1 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 05:23:40.47 1VDbOQs6i 1/17

QB「そうだよ、僕と契約して魔法少女になってよ!」

蔵馬「(…魔界の生き物ではなさそうだな、合成獣の一種か。敵意はなさそうだ)」

QB「君からは無限の可能性を感じられるんだ。君は強力な魔法少女になれる素質があるよ!」

蔵馬「(人間が作ったのか、見た目から察するに子供受けするように作られている…?作った奴の目的は子供の誘拐か何かか?)」

QB「君、聞いているのかい?」

蔵馬「(そう言えば子供の行方不明の記事をたまに見かけるな…)」

QB「ねぇ…」

元スレ
蔵馬「魔法少女?」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1308083020/

9 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 07:24:10.56 yhv/1IMmi 2/17

ID変わった>>1の続き

QB「!!」

蔵馬「(この気配は…)」

QB「魔女だ!近くに魔女がいるよ!」

蔵馬「(地縛霊か…この世に未練があって怨念と化している…放って置くと人間に危害を与えるかもしれないな…)」

QB「君の命が危ない!僕と契約して魔法少女になって魔女を倒そう!」

蔵馬「(青い髪の少女の霊…仕方ない、彼女の為にも成仏してもらおう。)」

QB「さあ、早く!」

蔵馬「薔薇鞭棘!」

QB「!?」



10 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 07:24:59.23 yhv/1IMmi 3/17


蔵馬「(…怨みのエネルギーとは恐ろしい物だな…)」

蔵馬「(この合成獣、地縛霊に気付いてた割には対戦のポーズすら取らなかったな…戦闘向きではなさそうだ…)」

QB「き、君はもしかしてもう僕との契約を終わらせてるのかい?」

蔵馬「(単語のボキャブラリーが少ないようだな、決められた言葉がインプットされているのか…合成獣自体に害はなさそうだが…)」

QB「ね、ねえ、君は僕の話を聞いているのかい?」

QB「君の力は強大な物だよ!僕が見た魔法少女の中でも格段に強い!君のソウルジェムを見せてくれないかい?」

蔵馬「(…これといった武器もなさそうだな……帰るか。存在は覚えておこう)」

QB「ちょ、ちょっと、君!!」

11 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 07:38:49.58 yhv/1IMmi 4/17


翌日

蔵馬 「(また児童行方不明の記事だ…そういえばいつも少女ばかりだな…

そう言えば昨日の合成獣、少女がどうとか………

深く考えすぎか…)」

蔵馬「母さん、行ってきます」

志織「行ってらっしゃい」



QB「僕と契約して魔法少女になってよ!」

蔵馬「(あ、あれは昨日の…やはり少女に声をかけている…)」

QB「君の願い事はなんでも叶えてあげるよ!」

少女「なんでも…?」

QB「うん!だから、僕と契約して魔法少女になってよ!」

蔵馬「(様子を見るか…)」

14 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 07:46:11.73 yhv/1IMmi 5/17

少女「おっぱいが大きくなりたい!」

QB「本当にそれでいいのかい?」

少女「うん!」

QB「はい!」ボヨーン

少女「すごーい!おっぱいが大きくなった!!」

QB「契約は成立だね!魔法少女になってよ!」

少女「うわっ!」

蔵馬「(あれは…!?)」

15 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 07:50:24.15 yhv/1IMmi 6/17

少女「すごーい!これがまほうしょうじょ?」

QB「そうだよ!これから君は魔女と戦ってもらうよ!」

少女「まじょー?」

蔵馬「(…あの合成獣、昨日の地縛霊の事を魔女と呼んでいたな…まさか…)」

QB「そうだよ!さっそく魔女を探しに行ってみよう!」

少女「まじょー!」

18 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 08:02:10.63 yhv/1IMmi 7/17



少女「うわっ!やめてよー!痛いよ!やめて!やめてよー!ねこさん助けて!」

QB「逃げてちゃだめだ!戦うんだ!」

蔵馬「(やはり!あの合成獣、少女を怨霊と闘わせている…!!一体何の為に…いや、今はそれよりも彼女を助けなくては!…あっ!!!)」

少女「きゃーっ!!!!」

QB「うーん、やっぱりあてずっぽうじゃダメだったみたいだね。それに比べて昨日の子は凄かったなあ。魔女も増えた事だし、また新しい魔法少女を探さなきゃ」

蔵馬「どういう事か説明してもらおうか」

QB「あ!君は昨日の!」

19 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 08:13:57.69 yhv/1IMmi 8/17

QB「昨日は話の途中だったね!ちょうど君の事を考えてたんだよ!君の力を貸してもらいたいんだ!」

蔵馬「今のはどういう事だ?なぜ少女を怨霊に立ち向かわせた?貴様の雇い主は何を目的としている」

QB「やっと話をしてくれたね!どういう事だい?」

蔵馬「質問に答えろ。とぼけるようならこちらにも考えはある」

QB「とぼけるって、何の話だ…うわっ!」

蔵馬「体が二つに割けん内に早く答えろ」

QB「すごい!これが君の力かい!ますます君に興味が湧いてき……ウッ!」

21 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 08:25:15.70 yhv/1IMmi 9/17

蔵馬「これが最後の質問だ、貴様の飼い主は何を目的としている」

QB「ウウッ…飼い主なんかいないよ、僕らは僕らだよ。意思を持ち、役目の為に働いている」

蔵馬「…もう少し詳しく聞こうか」




蔵馬「…という事は、種の存続のために人間の少女の感情のエネルギーを求め、宇宙から来てその為に少女達を犠牲にしているという事か?」

QB「君は本当にすごいね!抽象的な例え話をしたのによくそこまで分かったね!」

蔵馬「(…にわかには信じられない話だが…さっきごく普通の少女に何か霊力とは違った力を与えたのは確かだ…魔界のそれに近い力のようだったが…)」

53 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 13:50:52.83 yhv/1IMmi 10/17

蔵馬「(…という事は、さっきの少女は死の恐怖をエネルギーに変えさせて無理矢理怨霊にされたのか………なんて奴だ…)」

QB「もういいかい?これで話す事は全部だよ!君には本当に驚いたよ!こんな魔法少女がいるなんて知らなかった!」

蔵馬「…ん?」

QB「でも、君は見たところ成人に近いようだけど、魔女になっていないところを見ると、ストレスの回避が上手いんだね、そして、グリーフシードも沢山集めていそうだね!」

蔵馬「(何かひっかかると思っていたが、この合成獣、俺の事をその魔法少女とやろと思っているのか。魔法……少女…)」

QB「どうしても君のソウルジェムには興味があるなあ!見せてくれないかい?」

蔵馬「やはり貴様は殺すぞ」

QB「え?」

56 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 14:05:50.22 yhv/1IMmi 11/17

蔵馬「…いや、そうだ、いい考えがある」

QB「なんだい?」

蔵馬「要するに、君達は住む場所とエネルギーの確保が出来ればいいわけだろ」

QB「そうだよ!」

蔵馬「君達にとって最適な場所がある、案内しよう」

QB「それは本当かい!分かったよ!」

蔵馬「ただし条件がある、俺はその場を君達に提供する。好きに使ってもらって構わない。その代わり」

QB「その代わり?」

蔵馬「君達の仲間全ての移住が条件だ。1人残らず全ての仲間を連れて来てくれ。俺は学校があるから、放課後までに準備を整えておいてくれ」

QB「そ、そんな、僕達にはその場所がどんなところか確認する権利くらいあるはずだ!」

蔵馬「…俺は嘘はつかない。君達にとって最高の場所だと思うよ」

QB「…」

58 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 14:14:10.16 yhv/1IMmi 12/17

放課後

海藤「南野、おつかれー」

蔵馬「ああ、バイバイ」


QB「やあ」

蔵馬「…本当にそれで全部か?君達はどうも悪知恵が働くようだけど」

QB「これで全部だよ!全員で移動なんて久しぶりだから骨が折れたよ!」

蔵馬「嘘はよくない。君達の事だ、万が一の事は十分考えているだろう。大人しく従わないと今ここで一族を根絶やしにする事も出来る」

QB「わ、分かったよ!本当に君はあなどれないなあ!」



61 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 14:31:32.95 yhv/1IMmi 13/17

QB「本当にこれで全員だよ!」

蔵馬「(一匹でも残っていたら面倒だ…全ての個体の外見が同じところを見ると、おそらく単体で増える生き物のようだからな)」

蔵馬「分かった。もし、俺を騙していたとしたら、その時は地球に君達の居場所は一生ない」

QB「わ、分かったよ!」



魔界

QB「す、すごい!こんなところが地球上に存在するなんて!!ここは僕らの星と等しい、いやそれ以上のエネルギーを持っている!」

蔵馬「気に入って貰えて良かった。終わった星を無理に動かすなんて事は考えない方がいい。ここで暮らせば良い」

QB「分かったよ!」

蔵馬「あっちに行けばもっといい所がある、行くといい」

QB「行ってみるよ!ありがとう、本当にありがとう!」

蔵馬「礼には及ばない」



65 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 15:00:09.52 yhv/1IMmi 14/17

黄泉「…大多数の下等妖怪が移住してきているようだな、何処かの歪みから紛れ込んだか?……あとは懐かしい匂いだ。蔵馬が来ている」

「…雑魚共は鬼畜生共の巣窟に向かってますね」

黄泉「いいように痛め付けられて食われるまでだな。蔵馬の暇潰しか?悪趣味な奴め」


QB「な、なんだここは!魔女達の会合か?!こんな魔力を持ったこんなにたくさ…ウワー!!!!!!!!!」

QB「ーーーー!!!ーーー…!!!!」




蔵馬「種の存続の為に頭を使ったようだが、少しやり方が良くなかったな。彼女達と同じ絶望を、一族が途絶えるまで延々と味わい続ければいい」


END


72 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 15:33:39.27 AABic+hX0 15/17

少年時代の蔵馬って確か同級生の女の子が妖怪に食われそうになってたよね

73 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 15:35:11.08 ibpLwF84i 16/17

魔法少女になると妖狐姿になるとか思ったのに

6 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/06/15 06:58:21.37 YPuuw+Kq0 17/17

蔵馬「俺が? 魔法少女? 女装してか? しないでか?」

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