「綺麗な夕日ね……」
オレンジに染まっていく学園都市
その光景を一望できる高台で、そう呟いた
「あぁ……ホント、綺麗だ」
そう答えるのは黒髪の少年
「あの、さ、ありがとう」
「ん? どうしたんだ急に」
その言葉に背中を向けたまま、少女は話を続けていく
「私の我侭に一日付き合ってくれて」
振り返れない
顔を見せられない
だって、きっと今にも泣きそうな顔だから
元スレ
美琴「アンタの守りたい世界」
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