1 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 22:35:24.36 Q5/0n5RTP 1/30

ほむら「ほむーん」

ほむら「ハッ!しまった!まどパン茶を極めていたらまた1ループ過ぎてしまった……

    こんなんじゃ駄目だわ……!」







ほむら「暁美ほむらです」





さやか「おっ転校生か!結構美人だな!」

まどか「どこかで会ったことあるような……?」

さやか「何?知り合いなの?」

まどか「いやそういうわけじゃないけどその」





まどか「色々と危険を感じるというか……」





ほむら(ちょっと戸惑うまどかは何度見ても素晴らしいわ)



元スレ
まどか「 大 魔 法 少 女 」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1304775324/

4 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 22:41:20.59 Q5/0n5RTP 2/30

CDショップにて



さやか「あ、このCDすごく良かった!」

まどか「じゃあ私も聞いてみようかなー……あれ?」





QB(助けて……助けてまどか!)





まどか「あれ?誰か呼んでる?」

さやか「えー、私は呼んでないけど」





QB(まどか……いや、ちょやめていだだだだだだだギブギブギブ)





まどか「いややっぱり誰か呼んでる!なんかとっても苦しそう……!」

さやか「エスパー?」





QB(あばばばばばばばば股が裂けるぅぅぅぅぅぅ)



5 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 22:44:56.19 Q5/0n5RTP 3/30

まどか「こっちみたい」

さやか「うわーなにここ……なんか変な感じ……」

まどか「……あ、あれは!」





QB「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁ!マミッマミッギブギブギブゥゥゥゥゥゥ!」





まどか「な、なんか小動物が技をかけられてる!」

さやか「あれはチキンウィングフェイスロックだね」





マミ「私のやり方に口出さないって誓いなさい!!」





QB「でっでぎないてばばばばばばばばばばば!!」





さやか「あ、転校生もいる」

ほむら「私の出る幕が……」



6 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 22:56:23.81 Q5/0n5RTP 4/30

マミ「あら、貴方達は見滝原中学校の生徒ね」

まどか「あ、はいそうです」

マミ「危ないから貴方達は下がってなさい」

さやか「はぁ」





マミ「さぁ!行くわよ!覚悟なさい!」

QB「はぁ、はぁ……やっと解放された……
  お願いだから魔法を使って魔女を倒してよ!」

マミ「今度は体中の関節を逆方向に曲げるわよ、キュウベェ」

QB「ヒィッ」





マミ「私の名前は巴マミ。貴方達と同じ見滝原中学校の生徒よ、そして……」

マミ「キュウベェと契約した魔法少女よ」



11 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 23:04:00.10 Q5/0n5RTP 5/30

まどか「魔法少女……?」

さやか「まあなんか周りに変なのがウロウロしてるし信じざるを得ないけどさ」



さやか「あの人魔法全然使ってないよね?」

まどか「うん、すごく肉体派」







マミ「ハッ!」バギッ

マミ「デヤァ!」ガゴッ

マミ「シャッ!」シュババ





QB「やぁ、まどか。助けてくれてありがとう!」

まどか「あなたもあのやっつけられてる奴らの仲間なの?」

QB「いや、さっきマミが言ったけど僕が彼女と契約して魔法少女になってもらったんだよ」

さやか「ふーん、じゃあ仲間割れ?」

QB「彼女は魔法少女になったのに全然魔法を使ってくれないんだ」

QB「私は肉体言語で魔女を叩きのめすといってね」





マミ「殲滅!」ジュバシュッ



13 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 23:11:13.64 Q5/0n5RTP 6/30

マミ自宅



マミ「さぁどうぞ入って」

さやか「おじゃましまーす」

まどか「わぁ、素敵なお部屋だなぁ」

ほむら「わぁ、まどかの匂いから素敵なにおいが」

マミ「ごめんなさい、ケーキとお茶くらいしか無いけど」

まどか「あ、いえお構い無く。突然押しかけたのはこっちですし」

マミ「紅茶を入れてくるからゆっくりしててね」





さやか「すごくお淑やかで落ち着いた人なのになー」

QB「うん、ボクも最初はとても驚いたよ」

QB「とても物静かそうな子だったからね、契約を持ちかけてみたんだ」

QB「魔法少女にならないかって」

まどか「へぇー」

QB「山奥の山道に一人で佇んでいたからきっと困っているんだと思ったら」

QB「なんと彼女は故意に山にこもって熊狩りをしていたんだ」



14 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 23:17:58.84 Q5/0n5RTP 7/30

QB「ボクがしゃべる終わるなりマミはいきなり関節技をかけてきた」

QB「そしてボクにこう言った」

QB「魔法少女にしろ。ただしお前からの条件は一切飲まない、とね」

さやか「わー超傲慢!」

まどか「そんなの絶対おかしいよ」



QB「痛みで朦朧とする意識の中でボクは思った」

QB「こいつは思考はぶっ飛んでいるが契約したらとてつもない力を発揮する、とね」

QB「だからボクは契約したんだ。彼女の願いを凌駕させた」

まどか「どんな願い事だろう」





QB「肉体言語の化身にしてくれ、だったよ」

さやか「なんでそんな願いを叶えちゃったんだよ……」

QB「だって又がさけてあるはずのない割れ目ができそうだったから」

ほむら「まどかの靴下いい匂い」



16 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 23:22:32.87 Q5/0n5RTP 8/30

QB「まどか、君はボクの助けを呼ぶ声が聞こえたんだね」

まどか「うん、とっても辛そうだったよ」

さやか「肉体言語の化身に頭を翻訳されたらそりゃあね」





マミ「おまたせ。紅茶を入れてきたわ」

まどか「ありがとうございます」

さやか「うーん、いい匂い!」



QB「君からはとてつもない才能を感じるよ、まどか」

マミ(なん……だと……!?)

QB「魔法少女としての才能を」

マミ(そっちか……)





まどか「なんだろう今すごい殺気を感じた」

さやか「シフォンケーキうめー紅茶うめー」モグモグ

ほむら「まどかの革靴の中敷きマジテイスティ」モグモグ



18 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 23:30:37.36 Q5/0n5RTP 9/30

QB「君も願い事をいってごらんよ、まどか」

QB「僕と契約して魔法少女になってよ」

まどか「願い事……かぁ」

さやか「あ、その願い事ってさぁ」

QB「勿論君も魔法少女になれるよ!さやか」

さやか「願い事100個叶えてとかでもいいの?」

QB「ダメ」

まどか「一つだけならじっくり考えないとなー
    それに魔法少女って何をするのかよくわからないし」

QB「君たちには魔法少女になって魔女をやっつけてもらうんだよ」

さやか「魔女?魔法少女となにか違うの?」

QB「まぁ、色々と違うんだよ」

QB「もちろん 魔 法 を 使 っ て 倒してもらう」

まどか「でもマミさんは魔法使ってなかったけど」

QB「あれはな、ちゃうねん」





マミ「わからないことがあったら私に聞いてね。
   きっと力になれると思うわ」

QB「ボクはおすすめしない」

マミ「あ?」

QB「あー!からあげクンのチーズは中毒性があるからおすすめできないなぁ!」



20 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 23:36:26.53 Q5/0n5RTP 10/30

さやか「おじゃましましたー」

まどか「魔法少女……か。願い事を一つだけ……」





ほむら「鹿目まどか」

まどか「あ、ほむらちゃん」

ほむら「貴方は魔法少女になってはいけないわ」

まどか「えっ……どうして?」

ほむら「今は理由は言えないけど……でもあなたが魔法少女になると
    悲しむ人間が必ずいるのよ。お願い。信じて」

まどか「……うん、わかったよ」(なんて真剣な目なんだろう)

ほむら(まどかの角膜に私の像を転写できないかしら)





ほむら「それにしても今回の世界はどうなっているのかしら……?」

ほむら「あの巴マミの異常なまでの肉体的強さ」

ほむら「あのキュウベェですら恐れをなすとは」

ほむら「そんな中でも安定の可愛さのまどかはマジ天使」



21 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 23:44:39.24 Q5/0n5RTP 11/30

まどか「マミさんすごくかっこよかったな……」

まどか「国鉄無煙化貨物最盛期を担ったDD51ぐらいかっこいい」

まどか「ほむらちゃんはああ言ったけど私もまみさんと一緒に戦いたいなぁ」





見滝原中裏山

マミ「痛みを感じない肉体……」

マミ「関節を極め近接戦が専門である私にとってはこれ以上の好都合はないわ」

マミ「訳の分からないパワーを使って得る勝利なんて意味は無いのよ」

QB「なぁ、そろそろそのマスケット銃を鈍器として使うのやめてくれないかいマミ」

マミ「今日は消化器とパイプ椅子、どっちで殴られたいの?」

QB「いや、まあいいんだその銃は頑丈だからね……はは、はぁ……」



22 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 23:52:45.25 Q5/0n5RTP 12/30

まどか「マミさん」

マミ「あら鹿目さん。こんなところで奇遇ね」

まどか「私……マミさんと一緒に戦いたい!」

マミ「!」

まどか「私は誰かを守れる私になりたい!」

まどか「だから私もキュウベェと契約したいと思うんです!」

マミ「鹿目さん……」





マミ「出直しなさい」

まどか「えっ」

マミ「あなた程度の戦力なら今の私には必要ない、いえ逆にマイナスよ」

まどか「そ、そんな……」

マミ「私はね、魔法少女である以前にね」

マミ「覇王なのよ」

マミ「覇王は一人。貴方は邪魔になる」

マミ「私は貴方を傷つけたくない だから」

マミ「魔法少女になるのはやめなさい」

まどか「……」

マミ「それじゃあね、鹿目さん。また一緒にお茶しましょうね」





まどか「マミさん……」

まどか「かっこよすぎるよ……!」

まどか「キハ20の3連結変成のように力強く美しいだなんて」

まどか「私はあなたのあとを追いかけます!」



さやか「どうしたのまどかー……あれなにそれ、プロレス雑誌?」

まどか「私マミさんみたいになりたいんだ、協力してくれるかな?さやかちゃん」

さやか「MAJIDE-」



24 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/07 23:59:37.14 Q5/0n5RTP 13/30

マミ「ティロ・スピニング・トゥ・フィナーレ!」

まどか「決まったァー!マミ先輩の必殺技だぁー!」

さやか「アレは痛いよなー、まどかのですら2日は立てなくなったレベルだし」





マミ「ふぅ、二人とも怪我はない?」

まどか「はい!大丈夫です!」

さやか「あはは……魔女に同情するレベルだよ……」



まどか「……いや、待ってマミさん!後ろ!」

マミ「!!!」



シャルロッテ「あーん」





がぶりんちょ





まどか「あ……!」

さやか「マ、マミ先輩の首が……!」

QB「マミ……とうとう散ったか……」





シャルロッテ「もぐもぐ……!?」

シャルロッテ「ゴバァッ!」





まどかさやか「!?」



25 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 00:05:26.80 doDhqLQKP 14/30

マミ「あの速度で私の首が取れるとでも思った……?」

マミ「残像よ」





まどか「マミさん!」

さやか「いや、いま完全に首ばっくり逝ってたよね」

マミ「噛まれる瞬間に首の関節を自ら外して」

マミ「瞬時に歯の隙間から首を抜くことによって拘束を逃れたのよ」

まどか「これを目にも留まらぬ速さでやってのけたというの!?」

さやか「いや……いまなんか血がドバー出てたと思うんだけどな」

マミ「致命傷は逃れたわ」

QB「もうわけがわからないよ」





マミ「私をここまで追い詰めたことに敬意を表して」

マミ「貴方は関節技で極楽浄土に連れていってあげましょう」



シャルロッテ本体「ヒィッ!」





まどか「ここからがほんとうの地獄……ゴクリ!」

さやか「今のうちに念仏唱えてやろう南無南無」





ほむら「縛りプレイ……毎回のこのプレイッ!たまらないッ!」(ほむっほむっ



38 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 00:55:19.08 doDhqLQKP 15/30

さやか「いやーさすがはマミさん、もう人体とか関係ないレベルでマジカルだわ」

さやか「恭介にもわけてあげたいぐらいのパワーだよ全く……」

さやか「……」





QB「ほんとうにその願いでいいのかい?」

さやか「ああ、後悔はしないよ」

QB「美樹さやか、君の願いはエントロピーを凌駕した!これで君も魔法少女だよ」

さやか「恭介がまたバイオリンを弾いてくれれば……わたしはそれで幸せだから」

さやか「絶対、後悔しない」





ほむら「ほむっ!?どこかで死亡フラグの予感!!」

ほむら「だがここでデジタル一眼から手を話したら女がすたるわ」

ほむら「鉄道ファンを読みあさるまどかマジ天使」(パシャパシャパシャパシャ



40 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 01:08:40.16 doDhqLQKP 16/30

まどか「えぇ!?さやかちゃんキュウベェと契約したの!?」

さやか「へへーん!かっこいいだろ!」

ほむら(ヤッチマッタナ!)

マミ「あなたの武器は剣なのね。私と同じ近接型だわ」

QB(本来は違うけどね)

さやか「よし、がんばって魔女を倒すぞ!」

QB「そうだね!ボクからもぜひお願いするよ!」

マミ「あ?」

QB「マミのじゃまにならない程度にね!」





まどか「マジカルスープレックス!」

さやか「なんの!締めが甘いよ!」

まどか「マジカル腕ひしぎ十字固め!」

さやか「関節外せば抜けられちゃうぞー!」

まどか「マジカルキャラメルクラッチ!」

さやか「それが全力かコラァーーーッ!」

さやか「はははすごいや!痛みなんて完全に消しちゃえるんだ!」

まどか「じゃあもっと練習できるね!」





QB「君たちそろそろ魔法少女って名乗るのやめてくれないかな?」



44 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 01:16:54.10 doDhqLQKP 17/30

杏子「ふーん、なるほどな」

QB「そういうわけで君に頼んだ次第なんだ」

杏子「せっかく契約したのに全く魔法を使わないなんて何を考えてるんだ全く……」

QB「マミにいたってはグリーフシールドを缶切りに使い出す始末だよ」

杏子「魔法を使わなければ穢れは貯まらないからな……勿体無い」

杏子「私は物を無駄にする奴ってのはどうも許せない質だし」

杏子「ぶっつぶしちゃえばいいじゃん」





QB「これで何かの展開があればいいんだが……」

QB「杏子は動きが早い上に槍での攻撃……つまり点だ」

QB「いくら肉体言語の化身と言えど点攻撃の刃物を抑えつけるほどの力はないはずだ」

QB「勝機は……あるっ!」





杏子(魔力を全く使わない……か)

杏子(たしかにそうすればグリーフシールドを集める必要はないな……)

杏子「あ、おっちゃん!コロッケ4つ!ソースかけて!」

ショウ「おうよっ!いつもありがとうな!あとおっちゃんはやめろ!」



46 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 01:22:42.78 doDhqLQKP 18/30

さやか「ふー、今日もいっぱい練習したな!」

まどか「さやかちゃんったら全然効かないから焦っちゃうよ……」

さやか「でも本番では魔女相手にやるんだから人間相手じゃないことにはかわらないよ!」

まどか「うん……!はやくマミさんみたいに関節さえあれば道を切り開けるようになりたいな!」

さやか「練習に付き合ってるせいでこっちも見よう見まねでできるようになってきたよ」





杏子「おい!お前ら!」

さやか「うん?」

まどか「貴女は……?」

杏子「魔法も使わずにグリーフシールドを無駄遣いしてるやつらの仲間だな!?」

さやか「グリーフシールドってなんだっけ?」

まどか「さぁ……マミさんそんなの使ってなかったよね」

杏子「やっぱりお前らも使わないのかよ!」

さやか「だって私基本的にパイプ椅子と栓抜きで戦ってるし」

まどか「私はまだ魔法少女ですらないし」

杏子「 」



53 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 01:35:07.67 doDhqLQKP 19/30

杏子「必要もない奴が魔女を無駄に狩るんじゃねえ!」

まどか「この子は魔法少女、痛みを消せるから関節技は無効……!」

まどか「一体どうすれば……」

さやか「倒す方法はもちろんあるよ、まどか」

杏子「!!」



さやか「相手の懐にもぐりこんでッ!」

杏子「は、速ぇ!」

さやか「素早く腕をひねりあげ足を組み入れ阪神の自由を奪うッ!」ガシィ

杏子「くっ!だが無意味だぜ……!痛みはないっ!」

さやか「それはどうかな?」

杏子「な、どういう事だ!」

さやか「ソウルジェムを関節を利用して相手の体に押し付け締め上げるんだッ!」グググググッ

杏子「あんぎゃばああああああああ!!」

さやか「ギブか!?ギブか!?」ミシミシ

杏子「ブクブクフ」



まどか「ドクターストップ!ドクターストップ!」



まどか「KO!勝者青い栓抜き乙女さやか!」

さやか「また詰まらぬものを締めてしまった」



58 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 01:44:47.50 doDhqLQKP 20/30

杏子(薄れ行く意識の中で私は確かに感じた……)

杏子(絞めつけられる痛みとともに感じるほのかな香ばしくも麗しい匂い……)

杏子(これが……さやか臭……これが……運命……)



まどか「あー……ドクターストップかけるの遅すぎたかなぁ」

さやか「うーんなんか軽くトリップしちゃってるねぇ」

杏子「運命……運命やでぇ……」

まどか「それにしても杏子ちゃんは誰から私たちのこと聞いたんだろう」

さやか「キュウベェかなぁ、あいつ何考えてるのかよく分からないし」

まどか「うん、なんか肉体言語は外道とか言ってたよね」

さやか「魔法使う利点がイマイチ見当たらないしこれでいいと思うんだけどな」

まどか「マミさんが肉体言語こそ覇王の道って言ってたのに」

まどか「キュウベェは覇王にさせたくないのかな」





QB(魔法……使ってよ……)

QB(F1レースを一輪車で優勝するぐらいに異常だってことに気づいてよ……)



61 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 01:52:08.21 doDhqLQKP 21/30

杏子「すみませんでした」

まどか「うんうん、もういいよ」

さやか「これに懲りたらもう魔法少女同士で争うなんてやめることだね」

杏子「うん、私もバカだったよ」



杏子「お近づきの印にくうかい?リンゴだ」

まどか「わぁ美味しそう」

杏子「どんどん食べてくれよ、さっきの間接的関節技で顎も痛いから食べられねぇ」

まどか「噛めないんだ……かわいそうに」

さやか「技をかけたのは私だしな……そうだ、このリンゴをジュースにしてあげるよ」

さやか「ふんっ」メシャァ

杏子「り、リンゴをいとも簡単に!」

さやか「しぼりたて100%だよ~」

杏子「いただきます」

杏子(さやかの手汗エキス入りだから98%ぐらいだな……だがそれがいいのさ)グビグビ



63 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 01:56:43.72 doDhqLQKP 22/30

さやか「今日はいろいろあったなー」

さやか「ん、あれは……?」

さやか「仁美と……恭介?」



仁美「  」

恭介「  」

仁美「  」パァッ

恭介「  」ガシッ

仁美恭介「///」





さやか「……えっ」

さやか「なにこれこわい」



さやか「こ、こんなのって……!」

さやか「こんなのってないよ!こんなの絶対おかしいよ!」

さやか「うっ……うぅ……」

さやか「恭介ぇ……どうして……」

さやか「……」

さやか「……かわいさ……余って……憎さ……100倍……」





さやか「制裁タイム……倍プッシュだ……ッ!」

 さや……    さや……



67 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 02:08:14.71 doDhqLQKP 23/30

杏子「……うぐ」

杏子「さやかエキスは一度摂取するとこんなにも依存性が高いとは……」

杏子「さやかぁ……さやかが欲しい……」

杏子「ポッキーが蝶ネクタイみたいな形に見える程手が震えてるぜ」

杏子「ああ、なんか遠くにさやかの幻覚まで見え始めた……」



杏子「いや……違う!あれは本物のさやかだ!」





さやか「私は悪役レスラーさやかだぁ……」

杏子「どうしたんださやか!おい!しっかりしろ!」

さやか「あぁさっきの……杏子……」

さやか「杏子……私、もう駄目かもしれない……」

杏子「な、なんだよその血まみれの栓抜きとボコボコに変形した消化器は」

さやか「恭介……とられちゃったよ……」

さやか「私なんのために戦ってきたんだろう……」

杏子「さやか……辛かったな……」

さやか「わたしって……ほんとバカ……」







ほむら(魔法力を全く使ってないからやっぱり何も起こらないわね……コソコソ)



さやか「あー、発散したらなんか楽になったわ、あーもうこういうのやめやめ」

杏子「切り替えはやいなさやかは……な、なんなら私に切り替えたっていいんだぜ?///」

ほむら(百合展開、大いに結構。なんと素晴らしい流れなのかしら)



69 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 02:16:54.68 doDhqLQKP 24/30

マミ宅



まどか「それでね、さやかちゃんが……」

マミ「なるほど、魔法少女同士の場合それが一番有効なのね」

さやか「まどかと技の練習中にたまたま発見したんです」

杏子「あの時の感覚は一生忘れられないな、いろんな意味で」

ほむら「まどか、今度からは私も練習に付き合うわ」

まどか「ありがとうほむらちゃん!関節技する度に仲間が増えるね!」

さやか「魔法のマの字にすら頼らないものこそ覇王の道と見つけたり」

マミ「ふふふ……強敵(とも)が増えるのはとても喜ばしいことだわ。張り合いがあるという物よ」

まどか「いやぁまだまだマミさんの足元にも及ばないですから」

杏子(生身でここまで通用するアンタが一番怖いけどな!)





QB「……」

QB(どうしてこうなった)

QB(魔女になるどころか魔法少女すら凌駕しているよ……)

QB(ボクは彼女たちのことを大魔法少女と呼ぶことにしよう)

QB(……始末書でつかってみようかな)



71 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 02:29:33.99 doDhqLQKP 25/30

まどか「ワルプルギスの夜?」

ほむら「ええ、もうすぐこの街を襲う史上最悪レベルの魔女の事よ」

ほむら「私は今までに何度もこの魔女と対峙したわ」

杏子「え?でもこれから来るんだろ?じゃあなんでなんども遭遇してるんだ?」

ほむら「それは秘密です」

さやか「スナドリネコさんかよ」

マミ「それで、今までどんな対策を?」

ほむら「様々な銃火器と物理攻撃を試したわ」

ほむら「それこそトカレフからパトリオット、LPGタンク放火まで」

ほむら「しかしワルプルギスの夜にはいかなる物理攻撃も通用しなかった……」

まどか「ほむらちゃん……大変だったんだね……」

杏子「そんな奴を一人で倒そうなんてのがまず無理ってことだな」

マミ「流石に敵が大きすぎると関節技を応用するのは難しくなるわね」

マミ「手の形がしっかりしてれば指にアルゼンチンバックブリーカーを応用することもできるけど」

ほむら「だがその程度で果たして魔女を消すことができるのかが問題だわ」

さやか「じゃ、じゃあどうすれば……」





QB「魔法使うって発想がなんで出てこないかな」





マミ「外道ね」

さやか「外道だな」

杏子「外道だ(さやかがそう言うんだから間違いない)」

まどか「外道だよ!」

ほむら「外道だわ(まどかの主張を曲げるなんて許さないわ)」

QB「君たちはもう一度自分たちの肩書きを思い返すべきだと思うんだ」



73 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 02:36:53.75 doDhqLQKP 26/30

まどか「キュウベェ」

QB「なんだいまどか」

まどか「私……キュウベェと契約する!」

QB「な、なんだって!?」

ほむら「そんな……いけないわ!まどか!」

まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん」

まどか「ほむらちゃんの言いたいことは分かってるつもりだから……」

まどか「でも平気なの。私の願いは、みんなのしあわせだけど」

まどか「同時に私の幸せだから……」

ほむら「まどか……」

ほむら「わ、私もまどかが幸せなら、それで幸せだわ!」

まどか「ほむらちゃん、ありがとう」(ニコッ

ほむら「ああ!なんという破壊力!」(ブーッ

さやか「うわぁ暁美さんの毛細血管が盛大に破壊された!」





QB「さぁまどか!いってごらん!」

まどか「私は……私の願いは……」





まどか「このよに存在するすべてのものに関節技がかけられるようになりたい!」

QB「また魔法を使わないこと前提じゃないかあああぁぁぁぁぁ!!!」





まどかの願いはエントロピーを凌駕し、全世界を書き換える……ッ!

そう、まどかは自分自身の中に「関節技」という概念を内包したのだ……ッ!



76 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 02:44:41.41 doDhqLQKP 27/30

ほむら「て、天使じゃぁ~……天使が降りてきたでぇ……!」

さやか「うひゃぁ~まどかまるで神様みたいだなぁ!」

マミ「関節技の……神!?ならば私はいつかその神を超えて見せる!」

杏子「神様どうか私とさやかが末永く仲睦まじくあらんことを」



まどか「いやこれ普通に魔法少女になっただけで神様になったわけじゃないよ」





ほむら「でもいまのまどかなら……きっとワルプルギスの夜を〆る事ができる……!」

まどか「ありがとうほむらちゃん!ほむらちゃんも一緒に頑張ろう!」

ほむら「勿論よまどか。貴方の為なら例え火の中下水の中風呂の外便座の裏側どこへでも!一眼レフを持って!」

さやか「本当に仲がいいなぁこの二人は」

杏子「ま、私たちにはかなわないけどな///」

マミ「神をも凌駕する肉体言語を私は手に入れるのよ……!」





QB「あ、すみません多摩市消費者センターですか?クーリングオフについて相談したいんですが」



77 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 02:52:42.11 doDhqLQKP 28/30

ワルプルギスの夜



ワル「キケケケケケケケ」ぐるんぐるん

ほむら「やっぱり物理攻撃は全く通用しない……」

マミ「くっ、流石に対象物が大きすぎて通常の肉体言語では無理ね」

さやか「栓抜きと消化器に至ってはもはや届かないな、せめて巨大パイプ椅子があれば」

杏子「や、やばいぞさやか……さやかエキスがきれた……ワルプルギスの夜がブレて見える……」





まどか「出番だね!とう!」

さやか「ま、まどか!あんな高いビルの上から飛び降りて……!」

ほむら「まどかあああぁぁぁぁ!パンツが丸見えよおおおおおぉぉぉぉぉ!」パシャパシャパシャパシャパシャ





まどか「私は……負けないっ!」

まどか「究極奥義白翼関節!」





マミ「あれは翼……!?いいえ、違う!」

杏子「ただの翼じゃねえ!あれは関節技をかけるための巨大な四肢か!」





まどか「覚悟しやがれオラァ!」



80 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 03:00:25.70 doDhqLQKP 29/30

まどか「マジカルチョークスリーパー!」

ワル「ウグググガガガガガガ!!」

まどか「マジカルチキンウィングフェイスロック!」

ワル「フギャアアアアアアァァァァ!!」

まどか「マジカルフィギュアフォーレッグロック!」

ワル「ヌバババババババババ」

まどか「そしてトドメの……ッ!」





まどか「マジカルホワイトウィングクロスロックマギカスペシャル!」

ワル「ボンバアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!」



チュドオオオォォォォォォォォォォォォン!!!!







ほむら「と、とうとう超えた……超えられない夜を私はとうとう超えた……!」

マミ「いいえ、彼女が超えたものはそれだけではないわ……」

マミ「彼女はとうとうあの究極の峠を超えた!」

マミ「彼女の存在こそが大魔法峠となっだのよ!」



杏子「大魔法……」

さやか「峠……!」





まどか「私の道に立ちふさがるものは何人たりとも許さないよッ!!」

ゴオオオオォォォォォォォ





QB「あ、やっぱり魔法少女の返品とか交換と勝手言うのは無理ですかーはぁーそ、う、で、す、かぁー……」



83 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/05/08 03:16:06.71 YuZE4DrS0 30/30

こうして彼女たち肉体言語系魔法少女は伝説となった……


桃色スクラップマシーンまどか、関節の魔女マミ、まどパニストほむら、
紅の栓抜きさやか、ブルージャンカー杏子……


彼女たち一派が魔法少女という存在を覆したことは言うまでもない
グリーフシールドはもはや缶切り以外の役割を持たない時代も遠くないだろう
インキュベーターたちがエネルギー源を魔力から汗に変える日はすぐそこまで来ている


そしてまどかはマミをはじめとする肉体言語の魔法少女たちの「峠」として君臨し続けるだろう……


完 EDテーマ ジョイント


交わした関節曲がらないよ 目を閉じただ耐える
押し寄せた痛み振り払って 抜けるよ

いつになったら組まれた腕を 私ここで動かすこと出来るの?
溢れ出した不安の汗を    何度でも拭いてこのリング戦って行こう
首筋も二の腕も       締められれば痛みになり
このギブが届くのなら    きっとまだまだ戦えるだろう

目覚めた選手は走りだした  リングを抜けるため
押し寄せた敵振り払って   逃げるよ
どんなに大きな敵であっても 超えてみせないときっと
明日こないよ        二度と

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