さやか「激辛カレー食べよう!」
マミ「ええ……辛いのはちょっと」
まどか「中辛ぐらいしか食べれないよー」
ほむら「……」
杏子「食えるだけ食ってやるぞ!」
QB「なんだい、カレーって?」
――なんだかんだで5人分の激辛カレー注文
さやか「かれえええええええ」
マミ「 」
まどか「辛い!! 辛いよほむらちゃん!」
杏子「辛いけどうめーな!」モグモグ
ほむら「う……」(泣きそう……)
QB「うわああああああ」
元スレ
マミ「カレーライス?別に普通ですけど・・・」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309958307/
さやか「水っ!」ゴクゴク
QB「あまりの辛さでわけがわからないよ!」ゴクゴク
ほむら「うぅ……」グス
まどか「辛いよぉ……あっ、ほむらちゃん泣いちゃだめ~!」ヨシヨシ
マミ「ちょっと無理よこれ、食べれないわ……」
杏子「そうか? 結構美味いぞこれ!」モグモグ
ほむら「まどかっ!!」チュ (まどかの唾液を水代わり!)
まどか「んっ!?」(ほむらちゃんがキスしてきた……って辛!! 辛いよほむらちゃん!)
さやか「ブッ、ほむら何やってんだよ!」
マミ「まあ、辛いの苦手だったのね!」
杏子「なにキスしてんだよ」モグモグ
QB「ワクワクしてきたよ!」
まどか「ぷは、辛いーーー!」ゴクゴク
ほむら「まどかぁ……辛い」(まどかの舌から辛さが伝わってきたわ!)
さやか「食えたもんじゃないなこれ!」
杏子「もったいないからあたしが食ってあげるよ」モグモグ
さやか「えっ」
マミ「もう帰って良いかしら……?」
QB「そうだね、帰ってマミのお茶菓子と紅茶を頂くよ」
まどか「……でででも、どっどうしてほむらちゃん……その、キスなんて……」
――――
まどか「……あれ? 夢オチ……?」
まどか「……恥ずかしいな……」
終わり?
QB「美味しそうな匂いがするね。なんだいこれは?」
マミ「カレーって言うのよ。結構辛くて、日本人の間では結構好まれてる食べ物よ」
QB「食べていいかい?」
マミ「ええ、来ると思って二人分作ってあるの」
QB「……」チラ
マミ「ふふ、あーん」
QB「あーん!」パク
QB「美味しいね」モグモグ
マミ「色々とスパイスを工夫してみたんだけど、良かったわ」
QB「ふーん、面倒くさいことしなきゃいけないんだね」モグモグ
マミ「はい、もう一口」
QB「あーん」パク
さやか「うーん、食えるのかなこれ……」
QB「やあ、美樹さやか。なんだいそれは?」
さやか「あ、キュゥべえじゃん。ちょうどいいや、これ食べてよ」グイ
QB「いや……遠慮してお ムグッ!?」パク
さやか「どう! 私の特製チャーハンは!」
QB「……微妙な味だね」
さやか「えー、結構自信作なんだけどな……」パク
さやか「マズ……」
杏子「……」モグモグ
QB「やあ、佐倉杏子。なんだいそれは?」
杏子「ん、饅頭だよ。食うかい?」
QB「やった、じゃあ頂くよ」パク
QB「甘くて美味しいね、君はいつもこういう美味しい物を食べているんだね」
杏子「まーな、万引きした奴だけどさ……」モグモグ
QB「巴マミの家に行けば美味しいカレーが食べられるよ」
杏子「ふーん、でも迷惑かかるから良いよ……」モグモグ
QB「美樹さやかの家はやめたほうがいいね、あの子の作った特製チャーハンって言う物は美味しくなかった」
杏子「あいつって料理下手なんだなー」
QB「饅頭ありがとう、佐倉杏子。じゃあ僕は鹿目まどかの所へ行ってくるよ」
杏子「ん、分かった」
まどか「ほむらちゃんの為に美味しいご飯作らなきゃ……」グツグツ
QB「やあ、鹿目まどか。両親は不在なんだね」
まどか「あ、キュゥべえ。今ね、お味噌汁を作ってるんだよ!」グツグツ
QB「へえ、美味しそうな匂いだね」
まどか「フー……フー……。はい! キュゥべえ、味見してみて!」
QB「うん。……とても美味しいよ! 美樹さやかの特製チャーハンは糞まずかったのに!」
まどか「あ、あはは……さやかちゃんって意外に料理下手だもんね……」
QB「君は料理の才能があると思うよ。まだまだ巴マミの方が美味しく作るけど」
まどか「マミさんには叶わないよぉー」
QB「僕と契約すればそんなのすぐに達成できるよ」
まどか「えぇ……、遠慮しておくね」(ほむらちゃんとの約束だもん)
QB「……じゃあ僕は危ないけど暁美ほむらの家へ行ってみるよ」
まどか「あっ、良いなぁ……じゃあねキュゥべえ!」
ほむら「……」ジュー ジュー
QB「や、やあ暁美ほむら。美味しそうな匂いだね」
ほむら「何しにきたの、インキュベーター。殺されに来たのね?」
QB「い、いや……そんなつもりはないけど、それ……食べさせてよ!」
ほむら「……ふん」ポイッ
QB「おっと!」キュップイ
QB「美味しいよこの玉子焼き! そのウィンナーも食べさせてよ!」
ほむら「……」ポイッ
QB「美味しいね! 鹿目まどかのより美味しいよ!」
ほむら「あの子と接触するのはやめて。次会ったら殺す」
QB「悪かったよ。でも鹿目まどかは君のためにご飯を作っているみたいだ」
ほむら「……そう。じゃあ消えて」
QB「又食べに来るからね!」
QB「やあ美樹さやか。料理の腕は上達したかい?」
さやか「おう! これは自信たっぷりだからな!」
QB「そう思えない食べ物だけど」
さやか「まあまあ食べてみろって」グイ
QB「……オエッーー!!」ビチャビチャ
さやか「えっ……」
QB「美樹さ、さやか……何いれたんだい……」
さやか「な、何って普通に作っただけだぞ……あ、塩としょうゆの量間違えたかも」
QB「……この個体は破棄するよ……」シュッ
さやか「そ、そりゃあないだろ……酷い……」
QB「よいしょっと」ムシャムシャ
QB「僕の死体の方がまだ美味しいよ」ムシャムシャ
QB「やあ、巴マミ……と佐倉杏子」
マミ「あら、キュゥべえじゃない」
杏子「よ」モグモグ
QB「佐倉杏子は毎回食べてばかりだね」
マミ「意外に食いしん坊なのよ、はいキュゥべえの分」
QB「ありがとう!」モグモグ
杏子「ごめん、マミ……代わりにグリーフシードあげるからさ」
マミ「良いのよ、貴方と居るだけで楽しいから」
杏子「そ、そっか……」(かわいいなーマミ)
QB「美味しかったよ、じゃあね巴マミ、佐倉杏子」
マミ「さよならキュゥべえ」
まどか「どうかな、ほむらちゃん……」
ほむら「とても美味しいわ。上出来よ、まどか……」
QB「やあ、鹿目まどか、暁美ほむら」
ほむら「ッ!」カチャ
まどか「わわ、やめてよぉほむらちゃん……」
ほむら「何の用?」
QB「いいや、特に何も……美味しそうな食べ物だからね」
まどか「はい! キュゥべえの!」サッ
QB「ありがとう!」パク
ほむら「インキュベーター、最近私たち魔法少女に会っては食べに来るだけね」
QB「君たち人間の食べ物は意外に美味しいからね」モグモグ
まどか「えへへ、嬉しいな」
ほむら「……騙すような汚い奴だけどね」
QB「さて、そろそろ僕は行くよ。じゃあね!」
QB「うーん、美樹さやかは論外として、やっぱりこうなるかな」
美味しさランキング
1位 巴マミ
2位 暁美ほむら
3位 鹿目まどか
見た目ランキング
1位 巴マミ
2位 鹿目まどか
3位 暁美ほむら
杏子「えーっと、これ500ccだよな……」
マミ「そう、それでこの小麦粉を入れて……」
QB「やあ、お菓子作りかい?」
杏子「よ、なんか美味いお菓子作るの手伝ってるんだ」
マミ「キュゥべえも見る?」
QB「僕としては出来てから食べたいよ」
マミ「食べに来ただけなの?」
杏子「……」
マミ「あ、佐倉さんは良いのよ? 色々手伝ってくれるんだし」
杏子「うう……」
QB「じゃあ、鹿目まどかの所へ行ってくるよ」
ほむら「うん……良く描けてるわ。服もちゃんと出来てる」
まどか「あっ、でもまだちゃんと出来てないの!」
ほむら「あら、そうなの……」
QB「やあ、何だか親密な関係だね」
まどか「えっ……そんな事、ないよ」
ほむら「……」キリッ
QB「何か食べ物がほしいな!」
まどか「えっ!? えーっと、じゃあポッキー!」ヒョイ
QB「ありがとう鹿目まどか!」バリバリ
ほむら「消えて」
QB「うん」モグモグ
さやか「マミさん上手だなー」
マミ「ふふ、こういうのは慣れればすぐよ」
杏子「美味そう……」
QB「やあ、美味しそうな匂いだね」
さやか「あっ、キュゥべえ。お菓子出来たぞ!」
QB「まさか君が作ったのじゃないだろうね」
マミ「私と佐倉さんが作ったのよ」
QB「それなら安心だ」
さやか「何であたしだけ……」
杏子「QBがさやかの作った特製チャーハンはまずいって言ってたしなー」
さやか「おい!」
QB「早く食べたいよ」
マミ「はい、あーん」
QB「あーん!」パクッ
杏子「ほら、さやか! あーん」
さやか「えっ! あーん……」パクッ
さやか「やっぱ美味しいよこれ」
マミ「良かったわ」
QB「もっと食べたいよ!」キラキラ
マミ「はいっ」
さやか「杏子~もっと食べさせて……」
杏子「ん、ほれ」
QB「美樹さやかはもう料理作らない方がいいよね」
さやか「……」
――深夜、消灯
マミ「……やっぱり眠れない?」
杏子「ん、まあここにきて一週間ぐらいだし……」
マミ「こっちで一緒に寝ましょう」
杏子「い、いやいや良いって……」
マミ「いつもはキュゥべえを抱いて寝てたんだけどね」
杏子「……そうなんだ」(羨ましいな)
マミ「さあ、明日も魔女を頑張って倒そう!」
杏子「おう」
――深夜 消灯
まどか「やっぱり狭いなぁー」
ほむら「……私が横になる」
まどか「えっ、いいよ……私が横に」(ってお互いこっち向いて顔が近い!)
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら「ねえ」
まどか「……んん?」
ほむら「明日7時に起こして」
まどか「う、うん……私は6時に起きるから……」(ってそれだけ……?)
――深夜 消灯
さやか(私の家に杏子が来ればよかったのに)
さやか(……でもお母さんとかお父さんに迷惑だし)
さやか(……でもやっぱり楽しそうだなー、マミさんと杏子が嬉しそうだったし)
さやか(良いな……。あたしも一緒に住みたいくらいだよ)
さやか(よーし、恭介の為に明日も魔法少女、頑張るぞー!)
――翌日
さやか「おっはようまど……え」
まどか「あ、おはようさやかちゃん」
ほむら「おはよう」
さやか「……なんで手繋いでるの」
ほむら「……」
まどか「あ、ちょっとね……」
さやか「はぁ~ほむらに嫁とられちゃったよ!」
――4時限目終了、 学校屋上
マミ「はい、佐倉さんの分」
杏子「悪いな……」
QB「佐倉杏子も学校に来るようになったんだね」
杏子「どうせ暇だしな、魔女が出てこない限り」
マミ「貴方のおかげなのよ? 私の方が悪い気がするわ」
杏子「んー、そう言ってくれると助かる」モグモグ
QB「ねえ、僕の分はあるかい?」
マミ「ええ、勿論」
QB「ありがとう!」
―― 一週間後
さやか「恭介……はい、お弁当!」
恭介「ありがとう、さやか……。おお、綺麗な飾り……。美味しいよ」モグモグ
さやか「ほ、ほんと? 良かった……一週間前は粗大ゴミみたいな感じだったんだよ!」
恭介「はは、信じられないね」(意外にさやかは恐ろしかったんだね)モグモグ
さやか「……ねえ、恭介……」
恭介「? さやか……?」
さやか「……好き」
――
さやか「よーし、今日も恭介のお弁当が出来た!」
QB「やあ、美樹さやか。だいぶ上達したようだね」
さやか「おっ、キュゥべえ! 食べてみろよ!」
QB「……。美味しいね、でもちょっと味付けが濃いかな」
さやか「ふーん、キュゥべえって意外にグルメ?」
QB「さあ。分からないよ。でも、気持ちがこもってる料理を食べると幸せになれる、気がするよ」
さやか「何かキュゥべえに言われたら恥ずかしいな……前までボロクソ言ってたのに! 何か腹が立ってきた!」
QB「悪かったよ」
ほむら「……なに?」
まどか「あ、あのね……その、もし……もしもだよ? 願いを叶えるなら――」
まどか「ほむらちゃんと同じように時間遡行できるようになりたいな、って……」
ほむら「そう……でもそれだと、あなたと約束した事、破ってしまう」
まどか「でも、私は……離れたくないよ」
ほむら「……私も同じ気持ちだから……」
QB「……暁美ほむらはただ、まどかを助けたい一心だ。僕も見習うべきかも知れない……」
QB「せめてお礼をしてあげたいね。……実は僕には、感情があったのかも」
QB「……色んな食べ物や話をしてくれたお礼だ。一人ずつ、無償で願いを叶えさせてあげようかな」
マミ「え……キュゥべえ、本当?」
杏子「な、なんで急に……」
さやか「信じていいのか!? ねえ!」
QB「ああ、勿論だよ。僕の気が変わらないうちに早く願いを決めたらどうかな」
ほむら「信じられない……」(こんな嘘をついてメリットなんて無いはず……)
まどか「……私、決めた」
ほむら「まどか……?」
まどか「私はほむらちゃんと、もっと仲良くなりたい! そして、ずっと一緒に居れたら……良いなって」
QB「正直、魔法少女になってほしかったけどね。君の願いは叶ったよ!」
まどか「ほ、ほんと? 何か変わってない気もしちゃうけど……」
ほむら「良かったの? 私なんかと……」
まどか「良いんだよっ!」
杏子「……願いか~……」
さやか「……」
マミ「わ、私……みんなと友達になりたいな、なんて……」
まどか「そんな! マミさん、もう友達だよ!」
ほむら「そうよ、前まで貴方とは敵対だったけど……」
杏子「もったいないって! 友達がほしいならあたしがなってやるって」
さやか「そうだよ! 杏子の言うとおり!」
マミ「ご、ごめんね……」
QB「佐倉杏子、君はどうなんだい? 家族を生き返らせたりして」
杏子「いや、いいよ。どうせ生き返らせても、もうあんなの……親父じゃないんだ」
杏子「……あ、そうだ」
杏子「あたしも、見滝原中学校に行きたい。少しの間でも良いからさ……。
その、中学校に行ってみたいんだけど無理か?」
QB「そんなの造作も無いよ。君の願いはそれで良いよね?」
杏子「おう! 頼む!」
QB「……君の願いは叶ったよ。ついでに制服とバッグもサービスさ」
QB「明日、君は三年の○組……巴マミと同じクラスに転校してくる事っていう設定さ」
マミ「え……!」
杏子「はは、マミと一緒か。それは良かったよ……勉強危ないかも」
マミ「大丈夫! お勉強、一緒に頑張りましょう!」
杏子「あ、ああ……」
QB「美樹さやか、君は?」
さやか「うーーん、悩むなー」
QB「さっきは急かす様な事を言ったけど、別に保留でも良いよ」
さやか「なんじゃそりゃ……」
ほむら「ふふ……」
まどか「あっ、ほむらちゃん初めて笑った?」
ほむら「えっ、いえ……」(何だか、微笑ましい……)
さやか「ふーん、ほむらが笑うなんて何か怖いな」
マミ「何言ってるの……」
QB「とりあえず、暁美ほむら、美樹さやか、巴マミは保留でいいんだね?」
ほむら「……ええ」
マミ「そうするわ」
さやか「うん……」
――ワルプルギス到来
ほむら「遂に来たわね」
まどか「うんっ」
マミ「……倒せるかしら」
杏子「さーな。さやか、ポッキー食うか?」
さやか「あ、貰っとこ」パク
QB「……鹿目まどか。君が魔法少女にならないとワルプルギスの夜を倒すのは到底不可能だよ」
まどか「……そうかも知れない」
マミ「そうね、でも」
ほむら「私の願い、叶えてくれるかしら?」
QB「……やっぱりそう来るか」
QB「君は、鹿目まどかの潜在能力と比べると到底弱いけど……想いは素晴らしいの一言だね」
ほむら「……ええ」
QB「願いは?」
ほむら「私の願いは――――」
後は、ご想像にお任せする。
見てくれた人ありがとう。書き溜めしてなかったから時間かかっちゃってごめんね。
これで終了させたい。
マミさんとさやかちゃん、ほむほむはどんな願いを叶えるだろうか。
71 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/07/07 01:46:19.95 M7S6windO 33/34乙
そういえば今日は七夕か
74 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2011/07/07 01:51:57.70 7Qcf+U+P0 34/34七夕QBか……
乙
話は変わって来るな。
皆の願いも意外とささやかで微笑ましい。