7 : 3・6で書いてみます[] - 2013/01/24 17:58:16 neIz7Ajk 1/55

「……」スゥ

「…きゃっとふぁいとぉぉー…」バッ

「なんだ?」

「れでぃぃー…」ババッ

「ごおおぉぉぉーーっ!!!!」

「わっ!?」ビク

「…ということで勝負だよ」

「…何のだよ?」

元スレ
幼馴染「キャットファイトォ、レディー・・・ゴオォォッ!!」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1358937186/

8 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/01/24 18:10:58 neIz7Ajk 2/55

「もちろん男のお膝を ふとう に せんきょ するねこちゃんにだよっ!!」

「そこはわたしの指定席だよっ!!」ビシッ

「にゃ~」スリスリ

「…いや、勝手に決めんなよ」

「ぼくの膝はぼくのだし」

「男の部屋でおコタのなかで男のお膝に座る権利は」

「わたしのものだよっ!!」

「にゃー、にゃー」スリスリ

「よしよし♪」ナデナデ

「む~…ぐぬぬ…」

9 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/01/24 18:23:23 neIz7Ajk 3/55

男・猫「♪」

「…我が物顔だね」プクー

「…四歳からのわたしのくつろぎスペースを」

「許せない」ブルブル

「とにかく勝負だよ、ねこちゃんっ!!」

「この男の家のリビングで最も心安らぐ」

「男の膝の上を賭けてねっ!!!」

「」フンス

「…にゃん?」

「…またワケわからんことを…」

「わけわかんなくないもんっ!!」

「すっごい大事なことなのっ!!」

11 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/01/24 20:43:09 neIz7Ajk 4/55

「……」

「…そんなにぼくの膝に座りたいのかい?」

「うんっ!!」コクコク
「」ポンポン

「…なあに?」

「座っていいよ。猫は少し脇に居てもらうから」

「…ありがと」グスッ

「どんだけぼくの膝に座りたいんだよ」クス

「…座るね」

「どうぞ」ニコッ

12 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/01/24 20:55:52 neIz7Ajk 5/55

「」ポンッ

「えへへ~」

「ふふふ~」

「ご機嫌だね、幼」

「久々の男のお膝だもん♪この座り心地…最高だよ」ニコッ

「そいつは良かった」

「このポジションはわたしが小さいときから定位置だからねっ」

「こんなに落ち着くところないよ」

「ふふ、そういや、小さいときから座られてるな」

「…この姿勢、ぼくも落ち着くけどね」ボソッ

「今日はお休みだし、ここに1日いるよ♪」

「…ぼくの移動は?」

13 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/01/24 21:11:51 neIz7Ajk 6/55

「我慢だよ」

「やっと高校入試が終わったから最大限りらっくすするの~」

「男ったら勉強してないときは、ねこちゃんとばっかり遊んで」

「かまってもらえなくて、わたしすっごく寂しかったんだから」

「…集中したかったんだよ。幼と遊び始めると止まんないから」

「でもそのおかげで同じ高校に受かっただろ」

「てか、幼よく受かったよな…」

「能あるタカはつなを隠すんだよ」エッヘン

「普段から頑張れよ。成績あんまし良くないだろ、幼」

14 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/01/24 21:20:56 neIz7Ajk 7/55

「いつも勉強教えてんのぼくだよね。そのために集中して自分の勉強したかったんだよ」

「ぼくだって頭いいわけじゃないのに。入試も幼に教えっぱなしだよ」

「…あとつなじゃなくて爪ね、爪」

「えへへ、ごめんね」

「…でも男にはホント感謝してるからね」

「ありがと」ニコッ

「……」ポッ

「…一人で長い間、勉強してもつまんないからいいよ」

「…えへへ」

15 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2013/01/24 21:33:25 neIz7Ajk 8/55

「まぁ、とにかく春から同じ高校だね…合格おめでと、男」

「…小学校中学校もいっしょだろ…幼もおめでと」

「うん」

「ホント、入試タイヘンだったよね」

「ああ、あんな長い期間、試験準備するの辛いよな。難しいし」

「うん。でも男と同じ学校行きたくてがんばったよ」

「…ほめて?」ニコッ
「…自分のために頑張れよ」クスッ

「幼はよくがんばった。えらいえらい」ナデナデ

「ん~♪」

(…目を細めて気持ちよさそうにする幼、猫みたいだな)

16 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 00:30:43 ej.o068A 9/55

「よしよし」ナデナデ

「えへへ~」

「」スッ

「にゃん♪」ピョン

「あっ、ねこちゃんが男の肩に」

「ふむ、じゃ、猫も…」ナデナデ

「にゃ~」スリスリ

「……」プクー

17 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 00:51:11 ej.o068A 10/55

「…猫は可愛いなぁー」ナデナデ

「にゃにゃ♪」

「……」ジトー

「…幼は顔もしぐさも性格も、めちゃめちゃ可愛いなぁ…」ボソッ

「…愛くるしい」ボソッ

20 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 13:52:43 ej.o068A 11/55

「…まるで猫みたい…」

「にゃ~!!」ダキッ
「!?」

「ねこちゃんばっかりずるいっ!!」

「…幼は膝の上があるだろ」

「男と密着していいのはわたしだけだもんっ!!」ニャー

「男はわたしのだよっ!!」ギュッ

「もうマーキングしちゃうからっ!!わたしのだって!!」ニャー

「んむぅ~」スリスリ

「…なんだこれ…」

「…にゃー?」

21 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 14:00:54 ej.o068A 12/55

「…みたいじゃない。猫そのものだ」

「それだぁ!」

「男は猫好き」

「まぁ、そうだね」

「こうなったらわたしが採るべき方法は一つだね」

「わたし自身が猫になることだよっ!!」ニャー

「……」

「…にゃ」

「これでわたし大勝利だね!!」ニャニャー

22 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 14:18:18 ej.o068A 13/55

「…わけがわかんねー」

「…ていうかぼくずっと、ぎゅっと抱きつかれて、頬ずりされてる…」ボソッ

「/////」

「そうと決まれば、より猫らしさを求めて準備だよっ!!」フンス

「行って来まーす」タタッ

「……」

「…何する気だろ、幼?」

「…にゃん?」

「とりあえずトイレ行くか…」

23 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 14:33:59 ej.o068A 14/55

……

「…幼が外に飛び出して行ったきり戻らない」

「そろそろ1時間かぁ…お昼ご飯の時間だな。お腹すいた」

「…幼、どこ行ったんだろうな?」

「にゃー」

「早く帰ってこいよー。昼飯だぞー」

「……」クンクン

「…あいつがすりすりしたせいでなんか甘い匂いがする」

「しっかりマーキングされてしまった…」

「…まぁこの匂い、落ち着く匂いなんだけどな」ボソッ

「ふふ」

24 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 17:34:27 ej.o068A 15/55

バン

「ただいまー!」

「…おかえり」

「見て見て男っ!!」

「ネコミミとしっぽだよっ!!」

「ああ…」

「これでわたし、猫そのものだねっ」ニコッ

「…どうかな?」

「耳をピコピコ」ニャー

「しっぽふりふり」ニャー

「かわいいでしょ♪」ニャニャー

「/////」コクコク

「ふっふっふ~」

25 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 17:44:30 ej.o068A 16/55

「にゃん」グイ

(…詰め寄ってきた)

「にゃーにゃー」グイッ

(…くっつかれた)

「えへへ~」ダキッ

「みゃ~」スリスリ

(さっきと違って正面からしがみつかれてる)

(ヤバい、なんかヤバい。てか、やわらかい)

「♪」スリスリ

「……」

26 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 17:59:57 ej.o068A 17/55

「フシャー!!」

「…ふふ、くやしいみたいだね、ねこちゃん?」スリスリ

「」ナデナデ

「…わたしはもっと悔しかったんだよ?」

「…わたしにとって一番大切な場所を」

「あなたは奪ったんだよ?」

「フーッフーッ!!」

「…どうしてもここが欲しいのね?」

「絶対に譲れないものがかかっているときは、戦うしかないよね」

「力で奪ってみなさい…」

「おいで、勝負よっ!!!」バッ

「にゃー!!!」バッ
「…なんだこれ?」

28 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 18:11:53 ej.o068A 18/55

「……」ジッ

「……」ジッ

「すごいにらみ合ってる…」

「ふー!」

「シャーッ!」

「ふーふー!!」

「フシャー!!」

「…熱い戦い、ぼくは置いてきぼりだよ…」

「幼…マジで猫なのか…」

「」ジリ

「」ジリ

29 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 18:23:45 ej.o068A 19/55

「…間合いをとってるのかな?」

幼・猫「!」

「空気が張り詰めてる…のか」

「にゃにゃー!!」ババッ

「にゃにゃにゃっ!!」バッバッ

「掛け声での威嚇から妙なポーズの決め合いに」

「可愛い女の子が猫とバトルを繰り広げている…」

「シュール過ぎる光景だ…」

「にゃんにゃーにゃっ!!」サッ

「にゃーにゃっにゃー」ササッ

30 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 18:51:53 ej.o068A 20/55

幼・猫「にゃにゃにゃにゃっ!!!」バッバッ ババッ

「…ふぇ!」ビクン

「…にゃっ!!」ビクビク

「肉体的接触がないのにダメージをうけてる…」

「さすが、男の猫。なかなかやるみたいだね…」

「…攻守共に隙がないよ」

「にゃん、にゃーにゃん」

「…ほめてもらって光栄だよ…ねこちゃんも強いね」

「…会話してる」

「わたしもそろそろ本気を出さないとね…」

「…ちなみにここまでは、30ぱーせんとの力を出して戦ってるよ」

「にゃ~にゃにゃ」

「…ねこちゃんも同じくらいなんだね」

「さすが我がライバルだよ…」グッ

31 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 18:58:11 ej.o068A 21/55

「…お互い、全力に見えたんだが」

「幼は猫がライバルなんだ…」

「まだまだ。ここからが本番だよ!」

「わたしの れべるについてこられるかな?」ニャー

「にゃ~~!!!」

32 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 21:39:08 ej.o068A 22/55

「…遊びはここまでだよ」スッ

「これで決めるからね…」

「…おっ、必殺技かな」

「にゃ…」スウ

「にゃぁぁぁ」

「にゃあっ!!!」

「対する猫も同じような技で対抗か…」

「にゃ…」

「にゃにゃ」

「にゃあっ!!!」

「ぶつかる…」

ドーン

「…決着か」

……

33 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 21:54:55 ej.o068A 23/55

「…憎しみは何も生まないの」

「にゃっにゃ」

「…そう愛がすべてだね…」

「みゃーみゃー」

「うん。あなたの気持ち、わたしにも届いたよ」

「…ナチュラルに猫と会話するなよ」

「ねこちゃんも男が大好きなんだね」
「わたしも大好きなんだぁ」ニコッ

「/////」(告られてるのか…)

「おんなじ、だね」

「…なら、わたしたちきっとわかりあえるよ」

「にゃーん」

「仲良くしようね」ニコ

「にゃ~」

幼・猫「」アクシュ

「…和解したのか」

34 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/25 23:53:28 ej.o068A 24/55

「じゃあ仲良しのしるしにボールと猫じゃらしで遊ぼ?」

「にゃ~」

「まず、ボールいくよー」コロコロ

「にゃん」コロコロ

「そら~」コロコロ

「仲良く遊び始めた」

「…うん、なんとも心癒される光景だね。楽しく遊ぶ猫とネコミミ美少女」

「にゃ~♪」

「にゃにゃ」コロコロ

「ふふ」

「次は猫じゃらしだよー」フリフリ

「にゃんにゃん」ササッ

「ほらほら~、みゃ~」フリフリ

「にゃっ!」ピョン

「…猫が2匹いるみたい」

35 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/26 00:08:57 fMqU79b. 25/55

「楽しいね」ニコッ
「にゃん♪」

「…疲れたし休もうかな」

「やっ」ポン

「にゃ」ポン

「幼が膝に、猫が肩に乗った」

「もう争う必要はないんだよ」

「わたしたちは男のほっとすぺーすを共有します」
「んにゃ」コクッ

「…ケンカしないのはいいんだけど、ぼくの意思は?」

「にゃ♪」スリスリ

「マーキングだね」
「わたしもわたしもっ」スリスリ

「これで男のからだはわたしたちのものだね♪」

「みゃっ」

「…ぼくの体の所有権は?」

36 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/26 00:33:18 fMqU79b. 26/55

「むむむ…」グー

「男、男、わたしお腹がすいたよっ」

「昼ずいぶん過ぎちゃったしな」

「ぼくがなんか作るよ、待ってろ」

「わぁい♪」

「わたし、男のご飯だいすき」ニコニコ

40 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/26 23:31:53 fMqU79b. 27/55

キッチン

「ナポリタンスパゲティ作るぞー」

「うん♪」

「野菜を刻んで」トントン

「……」ソワソワ

「」ウロチョロ

「」ジッ

「わたし、アスパラニガテー」

「…落ち着いて待っててくれ」

「あと、アスパラもちゃんと食べなさい」

「むぅ~…わかった~」プクー

「そんな顔しないの」クスッ

「…子ども…いや、気ままな子猫ちゃんかな」ボソッ ニコッ

「」ソワソワ

41 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/26 23:46:47 fMqU79b. 28/55

「下処理に野菜は茹でてと」グツグツ

「その間にベーコンをフライパンで炒めます…一緒にタマネギも火を通すか」

「」ジュージュー

「いいにお~い」スンスン

「ベーコンって朝ご飯時に匂ってくると、すごいお腹すくよね」

「わかるわかる」ウンウン

「あと、夕飯時のカレーの匂いとかな」

「それはやばいよぉ。自分ちもカレーにしなきゃって思うもん」

「匂い嗅ぐと食べたくなるよな、嗅いだやつがさ」

「そうなんだよ~」

42 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 00:01:14 jqOwmSE. 29/55

「わたし、嗅覚鋭いから、余計食べ物の匂いがつらいんだよ…」

「帰り道のマックが特にたいへんなの。フライドポテトが誘惑するんだもん」

「…幼の嗅覚、猫並みだからな」

「猫以上だよ」エッヘン

「…張り合うなよ、そんなこと」

「…そういや、ウィンナーもあったか。入れようかな」

「わぁい、わぁい、ウィンナー♪」ピョン ピョン

「…このぐらいではしゃぐなよ」クスッ
「無邪気だなぁ、幼は…」

「4歳からまるで変わんないや」ニコッ

「…そこが一緒に居て、ほっとするところなんだけど」

43 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 00:11:19 jqOwmSE. 30/55

……

「できたぞー、食べるよー」

「やったぁ!!」

「…さて、猫にもご飯あげないとね」

「」カチャカチャ

「…おいしいか?」

「にゃ~」パクパク

「そうか、うまいか。それは良かった」ニコッ

男・猫「♪」

「……」プクー

44 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 00:13:10 jqOwmSE. 31/55

「ぼくも食べるか」スワリ

「…昼ずいぶん過ぎたがら、お腹すいたな」

46 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 15:26:59 jqOwmSE. 32/55

「……」

「」チョコン

「さっ、早くたべよ。わたし、お腹すいちゃった」

「…なんでぼくの膝にまた座るんだ?」

「えへへ~、いっしょにご飯食べようと思って」

「…だめ?」ジッ

「…膝の上じゃなくても二人で食べられるよ」

(…幼の上目づかい可愛いな)

「…だめ?」シュン

「…だめじゃないよ」

「えへへ~」

47 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 15:38:27 jqOwmSE. 33/55

「いただきます」

「いただきま~す」

「」モグモグ

「……」

「あ~ん」パク

「…口を開けてどうしたんだよ?」

「あ~んだよー。スパゲティ食べさせて~」ニコッ

「……」

「はーやーく」

「うん…」ヒョイ

「♪」モグモグ

「ん、おいし~」

「ありがと、男」ニコッ

「ふふっ」

48 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 15:50:45 jqOwmSE. 34/55

「男はお料理上手だねぇ」モグモグ

「いつも美味しいのありがとね」
「わたし、ごちそうになってばっかりでなんだか悪いなぁ」

「気にしなくていいよ。好きでやってるだけだし」
「料理楽しいし、役に立つからさ」

(幼に食べさせてあげたくて練習したのはナイショ)

「えへへ」モグモグ

(…こんなにおいしそうに食べてくれるんだもの)

「…そうだ、あのね、男」

「なんだい?」

「いつかわたしも練習して、男にご飯作ってあげるね」
「楽しみにしててね…わたし、がんばるから」

「…うん、楽しみに待ってるよ」ニコッ

49 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 16:03:58 jqOwmSE. 35/55

「男、男、もっと、もっと~」ツンツン

「ほら」ヒョイ

「」パク

「」モグモグ

「…ずっと あ~んで食べさせなきゃいかんのか?」

「もちろんそうだよ」

「わたしは男のペットなんだから当たり前なんだもん」

「ねこちゃんだって食べさせてもらってたもん」

「…いつ人間をやめたんだよ…それになんだよ、ペットって」

「さっき、ネコミミとしっぽをつけてから」

「わたしは、男くんのペットのねこちゃんになりました」

50 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 16:15:06 jqOwmSE. 36/55

「お世話してね、ご主人さまっ」ニコッ

「よろしくにゃん」ウィンク

「……」ポッ

「…というわけで、もっと あ~んしてくださいにゃん」

「あ~ん」ニャー

「…ほら」サッ

「」モグモグ

「ありがとにゃ」

「おれい~」スリスリ

「/////」

「…どうしよう、どきどきする」ボソッ
「……」

「」ニャーニャー

51 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 16:21:17 jqOwmSE. 37/55

「」モグモグ

「…ん」

「口がケチャップで汚れてるな」

「ティッシュ、ティッシュと…」フキフキ

「…きれいになったな」

「口べとべとに汚して、子どもみたいだなぁ、幼は」クスッ

「…むむっ」プクー

52 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 20:19:38 jqOwmSE. 38/55

「ぐぬぬ~」

「むぅ~」ガツガツ

「あれ、急に機嫌が…」

「…幼、幼ー?」

「…なんで怒ってるんだよ」

「…男はいつもそう」

「わたしを妹だとか子どもだとか」

「そういう扱いはヤなのっ!!」

「わたしは年頃のれでぃなんだよっ!!失礼すぎっ!!」

「ごめんね。傷つけちゃったなら謝るよ」ペコッ

「もう許さないよっ、いっつもだもんっ!!」

「ぜったいゆるさないんだからっ!!」プイッ

「……」プクー

「」ガツガツ

「ごちそーさまっ!!」

53 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 20:29:13 jqOwmSE. 39/55


「もう寝るもんっ!!食後のひるねだよっ!!」

「」ゴロン

「…なんかすごい怒らしちゃった」

「…どうしよう」

「にゃー」

「今日は途方に暮れてばかりだな…」

「にゃー」スリスリ

「…励ましてくれてありがとな」ナデナデ

「……」

54 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 23:28:37 jqOwmSE. 40/55


「ZZZ」

「…怒ったままふて寝しちゃった」

「にゃん」

「いつも子ども扱いして、幼を怒らしちゃうんだよな…」

「…ぼくはただ可愛いと思ってるだけなのに…」

「ZZZ」

「…ホント可愛いや」

「こたつに丸まって入ってる幼、猫みたいだな…可愛い」

「寝顔だってすごい無邪気で気持ちよさそうで」

「見てて和むなぁ…」

「…癒される」ニコッ

55 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 23:39:37 jqOwmSE. 41/55


「…幼は小さいころから、なんにも変わってないんだよ」

「でもそれは悪いことじゃないんだ。…少なくともぼくにとっては」

「子どもみたいっていうと、幼は嫌がるけど」

「その子どもみたいな、幼の変わらないところが、ぼくを安心させてくれるんだ」

「いつものぼくの居場所だなって」

「…幼」ナデナデ

「…ん」スヤスヤ

56 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 23:47:06 jqOwmSE. 42/55


「…ふふっ、幼が寝てるときのぼくは、よくしゃべるね」

「…今なら素直になれるかな」ナデナデ

「」モゾモゾ

「幼、寝たまま聞いていてほしい。…まぁ、聞こえないだろうけどさ…」

「いつかちゃんと伝えるために練習させてよ」

57 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/27 23:51:10 jqOwmSE. 43/55


「…じゃ、言うよ」

「……」スウ

「幼ちゃんが大好きです」

「ぼくと付き合ってください」

「……」モゾ

58 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 00:01:24 siZyZ/yM 44/55


「…ぼくが幼ちゃんに、初めて出会ったのは幼稚園でした」

「その頃からずっと、可愛いなって思ってました」

「いつも幼ちゃんはぼくを振り回すけど、それがすごく楽しかった」

「楽しいことして、たくさんふたりで笑ったね」

「幼ちゃんの無邪気な笑顔はいつもぼくを励ましてくれる」

「おかげで受験がんばれたよ、同じ学校楽しみだね」

59 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 00:12:07 siZyZ/yM 45/55

「ずっとずっと、そばにいたいくらい幼ちゃんが大好きです」

「いつまでもいっしょにいようね」ニコッ
「……」

「……」

「寝てる幼に告白してもしょうがないよな…」

「ふふっ」

「もっと勇気があればな……」

「/////」ガタッ

「…!?」

63 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 18:44:30 siZyZ/yM 46/55

「……」カアッ

「…もしかして起きてたのか、幼?」

「……」

「…起きてないよ~」

「…起きてるじゃん」

「…にゃーにゃー」
「いまさら、そんなごまかしかたしてもムダだぞ」

「……」

「…どこから聞いてた?」

「…全部」カアッ

「はぁ…」

「…聞かれちゃったなら仕方ないな」

「今言った通りだよ」
「ぼくは幼が好きなんだ」
「初めて会ったときからずっとね」

「ぼくと付き合ってほしい」

「…ダメかな?」

64 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 18:58:03 siZyZ/yM 47/55


「……」

「」ダキッ

「…幼?」

「…このまんまね、ぎゅうってして…」

「」ギュッ ナデナデ

「えへへ~」

「ダメじゃないよ」ニコッ

「わたしもだいすき♪」

「…てゆーかむしろ…愛してる」

「だから抱きしめちゃう」ギュッ

「ぼくも愛してるよ」ギュッ

「えへへ」スリスリ

「ふふふ」ナデナデ

65 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 19:18:44 siZyZ/yM 48/55


「男あったかい」ピトッ

「幼もあったかいよ」ニコッ

「もう男はわたしのものだよ」スリスリ

「まーきんぐ するまでもなく、ね」スリスリ
「…でもやめないんだ?」ナデナデ

「だってきもちいいんだもん」スリスリ

「…男もなでなでやめないね」

「やめないよ。幼の頭なでてると気持ちいいんだ」ナデナデ

「…いっしょだね」ニコッ

「うん」ニコッ

66 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 20:48:55 siZyZ/yM 49/55


「…夢みたい」

「男と付き合えるなんて」

「こうしてくっついていられるなんて」

「…いつもくっついてるよ。それにいつか必ず付き合いたいって思ってたし」

「…うん。でもなんだかね、ふわふわしてて現実じゃないみたいなの」

「嬉しいけどこわいよぉ」ジワッ

「…じゃあ、ぼくが夢じゃないって証明してあげる」

「目をつぶって…」

「うん…」

67 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 20:58:48 siZyZ/yM 50/55


「」チュッ

「」チュッ

「……」

「…証明できたかな?」ニコッ

「/////」コクッ

(…幼がすごい恥ずかしがってる…)

(いつもの元気な幼も可愛いけど)

(この幼もいいな)

「」ニコッ

68 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 21:01:02 siZyZ/yM 51/55


「/////」モジモジ

「ふふっ」ナデナデ

……


69 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 21:12:19 siZyZ/yM 52/55


……

「ん…」

「…幼をなでなでしながら寝ちゃったのか」

「…照れ屋な幼、可愛かったなぁ」

「付き合いだしたから、幼もこれからデレデレに変わるのかな」

「…楽しみだな」

「…幼は?」キョロキョロ

「…いないな、どこ行ったんだ?」

「だーめーっ!!!」
「…!?」ビクッ

「男の隣で寝るのはわたしなのっ!!」

「ねこちゃんだめーっ!!」

「フシャー!!」

「にゃー!!」

70 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 21:22:40 siZyZ/yM 53/55


「……」

「まぁ、そんなすぐ変わらないよな」

「ありのままの幼がいちばん」ニコッ

「ふー!!」

「いくらねこちゃんでも男と添い寝して、寝顔見る権利は渡さないからっ!!」

「わたしは男のペットで彼女なんだからぁっ!!」

「……」

「というわけで」クルッ

「これからもよろしくね、ご主人さまっ」ニコッ

「ああ、よろしく」ニコッ

(…ずっとこんなかんじでも別にいいかな)

(ぼくらの毎日は楽しく続いてく)

71 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 21:24:57 siZyZ/yM 54/55

「フシャー!!」

「にゃー!!」

「」クスッ

72 : ◆yR5m.gSJc.[] - 2013/01/28 21:25:36 siZyZ/yM 55/55

おしまい

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