綾乃「か、彼氏が出来たですって?」
千歳「うん、実はそうなんよー」
綾乃「そ、そうなんだ…いつからなの?」
千歳「一週間位前かなー駅前で買い物してたら、隣の男子校の子にナンパされてしもたんや」
綾乃「な、ナンパですって?!」
元スレ
綾乃「か、彼氏が出来たですって?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349918960/
千歳「うん、やだ綾乃ちゃん、うちだってナンパの一回や二回はされる事もあるねんでー」
綾乃「い、いやそうじゃなくって…」
綾乃「ちょっとビックリしたって言うか…千歳が彼氏作るなんて思わなかったし」
千歳「ん?なんでー?」
綾乃「だって千歳はお、女の子が好きなんだと思ってたから」
千歳「あー」
千歳「確かに女の子同士の色恋は大好物やで、でもそれはあくまで妄想の話や」
綾乃「そうなんだ…」
千歳「それに…」
綾乃「え?」
千歳「気づいてもうたんよ、女の子同士なんて、どんなにお互い好きでもな、最後には幸せになれないやろ?」
綾乃「え…?」
千歳「だってそうやろ?女の子同士なんて結婚もできひんし、まず周りが認めてくれへんよ」
綾乃「それは…そうかもしれないけど…」
千歳「赤ちゃんだってつくれへんのよ?」
綾乃「!!」
千歳「そんなん嫌やろ?せっかく女の子なのに好きな人との子供もつくれへんなんてお互い可哀想やん」
綾乃「で、でも!その二人の子供は作れなくても、他に方法はあるんじゃないかしら?!」
千歳「例えば?」
綾乃「その…そ、そうよ、養子を取るとか!」
千歳「無理やろ、親からしてみればそれでええかもしれへんけど」
千歳「子供が大きくなってから自分の親の事、周りにどう説明するん?」
綾乃「それは…」
千歳「それにな…」
千歳「女の子には、あれがないやろ?」
綾乃「あれ?」
千歳「女の子には…おちん○んがないやろ?」
綾乃「」
綾乃「な…おち…おちん…何言ってるの千歳」
千歳「綾乃ちゃんこそ、なにこれくらいで慌てとんねん。別にうちおかしな事ゆうてへんよー」
綾乃「だって…そ、そんな事、急に…それにそんなのどっちだっていいじゃないの!」
千歳「とんでもあらへんわ、綾乃ちゃんはあれを知らないからそんな事が言えんねん」
綾乃「千歳…」
千歳「女の子やったら、一度あれを味わったら、もうあれなしなんて考えられなくなると思うわ…」
綾乃(ち、千歳…!)
綾乃「千歳、あなた、まさか…」
千歳「綾乃ちゃん」
綾乃「は、はい!」
千歳「歳納さんの事なんやけどな」
綾乃「と、歳納京子がどうかしたの?」
千歳「今まで散々焚き付けてきたうちが言うのもなんやけど、いい加減に整理つけた方がええと思うねん」
綾乃「…え…?」
千歳「綾乃ちゃんの京子ちゃんを思う気持ちを疑ってる訳じゃないねんよ、ただやっぱりな、先がないと思うねん」
綾乃「ちょ…急に何言い出すの?別に歳納京子の事はそんなどうこうしたいとかそういう訳じゃ…」
千歳「本当に?それじゃあ今後歳納さんに彼氏ができたとして、綾乃ちゃんそれでも大丈夫なん?」
綾乃「そ、それは…」
千歳「それに、もし両想いになれたとしてもやな、綾乃ちゃんはずっと歳納さんの事を好きでいられるかもしれへん」
千歳「でも歳納さんはどうやろ?綾乃ちゃんの事はじめは好きでも、だんだん大人になるにつれて、女の子との恋愛なんて一時の気の迷いで」
千歳「普通に男の子と恋愛して、結婚して、子供が産みたいとか思うようになるんやないやろか?」
千歳「その時、傷つくんは綾乃ちゃんなんやで?」
綾乃「そ、そんな事…!」
千歳「それに…綾乃ちゃんにも…やっぱりあれがないやろ?」
綾乃「え?」
千歳「だから綾乃ちゃんにはな…」
綾乃「や…止めてよ千歳!」
千歳「おちんち○が…」
綾乃「止めて!!」
ドンッ!
千歳「あ!」
綾乃「あああああああーーー!!」
ダダダダダダー
千歳「待つんや綾乃ちゃんーーー!」
綾乃(なんで?なんで?なんで急にあんな事言うの?!)
ダダダダダダー
綾乃(私だって、薄々気付いてはいたわよ、所詮報われる望みの薄い想いだって事は…)
ダダダダダダー
綾乃(でも、その理由が、おち、おち、おち○ちんだなんてーーーー!!)
ダダダダダダー
ドデーン
西垣「うおっ?!」
綾乃「キャア?!」
西垣「杉浦か?おいおい駄目じゃないか生徒会副会長ともあろうものが廊下を全力疾走しちゃあ」
綾乃「に、西垣先生!!」
西垣「ったく、ほら…怪我はないか?っておい杉浦…」
綾乃「え?」
西垣「お前、何泣いてんだ?まさか本当にどっか打ったのか?」
綾乃「う、」
綾乃「うわぁあああああん!」
西垣「杉浦?!」
西垣「…………なるほど」
西垣「つまり杉浦には好きな女の子がいる」
西垣「しかし女の子同士では結婚やましてや子作りなんてものは不可能である」
西垣「結論として、好きな女の子と幸せになるために○ちんちんが欲しい」
西垣「そういう事になるわけだな?」
綾乃「…はい…」
綾乃「自分でもバカな望みだって事は分かってるんです。本当は潔く気持ちに整理つけた方がいいんだって事も…」
綾乃「でも、私のこの気持ちが、そんなおちん○んがあるかどうかなんて事で諦めなきゃならない物だなんて」
綾乃「どうしても…ぐす…納得できなくて…どうにもならない事だって事もわかってるんですけど…」
西垣「別にどうにもならない事でもないぞ?」
綾乃「…え…?」
西垣「要はち○ぽこが生えればいいって話なんだろ?」
西垣「だったらこの薬を飲めばいい」
綾乃「これって…」
西垣「この前作ったマイ発明品、ペニスハエールだ」
西垣「これさえ飲めばあっという間に立派なちんぽ○が生えてくるぞ」
西垣「勿論本物と同じく子作りにもバッチリ対応の優れものだ」
綾乃「そ、そんな…どうしてこんなもの…」
西垣「実はこの間、お前と似たような悩みを抱えてる奴がいてな、そいつに頼まれて急遽作ったんだよ」
綾乃「そうなんですか…」
綾乃(私の他にもいるのね…そんな悩みを抱えてる人…)
西垣「もしよかったらお前にも分けてやるぞ?」
綾乃「え?い、いいんですか?!」
西垣「ああ、別に作ろうと思えばいくらでも作れるしな…ただし…」
西垣「飲むときはよーく考えてからにしろよ、ち○ぽこって言うのはな、生やすのは簡単だけど、取るのは大変なんだ」
西垣「お前の今後の人生を確実に左右する事になる。まるで左右のキンタマの様に…」
西垣「よーく考えて、絶対後悔しないって覚悟が出来てから飲むって言うのなら、持って帰っていいぞ」
綾乃「分かりました…ありがとうございます。先生。」
西垣「なあに、これくらいお安いご用さ。さ、今日はもう遅いからな、暗くならないうちにさっさと帰れ」
綾乃「はい。」
ーアヤノハウスー
綾乃「はぁ…」
綾乃「なんだか凄い事になってきちゃったわね」
綾乃「最初は○ちんちんなんかのためにこんなに悩むなんて…って思ったけれど…」
綾乃「やっぱりおちんち○って大事なんだわ」
綾乃「ちん、ちん、珍小島ね…」
綾乃「どうしようかしら…いくらなんでもお○んちんを生やすなんて、やっぱりやり過ぎかしら…」
綾乃「でも…」
京子(綾乃ー紹介するよーこれ私の彼氏ーかっこいいだろー?)
京子(綾乃ーわたしついにあいつと結婚することになったんだー招待状出すから絶対来てくれよな!)
京子(明けましておめでとうございます。この度家族が増えました。)
綾乃「うぅ…やっぱりだめだわ…」
綾乃「わたしはそんなの耐えられないわ…決めた!」
綾乃「歳納京子のためよ、おち○ちんの一本や二本、生やしてなんぼよ!そして…」
綾乃「歳納京子とあんな事やこんな事をして…結婚して…家族を作って幸せになる…ううん、私が幸せにしてみせるわ!」
綾乃(待ってなさいよ、歳納京子!)
ゴクゴク
綾乃「ハァハァ…これですぐに…」
綾乃「な、なんだかお腹の下の方が熱い…」
綾乃「うぅ…き、気持ち悪…」
ビキビキ、ビキビキビキビキー
綾乃「う、うああああああ!」
ー30プンゴー
綾乃「ほ、本当に生えちゃった…」
綾乃「お股の上の…お豆がそのままおちんちんになっちゃったみたい…」
綾乃「タマタマもちゃんとある…」
綾乃「…意外とかわいい形ね…」
綾乃「でもこれで…本当に歳納京子と、こ、子作り的な事が出来るようになってるのかしら…?」
ムックリーン
綾乃「!?」
綾乃(な、なんなの?急に大きくなって…)
綾乃(と、歳納京子の事を考えたから?!)
綾乃(それにしたって、こんな、何倍にも膨らむなんて…あ…)
綾乃(な、なんか…変な気持ちになってきちゃった)
綾乃(ちょっとさ、触ってみようかしら…)
綾乃(///)
綾乃「ハ、ハァ…」
サワサワ
綾乃「ん、あ…なんか…」
スリスリ
綾乃「これ…い、いいかも…」
綾乃(これって、保健体育で習ったわ。ま、マスターベーションって言うのよね?)
綾乃(こ…こんな事の為に生やしたんじゃないけど…でも…)
綾乃(もしこれでちゃんと射精出来たら…歳納京子とも…)
綾乃「ゴクリ」
ヌルッ
綾乃「?!」
綾乃(なにこれ…?おちんちんの先から何か出て…?)
綾乃(もしかしてもう射精しちゃったの?…いや…違うわこれって…)
綾乃(ひょっとして…カウパーなんとかってやつじゃ…?)
ヌリヌリ
綾乃「ん…!」
綾乃(なんか…塗ったらおちんちんヌルヌルして…気持ち…)
シュルシュル
綾乃(あ…ああ、手、自然に動いちゃうぅ)
シュッシュッシュッシュッ
綾乃(あっあっ、と、歳納…きょ、京子、キョウコー!!)
綾乃「アウッ」
ズビュッドピュドピュ、ドクンドクン
綾乃「はぁ…はぁ…で、出来るわ…」
綾乃「歳納京子と…子作り出来る…!!」
ーガッコーー
綾乃(ドキドキドキドキ)
綾乃(つ、ついに来てしまったわ)
綾乃(今日、今日の放課後…)
綾乃(歳納京子にプロポーズする…!!)
『綾乃「と、歳納京子!」
京子「なんだよ綾乃ー?」
綾乃「わ、私と結婚して!それで、わ、私の赤ちゃん産んでほしいの!!」
京子「ほんとかよ!?嬉しい。私も実はずっと綾乃の事好きだったんだ」
綾乃「え…嘘…」
京子「嘘なんかつくかよー、あーもうわたしのためにこんなもんまでこさえてー」
綾乃「だ、だって、あたし、歳納京子と家族になりたくて…それで…」
京子「おいおい綾乃ーもうフルネームは止めてくれよ。」
京子「わたしは綾乃のお嫁さんになるんだろ?だったら京子って呼んでくれ」
綾乃「うぅ…京子!キョウコー!!」
ガバー!!』
綾乃(えへ、エヘヘヘヘ)
ヌルーン
綾乃(えへ?!やだ!おちんちんがいつの間に大きくなって!か、カウパーが…)
綾乃(歳納京子との事を妄想したせいね…な、なんだか私変態みたいじゃない…)
綾乃(…千歳の気持ちがちょっと分かった気がするわ…)
-ホウカゴ-
ザッ
綾乃「ごらく部の部室…」
綾乃「思えば何回ここに通ったかしら」
綾乃「長かったわ…」
綾乃(わたし…本当は歳納京子に会いたいだけだったのに…いつも素直になれなくて…)
綾乃(でも、その度に千歳が背中を押してくれたっけ…)
綾乃(千歳…)
綾乃(なんとなく行く道が変わってしまったけど、これもある意味背中を押してもらったとも言えるかもね)
綾乃(このプロポーズが成功したら、胸を張って、ありがとうって言いに行こう…)
綾乃「いざ…!」
ガラガラガラー!
綾乃「と、歳納京子!!」
京子「ん?」
綾乃(ドッキーン)
京子「おー綾乃じゃーん!ちょーど良かった今暇してたんだー」
綾乃「きょ、今日は船見さん達はいないの?」
京子「そうなんだよ。なんか知らないけどいつまで待っても来ないんだ。なんか三人で企んでるのかな?」
綾乃「あ、あなたじゃあるまいし、船見さん達はそんなつまらない事しないんじゃないかしら?」
京子「なんだよそれー。綾乃は結衣達に用事があったのか?」
綾乃「いえ…違うわ…」
綾乃「きょ、今日はわたし…あなたに話があって来たの」
京子「わたしに?なんだよ話って」
綾乃「う、うん…あの…あのね…」
京子「?」
綾乃(ああやっぱりだめ…)
綾乃(こうして二人きりで直接対面すると)
綾乃(歳納京子が眩しすぎて真っ直ぐ見れない…何も言えないよ…)
綾乃(ああ…歳納京子歳納京子トシノウキョウコトシノウキョウコ…!!)
京子「あれ?おい綾乃」
綾乃「え?」
京子「なんか、スカートの前、盛り上がってないか?」
綾乃「!!!」
京子「ていっ!」
バサー!
綾乃「あー!ちょっと!」
京子「綾乃…おまえ…これって…」
綾乃「あ…いや…その…」
綾乃(なんて事なの?!歳納京子に見られるなんて!こ、これじゃあ順番が逆よ!!もう駄目だわ…)
綾乃(や…だめよそれじゃあ、もう今更後戻りなんてできないわ)
綾乃(こうなったれこのまま勢いで言ってしまうしかないわ!ないないナイアガラよ!)
綾乃(勇気を出すのよ…綾乃!!)
綾乃「あの…!
京子「なんだー綾乃もかー!」
京子「綾乃も西垣ちゃんに頼んでちんこ作ってもらったのか?!」
綾乃「………」
綾乃「え?」
綾乃「え?え?なんで…その事知って…えっ?ってゆうか…」
綾乃「綾乃『も』って、一体…まさか…まさか歳納京子…あなた…」
綾乃「まさかあなたもなの?!!」
京子「まさか!わたしはそんな事しないよー」
綾乃「そ…そうよね…そうよね…ビックリしたわ…これであなたもそうだったら私のしてきた事がすべ…」
京子「結衣が生やしたんだよ!」
綾乃「………」
綾乃「なんですって?」
京子「いやーあん時はさすがのわたしもビックリしたよー」
綾乃「そ、そりゃあそうでしょうね…でも…」
綾乃「なんでまた船見さんはおちんちんなんて…わ、私が言うのもなんだけど…それに、なんであなたがそれを知ってるの?」
綾乃(まさか…)
『西垣「この前お前と同じような悩みを抱えてる奴がいてな」』
京子「いやーそれがさー///」
『西垣「そいつに頼まれて作ったんだよ」』
京子「実は結衣のやつ、この前私にプロポーズしてきたんだよ///」
綾乃「」
京子「いやーほんとにあのときは驚いてさ」
京子「わたし嬉しかったんだけどあまりの事に気が動転して」
京子「結婚って言ったって女の子同士だし子供とかどうすんだよとか言っちゃってさ」
綾乃「!」
京子「そん時は結衣すごくしょんぼりして帰っちゃって、わたしも凄い後悔したんだけど」
京子「結衣のやつ次の日凄い勢いでやって来てさ、いきなりスカートまくりあげてさ」
京子「京子のために生やしてきた。私の赤ちゃんを産んで欲しいなんて///」
京子「いやー参っちゃったよほんと」
綾乃「そ…それで…」
京子「うん?」
綾乃「それで…歳納京子はそのプロポーズを…」
京子「勿論OKしたよ!」
綾乃「」
京子「いやーあたしも実は結衣の事はずっと大好きだったからさー、本当に嬉しかったよ」
綾乃(そんな…)
綾乃(なんて事なの…それじゃあ一体、私は何のために…)
綾乃(いえ…まだよ、今ならまだ私と船見さんは順序の差でしかないはず!)
綾乃(今…想いを告げればもしかしたら起死回生のチャンスも…)
京子「それに嬉しい事はそれだけじゃないんだ」
綾乃「え?」
京子「じ、実はな…」
京子「わたし今、お腹に結衣の赤ちゃんがいるんだ///」
綾乃(ガガガガーン)
綾乃「う…嘘…」
京子「嘘なもんか、ちゃんと病院だってもう行ったんだぞ」
京子「順番はちょっと逆になっちゃったけど、落ち着いたら式も上げるからさ。綾乃も絶対来てくれよな!」
京子「ところで綾乃は誰にプロポーズするんだ?お、さては千歳かー?」
ドンッ!
京子「うぉっ?!」
綾乃「いやぁぁああああああーーーー」
ダダダダダー
京子「こらー!妊婦を突き飛ばすとは何事だー!…どうしちゃったんだあいつ?」
ダダダダダー
綾乃(バカ…ひぐ…わたしったらなんてバカなの?)
ダダダダダー
綾乃(う…こういう事態だって充分考えられたはずなのに…)
ダダダダダー
綾乃(歳納京子…うぇ…わたし…わたし…)
綾乃「これからどうやって生きていけばいいのよー?!!」
ズデーン!!
綾乃「キャア!!」
千歳「あ、綾乃ちゃん?!ど、どないしたんそんなに走ったりして」
綾乃「ち…千歳!」
千歳「しかもこんなに泣きはらしてもうて…はら?」
千歳「あ、綾乃ちゃん…それ…」
綾乃「え?…キャア!!」
綾乃(す、スカートが!!)
綾乃「ち、違うの千歳…これは…これはぁ…」ポロポロ
綾乃「う、ち、千歳ぇ…わたし、一体どうしたらー」ウワァーン
千歳「とりあえず綾乃ちゃん、ここじゃなんやから生徒会室行こ?」
千歳「そこで紅茶でも飲んで、落ち着いてゆっくりお話ししよ?な?」
綾乃「はい…」
ーセイトカイシツー
綾乃「…という訳なのよ…」
千歳「はぁ…なんだか信じられへん話やけど…実際に目の当たりにすると信じざるをえへんなあ…」
千歳「また西垣先生もどえらいもん作りよるなあ…」
綾乃「バカよねあたし…ほんとにバカ…
綾乃「こんな事だったら、千歳に言われた通り、潔く諦めてたら良かったんだわ…」
千歳「あのな、その綾乃ちゃんが昨日うちとしたって言う話の事なんやけど…」
綾乃「え?」
千歳「…ごめん、やっぱりなんでもない…」
綾乃「そう…それにしても本当にどうしよう…わたし取り返しのつかない事しちゃったわ」
千歳「どうしよう東照宮やな」
綾乃「もう!こんな時にからかわないでよ」
千歳「綾乃ちゃん」
綾乃「な、なに?急に改まって…」
千歳「あのな、綾乃ちゃんさえよかったら…その…」
千歳「う、うちをお嫁さんにしてくれへん?」
綾乃「…ええ?!」
綾乃「だ、だって千歳はか、彼氏が出来たんでしょ?」
千歳「え、あ、そうそうか、彼氏な、彼氏はそのー…き、昨日の夜別れたねん!」
綾乃「うそ、どうして?!」
千歳「む、向こうから夜中電話が来てな!ど、どうやらうちの事はただの遊びだったらしいんよ!」
綾乃「そうだったの…酷い男もいたものね…」
千歳「そうなんよ、だからもう男は懲り懲りや」
千歳「うち、綾乃ちゃんとだったら全然嫌じゃないで、むしろずっと好きだったかもしれへん」
千歳「ずっと綾乃ちゃんの幸せを願ってきたけど、その役目はうちやのうて歳納さんの役目やとおもっとったから」
千歳「自分でも自分の気持ちにうまく気づいてあげられなかったのかもしれへん」
綾乃「千歳…」
千歳「うちじゃあ歳納さんの代わりにはなれへんかもしれんけど…」
千歳「でも綾乃ちゃんを幸せにしたいという気持ちなら世界の誰にも負けない自信があるんよ」
綾乃「千歳…ほんとに…いいの?」
綾乃「わたし…こんな…どうしようもない身体になっちゃって…こんなわたしでも本当にいいの?」
千歳「なにゆうてんねん、綾乃ちゃん」
千歳「しょうもない身体なんてそんなわけあらへん!む、むしろ嬉しいくらいや!」
千歳「うち…うちな…」
綾乃「千歳…」
千歳「あ、綾乃ちゃんの…赤ちゃん産みたい…」
綾乃「ちとせぇええええ!」
ガバー!
千歳「あ!綾乃ちゃ…ん…んむ…」
綾乃「千歳、チゥ…千歳ぇ…ハァ」
千歳「もう…綾乃ちゃんたらそんなに焦らんと…うちはどこにも行かへんでぇ?」
綾乃「うぅ…だって…だって…」
千歳「あら?もう嫌やわあ綾乃ちゃん…」
千歳「せっかく感動ムードやったのに…もうこんなになっとるやん…」
綾乃「あ…こ、これはちが…」
千歳「なにが違うねん、これはスカート捲って確認せなあかんなぁ」
綾乃「あ、いや…」ペラ
千歳「あらまー。」
千歳「随分と立派なモノ着けてもらったんやねえ?」
千歳「かわいいパンツ越しに形がまるわかりや…」
綾乃「いやぁ…意地悪言わないで…」
千歳「勿論意地悪なんてせえへんよ、言ったやろ?うちは綾乃ちゃんを幸せにしたいねん」サワサワ
綾乃「うぁ…」
千歳「すごいわぁ、もうパンパンやと思たのに撫でたげたらもっと大きくなりそうや」スリスリ、ツツツー
綾乃「や…あ…千歳ぇ…」
千歳「パンクしちゃいそうやで綾乃ちゃん」サラサラサラ
綾乃「ふ、うぁあ」ピクピク
千歳「あぁもう遅かったみたいやね綾乃ちゃん」
千歳「お漏らしが二つも出来とるで…?」
綾乃「え…やだ…そんな…りょ、両方濡れて…」
千歳「これは早いとこ脱がしてあげへんと帰りにはく物がなくなってしまうなぁ」スルリッ
綾乃「~~~///」
千歳「あはぁ、綾乃ちゃんの姉弟と初お目見えや」
綾乃「千歳、千歳、わたし、もう…」
千歳「もうってなんなん?一体どっちがもう…なん?」
綾乃「りょ…りょうほぉ…///」
千歳「綾乃ちゃんは欲張りさんやなあ」
千歳「でもあかんで」サワワ
綾乃「!」
千歳「うちが可愛がるんは弟ちゃんだけや…」スリスリ
千歳「だってうちはお嫁さんで、綾乃ちゃんは旦那様やもん…」ズリズリ
千歳「旦那様にオメコは必要ないやろ?」シュルシュルリ
千歳「だからうちが愛してあげるのは旦那様の方だけやで…」スルスルスル
綾乃「あ…あは…あああ」
千歳「ほな旦那様に愛のチューしたろうなあ」チュプ
綾乃「ひあ!」ビビクン
千歳「ああ旦那様…んぐ…涙が出るほど嬉しいんか?」チュル、チュップチュップ
綾乃「ん…んぁ…あ、いやあ、んんー///」
千歳「でもまだ泣いたらあかんで…」
千歳「泣くのはうちのお嫁さんの中でや…」スルリン
綾乃「ふぁ…お、お嫁さん…」ハァハァ
千歳「うちのお嫁さんももう泣きはらしとる…」
千歳「結婚式しよなぁ…」ピト、チュプ
綾乃「ち、千歳ぇ…」グググ
千歳「ツッ…!」
綾乃「ち、千歳?」ハァハァ
千歳「だ、大丈夫や。なんにも心配ないで…」ハァハァ
綾乃「千歳…あなた…もしかして…」ハァハァ
千歳「大丈夫や」ハァハァ
千歳「綾乃ちゃんに初めてあげるのに何の躊躇いもないわ…」
千歳「うちに…うちに綾乃ちゃんの赤ちゃん生ませて…」
綾乃「千歳!」グググズリュッ!
千歳「あぁ!」
綾乃「千歳!千歳!大好き!大好きよ千歳!」ズッズッズッズッ
千歳「あ…ああ…うちも…うちも綾乃ちゃん大好きやで…!」ジュッジュッジュッジュッ
千歳「ずっと…ずっと一緒やで綾乃ちゃん!」パンパンパンパン
綾乃「千歳!一緒よずっと…!あぁ…わたし…わたしもう…!」パンパンパンパン
千歳「ええよ!ええよ!綾乃ちゃんの!綾乃ちゃんのうちにちょうだい!」パパパパパパパ
綾乃「ちとせぇええええ!」ズビュッ!ズピュピュピュー
………
……
…
綾乃「千歳…大丈夫?」
千歳「えへへ…うちも出してもうた」ハナヂー
綾乃「バカ///」
千歳「綾乃ちゃん…」
綾乃「うん」
千歳「ありがとう…ずっと一緒やで」
綾乃「な、何言ってるの?当たり前でしょ?」
綾乃「千歳の事は、この生徒会副会長、杉浦綾乃が責任を持って幸せにするわ!」
千歳「うん…うちも綾乃ちゃんの事幸せにするで…」
綾乃「うん…ありがとう…。さあ、もうすっかり遅くなっちゃったわ…そろそろ帰りましょ」
千歳「綾乃ちゃんは早かったのに、おかしいなあ」
綾乃「な!こらー!千歳ーー!」
千歳「うふふふ…」
-イケダケ-
千歳「ただいまぁ」
千鶴「お帰り姉さん。随分遅かったから心配したわ」
千歳「ごめんなぁ…あ、千鶴…」
千鶴「なに?姉さん」
千歳「あのな…ちょっと聞いて欲しい話があんねん」
………
……
…
千歳「と言うわけで綾乃ちゃんと一緒になる事になったんよ」
千鶴「そう、おめでとう、姉さん。良かったわね」
千歳「でも…うち…その綾乃ちゃんが西垣先生の薬を飲む決心をしたっていううちの彼氏がどうとかいう話…」
千歳「まったく身に覚えがないねん…」
千歳「でもそれを結局綾乃ちゃんに言い出せなくて、嘘ついて流れに乗ってしまったんよ」
千歳「うち…ずるい事したかなぁ…?」
千鶴「そんな事ないわ姉さん。」
千鶴「きっと杉浦さんも妄想と現実の区別もつかなくなる位、思い詰めて疲れていたんでしょう」
千鶴「姉さんは杉浦さんのためを思って、ちゃんと責任もとる覚悟で嘘をついたのだから」
千鶴「姉さんと杉浦さんの間に芽生えた気持ちに嘘はないはずよ」
千歳「そう…そうやね…うん、ありがとう千鶴!うち頑張ってこれからも綾乃ちゃんを幸せにするわ」
千歳「千鶴も応援したってな」
千鶴「当たり前でしょう。私はいつだって姉さんの味方よ」
千鶴「さあ、今日はもう疲れたでしょう姉さん」
千鶴「ご飯を食べて、ゆっくりお風呂に入って、早めに寝た方がいいわ」
千歳「うん、ありがとう!ほなちょっとお風呂のお湯沸かしてくるわー」
トテテテテ…
フンフンフフーン、キュッキュッ、ジャーーー…
千鶴「…」
千鶴「計画通り」
-完-
142 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/10/11 12:52:02.40 7h/4ZJ+8O 85/87ちづちゃんマジ策士
乙
145 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/10/11 12:52:57.99 4xBXbIPO0 86/87お粗末さまでした。
お付き合いいただいた皆様ありがとうございました。
146 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2012/10/11 12:54:54.02 uOgeEE6A0 87/87おつおつ
全て千鶴の手の上だったってことか・・・
綾ちとになるためには基本綾乃ちゃんが振られるが悲しいです