さやか「」シロメ
まどか「大丈夫なんですかマミさん!?」
マミ「鹿目さんもオーバーねぇ、ちょっとダイエットしているだけよ?」
まどか「ダイエットなんてレベルは既に超えてますよ!」
さやか「」ブクブクブク
元スレ
まどか「マミさんが即身仏みたいになってる…」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1346421258/
マミ「あらやだ!美樹さんが大変だわ!」
まどか「明らかにさやかちゃんよりマミさんの方が大変ですよ!」
マミ「いいから介抱するの手伝いなさい!」
さやか「お騒がせしましたマミさん」シロメ
マミ「まだ大丈夫とは言えなさそうだけど、本当に平気?」
さやか「私は平気です、私はね」シロメ
まどか「さやかちゃんは良いので、マミさんはどうしてダイエットしているんですか!?」
マミ「最近ちょっと太っちゃって…ってレディーにそういうことは言わせないの」
まどか「今は胸の脂肪で辛うじてわかる程度ですよ!?」
マミ「やだ鹿目さんったら、エッチな事言わないで!」
さやか「…誰かに言われたんですか?」シロメ
マミ「…暁美さんにちょっとね?」
まどか「そいつが今回の被告人ですね!」ガバッ
さやか「待てまどか、それだけじゃこんな事にはならないよ」ウスメ
マミ「そうよ、暁美さんも悪気があって言ったんじゃないのよ?」
まどか「でも…」ギリリ
まどか「取り合えずマミさんは今すぐ何か食べてください!」
マミ「そんなに酷いかしら?」
さやか「生きてるのを疑うほどですよ…」
マミ「毎日鏡を見ているけど気づかなかったわぁ…」
まどか「そんなの絶対おかしいよ!!」
マミ「取り合えずケーキを一緒に食べましょう?」
まどか「マミさんは動かないでください!私達がしますので!」
マミ「そんな、申し訳ないわよ」
さやか「今のマミさんを働かせるほうが申し訳ないです」
マミ「久しぶりだからケーキが一段と甘く感じるわぁ」パクパク
まどか「マミさん、沢山あるのでおかわりして下さいね!」
マミ「また太っちゃうかもしれないから…」
まどか「今は太ってください!!」
マミ「流石にもう食べられないわ」ケプ
まどか「3皿しか食べていないのに…」
さやか「まぁまぁまどか、取り合えずはこの辺でいいじゃん」
まどか「それで?どういうダイエットをしていたんですか?」
マミ「大した事はしていないわ、ただ間食を抜いていただけよ?」
まどか「嘘だ!!」
マミ「う、嘘じゃないわよ…」
まどか「じゃあこの現状はなんでなんですか!栄養は全部その胸の塊に言ってるとでも言うんですか!?」
さやか「まどか、どうどう」
マミ「でも、本当の事だし…」
さやか「(まどか…これって魔女の攻撃じゃない?)」ヒソヒソ
まどか「(…なるほど、そうかもしれないね)」コソコソ
さやか「ところでマミさん、最近どんな魔女と戦いました?」
マミ「魔女?…んー?そう言えばこの2週間魔女も使い魔とも戦ってないわね」
マミ「佐倉さんが飯のお礼だとか言ってずっと魔女狩り代わってくれているわ」
まどか「えー!!」
さやか「…という事は杏子とは良く会ってるんですか?」
マミ「ええ、ほぼ毎日来てるわよ?」
マミ「今日もこの後一緒にご飯食べる約束だし…」
まどか「(なんで!?杏子ちゃんはこの事を言わないの?)」コソコソ
さやか「(…二人とも魔女の攻撃を受けてるとか?)」ヒソヒソ
バターン 杏子「マミー!来たぞー!」
マミ「いらっしゃーい」
杏子「なんだ、お前らも来てたのか」
さやか「杏子!?杏子大丈夫なのか?」
まどか「杏子ちゃんまでガリガリだよー!!」
杏子「は?何言ってんだ?」
さやか「杏子!お前も食え!何も聞かずとにかくこれを食え!」
杏子「?まあ貰えるなら貰うけど?」
まどか「さやかちゃん!ケーキいっぱい持って来たよ!」
杏子「はあ?あたし達が死にそうな程ガリガリだってぇ?」
さやか「マミさんと同じ様な反応するんだね…」
まどか「とにかく異常なんです!きっと悪い魔女に攻撃されてるんです!」
杏子「ふーん?」
マミ「でもそういう魔力の痕跡はないわよ?」
まどか「えっ?」
杏子「ああ、あたしも感じねぇ」
さやか「…でも痕跡を消せるタイプの奴かも!」
杏子「なめんな!あたしはともかくマミはこういう感知は人一倍優れてるんだぜ?」
マミ「そうね、自分で言うのもなんだけど…かなり強力な魔女意外ならそんな小細工私には通用しないわ」
杏子「それにそんな強力なやつが居たら流石にあたしもマミも気づくよ」
まどか「そんな事って…」
バタン ほむら「マミ!!」
ほむら「マミ!助けて頂戴、怪しい使い魔が―…イャー!!」
まどか「ほむらちゃん、いい所に…」
ほむら「まどかどきなさい、今すぐこの使い魔を退治するから!」
さやか「ほむら落ち着け!それはマミサン達だよ!!」
ほむら「…なるほど、このミイラもどきがマミ達なのはわかったわ…」
ほむら「ダイエットでこれとは…信じがたいわね…」
さやか「理解が早くて助かるよ」
マミ「暁美さん…私達ってそこまで異常なの?」
ほむら「異常の塊よ」
マミ「そんなに?」
まどか「ほむらちゃん、マミさん達大丈夫かなぁ?」
ほむら「一応魔法少女だからグリーフシードがあれば大丈夫でしょうけど…」
さやか「それにしたってこれは酷いよ…」
杏子「あたしらにはわかんねーな…」
ほむら「一度状況を整理したほうが良いわね」
ほむら「まずマミ達は普通に食べているつもりである」
ほむら「そしてその容姿の異常さに気づいていない」
ほむら「ここまでだと魔女の仕業に思えるわね…」
ほむら「しかし魔女の攻撃の痕跡は見当たらない」
ほむら「となると…ここから導き出されるのは私達の方がおかしいという事になる!」
まどか「!」
さやか「なるほど!」
ほむら「ところが…最近このあたりでミイラが歩いているって噂があるのよ…」
さやか「え?」
ほむら「これは恐らく彼女達の事ね…」
まどか「そんなぁ…」
ほむら「私が健康な彼女達を最後に確認したのは2週間ほど前」
ほむら「その間に会った事は…今思い当たるのはマミのダイエットだけね」
ほむら「という事でマミ、どのようなダイエットをしたかしっかり思い出しなさい!」
マミ「えーと取り合えず大目のカロリーを抑えるように間食を抜こうとして」
マミ「それで佐倉さんに相談したんだっけ?」
杏子「そういやそんな事されたな…」
マミ「でついついケーキを食べそうになったから佐倉さんに怒られて…」
杏子「で、あたしがマミの監視をするって事になったんだったな?」
マミ「えぇ…それで数日過ぎて…」
杏子「うんうん」
マミ「で佐倉さんと一緒に今までダイエットしてきた…こんな感じかしら?」
杏子「あれ?何か忘れてるような?」
マミ「まだあったかしら?」
杏子「…あ…」
マミ「?」
杏子「ごめんマミ…これ原因あたしだ…」
マミ「え?」
杏子「ダイエットの最初健康的に痩せるためにイメージしたじゃん?」
マミ「ええ…でもどんな感じか私じゃわからなかったから佐倉さんの暗示でイメージを見せてもらったわ」
杏子「うん、それが1つ目のミスな…」
杏子「…で、その後またマミがおやつ食べそうになっていたからその時だけのつもりでさ…」
マミ「…あ!食べ物を食べていると感じる暗示もかけてもらったわ…」
杏子「うん…で、その暗示の途中で魔女反応がかなり近くであったから二人で退治に行って」
杏子「すっかり暗示解くの忘れてた…」
まどか「…でもなんで杏子ちゃんも痩せてるのに気づかないの?」
杏子「…鏡見ながら一緒にかけてたからさ、あたしもかかった」
さやか「弱っ!」
ほむら「あなた自分の暗示にそんなに簡単にかかって大丈夫なの?」
杏子「うっせー!自己暗示は結構強えーんだぞ!!」
ほむら「つまり今回の原因はマミと杏子の意志の弱さって事ね」
杏子「こいつと一緒にすんな!」
マミ「そんなぁ…」
ほむら「良いから早く暗示を解きなさい」
ほむら「全く、ダイエットなんかでこっちはいい迷惑よ!」
さやか「マミさん、マミさんはそんなに太ってませんから」
マミ「流石に今回で懲りてるわよ…」
まどか「みんなも無理なダイエットで周りを困らせちゃダメだよ!」
おわり