ワイワイ…ガヤガヤ…
マミ「とりあえず一番大きなアミューズメントパークに来てみたわ」
マミ「すごい人混み…きゃっ」
男A「オウフwww」
マミ「ご、ごめんなさい!怪我はありませんでしたか?」
男A「トゥフフwwwww大丈夫でござるwwwwクッションで助かったでござるwww」
マミ「えっ…」
男A「オホォ!言ってしまったでござるwwwアイヤ失礼www」
マミ「あ…はい…さようなら」
マミ「もう心が折れそう…」
元スレ
マミ「今日こそ一人カラオケに行くわ」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1305040247/
マミ「カラオケカウンターはあそこね…」ドキドキ
マミ「あう…」チラッ
店員「はい、ようこそいらっしゃいませ!どうぞ!」
マミ「ひぃぃぃ!えっとえっと!か…カリャオケ1時間!」
店員「カラオケ一時間ですね。お一人様ですか?」
マミ「えっ、ちっ違います…後で友達が来ます!二人です!」
店員「かしこまりました。ワンドリンクお選びください」
マミ「なっ…何があるですか!?」
店員「コーラと…」
マミ「コーラで!!」
店員「かしこまりました」
店員「それでは、機種の方を…」
√キュイーン!ー
マミ「(きた!ここが重要なのよね!前もって調べておいた甲斐があった!)」
店員「お選びください」
マミ「ジョゥイ・サゥンドゥ」キリッ
店員「はい、あー…申し訳ありませんお客様。JOYSOUNDは今満室でして」
マミ「ダムで」ソクトウ
店員「えっ…あ、はい、かしこまりました!」
店員「それでは、801号室へご案内になります。ごゆっくりどうぞ」
マミ「ハイ…」
マミ「恥ずかしい…あんなにハードルが高かったなんて…」
マミ「っと…ここね。天国の扉(ヘブンズゲート)が開く…!」
ガチャッ
マミ「ブラックライト!」///
マミ「LEDフットライト!」///
マミ「ついに…ついにやってきたわ!一人カラオケ!ひゃっは…」
コンコン
マミ「ハイ!」
店員「失礼します。ワンドリンクお持ちしました!ごゆっくりどうぞ」
マミ「油断ならないわね…カラオケ…」
マミ「んー…えっと…何から歌おうかしら」
マミ「まずは…喉慣らしよね…」
ピッピッピッ
~♪
マミ「んんっ、あーあー」
マミ「きーみぃーがーあーよーおーわぁー」
~♪
トゥルルルルルルルル…デデン!
『84マギカ』
マミ「初めてとしてはまずまず…よね」
マミ「んふふ…ふふふふ…」
マミ「楽しい!一人カラオケすごく楽しい!」
マミ「どんどんいくわよ!」
マミ「オー!」
ピッピッピッ
………
~♪
マミ「咲いて咲いて月にお願い~!」
マミ「ふふふーふふーふーあー…ここまだ歌えないや…」
~♪
トゥルルルルルルルル…デデン!
『64マギカ』
マミ「ま…まあ、うろ覚えなんてこんなものよね!」
マミ「ふぅ…たくさん歌ったなぁ…喉がカラカラ…」
マミ「ごきゅっごきゅっ……ッ!!」
マミ「~~~~~~ッ!!」
マミ「(のっ…喉にしみる!)」
マミ「ごっくん!…けほけほ」
マミ「死ぬかと思ったわ…ふぅ…」
マミ「しかし…もう随分時間立っちゃったんじゃないしら…」チラッ
『ノコリ43フン』
マミ「えっ」
マミ「カラオケ…すごい…」
『みっくみっくにしーてあげるゥウ!』
『 ハイハーイ!』
マミ「すっ…すごい音量!でも何かしらこの熱いビィィト…」
マミ「やっぱり友達ときた方が…」ぐすっ
??『だっ…だから!私はうたわねーぞ!』
??『はーい!ゴーゴー!』
マミ「あっ…あそこにいるのは…!」
マミ「まさか…鹿目さんたちもここへカラオケをしに…!?」
マミ「そんな…マズイ…先輩としての威厳とか…色々マズイわ!」
マミ「ひっ!こっちの方に来た!」
マミ「(ごそごそごそ)」
さやか「大丈夫だって!採点とかは切ってやるからさ~」
杏子「歌わないったら歌わない!」
まどか「……ね、ねぇ、さやかちゃん、そこの部屋の人…」
さやか「なっ…なんだあれ…仮装カラオケ?」
マミ「(こ…この神具(アーティファクト)《鼻メガネ》を装着していれば安心!)」
マミ「………」
マミ「…ふ、ふぅ…なんとか乗り切ったわ…」
マミ「まったく…ヒヤヒヤしたらお手洗いに行きたくなっちゃった…」ガチャッ
杏子「…あ」
マミ「…え」
杏子「あんたは巴マ…」
マミ「閃光御手ッ」ビュンッ!
杏子「むぐぐ…むぐぅー!」
キィー…ガチャン
マミ「ふぅ…ふぅ…」
杏子「んー!んー!んむっ!!」
マミ「あ痛っ!」
杏子「苦しい!」ガウガウ
マミ「ふっ…ふふふ…」
杏子「何がおかしいんだよ…」
マミ「こんな先輩嫌でしょうッッ!?」
杏子「ハァ…?」
マミ「一人でカラオケに来て…鼻メガネなんて着けて…バカみたい!!」
杏子「(めんどくせぇー…)」
マミ「笑なさい…笑えばいいじゃない…アハハハ!」
杏子「理由は知らないが、なんだ一人でカラオケしてるんだ?」
マミ「そ…そんなの…私には友達が…」
杏子「友達?私たちがいるじゃないか」
マミ「え…っ」
杏子「あれ…知り合いと友達って違うんだったか…あれ?」
マミ「佐倉さぁんっ!」
杏子「うわぁぁあ!なんだよはなせって!」
マミ「私と…私と友達でいてくれるのね!」
杏子「友達だからなんだってんだよ!普通だろ!うおーはなせー!」
マミ「うわぁーん!」
杏子「うぐぐ…さやかー!まどかー!」ズルズル
まどか「杏子ちゃん!お手洗いって言って随分遅かったから心配したよー」
さやか「杏子は方向音痴だもんな…って、あれ?マミさん?」
杏子「見てないでこのどうしようもない先輩を剥がしてくれぇ!」
まどか「あはは…杏子ちゃんの歌の練習のつもりだったけど、みんな集まっちゃったね!」
さやか「ほんとだな。よし!今日はカラオケ大会だー!うおー!」
まどか「うん!そうだ…ほむらちゃんも呼んであげよっ!」
杏子「はーなーれーろー!」
マミ「うわぁぁぁん!」
おしまい