘ついてもわかるよ、僕は一度会った女の子の顔を忘れたりせんから。
　　君と僕とは初対面、初めましてーや」

17600？「すみません、ミサカたちの間であなたのことが話題になっていたので試してしまいました」

青ピ「ええよええよ、可愛い子が自分に会いに来てくれて嫌な思いする男なんておらへんよ」

10039「しかし解せません。ミサカとミサカ17600号と何が違うというのでしょう？
　　ちなみにミサカはミサカ10039号です、とミサカは簡単に自己紹介を済ませます」

青ピ「君はちょっと目元が柔らかい感じかな」

10039「そうでしょうか、ミサカたち自身でも見た目での判別はできないというのに。
　　もしや超能力か何かでしょうか？とミサカはあなたの判別能力の秘密に迫ります」

青ピ「能力なんか使てないよ、それに僕は無能力者やからそんなん無理やて」

10039「そうですか。少し、17600号の気持ちがわかった気がします。
　　ミサカをミサカとして見てくれる、これはとても嬉しいことなのですね」

青ピ「あははは、そんなん大げさやわ。僕はただ別の女の子に別の反応しただけやん」

10039「それでもミサカは嬉しかったですから、とミサカは率直な感想を述べます」

？？「10039号！」

17600「あなたがどうしてここにいるのですか、とミサカは問い詰めます」

10039「偶然通りかかっただけです、とミサカは即座に切り返します」

青ピ「17600号ちゃん、ずいぶんと早いんやね」

17600「ミサカより先に到着しているあなたほどではありません。それより10039号」

10039「偶然通りかかったミサカは偶然用事を思い出したので偶然立ち去ります。
　　暗におジャマ虫は退散しますねと言いなおしてミサカは走り去ります」ﾌﾊﾊﾊ

17600「あ、こら、待ちなさい！　……逃がしました」ｼｮﾝﾎﾞﾘ

青ピ「仲いいんやね、見てるだけでこっちも元気が出てくるわ」

17600「そう見えたのなら目の手術を受けることをお勧めします、知り合いに腕のいい医者がいますので」

17600「と、とりあえず、まずはお借りしたハンカチです、お返しします」

青ピ「うん、ありがとう」

17600「……」

青ピ「……」

17600「あの……、私の名前ですが」

青ピ「ちょっと待った！」

17600「！！　ど、どうしたのでしょうか？」

青ピ「その前に一個聞いてもいいやろか」

17600「どうぞ、とミサカはその先を促します」

青ピ「この後、時間あるかな？　よかったら一緒に遊びにでも行きたいんやけど」

――――――――

153 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600


　(ﾟдﾟ　)


154 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600


　(　ﾟдﾟ)


154 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17600


　( ﾟдﾟ )


――misaka17600さんがログアウトしました。

155 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10808
こっちみん、えっ？

156 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17121
えっ？

157 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19354
えっ？

158 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10032
え、なに？ガチデートに発展？

159 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10325
スネーク！スネーク！
応答しろ、スネーーーーーーク！！

160 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka18521
今北産業

161 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka15668
>>160
俺らを見た目で個体判別できる男と
スネークが
デート

162 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka18521
とりあえずスネークを呼んでだな

163 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19752
>>162
だからスネークがデートするんだって

164 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka11185
誘われた段階だったわけで、デートと決まったわけでは

165 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17643
感覚共有切ったってことはそういうことじゃねえの？

166 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
やはりデートか

167 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10039
こちらスネーク（臨時）
スネークと青ピが移動を開始した

168 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka12258
臨時スネークきたー！
スネークをスネークするって胸熱展開だな

青ピ「この後、時間あるかな？　よかったら一緒に遊びに行きたいんやけど」

17600「そそそそ、それは世間一般で言うデートと言う奴でひょうか？」

青ピ「うん、僕は君をデートに誘ってます。名前教えてくれるんはその後で、ってダメかな」

17600「デート……デート……、わかりました、ミサカでよければお供します」

青ピ「ほんまに？　僕とってもうれしいわー。
　　とりあえず、ええ時間やしお昼でも食べにいこか、そろそろお腹すいてきたやろ？」

17600「はい、そろそろお腹がすいてきました、とミサカは復唱します」

青ピ「今日は僕の奢りや、紳士としてしっかりエスコートさせてもらいます」

17600（ミサカはデートというものに興味があっただけ、この人に対してそういった感情はない、はず）

17600（なら別にMNWを切る必要はなかったのでは、とミサカは自問自答します）

180 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka15668
なんか急に人増えたな、鯖落ちしたりしないだろうな

181 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19296
スネークがデートと聞いて飛んできました

182 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka20000
スネークが子づくりすると聞いて飛んできました！！

183 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka11185
>>182
帰れ

184 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
>>182
うせろ

185 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14761
>>182
ついに変態に目をつけられたか

186 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10039
スネークがデートしてるってことは誰がスネークやんの？
感覚共有切られてるし状況が掴めんぞ

187 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10039
俺が臨時のスネークやってる
相手スペック
・痩せ型身長高めで１８０ぐらい
・青い髪にピアス、胡散臭い関西弁
・さっきスネークのフリして話しかけたら「初めまして」って返された

188 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka18644
>>187
＞・さっきスネークのフリして話しかけたら「初めまして」って返された
ちょ、ｋｗｓｋ

189 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19090
青髪ピアス曰く、俺は13577号より若干痩せてるらしい

190 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13577
青髪ピアス曰く、スネークは俺より髪が長いらしい

191 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka15973
間違い探しわろたｗｗｗ
ってそれ普通にすごくねえか？

192 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
自分含めて５人位でお前らと写真取ったら自分を見つけられない自信ある

193 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10039
そして俺は、青髪ピアス曰く、目元が柔らかいらしい
スネークたちは今ファミレスで昼食
それに比べて俺はあんパンと牛乳・・・

194 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17121
>>193
張り込みの定番だな

17600（今ミサカはスネークされているのでしょうか）

17600（おや、街路樹の後ろに見え隠れするミサカを発見）

17600（10039号でしょうか、スネークされる側と言うのは新鮮ですね）

青ピ「ミサカちゃんはどれにするか決めた？」

17600「あ、いえ、まだ決めかねている最中です、
　　とミサカはこの店のメニューの多さに圧倒されながら答えます」

青ピ「ここのファミレスはメニューの多さが売りやからね、
　　ミサカちゃんの好みとか知らんかったからこういう店の方がええやろ思って」

17600「普段の食事がカ○リーメイトなので
　　こういったところに来ると逆に何を頼んでいいのやら」

青ピ「えー、確かに学園都市のブロック栄養食は味も栄養バランスもええけど
　　やっぱり毎日の食事はきちんととった方がええよ。心の栄養って奴やね」

17600「心の栄養ですか、とミサカは聞きなれない言葉に首をかしげます」

青ピ「毎日同じもん食べとっても人間すぐ飽きてまうからね、
　　短い人生やし色んな味の物食べた方が心が満足してくれるんよ。
　　もしどれにしよか決められへんのやったら僕のおすすめがあるんやけど、どないする？」

17600「では、そのおすすめをお願いします」

青ピ「よっしゃ、わかった。すいませーん」

店員「ご注文はお決まりでしょうか？」

―――――――

17600「オムライス、ですか」

青ピ「うん、ここのオムライスおいしいって評判なんよ」

17600「では、いただきます、とミサカは期待に胸ふくらませてオムライスを口へ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

17600「おいしい！　普段食べているものとは全然違います、とミサカは率直な感想を述べます」

青ピ「口に合うたみたいでよかったわー、それじゃ僕も、いただきます」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

青ピ「こっちのパスタ絶品やわ、ってどうかしたん？　じっとこっち見て」

17600「いえ、なんでもありません、とミサカはとっさに平静を装います」

青ピ「んー……、僕のパスタも一口食べてみる？」

17600「いいんですか！とミサカは普段食べ慣れないものに対する興味を抑えきれません」

青ピ「ちょっと待ってな、フォークもろて」

17600「」ｱｰﾝ

青ピ「(　ﾟдﾟ)」

17600「」ｱｰﾝ

青ピ「( ﾟдﾟ )」

――――――――

10039（あ、目があった）

199 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10039
状況報告、青髪ピアスと目があった
あと、スネークが口開けてそこに青髪ピアスが料理運んでた
それをあんぱん片手に眺める俺、何これ辛い

200 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13577
あーんだと！？ｗｗ

201 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka12258
あーんｗｗｗｗｗ
っていうかばれてんじゃねえかｗｗ

202 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14510
スネークかわいすぎるだろｗｗｗｗｗｗ

203 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10032
スネークマジでどうしたｗｗｗｗ

204 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka16334
>>199
頑張れ！

205 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19752
>>199
引き続き報告を頼むぜ

―――――――

17600「ごちそうさまです。とてもおいしかったです、とミサカは大満足だったと伝えます」

青ピ「気に入ってくれたようでなによりやわ」

17600「食べる前に言っていた『心の栄養』というのがなんとなくわかった気がします」

青ピ「うん？　ミサカちゃんほっぺたにご飯粒ついてるよ」

17600「どちらの頬でしょうか、とミサカは手探りでご飯粒を取ろうとします」

青ピ「ちょっと動かんといてな、……はい、取れまし」

17600「」ﾊﾟｸｯ

青ピ「(　ﾟдﾟ)」

17600「」ﾁｭﾊﾟ

青ピ「( ﾟдﾟ )」

――――――――

10039（また、目があった）

221 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10039
状況報告、またしても青髪ピアスと目があった
あと、スネークが青髪ピアスの指に、噛みついた？しゃぶりついた？
よくわかんねーけど死にたい

223 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka15973
なんだそれｗｗｗ状況が理解できんぞｗｗｗｗｗ

224 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka20000
指チュパｋｔｋｒｗｗｗ

225 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14482
もうやめて、臨時スネークのライフはもうゼロよｗｗｗｗｗ

226 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka12387
近年稀にみる甘々なスレはここですか？

227 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10801
今夜はお赤飯ですね

228 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka17643
>>221
頑張れ、負けるな、力の限り生きてーやれー

17600「し、失礼しました、とてもおいしかったものですからつい」ﾃﾚﾃﾚ

青ピ「う、うんそれだけ気に入ってくれたってことやから僕もうれしいんよ？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

17600「ところで、ミサカはデートというものは初めてなのですが
　　この後はどこへ行くのでしょうか？とミサカは期待の眼差しを向けます」

青ピ「そうやねぇ、やっぱデートの定番と言えば映画やろか。
　　隣の学区やねんけどそこもラインナップ豊富なんよ」

17600「映画ですか、ミサカは行ったことがないのでとても興味があります」

青ピ「そうなん？　ミサカちゃんぐらいの年の子やと映画とか好きそうやのに。
　　ちょっと待ってな、携帯で今上映中の映画調べるから」

17600「」ﾜｸﾜｸ

青ピ「お、出たよ。自分で見てみる？」ﾊｲﾄﾞｰｿﾞ

17600「いろいろありますね、やはり目移りして、ハッ！？」

青ピ「面白そうな映画はあった？　えーと、『フルメタルギアソリッドふもっふ』？
　　傭兵が学園に潜入するSFアクションコメディ、じゃあこれにしよか」

17600「いいのですか？　青ピが見たい映画もあるのでは？とミサカは少し気を遣います」

青ピ「気にせんでもええよ、面白そうやし僕もこれ見てみたいわ。
　　上映開始時刻は……、時間はまだずいぶんとあるみたいや」

17600「そうですか。では……」

10039「お、店から出てきましたね」

17600「」ﾁﾗ

10039「はて、空を見上げてどうしたのでしょう、とミサカは疑問を解消すべく同様に空を見上げます」

17600「」ﾀﾞｯ

青ピ「」ﾀﾞﾀﾞｯ

10039「特に面白いものは見当たりませんね、とミサカは視線を二人に戻します」

10039「……」

――――――――

233 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10039
状況報告、

　逃　げ　ら　れ　た　！

234 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13875
>>233
何やってんだｗｗｗｗ

235 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14482
>>233
10039号には臨時スネークの任は荷が重すぎたか

236 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10808
まだそう遠くに入ってないはずだ、お前の頭のゴーグルは飾りか？
ミサカは微量な電磁波を常に出してるからそれを追うんだ

237 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10039
>>236
すっかり忘れてた！おかげで逃走した方向はわかったができれば応援が欲しい

238 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13577
>>237
了解、すでに近くにきているから大至急そちらへ向かう

239 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19090
上に同じく

240 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka18912
何が行われるんです？

241 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka13886
>>240
ミサカ狩りじゃああああああああ！！！

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!!

17600「青ピは足が速いのですね、とミサカはミサカに並走できる青ピに感心します」

青ピ「ローファーでこんだけ速く走れるミサカちゃんこそ、すごいと思うよ」

17600「話す余裕まであるのですか、とミサカはさらに驚きます」

青ピ「まぁ、僕も脚力にはそれなりに自信持ってるからね」

17600「では、全力でお願いします。とミサカは足に力を込めさらに加速します」

青ピ「了解やー」

――――――――

10039『こちら10039号、目標を発見。○×方面へ逃走中』

13577『見つけましたよ10039号、とミサカは10039号と合流を果たします』

10039『応援感謝です、とミサカは13577号にMNW経由でお礼を言います』

13577『それにしてもなんですかあの出鱈目な速さは』

10039『しかも、さらにスピードを上げましたね。
　　スネークはともかく、それに並走できる青髪ピアスも相当ですね』

17600（追手が一人増えましたね、あれはどのミサカなのでしょう。
　　ミサカはMNWを切っているのであのミサカがどのミサカかわかりません）

青ピ「あれはこの間の13577号ちゃんかな、刑事さんが一人増えた見たいやね」

17600「この速度で走りながら、まだ後ろを確認する余裕があるのですか、
　　とミサカはあなたの身体能力の高さに驚きを示します」

青ピ「なんならバレリーナみたいに回りながらでも走れるよー」

17600「冗談はともかく、前からもきましたよ！」

青ピ「あららほんまや」

――――――――

19090『こちら19090号、10032号と合流』

10032『こちら10032号、目標を補足しました』

10039『了解、このまま挟み撃ちにしましょう』

275 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka10325
フハハハハ、さすがのスネークといえども
MNWで連携を取ったミサカたちの前ではどうすることもできまい

276 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka14482
青髪ピアスって何者だよ、スネークと並走できるとかすげえな

277 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka15668
学園都市序列第六位とかだったりしてな

278 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka19354
>>277
まさかｗｗｗ
・・・まさかだよな？

279 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka18644
さ　あ　、　も　り　あ　が　っ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　て
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ま
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　い
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 り
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ま
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 し
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　た

280 ：VIPにかわりましてミサカがお送りします:ID：misaka15973
>>275
定番AAだが下げんじゃねえｗｗｗ

17600「こっちです！」

青ピ「地下街？　一本道やけど選択肢はなさそうやね」

青ピ「さっきの19090号ちゃんと一緒におった子、見たことない子やったな。
　　結局ミサカちゃんて何人姉妹なん？」

17600「ペンダントを付けていたのでおそらく10032号でしょう。
　　ちなみにミサカには二万とんで二人の姉妹がいます」

青ピ「あっはは、そりゃ楽しそうやわ。そんなにおったら逃げ切るのは難しそうやね」

17600「む、信じていませんね？」

――――――――

10039『地下に逃げましたか』

10032『このまま二手に分かれて追いましょう』

13577『では、ミサカたちは地上から』

19090『ミサカたちは地下からですね、了解しました』

白井「ジャッジメントですの！　あなたたち、ゲームで熱くなるのは構いませんが
　　能力を使って喧嘩まで始めるんじゃありませんの」

少年たち「「ごめんなさーい」」

初春「白井さんのおかげで助かりました、私だけじゃどうにもできなかったですから」

白井「このぐらい朝飯前ですの……あら？」

17600「」ﾀﾞｯ

青ピ「」ﾀﾞﾀﾞｯ

白井「お、お姉様が殿方と一緒に！？　しかもいつもの類人猿じゃありませんの！」

初春「白井さーん、調書とるの手伝ってくださいよー」

白井「ちょっ、初春、今お姉様が殿方と一緒に！！」

初春「御坂さんが？　どこにもいないじゃないですか、ほら早くー」

10039「」ﾀﾞｯ

13577「」ﾀﾞﾀﾞｯ

白井「お、お姉様がさらに二人！？　……私疲れてるんでしょうか」

初春「白井さんってばー」

10039『こちら地下班、ホシが地上に出ます』

10032『こちら地上班、ホシを確認。コンビニに入りました』

――――――――

ウィーン

店員「いらっしゃいませー」

10039「今俺がここに来なかったか！？とミサカはモノマネを交えつつ尋ねます」

店員「え？　あれ？　さっきの！？」

13577「今俺がここに来なかったか！？とミサカは（ｒｙ」

19090「今俺がここに（ｒｙ」

10032「ばかもーん！　そいつがルパンだー！」

店員「えええ！？　お、同じ顔が４人！？　さっきの人と合わせて５人？　え？」

19090「出入り口が二つあるコンビニだったとは」

10032「たまにありますね」

13577「ゴーグルで確認してみましたが、どうやら意図的に電流を放出したらしく
　　微弱な電磁波はかき消されどちらへ逃げたかわかりません」

10039「少なくとも電気線が見えない方向へは逃走していないはずです。
　　手分けして探しましょう、とミサカは提案します」

ミサカ「「「「散！」」」」


？？「……」

？？「行ったみたいだぞ」

17600「あなたのおかげで助かりました、ではミサカたちは失礼します」

青ピ「じゃあなカミやーん」

上条「妹達と青ピがどうして一緒に……？」

上条「はぁ、上条さんも青春満喫したいですー、不幸だー！」

青ピ「ミサカちゃんもカミやんと知り合いやったんやね」

17600「いえ、話を聞く程度で直接お会いするのは初めてでした」

17600「そういうあなたこそ、あの人の知り合いだったのですね」

青ピ「僕は学校のクラスメイトで一応親友やと思てる仲やよ」

17600「ほう、親友ですか。あの人に男性の友人がいるとは驚きました」

青ピ「やっぱカミやんってそういうイメージあるよな。
　　手当たり次第に女性を毒牙にかけてそのくせ相手の好意には気付かんと」

17600「親友のあなたの評価もそれというのは10032号他の上条派は苦労しますね」

青ピ「10032号ちゃんってさっきのペンダントしてた子？」

17600「はい。彼女はあの人に直接命を助けられ強い好意を抱いています。
　　ちなみに彼女がしていたペンダントもあの人からのプレゼントなのですが」

青ピ「あー、彼氏彼女としてプレゼントした……、」

17600「わけではありません。他のミサカやお姉様と区別がつけられないとのことで」

青ピ「カミやんはどこまで行ってもカミやんなんやなぁ」ﾊｧ

―――
――
―

青ピ「まぁ、何はともあれ映画館に到着、っと」

17600「時間も丁度映画が始まる時間ですね」

青ピ「いやぁ、久しぶりにこんだけ走ったんは久しぶりやわ。
　　『けいどろ』みたいで楽しかったわ」

17600「ミサカのわがままでしたので、そう言って貰えると少し気が楽になりました」

青ピ「やっぱ姉妹がデートするってのは気になるもんなんかな」

17600「間違いなく面白がってるだけです、とミサカは妹達の行動理念を推測します」

青ピ「あははは。とりあえず中入ろか」

17600「そうですね、とミサカは青ピに同意します」


？？「入ったわね、私たちも行くわよ」

？？「上条さんはあまりこういう真似はしたくないんだが」

？？「うっさい、ほら急いで」

？？「はいはい、わかりましたよ」

時を僅かに遡り――――。

上条「はぁ、上条さんも青春満喫したいですー、不幸だー！」

上条「……虚しい」

？？「ねぇ、ちょっと」

上条「そうだ、愚痴ってないでインデックス探さないと」

？？「人が話しかけてんだからこっち向きなさいよっ！！」

ビリビリ！　ピキューン！

上条「あっぶねー、何すんだビリビリ！？」

美琴「ビリビリ言うなー！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

上条「で、御坂さんは上条さんに何かご用でせうか？」

美琴「さっき一緒にいたのって、妹達よね？」

上条「ああ。『少し右手をお借りします、とミサカは事後承諾を取ります』、
　　とか言って俺の右手を自分の頭に置いてたけど、何がしたかったのやら」

美琴「ふーん、あと一緒にいた青い髪の」

上条「ん？　青髪ピアスのことか？」

美琴「見たまんまね、あんたの知り合いなの？」

上条「俺の学校のクラスメイトだよ。妹達と二人でいたのが謎だな。
　　それに他の妹達から追われてるみたいだった」

美琴「うーん、ちょっと心配ね。私と勘違いしてても困るし」

上条「心配ってあいつはそんな……」

美琴「あいつはそんな？」

上条「…………」

美琴「え、なんで黙るのよ」

上条「そう言えばあいつはただの変態だったなーって思い出して」

美琴「えﾞ」

美琴「……追うわよ」

上条「へ？」

美琴「だから追うのよ、何かあってからじゃ遅いの」

上条「じゃあ、頑張って」

美琴「あんたも一緒に決まってるでしょ、あんたのクラスメイトなんだから」

上条「いやいや、上条さんにも予定というのがありましてですね」

美琴「妹達に変なことしたらレールガンぶち込んでやるんだから！」ﾀﾞｯ

上条「俺の話を聞けー！　ちくしょー、不幸だー！」ﾋｷｽﾞﾗﾚ

――――――――

美琴「入ったわね、私たちも行くわよ」

上条「上条さんはあまりこういう真似はしたくないんだが」

美琴「うっさい、ほら急いで」

上条「はいはい、わかりましたよ」

『ねぇそこの人、ダンボールに入って何してるの？』

『何！？　この俺の尾行が見破られただと！？』


『本日付で本校に転入することになった、――――だ。よろしく頼む』

『あんた！　昨日のダンボールのストーカー！』


バーン！

『コッペパンを要求する！』

『たかがパン買うだけで何物騒なものぶっ放してんのよ！！』


『この女の身柄は我が組織グランドフェンリルが預からせてもらう！』


『ねぇ、どうしてあなたはそんなに必死になって私のことを護ってくれるの？』

『……任務だからだ』

『ふははは、貴様の命もここまでだ！』

『任務なんかより命のが大事でしょ、逃げなさいよ馬鹿！』

『任務なんかより大事なものがある。だから俺は逃げるわけにはいかない！』


『貴様には死んでもらう』

『馬鹿な、恐るべき超能力者計画の生き残りがいたのか！？』


『もし、ここから帰れたら俺は――』

『帰るわよ、なんとしても。絶対に』

『フルメタルギアソリッドふもっふ』上映終了後――――。

とある男女三人組の感想。

男「いやぁ無理やり連れてこられたけど、結構面白い映画だったな」

女１「うーん、なんか普通に面白すぎて超つまんなかったです。
　　私が期待してたのはもっとB級でC級な感じのですね……」

女２「きぬはたはわがままだね。でもそんなきぬはたを私は応援してる」

男「面白かったら面白いでそれでいいじゃねえかよ」

女１「超うっさいです。浜面のくせに生意気です、ジュースでも買ってこいです」

男「へいへい、子どもはすぐむきになるから」

女１「窒素ぱーんち！」

男「げふー！？」

女２「大丈夫、一言多いはまづらのことも私は応援してるよ」

とある男女二人組の感想。

女「なかなか面白かったわね。あの無鉄砲な感じの主人公、めちゃくちゃかっこよかった」

男「ああいう自分の命を軽々しく見る奴は、俺は好きじゃないなぁ。
　　それよりあの可憐なヒロインだよ、怖いのに強がって見せたり急に優しくなったり
　　意外性があったって言うか男としてはグッとくるものがあったな」

女「えー、なんか自分勝手な感じでああいう女の人は好きになれないかなぁ。
　　肝心なとこで黙っちゃって言いたいことがあるならはっきり言えっての」

男「そこがいいんじゃないか。あの恥ずかしがってる感じとか最高だろ」

女「女の私にはそういうのわかんないわー。やっぱあの男優さんの演技が」

男「馬鹿言えよ、俺ならあそこは」

17600「とても面白かったですね！とミサカは青ピに同意を求めます」

青ピ「うん、めっちゃよかったわぁ。特にラストシーンは感動的やったね」

17600「はい、ミサカもあれには感動を禁じ得ませんでした」

青ピ「それに恐るべき超能力者計画、やったっけ？　あの生き残りの超能力者もかっこよかったわ」

17600「そうですね、ミサカにとって他人事ではありませんし、あのような生き様には憧れを抱きます」

青ピ「へー、女の子でもああいうのに憧れたりするんや？」

17600「はい。青ピはそういうのに憧れる女性は好みではありませんか？」

青ピ「いやいや、そんなことあらへんて。意外やっただけやで。それに僕は落下型ヒロ」

17600「はっ！　あれは？！」

青ピ「ん？　どうかしたん？」

ポスター ＜ 世紀のスーパーマジックショー！！

青ピ「マジックショー？　もしかして興味あるん？」

17600「派手な色合いでしたので目に付いただけなのですが、
　　『マジック』とはどういったものなのでしょうか？とミサカは暗に知りませんと答えます」

青ピ「ミサカちゃんはマジック見たことないんか、そうかそうか。
　　まぁ科学の街学園都市でマジックってのも珍しいしな。
　　口で説明するんは難しいしせっかくやし見に行こか？」

17600「是非に、とミサカは即答します」

青ピ「場所もこの近くで時間も丁度頃合いや、じゃあ早速」

17600「あ、その前に」

青ピ「ん？　今度はどうしたん？」

17600「ちょっとお花を摘みに、とミサカは遠まわしにトイレに行きたいことを伝えます」

青ピ「遠まわしになってるんかなってないんかよくわからんけど、
　　えーっと、あったあった、お花畑やったら向こうの方や」

17600「ありがとうございます」

青ピ「僕はここで待ってるから」

―――
――
―

17600「ミサカは今日はきちんと持参した自身のハンカチで手を拭きトイレから出ます」ｺﾞｼｺﾞｼ

？？「あれ、御坂思ったより早かったな」

17600「はい？」

上条「なら早く行こうぜ、マジックショー見に行くんだろ？」

17600「はい、そうですが」

上条「善は急げって言うだろ、ほらほら」ﾃｦﾆｷﾞﾘ

17600「」ﾋｷｽﾞﾗﾚ

――――――――

青ピ「ミサカちゃん遅いなー、お腹でも痛かったんやろかー……ってあれは」

17600「」

上条「」

青ピ「ミサカちゃんと、カミやん？　出口の方向かってるようやけど……」

青ピ「あらら、出てってしもた。とりあえず追いかけよか」

17600（ミサカと青ピの話を聞いていて、一緒に行きたくなったのでしょうか？）

17600（ですが青ピはどこに？　先に向かったのでしょうか？）

17600「？？？」

上条「どうかしたのか御坂？」

17600「いえ、その」

青ピ「おーい、カミやーん！」

上条「あれ？　青髪ピアスどうしたんだ？　御坂妹とデートしてたんじゃ」

青ピ「そのデート相手を連れ去っといて何言うてんの、カミやん」

上条「えっ？」

青ピ「えっ」

17600「もしかしてお姉様と間違えたのですか？とミサカはあなたをジト目で問い詰めます」

上条「ええー！？」

上条「いやぁ、ハハハハ……上条さんってばうっかりやさんですねぇ」

青ピ「ないわー。女の子間違えるってそれはないわ、カミやん」

上条「で、でも、その双子だし、御坂と御坂妹ってなかなか見わけが」

17600「ちなみにミサカはあなたが御坂妹と呼ぶ10032号ではなく17600号です」

上条「」

青ピ「だめや、だめすぎるわカミやん……」

？？「あー！！　みつけたんだよ！！」

上条「へ？」

？？「天誅ー、なんだよ！」ｶﾞﾌﾞﾘ

上条「ぎゃー！！　い、インデックスさーん！？」

禁書「ひどいんだよ、とーま。人がずっと探してたのに短髪と一緒に遊んでたなんて」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

上条「悪い悪い、いろいろあってな、って短髪？　今短髪って言ったかインデックス」ﾋﾘﾋﾘ

禁書「言ったんだよ？　短髪は短髪なんだよ」

上条「残念でしたー、こいつは妹の方ですー」

禁書「妹？　短髪じゃなくてくーるびゅーてぃーってこと？」ｷｮﾄﾝ

17600「正確には異なりますが、ミサカはお姉様の妹です。とミサカは答えます」

禁書「ゴーグル付けてないからわからなかったんだよ」

上条「ちなみにインデックスさんは完全記憶能力者です」

青ピ「完全記憶能力者って、一度見たものは忘れないっていうあれか」

上条「つまり、俺が見分けがつかなくても何もおかしくは」

17600「てい」ﾛｰｷｯｸ!

上条「アウチ！」ﾄﾞｽｯ

17600「行きましょう、青ピ。マジックショーが始まります、とミサカは青ピを急かします」

青ピ「カミやん、今のはさすがにフォローできへんわ……、じゃあな」ﾉｼ

上条「」

10039『こちら10039号、対象見つかりません、とミサカはMNWを通じて報告します』

10032『こちらもです』

13577『同じく』

19090『同上。というか、ミサカたちはなぜ17600号を追っているのでしょうか』

13577『強いて言うなら面白そうだったから、ですが』

10032『10039号がスネークに失敗しなければ』

10039『ミサカのせいですか！？』

13577『そもそもスネークしていることを気付かれた時点で趣旨が』

19090『ミサカはもう帰りたいのですが』

MNW『やんややんや』

312 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
というわけで、流れ解散となりました

313 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka15665
どういうわけだよｗｗｗｗ

314 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12245
スネーク相手に鬼ごっことか端から無理な話だったんだよ

315 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka14009
スネークどころか青髪ピアスにも見つかってたからなぁ

316 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12378
ものすごい不完全燃焼なんだがもう終わりか？

317 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
だって見つからないんだもん（；ω；）

318 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka17271
>>317
わかったから泣くなよ

319 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka17138
学園都市組乙

320 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka13876
おつー

328 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19296
あれ？終わり？
スネーク見つけたんだけど

329 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19296
なんか上条さんと一緒にいるけど

330 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka15665
>>329
お、お前は！河川敷の！！

331 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
>>329
上条さんだと！？

332 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12957
とりあえず感覚共有を

333 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18479
俺たちのスネークはこれからだ！（河川敷先生の次回作にご期待下さい）

334 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19296
青髪ピアスと上条さんは知り合いみたいだ
学友かもしれん

335 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12957
上条さん、女性以外の知り合いいたんだな

336 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12245
>>335
同じこと考えててわろたｗｗ

337 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
>>334
そこどこ？すぐ向かうから場所教えて

338 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18637
>>337
やめとけ、お前が行くとすぐ見つかるだろ

339 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18769
>>337
邪魔スンナ

340 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19296
>>337
フルボッコのとこ悪いけど、邪魔にしかならんと思うからお願いだからこないで

341 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
oh...

342 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11931
>>341
ｍ９＾＾ぷぎゃーｗｗ

343 :VIPにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19296
あ、上条さんが白いシスターに噛まれた

青ピ「ミサカちゃんごめんなー、カミやんはいっつもあんな調子やから」

17600「いえ、あの程度のこと、怒るほどのことではありませんでした。
　　むしろ、自分でもあのような反応をしたことに驚いています、とミサカは内心を吐露します」

青ピ「うん？　どいうこと？」

17600「間違えられたくらいで怒るなどと、ミサカらしくなかったとそういう意味です」

青ピ「なんでー？　間違えられたら悲しいし怒るんは当たり前やん」

17600「ミサカには同じ顔の姉妹が大勢いますので、間違えられるのには慣れていますから」

青ピ「うーん、確かに似てはいるけど間違えたりは……」

17600「ですから」

青ピ「？」

17600「ミサカを誰かと間違えたりしない、ミサカをミサカだとわかってくれる人に、
　　青ピに出会ってしまいましたから」

17600「少し、欲が出てしまったのかもしれません」ﾆﾍﾗ

青ピ「」

17600「どうかしましたか？」

青ピ「い、いや、その」

青ピ（さっきの笑顔、めちゃめちゃ可愛かったー！！）

青ピ「い、急ごか、マジックショーが始まってまう」ｱｾｱｾ

17600「はい」

――――――――

382 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka14009
うおおおおお、スネークかわえええええええ

383 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka12378
スネーク可愛いよスネェエエエエク

384 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19296
持っててよかった、指向性集音マイク

385 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka17271
>>384
さすがの学園都市製、なんとクリアな音質

マジックショー会場――。

青ピ「そういえば、テレビとかでは見たことあったけど、生で見るのは僕も初めてやな」

17600「そうなのですか？　ではミサカと同じですね」

青ピ「そやね。――お、そろそろ始まるみたいや」

17600「」wktk

――――――――

401 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19296
マジックショー始まる前に一つだけ言っときたい
俺は河川敷のサバイバルミサカじゃないぞ

402 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13875
え？
まぁどうでもいいけど

403 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka15665
>>401
すまん、IDが似てたからつい・・・

開演――。

むぎのん「レディースアーンドジェントルメーン、むぎのんのマジックショーへようこそだにゃーん」

バニー「結局私はアシスタント担当のバニーさんってわけよ」

17600「What's!?」

――――――――

404 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19953
訳：なん・・・だと・・・？

405 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka18637
どういうことだってばよ！？

406 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19059
お、落ちつけお前ら
まだ慌てるような時間じゃあｂｂｂｂｂｂｂｂｂ

17600（レベル５の超能力者がなぜこんなところに……）ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

青ピ「ど、どうかしたんミサカちゃん？　すごい緊張しとるみたいやけど」

17600「い、いえ。大丈夫です、問題ありません、とミサカは平静を装います」

17600（とりあえず様子見でしょうか）


むぎのん「それじゃまあ、挨拶代わりに今私がかぶってるこのシルクハットから」ｸﾙﾘﾝﾊﾟ

17600（原子崩しで真っ二つにする気でしょうか）

むぎのん「チンカラホイッと」ﾊﾞｻﾊﾞｻｰ

バニー「シルクハットの中から鳩が１０匹ぐらい飛び立っていったわけよ」ﾊﾞｻﾊﾞｻｰ

17600「」ﾎﾟｶｰﾝ

青ピ「まるで魔法みたいやろ？　これがマジックって言うんよ」

17600「あれは、超能力ですか？」

青ピ「ちゃうちゃう、マジックっていうんは何か仕掛けがあるもんなんよ。
　　自販機にお金を入れたらジュースが出てくるくらい簡単な仕掛けや。
　　でも自販機を知らん人はお金がジュースに変化したみたいに思う、そんな感じかな」

17600「なんとなく理解しました。つまり、その仕掛けを見破って楽しむのですね」

青ピ「うーん、まぁそういう楽しみ方もあるかもやね。
　　僕の場合は、不思議な現象にびっくりして楽しむ感じやけど」

17600「はい、とても不思議な光景でした。帽子から鳩があんなに……」

青ピ「お、次のマジックが始まるみたいや」


むぎのん「次は椅子を使ったマジックをしましょうか」ﾋｮｲ

バニー「今度はシルクハットから長椅子が出てきたわけよ」

421 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13587
ぼ、帽子から鳩があんなに！
どう見積もったって３，４匹が限界だろ、どうなってんだおい

422 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka15665
帽子から鳩を出す超能力！？
原子崩しは多重能力者だったのか！！

423 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka11037
お前らマジックは初めてか？力抜けよｗｗｗｗ

424 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka16691
ぎゃああああ今度は帽子から長椅子がああああああ

425 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19663
ぱねえ、レベル５マジぱねえ！！！！１

426 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka18637
物理の法則がみだれまくりんぐううううううう

427 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
超能力だとか魔術だとかそんなチャチなもんじゃねえ、頭がどうにかなりそうだ・・・

観客「Oh!!」

観客「Foooooo!!」

観客「ﾜﾝﾀﾞﾌｫｵｵｵｵ!」

17600「つ、次から次へと……」


むぎのん「いよいよ次のマジックで最後となります！」

フレンダ「最後にとっておきのを見せちゃうわけよ」

むぎのん「まず、アシスタントのバニーちゃんにはこの箱に入ってもらって」

　[＿＿＿＿]　←箱

　[フレンダ]＜売られていく子牛の気分なわけよ
　 ￣￣￣￣
17600「」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

むぎのん「蓋をしちゃいましょうねー」

　[フ■■■]＜顔しか見えてないわけよ
　 ￣￣￣￣
むぎのん「本邦初公開、っていうか初挑戦――」

　[フ■■■]＜そういえば、最後のマジックはどんなマジックか私も聞いてないわけよ
　 ￣￣￣￣
むぎのん「人体切断マジックだにゃーん」

　[フ■■■]＜へー……って、あれ？　これ切断されるのって
　 ￣￣￣￣
むぎのん「初めてだからもしかしたら失敗してしまうかもしれないにゃーん」

　[フ■■■]＜ちょっ、麦野！？
　 ￣￣￣￣
むぎのん「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんかー？」

蛙顔の人「僕を誰だと思ってるんだい？」

むぎのん「あ、お医者様ですか？　じゃあ失敗しても安心ねー」

　[フ■■■]＜だ、誰かー！　助けて欲しいってわけよー！
　 ￣￣￣￣

むぎのん「最後に顔のところも蓋をしてー」

　[■■■■]ｶﾞﾀｯｶﾞﾀｯ
　 ￣￣￣￣
むぎのん「必殺！むぎのんビーム！！！」ｷﾗｯ

　[■■
　 ￣￣■■]ｺﾞﾄﾝ!
　　　 ￣￣
むぎのん「バニーちゃーん、大丈夫かにゃーん？」ｺﾝｺﾝ

　[■■
　 ￣￣■■]　ｼｰﾝ
　　　 ￣￣
むぎのん「あ、あれ？　バニーちゃーん？」ﾖｲｼｮ

　[■　■
　 ￣■￣■]　ｼｰﾝ
　　 ￣　￣
むぎのん「」ｱﾁｬｰ

17600「Oh...」

516 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka14903
ざわ・・・ざわ・・・

517 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka15060
ざわ・・・ざわ・・・

518 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka14299
え、死ん・・・だ？

519 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka16559
公開殺戮ショーとか・・・マジック怖すぎわろえない

520 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13587
しんだあああああああああああああああああああああああああああ

521 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka16112
いやああああああああああああああああああああああああああああ

522 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19296
と、とりあえずジャッジメントかアンチスキルに連絡を・・・

むぎのん「お、お医者様ー！！」

蛙顔の人「骨が折れていようが、内臓がつぶれていようが生きているなら絶対に救って見せる。
　　でも、四等分なんかしたら即死だよね？　流石の僕も死人は生き返らせられないんだよ？」

むぎのん「ですよねー。じゃあ、せめて」ﾖｲｼｮ

　[■■■■]　←元に戻した
　 ￣￣￣￣
むぎのん「お客様の中に神父様はいらっしゃいませんかー？」

バーコード「死者を送るのは僕の役目だ」ｶﾞﾀ

バーコード「炎よ、死人に安楽の贈り物を」ｺﾞｫｯ

ｶﾞﾀ　炎　ｶﾞﾀ
炎[■■■■]炎　＜ぎゃああああ、まだ死んでないってわけよー！？
ｶﾞﾀ￣￣￣￣ｶﾞﾀ

フレンダ「とーう！！　危なく生きたまま丸焼きにされるとこだったわけよ？」ﾄﾋﾞﾀﾞｼ

17600「」ｲｷﾃﾀ!

538 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13115
おい、生きてた！生きてたぞ！！

539 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka18165
すっげえ！これがレベル５の力か！

540 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13587
えんだあああああああああああああああああああああああああああ

541 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka16112
いやああああああああああああああああああああああああああああ

542 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka12245
>>540-541
お前らの中の良さに嫉妬ｗｗｗ

543 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka11773
マジックすげえな、人体蘇生もできんのかよ

544 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19296
アンチスキルに「人が殺されて今生き返りました」って連絡したら「ハァ？」って返された俺に一言

むぎのん「これにてむぎのんのスーパーマジックショー、終演です」ﾊﾞｲﾊﾞｲ

フレンダ「また見に来てほしいわけよ」ﾊﾞｲﾊﾞｲ

パチパチパチパチパチパチ……

――――――――

17600「～～～～っ、すごかったです！！！！！！！！」

青ピ「あははは、気に入ったみたいやね」

17600「はい、特に最後のマジックは素晴らしいの一言でした、とミサカはあのマジシャンを賞賛します」

青ピ「あれはハラハラドキドキして面白かったなあ」

――――――――

19296『スネークと青髪ピアスは公園に移動』

19296『クレープの移動販売車を発見、購入する模様』

19296『スネークはクレープ屋の列に並び、青髪ピアスはベンチへ』

19296『丁度いいので花を摘みに行ってきます、とミサカは遠まわしにトイレ休憩を宣言します』

――misaka19296さんがログアウトしました。

青ピ「ミサカちゃんは、可愛くてほんとええこやなぁ」

？？「そうでしょうそうでしょう、とミサカは同意します」

青ピ「うぇ！？　ミサカちゃ、あれ？」

19296「どうも初めまして、ミサカはミサカ19296号です、とミサカは自己紹介します」

青ピ「は、初めまして、青髪ピアスです」

19296「鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていますが、どうかしましたか？」

青ピ「ミサカちゃんてほんま何人姉妹なんかなぁって」

19296「ミサカには二万とんで二人の姉妹がいます」

青ピ「いやいや、冗談やなくて……え？　もしかしてほんまに？」

19296「はい、ミサカは嘘など吐きません、とミサカはミサカが正直者であることをアピールします」

青ピ「二万……それは……いやさすがに、でも……うーん」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

19296「？」

青ピ「まぁ、人それぞれ家庭の事情は異なるやろうし」ｳﾝ

青ピ「それでミサカちゃんも鬼ごっこに参加してるん？」

19296「鬼ごっこ……ですか？」

青ピ「あー、ちょっと皮肉すぎたね、ごめんごめん」ｱﾊﾊ

19296「ああ、そういう意味ですか。確かに追われるのは気分がいいものではありませんね、
　　とミサカは自分の行動の落ち度に気付き反省します」

青ピ「僕はいいんやけどね、女の子に追いかけられるなんて男の夢やん？」

19296「ミサカは女ですので男性の気持ちは図りかねます」

青ピ「ミサカ――17600号ちゃんは、あまり追いかけられるのは好きじゃないみたいやったから」

19296「17600号を主体で考えるのですか……」

青ピ「仮にも僕の方から誘ったわけやし、17600号ちゃんには楽しんで欲しいからね」ﾆﾔ

19296「……もし」

青ピ「ん？」

19296「もしもの話です」

19296「ミサカがあなたを好きだと言ったらどうしますか？」

青ピ「えっと、それは」

19296「もしも！　です！」

青ピ「…………謝る、かな」ｳｰﾝ

19296「それは、なぜですか？」

青ピ「ボクぁ落下型ヒロインのみならず、義姉義妹義母義娘双子未亡人先輩後輩同級生女教師幼なじみお嬢様金髪黒髪茶髪銀髪ロングヘアセミロングショートヘアボブ縦ロールストレートツインテールポニーテールお下げ三つ編み二つ縛りウェーブくせっ毛アホ毛セーラーブレザー体操服柔道着弓道着保母さん看護婦さんメイドさん婦警さん巫女さんシスターさん軍人さん秘書さんロリショタツンデレチアガールスチュワーデスウェイトレス白ゴス黒ゴスチャイナドレス病弱アルビノ電波系妄想癖二重人格女王様お姫様ニーソックスガーターベルト男装の麗人メガネ目隠し眼帯包帯スクール水着ワンピース水着ビキニ水着スリングショット水着バカ水着人外幽霊獣耳娘まであらゆる女性を迎え入れる包容力を持ってるんよ」

19296「は、はい……」ﾎﾟｶｰﾝ

青ピ「でもな、迎え入れられるんは“一人まで”なんよ。
　　今僕は、一人の女の子のことが好きで好きでたまらん、その子以外のことは見えへん。
　　だから、もしも君に好きて言うてもろても謝ることぐらいしかできへんのや」

19296「……そう、ですか」

青ピ「ごめんな」

19296「なぜ、謝るのでしょうか？とミサカはあなたの突然の謝罪に疑問を覚えます」

19296「ミサカは、もしもの、話をした、だけで、あなたのことを……好き、と言ったわけでは」

青ピ「そやったな……、意味もなく謝ってしもたお詫びってわけやないけど」

19296「……なんでしょか？」

青ピ「ミサカちゃんたちがどうして自分たちのことを見分けられるのか不思議がってたから、
　　どうやって見分けてるんか教えたろと思て」

――――――――

17600「お待たせしました。苺とチョコとどちらがいいですか？とミサカは尋ねます」

青ピ「お帰り、僕はどっちでもいいけど、せっかくやから苺を貰おかな」

17600「どうぞ、とミサカは青ピの選択に安堵し苺を差し出します」

青ピ「ふむふむ、ミサカちゃんはチョコのほうが好きなんやね」

――misaka19296さんがログインしました。

573 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19296
お前らに残念なお知らせ
腹の調子が悪いので俺離脱

574 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka14903
ど、どういうことだってばよ！？

575 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13272
>>573が見えない

576 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10457
敵前逃亡は重大な軍紀違反だぞ！！

577 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19296
ぶっちゃけ飽きたんだよ
ホテル街向かったから引き継ぎ勝手にどうぞ

――misaka19296さんがログアウトしました。

578 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka12957
ホテル街、だと！？

579 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
汚名挽回！俺の出番だぜ！

580 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka18032
>>579
待ってましたー！スネーク代理！

581 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka15193
>>579
ダメなフラグびんびんだけど、とりあえず行ってこい

青ピ「今日一日たくさん遊んだなぁ、ずいぶんと日も暮れてきたし」

17600「どれもこれも初めての経験でとても楽しかったです、とミサカは大満足だったと答えます」

青ピ「僕も楽しかったわー、けどそろそろ帰らんと。
　　常盤台の門限ってそろそろやったよね？　最後に行きたいとこあんねやけど」

17600「どこでしょうか？」

青ピ「ここからちょっと歩いたとこにある丘なんやけど」

17600「丘、ですか」

青ピ「それなりに見晴らしのいいとこなんよ」

――――――――

青ピ「さて、到着っと」

17600「絶景……と言うほどではありませんね、とミサカは正直な感想を述べます」

青ピ「学園都市は人工建造物ばっかりやからなぁ、でもちょっとだけ待ってな」

17600「？」

青ピ「５……、４……、３……、２……、１……、０！」





17600「なんと！！」

青ピ「びっくりした？　学園都市の夜間照明を点ける時間を少しだけずらして、
　　一分間だけゲコ太が浮かび上がるんよ」

17600「……ぁ、他の照明で潰れて見えなくなってしまいました」

青ピ「一分経ったんやね、じゃあこれで僕のエスコートはほんまにおしまいや」

17600「こんなに楽しい日は生まれて初めてでした」

青ピ「そんな大袈裟やわぁ」

17600「大袈裟なんかではありません。最高の一日でした、ありがとうございます」

青ピ「僕の方こそ、急に誘ったのに付き合うてくれてありがとう」

17600「……」

青ピ「……」

17600「ミサカの名前、でしたよね」

青ピ「うん、そういう約束やったね」

17600「ミサカの名前は、御坂……」

17600（蛇子……、そう答えてさよならするだけ）

17600（ミサカはデートに興味があっただけ）

17600（とても楽しいものだと、ミサカは理解しました）

17600（それでおしまい、もう青ピと会うこともな）ﾁｸﾘ

青ピ「……」

17600「ミサカ……」

17600「ミサカは検体番号17600号、名前はありません、とミサカは嘘偽りない回答をします」

青ピ「へー、そうなんや。教えてくれてありがとうな」

17600「……」

青ピ「？」

17600「えっと……それだけですか？」

青ピ「それだけ、とは？」

17600「いや、だって‘名前がない’なんておかしいでしょう！？
　　どこの夏目漱石ですか、とミサカはあまりに反応の薄い青ピに狼狽します」

青ピ「嘘ちゃうんやろ？　ないもんはないで仕方ないやん」

17600「」ｱｾﾞﾝ

青ピ「ボクぁ落下型ヒロインのみならず、義姉義妹義母義娘双子未亡人先輩後輩同級生女教師幼なじみお嬢様金髪黒髪茶髪銀髪ロングヘアセミロングショートヘアボブ縦ロールストレートツインテールポニーテールお下げ三つ編み二つ縛りウェーブくせっ毛アホ毛セーラーブレザー体操服柔道着弓道着保母さん看護婦さんメイドさん婦警さん巫女さんシスターさん軍人さん秘書さんロリショタツンデレチアガールスチュワーデスウェイトレス白ゴス黒ゴスチャイナドレス病弱アルビノ電波系妄想癖二重人格女王様お姫様ニーソックスガーターベルト男装の麗人メガネ目隠し眼帯包帯スクール水着ワンピース水着ビキニ水着スリングショット水着バカ水着人外幽霊獣耳娘‘クローン娘’まであらゆる女性を迎え入れる包容力を持ってるんよ」

青ピ「君が僕好みのデートに誘いたくなるような可愛い女の子なことには変わりあらへん」

17600「……ミサカのことが好きなのですか？」

青ピ「世界中の誰よりも好きや」

17600「ミサカには同じ顔と体型の姉妹が9969人います。それでも」

青ピ「例え二万人、二十万おったかて僕が好きなミサカちゃんは君や。
　　世界中で誰一人見分けつかんくても僕は見つけたる」

17600「……ミサカが青ピのことを好きじゃなかったとしてもですか？」

青ピ「片想いやとしても嫌いになんかなれへん。
　　さっき変なこと言うてしもたし、僕嫌われてしもたかな？」

17600「……っ！」

17600「一目惚れだばかやろうっ！！」ｳﾜｰﾝ

17600「えっぐえっぐ……」ｸｽﾝ

青ピ「ちょっとは落ちついたかな？」

17600「……はい、胸を貸してくれてありがとうございました」

青ピ「こんくらいお安いご用や」

17600「その……、青ピは慌てたりしないしないのですか？」

青ピ「そりゃあ、そういうこともあるよ？」

17600「今日一日ずっと冷静な様子でしたので」

青ピ「んー、そうでもないんやけど」

青ピ「女の子の前やし見栄も張りたくなるってことで」

17600「むむ、納得いきませんがもうミサカは帰らねばなりません」

17600「また会ってくれますよね？」

青ピ「彼女の頼みとあらばいつであろうとどこへなりとも」

17600「か、彼女ですか！？」

青ピ「え、違うん？　互いに好きやって言うて両想いやしそうやと思たんやけど」

17600「ち、ちが、違いません！　ミサカは青ピの彼女です！とミサカはここに宣言します」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

青ピ「あははは、ミサカちゃん漏電しとるよ」

17600「なっ、それは青ピが恥ずかしいことを言わせるから」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

青ピ「がーん、僕の彼女っていうんは恥ずかしいことやったんや、ショックやわー」

17600「ちょっ、どうしてそういうことに！　そういう意味では！」ｱｾｱｾ

青ピ「あはははははは」

――――――――

19296「……ダメでした。とミサカは19696号に報告します」

19696「そっか、ダメだったか」

19296「はい……」

19696「今日はいつもより多めに魚を捕ったんだ、さらに河川敷生活を始めて、初めて肉を買った。
　　一人で食べるにはちょっと量が多すぎるしよかったら夕飯一緒に喰わないか？」

19296「19696号……、ありがとうございます。ごちそうになります」

19296「思えばあれは一目惚れでした」

19296「ミサカは興味本位ぐらいにしか考えてなかったつもりなのですが、
　　なんとなく目が離せなくて、10039号たちが見失った後必死で探して、
　　自分でもよくわからないうちにいろいろと口走っていて」

19696「そうか」

19296「17600号はミサカよりも先に青髪ピアスに会った、それだけのアドバンテージだと」

19296「もし、ミサカが先に出会っていれば、なんて」

19696「ふむ」

19296「でもそんな可能性１％だってなかったんです」

19696「ほう？」

19296「青髪ピアスが教えてくれました。ミサカたちを見分けるコツ」

19696「コツ？」

――――――

青ピ「僕はさっきも言うた通りの女の子が好きで好きで大好きな男や」

青ピ「変な話やけど、僕が見分けられる理由なんてそんだけやねん」

青ピ「好きなもんは間違わん、どんなに似てて原子レベルで同じやったとしても」

青ピ「目が潰れて顔が見えんくなっても、耳が潰れて声が聞こえんくなっても、
　　世界中のどこに隠れてても見つけられる。大好きな人ならなおさらや」

青ピ「大好きなもんてそういうもんやと思うんよ」

青ピ「まぁ、例え話であって好きな人の顔が見れんようになるんは勘弁やけどな」

――――――

19296「だそうです」

19696「なんてアバウトな」

19296「信じられない話ですが、嘘だとも思えませんでした」

19296「加えて、『君は13577号ちゃんにめっちゃ似てたから間違いそうになったんよ、ごめんな』、
　　なんて言われたらもう諦めるしかないじゃないですか、とミサカは19696号に管を巻きます」

19696「そうかそうか、辛かったな」ﾖｼﾖｼ

19296「子ども扱いしないでください～、とミサカはミサカは～」ｳｴｰﾝ

19696「要するに、ミサカをミサカとして見てくれて誰とも間違わない、
　　自分じゃない誰かを探せと、そういうことか」

19296「そんな人いるんでしょうか、とミサカはミサカは19696号に尋ねてみたり」

19696「幼児退行したままだぞ……。まぁきっとそのうち見つかるだろう」

19296「本当ですか？」

19696「ミサカたちは若いんだ、生まれてまだ何年も経ってないんだし。
　　とりあえず今夜は飲もう、そうしよう」ｼﾞｭｰｽﾃﾞｽｹﾄﾞﾈ

19296「はい！　飲みましょう！」ﾜｶｲﾃﾞｽｶﾗﾈ

―――
――
―

小萌「上条ちゃーん、今日も補習ですよ～」

上条「ぎゃー！　不幸だー！」

小萌「不幸じゃありません、ただの勉強不足なのです」ｷｯﾊﾟﾘ

上条「ごもっとも……」ｶﾞｸ

上条「ってあれ？　補習って俺だけですか？　青ピは？」

青ピ「僕はちゃんと勉強しとるもん、今までは小萌先生の補習が受けたかっただけやから」ｼﾚｯ

小萌「これからもこの調子ならいいんですけどねー」

土御門「大丈夫だぜぃ小萌先生、今青ピは可愛い彼女にお熱だからにゃー。
　　補習受ける暇があったら彼女と一緒にいたいんだぜい」

青ピ「つっちーがなんでそのことを！？」

上条「そんな馬鹿な！？　嘘だろ、嘘だと言ってくれよ青ピ！」

青ピ「……さって、僕はそろそろ帰らんとー」

土御門「俺も舞夏と約束がー、じゃーなカミやん」

青ピ「小萌先生と仲良くなー」

上条「だー！！　ちくしょー不幸だー！」

――――――――

青ピ「ミサカちゃーん、遅なってしもてごめんなー」

17600「いいえ、今来たところです、とミサカは一度言ってみたかった台詞を言えて満足です」

青ピ「今日はどこいこかー」

17600「青ピと一緒ならどこでも構いません、とミサカはゲームセンターと言うところに行ってみたいという気持ちを抑えて一度言ってみたかった台詞を言います」

青ピ「じゃあゲームセンターでも行こか」

17600「ミサカの行きたい場所が分かるとは、さすがですね」

青ピ「ミサカちゃんのことなら大体わかるよー、なんといっても彼女さんやからね」

17600「か、彼女……」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

青ピ「あぁ、そや。ミサカちゃんて名前ないんやんな？」

17600「はい、ミサカにあるのは献体番号だけです」

青ピ「なら僕が名前付けてええかな？」

17600「構いませんが、名前によります、とミサカは変な名前は嫌ですと答えます」

青ピ「うん、そこは本人が気に入った名前の方がええからね。
　　で、名前なんやけどこんなんどうかな――」



ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの？」　　　END

舞台裏１：美琴さんのその後

美琴「あいつったら人がトイレ行って戻ってくる間くらいじっとしてらんないのかしら」ﾏｯﾀｸ

？？「お、ね、え、さ……」ｼｭﾝ

美琴「ん？」ﾌﾘﾑｷ

？？「まﾞあﾞあﾞあﾞぁぁぁ！！」

美琴「きゃあああああああ！！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

――――――――

美琴「テレポートで迫ってくるのやめなさいって言ってるでしょ、黒子」

黒子「お、お姉様の姿が見えたのでつい……」ﾌﾟｽﾌﾟｽ

黒子「ところで……お姉様、お一人ですの？」

美琴「んー、まぁ今は見ての通りだけど？」

黒子「“今は”ということは先ほどまではどなたかとご一緒だった、ということでしょうか？」

美琴「えっ。それは」ｷﾞｸ

黒子「例えば、青い髪の殿方とか。例えば、双子のお姉様とか」

美琴（青い髪っていうのは……あいつのクラスメイトだとして）ｱｾｱｾ

美琴（他は妹達のことでしょうね、ほぼ間違いなく）

美琴（どうしようかしら……難しい話だし説明するのも）

美琴（っていうか、青髪！　あいつ追いかけてたのすっかり忘れてたわ！）

美琴（よし、誤魔化そう。いろいろめんどくさいし）

美琴「どっちも身に覚えないけど？　っていうか双子の私って何よ、私一人っ子よ？」

黒子「そ、それは存じておりますが、確かにこの目で」

美琴「あんた夢でも見てたんじゃない？　白昼夢、でいでゅいって奴よ」

黒子「でいでゅい？」

ｹﾞｺｹﾞｺ♪ｹﾞｺｹﾞｺ♪

美琴「あら、携帯？　(ﾋﾟｯ)　もしもし？」

上条『すまん、御坂。ちょっと諸事情で外に出ちまって』

美琴「諸事情って？　あんたまさか、また面倒事に巻き込まれたんじゃ」

禁書『とうまー、わたしの話はまだ終わってないんだよ！』ｶﾞﾌﾞ

美琴「」

上条『ぎゃー、痛い痛い、インデックスちょっとタンマ！』

美琴「あーそう、そういうこと、私よりそっちを優先したわけね」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

上条『え？　ちょ、待てなんか勘違いしてな』

美琴「うっさい馬鹿！」ﾋﾟｯ

黒子「また上条さんですの？」

美琴「知らないわよあんなウニ頭のこと」ﾌﾝ!

美琴「ねぇ黒子、あんた風紀委員の仕事は？」

黒子「お姉様に会いたくて大急ぎで終わらせてきましたの」ﾌﾝｽ

美琴「じゃあ付き合いなさいよ、ジュリアンで特大パフェでも食べたい気分なの」

黒子「喜んで！！」ﾃﾞｽﾉ

舞台裏２：上条さんとインデックスのその後

上条「御坂の奴、怒ってたなー。置いてきちまったし当然かぁ」

禁書「うﾞー」ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ

上条「あのー、インデックスさん？　そろそろ解放してもらいたいんですが」ｲﾀｲ

禁書「とーまは女の子の気持ちが全く分かってないんだよ」ﾍﾟｯﾍﾟｯ

上条「何だよ突然」ﾋﾘﾋﾘ

禁書「突然ってほどでもないかも、今のことにしてもそうだし、さっきも」

上条「さっき？」

禁書「わたしがくーるびゅーてぃーを短髪と間違えちゃった時なんだよ」

禁書「間違えたわたしも悪いけど、フォローするわけでもなく
　　まるで鬼の首を捕ったかのようにはしゃぐとーまはかなりかっこ悪かったかも」

上条「うﾞ、確かにそれは」

禁書「それにわたしの完全記憶能力っていうのは、記憶したものを忘れない能力なんだよ」

禁書「人間って言うのは髪の長さや服も見る度に違うから
　　同じ人間であっても別人に見えちゃうんだよ」

禁書「だからよく似た双子を見分けるなんて言うのには適さないんだよ」

上条「」

禁書「それから」

上条「あ、あの、インデックスさん」

禁書「なあに、とーま。まだわたしの話は終わってないんだよ」

上条「いやぁ、そう言えばお腹空いてないかなーって、お昼食べる前にはぐれちゃっただろ？」

禁書「はっ！　そうだったんだよ！　お腹空いたんだよとーま！！！」

上条「バイキングの店が近くにあるから夕飯も込みでそこに行かないか？」

禁書「！！　バイキングってどれだけ食べてもいいんだよね！　今すぐ行くんだよ！」

上条（よし、話題逸らし成功、と……）

上条（しかし外食となると、今月またピンチですよ～）ﾌｺｳﾀﾞ

舞台裏３：むぎのんの人体切断マジックの仕掛け
　 ＿＿＿＿
　[＿＿＿＿]　長方形な箱があります

　□　□　□　□　四つに切り分けます

　□
　　□
　　　□
　　　　□　ずらしてみましょう

　一番上の箱を横から見てみると・・・
　　＿＿＿
　｜フダ｜
　｜レン｜
　　￣￣￣
　顔の部分にも蓋をされた後、こんな風に移動してたんですね

舞台裏４：ミサカ10039号のその後

606 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
見つからねえ・・・スネークはどこ行ったんだ？

607 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka16981
やっぱり代理には無理だったんだよ

608 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19506
っていうか、学園都市にホテル街があったことに驚きだわ

609 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
あれ・・・なんでこんなところに

610 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10590
>>609
なんだ？何を見つけた？

611 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
セロリ・・・

612 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka12825
ホテル街にセロリだと！？

613 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
ホテルにセロリと聞いて飛んできました

614 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10457
>>613
お呼びじゃねェンだよォ！！

615 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka14510
なんで俺の一方通行がそんなとこにいんだよ！もっと詳しく！！

616 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
詳しくって言うか、
セロリ・・・と上位個体があｂｂｂｂｂｂ

617 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka12378
え？えっ？あｂｂｂｂｂ

618 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
未成年者略取ｋｔｋｒｂｂｂｂｂｂｂｂｂ

619 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka14510
おいどういうことだあｂｂｂｂｂｂｂｂｂｂｂｂ

620 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
だーれもしらない、知られちゃいけないー♪
ってミサカはミサカは管理者権限で情報規制してみたり

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