マミ「放課後、私の家に来てくれないかしら?」
まどか「マミさん?」
ほむら「どうしたの?深刻な顔して…」
まどか「私たちだけ…ですか?さやかちゃんと杏子ちゃんは…」
マミ「…二人だけに話さなきゃいけないことなの」
ほむら「…」
まどか「あの、学校じゃ、ダメなんですか?」
マミ「学校じゃ…ちょっと…ね」
まどか「えっ…あの…」
ほむら「…わかったわ」
マミ「…お願いね?」
元スレ
マミ「鹿目さん、暁美さん…大切なお話があるの」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1351339994/
まどか「ほむらちゃん…マミさん、何の話かな?」
ほむら「えぇ…」
ほむら(何かしら…巴マミのあの表情…)
ほむら(かなり…憔悴していたようだけれど…)
まどか「まさか、強い魔女が出てきたとか…」
ほむら「…私たちだけで話していても、結論なんか出せないわ」
まどか「う、うん…」
ほむら「とりあえず、放課後に」
まどか「そうだね…」
ほむら(…悪い兆候でなければいいのだけれど)
カチャカチャ
マミ「…」
マミ(そろそろ、二人が来る時間かしら)
マミ「はぁ…」
マミ(…駄目よ、弱気になってちゃ)
マミ(二人の先輩として、誤った道は正さなきゃ…)
マミ(何より二人のためにならない…)
ピンポーン
マミ「!」
カチャ
マミ「どうぞ」
まどか「い、いただきます」
ほむら「ありがとう」
マミ「…」
まどか「お、美味しいです!マミさん!」
マミ「…」
ほむら「…それで?話っていうのは?」
まどか「!」
マミ「そうね…自分で呼びつけておいて、いつまでも引き伸ばすのも失礼よね」
まどか「…」
マミ「その…私も、あなた達に言うべきかどうか、悩んだわ。すごく…
でも、あなた達の人生に深くかかわることだし…先輩として、忠告させてもらうわ」
ほむら「…」
まどか「…」
マミ「見たわ、劇場版のオープニング……」
まどか「…え?」
ほむら「は?」
マミ「うん、とても…素敵なオープニング…よね?」
まどか「え?えぇ…と…はい、そうですね?」
ほむら「…?えぇ、よく出来ていたと思うわ」
まどか「…あ、でも私の小さい頃のシーンは少し恥ずかしかったかも…」
ほむら「ふふ…可愛かったわよ、まどか」
まどか「えひひ…照れちゃうなぁ」
マミ「えぇ…すごく、心に染み入る映像だったわ…そこまでは」
まどか「…え?」
ほむら「…?」
マミ「その…その後のシーンで、あなた達二人が…その…」ブルブル
まどか「…え?えーっと…」
ほむら「…あそこかしら?私とまどかが草原で…」
まどか「あっ…椅子に座ってたシーン?」
マミ「…えぇ、そのシーンよ……」ブルブル
ほむら「オープニングの中でも屈指の名シーンだと思うのだけれど?」
まどか「うん、ちょっと恥ずかしかったけど、
ほむらちゃんとの最高の友達感が出てたと思うんですけど」
マミ「はっ…」
マミ「……恥ずかしいなんてものじゃないでしょ!?」バンッ
まどか「え…?」
ほむら「な…」
マミ「あんな…あんなのッ…!どうかんがえてもヤリすぎよ!!
あれってどう考えてもペッティングじゃない!!」
まどか「!?」
ほむら「!?」
マミ「いくら劇場版だからってやりすぎよ!?
わかっているの!?あなた達二人のレズペッティング動画が全国…
いえ、全世界公開されているのよ!?」
まどか「ペ、ペッティングって!?」
ほむら「巴マミ!?」
マミ「あなた達が…その…恋人同士なのは分かっているわ…
でも!二人の真っ最中の映像を大公開するってのは違うでしょう!?
そうじゃなくても同性愛は世間から疎まれる存在なのよ!?」
まどか「マミさん!?マミさん!!」
ほむら「何を言っているの巴マミ!?いや、何を言っているの巴マミ!?」
マミ「な、何!?あんなことをしておいて今更言い訳するって言うの!?」
ほむら「言い訳も何も…あれの何がいけないって言うの!?」
まどか「それに、ほ、ほむらちゃんとはそんな…べ、別に恋人同士じゃあ…!!」
マミ「え…?」
まどか「ほむらちゃんは…親友ってだけだし…」
ほむら「そうよ、まどかとはただ最高の友達ってだけよ」
マミ「そ、それって…身体だけの関係ってこと…?」
まどか「へ?」
マミ「レズセックスフレンドってこと!?尚更いけないわよ!!!」バンッ
まどか「マミさん!?マミさん!!」
ほむら「さっきから何を言っているの!?巴マミ!!」
マミ「付き合っていないからって何をしても良いってわけじゃないのよ!?」
まどか「ど、どうしちゃったんですか!?」
マミ「どうもこうもないわよぉ!!」
ほむら「落ち着きなさいマミ!!」
マミ「こ、これが落ち着いていられるわけないでしょう!?
後輩二人がそんな爛れた関係だったなんて…!!」
まどか「そ、そんなやらしいことしてません!!」
ほむら「そうよ!ただお互いのほっぺたをくっつけあって…」
マミ「ちょちょちょちょっと!!
そんなプレイの内容なんて事細かに報告しないでいいわよぉもお!!」ガッシャアァァ
まどか「ま、マミさーん!!」
ほむら「プレイ!?貴方はどこまで愚かなの!?」
ほむら「どんな勘違いをしているのか知らないけど!よく見直してみなさい巴マミ!!」
まどか「ほら!劇場版サイトから宣伝PVが見られますから…」カタカタ
マミ「え、えぇぇ!?二人のレズプレイ動画を見ろって言うの!?本人達の前で!?」
ほむら「レズでもないしプレイもしてないって言っているでしょう!?」
マミ「い、嫌ッ!!嫌よぉ!!そんな特殊なプレイに私を巻き込まないで!!」
まどか「マミさん落ち着いて!落ち着いてちゃんと見てください!!」
<アナタハワタシノ、サイコウノトモダチダッタンダネ!!
マミ「ひ…きゃあ!やだっ…ぜ、絶対入ってるじゃない!?入ってるじゃないコレ!!」ガッシャアアァァ
ほむら「ちょっと!?何が入っているって言うのよ!?」
まどか「マミさん!?マミさああぁぁん!!」
マミ「ぐすっ…ぐすっ…もう、もうやめて…こんなことしたって、どうにもならないわ…!」
まどか「え、えぇー…」
ほむら「あ、あなたには何が見えているの…巴マミ…」
まどか「ど、どうしちゃったんですかマミさん!」
マミ「それはこっちのセリフよぉ…でも、負けないわ…私!
あなた達が私をレズ道に引きずり込もうとしていても…!!」
ほむら「レズ道!?」
マミ「絶対にあなた達を更正させて見せるんだから!!」
スッ
マミ「来なさい!紅蓮の異端審問官!」
マミ「リリアーチェオ・インクイズィトリーチェ!」
杏子「シー!」
ほむら「え」
まどか「きょ…杏子ちゃん…?」
杏子「まどか、ほむら…今のあたしは、アンタ達を裁く異端審問官」
マミ「紅蓮の断罪者、百合の伐採人リリアーチェオ・インクイズィトリーチェよ!」
杏子「あたしは…アンタ達を裁く!」ジャキ
まどか「ど、どうしちゃったの…こんなのおかしいよ!」
杏子「おかしいのはまどか!アンタだろ!あんな貝合わせ動画なんて…異端そのものじゃねーか!!」
ほむら「貝合わせ!?」
杏子「あたしが呼ばれたって事は…二人とも、その罪を認めないって事だな?」
マミ「えぇ…残念ながら説得は無駄だったみたいね…」
ほむら「杏子!あなたも脳がやられたの!?」
まどか「杏子ちゃん…わ、私たちそんなっ…ただ仲の良さを演出しただけだよ!?」
杏子「…言い訳は無用だよ!あんた達みたいなレズビアンはね、この世に存在しちゃいけないんだ」
ほむら「レズビアンて!!」
まどか「え、えぇぇ…ど、どういうことなの…」
ほむら「そもそも私たちはレズビアンじゃないし付き合ってもいないのよ!?」
杏子「なんだと…!?ってことはレズセフレ…」
マミ「悲しいことに、そうらしいわ…」
まどか「だから違います!違うってば!!」
ほむら「どんだけ脳がわいているのよ!!」
杏子「どういうことだおい…!ちゃんと…ちゃんと避妊はしてるんだろうな!?」
ほむら「するわけないでしょおおぉぉ!!」
杏子「えぇぇぇ!?避妊もしてないだとぉ!?何がどうなってやがる!?」
まどか「なんでそんな反応なの!?」
杏子「おまえら…まさか生がいいからって避妊具は使わないってか…」
マミ「なんてことなの…性の乱れはここまで進んでいたなんて…」ガクガク
ほむら「いやそもそも必要ないでしょ!?」
杏子「そういう認識なのかよ!?保険の勉強でならっただろーが!!
望まれない子供を作るだけだってのが!!」
まどか「そもそもつくれないよ!?」
マミ「鹿目さん!!外に出せば良いってものじゃないのよ!?」
ほむら「何も出ないし出してないわよ!!」
マミ「嘘おっしゃい!出しまくりのくせに!!」
まどか「もうやだ…やだよぉ…」ポロポロ
マミ「佐倉さん…これ以上の審問は無駄のようね」
杏子「あぁ…そうだな…」
マミ「異端審問官、判決を」
シャキン
杏子「有罪」
まどか「えええええええぇぇぇ!!」
ほむら「横暴よ!無実よ!!冤罪よ!!!」
杏子「死罪」
ほむら「そもそも何の罪なのよ!?」
杏子「百合罪」
ほむら「百合罪!?」
マミ「百合の伐採者は、どんな小さな百合の芽でも見逃さないのよ」
杏子「こんなに育っちまった大輪の百合を手折るのは、流石に気分が悪いけどな…」
まどか「目が悪いよ!!」
マミ「判決も下ったところで…さっそく刑を執行するわ」
ほむら「ちょっと!?」
マミ「来なさい!蒼き死刑執行人!!」
マミ「リリアーチェオ・ジュスティッツェーラ!」
さやか「シー!」
ほむら「え」
まどか「さ、さやかちゃん…?」
さやか「残念だよ…まどか。まさか幼馴染のアンタを手にかけることになるとはね…」
ほむら「ま、待ちなさい美樹さやか!!」
さやか「…ッ!いい加減に罪を認めろよ転校生!」
ほむら「認めるわけないでしょぉ!?」
杏子「おまえら…幼馴染がガチレズだったさやかの気持ちも考えろ!!」
ほむら「幼馴染にレズ呼ばわりされるまどかの気持ちも考えなさいよ!!」
さやか「知ってる?二人とも…」
まどか「な、何が…?」
さやか「アンタたちの例のペッティングフィルム…ヤフオクで108万円で落札されたらしいよ」
ほむら「そ…それはすごいわね…」
杏子「なっ…なん…だと……!?」
マミ「うそ…もう世に出回ってしまっているの…!?」
さやか「アンタ達に、これからの人生後ろ指刺されるような行き方して欲しくないから…」
シャキン
さやか「アンタ達の命は、私が裁く!!」
まどか「ひっ…う、嘘!!」
ほむら「ど、どうしてこんな…ッ!!」
さやか「覚悟!!」
『お待ちなさい!!』
さやか「!?」
杏子「っ!誰だ!」
マミ「まさか…!」
ほむら「今度は何!?」
まどか「もうやだよぉ…」
仁美「ごきげんよう、皆さん」
マミ「現れたわね!」
マミ「深緑の百合姫、志筑仁美…!!」
まどか「え…仁美ちゃん…?」
ほむら「すごい嫌な予感がするわ」
杏子「出やがったな、百合の体現者!!」
さやか「レズビアン・ナイトメア!」
仁美「間に合ってよかったですわ」
マミ「…一体、何の用かしら?」
仁美「見物に」
マミ「見物…?趣味が悪いわね、死刑執行の見物なんて?」
仁美「何のことですか?私が見物するのは…」
仁美「美しい百合の花、ですわ」
仁美「さやかさん」
さやか「仁美…」
仁美「無理をしないでください」
さやか「な…何を言ってるのかわかんないよ」
仁美「ふふ…本当はわかっているくせに…」
さやか「何がさ!」
仁美「しますわ…百合の香りがプンプンと…」クンクン
さやか「なっ…何をっ…!!」
仁美「お相手は…」クンクン
仁美「佐倉さん、あなたですね?」
杏子「!?」ビク
マミ「え…?」
さやか「なっななな…なに言っちゃってるのかなあぁぁ仁美!?」ガクガクガク
杏子「そっそそそうだよなっなななんでアタシが
さやかなんかとレズセックスしなきゃなんないのさ!?」ガクガクガク
さやか「あっ…ば、ばか杏子!」
仁美「あら?何もわたくしはそこまで言ってませんわよ?」
仁美「…ただ、百合の香りを辿っていった…それだけですわ?」
杏子「なっえっ…あっ…!」ブルブル
仁美「でも…さぞ美しいのでしょうね……」
仁美「過去は敵であり…今は断罪者という絆で結ばれたお二人の…」
仁美「背徳的で甘美な…百合の華は」
マミ「う…嘘…っ…そんな、二人が……!?」
マミ「ど、どういうことなの二人とも!?」
さやか「いっ…いやその…」
杏子「つ、つい…」
マミ「ついじゃないでしょ!?あなたたち、自分の立場が分かっているの!?」
さやか「ご、ごめんなさいマミさん!!」
杏子「さ、さやかは悪くない!!全部アタシが悪いんだ!!」
さやか「杏子!?」
杏子「アタシから誘ったんだ!だから悪いのはアタシだけで…」
さやか「そんなっ…杏子!そんなことされても…わたしは全然うれしくないっ!!」ガッシ
杏子「あっ…さやかっ…!!」ギュウ
さやか「きょうこぉ…」
杏子「さやか…さーやかああぁぁぁ!!」
仁美「あぁっ…美しい!美しいですわ!!」パシャパシャパシャ
マミ「そんな…いや…イヤアアアアアアアアアァァ!!」
さやか「あっ…だめだよ杏子……こんなところで…み、みんなが見てるよぉ…」
杏子「い、いいじゃん…先っちょだけ、先っちょだけだからっ…」
さやか「こらっ…あん…もぉ…」
マミ「いっいやああぁぁ!!ちょっと待って!!私の家をヤリ部屋にしないでえぇぇ!!」
仁美「ふふ…巴先輩も、無理をしなければよろしいのに…」
マミ「な、なんですって!?いつ私が無理をしたというの!?」
仁美「一人が寂しくて…仲の良いまどかさんと暁美さんが、
さやかさんと佐倉さんがうらやましくて…」
マミ「そんなっ…そんな事っ…!?」ブルブル
仁美「仲間に入れて欲しいのでしたら、一人が寂しいのでしたら…」
マミ「や、やめて…」
仁美「ご自分も、百合の華を咲かせればよろしいのですわ?」ニコ
マミ「っ…!!」
さやか「あっあっ!あたしってほんとレズ!!」
杏子「一緒にイッてやるよさやか…ひとりエッチは、寂しいもんな…」
マミ「待って!!」
さやか「マミさんっ!?」
杏子「マミ!?」
マミ「わ、私も…」
マミ「私も混ぜてええぇぇ!!」
さやか「あっ!マミさああぁぁん!!」
杏子「あぁっ!マミ!マミぬるぬるだよ!ぬるぬるだよマミ!!」
マミ「あ、あぁぁぁっ!!美樹さん!そこを!佐倉さん!そこをぬるっと!」
さやか「甘い!甘いですマミさん!!」
杏子「マミ甘い!マミ甘いよ!!」
レズ「「「ああああぁぁぁ!!」」」
仁美「あーっはっはっは!あーっはっはっはっはっはっは!!」パシャパシャパシャ
仁美「うふふ…素敵ですわ…三人とも…」
仁美「ふぅ…今日も良い百合を育てることができました…」
仁美「でも、これだけでは終わりませんわ…」
仁美「この夢のような百合を世界へお届け致します…」
仁美「わたくしのナイトメアは、まだまだ止まりませんわ…」
仁美「この世を一面の百合畑とする…その日を夢見て…!!」
まどか「気持ち悪っ」
ほむら「そうね」
まどか「帰ろっか」
ほむら「そうね」
魔法少女マジか☆レズか劇場版 ~志筑仁美のナイトメア~
おわり
75 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/10/27 23:28:19.81 C6DjlCyR0 28/30おい
まだいけるだろ
80 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/10/27 23:38:16.99 sYYA0tfw0 29/30おまえこの間レズレイプが連鎖するやつ書いただろ
81 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/10/27 23:38:30.14 6KKg5Cw70 30/30確かにあれと同じ匂いがする