女友「はい、お茶」コト
女「ありがと」ズズー
女「で、この連休ど真ん中にわざわざ家まで呼び出すってことは、よっぽど何かあったんだ?」
女友「うん……」
元スレ
女「何する気?」女友「ち、違うの。これは……」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1367855097/
女友「あのさ……女ちゃんって、好きな人とかいる?」
女「えっ? 何急に」
女友「その……いるのかなって」
女「えーとね……あんまり私、そういうの分からないというか、疎いから……」
女友「そうなんだ」
女「女友、もしかして好きな人いるの?」
女友「い、一応ね」
女「そっかぁ。一応私も、気になっている人はいるんだけどね」
女友「えっ……」
女「まぁ気になってるってだけで、好きとかそういうのとは違うかもしれないけど」
女友「だ、誰?」
女「それは……言いたくないな」ズー
女友「あ、お、お茶。淹れてくるよ」
女「どーも」
~台所~
女友「女ちゃん、好きな人いるかもしれないんだ」
女友「私じゃないよね。きっと」
女友「やだな……そんなの」
女友「女ちゃんのこと、好きなのに」
女友「はぁ……」ガサガサ
女友「あれ? ティーパック切れちゃってる」
女友「買い置きあったかなぁ」ガタガタ
女友「この棚に無いかな」ガタガタ
女友「あ、あった!」スポッ
ゴトン!
女友「っと、何か落ちちゃった」
女友「これは……?」
『○○製薬睡眠薬』
女友「……」
女友「睡眠薬ってことは、飲んだら眠っちゃうんだよね」
女友「……」
女友「はい」コト
女「いただきまーす」ズズ
女友「……」
女「……どしたの? 黙りこくっちゃって」
女友「な、何でもないよ」
女「そう……」
~数分後~
女「……」ZZZ
女友「……」
女友「ほ、本当に寝ちゃった」
女友「まさか効いちゃうとは……いや、本物の睡眠薬だから効かないわけないけど……」
女友「ど、どうしよう」
女友「眠らせちゃっただけで、警察沙汰になったりとかしないよね?」オロオロ
女友「でも……」ジッ
女「すー……すー……」
女友「綺麗……///」ゾク
女友「こんなに無防備な女ちゃん初めて」
女友「今だけ、女ちゃんを好きにしていいんだ……」
女友「……」ソー
女友「」ツンッ
女友「さ、触っちゃった! 女ちゃんの唇、触っちゃった!///」キャー
女友「……」パクッ
女友「っ……///」チュッチュッ
女友「これ、間接キスになるんだよね……?///」ポー
女「ぐー……」
女友「全然起きる気配が無い」
女友「……髪の毛、さらさら」
女友「まつげ長いし」
女友「起きそうにないし、ちょっとだけ抱いてみようかな……」ギュッ
女友「すごく可愛いよ、女ちゃん……///」
女友「……女ちゃんの彼女になったら、毎日こんなことできるのかな」
女友「いいな……///」ギューッ
女「うう……ん……」
女友「!?」ドキッ
女「ん……」
女友(お、起きた……!?)
女「ん~……すー……」ZZZ
女友「……抱いちゃうのは、ちょっとやりすぎたね」ドキドキ
女友「……」チラ
女友「女ちゃんのおっぱい……」
女友「ちょ、ちょっとだけなら……」ゴク
女友「」モミ
女友「わ……///」モミ
女「すー……」
女友「お、起きないよね……?」
女友「女ちゃんのおっぱい……これが……///」フニフニ
女友「決して大きくないけど、素晴らしい感触……///」フニフニ
女友「私、もう完全に変態……」
女「すー……」
女友「こ、こんな気持ちにさせる女ちゃんが悪いんだからね。可愛すぎるんだもん……」
女友「……キス、したい……///」
女友「今私がキスしても、起きたら何も分からないし、何も覚えてないんだよね」
女友「いけない事だけど……でも……」ポロポロ
女友「好きなの。女ちゃん。どうしても好きなのっ……」
女友「やだ、もう」グシグシ
女友「……お願い。今だけ、私の恋人でいてね……」
女友「……///」
女「何する気?」
女友「っ!」ドキッ
女「女友?」
女友「ち、違うの。これは……」
女「違うって?」
女友「あ、あのね、あのっ……うう……」ポロポロ
女「な、泣かないでよ、ちょっと」
女友「う、うわああぁんっ」
女「もう。ほら」ギュッ
女友「! お、女ちゃ……!」
女「落ち着くまで、こうしてあげる」ギュー
女友「うっ……うう……ひっく……」グスグス
女「落ち着いた?」
女友「ん……」
女「で、何しようとしたの?」
女友「……私、女ちゃんに謝らなきゃいけないことしちゃったの」
女「例えば?」
女友「女ちゃん。お茶飲んだ後に寝ちゃったでしょ? あのね、私……お茶に睡眠薬入れたの」
女友「半信半疑で入れたら、本当に効いちゃって。女ちゃん寝てるの見て、抑えられなくなって」
女友「お、おっぱい揉んだり、キスしようとしたり……」
女友「私、本当にひどいことを……」シュン
女「……」
女(か、可愛い……///)
女友「ごめんね。本当にごめんね」
女「女友。もしかして、女友の好きな人って?」
女友「うん……お、女ちゃん……です……///」
女「……女友。私も謝らないといけない事があるの」
女友「え?」
女「その……睡眠薬で寝てたの。半分演技なんだ」
女友「」
女「途中でもう起きてたの」
女友「ど、どのあたりから!?」
女「あの……唇を指で触られたあたりから」
女友「け、結構最初のほう……!」
女「何で私が起きなかったか分かる?」
女友「えっ……?」
女「もっと女友に、そういうことされたいって思ったから」
女友「そ、それって」
女「……好きだよ。私も」ニコ
女友「ほ、ほんと!?」
女「本当」
女友「で、でも私、女ちゃんを眠らせていたずらするような子だよ……!?」
女「あのね、キスする前、あんた泣きながら何て言ってた?」
女友「えっと……」
>女友「今私がキスしても、起きたら何も分からないし、何も覚えてないんだよね」
>女友「いけない事だけど……でも……」ポロポロ
>女友「好きなの。女ちゃん。どうしても好きなのっ……」
>女友「やだ、もう」グシグシ
>女友「……お願い。今だけ、私の恋人でいてね……」
女友「あ、あわわ……///」プシュー
女「女友が泣きながら私に告白するのも聞いたんだよ?」ニッ
女「正直寝てる間に、初めてを奪われるようなひどいことでもされるかと思ったら」
女友「そ、そんなことしないよっ!!」
女「だからさ、なんて健気で儚い独白をしてくれるんだと……!」
女友「は、恥ずかしい……///」カァァ
女「可愛すぎるだろーがーもー///」ギュー
女友「……わ、私なんかでいいの?」
女「いいってーの」
女友「女ちゃん……ありがとう……///」ギュッ
女「私からも、ありがと///」
女「ただ」グイッ
女友「え?」ドサッ
女「……私もやられっぱなしは、やだよ」
女友「女ちゃん……///」ドキドキドキ
女「いい……?///」
女友「う、うんっ……///」コクン
…………………………
女友「はっ……あっ……///」ビクッビクッ
女「ふふ、可愛かったよ///」
女友「なかなかイかせてくれないの……いじわる……」
女「女友の泣き顔って、何かそそるものがある」
女友「女ちゃんの変態」
女「お互い様だ」ナデナデ
女友「うー……」
女友「汗すごい……」
女「……」ペロ
女友「ひゃっ///」
女「女友のほっぺた、しょっぱい」
女友「もう。お風呂入ろっか」
女「だな」
~お風呂~
女「ほら、体洗うよ」ゴシゴシ
女友「やっ……あん……///」
女「へっへっへ、奥さんどうなんだい」ゴシゴシ
女友「やめてください電気屋さん! 私には永遠の愛を誓った人が……」
女「あっはは! 何だこの設定!」ゴシゴシ
女友「そ、そっちが始めたくせに!」
女「気持ちいいなぁ……」
女友「ね……」
女「……起きたら全部夢でした、なんてことはねーよなぁ」
女友「本当はまだ睡眠薬が効いてて、全部夢だったりして」
女「おい。そんな怖いこと言うな」ギュッ
女友「冗談だよ。これは夢じゃありません。私と女ちゃんは恋人になりました。これは紛れも無い現実です」ギュッ
女「……なぁ」
女友「なぁに?」
女「……///」チュッ
女友「んっ……///」
女「……確かに、現実だな。夢ならこんなに気持ちよくない。絶対」
女友「そうだね」
女「ずっと、一緒だからな」
女友「うん。ずっと一緒にいようね」
女「じゃもう一回、誓いのキス」
女友「ん……」
女「今度は、女友から」
女友「え?」
女「私からしかキスしてないから。女友からも、して欲しい」
女友「……じゃあ、するよ……?///」
女「……///」
チュッ
Happy End
おもしろい