1 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:17:27 wsmcxXXw 1/51

「…」スタスタ

「おーい、男!待ってよー!」タッタッタ

「…」スタスタスタ

「待ってってば!」タッタッタッタッタ

「…」スタスタスタスタスタスタ

「やぁっと追いついた!男!おはよう!」

「なんで今朝に限って、一人で行っちゃうのよっ」

元スレ
男「幼馴染なんて幻想だ!」幼馴染「は?」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1339244247/

2 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:18:16 wsmcxXXw 2/51

「…」スタスタスタスタスタスタスタ

「…さっきっから待てって言ってんでしょーがっ!」バシッ

「…」スタスタ

「何よ、何で何も言わないの?」

「俺は…」プイッ

「何よ?」

「昨夜、ついに理解したんだ」ボソッ

「何を?」

3 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:19:01 wsmcxXXw 3/51

「幼馴染なんて幻想だ!」

「は?」

「幼馴染なんて、この世に存在しない、幻なんだよ!」

「ちょっと、男、頭大丈夫?受験勉強のし過ぎでおかしくなった?」

4 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:19:49 wsmcxXXw 4/51

「主人公の事が好きだけど、長年兄妹みたいに接してきたから」

「男女としての距離感が掴めずにいるうちに…」

5 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:20:44 wsmcxXXw 5/51

「隣りの席の積極的な女や」

「隣りの席のって私じゃん…」

「む」

6 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:21:26 wsmcxXXw 6/51

「頼りがいのあるメガネでおさげの女子委員長」

「ウチのクラスの委員長、男じゃん…」

「む」

7 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:25:39 wsmcxXXw 7/51

「些細な気配りに心惹かれちゃったツンデレ女子」

「男、昔から周囲への気配りゼロじゃん」

「む」

「あと、ツンデレって何よ」

「む」

8 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:26:40 wsmcxXXw 8/51

「部活のクールな女子部長とキュートな女子後輩」

「男、帰宅部でしょーが」

「む」

9 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:27:36 wsmcxXXw 9/51

「学校で一番の美人、女子生徒会長」

「ウチの学校の生徒会って、全員男子じゃん…」

「む」

10 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:28:59 wsmcxXXw 10/51

「外見はギャルっぽいのに、実は密かに心寄せてるギャル娘」

「ウチの学校、髪染め禁止でしょ?」

「だいたい制服でギャルっぽい外見ってどんなのよ?」

「む」

11 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:30:57 wsmcxXXw 11/51

「黒髪ロングで清楚なお嬢様」

「だから、ウチの学校、校則で髪伸ばすの禁止じゃん。ロングとかダメじゃん」

「あとお嬢様って具体的にどんな人がお嬢様なん?」

「本物のお嬢様はもっとレベルの高いお嬢様学校に行くんじゃない?」

「む」

12 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:32:16 wsmcxXXw 12/51

「学校のマドンナ先生、もちろん独身」

「マドンナ先生って表現古っ!」

「ウチの学校の女性教諭、一番若くて40代じゃん…」

「…まぁ、独身だけど」

「む」

13 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:33:18 wsmcxXXw 13/51

「昔、近所に住んでて、転校して離れ離れになったんだけど」

「数年ぶりに戻ってきた、美少女転校生」

「仮にそんな子が居たとしてさぁ」

「男がその子の事を覚えてるとは思えないんだけど」

「む」

14 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:34:28 wsmcxXXw 14/51

「実は血の繋がりが無いとわかって、恐ろしく積極的になった義理の妹」

「男、一人っ子じゃん…」

「む」

15 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:36:05 wsmcxXXw 15/51

「と、とにかく!」

「…以上の様な人々に」

「先手を打たれてしまうが」

「『男が幸せなら…アタシは…』なんて言って」

「身を引いてしまう…」

「そんな幼馴染は存在しない!幻想だ!」

「まぁ、そんなシチュエーションは滅多にないんじゃない?」ハァ

16 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:38:53 wsmcxXXw 16/51

「もしくは!」クワッ

「まだ続くの?」ハァ

「クラスのDQNに手篭にされたり」

「ドキュンってどういう意味?」

「あと、手篭って、またしても表現古っ!」

「昭和か!」バシッ

「む」

17 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:39:49 wsmcxXXw 17/51

「イケメン先輩に言い寄られたり」

「イケメンて」ハハハ

「む」

18 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:40:46 wsmcxXXw 18/51

「鈍感な主人公に愛想尽かして」

「ホイホイついていっちまう!」

「そんな幼馴染は人間として最低だ!」

「幼馴染とか、そういうの以前にさ」

「それって普通に恋愛として、アリなんじゃないの?」

「違う!」カッ

「何が?」

19 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:41:39 wsmcxXXw 19/51

「幼馴染とは!主人公を一途に想い続ける存在なのだ!」

「えー?」ハァ

「幼馴染とはつまり、妖精と同義なのだ!」

「何で急に妖精出ちゃった?」

「この世の中に存在しないという意味で、同じ意味なのだ!」

20 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:42:30 wsmcxXXw 20/51

「だから幼馴染なんて幻想なんだ!」

(あぁ、そんな妄想を…)

「それが1週間考えに考え抜いた上での結論だ!」

(受験生が、貴重な時間を1週間も…そんな事考えてたなんて…)

21 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:44:03 wsmcxXXw 21/51

「だからお前も幻想だ!」ビシッ

「は?バカじゃないの?」

「お前はただの近所にすむ女子高生Aだ!」

「今はそれ以上でもそれ以下でもない!」

「あのさ、男」ハァ

「なんだ?」

22 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:45:00 wsmcxXXw 22/51

「17年、お隣同士で、親同士の仲も良くって」

「部屋のカーテン開ければ、お互いの部屋が見えちゃう」

「しかも、ちょっと勇気だせば、小学生でも飛び移れちゃうくらい近い距離」

「保育園から高校までずーっと同じクラス」

「苗字も似てるから、出席番号も近くて」

「席替えしても何故か隣りになる事が多く」

23 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:46:06 wsmcxXXw 23/51

「朝、忙しい男のお母さんのかわりに」

「起こしに行くのと、朝食アンド弁当を準備」

「登下校もほぼ毎日一緒」

「休日も男の部屋でゲームしたり、バカ話したり」

「そんな、昔からの馴染みを『幼馴染』って言うんじゃないの?」

24 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:47:11 wsmcxXXw 24/51

「だから!」クワッ!

「そんな絵に描いたような幼馴染が存在するはずがない!」

「だからお前は幻に違いない!」

25 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:47:54 wsmcxXXw 25/51

「…」

「…」

「…」バシッ

「いたっ!何だよ」

「…」グイーーーーー

「痛い!モミアゲ引っ張るの止めて!」

「…」ゲシッゲシッゲシッ

「痛ったい!無言で太ももに膝蹴り連打するの止めて!」

26 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:48:49 wsmcxXXw 26/51

「…で?」

「はい…」ボロッ

「何で今回はそんな事考えちゃった?」

「あの、プライバシーに関する事なんで、言いたくないんスけど」

「いいから!言いなさいよっ!」

27 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:49:40 wsmcxXXw 27/51

「アンタ、バカなんだから」

「余計な事考えてたら、大学落ちちゃうよ?」

「…そんなはっきりバカって言われると、オレだって傷つくぞ?」

「そんな事はどうでも良いから、何があったの?」

「実は…」

28 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:50:54 wsmcxXXw 28/51

「はぁ?告白された?」

「…はい」

「…」プルプル

「…誰に?」プルプル

29 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:52:24 wsmcxXXw 29/51

「A組の女さんと、B組の委員長さんと、ツンデレさんと」

「バレー部の先輩女さんと後輩女さんと」

「学年が1つ下だけど、転校生女さん」

「隣町の女子校の生徒会長女さんと、ギャル娘さんと、清楚娘さん」

「あと、向いのアパートに住んでる教師女さん」

「それと、ウチの母ちゃん再婚して、義理の妹出来た」

「その義妹ちゃんからも告白された…」

「」

30 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:53:25 wsmcxXXw 30/51

「幼?聞いてる?」

「…なんでそんな事になったの?」プルプル

31 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:54:26 wsmcxXXw 31/51

「まず1週間前」

「下駄箱に手紙が入っててさ」

「放課後屋上に来てくださいって書いてあったんで」

「行ってみたら女さんと、委員長さんと、ツンデレさんが居た」

「あの3人さ、去年同じクラスだったじゃん?」

「文化祭の時とか、オレ頑張ったじゃん?」

「その頃からオレの事好きだったらしくて」

「3人で告白してきた」

「誰と付き合っても文句なしって事らしい」

「」

32 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:55:08 wsmcxXXw 32/51

「バレー部の2人は」

「6日前に体育館裏に呼び出された」

「前に体育の授業中、俺がサーブ打つ所見てたらしくて」

「その姿に惚れたらしい」

「2人で告白してきた」

「もともと2人、付き合ってるらしいんだけど」

「2人同時に、同じ人に惚れたって事で」

「じゃあ3人で付き合っちゃえば良いじゃん!って事になったんだって」

「どっちが本妻でどっちが愛人でも構わないんだって…」

「」

33 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:56:04 wsmcxXXw 33/51

「転校生女ちゃんの事は…幼、覚えてない?」

「俺たちの1つ下で、よく俺たちの後ついてきてた子」

「俺たちが中学に上がる時、転校して行ったじゃん」

「6日前、この街に引っ越してきたんだって」

「5日前、偶然学校の廊下で会ってさ」

「ちょっと立ち話してたらさ」

「いきなり告白された」

「昔から、オレの事が好きだったんだって」

「もしこの街で、再会出来たら、絶対告白するって決めてたらしい」

「」

34 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:57:21 wsmcxXXw 34/51

「生徒会長女さんと、ギャル娘さんと、清楚娘さんは」

「先月、予備校の帰りにさ」

「ヤンキー達に絡まれてる所を助けたんだ」

「で、物騒だから3人とも家まで送って行ったんだけど」

「最後に送って行った生徒会長女さんがさ」

「後日、改めてお礼がしたいから連絡先を交換したいって」

「オレ、断ったんだけど、向こうが必死に聞いてきたもんで」

「アドレス交換したんだ」

35 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:58:13 wsmcxXXw 35/51

「そしたら、4日前の日曜に急に連絡あって」

「駅前の喫茶店に行ったら」

「ギャル娘さんと、清楚娘さんも居てさ」

「最初はお礼を言われてたんだけどさ」

「ギャル娘さんが『好きです、付き合って下さい』って言い出して」

「生徒会長女さんも『私も君の事が好きになってしまったんだが』って」

「で、2人が言い合いになっちゃってさ」

「それをなだめてたら…」

「清楚娘さんも『わたくしもあなたの事をお慕いしております』とか」

「結局3人から告白された…」

「」

36 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 21:59:14 wsmcxXXw 36/51

「教師女さんは、幼も知ってるよね」

「あの人、昔から誰も見てない所で」

「オレに色々チョッカイ出してきてたんだけどさ」

「3日前、夜食買いに行こうとして家を出た時に」

「バッタリ会っちゃって」

「夜の10時くらいだったんだけど」

「教師女さん、酔っ払っててさ」

「部屋に引っ張りこまれたんだ」

37 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:00:17 wsmcxXXw 37/51

「『親戚から、お見合いの話しがさー』とか」

「『男子校のに美人女教師なんて、危ないよねー』とか」

「めっちゃ愚痴られてさ」

「眠いなー、腹減ったなーとか思ってたら」

「『私と結婚しない?』って急に言ってきてさ」

「『年上は嫌い?』とか『私、魅力ないかなぁ?』とか」

「何か変な雰囲気になってきたから、走って逃げた」

「部屋出る時『結婚の話、本気だから!』って…」

「」

38 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:01:45 wsmcxXXw 38/51

「義妹ちゃんとは、2日前に初めて会ったんだけどさ」

「何か『義理の兄妹って萌えません?』とか」

「最初から全力でアピールしてきててさ」

「その日の夜、オレの部屋に来てさ」

「『お義兄ちゃんになら、いいよ?』とかさ」

「オレたちは義理とはいえ兄妹になったんだから」

「そういう事言うの止めなさいって言ったら」

「『一目惚れなんだもん!しょうがないじゃん!』だって」

「」

39 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:03:19 wsmcxXXw 39/51

「そんな訳で、考えてたんだ」

「…オレ様、モテ期キターーーーー?とか?」

「違う違う!」

「漫画や小説なんかだとこういう時さ」

「幼馴染はなぜか身を引く事が多いよな」

「…そういう漫画や小説をあまり読んだ事がないので、わかりません」

「そういうものなんだよ。幼馴染って」

40 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:04:25 wsmcxXXw 40/51

「先行で、めっちゃ有利なはずなのに、身を引いちゃうんだよ」

「頑張っても負けちゃうんだよな。その他の登場人物に」

「…へぇー」

「幼はさ」

「な、何?」ドキッ

「オレの幼馴染じゃんか?さっき自分でも言ってたけどさー」

「まぁ、幼馴染…だね」

41 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:05:42 wsmcxXXw 41/51

「これは現実の話しだから関係ないと思うけどもさ」

「ん」

「俺が告白されたって聞いたらさー」

「もしかしたら幼が身を引いちゃうかもしれないだろ?」

「うん…んん?」

「だからさ…」

「ちょっと待った!」ビシッ

42 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:06:56 wsmcxXXw 42/51

「何?」

「何で私がアンタの事を好きな感じで、話し進めようとしてるの?」

「はい?」

「私、男の事が好きとか、言った事あったっけ?」

「んー。直接言われた事は無いかな?」

「間接的にもそんな事言った事ないよっ!」カッ

「それもそうか?」

43 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:07:44 wsmcxXXw 43/51

「そ、そうだよ!私達は単なるご近所さん!」

「それ以上でもそれ以下でもないよっ!」

「お、おう。そうだよな。ご近所さんだよな」

「てか、それ俺が言っただろ?近所の女子高生Aって」

「言ってたね…」

「つまりだな、幼」

「うん」

44 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:08:51 wsmcxXXw 44/51

「オレは幼に、身を引いてほしくないんだよ」

「は?意味わかんないんですけど」

「オレは幼の事が好きなんだよ」

「」

45 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:09:39 wsmcxXXw 45/51

「昔からずっと好きなんだよ」

「なっなっ…」カァァァァ

「だから、オレの事を好きでい続けて欲しいんだよ」

「だっだっ…」カァァァァァァ

「幼、何か言語が崩壊してるぜ?大丈夫か?」

「あっあんた!そんなこ、告白を…」

「こ、こんな…登校途中に…」

「な、な、何の風情もない!」

46 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:11:05 wsmcxXXw 46/51

「んん?告白?」

「え?幼、オレの気持ちに気づいてたんじゃなかったの?」

「はっ?」

「で、幼もオレの事、好きでしょ?」

「なっ」カァァァ

「当ってるだろ?」ニヤリ

「ア、アンタ…」カァァァァ

47 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:12:17 wsmcxXXw 47/51

「オレはさ、ずっと幼一筋だからさ」

「幼もずっとオレの事好きでいてくれよ」

「で、でもアンタ、あんな、た、たくさんの人に告白されて…」

「全部キッパリ断った!」

「え?」

「その場で、全員断ったよ」

「マジで?」

「一筋だからな」フンス

48 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:13:31 wsmcxXXw 48/51

「…」グスッ

「ちょ、泣くなよ!」アセアセ

「だって…ずっと片想いだと思ってたから…」グスッ

「男の事、鈍感だと思ってたから…」グスッ

「わた…わたしの気持ちになんか、ぜんぜん気付かなくて…」

「な、何とも思ってないのかなって…」グスッ

49 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:14:12 wsmcxXXw 49/51

「幼、よくオレに鈍感鈍感言ってるけど」

「幼の方が鈍感じゃん?」ハハハ

「うぅ…」グスグスッ

「絶対幸せにするからさ」

「幼馴染としてじゃなくて、一人の女の子として」

「オレと付き合って下さい」ペコッ

「あ、あたしで良ければ…」ペコッ

50 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:15:08 wsmcxXXw 50/51

「じゃあさ」

「何?」

「何でさっきちょっと無視したの?」

「あぁ、あれは…その…」カァ

「昨日の夜さ、結論に達したんだ」

「今朝、絶対気持ちを伝えようって」

「うん」

「でもいざ幼の顔みたらさ…」

「その…恥ずかしかったんだ…」マッカッカ

「あ、そ、そう…」マッカッカ

51 : 以下、名無しが深夜にお送りします... - 2012/06/09 22:16:42 wsmcxXXw 51/51

「つまりさ」

「うん?」

「幼馴染なんて幻想だ!」

「は?」

「今、オレの隣に居るのは」

「隣の家に住んでいる、オレの大事な彼女だ!」

「って事だな!?」ハハハ

幼改め彼女「…ハイ」マッカッカ


おわり

記事をツイートする 記事をはてブする