許婚「お帰りなさい」
男「おまわりさーん、泥棒が入ってまーす」
許婚「泥棒は三つ指ついてお出迎えしませんよ」
男「それもそうか」
許婚「紹介が遅れました、私は男さんの完璧な許婚です」
男「はあ完璧ですか」
許婚「料理、洗濯、家事はもとより全てにおいて完璧です」
男「俺許婚がいるなんて聞いてないんですけど」
許婚「はい、驚かせようと思ったので今まで情報統制をさせて貰っていました」
男「えらく手が込んでますね」
許婚「なぜなら私はパーフェクトですから(ビッ」
男「そのポーズなんですか」
元スレ
新ジャンル「完璧な許婚」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1241503804/
許婚「そろそろ敬語をやめて貰えませんか、将来の妻ですよ私は」
男「いやでもあなたも敬語ですから」
許婚「敬語属性はないのですか?」
男「特には」
許婚「男さんの趣味に合わないと言うのなら変えますよ」
男「あ、じゃあお願いします」
許婚「何がいいですか?ちょっと強気な幼馴染系とかがいいですか?」
男「う~ん・・・親しみやすい感じがいいな」
許婚「では『親しみやすい友達感覚の甘えんぼボクッ子』で」
男「なんか最後のほう変ですけどそれでお願いします」
許婚「うんオッケーだよ!男ちゃん!!」
男「変わるの速いね」
許婚「だってボクぱーふぇくとだからっ!!(ビッ」
男「あ、そのポーズは取るんだね」
許婚「はい、男ちゃんお弁当今日も学校がんばろうね!!」
男「おう」
友「おい・・・男、あの子は誰なんだ?」
男「なんか許婚らしいよ」
友「おまえんち普通の中流家庭だよな?」
男「そうだな」
友「なんでだよぉおおおおおおおおおおおおおお!!」
男「知らないし、抱きつかんといて」
許婚「とーう」
べきっ
友「ひぎぃっ!!」
男「友が許婚の手刀を喰らって気絶した・・・」
許婚「男さん、あまり他の方とベタベタなさらないで下さい」
男「口調が戻ってる・・・」
許婚「ボクやきもち焼いちゃうよ!!」
男「そしてまた戻した・・・」
男「あのさ許婚さん」
許婚「ん?どーしたの男ちゃん」
男「やっぱ口調変更できる?ボクって一人称に違和感を感じるから」
許婚「別に構いませんが」
男「相変わらず変わり身速いね」
許婚「で、どのようなのをご所望ですか」
男「許婚が一番自然だと思う口調で」
許婚「わかりました、ではこのままで」
許婚「男さん、お弁当を食べましょう」
男「そうするか」
友「あれ?許婚さんさっきと感じ違くね?」
男「うん変えてもらった」
友「変えて・・・もらう・・・?」
許婚「男さん、あ~んですよ」
男「許婚、無理矢理俺の口に物を詰め込もうとするのは良くないと思うな」
幼馴染「男ちゃ~ん、一緒にお昼ご飯食べよ・・・う?」
男「よう幼馴染」
幼馴染「・・・誰?・・・その娘」
男「許婚らしい」
許婚「よろしくです」
幼馴染「うん、よろしく・・・・・・・・このクソアマ」
友(今ボソッとクソアマって言った・・・!?)
許婚「男さん、今日の夕食は何がいいですか?」
男「う~んと」
許婚「オムライスですねわかりました」
男「何でわかったんだ、すごいな」
許婚「男さんのことなら何でもわかりますよ」
男「何でもはさすがに言いすぎだろ」
許婚「エロ本は主にタンスの後ろに隠す」
男「何故それを・・・・」
許婚「なぜなら私はパーフェクトですから(ビッ」
友「おい見ろよ男、あの女の子おっぱいでかいぞ!!」
男「何!?どこだ!?教えろ!!」
友「あそこだ!!」
男「おお!!アレは素晴らしいな・・・ごくり」
許婚「・・・ッ!!・・・ッ!!」
男「こら許婚、バレーボールなんか制服に入れたら制服破けるぞ」
許婚「私はパーフェクトでなければいけないのです!!止めないで下さい!!」
男「ほら、これから大きくなるかもしれないだろ!!」
許婚「・・・わかりました」
ぎゅっ
男「えっ何?なんで何で俺の手を掴むの?」
許婚「男さんが徐々に大きくしていくということで」
男「お前は廊下の真ん中で乳を揉めと申すか」
幼馴染「うわぁ~男ちゃん美味しそうなお弁当だね~?買ったの?」
男「いや、許婚g
幼馴染「えへへすっごく不味そう!!」
男「いや、これがけっこうおいs
幼馴染「男ちゃんそっちの生ゴミよりこっち食べて?」
許婚「男さん、男さんの好きな唐揚げですよ」
男「だからなんでお前らは俺の口に無理矢理食べ物詰めry」
友「お前って羨ましいやつだよな」
許婚「夜ですね、男さん」
男「そうだな許婚よ」
許婚「男さんはご飯より先にお風呂に入る派でしたね」
男「何で知ってるんだ・・・」
許婚「なぜなら私はパーフェクトだからです(ビッ」
男「はいはい」
許婚「お背中をお流ししましょう」
男「いや、恥ずかしいからいい」
許婚「じゃあ目隠ししてやりましょう」
男「上手く洗えんだろそれじゃ」
許婚「しかし、お風呂場プレイを楽しむというパーフェクトな計算が・・・」
男「いやいいから」
許婚「成る程、男さんは『初めてはベッド』派・・・と」
男「何をメモしてるんだお前は」
男「ふわぁ~そろそろ眠くなってきたな」
許婚「もう寝ますか?」
男「ん、そうする」
許婚「今日は私のお膝で寝るというのはどうでしょう」
男「遠慮します」
許婚「・・・・(じっ」
男「・・・・・」
許婚「・・・・・(じっ」
男「・・・・わかりました」
男「・・・・・恥ずい」
許婚「ふふふ・・・なでなでしてあげますね」
男「いいよ眠れなくなる」
許婚「嘘つきですね、男さんは頭を撫でられるとすぐ眠ってしまいますよ」
男「・・・・・zzzz」
許婚「ふふふ・・・ほら、私はパーフェクトなんですから」
幼馴染「男ちゃん、これあげる~」
男「おお、弁当か」
幼馴染「一生懸命作ったんだよ~」
男「ありがたいけど許婚の弁当があるから」
幼馴染「え?生ゴミがどうかした?」
許婚「ほう、パーフェクトな私の料理を生ゴミと言うのですか」
幼馴染「うん、特にこのだし巻き玉子なんかほんとゴミ♪」
許婚「言ってくれますね」
男「お前らなんか知らんが仲悪いな」
友「うんお前一回死ねばいいと思うよ」
誰か他に書く人居ないかい
後輩(今日こそ男先輩に告白を・・・)
男「許婚のやつどこ行ったんだろ?」
後輩「(・・・・よし、今こそこの思いを伝えに!!)先輩!!」
許婚「せい!!」
びしっ
後輩「あう!!」
男「こ、後輩が許婚の一撃で気絶した・・・」
許婚「彼女が先程から男さんの様子を覗っていたのでてっきり刺客かと」
男「保健室に運ばないと」
許婚「取り残されてしまいました・・・・」
許婚「私のパーフェクトな護身術はあまり役に立たないようです」
男「許婚、明日どうする?」
許婚「八時くらいに家を出ると丁度いい時間に着きますよ」
男「もう調べてあるのかすごいな」
許婚「なぜなら私はパーフェクトですから(ビッ」
幼馴染「二人とも何の話してるの?」
男「ん?いや明日休日だから天気がよければ二人で出かけようかと思ってな」
幼馴染「へぇ~そうなんだぁ~!!雨降ればいいのに♪」
許婚「男さん、私はピクニックというものが初めてなのでとても楽しみです」
男「そうか、俺も楽しみだな」
幼馴染「えへへ、もう台無しになればいいのに!!」
許婚「おはよう、お兄ちゃん」
男「いきなりどうしたんだ許婚よ」
許婚「もうっお兄ちゃん!!『妹』属性があるんなら言ってくれないとダメだよ!!」
男「何言ってるんですか?あと口調戻せ」
許婚「『週刊妹にゃんにゃん増刊号』という本が男さんの部屋にあったので」
男「ああ、それは友がくれたやつだよ」
許婚「そうですか、取り乱してしまってすいませんでした」
男「取り乱していたのか」
許婚「少し嫉妬していました」
男「お前可愛いやつだな」
許婚「私は嫉妬もパーフェクトなので」
男「顔真っ赤だぞ」
後輩(この間はダメだったけど・・・今日こそ男先輩にこの思いを!!)
男「おーい許婚~どこ行っちゃったんだ~」
後輩「・・・・せ、先輩!!」
つるっ
後輩「すき・・・みゃ!!」
男「こ、後輩!!大丈夫か!?」
後輩「う~ん・・・」
男「気絶してる」
友「ん?何だこれ?」
男「濡れぞうきんだ・・・これに滑ったのか」
友「一体誰が・・・」
幼馴染「えへへ、ほんと誰だろうね♪」
許婚「待ちに待ったピクニックです」
男「・・・やけに荷物多くないか?」
許婚「いえ、これぐらいは必要です」
男「何もって来たんだお前は」
許婚「AEDや救急器具、その他携帯食料まであらゆる危険に備えてあります」
男「やりすぎだろ・・・AEDって」
許婚「このパーフェクトなサバイバル装備、必ず役に立ちます」
男「お前は近所の自然公園で遭難しに来たんか」
丁度その頃
幼馴染「うわぁ~あのクソアマ大きい荷物持ってる~・・・潰れて死ね!!」
友「なぁなんで俺たちこんなところ来てるんだ?」
幼馴染「ふふふ監視だよ♪このド低能が」
後輩「男先輩・・・隣にいる人は誰なんですか・・・」
幼馴染「よーし!!みんなで男ちゃんをあのアマから護ろー!!」
友「いやあの二人なんかいい感じだし・・・」
幼馴染「うるせぇ黙れモブ」
許婚「天気が良くて安心しました」
男「そうだな」
許婚「このあたりにシートを敷きましょう」
男「ナイスポジショニングだ許婚」
許婚「もちろん最初からこのパーフェクトなポジショニングを予定していましたから」
男「流石だ兄者」
許婚「?」
男「あ、いやなんでもないです・・・」
幼馴染「じゃあ作戦会議ね」
後輩「は、はい・・・」
友「いや、だから可哀相なんじゃ・・・」
幼馴染「じゃあそこのモブが変装してあのクソアマをぶっ倒すということで」
友「えっ俺!?」
幼馴染「珠には役に立てよモブ♪」
許婚「そろそろお弁当を食べましょう」
男「それもそうだな」
変装友「おいゴルァ!!」
男「友、どうしたんだこんなところで」
変装友「うるせぇぞコルァ!!やンのかコルァ!!」
許婚「男さんに触れるつもりならパーフェクトな必殺技を披露して差し上げましょう」
みぢみぢ
変装友「ひぎぃいいいいいいい!!」
男「ああっ!!友が形容しがたいオブジェに変えられていく!!」
幼馴染「やっぱ使えねぇわあのモブ」
仔猫「みゃあ」
許婚「男さん、捨てにゃんこがこちらを見てきます」
男「ん?ほんとだ、可哀相だな」
許婚「捨てにゃんこはこのままでは死んでしまうかもしれません、早く救出しなくては!!」
男「ああ、飼いたいのか?」
許婚「いえ救出しなければなりません!!これは義務です!!」
男「飼いたいならそう言えばいいのに」
許婚「私のパーフェクトな飼育術で必ずやパーフェクトな大人にゃんこにしてみせます」
男「はいはいわかったよ」
許婚「よしよしにゃんこ、今日から私がお前の主人ですよ」
許婚「にゃんこ、今日は一緒に寝ましょうね」
仔猫「みゃん」
男「・・・・・」
許婚「ふふふ~なでなで」
仔猫「みゃ~ん」
男「・・・・・」
許婚「可愛いです(すりすり」
男「・・・・」
許婚「どうしたんですか男さん?」
男「別に・・・」
許婚「?」
男(畜生!!猫めぇ~!!)
許婚「にゃんこったらお膝で寝てしまいました」
男「・・・そうかよ」
許婚「男さん、機嫌悪いんですか?」
男「べ、別に」
許婚「ふふふ・・・仕方ないですね」
男「こら、頭を撫でるな」
許婚「男さんは甘えんぼの淋しがりやさんです」
男「決め付けるな」
許婚「私のパーフェクトな撫で撫でで今日はお眠りになるといいです」
男「・・・ふん」
許婚「本当にやきもち焼きの旦那さまですね」
男「・・・・zzz」
許婚「私は完璧な許婚ですから安心しておやすみください」
許婚「男さん、今日はカレーが食べたいんですか?」
男「言うまえに先読みされていたとは」
許婚「なぜなら私はパーフェクトな幼馴染ですから(ビッ」
男「それ久し振りに出たな」
仔猫「みゃん」
許婚「仔猫は猫缶ですか」
男「猫語がわかるのかお前は」
許婚「なぜなら私はry」
男「もういいから」
友「それにしてもお前は羨ましいよな」
男「そうか?」
友「羨ましいだろ!!お前俺の立場だったら絶対羨ましいって言われるからな!!」
男「まあたしかに許婚も家に馴染んでるし毎日楽しいかな」
友「ははっお前なんで生きてんの?」
それでは皆さん今日はこれにて
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
116 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2009/05/05 20:05:23.44 TfZz1+fQO 26/49寝るの早いよ!
乙
おはよう、寝るの早いとか言わんといて・・・おじさん生活リズム狂ってるから
男「う~む、熱が引かないな」
許婚「男さんすいません、完璧なこの私が体調を崩すなんて・・・」
男「まあそういうこともあるだろ」
許婚「この借りはいずれかならず、絶対に返します」
男「いいよ別に、将来の夫婦なんだろ?こんな時くらい甘えろよ」
許婚「いいんですか?」
男「はい?」
許婚「パーフェクトに甘えますよ」
男「ドンと来い」
男「おかゆ作ったぞ、熱いから気をつけろよ」
許婚「食べさせて欲しいです」
男「マジですか」
許婚「あ~んしてくれないと食べません」
男「・・・・・ぁ~ん」
許婚「ふーふーしてくれないと食べません」
男「ふー!ふー!!ほらこれでどうだ」
許婚「あ~んがないです」
男「・・・恥ずい」
許婚「あ~んがないです」
男「ええい!!ほらあ~んしろ!!あ~ん!!」
許婚「我ながらパーフェクトな甘えっぷりです(ビッ」
男「パジャマちゃんと変えろよ、汗びっしょりだから」
許婚「かえてくだs
男「それはさすがに無理」
許婚「目隠しをしながらというのは」
男「変なところ触っちゃうかもしれん」
許婚「何を恥ずかしがることがあるのですか」
男「いやでもマズイだろいくらなんでも」
許婚「来るべき時が来れば嫌でも見なければならないんですよ、気にしない気にしない」
男「襲うよ?」
許婚「パーフェクトに受け入れて差し上げましょう」
男「冗談です」
許婚「冗談も本気にしますなぜなら私はパーフェクトですから(ビッ」
男「お前元気だろ」
許婚「ということがあったのです」
幼馴染「男ちゃん!!なんだかあたし体調悪い!!」
男「そうか」
幼馴染「ド畜生!!」
友「なんかもう入る隙もないみたいだな」
幼馴染「おいそこの空気、今すぐ視界から消えろ」
男「友と幼馴染ってなんかお似合いだよな」
幼馴染「あははっ豚とお似合いって言われたほうがまだ良かった♪」
友「俺豚より下なんですか」
先生「じゃあそろそろ夏だし水泳の授業やんぞー」
男「いやっほぉおおおおおおおおおおおおおお!!」
先生「男は見学な」
他「俺カナヅチなんだよー」
他2「マジでー」
友「許婚ちゃんはやっぱり水泳もパーフェクトなの?」
許婚「ぱ、ぱーへくとです(びっ」
友(ポーズがぎこちない!?)
許婚「ぱーへくとです」
男「許婚もプールは入れよ」
許婚「・・・・(ふるふる」
男「プールサイドにいてもつまんないだろ」
許婚「こ、ここでいいです」
男「ひょっとしてカナヅチ?」
許婚「ま、まさか・・・私は家事はもとより全てにおいてパーフェクトなのです」
男「せっかくだから泳ぎの練習しようぜ」
幼馴染「男ちゃん!!そいつほっといて遊ぼう?(ぱしゃぱしゃ」
許婚「・・・そこの方、人の婚約者を口説かないでもらえますか」
幼馴染「え~何のこと~?さ、男ちゃん!行こう(ニヤリ」
男「こら、ひっぱるなっつーの!!」
許婚「ひ、非道です!!」
許婚「つ、疲れました」
男「おまえプールサイドからなんか騒いでたもんな」
許婚「あの方にはもう二度と負けません」
男「でも次も水泳の授業あるぞ?」
許婚「顔に水をつける練習をします!!お風呂場で!!」
男「溺れないでくれよ頼むから」
許婚「必ずやパーフェクトに泳げるようになって見せましょう」
男「無理はするなよ」
許婚「まずは潜水10秒を目標に!!」
男(険しい道のりだなあ)
許婚「ふ~むこれも良さそうですね」
男「何見てんだ?」
許婚「見つかってしまいましたか・・・」
男「何だこれ・・・名前の羅列?」
許婚「将来必要になると思いまして」
男「成る程子供の名前かぁ・・・気が早過ぎだろ?ちょっと照れるぞ」
許婚「いえ孫です」
男「孫!?」
許婚「先の先まで見通しておく、なぜなら私はパーフェクトですから(ビッ」
許婚「・・・・」
男「おっ懐かしいアニメがやってるな」
許婚「・・・・納得がいきません」
男「何が?」
許婚「足がないなんて!!」
男「はい?」
許婚「足は飾りじゃないです!!」
男「ああ、パーフェクトじゃないから怒ってんのね」
許婚「足と胴体だけもダメです!!」
男「いやアレに手ついてもキモイだろ・・・」
許婚「気まぐれな勝利の女神は今まさに私に輝けと言っています!!」
仔猫「みゃあ」
男「UFOキャッチャーごときでそんなこと言わんでも・・・」
許婚「待っててくださいにゃんこ!!いま猫缶一年分券をこの手に!!」
男(UFOキャッチャーに猫缶て斬新だよな・・・)
許婚「ああ!!もう少しのところでリリースですか!?」
男(まあ許婚も楽しそうだしいいか)
幼馴染「あのアマ男ちゃんとゲーセンデートしやがってぶっ殺してぇ♪」
友「そして今回も俺は連れてこられてんスね」
幼馴染「おい空気、視界に入るなっつっただろ?」
友「はい・・・・」
許婚「はくしゅん!!」
男「どうした?」
許婚「なんだかまた風邪を引いたようです」
男「お前意外と身体弱いんだな」
許婚「・・・すいません、これではパーフェクトとは言いがたいですね」
男「ちょっと欠点があったほうが可愛いからよし」
許婚「男さん・・・」
友「うわあなんかいい雰囲気、取り付く島もねえや・・・」
幼馴染「・・・・・・」
友「え?ちょっとどこ引っ張ってくんですか!?やめて!!許して!!ころs
父「よお男、久し振りだな」
男「よっす」
許婚「こんにちはお義父さま」
父「誰!!!!?」
男「え?親父も知らないのか?俺の許婚のこと」
父「い、イイナズケダッテー!!」
男「ああ、そんなに驚いてないなこいつ」
父「もちろん知ってたからな」
許婚「相変わらず面白いお義父さまですね」
父「うんうんそうだろう」
男「で、いきなり来てなんのようだ?」
父「ああ、そうだ許婚君」
許婚「はい?」
父「君もういらないから」
男「どういうことだよ」
父「私は男になんとしても完璧な嫁をあげたかったから世界中探して君を見つけた」
許婚「・・・・はい」
父「でも君より完璧な娘を見つけてきたんだ紹介するよ許嫁さんだ」
許嫁「よろしくお願いします」
男「うわ!!いつの間に部屋に!?」
許嫁「最初からいましたけどお邪魔そうでしたので気配を消させていただいていました」
男「す、ステルス機能付き・・・・だと?」
許嫁「これを食べてみてください」
男「何!?これは、とてもすごく美味しい!!」
許嫁「ふふふ、がんばって作った甲斐があります」
許婚「そ、それくらい私だって作れます」
許嫁「それは本当に男さんのお口に合っているのですか?」
許婚「あ、合っています!!」
許嫁「確かに前に男さんは言おうとしていましたね『けっこう』美味しいと」
許婚「!?」
許嫁「あなたはどうやってもわたくしには勝てませんよ」
許婚「な、何を!!」
許嫁「なぜならわたくしこそが『完璧な許嫁』ですから」
父「ということで許婚君、君はもう必要ないから出て行ってくれていいよ」
男「おい親父、ちょっと言いすぎじゃ・・・」
許嫁「よろしくお願いいたしますね?男さん」
男「うう・・・」
許嫁「今はまだ慣れないと思いますけど、すぐに馴染めると思いますから」
父「まったく見事な許嫁だ!はっはっはっ!」
許嫁「男さん、紅茶をお入れしましたよ」
男「・・・」
許嫁「喉が渇いていらしたんですよね?」
男「・・・ホントに何も言わなくてもわかるんだな」
許嫁「ええ、男さんのことなら何でもわかりますよ?わたくしは完璧ですから」
男「ポーズは・・・取らないんだな」
許嫁「それは出来損ないの専売特許ですから」
男「・・・・」
許嫁「寂しいんですよね?大丈夫です、すぐに忘れられますよ」
友「お、思わぬ強敵が・・・!!」
河川敷
許婚「私は・・・やっぱり完璧じゃなかったんですね」
幼馴染「おいあんた」
許婚「幼馴染さん?」
幼馴染「あんた、小さい頃男ちゃんとあたしとよく遊んでた子でしょ?」
許婚「バレましたか、そうです泣き虫の許婚ちゃんです」
幼馴染「やっぱりね」
許婚「約束、守れませんでした」
幼馴染「あんたがあんまり泣いてばっかだから男ちゃんが言ったアレね」
許婚「いつか完璧になったらお嫁さんにしてくれるって、でも・・・私は・・・」
幼馴染「はいはい、こういう空気新ジャンルらしくないでしょ?」
許婚「は?」
幼馴染「行って来なさいよ、あの邪魔なクソ女に『私が完璧な許婚なんだって』」
友「いやあ~青春っていいですね!!」
幼馴染「うるせぇ消えろ豚」
友「ぶひぃっ!!ついに豚にまで降格ですか!?」
幼馴染「違う」
友「じゃあなんだよ!!畜生!!説明しろよ!!」
幼馴染「ねぇ豚、白けたからどっかいこ?」
友「え・・・?」
幼馴染「うるせぇついて来い豚」
友「ぶひぃっ!!ってだから説明してけよ!!」
後輩「あ、ついでにヒントは>>203だそうです」
許婚「あの・・・男さん」
男「許婚、どこ行ってたんだよ」
許婚「勝手に家を出て行ってすいませんでした、許嫁さんはいますか?」
男「帰した」
許婚「え?」
男「俺は考えたわけだ、完璧な許婚ってどんなものかって」
許婚「それは家事が出来て、何でも出来て、皆から慕われるような・・・」
男「それも大事かもしれないけどやっぱ違うよ」
許婚「では完璧な許婚とは?」
男「それはなあ・・・ごほん、つまり俺自身がちゃんとこの人がいいって思える人」
許婚「よくわからないです」
男「ええい恥ずいなあ!!俺が好きになった婚約者が『完璧な許婚』ってこと!!」
許婚「それは一体・・・?」
男「だからお前だよおおおおおおおおおおおお!!!」
許婚「・・・そうですか」
男「おう!!もう言ったぞ!!嘘偽りもないからな!!」
許婚「・・・・男さん」
男「な、なんだよ・・・見つめてきて・・・」
許婚「では早速これにサインしてください」
男「ああ、婚姻届ね~ってなんでですか?」
許婚「いえ金輪際こんなことが無いようにもう入籍しておこうと思いまして」
男「大分急ですね」
許婚「なぜなら私はパーフェクトな許婚ですから(ビッ」
男「ああもうわかった!!書きますよ書いちゃいますよ後戻りできませんからね!!」
許婚「はいどうぞ、私の旦那さま」
終
なんとか終わらせられました
見てくれた皆さんありがとう、おじさんうれしいよ
あとはROMってることにします
270 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2009/05/06 12:08:53.22 0C7+3TPj0 48/49>>269
乙、素晴らしかった
274 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2009/05/06 12:10:48.87 XkOJGhvbO 49/49乙
楽しかったよ
途中でジオングとビグザムがwww