ほむ「ひ、一目惚れしましたっ。つつつ付き合ってください!」
まど「ふぇっ」
ほむ「あ、あわわ、忘れてくださいっ」ダット
まど「あっ、待って……名前も聞いてないのに」
まど「ど、どうしよう……初めて告白されちゃった」
元スレ
ほむら「一目惚れしました。付き合ってください」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1308179038/
さや「どしたのまどか?」
まど「うわあ、ビックリした。おはようさやかちゃん」
さや「今誰かと話してなかった?」
まど「そ、そんな事ないよっ!」
さや「そう? まあいいや、学校急ごう」
まど(嘘ついちゃった……なんで?)
先生「転校生を紹介します」
先生「それじゃあ自己紹介行ってみよう」
ほむ「あ、暁美ほむらです……ど、どうかよろしくお願いします」
まど「あっ」
まど(あの子……転校生だったんだ、暁美、ほむらちゃん)
さや「まどか?」
まど「な、なんでもないよ」
ほむ「あ、あの私……」
まど「みんなごめんね、暁美さん保健室行かないといけないの」
ほむ「ありがとう」
まど「あの……暁美さん、今朝のことなんだけど」
ほむ「あぅ……覚えていたんですね……」
まど「あんな衝撃的なこと簡単には忘れられないよ」
まど「一目惚れって……私たち女の子同士なのに」
まど「こんなの絶対おかしいよ」
ほむ「っ!」
ほむ「おかしくないですっ! 人を好きになるのに性別なんて関係ないです!」
まど「私にはよくわかんないよ……」
ほむ「ほむぅ」
まど「でも、わからないからって何でも否定するのはよくないよね」
まど「まずはお友達になろう? ほむらちゃんって呼んでもいいかな?」
まど「私のことはまどかって呼んでね」
ほむ「ま、ままま……鹿目さん、あの私あまり名前で呼んだこと無くて……」
まど「じゃあチョットずつ、ね。」
ほむ「う、うん」
まど(素直でかわいい……っていうのかな)
数日後
さや「親睦会でも開こうか」
ほむ「そんな、私のために勿体無いです」
まど「じゃあこう考えたらどうかな」
まど「私たちがほむらちゃんと仲良くなりたいからするんだよ」
ほむ「鹿目さんが私と仲良く……?」
さや「いや、あたしもいるんだけど」
ほむ「ありがとう、嬉しいな///」
まど「ウェヒヒ」
さや「じゃあさじゃあさ、マミさんも呼ぼうよ」
ほむ「誰?」
まど「私たちの先輩だよ、巴マミさん」
ほむ「巴さん……」
マミ「転校生の親睦会? いいわね」
さや「マミさーん」
まど「どこでしよっか?」
マミ「それだったら、私の家はどうかしら、ねえ鹿目さん」
ほむ「巴さんの家? 鹿目さんの家がいいな、なんて……」
さや「多数決で決めようか」
ほむ(私の親睦会……?)
マミ「マミン」
さや「マミン」
ほむ「まどん」
まど「どっちでもいい」
ほむ「あ……」
さや「マミさん家で決定だね」
ほむ「鹿目さんー……」
マミ「ケーキの準備しなくちゃ、どこかで時間潰してて頂戴」
さや「あたしも手伝いますよマミさん」
マミ「ティロ・フィナーレ洋菓子店へ直行よ」
さや「ひょっほーい」
まど「行っちゃったね」
ほむ「あの、鹿目さん、二人っきり……だね」
まど「そ、そうだね」
まど(どうしよう……ほむらちゃんから熱烈な視線を感じるよ)
まど「あっ、そうだ! この辺の案内してあげる」
ほむ「鹿目さんの家に行きたい」
まど「ふぇっ」
ほむ「鹿目さんと一緒にいたい」
まど(いきなりスパートかけてるよ、人を好きになるってそういう事なのかな)
まど(私にはまだよくわからないよ)
ほむ「わぁ、素敵なおウチ」
まど「ありがとうウェヒヒ」
ほむ「パパさんに挨拶しなくちゃ、お邪魔します」
パパ「おや、お友達かい?」
ほむ「あ、暁美ほむらです。これから娘さんのお世話になります」
まど「ん?」
たっ「あーほむほむー」
まど「たつや、ほむらちゃんのこと知ってるの?」
たっ「ほむほむーほむほむー」
ほむ「えっと、公園でたまに見かけたり……」
まど「へーそうなんだ」
まど「たつやはお友達がたくさんいるね」
たっ「ほむほむーまろかすきー」
ほむ「!?」
ほむ「た、たっくん、ダメ……」
たっ「ほむまろはせいぎー」
まど「えっ」
たっ「まろほむはしんじつー」
ほむ「ほむぅ」
まど「えーと、その……ごめんねたつやが変なこと憶えちゃって」
ほむ「ううん、変なことじゃない、私が鹿目さんの事好きなのは本当だから」
まど「あー……」
まど「あ、電話だ……準備できたみたい」
ほむ「巴さんの家」
マミ「いらっしゃい鹿目さん暁美さん、さあ入って入って」
ほむ「お邪魔します」
マミ「はい鹿目さん、このケーキ好きでしょう?」
まど「わあ、ありがとうマミさん」
ほむ「そして繰り広げられるガールズトーク」
マミ「円環の理セットよ」
さや「5個入りなのにすっごく安いんだよね」
マミ「円環の理セットは円換お断りなのよ、ユーロしか受け付けないわ」
まど「ユーロ!? いったいどうして」
さや「なぜなら」
マミ「その方がカッコイイからよ」
ほむ「……一つ余っちゃいますけど」
マミ「だったら鹿目さんどうぞ」
ほむ「私の……親睦会……?」
マミ「そうだわ、暁美さんは好きな人とかいるのかしら」
ほむ「はい、います。とっても、とっても大好きな人が」
マミ「そう、真っ直ぐね暁美さん、応援したくなっちゃうわ」
さや「好きな人かー」
まど「さやかちゃん?」
さや「禁断の愛……かあ」
まど「……」ドキッ
まど「おはよーさやかちゃん」
さや「まどかは今日も可愛いなあ」
まど「///」カァ
さや「まどかはあたしの嫁になるのだー」
まど「ウェヒヒ」
ほむ「ほむほむほむ」
まど「ほむらちゃんおはよ」
ほむ「か、鹿目さんはわわ私の嫁になる……のだ///」
さや「まどかはモテモテだね」
あん「よお、さやか。何してんだ?」
さや「杏子こそこんなとこで何してんのさ」
まど「誰? さやかちゃん」
さや「ああ、佐倉杏子っていう子でね、ゲーセンで知り合ったんだ」
あん「食うかい?」
まど「ふぇっ、ありがとう」
あん「ほら、あんたも」
ほむ「ありがとう。ほむ……贈り物、か」
まど「そっか、ゲームセンターで……」
さや「まあ友達っていうよりはね」
あん「ん、ああそうだな、ケンカ友達みたいなもんかな」
まど(違う……あんこちゃんがさやかちゃん見る目は)
まど(友達なんかじゃなくて、もっとこう―――)
まど(なんだろう……胸がざわつく)
ほむ「プレゼント……プレゼント……」
あん「んじゃな、さやか」
さや「またね」
まど「いい子だね、あんこちゃん」
さや「まあ悪い子ではないかな」
まど「ねえほむらちゃんも、あれいない」
さや「どこ行ったんだ?」
まど「恋愛って何なんだろう……」
まど「ほむらちゃんはどこか行っちゃうし、さやかちゃんもマミさんのところ」
まど「はぁ……」
ほむ「か、鹿目さんっ!」
まど「あ、ほむらちゃんどこに行ってたの?」
ほむ「あのあの、これ受け取ってくださいっ」
まど「わぁ、綺麗なお花! ありがとう」
ほむ「ほむっほむっ」ダット
さや「あれ、まどかその花どうしたの?」
まど「あ、うんさっきほむらちゃんに貰ったんだ、すぐどこか行っちゃったけど」
さや「ふーん……そっか、なるほどね……」
まど「さやかちゃん?」
さや「いやいや、気にしないで」
さや「転校生はあたしが探してくるよ」
あん「よお、さやかと一緒にいた、確かまどかって言ったっけ?」
まど「あんこちゃん、どうしたの?」
あん「あん? たまたま見かけたから声かけただけ」
まど「そっか、……あんこちゃん聞いていいかな?」
あん「ん? なんだまどか」
まど「あんこちゃんはさやかちゃんのことどう思ってるの?」
あん「どうって、前に言ったとおりその、ケンカ友達だよ」
まど「本当にそう?」
まど「私にはそうは思えないよ」
あん「あ、あたしは……」
あん「あたしの素直な気持ちは……」
あん「……わり、あたし帰るわ」
まど「あんこちゃん……」
まど(私、何であんな事聞いちゃったんだろ)
さや「見つけた、屋上にいたんだね」
ほむ「美樹さん……?」
さや「転校生さ、まどかに贈った花、あれってそういう事でしょ?」
ほむ「っ、どどういうことでしょう」
さや「あなたに見とれています、あなただけを見つめます、あなたしか見えない」
さや「わかり易すぎるよ、花言葉のことしか考えてないから、バランス悪いし」
さや「あたし花言葉とか詳しいんだよね意外すぎて尊敬されたりしてさ」
ほむ「脅迫……ですか?」
さや「へ? なんで」
ほむ「私の気持ちを知って、それでどうするんですか」
さや「勘違いしないでよね」
さや「あたしは転校生の邪魔をしたいわけじゃない」
ほむ「……?」
さや「むしろ逆、応援するよあんたとまどかを」
さや「あたしまどかの親友だからさ、聞きたいこととかあったらなんでも聞いて」
ほむ「いい人、だったんですね」
さや「ちょちょっいったいどういう目で見てきたんだ」
ほむ「ごめんなさい……」
さや「まあいいよ、改めてよろしくね、ほむら」
ほむ「は、はい美樹さん」
…………
ほむ「うん! ありがとう、私鹿目さんにちゃんと言うね」
さや「ふー、あたしってばいいことした」
ほむ「鹿目さん鹿目さん、私鹿目さんが好き、大好き」
ほむ「大好きでもいいんだって、私にはわかるの」
ほむ「だからもう一度伝えるね、鹿目さんが大好きだって」
ほむ「待ってて、鹿目さん!」
ほむ「鹿目さん!」
まど「ほむらちゃん!? どうしたの?」
ほむ「はぁ……ふぅ」
まど「大丈夫? そんなに急いでどうしたの」
ほむ「あの、鹿目さん、私、鹿目さんの事……」
まど「私のことが?」
まど(好き? でも好きってなんなんだろう)
ほむ「大好きなの!」
ほむ「鹿目さんの事をもっと知りたい」
ほむ「鹿目さんのために出来ることをしたい」
ほむ「鹿目さんに私をもっと知ってほしい」
ほむ「鹿目さんに私を好きになってほしい」
まど「ほむらちゃん……」
ほむ「自分の気持を相手に伝えられるってとっても幸せなことだと思うから」
まど「自分の……気持ち?」
ほむ「わ、私は……」
ほむ「私の素直な気持ちは……」
―――あ、あたしは……
まど「っ!?」
―――あたしの素直な気持ちは……
まど(さやかちゃんが好き……?)
ほむ「誰よりも鹿目さんを」
まど「ごめんほむらちゃん、私用事思い出した!」
ほむ「え、鹿目さん!? 待って!」
まど(私もほむらちゃんみたいに素直になる)
まど(さやかちゃん、私さやかちゃんの事が好き)
まど(あんこちゃんに嫉妬して、ほむらちゃんの心を聞いて)
まど(ようやく気づいた、ごめん、ありがとうほむらちゃん)
まど(さやかちゃんに会って私の気持ちを伝えないと)
まど(でも、さやかちゃんどこにいるんだろう)
マミ「あら鹿目さん、そんなに急いでどこいくの?」
まど「マミさん、さやかちゃんがどこにいるか知りませんか?」
マミ「美樹さん? さあ知らないわね、一緒に探してあげましょうか?」
まど「あ……、やっぱりいいです、私が見つけないといけないって」
まど「そう思うから」
マミ「そう、どういう事かわからないけど、いつでも相談してね」
まど「ありがとうマミさん」
マミ「フフッ、鹿目さんのためだもの」
まど「はぁはぁ……いた、学校の屋上」
さや「どしたのまどか?」
まど「あのねさやかちゃん!」
さや「もしかして、恋の相談とか?」
まど「う、うん。そんな感じ」
さや「へぇ、やるじゃん」
まど「?」
まど「えーっと、その、私、さやかちゃんのこと好きだよ」
さや「へ? うん、あたしもまどかのこと好きだよ」
ガタンッ
まど(言葉の魔力に心を持って行かれそう、でも)
まど「違うの」
まど「私の好きと、さやかちゃんの好きは……違うの」
さや「まどか……? それって……」
まど「この好きは友情じゃなくて、恋愛の好き……なの」
まど「おかしいよね、女の子同士なのに……好きだなんて」
さや「……」
まど「でも、抑えられないよ、恋をするって初めて知ったから」
まど「初めての気持ちをさやかちゃんに知って欲しかった」
さや「まどか……」
まど「初恋って……辛いものなんだね」
さや「……」
さや「ごめん」
まど「……」
さや「ごめんまどか」
まど「……う、ん」
まど「そう、だよね……うっ、ぐすっ」
さや「あたし好きな人がいるんだ」
まど「上条君……?」
さや「ううん、違う」
まど「じゃあやっぱり……あんこちゃん?」
さや「へ、杏子? ううん、違うよ。あたしが好きなのは」
さや「マミさん」
まど「マミさん……そっかあ、マミさんか……アハハッ、敵わないなあ……」
まど(マミさん相手に勝てっこないよ、マミさん素敵だもん)
まど(泣きたい……でも涙は見せない、心で泣くの)
さや「なんていうか、ごめんねまどか」
まど(だって私はまださやかちゃんの側にいたいから)
まど「ううん、いいの。さやかちゃん」
まど「これからも私の友達でいてくれる?」
さや「まどかは、それでいいの?」
まど「うん、だって私たち親友じゃない」
完
鹿目さんを追いかけていたら美樹さんといた屋上まで戻っていた
さや『――まどかのこと好きだよ』
ガタンッ
動揺して屋上の扉に身体をぶつけてしまう
ほむ「え? なんで? どうして? どういうこと? 美樹さん?」
私のことを応援してくれるって言ったのに、どうして?
どうして美樹さんが鹿目さんに好きって言ってるの?
そっか、そっかそっかそっかそっかそっかそっかそっかそっかそっかそっか
この裏切り者
屋上を飛び出す
裏切り者には制裁を加えなければならない
私の鹿目さんをたぶらかす虫は駆逐しないと
することが沢山出来た、私は私のやるべき事をしないと
もう少し待っててね鹿目さん
すぐに害虫の汚らわしい毒を抜いてあげるからね
まずは外堀を埋める、目的と手段をシミュレート
どうしてあげようか
エモノの確保、舞台の設計、役者の配置
考えることが多い、骨が折れる
私の恋慕は焔のように燃え上がる、天を貫くほどに
ほむ「鹿目さん……」
鹿目さんが恋しい
美樹さんと二人きりで置いてきたのは失敗だった
気になって仕方がない
ほむ「はぁ……鹿目さん」
マミ「大丈夫! 暁美さん」
ほむ「巴さん……?」
世界が反転していた
ほむ「何、これ?」
マミ「ここは魔女の作った結界の中よ」
ほむ「魔女?」
何を言っているの?
マミ「私ね魔法少女なの、魔女を狩る者」
ほむ「魔法少女?」
マミ「ええ、他にも佐倉杏子っていう子もこの街の魔法少女よ」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
マミ「暁美さん、どうして結界に迷い込んでいたの?」
ほむ「うう、鹿目さん……」
マミ「鹿目さんがどうしたの?」
ほむ「いえ、やっぱり何でもないです」
マミ「鹿目さん、鹿目さん……もしかして」
マミ「暁美さんの好きな人って……」
何? この巴さんの反応……
マミ「そんなわけない……わよね、そうであって欲しいわ」
巴さん、まさか
マミ「女の子同士だものそうそうあるものじゃないわよね」
ああ、やっぱりそうだ
巴さんも鹿目さんの事が好きなんだ
だったら、粛清しないと
私と鹿目さんには邪魔者だから
マミ「え? ちょっと、暁美さんどうしたの!?」
巴さんから逃げるように走り去る
いくつかのプランがある
でも実行する前に鹿目さんの安全を確保しないと
お邪魔虫たちから隔離できる私たちだけのおウチが必要
部屋は借りればいいだけ
でも鹿目さんに勝手されては困る
鹿目はあれでいて結構自由な人だから
錠を用意しないと
半ば監禁状態になるけどいいよね、愛の巣なんだもの
夜
ほむ「もしもし、鹿目さん話したい事があるの」
思ったより工作に時間がかかってしまった
ほむ「鹿目さん急にいなくなっちゃうんだもん」
ほむ「誰にも内緒で、二人きりで、お願い」
部屋は新しく借りた
まだ何も無い部屋だけど鹿目さんとなら愛でいっぱいに埋め尽くされる
だから家具の搬入は少しだけ待ってもらおう
ほむ「鹿目さん……」
まど「ほむらちゃん、どうしたの?」
ほむ「あのね、私ね」
まど「?」
クロロホルムを含ませたハンカチを口に押し付ける
本当にクロロホルムを使うと眠るだけじゃすまないけど気にしない
まど「んん!? ……んぅ」
落ちた?
鹿目さんの胸を揉みしだく、うん反応がないから大丈夫
まど「うーん……」
ほむ「あ、鹿目さん起きた」
ほむ「おはよう、鹿目さん」
まど「ほむらちゃん……おはよう?」
鹿目さんは寝ぼけたようすでぼんやりと私を見つめる
恥ずかしい、顔が赤くなるのがわかる
まど「!! えええ、ここどこ!?」
まど「うう……だんだん思い出してきた」
かわいいなあ鹿目さん、少しだけ潤んだ瞳に吸い込まれそう
まど「ほむらちゃんどうしてあんな事を」
まど「って、私鎖に繋がれてるっ!」
ジャラジャラと鹿目さんの腕には鎖
繋がっている先は部屋の柱
まど「何、なんなの?」
ほむ「鹿目さんは毒を盛られちゃったの」
ほむ「だからその毒が抜けるまで安静にしておかないと」
私で中和してあげないと鹿目さんが大変なことになってしまう
まど「わけがわからないよ」
ほむ「心配しないで、鹿目さんのお世話は私がするから何でも言ってね」
鹿目さんにご奉仕できるなんて幸せすぎてメガネ割れそう
まど「だったら、この鎖を外してよ……」
ほむ「ダメだよ、鎖を外したら鹿目さんこの部屋から出ちゃうでしょ」
まど「……」
ほむ「鹿目さんに付けてあげたその首輪ね」
まど「え、首輪?」
ピンクの地に紫の装飾を施した私特製の首輪
ほむ「この家を出ると爆発しちゃうから」
ほむ「絶対に家から出ないでね」
鹿目さんが青ざめる、ピンクに青で少し私の色に近づいて嬉しい
ほむ「鹿目さん、お腹すいたでしょ?」
ほむ「ごはん作ったから食べて」
まど「食欲ない」
ほむ「大丈夫? 体調悪いの? どこかおかしいところある?」
心配だ、私の鹿目さんにもしものことがあったら私は……
まど「こんなの絶対おかしいよ」
ほむ「え?」
どこにオカシイところがあるんだろう
ほむ「愛しあう二人が一緒に暮らすのは当たり前のことだよ?」
それからしばらく、鹿目さんは口を利いてくれなかった
ほむ「一緒にいるのに寂しいよ、もっとお話しよ?」
ほむ「ねえ鹿目さん、私鹿目さんが大好きだよ」
ほむ「折角一緒に暮らしてるんだからもっと触れ合いたい」
ほむ「い、いちゃいちゃしたいよ」
鹿目さんに近づいて、触れようとする
頭を撫でたり、撫でられたりしちゃって
それでそれでかわいいねほむらちゃんなんて言われちゃったりして
まど「こ、来ないで!」
鹿目さんがすっかり怯えている
どうして?
ほむ「鹿目さん……」
ほむ「もう夜も遅いし、おやすみしよっか……」
倦怠期、かなあ
ちょっと落ち込む
おやすみのキスは出来そうにないよ
無機質な部屋に少しだけど彩りが
小さいけれどタンスを持ってきた
ほむ「鹿目さんのタンスの中身と殆ど同じにしたよ」
ビックリしたかな、喜んでくれると嬉しいな
まど「え……」
嬉しそうな鹿目さんを見ていると私まで楽しい気分になる
ほむ「折角だからお着替えしようよ」
今の鹿目さんに一番似合いそうな服を選ぶ
これがいいかな、浮ついた気分によくあうフリフリの沢山付いたワンピース
色はもちろんピンクで
リボンはお義母様が選んだのがやっぱり一番いい
ほむ「はい、鹿目さんお着替えしよう」
まど「ち、近寄らないでっ」
ほむ「まずは着ている服を脱がないとね、手伝ってあげるね」
鹿目さんの服に手をかける、そこで気づいた
ほむ「しまった、鎖が邪魔で服を脱がせられない」
ということは服を着せられないという意味でもある
ほむ「どうしよう、こんなことなら足を繋いでおけばよかった」
パンツは紐なら問題なく履けるしね、でももう遅い
ほむ「そうだ、ここは私たちの愛の巣だった」
ほむ「愛しあう二人には布の一枚だって邪魔でしかないもの、必要ないよね」
ハサミで服を切り刻む過程の切り口からちらちらと覗く鹿目さんの肌が艶めかしかった
風邪を引くといけないから着れるだけは着せておこう
パンツとスカートしか無理だけど
ほむ「すごい……上半身裸でスカートってえっちだ」
スカートを履いたままでパンツを脱がせたらもっとえっちだと思う
まど「やめて……もうやめてよ……ほむらちゃん」
ほむ「ハァハァ、すごいよ、えっちすぎるよお」
もう我慢出来ない
半裸の二人が身体を密着させる
鹿目さんの私よりも少し大きい乳房が柔らかくて気持ちいい
触れ合った肌が赤みを帯びすっかり火照っている
乳首を擦り合わせるとぷるぷると震え徐々に勃起して行く
鹿目さんの身体も快感には正直でぷっくりとさくらんぼを実らせていた
まど「や、やめてっほむら、ちゃっ」
ピンク色の乳首を摘み上げ優しく擦ると鹿目さんは上気した表情を見せる
まど「ん、んん……ぁ、ハァ……」
口にたっぷりと唾液を溜め乳首に吸いつく
まど「んううぅっ、あっあっあんっダメ、ほむらちゃんやめっ!」
唾液を潤滑油にして滑らかな口内で乳首を扱く
残った方の乳首もコリコリと擦り続ける
まど「んふっ、んんんぁっ、やっややだやだ、こんなのっ」
鹿目さんの甘い声が脳に響き、官能が極まってくる
まど「へんだよっ、こんっなの、あんっひゃっんぅぅ」
スカートの中に手を滑り込ませる
ほむ「パンツ、濡れちゃってるね、脱がないとね」
糸を引かせながらパンツを下ろす
ほむ「かわいい、鹿目さん」
シミの付いた純白のパンツをポケットにしまう
このパンツのように真っ白な鹿目さんをこれから色づけていくと思うと
興奮せざるを得ない
ほむ「鹿目さんのおまんこ、触るね」
乳首に吸いつきながら鹿目さんのおまんこを摩る
まど「ひゃんっ、なにこれ? ほむらちゃん!? あんっ」
蜜の溜まったクレバスを痛くならないように撫で回す
まど「わかんない、よっ……やめ、怖い……」
初めての快感に戸惑う鹿目さんが愛おしい
小指を挿入する、ゆっくりと、怖がらせない様に
まど「ほむらちゃ、ん……ハァ……何か入ってくぅ!」
小指を動かしたまま親指をクリトリスに沿わせる
指を痙攣させてクリトリスを愛撫する
まど「あっああああぁぁっこれ、おっぱいより……すごっんんぅう」
ごぽっ、と音を立てるほどのお汁がおまんこから溢れ出す
ほむ「もっとよくしてあげるね、ぢゅっちゅ……くちゅ」
中指に切り替えて前後にピストンを繰り返す
まど「あっあっあっあっぁっぁっんんんっ!」
クチュクチュといやらしい音が部屋に響く
ほむ「クチュっ……イッちゃうの? 鹿目さんイッちゃう?」
まど「イク? わかんない……あんっわかんないよおっ」
ほむ「れろ……ちゅっちゅぅっ、イッて、鹿目さん! 気持よくなってイクの!」
クリトリスを爪ではじく
まど「イクっんぁっっイクイクイクっイクぅっ!!!」
背筋を逸らしピンと足を伸ばし痙攣させて絶頂を迎えている
一頻り逝ったあとぐったりとする鹿目さん
私で気持よくなってくれたんだね、嬉しい
まど「は……ぁ、ハァ……ん……ぅ」
鹿目さんの蕩けた表情が今まで見たことないくらいえっちでそれだけで満たされる
まど「う……グスっ、ヒドイよ……ほむらちゃん、どうしてこんなこと……」
どうして泣いているの?
ほむ「ごめんね鹿目さん、気持ちよくなりすぎちゃった?」
まど「違うの、そうじゃない……私ほむらちゃんとこんなことしたいわけじゃない」
ほむ「鹿目さん?」
まど「こんなの絶対おかしいよ」
ほむ「っ!」
平手が出ていた
まど「あぐっ!」
ほむ「鹿目さん、おかしいのは鹿目さんの方だよ」
ほむ「こんなに愛し合っているのにどうしてそんな事言うの?」
ほむ「きっと毒が抜けてないせいだね」
赤くなった鹿目さんの頬をそっと撫でる
ほむ「ごめん、痛かったね」
胸に抱き頭を撫でる
まど「うっ……あっ……」
すっかり怯えさせてしまった、反省
あれ以来鹿目さんは従順になった
ほむ「はいごはん食べて」
まど「うん」
我ながら料理はあまり上手くない、それでも鹿目さんは食べてくれる
愛されていると実感する
ほむ「ごちそうさまでした」
鹿目さんの口元に付いたソースを舐めとってからお片づけ
まど「ほむらちゃんがいない……」
まど「逃げ出せない……よね」
まど「半裸だし……」
まど「それにこの首輪もあるし」
まど「ココがどこかもわからないし」
まど「…………」
まど「一人でいるのが怖い……」
ほむ「歯磨き、手伝おうか?」
まど「うん」
鹿目さんの口に指を突っ込んで口元を広げながら磨く
涎が手を伝い、艶めかしいテカリが生まれる
シャカシャカと小気味よい音を立てて綺麗にしていく
ほむ「クチュクチュぺッして、おしまい」
歯磨きが終わったら最後にキスをする
綺麗になったあと最初に味わうのは私の味
まど「お腹すいたな……、それにトイレも」
まど「ほむらちゃん、まだかな……」
まど「…………」
まど「……なんで私、ほむらちゃんを待って……?」
まど「すごく、怖いのに……」
ほむ「ただいま、鹿目さん」
まど「あっ……」
トイレに立つことも出来ないので私が用意する
おまるに座る鹿目さんは赤ちゃんプレイをしているみたいで興奮する
大きい方は流石に厳しいけどおしっこなら私が飲む
喉を鳴らして飲み下すと普段表情を見せない鹿目さんも少し顔を赤くする
それがとても嬉しくて、もっともっと飲みたくなる
チロチロとくすぐる舌にもっと悶えて
まど「まだかな、ほむらちゃん……」
まど「今の私は……ほむらちゃんがいないと何も……」
まど「ほむらちゃんのことを考えるとなぜか身体が熱くなる……」
まど「ん……んっ……」
まど「うぅ……ごめん、ごめんねさやかちゃん……」
まど「ぐすっ、気持よくて……」シュッシュッ
まど「指が止まらないの……んっ」クチュクチュ
まど「ごめん、グスン……さやかちゃん、すんっすんっ」
お風呂は湯船につかることが出来ないので桶にお湯を汲んでタオルで洗う
洗う前に鹿目さんの全身を舐めてふやかす
おっぱいの下はあせもが出来易いから丹念に舐める
舌を這わせるとくすぐったそうに身体をよじらせる
脇が特に官能的でえっち
少ししょっぱい鹿目さんの味を味蕾が覚えていく
もういつでも一緒だね鹿目さん
準備が出来た
手作りの銃をグッと握りしめる
銃と言っても極めて原始的な作りでパチンコと言った方が正しいほど
火薬に火を付け爆発させるその勢いで鉛玉を飛ばす、それだけ
精度はさほど重要ではない、当てられなければ、当たる距離まで近づけばいい
強度はさほど重要ではない、ただ一発確実に撃ち込めるだけでいい
何度も試し撃ちして人を殺せるまでに調節出来た
あとは害虫を呼び出して駆除するだけ
ほむ「実は、鹿目さんの居場所がわかったんです」
さや「ほんと!? よかった、心配だったよ」
さや「それで、まどかはどこにいるの?」
ほむ「はい」
美樹さんに近寄って射程範囲に入る
ほむ「鹿目さんは今」
さや「うん」
ほむ「私の家にいるんです、ずっと」ボンッ
さや「ぐぇ…………」
まど「今日も遅いな……」
まど「ほむらちゃんは怖いけど」
まど「気持ちよくなっちゃうのも本当だし……」
まど「辛い思いをするくらいならいっそ」
まど「受け入れたほうが楽になれるのかも……」
まど「さやかちゃん……」
まど「ほむらちゃん……」
まど「……帰ってきたら、おかえりって言ってみよう」
ほんとにびっくりするほど論外
あっけない終わりだった
ほむ「こんなことならもっと早くやっておけばよかった」
ほむ「あとは適当な物を獲って」
ほむ「写真を撮って」
立ち去るだけ
死体は放置していて構わない
しばらくすると佐倉さんが見つけてくれるから
見つからないうちに鹿目さんの所に帰ろう
遅くなっちゃった、ごめんね鹿目さん
…………
あん「この辺か……おーい、誰だよ、あたしを呼び出したのは」
あん「え?」
あん「さや……か? どういうことだオイ、死んでるじゃねーか」
あん「いったいどうして? やっと友達になれたのに……グスっ」
あん「さやかぁ……うううぅ……これは銃痕? まさか……」
あん「マミ!!!!!!1」
ほむ「ただいま、鹿目さん」
まど「おかえり、ほむらちゃん」
か、鹿目さんが初めておかえりって言ってくれた!
嬉しい!!
ほむ「ただいま!」
安堵した表情を見せる鹿目さん
この変化は私にしか見分けることが出来ないほど些細なものだけど
それでも私と鹿目さんの絆が深まっていると実感する
ほむ「私やったよ!」
ほむ「ちゃんと出来た!」
まど「え……?」
ほむ「退治してきたよ」
まど「たい……じ?」
ほむ「ほら、証拠も持ってきた」
ポケットに詰め込んだ物を乱暴に取り出す
まど「それ……さやかちゃんがマミさんに貰ったハンカチ」
まど「う、うそ……でしょ?」
ほむ「どうしたの鹿目さん?」
まど「そんな……嘘だよ……」
ほむ「信じてくれないの? だったら……」
デジカメの電源を入れて画面を見せる
まど「うわあああああああああああああああああああああああああ
ほむ「はい、あーん」
口元からだらりと垂れ流れる
ほむ「ごめんね、ちょっと大きかったかな」
少し小さくしてあげないと
口に含み噛み砕き、口移ししてあげる
ほむ「ん、んちゅっぢゅる、ぢゅぢゅぅーぷつっ」
鼻を摘んであげないと飲み込んでくれない
まど「けほっ」
今の鹿目さんはまるでお人形さんみたい
元から人形なんかより可愛いけど
figmaとか欲しくなっちゃうくらい可愛いけど
ほむ「フフッ、まどかちゃん……だね」
ほむ「可愛いまどかちゃん……フフフッ」
抱きしめる、ふわふわだなあ
大好き
ほむ「新しい服買ってきたよ」
パンツしか履けないけど
ほむ「じゃーん、ピンクパープルのパンツだよ」
私たちが混ざり合った色をイメージしている
ほむ「フフッ、お揃いなの、ペアルックだね」
ほむ「嬉しいね、まどかちゃん」
ほむ「フフフッ、履かせてあげるね、フフッ」
まどかちゃんと私が同じパンツを履いて向き合っている
恋人同士って感じがよく出てるよね
あん「見つけたぞマミ!!」
マミ「あら、佐倉さん私に何か用かしら?」
あん「あん? そんなもん自分の胸に聞いてみやがれ!」
マミ「……」たゆんっ
あん「てめえええええええ!」
マミ「きゃっ、いきなり何をするの!?」
マミ「あなたと争ってる暇はないのよ」
マミ「人を探しているんだから」
マミ「佐倉さんは美樹さんと鹿目さんがどこにいるか知らない?」
あん「そんなもん自分の……ってもういい!」
マミ「私一人では見つからないわ、協力してくれない?」
あん「どの面下げていいやがる!」
あん「そうやって、甘い言葉でさやかを騙して!」
マミ「あ、危ないわね。あなたがそのつもりなら、私も容赦しないわ」
あん「クソっやっぱつえぇ!」
ほむ「まどかちゃん、一緒に寝ようね」
布団に潜ってイチャイチャ
触れる鎖がちょっぴり冷たい
ほむ「まどかちゃんはあったかい!」
抱き枕みたいにぎゅっと抱きしめる
まど「ぐっ……」
まどかちゃんから漏れた息が私の首筋を撫でる
ほむ「フフッ、くすぐったいよ」
まどかちゃん抱き枕が出たら買います
ほむ「まどかちゃん……あのね……」
ほむ「フフッ……実はね……」
ほむ「私たちの子供が出来たの!」
ほむ「いっぱいえっちしたから赤ちゃん出来ちゃった」
愛の結晶、その最たるものが赤ちゃん
ほむ「ほら、この子……」ボトッ
人形「……」
ほむ「かわいいね、まどかちゃん」
私たちの子供なんだから当たり前だよね
ほむ「これで私たちもやっと家族になれたね」
ほむ「嬉しいな、三人で家族!」
結婚式はいつにしようかな
ほむ「どの国がいいのかな? フィンランド?」
ほむ「二人……ううん、三人で考えようね」
ほむ「フフフッ大好き」
しあわせ
ほむ「巴さんはどうしてまだ生きているのかな」
ほむ「佐倉さんは何をしているの?」
もしかして巴さんに殺されちゃったかな?
ほむ「しょうがないな、私がやらなくちゃ」
まどかちゃんに色目を使う巴さんは死なないといけない
だってまどかちゃんは私だけの恋人だから
誰にも渡さない、邪魔する奴は全部殺す
ほむ「まどかちゃん……見つからないですね」
マミ「ええ……心配だわ」
マミ「手がかりの一つも掴めないなんて……先輩失格ね」
ほむ「そんなことないです……私も全然見つけられなくて」
ほむ「ほんと……どこ行っちゃったんだろう……」
マミ「鹿目さん……美樹さん……どこにいるのかしら……」
どうして巴さんはこんなにも隙だらけなんだろう
私にはわかる
友達がいないから
数少ない友達の事を疑問さえ持たずに信じてしまう
安易な思考だけどそうする事しか出来ない
他人に依存し自己を保つ私たちには絶対的なモノだから
ほむ「ごめんなさい」
一度孤独から堕落した人はとても脆い
あん「マミ!! 今日こそテメエを……」
あん「え?」
あん「どういう事だオイ!」
しまった、佐倉さん生きてたんだね
臨戦態勢の魔法少女と正面きって勝てるわけがない
あん「これはテメエがやったのか」
あん「さやかと同じだ……」
あん「お前がさやかを殺したんだな」
あん「殺してやるよ、覚悟しろ楽に死なせはしない」
槍の一撃
衝撃が体中を劈き四肢がバラバラにされたような感覚が脳を支配する
声が出ない思考も固まらない意識は遠退く一方だ
あん「さやかの痛みをその身に刻め」
あん「楽に死ぬなんてそんなのあたしが許さない」
あん「苦しみの果てに朽ち果てろ」
佐倉さんは去っていった
あん「やった、やったよさやか、仇は討てた」
あん「待たせちまったな、一人は寂しいだろ? あたしもすぐに逝ってやるよ」
苦しい、苦しいことも紛れてしまうくらい次から次へ苦しみがやってくる
関節は非ぬ方向へ折れ曲がり微塵も動かない
肋骨は体内から飛び出し、綻んだ腹中から内臓がはみ出る
体は既に死に体で生きているのはきっと佐倉さんの魔法のせい
視界がうっすらと残っていることがまた恨めしい
自らの死を目の当たりにして正気でいられない
ほむ「死に、たく、ない」
誰か助けて
痛い、苦しい、悔しい、怨めしい、そして狂おしいほどの後悔、懺悔
私、間違えちゃった
どこをどう間違えたのかもわからない所まで来ちゃった
ほむ「あ、ああ……あぅ……」
痛みを感じなくなってきた
ごめん、鹿目さん、私もうダメだ
こんなところで死んでいられないのに
私が死んだら鹿目さんはどうなるの
誰が鹿目さんの世話をするの
鹿目さんを一人にさせちゃうよ
鹿目さんを残して逝きたくない
誰でもいい、誰か助けてよ……
QB「僕の名前はQB、僕と契約して魔法少女になってよ」
何?
QB「代わりに何でも一つ願いを叶えてあげるよ」
願い、何でも?
QB「さあ、君の願いを言うんだ」
ほむ「私の、願いは……」
QB「エントロピー」
……
…………
ほむ「一目惚れしました。付き合ってください」
鹿目さんとの出会いをやり直したい
鹿目さんを愛する私じゃなくて
鹿目さんに愛される私になるまで
何度でも
何度でも
何度でも
フフッまどかちゃん
完
194 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/16 19:02:02.72 Sl2CUlOZ0 104/108乙乙
救いが全くなかった
こんなのってないよ。あんまりだよ・・・
195 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/16 19:02:19.88 JctLPfbz0 105/108乙ー
ほのぼのだとおもったのに
197 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/16 19:10:03.49 jPpwkMn50 106/108乙
まさかこんな展開になるとは思ってもみなかった
監禁とすれ違いをテーマにしてみました
前の世界ではまどかは餓死マミさんは復活した後に
ほむほむとあんこの死体を見て魔女化してしまいます
何かあったらどうぞ、無い? ハハッ
199 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/16 19:12:16.52 tT/Bnngu0 108/108乙
ループする前から振り切れてるほむほむって新鮮だし面白かった
おい。