1 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:17:36 lKaRQIbk 1/44

「だいたいさ…」

「青酸カリだと思うなら、舐めちゃダメだろ!」

「匂い嗅ぐとか、そう言うのだろ!」

「舐めたら、死んじゃうだろ!」

「自分が死んで、青酸カリって実証ってか?」

「って、やかましいわ!」

元スレ
幼馴染「ペロッ…これは…青酸カリ?」男「違うよ」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1341235056/

2 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:18:07 lKaRQIbk 2/44

「ていうか一般家庭に青酸カリとか、あるか!」

「俺、普通の男子高校生だぞ!」

「ツッコミが長い。ノリ切れてない」

「男、調子悪いの?」

「別に調子は悪くねーよ!」

「機嫌はちょっと悪いけど!」

3 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:18:36 lKaRQIbk 3/44

「ていうか、素手で食うのをやめろ、幼!」

「えー。いいじゃんか、ちょっとくらい」

「箸を使え!未開の土地の住人か!」

「寿司を食べる時に素手で食べるのと同じだよ」

「全然同じじゃねーよ!」

「麻婆豆腐丼を素手で食べるなよ!」

4 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:19:11 lKaRQIbk 4/44

「男の作る麻婆豆腐丼、マジ美味しい」

「これ、神様が作ったんじゃないかな」

「おい!つい3秒前に俺が作ったって言ったよな?」

「ていうか、俺の晩飯なんだよ!食うな!」

「まぁまぁ、落ち着いてよ、男」

「幼が食べるのをやめたら、落ち着くよ!」

5 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:21:06 lKaRQIbk 5/44

「えー、ではここで落ち着いて、一言」

「何だよ」

「…ここらで一膳、お箸が怖い」

「怖かったら何だよ!お箸なんか、出さないよ?」

「え?マジで?」

「え?なんで驚いてるの?」

「しょうがないなぁ、男は」

「え?なんで俺が悪いみたいな感じ?」

6 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:21:49 lKaRQIbk 6/44

「まんじゅう怖いくらい知らないと」

「社会に出た時、困るよ?」

「まんじゅう怖いは知ってるよ!」

「だから箸出さないって言っただろ?」

「て言うか、落語の一席知らない位で」

「社会は困るように出来てないだろ!」

7 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:22:26 lKaRQIbk 7/44

「知ってたのかー。じゃあここらで一杯、中華スープが怖い?」

「作ってねーよ?何で中華スープなんだよ!」

「え?もちろん中華料理縛りだから?」

「そんな縛りで晩飯考えてねーから!」

「ていうか、箸は出さない」

「だから食べるのを止めろ!」

8 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:23:10 lKaRQIbk 8/44

「フフフ、甘いよ、男!」

「何がだ?」

「こんな事もあろうかと…」

「じゃーん!マイ箸!」

「どんな事があろうかと思ってたの?」

「男が箸を出さないって言う展開?」

「まぁ、普通は出さないよな?」

「まぁ、そんな事もあろうかと思ってたわけだよ」

9 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:23:57 lKaRQIbk 9/44

「マイ箸、持ってて良かったー」

「エコロジー大切だもんね」

「地球環境に優しい、ただ1人の幼馴染。それが私!」

「それじゃ、改めて、いただき…」

「言わせねぇよ?」

「まーす!」

「言っちゃった!俺、今、止めたよね?」

10 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:24:42 lKaRQIbk 10/44

「男の手料理、美味しいなぁ」

「…」

「ガツ!ガツガツ!!」

「…」

「コレ、私だけのフルコースの一品に入れても宜しくってよ?」

「…何で上から目線?」

「お客さんの方が立場が上だから?」

「…」

11 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:25:29 lKaRQIbk 11/44

「あら?それともここは初期の美食倶楽部的な感じなの?」

「…」

「味のわからん客は帰れ!的な?」

「…喋りながらも食べるのを止めないんだな、幼」

「器用だな」

「いや、ホント美味しいね、コレ」

「そうかい」

12 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:26:12 lKaRQIbk 12/44

「っと、ごちそうさまでした!」

「…お粗末様でした」

「お粗末なんて、謙遜しなくて良いよ、男」

「もう、高校辞めて、レストランでも開いたら?」

「それは褒めすぎだろう」

「いやいや、ホント。マジホントだYO!」

「その言い方でわかった。ふざけてるんだな、幼」

「テヘペロッ」

「…」

「あ、じゃあ私帰るね!ご馳走様でした!」
バタバタ

13 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:27:30 lKaRQIbk 13/44

「ホント、何しに来んだよ…」

「はぁ…晩飯どうしようか…」

「白米は炊いてあるから、いいけど…」

「麻婆は一人分しか作って無かったからなぁ」

「今日はカップ麺かな…」

「…ん?このタッパーなんだ?」

「…筑前煮?」

「…これ、持ってきてくれたのか」

「…」

14 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:28:10 lKaRQIbk 14/44

「晩飯は麻婆豆腐丼から変更だな」

「…いただきます」

「…」

「普通に美味しいな」

「ていうか、コレ、2人分だな」


「はーぁ。せっかく一緒に食べようと思って作ってきたのに」

「大体、男は晩御飯が早いんだよ!」

「日曜日、晩御飯の時間が5時半って!」

「まったく…はぁ…」

16 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:29:54 lKaRQIbk 15/44




「…これは…し、死んでる!」

「…」

「部屋の入口には鍵がかかっている…」

「これは…密室殺人だ!」

「いや、注意深く観察するんだ…」

「何か、あるはずだ…」

17 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:32:15 lKaRQIbk 16/44

「動け、私の灰色の脳細胞!」

「キィィィィィン!」

「わかった!謎は全て解けた!」

「犯人はとんでもないヘマをやらかしてやがった!」

「この窓際のすり減った様な傷…」

「犯人はきっと、この窓から侵入し」

「男が就寝するのを待って、殺害」

18 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:33:02 lKaRQIbk 17/44

「その後、窓の鍵に糸を引っ掛けて」

「窓から外に出る」

「そして、窓を閉めた後、糸を下に引っ張って、鍵をかけた…」

「密室トリックの謎は全て解けた!」

「そして…」

「ズバリ、犯人はこの中に居る!」

「それは…私!」

19 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:35:16 lKaRQIbk 18/44

「…そうだな、幼」

「…おそよう、男」

「月曜の朝から、お元気ですね」

「月曜の朝だから、元気なんだよ!」

「昨日たっぷり寝たからね!」

「…あのな、幼」

「何?」

20 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:36:39 lKaRQIbk 19/44

「窓から勝手に入ってくるのはな」

「不法侵入って言うんだぞ…」

「知ってるよ、ワトソン君」

「あぁ、知ってたのか、ホームズ君」

「基本だよ、き・ほ・ん!」

「知っているなら、日本国の法律を守る努力をしろよ!」

「お。やっとちゃんと起きたね!」

21 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:37:32 lKaRQIbk 20/44

「いや起きてたよ!」

「え?いつから?」

「幼が俺の部屋の窓をガタガタいわせながら開けてる時からだよ!」

「え?じゃあ男は最初から死んでなかったの?」

「部屋に入って来た時、目、合ったよね?」

「俺の目が開いてたの、しっかり見てたよね?」

「死んでないってわかってたよね?」

22 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:38:51 lKaRQIbk 21/44

「えー。じゃあ何で私の推理劇に付き合ってくれなかったの?」

「見事な推理だったでしょ?」

「起きてもいない、殺人事件の推理に…」

「俺はツッコミ以外の何をすればいいの?」

「適当に頷いとけばいいと思うよ」

「適当で良いのかよ!」

23 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:39:36 lKaRQIbk 22/44

「…男と、軽妙なトークを繰り広げるのは楽しいけど」

「そろそろ準備しないと、時間が…ね?」

「言っておくけど、9割、お前のせいだからな?」

「あと、時間って言っても、まだ六時前だからな?」

「テヘペロッ」

「あのさぁ…」

「起こしに来てくれるのはありがたいんだけどさぁ」

「うん」

24 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:40:25 lKaRQIbk 23/44

「…玄関の鍵、預かってるんだろ…?」

「普通に入って来てくれよ…」

「普通なんて、クソ喰らえ!だよ」

「秩序の無い現代にドロップキックだよ!」

「…そうか…」

「とりあえず、着替えるから、外出てくれる?」

「朝ごはん作って待っててあげるから!」

25 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:41:31 lKaRQIbk 24/44

「…あ、昨日はありがとな」

「え?何が?」

「筑前煮。美味しかったよ」

「…ふんっ」
バタバタ


「照れてた…?」


「…しまった、昨日の筑前煮、多すぎたんだ…」

「これを温めよう…」

26 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:42:56 lKaRQIbk 25/44




「ねぇ、男」

「なんだ、幼」

「事件って、なかなか身近で起こらないよねぇ」

「そうだな」

「事件なんて、ねぇ?」

「そうだな」

「事件、なんて、ねぇ?」

「…あぁ、そうだな」

27 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:43:35 lKaRQIbk 26/44

「殺人、事件、なんて、ねぇ?」

「…なんで物騒な単語足しちゃった?」

「起きないよねぇ?」

「何、幼。何か起きて欲しいの?」

「そ、そんな事、言ってナイヨ?」

「別にフリとかじゃないよ?」

「当たり前だ!何も起きねぇよ!」

28 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:44:35 lKaRQIbk 27/44

「…団長、毎日ヒマですねぇ」

「急に何の話しだ!」

「俺が何の団体の長なんだ?」

「探偵団の団長だよ」

「いつ就任したんだ?」

「今朝?」

「何で疑問形なんだ?」

30 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:45:55 lKaRQIbk 28/44

「殺人事件を一つ解決したじゃん?」

「殺人事件なんて、起きてない!」

「物騒な事を言うな!」

「それに、色々言ってたのは、お前だ!」

「そうかー?」

「だから、何で疑問形?」

「自分自身の事を本当に解っている人間なんて…」

「この世には居ないのよ、男…」

「何をいい感じに話しまとめようとしてるんだよ!」

31 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:47:00 lKaRQIbk 29/44

「フフフ…それはね、ワトソン君…」

「もうすぐ学校に着くから、だろ?」

「エーーー?ここにきて、男の真の力が覚醒?」

「は?覚醒?」

「きっと、銀髪になって、IQが300くらいになるんでしょ?」

「俺、今、銀髪になってるの?」

「IQが上がったようにも思えないけど…?」

「…ネタバレ最低!男のアホー!」
バタバタ


「そのまま聞いておいた方が良かったかな…」

32 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:47:48 lKaRQIbk 30/44




「…こ、これは…し、死んでる!」

「死んでねーよ!」

「ですよねー」

「俺、幼が委員会の仕事終わるの待ってたんだよ?」

「不謹慎過ぎるだろ!」

「それじゃ、帰ろうか、男」

「ん?いやにあっさりと引き下がったな?」

33 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:48:31 lKaRQIbk 31/44

「今日は早く帰りたいんだよー」

「ん?今日、何かあるのか?」

「だって、明日には…」

「ん?明日?今、今日の話しをしてたんじゃなかったの?」

「もう!そう言うのはいいから!」

「早く早く!お家に帰ろうよ!」

「はいはい…」

34 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:49:12 lKaRQIbk 32/44




「ペロッ…これは…青酸カリ?」

「そうだよ」

「ま、マジで!?」

「アーモンドの匂いと味がしただろ?」

「た、確かに…」

「引っかかったね、幼!」

「ま、まさか男が、こんな、こ、と、を…」
バタッ

35 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:50:23 lKaRQIbk 33/44

「フフフ、甘いねホームズ先生」

「な、何が?」
ムクリ

「本物の青酸カリはアーモンドの臭いなんて、しないんだぜ?」

「マジで!?」

「ネットで調べた」

「やっべー…インターネット、おっかねー…」

36 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:51:04 lKaRQIbk 34/44

「で?俺が作った鳥肉とブロッコリーのアーモンド炒めの味はどうだった?」

「…美味しかったです」

「今日はちゃんと2人分あるからな」

「え?」

「箸もちゃんと出すぞ」

「ええ?」

「男、どうしちゃったの?」

37 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:51:56 lKaRQIbk 35/44

「今日と明日、何があるのか、考えてみたんだ」

「昨日の夜と今朝、幼があんなにはしゃいでた事も」

「色々考えてみた」

「…」

「ズバリ、ウチの両親が、明日旅行から帰ってくる事に関係ある?」

「なななな、何言ってんの?」

38 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:53:12 lKaRQIbk 36/44

「おじさんとおばさんが帰ってくる前に」

「男と一線超えちゃおうとか、考えてる訳ないじゃん!」

「雄弁だな、幼」

「…ぅ」

「な?」

「…」

「…なー?」

39 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:53:56 lKaRQIbk 37/44

「もう!そうだよ!その通りだよ!」

「昨日、一緒に晩御飯を食べようと思ってたよ!」

「…でも、男はすっごい早い時間から晩御飯食べようとしてたから」

「麻婆豆腐丼、私が食べたの!」

「今朝だって、窓からこっそり入ろうと思ったよ!」

「でも、まさか男が部屋の鍵掛けて寝てると思わなかったんだよ!」

「やっと開いたと思ったら、男、起きちゃってるし…」

40 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:54:42 lKaRQIbk 38/44

「だ、だから今夜は…今夜は!」

「一緒に晩飯食べよう、幼」

「おかず、持ってきてくれたんだろ?」

「!」

「まぁ、長い付き合いだ」

「推理するのはそんなに大変じゃなかったよ」

「…ぅう」

「ていうか、別に推理でも何でもないな、これは」

41 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:55:33 lKaRQIbk 39/44

「これ…作ってきた…」

「お!唐揚げじゃん!美味そう!」

「てか、この短時間で、よく出来たな?」

「昨日の晩、仕込んで置いたの…」

「マジか?凄いなー、幼!」

「それでも、男は色んな事を考えて」

「おかずを一品作って…」

「私を…待っててくれたんだよね?」

「あぁ、待ってた」

「…」

42 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:56:21 lKaRQIbk 40/44

「なぁ、幼」

「なに?」

「長い事一緒に居てさ」

「わかってるもんだと思ってたけどさ」

「こう言うのは、ちゃんと言葉にしないとな」

「想いだけでは伝わらないもんな」

「な、何が?」

「俺は、幼の事が好きだぞ」

「!」

43 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:57:20 lKaRQIbk 41/44

「もちろん、一緒に育ってきた兄妹的な意味じゃなくて」

「健全な男女としてだぞ?」

「マジで?」

「マジです」

「ぅ、あ…あの…その…」

「マジですよ?」

「別に今すぐ返事くれなんて、言わないよ絶対」

「え?」

「とりあえず、ご飯食べよう」

「う、うん」

44 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:58:16 lKaRQIbk 42/44



「そこはかとない、敗北感」

「幼の作った唐揚げ、美味しかったよ?」

「今『幼の作った唐揚げ、惜しかったよ?』って聞こえた」

「卑屈過ぎるだろ!」

「美味しかったって褒めたのに!」

45 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:59:11 lKaRQIbk 43/44

「男の作ったアーモンド炒めの方が美味しかった…」

「そんな事ないよ」

「別々の料理なんだから、比べるのがおかしいよ」

「…そ、そうだよね」

「食べ物の話しをする時に、別の食べ物で例えるのは」

「バカのする事だって、雄山先生も言ってたもんね!」

「そうそう」

「でもいつか!」

「いつか?」

46 : ◆L0dG93FE2w[sa... - 2012/07/02 22:59:45 lKaRQIbk 44/44

「男の料理の腕前を超えて見せる!」

「え?」

「じっちゃんの名にかけて!」

「幼、最初とキャラ違ってない?」

「あと、いつか男のハートを逆に盗んでみせる!」

「探偵から、泥棒になっちゃった?」

「もう!恋泥棒なのは、男の方でしょ?」

「あと、ってついでみたいに返事するなよ!」


おわり

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