1 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:11:08 xwpmzIjA 1/74

のび太「・・・・・・」カタカタカタカタ


のび太「くっくっく・・・・」カタカタカタカタ


のび太「っつ! 画像貼ってから立てろよクソが!」カタカタカタカ


のび太「・・・・・もう昼か・・・・・」ドンッ ドンッ

元スレ
のび太(31)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1360149068/


2 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:13:19 xwpmzIjA 2/74

たま子「のびちゃん・・・・ご飯おいとくね・・・・」 カタ


たま子「・・・ハローワーク行かないの?」


のび太「うるさいなぁ・・・・2か月前に行ったじゃないか!」


たま子「結構頻繁にお仕事出てるって聞いたわよ。」

3 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:16:05 xwpmzIjA 3/74

のび太「ハローワークになんて僕に合う仕事なんて無いよ」


たま子「そう・・・・じゃぁ見つかるまでバイトでも・・・」


のび太「うるさいなぁ!!! 僕は今心の病気なんだよ!!
    病人に働けっていうのか!!」


たま子「ご、ごめん・・・・下降りるね・・・お金も置いとくから・・・」


のび太「・・・・・・・」カタカタカタカタ

4 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:18:05 xwpmzIjA 4/74

たま子「う・・・う・・・・」


たま子「あなた・・・・私はどうしたらいいの・・・・」


たま子「もう私のパートの稼ぎだけじゃ・・・・」


たま子「ああ・・・・・どうしたら・・・・」

5 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:19:44 xwpmzIjA 5/74

ピンポーン ピンポーン


たま子「あら、誰かしら・・・・・」


たま子「はーい、今行きますよ!」


ガチャ


たま子「・・・・・・!」

6 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:22:19 xwpmzIjA 6/74

たま子「ど、ドラちゃん・・・・」


ドラえもん「お久しぶりですママ。」


たま子「な・・・な・・・」


ドラえもん「のび太君は?」


たま子「と、とりあえずお上がんなさいな!!」


ドラえもん「懐かしいな! エヘヘ」

7 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:25:30 xwpmzIjA 7/74

たま子「ドラちゃん・・・何年ぶりかしら・・・・」


ドラえもん「のび太君が中学校に行く前に帰ったから・・・・約20年ぶりかな」


ドラえもん「ところでのび太君は? あ、今仕事かな?」


たま子「そ、それが・・・・」

8 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:27:14 xwpmzIjA 8/74

のび太「もう、食器取りに来てよ・・・・」


ドラえもん「あ、のび太君・・・・・・」


のび太「・・・・・ど、ドラえもん!」


ドラえもん「大きくなったねぇ! 」


のび太「・・・・・・・・・」

9 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:30:54 xwpmzIjA 9/74

のび太「・・・・・・何しに来たの?」


ドラえもん「え? いや・・・・ちょっと会いたくなって・・・・」


のび太「へぇ、20年もほっといて急に会いたいとか都合のいいもんだね?」


たま子「ちょ、っちょっとのび太!」

10 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:32:36 xwpmzIjA 10/74

ドラえもん「ほ、本当にあののび太君なのかい?どうしたの・・・」


のび太「さっさとどら焼きでも食ったら帰れよ・・・・」


たま子「のび太・・・・」パシッ


のび太「・・・・・・クソが」テクテク

11 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:37:00 xwpmzIjA 11/74

ドラえもん「のび太君・・・・・どうしちゃったの・・・」


たま子「ごめんねドラちゃん・・・せっかく来てもらったのに」


ドラえもん「のび太君どうしちゃったの?」


たま子「まぁ、いろいろとね・・・・・」


ドラえもん「・・・・・ちょっと色々と町を見てきます・・・・」


たま子「本当にごめんね・・・・」

12 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:40:32 xwpmzIjA 12/74

ドラえもん「へぇ、空き地がオシャレな公園になってるや・・・・」


ドラえもん「懐かしいな・・・・・」


「ちょっと・・・・ちょっと!!」


ドラえもん「はい? どうしました!!」


「やっぱり! ドラちゃんじゃない!!」

13 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:42:37 xwpmzIjA 13/74

ドラえもん「まさか・・・・しずかちゃんかい?」


しずか「そうよ! 何年ぶりかしら!!」


ドラえもん「本当にしずかちゃんだ!! 綺麗になったね!」


しずか「うふふ、ありがと。」

14 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:45:19 xwpmzIjA 14/74

ドラえもん「・・・その小さな女の子は?」


しずか「ああ、私の娘よ! 今年で4歳になるの!」


「こんにちは!! 英香っていいます!!」


ドラえもん「こんにちは! 僕はドラえもんっていいます!」

15 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:48:18 xwpmzIjA 15/74

「いつもパパとママがお話してくれるドラえもん?」


しずか「そうよ! パパもママも沢山一緒に遊んだのよ!」


ドラえもん「旦那さんは?」


しずか「えっとね・・・・出木杉さんと・・・・その・・・・」


ドラえもん「そうだったんだ・・・よかったじゃないか!!」

16 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:51:54 xwpmzIjA 16/74

しずか「ドラちゃんはどうしてまたこの世界に?」


ドラえもん「うん・・・・ちょっとね・・・」


しずか「いつまでここに?」


ドラえもん「まだわからなけど・・・・」


しずか「せっかくだから剛さんやスネ夫さんにも会ってきなさいよ!」


ドラえもん「そうだね! せっかくだから会って行くよ!!」

17 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:54:32 xwpmzIjA 17/74

ドラえもん「えっと、ジャイアンの家は向こうだったな・・・・」テクテク


プップー! プップー!


「おい、ドラえもんじゃないか!!」


ドラえもん「そうだけど・・・・ひょっとして・・・・」

18 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 20:57:32 xwpmzIjA 18/74

スネ夫「俺だよ、スネ夫だよ! 久しぶりじゃないか!!」


ドラえもん「本当にスネ夫君かい? すごくたくましくなったね!
   それにこんな大きなトラックに乗って!」


スネ夫「ああ、ずっと運送屋で働いているんだ!!
    パパとママが離婚してね。まぁ色々あったんだよ。」


ドラえもん「そうだったのかい・・・でも、大人になったね!」


スネ夫「今からどこ行くのさ?」

19 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 21:01:04 xwpmzIjA 19/74

ドラえもん「今さっきしずかちゃんと会ってね、
   ちょうどジャイアンとスネ夫君に会いに行こうと思ってたんだ!」


スネ夫「そうなんだ。ジャイアン今家に居るから会ってきなよ!」


ドラえもん「うん、そうだね!!」


スネ夫「まだこっちには居るんだろ? またゆっくり会おうぜ!!」

20 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 21:04:51 xwpmzIjA 20/74

ドラえもん「しかし・・・スネ夫君変わったなぁ・・・・」テクテク


ドラえもん「確かこの辺にジャイアンの家が・・・・あれ?」


ドラえもん「大きなビルになってるぞ・・・・」


ドラえもん「ジャイアン引っ越したのかな・・・・」

21 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 21:06:46 xwpmzIjA 21/74

ドラえもん「とりあえず、ビルに入ってみるか・・・・」


ウイーン


受付「今日はどのような御用でしょうか?」


ドラえもん「いや・・・・昔ここに住んでた人を探してるんですが・・・」


受付「ここに住んでたのは社長ですが」

22 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 21:09:29 xwpmzIjA 22/74

ドラえもん「そ、そうですか・・・じゃぁいいです・・・・」


ジャイアン「おい、ドラえもんじゃないか!!」


ドラえもん「じゃ、ジャイアン!!」


ジャイアン「久しぶりじゃないかこの野郎!! 何年ぶりだよ!!」

23 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 21:16:31 xwpmzIjA 23/74

ドラえもん「ひょっとして・・・・ひょっとして・・・このビルは・・・」


ジャイアン「ああ、俺の立ちあげた芸能事務所だ! 大手ほどではないけど
    そこそこやってるぜ!!」


ドラえもん「す、すごいじゃないか! 」


ジャイアン「まぁ俺にはもともと歌手の才能はなかったみたいだけど、
    今じゃ才能ある人を発掘するのが仕事ってとこだ」


ドラえもん「さっきスネ夫君やしずかちゃんにも会ってきたよ。」


ジャイアン「そうか・・・・・・」

24 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 21:19:21 xwpmzIjA 24/74

ドラえもん「どうしたの?」


ジャイアン「・・・・・・のび太に会ったよな?」


ドラえもん「うん・・・・」


ジャイアン「そっか・・・・・」


ジャイアン「そうだ! せっかくだからよ! 今日このビルで
    みんなで飯でも食おうぜ!! スネ夫やしずかちゃんたちも呼んで!
    せっかくドラえもんが来たんだ!! パ~っとやろうぜ! な!」


ドラえもん「そうだね。みんなといっぱい話もしたいし!!」

25 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/02/06 21:21:30 xwpmzIjA 25/74

ジャイアン「しずかちゃんやスネ夫には俺が連絡しとくからよ・・・・」


ジャイアン「出来たら出いんだ・・・・・のび太も連れてきてくれないか?」


ドラえもん「あの様子だと・・・・とりあえず、誘ってみるよ!」


ジャイアン「出来たらでいいからよ! じゃぁ晩にここに来てくれ!」

52 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 20:20:51 pwA6UwXU 26/74

野比家

たま子「あ、ドラちゃん! お帰りなさい!」


ドラえもん「久しぶりにみんなに会ってきました」


たま子「そう・・・・」


ドラえもん「のび太君は?」


たま子「さっきね・・・・どこかに出かけたわ・・・・」

53 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 20:23:17 pwA6UwXU 27/74

ドラえもん「そういえば・・・・・その・・・・仏壇・・・・」


たま子「・・・・・・ドラちゃんには、今話しておかなきゃね・・・・」


たま子「のび太は、ドラちゃんが未来に帰ってから・・・・」


たま子「それはもう、人が変わったかのように勉強熱心になってね・・・」


たま子「出木杉君よりも、成績も良くて・・・・ママもびっくりしたわ・・・」

54 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 20:27:20 pwA6UwXU 28/74

ドラえもん「そうだったんだ・・・・・」


たま子「高校を出て・・・・難関大学に無事合格・・・・・」


たま子「パパもママも、みんなでお祝いして・・・・・」


たま子「そうして希望してた、機械産業系の会社に無事就職したの」


たま子「ドラちゃんの影響かしら・・・・ロボットに興味があってね・・・・」


たま子「会社で熱心に研究してたみたい・・・・・」

55 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 20:31:26 pwA6UwXU 29/74

ドラえもん「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


たま子「若くして、その業界では日本・・・いえ、世界でもトップクラスの
     技術を完成させたらしいんだけど・・・・」


たま子「その技術が、逆に目をつけられちゃってね・・・・・」


たま子「会社がその技術や製品を輸出してたんだけど、
     軍事転用が可能な物は今禁止されてるの・・・・」


ドラえもん「そ、それでのび太くんは・・・?」

56 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 20:34:45 pwA6UwXU 30/74

たま子「その不正輸出が表に出てしまって・・・・」


たま子「会社は、従業員が独断で輸出したとの一点張りで・・・」


ドラえもん「そんな・・・・・」


たま子「のび太は逮捕・・・・裁判で実刑・・・」


たま子「去年やっと家に帰ってこれたのよ・・・・」

57 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 20:38:21 pwA6UwXU 31/74

ドラえもん「・・・・・・・」


たま子「パパはのび太が刑務所に入っているときに、
     病気で亡くなったの・・・・・」


ドラえもん「のび太君・・・・・・」


たま子「ドラちゃん・・・・・せっかく来てくれたのにのび太はあんな状態だけど・・・」


たま子「のび太にも理由があるの・・・・」

58 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 20:41:35 pwA6UwXU 32/74

たま子「かといって・・・・・ずっとあんな状態じゃぁ・・・・」


たま子「やっぱりママが駄目なのよね・・・・・」


ガチャン


のび太「・・・・・・・・・」テクテクテク


ガチャン


ドラえもん「・・・・・・・・・・」

59 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 20:43:25 pwA6UwXU 33/74


のび太「・・・・・・・・・・・」カタカタカタ


のび太「・・・・・・・・・・・」カタカタカタ


ドラえもん「のび太君・・・・入るよ・・・・」


のび太「・・・・・・・・ああ」


ドラえもん「・・・・・・・・・・・・」

60 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 20:45:45 pwA6UwXU 34/74

ドラえもん「のび太君・・・・・今それは何をやってるんだい?」


のび太「・・・・・・・・・見りゃわかるだろ?ネットだよ」


ドラえもん「楽しいかい? 毎日やってるそうだけど・・・・・」


のび太「・・・・・・・・うるさいなぁ」


ドラえもん「あのね、今日ジャイアンとスネ夫、それにシズカちゃんに会って来たんだ」


のび太「・・・・・・・・・・・ふ~ん」

61 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 20:50:04 pwA6UwXU 35/74

ドラえもん「・・・・・今日の晩にね・・・・みんなで会おうって・・・・・」


のび太「・・・・・・・・・」


ドラえもん「よかったら、一緒に行かないかい?」


のび太「・・・・・・行かないよ・・・・」


ドラえもん「・・・・・・そうかい。ジャイアンがもしこれたらでいいって・・・・」


のび太「ああ・・・・・・」


ドラえもん「のび太君・・・・・・」

62 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 20:54:08 pwA6UwXU 36/74

剛田ビル


ジャイアン「そっか、やっぱ来ないか・・・・」


スネ夫「まぁいいじゃない! こうやってドラえもんに久しぶりに会えたんだから!」


しずか「本当に久しぶりねぇ!」


ドラえもん「みんな元気そうでなによりだよ!」


ジャイアン「そういや、ドラえもんは酒飲めるんだよな?」


ドラえもん「うん・・・・そうか! 君たちももう飲めるんだよね」


ジャイアン「酒だけは沢山あるからよ! 今日はブッ潰れるまで飲もうぜ!」


スネ夫「調子に乗って歌わないでよ!」


しずか「そうよ! もうこりごりだからね」

63 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 21:00:31 pwA6UwXU 37/74

女の子「おつまみ足りなかったら言ってくださいね!」


ドラえもん「ジャイアンの奥さんかい?」


女の子「ドラえもん忘れちゃったの? 私よ私!」


ドラえもん「ひょっとして・・・・・ジャイ子ちゃんかい! 」


ジャイアン「今じゃうちの一番の売れっ子だからな!ハハハ!」


ドラえもん「本当に綺麗になったね・・・・ビックリしたよ!」


ジャイ子「うふふ、ありがと!」

64 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 21:03:55 pwA6UwXU 38/74

スネ夫「出木杉はまた出張かい?」


しずか「うん、アメリカの方に来月まで行ってるわ!
     娘は実家のお母さんに今日は面倒見てもらってるの」


ジャイアン「ところでスネ夫・・・・・あの話考えてくれたか?」


スネ夫「ああ、一応は・・・・・」

65 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/07 21:07:52 pwA6UwXU 39/74

ジャイアン「一緒にやろうぜ! お前なら絶対俺より才能あるって!」


スネ夫「そう言ってくれると嬉しいよ!
     でも、今の会社も仲間が居るし、会社の信頼もあるからね。」


ジャイアン「すぐにとは言わねぇ! 一緒にやろうぜ!」


ドラえもん「フフフ、僕も一緒にやろうかな!」


ジャイアン「お、ドラえもんもうちに来るか? 結構稼げるかもな!」


スネ夫「そうそう、CMとか結構稼げそうだな!」


一同「ハッハッハ!!」

69 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/08 20:46:45 wP1EQtkc 40/74

ピンポーン

ジャイ子「あら、こんな時間に誰かしら?」


ジャイアン「どうせまたあの芸人が奥さんとけんかして逃げて来たんだろ」


ジャイ子「見てくるわ」


ドラえもん「しかしみんな大きくなったね・・・・」


しずか「その点ドラちゃんは変わらないわね!」


ドラえもん「まぁね! この間もメンテナンスしてもらって絶好調だよ!」


スネ夫「・・・・・・・・・・・・」

70 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/08 20:49:08 wP1EQtkc 41/74

ジャイ子「お、おにいちゃん・・・・」


ジャイアン「どうした?」


しずか「の、のび太さん・・・・!」


のび太「・・・・・・お呼びじゃなかったかな・・・・・」


ジャイアン「そ、そんなことねぇよ!! さぁさぁここに来て飲めよ!!」

71 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/08 20:51:51 wP1EQtkc 42/74

のび太「・・・・・・・・・・・」グビグビ


のび太「・・・・・・・ふぅ、お酒を飲んだのは何年振りだろう・・・・・」


しずか「のび太さんってお酒飲まなかったの?」


のび太「ああ、裁判やら服役やらで飲む機会があまりなくてね・・・・」


のび太「お酒を飲むということすら、忘れていたよ・・・・」


しずか「あっ・・・・・・・・」


ジャイ子「・・・・・・・・・・・」

72 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/08 20:56:29 wP1EQtkc 43/74

スネ夫「そ、そうだ・・・・俺の会社の取引先でさ、精密機械を扱ってるんだけど」


スネ夫「配達先で、すごく田舎の山奥の工場があるんだけど、
     そこの技術者のみんなお前のこと知ってたぜ! 
     流石だな!」


のび太「技術よりも、逮捕されたから有名になったんじゃない?」


スネ夫「・・・・・・・そ、そんなことはないだろ・・・・・」

73 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/08 20:59:32 wP1EQtkc 44/74

のび太「しかし、ジャイアンがこんなに成功するなんて・・・・」


のび太「あの強制コンサートは無駄じゃなかったね・・・・・」


ジャイアン「よせよ、昔の黒歴史は!!」


一同「ハッハッハ! 確かに」


のび太「それに比べ、僕は・・・・僕は・・・・・・」

74 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/08 21:02:48 wP1EQtkc 45/74

スネ夫「・・・・・のび太・・・・自分で自分を責めるのはよせよ・・・・」


のび太「君に僕の何が分かるさ? 何も分からないだろ?」


ジャイアン「のび太! お前・・・・・」


スネ夫「いいよジャイアン・・・・・、確かにお前のことは、全くわからないよ。
     立場、地位・・・・俺とお前は全く違う道を歩いてきたからな」

75 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/08 21:15:44 wP1EQtkc 46/74

スネ夫「でもよ、もうそろそろ自分を取り戻してもいんじゃないか?
     確かに地位は失ったのかもしれない。
     でもよ・・・・・」


のび太「説教なら聞きなくないね・・・・・・やっぱり来るんじゃなかったな・・・」


しずか「のび太さん・・・・・・・」


ドラえもん「帰っちゃった・・・・・・・」

76 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/08 21:17:45 wP1EQtkc 47/74

スネ夫「ごめんねみんな・・・・なんか空気悪くしちゃって・・・・」


ジャイアン「いんだよ、のび太が悪いんだ・・・・」


ジャイアン「あの野郎、今度ギッタンギッタンにしてやるぜ!!」


しずか「あ、そろそろ帰らなきゃ!」


スネ夫「そうだね、もうこんな時間になっちゃったね。」

77 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/08 21:20:16 wP1EQtkc 48/74

ジャイアン「そうだドラえもん、今日は家にでも泊まってけよ!
      のび太がああじゃ、帰りにくいだろ?」


ドラえもん「そうだね、そうさせてもらうよ」


スネ夫「じゃあ、俺も一緒に泊めさせてもらうよ。」


ジャイアン「じゃあ、一番上の部屋が空いてるから好きに使ってくれ」

78 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/08 21:22:38 wP1EQtkc 49/74

客室


スネ夫「ねぇ・・・・・どうしてドラえもん・・・・急にこの時代に帰って来たの?」


ドラえもん「そ、それは・・・・のび太君がちょっと気になって・・・・・」


スネ夫「本当にそれだけ?」


ドラえもん「ほ、本当にそれだけだよ・・・・」


スネ夫「そう、そっか。まぁゆっくりしていってよね。
     いろいろ積もる話は沢山あるんだから!」


ドラえもん「そうだね。みんな本当に大人になって・・・・・」

79 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 19:57:31 xopF8S6M 50/74

翌朝


ジャイアン「おうスネ夫! 朝飯なら用意できてるぞ!!」


スネ夫「ありがとう。ドラえもんは?」


ジャイアン「あれ? 一緒じゃないのか?」


スネ夫「ああ、起きたらもういなかったからてっきり・・・・」


ジャイアン「そうか、早起きしてメス猫でも探しに行ったんだろ! 」


スネ夫「そうだといんだけどね・・・・」

80 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:01:50 xopF8S6M 51/74

ジャイアン「しかしのび太の野郎・・・・・あいついつまであんな調子なんだ?」


スネ夫「さぁ・・・・・まぁ、ああいう天才タイプは一度ああなるとむずかしんじゃないかな・・・」


ジャイアン「しかしよう・・・・おばさんもう歳なのに、無理してスーパーで
       パート頑張ってんだぜ! 見ると辛くてよ・・・・」


スネ夫「のび太・・・・・・・」

81 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:05:51 xopF8S6M 52/74

野比家

たま子「あら、ドラちゃん帰ってたの」


ドラえもん「昨日はジャイアンのところで泊まってたんだ」


たま子「のび太は昨日は帰ってこなかったのよ・・・・」


ドラえもん「そうなんだ・・・・・あのねママ、僕今日未来に帰ろうと思うんだ」


たま子「そ、そんな・・・・せっかく戻って来たんだから、
     ゆっくりしていけばいいのに!」


ドラえもん「でも・・・・・・今ののび太君を見てると・・・・・」


たま子「そう・・・・・・・・・・」

82 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:09:35 xopF8S6M 53/74

町のゲームセンター


のび太「・・・・・・・・・・」ピコピコ ピコピコ


スネ夫「やっぱりここか・・・・・・」


のび太「やぁスネ夫!よくここが分かったね」


スネ夫「この古いシューティングゲームがあるのはここだけだからな」


のび太「なんか用? 昨日の続きなら勘弁してよ」

83 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:11:45 xopF8S6M 54/74

スネ夫「・・・・・・・・久しぶりに勝負しようぜ!」


のび太「いいね・・・・・最近の若い子は相手にならないから退屈してたんだ」


スネ夫「よいしょっと・・・・じゃぁ・・・・」ピコピコ


のび太「手加減はしないよ・・・・」

84 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:13:26 xopF8S6M 55/74

スネ夫「・・・・・・・・・」ピコピコ


のび太「・・・・・・・・・・」ピコピコ


ギャラリー「す、すげぇ・・・・あの二人・・・・レベルが違う…」


スネ夫「くっ・・・・・・」ピコピコ


のび太「・・・・・・・・・・」ピコピコ

85 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:15:24 xopF8S6M 56/74

スネ夫「駄目だぁ!・・・・やっぱのび太にはかなわねぇな!!」


のび太「いや・・・・・久しぶりに手ごたえがあったよ・・・・・」


スネ夫「のび太・・・・・ちょっと公園まで散歩しようぜ・・・・・」


のび太「別にいいけど・・・・・」

86 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:21:07 xopF8S6M 57/74

公園


のび太「なんだい・・・・何か話でもあるんじゃないか?」


スネ夫「・・・・・・・・お前・・・・・本当に今のままでいいのか?」


のび太「今のままって・・・・僕はもう燃え尽きたよ・・・・・」


のび太「僕は・・・・・・夢を追って・・・・結局最後には裏切られ・・・・」


のび太「僕が逮捕されたのは知ってるよな?」


スネ夫「ああ・・・・大体はな・・・・・」

87 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:26:18 xopF8S6M 58/74

のび太「軍事転用可能な機器等を第3国に不正輸出・・・・」


のび太「表向きはそうだったよね・・・・」


のび太「でもね、実際僕が作っていたのは・・・・
      もともとは作業用ロボットだったんだ・・・・」


のび太「人が入れないような場所や、危険が伴う場所・・・
     そんなところで活躍するロボットさ・・・・」


のび太「似たようなロボットはすでにいくつもあったけど・・・・
     僕が作ったのは、自分で言うのもあれだけど
     僕にしか作れない高性能ロボットだったんだ・・・」

88 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:29:24 xopF8S6M 59/74

のび太「しかし・・・・そんなロボットに目を付けた連中がいてね・・・・」


のび太「もともと僕が居た会社はこの国の防衛関係の仕事もしててね・・・」


スネ夫「つまり・・・・この国が・・・・」


のび太「そう・・・戦闘ロボットに転用できないかと会社に依頼があってね・・・」


スネ夫「戦闘ロボット・・・・」

89 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:32:18 xopF8S6M 60/74

のび太「僕の技術を使えば、どの国のロボットよりも優れたものが出来る・・・
     それは、戦闘プログラムを入れれば簡単に兵器に生まれ変わってしまう・・・」


のび太「断ることさえ許されず・・・・しかし、戦闘兵器だけは作りたくなかった・・・・」


のび太「だから、設計データ等全て処分し、会社を後にしようとした」


スネ夫「それで・・・・」


のび太「ああ、後は大体想像できるだろ?」

90 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:34:48 xopF8S6M 61/74

のび太「国が戦闘用ロボットを開発したとが公になれば
     この国でなく、他国からも非難される・・・・」


のび太「消したデータがあだになり、第三国に輸出したと決められて・・・」


のび太「後はもうなるようになるしかなかったよ・・・・」

91 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:37:21 xopF8S6M 62/74

スネ夫「・・・・・・・・・そうだったのか・・・・」


のび太「まぁ、君に話したところで、今更世間に公表したころで
      誰も信じない、証拠もない・・・・」


のび太「データはすべて僕の頭の中だけ・・・・」


スネ夫「・・・・・・・やっと解ったよ・・・・・」


のび太「何が?」

92 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:41:27 xopF8S6M 63/74

スネ夫「お前・・・・ドラえもんを見て何も感じなかったか?」


のび太「いや・・・・・・懐かしさと、合わす顔がなくて・・・・・・・
     本当は会いたくて仕方なかったけど・・・・・・」


スネ夫「動作・・・・・話し方・・・・・何か感じなかったか?」


のび太「・・・・・・・・?」


スネ夫「お前・・・・やっぱり賢くなっても、のび太はのび太だな!」


スネ夫「まるで人間みたいに歳をとったような遅い動き、
     あのおしゃべりなタヌキがあまり喋らなかっただろ?」

93 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:43:02 xopF8S6M 64/74

のび太「そ、そういえば・・・・・歩くのが遅かったような・・・・
     あまり会話も・・・・・」


スネ夫「そうだ! メンテナンスがきちんとできてないんだよ!」


のび太「・・・・・・・・・!?」


スネ夫「そして・・・・・その原因は・・・・・お前だ・・・・・」

94 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:45:48 xopF8S6M 65/74

のび太「僕が・・・・・・?」


スネ夫「お前は将来・・・・順調に行けば、ドラえもん・・・もしくは、
     その起源となるロボットを開発するはずだ・・・・」


スネ夫「でも、お前が今くすぶっている・・・・」


スネ夫「未来では、何かが起きている・・・・」


のび太「ま、まさか・・・・・・」


スネ夫「たぶん、それでこの世界に来たんだと思うぜ・・・・・」

95 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:48:58 xopF8S6M 66/74

のび太「僕が・・・・ドラえもんを・・・・・」


スネ夫「お前がいつまでもくすぶっていたら、ドラえもんが消えてしまうんだぞ!」


のび太「嫌だ・・・・・・僕は・・・・僕は・・・・・」


たま子「ハァ・・・・・ハァ・・・・ここに居たのね・・・・」


スネ夫「お、おばさん?」

96 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:51:17 xopF8S6M 67/74

たま子「ど、ドラちゃんが・・・・・今日帰っちゃうって・・・・・」


のび太「な、なんだって・・・・・」


スネ夫「今はどこに?」


たま子「それが、どら焼きを買いに行ったきり・・・・」


のび太「さ、探さなきゃ・・・・」

97 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:55:57 xopF8S6M 68/74

2時間後


スネ夫「居たか?」


のび太「いや・・・・思い当たる箇所は探したけど・・・・」


ジャイアン「駄目だ、こっちも居なかった・・・・」


しずか「もう帰っちゃったのかしら・・・・」


のび太「そんな・・・・・」

98 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 20:59:00 xopF8S6M 69/74

ジャイアン「馬鹿野郎! 弱音を吐くぐらいなら、行きそうなところを思いだせ!」


のび太「う~ん、後は・・・・・学校の裏山ぐらいだけど・・・・・」


スネ夫「そうだ・・・・・あの学校は少子化でもうないんだったっけ」


しずか「あの森はまだあったはずよ・・・・・」


ジャイアン「よし、とりあえず行ってみようぜ!!」

99 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 21:05:40 xopF8S6M 70/74

裏山の森


のび太「あの大きな木・・・・まだあるかな・・・・・」


ジャイアン「あれ・・・・ドラえもん!!」


ドラえもん「あ、みんな・・・・・よくここが・・・・分かったね・・・・」


ドラえもん「ぼく・・・もう・・・かえ・・・る・・・・・ね・・・・・・」


のび太「ドラえもん・・・・ごめんよ・・・・僕が・・・・僕がふがいないばっかりに・・・」


ドラえもん「のび太君・・・昔みたいに道具に頼らなくなったね・・・・」


のび太「ごめんよ・・・・だから・・・・だから・・・・・・」


ドラえもん「のび太くん・・・・・なんだか・・・・意識が・・・・・・」

100 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 21:10:05 xopF8S6M 71/74

1か月後


スネ夫「どうだった?」


のび太「ああ、来月から是非来てくれって!!」


スネ夫「よかったな! この会社は軍事産業とは無縁の会社だからな!」


のび太「ああ・・・・・小さい会社だけど・・・・やれると思うよ・・・・」


スネ夫「よし、それじゃぁ帰るとするか!」


のび太「ああ、本当にありがとう」

101 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 21:13:27 xopF8S6M 72/74

野比家


たま子「どうだったの?」


のび太「ああ、来月から来てくれって!」


たま子「そう・・・・よかったわね・・・・・」


のび太「ごめんねママ・・・・今まで・・・」


たま子「それは言わない・・・・言わなくていいの・・・・
     ドラちゃんにも言ってきなさい」

のび太「うん・・・・・」

102 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 21:20:41 xopF8S6M 73/74

ドラえもん「・・・・・・・・・・・」カタカタ カタカタ

ドラえもん「フフフ・・・・」


のび太「ドラえもん、やっと再就職が決まったよ!!」


ドラえもん「お帰りのび太君・・・よかったね!」



のび太「うん!・・・・て、またパソコンしてたのかい?」



ドラえもん「えへへ・・・・意外と面白いねこれ!」


のび太「もう、元気になったらずっとしてるんだから・・・・」

103 : 1 ◆HiOVxb5UoA[sa... - 2013/02/09 21:21:21 xopF8S6M 74/74

ドラえもん「この麻呂ってなんで画像求めてくるの?」


のび太「そんなこと知らなくていいの! 全く!」



ドラえもん「フフフ・・・・」カタカタ



のび太(ドラえもん・・・・・君を消させたりなんかしないよ・・・・
     思い出も・・・・・頑張らなくちゃね・・・・・・・・・・・・・・・・・)



ドラえもん「あ~、また規制か~」



のび太「もう、何書き込んでるの!!」





記事をツイートする 記事をはてブする